JPH10248817A - 分散型検査・測定システム - Google Patents

分散型検査・測定システム

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JPH10248817A
JPH10248817A JP5478097A JP5478097A JPH10248817A JP H10248817 A JPH10248817 A JP H10248817A JP 5478097 A JP5478097 A JP 5478097A JP 5478097 A JP5478097 A JP 5478097A JP H10248817 A JPH10248817 A JP H10248817A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の検査・測定端末装置30を通信回線を介し
て中央管理装置20に接続して分散型の検査・測定システ
ムを構築する場合において、各端末装置の特性の相違や
その経時的な変化に対応して、中央管理装置が正確なデ
ータ管理を行うことができるようにする。 【解決手段】中央管理装置20と、この中央管理装置に通
信回線を介して接続可能な複数の検査・測定用端末装置
30とを備えており、上記各端末装置30は、サンプルから
データを採集するデータ採集部40と、このデータ採集部
40が採集したデータを上記中央管理装置20に送信するデ
ータ送信手段55とを備えており、上記データ採集部40
は、基準サンプルを測定して保守用データを採集する保
守用データ採集手段50を備えており、上記中央管理装置
20は、上記端末装置から受信した保守用データを基準値
と比較してデータを調整するデータ調整手段215 を備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本願発明は、複数の検査・測
定用端末装置を通信回線を介して中央管理装置に接続し
て構成される分散型検査・測定システムに関し、端末装
置ごとの測定特性のバラツキや経時的な特性の変化に対
応して、複数の端末装置から送信されるデータを中央管
理装置において一元的に管理することができるようにし
たものに関する。
【0002】
【発明の背景】たとえば、糖尿病や肝臓病等の長期間の
治療を有する慢性疾患患者の体力的負担を軽減するため
に、このような患者を在宅のまま管理したり、在宅療養
を支援するためのシステムとして、特開平2−2790
56号公報に見られるように、糖尿病患者の血糖値デー
タを電話回線を介して中央のマイクロコンピュータに送
信入力し、患者別にデータを蓄積するとともに、集団デ
ータとしての管理をも行うことができるようにしたもの
が提案されている。
【0003】上記のシステムにおいては、多数の患者宅
に端末装置を設置し、各端末装置から電話回線を介して
中央のマイクロコンピュータに送信された血糖値データ
等の臨床データによって、患者別の健康管理をしたり、
集団データとして蓄積して統計処理をしたりする。
【0004】ところで、患者宅に設置される端末装置
は、初期設定当初においては、各端末が正確な臨床デー
タを検出することができるように調整されているが、端
末装置の設置環境や使用条件の相違等により、たとえば
出力レベルが経時的に変化する場合があり、定期的に保
守点検をする必要がある。
【0005】しかしながら、設置される端末装置数が増
大すると、上記のような定期的な保守点検作業を人員を
派遣して行うことに困難性が生じてくる。
【0006】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、複数の検査・測定端末装置を通
信回線を介して中央管理装置に接続して分散型の検査・
測定システムを構築する場合において、各端末装置の特
性の相違やその経時的な変化に対応して、中央管理装置
が正確なデータ管理を行うことができるようにすること
をその課題としている。
【0007】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を採用した。
【0008】本願発明に係る分散型検査・測定システム
は、中央管理装置と、この中央管理装置に通信回線を介
して接続可能な複数の検査・測定用端末装置とを備えて
おり、上記各端末装置は、サンプルからデータを採集す
るデータ採集部と、このデータ採集部が採集したデータ
を上記中央管理装置に送信するデータ送信手段とを備え
ており、上記データ採集部は、基準サンプルを測定して
保守用データを採集する保守用データ採集手段を備えて
おり、上記中央管理装置は、上記端末装置から受信した
保守用データを基準値と比較してデータを調整するデー
タ調整手段を備えていることを特徴としている。
【0009】各端末装置は、測定対象のサンプルを測定
