JPH10249676A - 数値制御工作機械によるワークの加工方法 - Google Patents

数値制御工作機械によるワークの加工方法

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JPH10249676A
JPH10249676A JP6745597A JP6745597A JPH10249676A JP H10249676 A JPH10249676 A JP H10249676A JP 6745597 A JP6745597 A JP 6745597A JP 6745597 A JP6745597 A JP 6745597A JP H10249676 A JPH10249676 A JP H10249676A
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JP
Japan
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work
plate
pin hole
auxiliary plate
machine tool
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JP6745597A
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Tomoo Sumiya
智雄 角谷
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SANSHU FINE TOOL KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工前の段取り作業を簡潔化して能率よくワ
ークの加工をおこなう。 【解決手段】 ワーク取付具をそなえたワーク保持板2
に位置ぎめ用のピン穴3を設け、デジタル三次元座標測
定機のテーブル11上に取付けた測定用補助プレート1
2と数値制御工作機械のテーブル上に取付けた加工用補
助プレートに、ピン穴3と同径の基準ピン穴を同位置に
設け、ワーク付きのワーク保持板2を測定用補助プレー
ト12上にピンを用いて位置ぎめし、前記測定機により
基準ピン穴中心に対するワーク中心位置と測定用補助プ
レートの表面に対するワーク上面位置を測定して各測定
値を数値制御工作機械に入力し、測定ずみのワーク付き
のワーク保持板を加工用補助プレート上にピンを用いて
位置ぎめし、予め測定した加工用補助プレートの表面位
置および基準ピン穴中心位置のデータと、前記測定機に
よる前記各測定値にもとづいて、ワークの加工をおこな
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、数値制御工作機
械によるワークの加工方法に関し、さらに詳しくは、加
工前の段取り作業を簡潔化したワークの加工方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にマシニングセンタなどの数値制御
工作機械においては、加工前に取付具等を介してテーブ
ル上に取付けたワークのX,Y,Z3軸方向(ワイヤー
カット放電加工機のように2軸制御のみによる場合は
X,Y2軸方向)の位置を、たとえば主軸に取付けたダ
イヤルゲージ等をワークに接触させて該接触時の主軸位
置を該工作機械の数値制御部に入力することにより計測
し、得られた位置データにもとづいて加工をおこなって
いるので、加工前の段取り作業に多大の時間と労力を要
し、数値制御工作機械の稼動率向上の障害となってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記従来の
問題点を解決しようとするもので、加工前の段取り作業
が簡潔化され能率よくワークの加工をおこなうことがで
きる数値制御工作機械によるワークの加工方法を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の数値制御
工作機械によるワークの加工方法は、ワーク取付具をそ
なえたワーク保持板に、位置ぎめ用のピンが挿脱される
複数個のピン穴を貫通して設けるとともに、デジタル三
次元座標測定機のテーブル上に取付けられた測定用補助
プレートおよび数値制御工作機械のテーブル上に取付け
られた加工用補助プレートに、前記ピン穴と同径の基準
ピン穴を前記各ピン穴と同じ中心間距離でそれぞれ穿設
しておき、前記ワーク取付具によってワークを取付けた
ワーク付きの前記ワーク保持板を前記測定用補助プレー
