JPH10249355A - 浴水循環システムの殺菌装置 - Google Patents

浴水循環システムの殺菌装置

Info

Publication number
JPH10249355A
JPH10249355A JP7064797A JP7064797A JPH10249355A JP H10249355 A JPH10249355 A JP H10249355A JP 7064797 A JP7064797 A JP 7064797A JP 7064797 A JP7064797 A JP 7064797A JP H10249355 A JPH10249355 A JP H10249355A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bath water
gas mixing
sterilizing
mixing joint
circulation system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7064797A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Nakao
務 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP7064797A priority Critical patent/JPH10249355A/ja
Publication of JPH10249355A publication Critical patent/JPH10249355A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は浴水循環システムと連動する自動殺菌
装置に関する。 【解決手段】浴槽中の浴水を取り込む吸水口と出水口と
の間に浴水の浄化手段、加温手段等の必要な手段を備え
た浴水循環システムにおいて、取水口に連なる空気注入
管に気体混合継手を備え、この気体混合継手に殺菌用薬
液の蒸気供給装置を連結し、当該蒸気を浴水中に混合し
た浴水循環システムの殺菌装置。 20‥殺菌装置、2
1‥殺菌用薬液容器、22‥薬液タンク、23‥電磁
弁、24‥薬液タンクの気相部、25‥逆止弁、26‥
ヒ−タ−、27‥キャップ、28‥容器ホルダ−、29
‥液切れセンサ−、30‥逆止弁、31‥電気駆動ユニ
ット、32‥電池ホルダ−、33‥パッキン、34‥吸
盤、41‥気体混合継手、42‥逆止弁。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴水循環システムと
連動する自動殺菌装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、いわゆる24時間風呂と称する常
時入用可能な浴水循環装置が広く使用されている。そし
て、通常は浴水循環装置内に紫外線殺菌灯を内蔵してお
り、当該装置内を循環する浴水の殺菌に供されている。
しかるに、浴槽の内壁面や循環流路の内壁面等に棲息す
る雑菌に対する殺菌効果が少ないことは否めない。
【0003】このため、殺菌能を更に増す手段として塩
素系の殺菌用薬液を用い薬液供給ポンプを備えたものが
提案されているが、これは多人数の入浴を前提とした大
型設備に限られている。又、殺菌用薬液の供給部を浴水
循環装置に内蔵したものが提案されているが、これ又大
型の設備であり汎用のものとして商品化されたものはな
い。更に言えば、既存の風呂用浴水循環システムの殺菌
能を後付けにて強化する装置は皆無である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は既存の風呂用
浴水循環システムの殺菌力を強化するために、かかるシ
ステムに後付け可能な小型で軽量かつこのシステムの駆
動に連動する殺菌装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の課題を解
決するためになされたものであって、その要旨は、浴槽
中の浴水を取り込む吸水口と出水口との間に浴水の浄化
手段、加温手段等の必要な手段を備えた浴水循環システ
ムにおいて、取水口に連なる空気注入管に気体混合継手
を備え、この気体混合継手に殺菌用薬液の蒸気供給装置
を連結し、当該蒸気を浴水中に混合したことを特徴とす
る殺菌装置である。好ましくは、前記気体混合継手がエ
ジェクタ−機能を有するものである。
【0006】更に具体的に言えば、殺菌用薬液の蒸気供
給装置が、交換可能な殺菌用薬液充填容器と、薬液保管
タンクと、薬液保管タンクの気相部に電磁弁を介して気
体混合継手に連結し、これらを駆動する電気駆動ユニッ
トと、からなる殺菌装置であり、薬液保管タンクに逆止
弁を、更に気体混合継手と電磁弁との間に逆止弁を備え
たものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は浴水循環システムの空気
注入管に気体混合継手を設け、ここより殺菌用薬液の蒸
気を浴水中に供給することにより、風呂用循環システム
に連動して殺菌用薬液を供給するものである。特に、気
体混合部にエジェクタ−機構を採用すれば、薬液を供給
するポンプ等を不要とすることができたものである。そ
して薬液充填容器を取り替え可能としたため、薬液に手
をふれずに全ての操作が行なえることとなっている。
【0008】殺菌用薬液を一時保管する薬液タンクの気
相部と風呂用循環装置の空気注入管に気体混合継手の間
に電磁弁を配し、この電磁弁を開けることにより前記気
相部と気体混合継手を連通させることにより、風呂用循
環装置のエジェクタ−効果で殺菌用薬液の蒸気を浴槽に
供給できるようにしたため、供給ポンプを不要にしたも
のである。
【0009】又、前記薬液タンクと気体混合継手との間
に逆止弁を備えたために、循環中の浴水が殺菌装置側に
流れ込まないようにしたものである。更に、薬液タンク
は気相部を有し、殺菌用薬液の蒸気がこの気相部から大
気へ出て行かないようにこれ又逆止弁を備えたものであ