して測定データを採集するが、あわせて、データ採集部
にあらかじめ装備された基準サンプルを測定し、そのデ
ータを保守用データとして採集する。これらの測定デー
タおよび保守用データは、通信回線を介して中央管理装
置に送信される。本願発明に係るシステムにおいては、
中央管理装置に複数の端末装置が通信回線を介して接続
され、中央管理装置が測定データの統計処理を行うよう
な場合には、この端末装置の設置数は膨大数にのぼるこ
とがある。この場合においても、各端末装置に装備され
る基準サンプルは、同一規格のサンプルである。
【0010】ところで、端末装置のデータ採集部は、セ
ンサ部からの出力を増幅部によって増幅するように構成
する場合、各端末装置ごとの初期設定のバラツキや、経
時的な変化によって、同一規格の基準サンプルを測定し
た場合においても、増幅部の出力レベルがまちまちとな
る場合がある。すなわち、増幅部のゲインやオフセット
量が各端末装置ごとに相違していることがある。本願発
明においては、基準サンプルから得られる保守用データ
を中央管理装置において基準サンプルに対応する基準値
と比較して、データを調整する。具体的には、たとえ
ば、増幅部のゲインのみを調整する場合には、上記保守
用データの値と基準値との比を誤差係数とし、この誤差
係数を用いて、測定対象のサンプルを計測して得られる
データを調整するのである。また、オフセット量まで調
整する場合には、2種の基準サンプルを測定して、当該
端末装置における増幅部の特性を表す関数を特定し、こ
の関数を用いてデータを調整する。
【0011】好ましい実施形態においては、各端末装置
は、サンプルの生データを採集してこれを中央管理装置
に送信し、中央管理装置では、上記の生データを演算し
て測定データを得る構成としている。この場合、基準サ
ンプルを測定して得られるデータも生データである。中
央管理装置では、生データの段階でデータを調整する
か、または演算後のデータの段階での調整を行う。
【0012】いずれにしても、このように構成する結
果、本願発明に係る分散型検査・測定システムによれ
ば、検査・測定用端末装置の数が膨大数に及び、かつ各
端末装置の特性のバラツキや経時的な変化に起因して測
定データに誤差が生じることがあっても、いちいち各端
末装置の保守点検作業を要することなく、このようなデ
ータ上の誤差を中央管理装置が一元的に修正して、正確
な測定データを蓄積してゆくことができる。
【0013】好ましい実施形態においては、上記各端末
装置における上記生データ採集部は、校正用サンプルを
測定して、測定生データから測定データを演算するに必
要な校正用生データを採集する校正用生データ採集手段
をさらに備えており、上記中央管理装置における上記デ
ータ演算手段は、各端末装置から受信した測定生データ
または上記データ調整手段によって調整された測定生デ
ータと、各端末装置から受信した校正用生データとを用
いて測定データを生成するデータ演算手段を含んでい
る。
【0014】すなわち、たとえば、分光分析法によって
尿中の特定成分の濃度を測定するように本願発明のシス
テムを構成する場合、各端末装置には、上記のような、
主として増幅部の出力レベルのバラツキに起因するデー
タ上の誤差を中央管理装置において一元的に修正するた
めに用いる基準サンプルの他に、たとえば、濃度が規定
された好ましくは複数の校正用サンプルがあらかじめ装
備される。このような校正用サンプルから得られる校正
用生データにより、中央管理装置は検量線を作成し、こ
の検量線に照らして、測定対象サンプル、すなわち、患
者がセットした尿サンプル中の特性成分の濃度を演算す
る。この場合においても、すべての生データは、前述し
たように、誤差調整されているので、このようにして蓄
積される測定データは、端末装置ごとの増幅部の特性の
バラツキにかかわらず、正確なものとなる。なお、本願
発明において、生データとは、上記のような臨床検査の
場合、臨床データとしての意味をもつ以前の出力データ
をいう。すなわち、光学的方法、電気化学的方法、光音
響的方法、その他測定対象に適した方法を利用した出力
値を電気的信号に変換した段階のデータである。こうし
て採集された生データは通信回線を介して中央管理装置
に送信され、中央管理装置において初めて、上記のよう
なデータ調整を経た上で、分析・演算(校正)が行われ
て、臨床データとして意味をもつ測定データが得られ
る。
【0015】このようにすれば、たとえば上記の例の分
散型健康管理システムにおいて、患者宅に設置するべき
端末装置は、基本機能として、検査対象(各サンプルを
含む)を測定してその生データを生成する機能と、この
生データを通信回線にのせて中央管理装置に送信すると
いう、最小限の機能を備えておれば足り、分析・演算
(校正)アルゴリズムによって測定サンプル中の特定成
