JPH10245061A - 外蓋付き缶体 - Google Patents

外蓋付き缶体

Info

Publication number
JPH10245061A
JPH10245061A JP9048716A JP4871697A JPH10245061A JP H10245061 A JPH10245061 A JP H10245061A JP 9048716 A JP9048716 A JP 9048716A JP 4871697 A JP4871697 A JP 4871697A JP H10245061 A JPH10245061 A JP H10245061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skirt
skirt portion
outer lid
lower edge
canopy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9048716A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3934724B2 (ja
Inventor
Ichiro Matsuno
一郎 松野
Kunihiko Oya
邦彦 大矢
Keitaku Sasaki
敬卓 佐々木
Ryuichi Uchida
隆一 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Hokkaican Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Hokkaican Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Snow Brand Milk Products Co Ltd, Hokkaican Co Ltd filed Critical Snow Brand Milk Products Co Ltd
Priority to JP04871697A priority Critical patent/JP3934724B2/ja
Publication of JPH10245061A publication Critical patent/JPH10245061A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3934724B2 publication Critical patent/JP3934724B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】未開封の状態にあるときスカート部の下縁への
指掛かりを困難として外蓋が取り外される悪戯を確実に
防止し、且つ、製造時には外蓋を缶体に冠着容易とする
外蓋付き缶体を提供する。 【解決手段】金属製缶胴2に、天蓋3の巻締部8と、巻
締部8の下方位置に凹入する凹部10とを設ける。天蓋
3を覆う合成樹脂製外蓋5を冠着して設ける。外蓋5
は、天蓋3の上面を覆う覆板部13と、覆板部13の周
縁から下方に延出するスカート部14とを備える。スカ
ート部14に、巻締部8の下縁に係脱自在の第1係止部
19を備える第1スカート部15と、第1スカート部1
5の下縁にその全周に形成された切り取り予定線のスコ
ア16を介して一体に連設されて凹部10に係止する第
2係止部22を備える第2スカート部17と、第2スカ
ート部17の下縁に一体に連設されて缶胴2の外周面に
密着する第3スカート部18とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外蓋付き缶体に関
し、詳しくは、粉乳等を内容物として天蓋の開口後に該
開口部を着脱自在な外蓋で閉塞する缶体に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の外蓋付き缶体は、粉乳等の粉末
食品や海苔等の湿気を嫌う食品で、分取されて用いられ
る食品に使用され、缶胴に巻き締められた天蓋を開口し
た後も外蓋を冠着することで密封保存を可能とするもの
である。更に、この種の外蓋付き缶体においては、陳列
時に外部からの悪戯を防止するために、未開封の状態
と、開封後の状態とが視覚的に容易に判断できるような
構造の外蓋が設けられている。詳しく説明すればこの種
の外蓋は、特開平7−315398号公報に見られるよ
うに、天蓋を覆う覆板部と、該覆板部の周縁から下方に
延長されて巻締部に着脱可能な状態で係合する第1スカ
ート部と、該第1スカート部の下縁に切り取り予定線の
スコアを介して一体に設けられ、缶胴の外周に形成され
た溝状のビードの内方に向かって縮径された第2スカー
ト部とにより構成されている。該第2スカート部は、ビ
ードの内部に深く入り込むように形成するほど、該第2
スカート部とビードとの係止が確実となるので、缶体か
ら外蓋が取り外しにくくなり、悪戯の防止が確実とな
る。しかも、むりに取り外そうとすればスコアが破断さ
れるので、開封されたことが視覚的に判断できる。
【0003】しかし、第2スカート部とビードとの係止
を確実とするために、該第2スカート部をビードの内部
に深く入り込むように形成すると、巻締部の外径よりも
第2スカート部の内径が小さくなりすぎて、製造時に外
蓋を缶体に冠着する際に、第2スカート部が巻締部を乗
り越え難く、場合によってはスコアが破断されるおそれ
がある。
【0004】このような理由から、第2スカート部の内
径を極端に小さくすることができず、ある程度第2スカ
ート部の内径に余裕が必要である。しかし、余裕を持た