る。尚、この薬液タンクには、殺菌用薬液の蒸発を促進
するためヒ−タ−を内蔵又は外装してもよい。
【0010】殺菌用薬液供給装置には好ましくは液切れ
センサ−を備え、薬液の有無を検出し薬液がなくなった
場合には、これをブザ−やランプにて警報できることと
するのがよい。
【0011】殺菌装置の各手段を連動し駆動させる電気
駆動手段は、電池により駆動するのがよく、タイマ−を
内蔵して一定時間毎に電磁弁を作動して薬液容器から薬
液タンクからの蒸気量を制御する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の浴水循環システム用殺菌装置
を好ましい例をもって更に詳細に説明する。図1は本発
明の浴水循環システム用殺菌装置の全体図である。図
中、符号10は浴水循環システムであり、20はこのシ
ステム10に連結された殺菌装置である。浴水循環シス
テム10は先ず浴槽1中に吸水口11と出水口12が備
えられる。そしてこの間をパイプ2にて浴水循環システ
ム10に必要な例えば浄化筒13、ポンプ14、加温装
置15等の各部材を連結したもので、出水口12に空気
注入管16が備えられている。
【0013】図2はこの浴水循環システム10に連結さ
れる殺菌装置20の全体図であり、空気注入管16に気
体混合継手41を備えて薬液蒸気を供給するものであ
る。尚、42は逆止弁である。さて、殺菌装置20には
殺菌用薬液容器21と薬液タンク22とが連結され、電
磁弁23を介して前記した気体混合継手41に連結され
ている。薬液タンク22の上層部が気相部24とされ、
これに大気に通ずる逆止弁25が備えられている。薬液
タンク22にはヒ−タ−26が外装されている。殺菌用
薬液容器21はキャップ27を外すことによって装着可
能とするものであり、28は容器ホルダ−である。殺菌
用薬液容器21の底部にはフロ−ト式の液切れセンサ−
29が備えられ、薬液が空になったことを検出し、図示
しないブザ−やランプによって殺菌用薬液容器21の交
換を知らせることになる。尚、ここに大気と通ずる逆止
弁30が備えられている。
【0014】これらの各部材を駆動する電気駆動ユニッ
ト31はマイコンにて制御されるものであって、一定時
間毎に電磁弁23を開けて薬液を蒸気の状態で気相部2
4より気体混合継手41に導くものである。更に、この
電気駆動ユニット31は電池の電圧を監視していて、一
定電圧よりも下がるとブザ−又はランプにより交換を知
らせる役をなす。
【0015】電気駆動ユニット31の主たる作動は上記
したように短時間の作動の繰り返しであり、電池での駆
動で充分である。符号32は電池を収納する電池ホルダ
−であり、これは殺菌装置20との間にパッキン33を
介してネジ止めしている。34は浴槽の壁に取り付ける
吸盤である。尚、浴室の壁、浴槽の壁、浴槽の縁等に簡
単に取り付けるために吸盤以外にも壁にビス等にて取り
付けた板に装置を引っ掛ける構造、浴槽の縁にクランプ
して取り付け板に引っ掛ける構造等種々考えられる。
【0016】既存の風呂用循環装置10に殺菌装置20
を装着するに際し、空気注入管16にエジェクタ−機構
を備えた気体混合継手41を配置する。そして、電磁弁
23が開いている状態で浴水が出水口12側に流れる
と、気体混合継手41のエジェクタ−効果により逆止弁
42が開いて、薬液タンク22の気相部24中にある殺
菌用薬液の蒸気を大気と共に吸込み浴槽1へ供給する。
この逆止弁42は、殺菌装置10から空気注入管16に
殺菌用薬液の蒸気と空気を流すが、逆方向の浴水及び空
気注入管の空気が殺菌装置10へ入り込まないように作
動するものである。又、薬液タンク22の気相部24に
備えた大気に通ずる逆止弁25は、薬液タンク22の気
相部24内にある殺菌用薬液の蒸気が大気側へ出ていか
ないように働いている。更に、逆止弁30は、薬液容器
21内の圧力が負圧にならないように大気を吸込んでい
る。ヒ−タ−26は、殺菌用薬液の蒸発を促進するた
め、薬液タンク22に外装(或いは内装)されている。
【0017】電気駆動ユニット31は、タイマ−を内蔵
し一定時間毎に電磁弁23を一定時間開けて、浴水の殺
菌に必要な殺菌用薬液の蒸気量を制御している。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上の通りであり、以下のよう
な特徴がある。 (1)風呂用循環装置の出水の力を利用して殺菌用薬液
を供給するので、高価で大型な供給ポンプを必要としな
い。 (2)風呂用循環装置に連動して殺菌用薬液が供給され
るので、浴水のないところに誤って殺菌用薬液が供給さ
れることがない。 (3)殺菌用薬液を容器単位に交換するため、手で直接
薬液を扱う必要がなく、手が荒れたり衣服が侵されたり
することがなくなった。 (4)又自動供給により供給の手間がかからなくなり、
薬液切れ検出手段により薬液の供給忘れがなくなる。 (5)間欠運転で消費電力が少ないため、電池駆動が可
能となり小型・軽量の殺菌装置ができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の全体図である。
【図2】図2は本発明の殺菌装置の詳細図である。
【符号の説明】
1‥‥浴槽、 2‥‥パイプ、 10‥‥浴水循環システム、 11‥‥吸水口、 12‥‥出水口、 13‥‥浄化筒、 14‥‥ポンプ、 15‥‥加温装置、 16‥‥空気注入管、 20‥‥殺菌装置、 21‥‥殺菌用薬液容器、 22‥‥薬液タンク、 23‥‥電磁弁、 24‥‥薬液タンクの気相部、 25‥‥逆止弁、 26‥‥ヒ−タ−、 27‥‥キャップ、 28‥‥容器ホルダ−、 29‥‥液切れセンサ−、 30‥‥逆止弁、 31‥‥電気駆動ユニット、 32‥‥電池ホルダ−、 33‥‥パッキン、 34‥‥吸盤、 41‥‥気体混合継手、 42‥‥逆止弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A47K 3/00 A47K 3/00 K B01D 35/027 B01F 3/04 F B01F 3/04 B01D 35/02 J