分の濃度を算出するといった複雑な機能を各端末装置が
備えている必要はなくなる。
【0016】好ましい実施形態においては、上記端末装
置における上記生データ採集部は、中央管理装置からの
指令によって作動する出力レベル調整部を備えており、
上記中央管理装置は、端末装置から受信した保守用生デ
ータの基準値からの偏差が所定以上である場合に、当該
端末装置のデータ出力レベルを所定のように調整するべ
く指令を発する端末データ出力レベル調整手段を備えて
いる。データ出力レベルの調整は、上記の保守用生デー
タの基準値からの偏差がなくなるように行われる。もち
ろん、この出力レベル調整によっては上記の保守用生デ
ータの誤差をなくすことができなくとも、中央管理装置
が内蔵する上記のデータ調整手段を併用することによっ
て、測定データの正確性を担保することができる。
【0017】好ましい実施形態においては、上記中央管
理装置は、端末装置から受信した保守用生データの基準
値からの偏差が所定以上である場合に、当該端末装置が
異常であることを報知する異常報知手段を備えている。
【0018】このような場合は、端末データ出力レベル
の調整によっても、あるいは、中央管理装置において行
うデータ調整手段の作用によっても、測定データを修正
できない程度までに端末装置が不調を来した場合であ
る。たとえば、このような異常報知は、システム保守会
社や端末装置に向けて発せられる。このような事態にな
って初めて、各端末装置は、保守要員による保守・点検
作業を受ける。
【0019】本願発明のその他の特徴および利点は、図
面を参照して以下に行う詳細な説明から、より明らかと
なろう。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に説明する分散型検査・測定
システムは、長期治療が必要な在宅患者の自宅等に設置
した臨床検査用端末装置を通信回線を介して中央管理装
置に接続してなる、分散型健康管理システムに本願発明
を適用したものである。図1は、この分散型健康管理シ
ステム10の概念を示している。
【0021】この分散型健康管理システム10は、中央
管理装置20と、この中央管理装置20に通信回線15
を介して接続可能な複数の端末装置30とを備えてい
る。中央管理装置20は、たとえば大学病院等の高機能
医療機関の内部に設置する場合もあるし、医療機関とは
独立した監視センターなどに設置する場合もある。各端
末装置30は、原則として、患者宅に設置されるが、た
とえば過疎地診療所等の小規模な医療機関内に設置する
場合も考えられる。中央管理装置20を高機能医療機関
とは独立したものとする場合、図1に表れているよう
に、この分散型健康管理システム10の成果を有効に患
者処方に反映させるために、高機能医療機関60や特定
の患者の主治医が所属する医療機関と通信回線15を介
して連係可能に構成される。通信回線15は、一般的に
は公衆電話回線が使用されるが、場合によっては、イン
ターネットの回線を使用することも考えられる。
【0022】図2は、上記各端末装置30の構成を示す
ブロック図である。各端末装置30は、CPU31、R
OM32、RAM33、ゲートアレイ34、NCU3
5、モデム36、EEPROM37、操作部38、生デ
ータ採集部40および表示部39を備えている。CPU
31、ROM32、RAM33、ゲートアレイ34、N
CU35、モデム36およびEEPROM37は、バス
線によって相互に接続されている。ゲートアレイ34に
は、操作部38、表示部39および上記生データ採集部
40が接続されている。NCU35は、モデム36およ
び通信回線15に接続されている。なお、生データ採集
部40には、保守用生データ採集手段50および校正用
生データ採集手段51が形成されるが(図5参照)、こ
の具体的構成については、後述する。
【0023】CPU31は、端末装置30全体を制御す
る。ROM32は、各種のプログラムなどを記憶してい
る。RAM33は、CPU31により処理されたデータ
などの各種のデータを記憶する。ゲートアレイ34は、
CPU31に対する入出力を制御する。NCU35は、
通信回線に接続されて網制御を行う。モデム36は、受
信データを復調し、送信データを変調する。EEPRO
M37は、フラグなどを記憶する。操作部38は、キー
スイッチなどからなる。表示部39は、LCDなどから
なり、CPU31に接続されて各種の表示を行う。
【0024】図3は、端末装置30の生データ採集部4
0の構成例を模式的に示している。この生データ採集部
40は、分光分析の手法によって患者の尿中の特定成分
の濃度分析を行うための生データを採集するように構成
されている。サンプル装填部41は、複数のサンプルを
装填してスライドできるようになっている。このサンプ