せた内径にすると、第2スカート部とビードとの強固な
係止を望むことができず、悪戯により外蓋が持ち上げら
れて缶体から取り外されることを確実に防止することが
困難となる不都合がある。
【0005】特に、第2スカート部の内径に余裕を持た
せて、缶体に冠着し易い寸法とした場合には、第2スカ
ート部と缶胴外壁との密着状態が不充分となり、例え
ば、外方から第2スカート部を押しつけた際には、第2
スカート部が変形して第2スカート部の下縁に指が掛か
り易くなる。これによって、スコアが破断されることな
く外蓋が持ち上げられて取り外されることがあり、悪戯
を確実に防止することが困難となる不都合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる不都合を解消し
て、本発明は、未開封の状態にあるときスカート部の下
縁への指の掛かりを困難として外蓋が取り外される悪戯
を確実に防止し、且つ、製造時の外蓋の缶体への冠着を
容易にした外蓋付き缶体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、天蓋が巻き締められた金属製缶胴に、
該天蓋を覆う合成樹脂製外蓋が冠着されてなり、該外蓋
は、前記天蓋の上面を覆う覆板部と、該覆板部の周縁か
ら缶胴の外周に沿って下方に延出するスカート部とを備
える外蓋付き缶体において、前記缶胴には、天蓋を巻き
締めることにより形成された巻締部と、該巻締部から間
隔を存してその下方位置に、該缶胴の内方に向かう凹部
とが形成されており、前記外蓋のスカート部は、巻締部
の下縁に係脱自在な第1係止部を備える第1スカート部
と、該第1スカート部の下縁にその全周に形成された切
り取り予定線のスコアを介して一体に連設されて前記凹
部に係止する第2係止部を備える第2スカート部と、該
第2スカート部の下縁に一体に連設されて缶胴の外周面
に密着する第3スカート部とを備えることを特徴とす
る。
【0008】本発明によれば、前記外蓋は、第1スカー
ト部の第1係止部によって缶胴の巻締部に係止され、第
2スカート部の第2係止部によって缶胴の凹部に係止さ
れた状態で未開封とされている。該外蓋を缶胴から取り
外して開封する場合には、前記スコアを切断して第1ス
カート部から第2スカート部と第3スカート部を切り離
す。これにより、凹部に係止されていた第2スカート部
と第3スカート部が取り除かれ、開封後の外蓋の着脱
は、巻締部と第1スカート部の第1係止部との係脱によ
って確実に行える状態となる。
【0009】未開封の状態にある前記外蓋は、第2スカ
ート部の第2係止部が缶胴の凹部に係止されているの
で、取り外しが困難とされている。更に、該第2スカー
ト部に一体に設けられた第3スカート部が缶胴の外周面
に密着しているので、第2スカート部及び第3スカート
部を外方から押圧しても、第3スカート部は変形するこ
とがなく、例えば悪戯等により第3スカート部の下縁に
指を掛けようとしても、缶胴の外周面に密着状態の第3
スカート部に指を掛けることが極めて困難となる。これ
によって、未開封の缶体からスコアを破断することなく
外蓋を取り外すことができないので、悪戯等による外蓋
の取り外しを確実に防止することができる。このとき更
に、むりに外蓋を取り外そうとすれば、第2係止部が凹
部を乗り越えて係止状態が解除される際に第2スカート
部が変形してスコアが破断され、悪戯された缶体である
ことを視覚的に容易に判断することができる。
【0010】また、前記缶胴が金属製であることによっ
て、第3スカート部と缶胴の外周面との間に指をむりに
侵入させると缶胴が変形し、その変形は復元せず、悪戯
された缶体であることを視覚的に容易に判断することが
できる。即ち、例えば、柔軟性のある合成樹脂等によっ
て缶胴が形成されていた場合には、スカート部と缶胴と
の間に指をいれると、缶胴が変形して容易に挿入するこ
とができ、その変形は復元して変形前の状態に戻り、視
覚的に悪戯等を判断することが困難となるおそれがあ
る。それに対して、缶胴を金属製とすることによって、
変形状態が維持されるので、悪戯された缶体であること
を視覚的に容易に判断することができる。
【0011】本発明において、前記缶胴には、前記凹部
の上方に隣設して該缶胴の外方に突出する凸部が形成さ
れていることを特徴とする。缶胴に前記凹部に隣設して
凸部を設けることで、凹部の凹入寸法を変えることなく
凸部の頂部から連続する凹部の底部までの段差を大とす
ることができる。即ち、凹部によって第2係止部が係止
する段差を大とする場合に、金属製の缶胴に比較的深い
凹部を成形することは成形上困難である場合がある。こ
のような場合に、凹部に隣設して凸部を成形することに
より、缶胴への比較的深い凹部の成形を容易とし、凹部
による段差を大とすることができる。そして、前記凸部
を設けたことによって第2係止部を凹部に強固に係止さ
せておくことができる。
【0012】更に、本発明において、前記巻締部は、缶
胴の外径より小径に形成されており、前記凸部は、缶胴
の外径と巻締部の外径との間の範囲において前記巻締部
より外方に突出して形成されていることを特徴とする。
缶体の製造時に天蓋側に外蓋を冠着する際には、第2係
止部が巻締部を乗り越えた後に凸部及び凹部に係止され
る。このとき、第2係止部の内径が凸部及び凹部に強固
に係止されるように比較的小径であっても、凸部が巻締
部より外方に突出しているので、第2係止部は巻締部を
容易に乗り越えることができ、外蓋を冠着する作業を極
めて容易に行うことができる。
【0013】また、本発明においては、前記第3スカー
ト部の下縁に沿って、前記缶胴にその外方に突出する凸
