JPH10248249A - Dc/dcコンバータ - Google Patents

Dc/dcコンバータ

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JPH10248249A
JPH10248249A JP4793097A JP4793097A JPH10248249A JP H10248249 A JPH10248249 A JP H10248249A JP 4793097 A JP4793097 A JP 4793097A JP 4793097 A JP4793097 A JP 4793097A JP H10248249 A JPH10248249 A JP H10248249A
Authority
JP
Japan
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transformer
voltage
generated
choke
converter
Prior art date
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Application number
JP4793097A
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English (en)
Inventor
Naotoshi Yugawa
直俊 湯川
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Hitachi Information Systems Ltd
Original Assignee
Hitachi Information Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体スイッチングのオフ動作時、二次側の
電力損失を低減しかつ発熱の少ないDC/DCコンバー
タを得ること。 【解決手段】 半導体スイッチ2のオフ動作によりチョ
ークトランス10のチョークコイル6に逆起電力が発生
すると、その逆起電力により二次巻線11,12に電圧
が発生し、該二次巻線11,12の電圧で各FET8,
9を動作させるので、ダイオード4に電流が流れ、。従
って、半導体スイッチ2のオフ動作によりダイオード
4,5が電圧降下しても、FET8,9のそれぞれを一
括的に動作させるので、オフ動作によって出力平滑用の
ダイオード4,5に発生する電力損失を確実に低減する
ことができ、トランス二次側の発熱を抑えることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電源を直流電
圧に降下させるDC/DCコンバータに係り、特にスイ
ッチングレギュレータ等に使用するのに好適なコンバー
タ回路の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】直流電源を直流電圧に降下させるDC/
DCコンバータ、例えば数十ボルトの入力電圧を数ボル
トに下げて出力するDC/DCコンバータの従来技術と
しては、直流入力電圧をスイッチング素子により矩形波
パルス電圧に変換し、その変換した矩形波パルス電圧を
トランスの一次巻線に印加し、該トランスの二次巻線で
取り出された所望の電圧パルスを、ダイオード,チョー
クコイル,コンデンサなどからなる出力平滑回路で整流
・平滑することにより出力する、DC/DCコンバータ
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術のDC/DCコンバータは、スイッチング素子のスイ
ッチが入力状態からオフしたとき、トランスの二次側に
設けられている平滑用ダイオードが電圧降下するので、
二次側の電力損失が大きくなり、発熱する問題がある。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑み、スイッチング素子が入力状態からオフ動作して
も、二次側の電力損失を低減することができ、発熱の少
ないDC/DCコンバータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、直流入力電
源をスイッチング素子により矩形波パルス電圧に変換し
てトランスの一次巻線に印加し、そのトランスの二次巻
線で取り出された所望の電圧パルスを、出力平滑用のダ
イオード,チョークコイル,コンデンサを有する整流・
平滑回路で整流・平滑して出力するDC/DCコンバー
タにおいて、スイッチング素子のオフ時、チョークコイ
ルに発生する逆起電力で電圧を発生させると共に、その
発生した電圧により出力平滑用のダイオードに電流を通
電させる転流制御手段をチョークトランスの二次巻線に
接続することを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1及び
図2により説明する。図1は本発明の第一実施例を示し
ている。この実施例のDC/DCコンバータは、図1に
示すように、直流入力電源1の直流電圧が半導体スイッ
チ2のスイッチング動作により矩形波パルス電圧に変換
され、この矩形波パルス電圧がトランス3によって所望
の電圧に変換される。トランス3は一次側と二次側とが
同極性をなしており、該トランス3の二次側には出力平
滑用のダイオード4・5,チョークコイル6,コンデン
サ7からなる出力平滑回路が接続されている。
【0007】そして、半導体スイッチ2のオン動作によ
って矩形波パルス電圧がトランス3の一次側に印加され
ると、該トランス3の二次側には電圧が誘起されること
により電流が発生し、その電流がダイオード4,チョー
クコイル6,コンデンサ7を順方向に流れることにより
平滑・整流され、該平滑・整流された直流電流が、外部
に対する直流電源として出力される。
【0008】一方、半導体スイッチ2がオフ動作する
と、トランス3の一次側からの電力の伝達がなくなり、
チョークコイル6の正,負が反転してチョークコイル6
に逆起電力が発生することから、不連続な電流がチョー
クコイル6,コンデンサ7,ダイオード5間で流れるこ
とにより、出力平滑用のダイオード4,5が発熱し、電
力損失を招く。
【0009】そこで実施例においては、トランス3の二
次側に、半導体スイッチ2のオフ時、チョークコイル6
に発生する逆起電力で電圧を発生させると共に、その発
生した電圧により出力平滑用のダイオード4,5に電流
を通電させる転流制御手段が接続されたものである。
【0010】該転流制御手段としては、例えば図1に示
すように、ダイオード4及び5に対し並列に、電界効果
半導体スイッチ素子(MOS FET、以下単にFET
と略称す)8,9が接続され。一方、チョークコイル6
には二つの二次巻線11,12が設けられることにより
チョークコイル6を一次巻線とするチョークトランス1
0を構成している。この場合、チョークトランス10の
二次巻線11はその一端がダイオード3,5とチョーク
コイル6との接続部間に接続されると共に、その他端が
FET8のゲート端子に接続されている。チョークトラ
ンス10の二次巻線12はその一端がFET9のゲート
端子に接続されると共に、その他端がコンデンサ7とダ
イオード5との接続部間に接続され、これによって転流
制御手段が構成されている。