ル装填部41に装填されるサンプルの第1は、検査対象
である患者から採取した尿(測定サンプル)である。こ
の尿は、所定のセルに入れられた状態で装填される。サ
ンプルの第2は、増幅部45の出力レベルのずれに起因
するデータ上の誤差の調整をするための保守用生データ
を得るための基準サンプルである。この基準サンプル4
2Aは、たとえばガラス板などによって構成することが
でき、また、複数の基準サンプルが装備されることもあ
る。サンプルの第3は、端末装置30で採集した生デー
タを臨床データとして意味のあるデータに演算(校正)
するために、校正用生データを得るための校正用サンプ
ル42Bである。この校正用サンプル42Bは、具体的
には、規定された濃度の特定成分を含む模擬サンプル、
あるいは実サンプルである。より好ましくは、互いに異
なる濃度の特定成分を含む複数の校正用サンプルが準備
される。中央管理装置20において、検量線を作成する
ためである。なお、上記基準サンプルの一部が上記校正
用サンプルを兼ねることができる場合も考えられる。上
記基準サンプル42Aおよび校正用サンプル42Bは、
各端末装置20ごとに同一規格のものがあらかじめ装備
される。
【0025】上記サンプル装填部41は、発光部43と
受光部44との間でスライド移動して、上記各サンプル
を測定位置に順次案内する。測定時には、受光部44が
受けた光強度信号が増幅部45を介して出力される。よ
り具体的には、サンプルに入射させるべき選択された波
長での入射光強度と、各選択された波長でのサンプル透
過光強度とを表す電気信号が増幅部45を介してこの臨
床検査生データ採集部40から出力される。なお、波長
選択には、たとえば、発光部に、色の異なる複数のフィ
ルタを配置したり、分光器によって分光された光のうち
の選択した波長の光をサンプルに透過させるようにする
こともできる。
【0026】上記測定対象である尿サンプルについての
出力電気信号が測定生データであり、基準サンプルにつ
いての出力電気信号が保守用生データであり、校正用サ
ンプルについての出力電気信号が校正用生データであ
る。また、図3に表れているように、本実施形態におい
ては、上記増幅部45の出力レベルは、出力レベル調整
部46によって変更可能となっている。出力レベル調整
部46は、後述する中央管理装置20からの指令によっ
て作動する。このようにして得られた各生データは、モ
デム36、通信回線15を介して中央管理装置20に送
信される。
【0027】図4は、中央管理装置20の構成を示すブ
ロック図である。中央管理装置20は、基本的には、通
信およびデータ処理が可能な大型コンピュータである。
すなわち、この中央管理装置20は、プロッセッサ2
1、ROM22aやRAM22bやEEPROM22c
やハードディスク22dなどのメモリ、ゲートアレイ2
5、モデム26、NCU27、操作部28、表示部29
および記録部23などを備えている。プロセッサ21、
ROM22a、RAM22b、ゲートアレイ25、EE
PROM22c、モデム26およびNCU27は、バス
線によって相互に接続されている。ゲートアレイ25に
は、操作部28、表示部29および記録部23が接続さ
れている。NCU27は、モデム26および通信回線1
5に接続されている。
【0028】プロセッサ21は、中央管理装置20全体
を制御する。ROM22aは、各種のプログラムやデー
タなどを記憶する。RAM22bは、プロセッサ21に
より処理されたデータなどの各種のデータを記憶する。
ゲートアレイ25は、プロセッサ21に対する入出力を
制御する。EEPROM22cは、フラグなどを記憶す
る。ハードディスク22dは大容量のメモリであり、個
人別または集団用の臨床データファイルあるは各端末装
置のための保守データファイルなどが形成される。モデ
ム26は受信データを復調し、送信データを変調する。
NCU27は、通信回線に接続されて網制御を行う。操
作部28は、各種のスイッチ群などからなり、使用者の
操作に応じた操作信号を出力する。表示部29は、CR
Tなどからなり、プロセッサ21に制御されて各種の表
示を行う。記録部23は、各種のデータを記録紙上に記
録する。
【0029】上記中央管理装置20には、図5のブロッ
ク図に示されるように、実質的にプログラムによって実
現される各種の機能が与えられている。すなわち、大き
く分けて、上記端末装置30から送信されてきた各生デ
ータを用いて臨床データを演算するデータ演算手段21
0、こうして得られた臨床データを用いて患者別の統計
的管理を行う臨床データ管理手段220、および、各端
末装置の保守データの管理や統計的処理を行うシステム
管理手段230である。
【0030】本実施形態においては、上記臨床データ演
算手段210には、各端末装置30から送信されてくる
保守用生データを用いて各端末装置の出力レベルの相違