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽中の浴水を取り込む吸水口と出水口
    との間に浴水の浄化手段、加温手段等の必要な手段を備
    えた浴水循環システムにおいて、取水口に連なる空気注
    入管に気体混合継手を備え、この気体混合継手に殺菌用
    薬液の蒸気供給装置を連結し、当該蒸気を浴水中に混合
    したことを特徴とする浴水循環システムの殺菌装置。
  2. 【請求項2】 気体混合継手がエジェクタ−機能を有す
    る請求項第1項記載の浴水循環システムの殺菌装置。
  3. 【請求項3】 殺菌用薬液の蒸気供給装置が、交換可能
    な殺菌用薬液充填容器と、薬液保管タンクと、薬液保管
    タンクの気相部に電磁弁を介して気体混合継手に連結
    し、これらを駆動する電気駆動ユニットと、からなる請
    求項第1項記載の浴水循環システムの殺菌装置。
  4. 【請求項4】 薬液保管タンクに逆止弁を備えた請求項
    第1項記載の浴水循環システムの殺菌装置。
  5. 【請求項5】 気体混合継手と電磁弁との間に逆止弁を
    備えた請求項第1項記載の浴水循環システムの殺菌装
    置。
JP7064797A 1997-03-08 1997-03-08 浴水循環システムの殺菌装置 Pending JPH10249355A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7064797A JPH10249355A (ja) 1997-03-08 1997-03-08 浴水循環システムの殺菌装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7064797A JPH10249355A (ja) 1997-03-08 1997-03-08 浴水循環システムの殺菌装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10249355A true JPH10249355A (ja) 1998-09-22

Family

ID=13437662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7064797A Pending JPH10249355A (ja) 1997-03-08 1997-03-08 浴水循環システムの殺菌装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10249355A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1745838B1 (en) Method for producing aqueous carbonic acid solution
JPH10249355A (ja) 浴水循環システムの殺菌装置
JP3644557B2 (ja) 脱気装置
CN215086362U (zh) 一种医院污水消毒粉剂自动加药设备
JPH10249354A (ja) 浴水循環システム用殺菌装置
JP3574677B2 (ja) 浴槽湯の清浄化装置
CN219423411U (zh) 一种液位检测平衡装置
AU2005302696A1 (en) Fluid delivery system for a water tub using a removeable chemical carrier
CN217548607U (zh) 一种供给回收装置
JPH027967A (ja) オゾン水手洗装置
JPH0690873A (ja) 浴槽水循環加熱浄化装置
CN109231613B (zh) 一种水疗床水循环装置
CN211658824U (zh) 一种食品检测用消毒装置
JPH07284774A (ja) 浴槽湯の清浄化装置
CN212924526U (zh) 口腔污水自动化处理设备
JP2004066025A (ja) 散気装置
JPH10263556A (ja) 循環浄化装置
CN217251169U (zh) 一种消化内科内镜清洗装置
JP2504010Y2 (ja) 浴水清浄化装置
JPS6470021A (en) Washing and disinfection apparatus for endoscope
CN215479921U (zh) 水处理设备
JPH1157733A (ja) 循環浄化装置用殺菌剤注入装置
JP3578031B2 (ja) 電気貯湯容器
JPH10244270A (ja) 自動供給殺菌装置
CN116161765A (zh) 一种血液净化护理装置