ト上に重ね、前記ピン穴と基準ピン穴へのピンの挿通に
より位置ぎめした前記ワーク保持板部を前記測定用補助
プレート上に締付固定した状態で、前記デジタル三次元
座標測定機により前記基準ピン穴中心位置に対する前記
ワークの中心位置(相対位置)および前記測定用補助プ
レートの表面に対する前記ワークの上面位置(相対位
置)を測定し、これら各測定値を数値制御工作機械の数
値制御部に入力するとともに、前記測定ずみの前記ワー
ク付きのワーク保持板を前記測定用補助プレートから取
外して前記加工用補助プレート上に重ね、前記ピン穴と
基準ピン穴へのピンの挿通により位置ぎめした前記ワー
ク保持板部を前記加工用補助プレート上に締付固定し、
前記数値制御工作機械上において予め測定しておいた前
記加工用補助プレートの各基準ピン穴中心位置および該
加工用補助プレートの表面位置の各位置データと、前記
デジタル三次元座標測定機による前記各測定値にもとづ
いて、前記数値制御工作機械による前記ワークの加工を
おこなうことを特徴とするものであり、たとえばマシニ
ングセンターのようにワークの3軸方向の加工をおこな
う数値制御工作機械によるワークの加工方法に適してい
る。
【0005】また請求項2記載の数値制御工作機械によ
るワークの加工方法は、ワーク取付具をそなえたワーク
保持板に、位置ぎめ用のピンが挿脱される複数個のピン
穴を貫通して設けるとともに、デジタル三次元座標測定
機のテーブル上に取付けられた測定用補助プレートおよ
び数値制御工作機械のテーブル上に取付けられた加工用
補助プレートに、前記ピン穴と同径の基準ピン穴を前記
各ピン穴と同じ中心間距離でそれぞれ穿設しておき、前
記ワーク取付具によってワークを取付けたワーク付きの
前記ワーク保持板を前記測定用補助プレート上に重ね、
前記ピン穴と基準ピン穴へのピンの挿通により位置ぎめ
した前記ワーク保持板部を前記測定用補助プレート上に
締付固定した状態で、前記デジタル三次元座標測定機に
より前記基準ピン穴中心位置に対する前記ワークの中心
位置(相対位置)を測定し、この測定値を数値制御工作
機械の数値制御部に入力するとともに、前記測定ずみの
前記ワーク付きのワーク保持板を前記測定用補助プレー
トから取外して前記加工用補助プレート上に重ね、前記
ピン穴と基準ピン穴へのピンの挿通により位置ぎめした
前記ワーク保持板部を前記加工用補助プレート上に締付
固定し、前記数値制御工作機械上において予め測定して
おいた前記加工用補助プレートの各基準ピン穴中心位置
の各位置データと、前記デジタル三次元座標測定機によ
る前記測定値にもとづいて、前記数値制御工作機械によ
る前記ワークの加工をおこなうことを特徴とするもので
あり、たとえばワイヤーカット放電加工機のようにワー
クの2軸方向の加工をおこなう数値制御工作機械による
ワークの加工方法に適している。
【0006】この発明においては、ワークはワーク保持
板上に取付けた状態で、デジタル三次元座標測定機の測
定用補助プレート上および数値制御工作機械の加工用補
助プレート上に、同位置にある基準ピン穴により位置ぎ
めされた状態で取付けられるので、両補助プレート上に
おいてワークは各基準ピン穴に対して同じ相対位置にあ
ることになる。従ってデジタル三次元座標測定機による
測定用補助プレート上のワークの中心の基準ピン穴中心
位置に対する相対位置データは、そのまま加工用補助プ
レート上におけるワーク中心位置データとして使用でき
る。さらに請求項1記載の発明においては、ワークの上
面はワーク保持板の取付面である測定用補助プレートお
よび加工用補助プレートの各表面に対して同じ相対位置
にあることになり、従って測定用補助プレート上のワー
ク上面の測定用補助プレートの表面に対する位置データ
は、そのまま加工用補助プレート上におけるワークの上
面位置データとして使用できる。従ってデジタル三次元
座標測定機によるこれらのワークの位置データを数値制
御用工作機械の数値制御部に入力しておくことにより、
加工用補助プレート上への取付時におけるワークの位置
測定は不要となるのである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図1〜図3によりこの発明の
実施の形態の一例を説明する。図1はワークWを取付け
るワーク取付具として三つ爪チャック1を片面側にそな
えたワーク保持板2を示す。両面を仕上加工された鋼板
製のワーク保持板2には、所定の中心間距離Sで2個の
ピン穴3,3が貫通して設けてあり、このピン穴3は所