に起因するデータ上の誤差を調整するデータ調整手段2
14、および、各端末装置30から送信されてくる校正
用生データを用いて、測定生データから測定データ(臨
床データ)の演算(校正)を行うデータ校正手段215
が含まれる。
【0031】本実施形態においては、上記臨床データ管
理手段220には、各端末装置30と対応する患者の健
康状態を管理する個人別臨床データ管理手段221と、
各端末装置と対応する臨床データを統計処理して集団と
しての正常範囲を決定するなどの処理を行う集団用統計
処理手段222とが含まれ、上記個人別臨床データ管理
手段221には、各端末装置30に対応する個人別臨床
データを統計処理して個人別の正常範囲を決定するなど
の処理を行う個人別統計処理手段223、各端末装置3
0から送信された生データから演算された臨床データが
上記集団としての正常範囲および/または個人別の正常
範囲に照らして異常である場合には異常報告を発する異
常報告手段224、各端末装置30から送信された生デ
ータから演算された臨床データが上記集団としての正常
範囲および/または上記個人別の正常範囲に照らして異
常である場合に異常臨床データを上記中央管理装置20
が通信回線15を介して接続可能な医療機関60等に転
送する異常データ転送手段225が包含される。
【0032】本実施形態においては、上記システム管理
手段230には、端末装置毎にその保守データを統計処
理し、あるいは、保守履歴を記録する端末別保守データ
統計処理手段231、全端末装置についての保守データ
を統計処理する全端末保守データ統計処理手段232、
端末装置30から送信されてくる保守用生データが所定
の条件範囲に入る場合に端末装置30にその増幅部の出
力レベル調整指令を発する端末データ出力レベル調整手
段233および端末装置から送信されてくる保守用生デ
ータが端末装置の不調または異常を示している場合等に
端末異常報知を行う端末異常報知手段234が含まれ
る。
【0033】次に、端末装置30および中央管理装置2
0の動作の一例を説明する。
【0034】まず、図6は、端末装置30の動作の一例
を示すフローチャートである。たとえば、糖尿病の在宅
患者は、自宅に設置された上記端末装置30のサンプル
装填部41に、好ましくは毎朝の決まった時間に採取し
た尿を所定のセルに入れた測定サンプルをセットする。
このように測定サンプルがセットされると(S101:
YES)、端末装置30の生データ採集部が自動的に基
準サンプル42A、校正用サンプル42Bおよび測定サ
ンプル42を順次測定し、保守用生データ、校正用生デ
ータ、および測定生データを採集する(S102,S1
03,S104)。上記の各生データは、増幅部45に
よって所定の増幅条件によって増幅されたデータであ
る。
【0035】上記保守用生データ、校正用生データおよ
び測定生データは、次に、データ送信手段(図5、符号
55)により自動的に中央管理装置20に向けて送信さ
れる(S105)。より具体的には、上記電気信号は、
A/D変換された上、モデム36を介して送信される。
この場合、送信データ中には、個々の端末装置30ある
いはこの端末装置30に対応する患者を特定するための
ID符号が付与される。
【0036】次に、所定時間内に先に送信した生データ
に関して中央管理装置20から出力レベル変更およびデ
ータ再送信指令を受信した場合には(S105:YE
S)、指令に基づいて増幅部45の増幅条件が調整さ
れ、上記S102〜S105のステップを繰り返す。S
106において中央管理装置20から増幅条件変更およ
びデータ再送信指令を受信しない場合には(S106:
NO)、処理を終了する。
【0037】図7は、中央管理装置30の処理の一例を
示すフローチャートである。端末装置30から上記の生
データ、すなわち、保守用生データ、校正用生データお
よび測定生データの受信があると(S201:YE
S)、データのID符号をチェックして、どの患者に関
するデータであるかが特定される(S202)。次い
で、保守用生データの値が基準値と比較され、その偏差
が第1の設定値以下であるかどうかが判断される(S2
03)。すなわち、すべての端末装置30に装備された
同一規格の保守用サンプルを計測して得られるべき生デ
ータの基準値と、実際に各端末装置30から送信されて
きた保守用生データとが比較されるのであって、これら
の間に偏差が存在する場合は、その端末装置30から送
られてくる生データには、端末装置の増幅部の出力レベ
ルのずれに起因する誤差が含まれていることを意味す
る。この誤差が増幅部のゲインのずれによるものである
場合には、上記保守用生データの値を基準値で除して誤
差係数を得、測定生データをこの誤差係数で除すること
により、測定生データから誤差が除かれる。上記S20