【0011】即ち、この実施例では、半導体スイッチ2
のオフ動作によりチョークトランス10のチョークコイ
ル6に逆起電力が発生すると、その逆起電力により二次
巻線11,12に電圧が発生し、該二次巻線11,12
の電圧で各FET8,9を動作させるので、ダイオード
4に電流が流れることとなる。このとき、二次巻線1
1,12はチョークコイル6の正・負が反転した時点
で、それに対応する極性で各FET8,9を動作させ
る。
【0012】従って、半導体スイッチ2のオフ動作によ
りダイオード4,5が電圧降下しても、FET8,9の
それぞれを一括的に動作させるので、オフ動作によって
出力平滑用のダイオード4,5に発生する電力損失を確
実に低減することができ、トランス二次側の発熱を抑え
ることができる。
【0013】また、FET8,9を用いると、トランジ
スタに比較し、小さいベース電圧で作動するので、二次
巻線11,12に発生する小さな電圧でも上述の如き転
流作用を確実に行うことかできる。しかも、FET8,
9はスイッチング動作が迅速であり、半導体スイッチ2
のオフ動作時に速やかに応動することができる。
【0014】図2は本発明の他の実施例を示している。
この実施例において前記第一実施例と異なるのは、DC
/DCコンバータを出力電源に対し並列に接続したと
き、電流の逆流防止用としてのダイオード14を用いた
ものに適用したものである。
【0015】即ち、この実施例においては、出力平滑用
のダイオード4・5及び逆流防止用のダイオード14に
対し並列に電界効果半導体スイッチ素子(以下、FET
と云う)8,9及び15が接続されている。一方、チョ
ークコイル6には三つの二次巻線11,12,13が設
けられることによりチョークコイル6を一次巻線とする
チョークトランス10を構成している。この場合、チョ
ークトランス10の二次巻線11及び12は前述した実
施例と同様に接続される他、もう一つの二次巻線13の
一端がチョークコイル6,コンデンサ7を結ぶ接続部と
ダイオード14との間に接続され、その他端がFET1
5のゲートに接続され、これによって転流制御手段が構
成されている。
【0016】そして、半導体スイッチ2のオフ動作によ
り出力平滑用のダイオード4,5及び逆流防止用のダイ
オード14が電圧降下しても、チョークコイル6の逆起
電力の発生によりFET8,9,15が動作するので、
ダイオード4,5,14に発生する電力損失を確実に低
減することができ、トランス二次側の発熱を抑えること
ができる。
【0017】従って、この実施例によれば、基本的には
第一実施例と同様の作用効果を得ることができる。しか
も、チョークコイル6に三つの二次巻線11〜13を設
けることによってトランス10を構成すれば、該トラン
ス10によりFET8,9,15をそれぞれ独立的にか
つ一括的に動作させることができるので、全体としての
構成部品点数が増加するのを抑えることができ、小形か
つ安価で高効率を実現することができる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1に
よれば、チョークコイルに発生する逆起電力で出力平滑
用のダイオードに電流を通電させる転流制御手段を、ト
ランスの二次側に接続して構成したので、半導体スイッ
チング素子のオフ動作FET8,9のそれぞれを一括的
に動作させるので、半導体スイッチング素子のオフ動作
時、出力平滑用のダイオードに発生する電力損失を確実
に低減することができ、トランス二次側の発熱を抑える
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す回路図。
【図2】本発明の他の実施例を示す回路図。
【符号の説明】
1…直流入力電源、2…半導体スイッチ、3…トラン
ス、4,5…出力平滑用のダイオード、6…チョークコ
イル、7…コンデンサ、8,9,15…電界効果半導体
スイッチ(FET)、10…チョークトランス、11,
12,13…二次巻線、14…逆流防止用のダイオー
ド。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流入力電源をスイッチング素子により
    矩形波パルス電圧に変換してトランスの一次巻線に印加
    し、そのトランスの二次巻線で取り出された所望の電圧
    パルスを、出力平滑用のダイオード,チョークコイル,
    コンデンサを有する整流・平滑回路で整流・平滑して出
    力するDC/DCコンバータにおいて、スイッチング素
    子のオフ時、チョークコイルに発生する逆起電力で電圧
    を発生させると共に、その発生した電圧により出力平滑
    用のダイオードに電流を通電させる転流制御手段をチョ
    ークトランスの二次巻線に接続することを特徴とするD
    C/DCコンバータ。
  2. 【請求項2】 直流入力電源をスイッチング素子により
    矩形波パルス電圧に変換してトランスの一次巻線に印加
    し、そのトランスの二次巻線で取り出された所望の電圧
    パルスを、出力平滑用のダイオード,チョークコイル,
    コンデンサを有する整流・平滑回路で整流・平滑して出
    力するDC/DCコンバータにおいて、スイッチング素
    子のオフ時、チョークトランスの逆起電力により電圧を
    発生させると共に、その発生した電圧により出力平滑用
    のダイオードに電流を通電させる転流制御手段をチョー
    クトランスの二次巻線に接続し、かつ前記転流制御手段
    は、出力平滑用のダイオードに並列に接続された半導体
    スイッチ素子と、チョークコイルとともに第二のトラン
    スをなし、かつチョークコイルの逆起電力で電圧を発生
    させると共に、その発生した電圧で半導体スイッチ素子
    を動作させる二次巻線とからなることを特徴とするDC
    /DCコンバータ。
JP4793097A 1997-03-03 1997-03-03 Dc/dcコンバータ Pending JPH10248249A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000341942A (ja) * 1999-05-27 2000-12-08 Ntt Data Corp スイッチング電源及び同期整流回路
JP2007166795A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Origin Electric Co Ltd 電源回路

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000341942A (ja) * 1999-05-27 2000-12-08 Ntt Data Corp スイッチング電源及び同期整流回路
JP2007166795A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Origin Electric Co Ltd 電源回路
JP4717621B2 (ja) * 2005-12-14 2011-07-06 オリジン電気株式会社 電源回路

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