定の精度(たとえばH7)の内径寸法に仕上加工されて
いる。
【0008】4はこのピン穴3および後述の基準ピン穴
13,24に挿通される位置ぎめ用のピンで、スプリン
グピンなど各種の位置ぎめ用のピンを用いることができ
るが、たとえば特公平7−49802号に記載されてい
る位置決め固定用プラグのように、直径を拡大縮小調節
できる直径10〜20mm程度の太径のピンを用いると、
ピン穴にピンを挿入後拡径調節することにより高精度の
位置ぎめができ、また縮径調節することによりピン穴へ
の挿脱も容易であるので、特に好ましく、図1には上記
位置決め固定用プラグをピン4として図示してある。こ
の位置決め固定用プラグは、長手方向に複数本のスリッ
ト4aを交互に設けたスリーブ4bのテーパ穴部に嵌合
する円錐台4cを、回動操作用に頭部4dが一端部に露
出したボルトにより長手方向に駆動してスリーブ4bを
弾性変形させてその外径を少量変化させるものである。
5は締付用のボルト6が挿通される取付穴である。
【0009】図2において11は、デジタル三次元座標
測定機Cのテーブル、12はこのテーブル11上に、図
示しないボルトにより固定取付けされた測定用補助プレ
ートである。両面を仕上加工された鋼板製の測定用補助
プレート12には、前記ワーク保持板2と同じ中心間距
離Sで、かつ前記ピン穴3と同直径で同程度の精度で加
工された2個の基準ピン穴13,13(有底穴でも貫通
穴でもよい)が穿設されている。14は前記ボルト6が
ねじ込まれるねじ穴である。
【0010】また図3において21は、数値制御工作機
械である三軸制御横型マシニングセンタから成るマシニ
ングセンタMの、インデックス機能を有するテーブル
(ワークテーブル)、22はこのテーブル21上に取付
けたイケールであり、このイケール22の側面22aに
は、図示しないボルトにより、加工用補助プレート23
が2段にわたって固定取付けされている。なおイケール
22の他の側面にも同構成の加工用補助プレートを取付
けてもよいし、ワークの種類やワーク取付具の形式など
により異なる構成の加工用補助プレートを取付けてもよ
い。
【0011】加工用補助プレート23も両面が仕上加工
された鋼板から成り、前記ワーク保持板2と同じ中心間
距離Sで、かつ前記ピン穴3と同直径で同程度の精度で
加工された基準ピン穴24,24(有底穴でも貫通穴で
もよい)が、この例では2組穿設されている。25は前
記ボルト6がねじ込まれるねじ穴である。なお図3に
は、上段側の加工用補助プレート23の図における右側
部分に、前記ワーク保持板2を取付けた状態を示してあ
る。また26は主軸に取付けたカッタ(ツール)であ
る。
【0012】上記の各装置を用いて加工の段取りをおこ
なうには、先ずデジタル三次元座標測定機Cにおいて
は、図2(a)に示すワーク保持板2取付前の状態にお
いて、図示しないプローブの操作により測定用補助プレ
ート12の表面位置(Z)および各基準ピン穴13,1
3の中心位置(X,Y)を測定しておく。(以下この測
定を事前測定という。)
【0013】そしてワークWを三つ爪チャック1により
ワーク保持板2上に取付け、図2(b)に示すようにこ
のワーク取付状態のワーク保持板2を、デジタル三次元
座標測定機Cのテーブル11上の測定用補助プレート1
2上に重ね、2本のピン4をピン穴3と基準ピン穴13
に挿入してワーク保持板2を位置ぎめし、ボルト6によ
り測定用補助プレート12上に締付固定する。この状態
で図示しないプローブのワークW部への接触操作によ
り、各基準ピン穴13,13の中心位置(前記のように
測定ずみ)に対するワークの中心位置(X,Y値)、お
よび測定用補助プレート12の表面(前記のように測定
ずみ)に対するワークWの上面位置(Z値)を測定し、
これらの各測定値をワークWの加工をおこなうマニシン
グセンタMの数値制御部に入力する。
【0014】一方上記マニシングセンタMにおいても、
ワーク保持板2取付前の状態において、図示しない主軸
頭に取付けたプローブ(タッチセンサ)の操作により加
工用補助プレート23の表面位置(Z)および各基準ピ
ン穴24の中心位置(X,Y)を測定しておく。(以下
この測定を事前測定という。)
【0015】そして前記測定用補助プレート12上から
ワークW付きのワーク保持板2を取外しておき、加工時
期が到来したらマニシングセンタMのイケール22上に
取付けた加工用補助プレート23上に、上記ワーク保持
板2を重ね、2本のピン4をピン穴3と基準ピン穴2
4,24に挿入してワーク保持板2を位置ぎめし、ボル
ト6により加工用補助プレート23上に締付固定する。