3において、保守用生データの値と基準値との偏差が第
1の設定値以下である場合には、S204において、上
記誤差係数を用いて測定生データから誤差を除去する測
定生データ調整が行われる。なお、各端末装置間の増幅
部45の出力レベルのずれには、上記のようなゲインの
ずれのほか、オフセット量のずれが含まれる場合もある
が、このような場合の出力レベルを調整するためには、
少なくとも2種の基準サンプルを測定して増幅部の線型
特性を調べ、この線型特性に基づいて測定生データの調
整を行うことになる。なお、調整するべき生データとし
ては、測定サンプルから得られる測定生データと、校正
用サンプルから得られる校正用生データがある。いずれ
も、出力レベルのずれが生じる増幅部を介して出力され
たものだからである。
【0038】次いで、上記のように調整された測定生デ
ータから、測定データの演算(校正)を行う(S20
5)。具体的には、2種の校正用サンプルから得られた
上記の調整後の校正用生データによって検量線を作成
し、この検量線から、上記調整後の測定生データの値に
対応する尿中特定成分の濃度を演算する。
【0039】こうして得られた臨床データとしての測定
データは、集団としての正常範囲に照らして正常である
かどうかが判断され(S206)、異常である場合には
(S206:YES)、異常報告が行われる(S21
4)。具体的には、この異常報告は、異常報告信号を端
末装置30に送信してその表示部39に表示させたり、
その患者の担当医師が所属する医療機関60に通信によ
って報告するなどして行われる。そして、医療機関60
に上記の異常報告が行われる場合には、あわせて、上記
の異常データもまた、当該医療機関60に転送される
(S215)。
【0040】そして、上記臨床データは、個人別統計処
理(S207)および集団統計処理(S208)に付さ
れる。すなわち、個人別統計処理においては、同一のI
D符号ごとに臨床データを蓄積してゆき、所定の統計処
理が行われる。長期の在宅治療を行う場合、上記臨床デ
ータを個人別に蓄積してゆくことにより、その患者個人
としての正常範囲を規定することができるようになり、
その正常範囲は、通常、集団としての正常範囲より狭
い。したがって、このような個人別の正常範囲に照らし
て毎回採集される臨床データをチェックすることによ
り、在宅患者の健康状態の変化をきめ細かく管理するこ
とができるようになる。また、集団統計処理において
は、ID符号にかかわりなく、すべての臨床データにつ
いて、所定の統計処理が行われ、集団としての正常範囲
が規定される。
【0041】S203において、保守用生データの基準
値に対する偏差が第1の設定値よりも大きい場合には
(S203:NO)、この保守用生データの基準値に対
する偏差が第2の設定値以下であるかどうかが判断され
る(S211)。通常、第2の設定値は第1の設定値よ
りも大きく設定される。上記偏差が第2の設定値以下で
ある場合には(S211:YES)、端末装置30に対
し、増幅条件変更およびデータ再送信指令が送信される
(S212)。すなわち、この実施形態においては、端
末装置30から送信されてくる保守用生データの出力レ
ベルのずれが比較的小さい場合には、前述したように中
央管理装置20の内部処理において各生データのデータ
調整で対応するが、上記出力レベルのずれが比較的大き
い場合には、中央管理装置20でのデータ調整で対応す
るのではなく、端末装置30の増幅部の増幅条件の変更
によって対応する。このような増幅条件の変更およびデ
ータ再送信指令を受信した端末装置30内での処理につ
いては、前述したとおりである。端末装置30からは、
増幅条件変更後に採集した測定生データ、校正用生デー
タが再送信されてくるが、この場合には、S201〜S
203の処理が再度実行される。
【0042】S211において、上記保守用生データの
基準値に対する偏差が第2の設定値よりも大きい場合に
は(S211:NO)、端末装置30が保守点検を必要
とする程度に不調をきたすにいたったものとして、端末
異常報知がなされる(S213)。具体的には、この端
末異常報知は、この分散型健康管理システムのシステム
保守会社、端末装置、あるいは関連医療機関などに対し
て行われ、医療事故防止措置が講じられる。
【0043】保守用生データや増幅条件変更の履歴は、
端末別保守データ統計処理に付され、たとえば、基準値
に対する偏差が、経時的にどのように変化しているか、
あるいは、増幅条件変更がどのような経緯でなされたか
が記録される。このような統計処理によって、たとえ
ば、保守用生データの偏差の変化傾向の予測が可能とな
り、これにより、端末装置30の保守点検時期の予測等
が可能となる。
【0044】保守用生データや増幅条件変更の履歴はま
た、全端末装置を対象とした保守データ統計処理に付さ