部が形成されていることを特徴とする。これにより、悪
戯等で第3スカート部の下縁に指を掛けようとしても、
該凸部によって阻止されるので、悪戯等による外蓋の取
り外しを確実に防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本実施形態の外蓋付き缶体を示す
説明的斜視図、図2は要部を縦断面視して示す説明図で
ある。
【0015】図1及び図2に示すように、本実施形態の
缶体1は、円筒状の金属製缶胴2の上部に天蓋3(図2
にのみ示す)が巻き締められ、下部に底蓋4(図1にの
み示す)が巻き締められて、その内部に収容された粉乳
が密封されている。更に、天蓋3は、合成樹脂製の外蓋
5によって被覆状態とされており、該外蓋5を取り外し
て開封することにより天蓋3を開口することができ、天
蓋3が開口された後に該外蓋5を冠着して、内部の粉乳
を密封状態で保存することができるようになっている。
なお、天蓋3は、図2に示すように、缶胴2の上縁全周
に巻き締め固定された中央に開口を有する枠体3aと、
該枠体3aに剥離自在に設けられた開口を密封する密封
シート3bとによって構成されており、密封シート3b
を枠体3aから剥離することによって天蓋3が開口され
る。密封シート3bは密封性が優れているものの、比較
的薄手であって外部からの接触や悪戯等によって破れや
孔あきが生じ易い。そこで、前記外蓋5を設けて未開封
の状態にある密封シート3bを保護している。
【0016】該缶胴2は、図2に示すように、その上縁
部6がその下側の胴部7よりも縮径されて形成されてお
り、該上縁全周に天蓋3を巻き締めることによって形成
された巻締部8を備えている。該巻締部8は、外方に突
出されて形成され、該巻締部8の下縁には缶胴2の外面
との間に段差が形成されている。
【0017】該巻締部8の下方位置には該巻締部8の外
周より外方に突出する第1凸ビード9が該缶胴2の全周
に形成されており、該第1凸ビード9に隣設してその下
方には缶胴2の内方に凹入された凹ビード10が該缶胴
2の全周に形成されている。第1凸ビード9の下方側壁
面と凹ビード10の上方側壁面とは連続しており、第1
凸ビード9と凹ビード10とによって断面波形を形成し
ている。
【0018】該凹ビード10の下方は平坦部11が形成
されており、該平坦部11を経てその下方位置には、該
缶胴の外方に突出する第2凸ビード12が該缶胴2の全
周に形成されている。
【0019】また、前記第1凸ビード9の頂部は、前記
平坦部11を含む胴部7よりも僅かに内方に位置し、凹
ビード10の底部は巻締部8の下縁近傍の上縁部6より
も僅かに外方に位置するように形成されている。
【0020】前記外蓋5は、図2に示すように、天蓋3
を覆って円盤状に形成された覆板部13と、該覆板部1
3の周縁から下方に向かって延設されたスカート部14
とによって構成されている。
【0021】該スカート部14は、巻締部8に沿って下
方に延設された第1スカート部15と、該第1スカート
部15の下縁にスコア16を介して一体に連設された第
2スカート部17と、該第2スカート部17の下縁から
連続して一体に形成された第3スカート部18とを備え
ている。
【0022】前記第1スカート部15は、その内周に前
記巻締部8に対応して形成された溝状の第1係止部19
を備えている。該第1係止部19は、巻締部8の下縁に
係止する凸条部20と該凸条部20から下方に向かって
次第に拡径方向に傾斜する傾斜部21とを備えている。
該第1係止部19の凸条部20は傾斜部21に案内され
て巻締部8を乗り越えて巻締部8の下縁に係止される。
【0023】前記第2スカート部17は、その内周に前
記缶胴2の凹ビード10に向かって内方に膨出され、該
凹ビード10に略対応する第2係止部22を備えてい
る。該第2係止部22は、前記缶胴2の第1凸ビード9
に連続する凹ビード10の上側壁に係止される。該第2
係止部22の膨出頂部23の内径は、前記巻締部8の外
径より僅かに大とされている。
【0024】前記第3スカート部18は、第2スカート
部17よりも肉薄に形成されており、前記缶胴2の平坦
部11に密着する。第3スカート部18の下縁は、前記
缶胴2に形成された第2凸ビード12に対向して該第2
凸ビード12によって覆われている。また、図1に示す
ように、第3スカート部18の一部にスコア16に沿っ
て切り取る際に初期切断するための指掛け用切欠部24
が形成されており、該切欠部24の上縁部には指掛けを
容易とする指掛け凸部25が形成されている。
【0025】前記スコア16は、図2に示すように、第
1スカート部15と第2スカート部17との境界に沿っ
て全周に設けられている。更に、前記指掛け用切欠部2
5の引っかけ方向に沿ってスコア16の破断を開始する
ための破断開始用スコア26が形成されている。
【0026】以上の構成による外蓋5を、製造時に缶体
1に冠着するとき、図2を参照して説明すれば、まず、
前記第3スカート部18が巻締部8を通過する。該第3
スカート部18は、前記平坦部11に対応する内径を有
しているので、巻締部8の外径より大きく、円滑に巻締
部8を通過することができる。次いで、前記第2スカー
ト部17が巻締部8を通過する。該第2スカート部17
も、前述した通り、第2係止部22の内径が巻締部8の
外径よりも大きいので、円滑に巻締部8を通過させるこ
とができる。このとき、第3スカート部18は、第1凸
ビード9上を通過して第2スカート部17を案内する。
そして、前記第1スカート部15の凸条部20が傾斜部
21の案内によって巻締部8を乗り越えて、巻締部8の
下縁に係止される。同時に第2スカート部17の第2係