【0016】ワーク保持板2のピン穴3,3の中心(す
なわちこれと同芯状態にある基準ピン穴24,24の中
心)に対するワークWの中心の相対位置および測定用補
助プレート12の表面(すなわちこれと同一面状態にあ
る加工用補助プレート23の表面)に対するワークの上
面位置は、前述のようにマシニングセンタMの数値制御
部に入力ずみなので、これらの位置データと、上記の加
工用補助プレート23の表面位置データと基準ピン穴2
4の中心位置データとから、マシニングセンタMの機械
座標上でのワークWの中心位置および表面位置は直ちに
演算でき、これにもとづいて機械加工を開始できる。す
なわち、ワークWを取付けたワーク保持板2を加工用補
助プレート23上に取付けるだけで、ワークWの位置測
定は一切おこなうことなく、機械加工を開始できるので
ある。
【0017】そしてマシニングセンタMおよびデジタル
三次元座標測定機Cにおける前記事前測定は、加工用補
助プレート23および測定用補助プレート12を交換し
たときに一度おこなえばよいので、ワーク1個当りの事
前測定時間は短時間ですみ、またデジタル三次元座標測
定機CにおけるワークWの中心位置および上面位置の測
定は、マシニングセンタMにおける他のワークの加工中
におこなうことができるので、この測定のために機械加
工を中断する必要はなく、前述のようにワーク付きのワ
ーク保持板2の加工用補助プレート23への取付け(お
よび加工後の取外し)の間のみ、機械加工を中断するだ
けでよいので、マシニングセンタMの稼動率は大巾に向
上するのである。
【0018】上記の例ではワーク取付具として三つ爪チ
ャック1を用いたが、このワーク取付具として図4に示
すように角形のワークWに好適なバイス31を用いた
り、図5に示すようにスタンド32と締板33と締付ボ
ルト34をそなえた締付式のワーク取付具35を用いた
り、図6に示すように角材状のワーク保持板2に穿設し
た丸棒状ワークを挿入するための穴36と該穴36に対
して側方からねじ込まれる締付ねじ37とから成るねじ
止め式のワーク取付具38などを用いてもよい。なおこ
れらの図において図1と同一または相当部分には、図1
と同符号を付してある。
【0019】また上記の例は3軸方向の加工をおこなう
マシニングセンタによる加工方法について説明したが、
2軸方向の加工をおこなうワイヤーカット放電加工機の
場合は、上記の例におけるZ軸方向の各測定を省略すれ
ばよい。この場合のワーク保持具としては、放電加工用
のワイヤがワークWを貫通する関係上、たとえば前記図
5に示す締付式のワーク取付具35が適しており、上記
ワイヤのワーク側面部へ導入とワーク貫通の支障となら
ないような切欠あるいは開口部を、ワーク保持板2に設
ければよい。
【0020】この発明は上記の各例に限定されるもので
はなく、たとえば加工用補助プレートは数値制御工作機
械のテーブルに直接取付けてもよいし、テーブルに取付
けたイケール以外のベースプレートその他の各種取付具
に取付けてもよい。また、1枚のワーク保持板の位置ぎ
め用に、3個以上のピン穴3および基準ピン穴13,2
4を用いてもよいし、又複数種類のワーク保持板の位置
ぎめおよび取付けに兼用できるように、測定用および加
工用補助プレートに複数組のピン穴3および基準ピン穴
13,24ならびに取付用のねじ穴14,25等を設け
てもよい。またこの発明はたとえばNC研削盤,NCフ
ライス盤,NC(三次元)放電加工機など、上記マシニ
ングセンタおよびワイヤーカット放電加工機以外の数値
制御工作機械によるワークの加工方法にも適用できるも
のである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ワークを数値制御工作機械のテーブルに取付けた際に、
該ワークの位置を測定する必要がなく、またワークを取
付けたワーク保持板を加工用補助プレートにピンにより
位置ぎめして締付固定するだけでよいので取付作業も迅
速容易におこなえ、加工前の段取り作業が簡潔化され能
率よくワークの加工をおこなうことができ、数値制御工
作機械の稼動率向上に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の一例を示すワーク保持
具付きのワーク保持板の斜視図である。
【図2】図1のワーク保持板が取付けられる測定用補助
プレートをそなえたデジタル三次元座標測定機のテーブ
ル部の斜視図である。
【図3】図1のワーク保持板が取付けられる加工用補助
プレートをそなえたマニシングセンタのテーブル部の斜