れる(S210)。これにより、たとえば、保守用生デ
ータの基準値からの偏差の全体的な傾向が判り、このよ
うな情報は、システム保守に有効に利用することができ
る。
【0045】以上説明してきたように、本実施形態に係
る分散型健康管理システム10においては、各端末装置
がそれぞれ備える生データ採集部40と、中央管理装置
20が備える測定データ演算手段210とが協働して完
結した臨床検査機能を発揮する。すなわち、生データを
用いて演算を実行して臨床データとして意味をもつ測定
データを得る機能は、大型コンピュータによって構成さ
れる中央管理装置20が一括して担当する。したがっ
て、患者の自宅に設置するべき端末装置30は、生デー
タ採集機能と、データ送信機能という必要最小限の機能
を備えた簡単なものとして構成することができる。その
ため、端末装置30は比較的安価なものとなり、この種
の在宅健康管理サービス、あるいは在宅治療支援サービ
スを希望する患者は、比較的経済的負担少なく、このよ
うなサービスを受けることが可能となる。
【0046】そして、上記のような端末装置を安価に提
供できることは、臨床データの統計処理の面からも、き
わめて意義深い。すなわち、多数設置された端末装置3
0から送信されてくる多くのデータを母集団とすること
ができるので、より精度のよい統計処理が可能となる。
【0047】さらには、各端末装置30ごとの出力レベ
ルのずれに起因するデータの誤差は、たとえば、各端末
装置30に装備させた同一規格の基準サンプルを測定し
て得られる保守用生データを用いて、たとえばこの保守
用生データを中央管理装置内で基準値と比較し、その結
果にもとづいて測定生データを調整するという、簡単な
手法によって実質的に除去することができる。また、誤
差の傾向によって、端末装置の異常を中央管理装置が把
握することもできる。したがって、中央管理装置に蓄積
されるとともに患者の健康状態の把握に使用され、かつ
統計処理される臨床データとしての測定データの信頼性
を著しく高めることができる。また、膨大数の端末装置
30を中央管理装置20につなげて分散型の検査・測定
システムを構築する場合において、各端末装置の保守管
理が著しく簡略化される。このように、統計処理を前提
とし、膨大数の端末装置をもち、しかも信頼性のある分
散型検査・測定システムの実現が、本願発明によって初
めて可能となる。
【0048】もちろん、本願発明の範囲は上述した実施
形態に限定されるものではない。たとえば、各端末装置
30が備える生データ採集部40として、上記の実施形
態では、図3に示されるように、分光分析の手法によっ
てサンプル中の特定成分の測定を行うべく生データを採
集しているが、電気化学的手法によって生データを採集
する場合には、図8に示すように構成することができ
る。すなわち、測定電極421と、対極422とを備え
るサンプル装填部41と、濃度の違いに対応した複数の
基準抵抗42A,42B,42Cとが並列に配置され、
これらサンプル装填部41と各基準抵抗42A,42
B,42Cは、切り換えスイッチ42Sを介して増幅部
45に切り換え接続可能となっている。増幅部45は、
出力レベル調整部46によって中央管理装置20からの
指令によって出力レベルを調整しうる。この場合、複数
の基準抵抗のいずれか一つまたは複数が基準用サンプル
として機能し、いずれか一つまたは複数がデータ校正用
サンプルとして機能する。
【0049】また、実施形態においては、端末装置にお
いて生データを採集し、これを中央管理装置に送って処
理するようにしているが、可能であれば、たとえば臨床
的な意味をもつ測定データを各端末装置で得て、これを
中央管理装置に送信して統計処理するような場合にも、
同様に本願発明を適用することができる。要するに、本
願発明は、中央管理装置においてデータ調整、すなわ
ち、増幅部の出力レベルのずれに起因するデータ上の誤
差の調整をするために、基準サンプルを各端末装置で測
定して保守用データを採集するようにしたものであり、
かかる思想を採用するすべての分散型検査・測定システ
ムは、すべて本願発明の範囲に包摂される。
【0050】さらに、校正用データを用いて中央管理装
置において校正を行う手段として、多変量回帰分析法を
用いて複数の尿中成分を同時に定量分析する場合も、も
ちろん本願発明の範囲に包摂される。
【0051】さらに、上記述の実施形態では、端末装置
において、測定サンプルの生データ採集を行うたびごと
に、毎回基準サンプルの生データ、すなわち、端末装置
の保守のための生データを採集して中央管理装置に送信
するようにしているが、たとえば、逐次、中央管理装置
からの指令にしたがって、保守用生データを採集してこ
れを中央管理装置に送信するようにしてもよいし、定期
的に保守用生データを採集して、これを中央管理装置に