止部22が第1凸ビード9上を乗り越えて凹ビード10
に係止される。さらに同時に第3スカート部18が平坦
部11に沿って密着される。このように、第1凸ビード
9が巻締部8より外方に突出しているので、第2係止部
22の凹ビード10への係止を強固としながらも、製造
時の外蓋5の冠着を容易に行うことができる。
【0027】また、外蓋5が冠着されて未開封状態の缶
体1においては、悪戯等の手段として第3スカート部1
8と缶胴2との間に指を侵入させようとしても、前記第
2凸ビード12によって阻止されるので、悪戯を防止す
ることができる。しかも、第2スカート部17の第2係
止部22が凹ビード10に強固に係止されているので、
単に外蓋5を持ち上げようとしても外蓋5が缶体から外
れるようなことがなく、悪戯を防止することができる。
更に、図1に示す第3スカート部18の指掛け用切欠部
24に指を掛けて引き上げれば、第3スカート部18の
変形と同時に破断開始用スコア26が破断されてしまう
ので、悪戯等により一度開封されたことを視覚的に判断
することができる。
【0028】なお、本実施形態においては、より好まし
い例として、第3スカート部18の下縁を覆う第2凸ビ
ード12を設けたものを挙げたが、第2凸ビード12を
設けない場合であっても、第2スカート部17の第2係
止部22が凹ビード10に強固に係止されているので、
仮に何らかの手段でむりに第3スカート部18の下縁に
指を掛けて外蓋5を持ち上げたときに凹ビード10への
第2係止部22の係止が解除されるよりも先にスコア1
6が破断され、悪戯等により一度開封されたことを視覚
的に判断することができる。
【0029】更にまた、前記缶胴2は金属製であるの
で、缶胴2を変形させて、第3スカート部18と缶胴2
との間に指を侵入させた場合にも、缶胴2の変形は復元
せずに維持されるので、これによっても、一度開封され
たことを視覚的に判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の外蓋付き缶体を示す説明
的斜視図。
【図2】本発明の一実施形態の要部を縦断面視して示す
説明図。
【符号の説明】
1…缶体、2…缶胴、3…天蓋、5…外蓋、8…巻締
部、9…第1凸ビード(凸部)、10…凹ビード(凹
部)、12…第2凸ビード(凸部)、13…覆板部、1
4…スカート部、15…第1スカート部、16…スコ
ア、17…第2スカート部、18…第3スカート部、1
9…第1係止部、22…第2係止部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 敬卓 埼玉県狭山市青柳63 新狭山ハイツ14− 305 (72)発明者 内田 隆一 埼玉県岩槻市上野4−5−15 北海製罐株 式会社技術本部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天蓋が巻き締められた金属製缶胴に、該天
    蓋を覆う合成樹脂製外蓋が冠着されてなり、該外蓋は、
    前記天蓋の上面を覆う覆板部と、該覆板部の周縁から缶
    胴の外周に沿って下方に延出するスカート部とを備える
    外蓋付き缶体において、前記缶胴には、天蓋を巻き締め
    ることにより形成された巻締部と、該巻締部から間隔を
    存してその下方位置に、該缶胴の内方に向かう凹部とが
    形成されており、前記外蓋のスカート部は、巻締部の下
    縁に係脱自在な第1係止部を備える第1スカート部と、
    該第1スカート部の下縁にその全周に形成された切り取
    り予定線のスコアを介して一体に連設されて前記凹部に
    係止する第2係止部を備える第2スカート部と、該第2
    スカート部の下縁に一体に連設されて缶胴の外周面に密
    着する第3スカート部とを備えることを特徴とする外蓋
    付き缶体。
  2. 【請求項2】前記缶胴には、前記凹部の上方に隣設して
    該缶胴の外方に突出する凸部が形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の外蓋付き缶体。
  3. 【請求項3】前記巻締部は、缶胴の外径より小径に形成
    されており、前記凸部は、缶胴の外径と巻締部の外径と
    の間の範囲において前記巻締部より外方に突出して形成
    されていることを特徴とする請求項2記載の外蓋付き缶
    体。
  4. 【請求項4】前記第3スカート部の下縁に沿って、前記
    缶胴にその外方に突出する凸部が形成されていることを
    特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の外蓋付
    き缶体。
JP04871697A 1997-03-04 1997-03-04 外蓋付き缶体 Expired - Lifetime JP3934724B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04871697A JP3934724B2 (ja) 1997-03-04 1997-03-04 外蓋付き缶体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04871697A JP3934724B2 (ja) 1997-03-04 1997-03-04 外蓋付き缶体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10245061A true JPH10245061A (ja) 1998-09-14
JP3934724B2 JP3934724B2 (ja) 2007-06-20