視図である。
【図4】ワーク取付具をそなえたワーク保持板の第2例
を示す斜視図である。
【図5】ワーク取付具をそなえたワーク保持板の第3例
を示す斜視図である。
【図6】ワーク取付具をそなえたワーク保持板の第4例
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…三つ爪チャック(ワーク取付具)、2…ワーク保持
板、3…ピン穴、4…ピン、11…テーブル、12…測
定用補助プレート、13…基準ピン穴、21…テーブ
ル、22…イケール、23…加工用補助プレート、24
…基準ピン穴、31…バイス(ワーク取付具)、35…
ワーク取付具、36…穴、37…締付ねじ、38…ワー
ク取付具、W…ワーク、C…デジタル三次元座標測定
機、M…マシニングセンタ(数値制御工作機械)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク取付具をそなえたワーク保持板
    に、位置ぎめ用のピンが挿脱される複数個のピン穴を貫
    通して設けるとともに、デジタル三次元座標測定機のテ
    ーブル上に取付けられた測定用補助プレートおよび数値
    制御工作機械のテーブル上に取付けられた加工用補助プ
    レートに、前記ピン穴と同径の基準ピン穴を前記各ピン
    穴と同じ中心間距離でそれぞれ穿設しておき、前記ワー
    ク取付具によってワークを取付けたワーク付きの前記ワ
    ーク保持板を前記測定用補助プレート上に重ね、前記ピ
    ン穴と基準ピン穴へのピンの挿通により位置ぎめした前
    記ワーク保持板部を前記測定用補助プレート上に締付固
    定した状態で、前記デジタル三次元座標測定機により前
    記基準ピン穴中心位置に対する前記ワークの中心位置お
    よび前記測定用補助プレートの表面に対する前記ワーク
    の上面位置を測定し、これら各測定値を数値制御工作機
    械の数値制御部に入力するとともに、前記測定ずみの前
    記ワーク付きのワーク保持板を前記測定用補助プレート
    から取外して前記加工用補助プレート上に重ね、前記ピ
    ン穴と基準ピン穴へのピンの挿通により位置ぎめした前
    記ワーク保持板部を前記加工用補助プレート上に締付固
    定し、前記数値制御工作機械上において予め測定してお
    いた前記加工用補助プレートの各基準ピン穴中心位置お
    よび該加工用補助プレートの表面位置の各位置データ
    と、前記デジタル三次元座標測定機による前記各測定値
    にもとづいて、前記数値制御工作機械による前記ワーク
    の加工をおこなうことを特徴とする数値制御工作機械に
    よるワークの加工方法。
  2. 【請求項2】 ワーク取付具をそなえたワーク保持板
    に、位置ぎめ用のピンが挿脱される複数個のピン穴を貫
    通して設けるとともに、デジタル三次元座標測定機のテ
    ーブル上に取付けられた測定用補助プレートおよび数値
    制御工作機械のテーブル上に取付けられた加工用補助プ
    レートに、前記ピン穴と同径の基準ピン穴を前記各ピン
    穴と同じ中心間距離でそれぞれ穿設しておき、前記ワー
    ク取付具によってワークを取付けたワーク付きの前記ワ
    ーク保持板を前記測定用補助プレート上に重ね、前記ピ
    ン穴と基準ピン穴へのピンの挿通により位置ぎめした前
    記ワーク保持板部を前記測定用補助プレート上に締付固
    定した状態で、前記デジタル三次元座標測定機により前
    記基準ピン穴中心位置に対する前記ワークの中心位置を
    測定し、この測定値を数値制御工作機械の数値制御部に
    入力するとともに、前記測定ずみの前記ワーク付きのワ
    ーク保持板を前記測定用補助プレートから取外して前記
    加工用補助プレート上に重ね、前記ピン穴と基準ピン穴
    へのピンの挿通により位置ぎめした前記ワーク保持板部
    を前記加工用補助プレート上に締付固定し、前記数値制
    御工作機械上において予め測定しておいた前記加工用補
    助プレートの各基準ピン穴中心位置の各位置データと、
    前記デジタル三次元座標測定機による前記測定値にもと
    づいて、前記数値制御工作機械による前記ワークの加工
    をおこなうことを特徴とする数値制御工作機械によるワ
    ークの加工方法。
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