送信するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の分散型検査・測定システムの一例と
しての分散型健康管理システムの概念図である。
【図2】上記分散型健康管理システムを構成する端末装
置のブロック図である。
【図3】上記端末装置が有する生データ採集部(分光分
析手段)の構成例の概略図である。
【図4】上記分散型健康管理システムを構成する中央管
理装置のブロック図である。
【図5】上記分散型健康管理システムを構成する端末装
置および中央管理装置の機能ブロック図である。
【図6】上記端末装置における処理の一例を示すフロー
チャートである。
【図7】上記中央管理装置における処理の一例を示すフ
ローチャートである。
【図8】上記端末装置が有する生データ採集部(電気化
学的手法)の構成例の概略図である。
【符号の説明】
10 分散型健康管理システム 20 中央管理装置 30 端末装置 40 生データ採集部 41 サンプル装填部 42A 基準サンプル 42B データ校正用サンプル 50 保守用データ採集手段 210 測定データ演算手段 215 データ調整手段 220 臨床データ管理手段 230 システム管理手段 233 端末データ出力レベル調整手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央管理装置と、この中央管理装置に通
    信回線を介して接続可能な複数の検査・測定用端末装置
    とを備えており、 上記各端末装置は、サンプルからデータを採集するデー
    タ採集部と、このデータ採集部が採集したデータを上記
    中央管理装置に送信するデータ送信手段とを備えてお
    り、 上記データ採集部は、基準サンプルを測定して保守用デ
    ータを採集する保守用データ採集手段を備えており、 上記中央管理装置は、上記端末装置から受信した保守用
    データを基準値と比較してデータを調整するデータ調整
    手段を備えていることを特徴とする、分散型検査・測定
    システム。
  2. 【請求項2】 中央管理装置と、この中央管理装置に通
    信回線を介して接続可能な複数の検査・測定用端末装置
    とを備えており、 上記各端末装置は、サンプルから生データを採集する生
    データ採集部と、この生データ採集部が採集した生デー
    タを上記中央管理装置に送信するデータ送信手段とを備
    えており、 上記生データ採集部は、基準サンプルを測定して保守用
    生データを採集する保守用生データ採集手段を備えてお
    り、 上記中央管理装置は、上記各端末装置から受信した測定
    生データを演算して測定データを生成するデータ演算手
    段と、上記各端末装置から受信した保守用生データを基
    準値と比較して上記測定生データを調整するか、また
    は、上記保守用生データから演算される保守用データを
    基準値と比較して上記測定データを調整するデータ調整
    手段を備えていることを特徴とする、分散型検査・測定
    システム。
  3. 【請求項3】 上記各端末装置における上記生データ採
    集部は、校正用サンプルを測定して、測定生データから
    測定データを演算するに必要な校正用生データを採集す
    る校正用生データ採集手段をさらに備えており、 上記中央管理装置における上記データ演算手段は、各端
    末装置から受信した測定生データまたは上記データ調整
    手段によって調整された測定生データと、各端末装置か
    ら受信した校正用生データとを用いて測定データを生成
    するデータ演算手段を含んでいる、請求項2に記載の分
    散型検査・測定システム。
  4. 【請求項4】 上記端末装置における上記生データ採集
    部は、中央管理装置からの指令によって作動する出力レ
    ベル調整部を備えており、 上記中央管理装置は、各端末装置から受信した保守用生
    データの基準値からの偏差が所定以上である場合に、当
    該端末装置のデータ出力レベルを所定のように調整する
    べき指令を発する端末データ出力レベル調整手段を備え
    ている、請求項2または3に記載の分散型検査・測定シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 上記中央管理装置は、各端末装置から受
    信した保守用生データまたは保守用データの基準値から
    の偏差が所定以上である場合に、当該端末装置が異常で
    あることを報知する異常報知手段を備えている、請求項
    2または3に記載の分散型検査・測定システム。
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