JPH10248719A - 蓋の落下防止具付き容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 注ぐ時、最大限に傾けても蓋が落ちない様に
した蓋の落下防止具付きの湯わかし用容器の提供。 【解決手段】 取っ手２柄の根元部と容器本体との接合
部に、取っ手の持ち上げ及び降しに連動して張り出しと
引っ込み作動する、蓋の落下防止具１を取り付けて蓋が
落ちるのを防ぐことを特徴とする湯わかし用容器。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、お茶や水などを注ぐ時に容器を最大限に傾
けても蓋が落ちない様にした、蓋の落下防止具付き容器
に関するものである。従来、ヤカン等の蓋付き容器で、
お茶や水などを注ぐ場合、大きく傾けると蓋は手で保持
してないと、外れて落ちてしまうので不便であった。本
発明は、この欠点を除くために、なされたもので、これ
を図面について説明すれば、図（１）に示す様に、取っ
手柄の根元部と容器本体との接合部に取っ手柄の上下に
連動して作動する蓋の落下防止具を取り付け、注ぐため
に取っ手（２）を持ち上げると、図３に示す様に柄の根
元部（５）の軸心と柄の接合点（３）を中心にして、柄
の根元部の支点（４）がわずかに円弧状の動きをして持
ち上がり、蓋の落下防止具が張り出して蓋を保持し、落
下を防ぐ様にするのである。注ぎ終えて取っ手を放す
と、図１に示す様に取っ手柄は重力により降り、これに
連動して柄の（３）と（５）を中心にして柄の支点
（４）が下がり、蓋の落下防止具は引っ込み、定位置に
戻るのである。本発明は、この様にしたので、注ぐ時に
蓋が外れて落ちるという不都合は無くなった。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の実施例が採用された蓋付き容器の斜
視図である。

【図２】 図１の取っ手柄の中心線と蓋の落下防止具と
の位置関係を示す図である。

【図３】 取っ手を持ち上げた時の図１に相当する図で
ある。

【図４】 図３の取っ手柄の中心線と蓋の落下防止具と
の位置関係を示す図である。

【符号の説明】

１．蓋の落下防止具 ２．取っ手 ３．柄の蝶番型可動の接合点 ４．蓋の落下防止具の動き支点 ５．蓋の落下防止具の軸心 ６．柄の根元部 ７．柄の根元部の中心線 ８．柄の中心線

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】容器の注ぎ口とは反対側の、取っ手柄の根
   元部と容器本体との接合部に、取っ手の持ち上げ及び降
   し、に連動して、張り出しと引っ込み作動をする蓋の落
   下防止具を取り付けた蓋付き容器。