Family

ID=12811035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04871697A Expired - Lifetime JP3934724B2 (ja) 1997-03-04 1997-03-04 外蓋付き缶体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3934724B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005206194A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Nippon Seikan Kk 包装用缶
JP2008081182A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Morinaga Milk Ind Co Ltd オーバーキャップ付缶
JP2008137711A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Hokkai Can Co Ltd 缶蓋
JP2008207828A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Morinaga Milk Ind Co Ltd オーバーキャップ付きストレート缶

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005206194A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Nippon Seikan Kk 包装用缶
JP2008081182A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Morinaga Milk Ind Co Ltd オーバーキャップ付缶
JP2008137711A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Hokkai Can Co Ltd 缶蓋
JP2008207828A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Morinaga Milk Ind Co Ltd オーバーキャップ付きストレート缶

Also Published As

Publication number Publication date
JP3934724B2 (ja) 2007-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5129531A (en) Closure assembly with breakaway tamper evident membrane
US4281774A (en) Tamper proof snap cap
US5617968A (en) Container cover having primary and secondary detent means
US4066182A (en) Container and closure assembly
JP2007537940A (ja) 不正操作が明らかに分かる容器蓋
WO2020215463A1 (zh) 食品容器
US3276613A (en) Crown cap
JPH10245061A (ja) 外蓋付き缶体
JP3156994B2 (ja) 密閉容器
JP2009208845A (ja) フルオープンタイプの缶。
JP3577122B2 (ja) 除去容易なキャップ
JPH08282697A (ja) 開蓋防止機能付き密閉容器
JPH06199373A (ja) ウエットティッシュ容器
JPS63152555A (ja) 安全蓋
JP3183640B2 (ja) 缶体用外蓋
JP4330186B2 (ja) 分別廃棄性に優れたキャップ
JP4014711B2 (ja) 外蓋付き缶体
JP4330187B2 (ja) 分別廃棄性に優れたヒンジキャップ
JP3535790B2 (ja) 合成樹脂製包装容器
JPH07237651A (ja) 瓶封蓋
JPH0424838Y2 (ja)
JP4596419B2 (ja) 封緘式キャップ
JPH0712294Y2 (ja) 複合容器蓋
KR100637594B1 (ko) 포장용 캔
JP4194134B2 (ja) 簡易開口缶蓋

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20051201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20051201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070316

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100330

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110330

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120330

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130330

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140330

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140330

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term