JPH10240900A - 光学式指紋等読取り装置及びその読取り方法 - Google Patents
光学式指紋等読取り装置及びその読取り方法Info
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- JPH10240900A JPH10240900A JP9037352A JP3735297A JPH10240900A JP H10240900 A JPH10240900 A JP H10240900A JP 9037352 A JP9037352 A JP 9037352A JP 3735297 A JP3735297 A JP 3735297A JP H10240900 A JPH10240900 A JP H10240900A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 可搬形の指紋等の光学式読取り装置にあっ
て、簡便構成で且つ確実な読取り開始指令を入力させた
い。 【解決手段】 三角プリズム２は手のひらの押圧面２
ａ、光入射面２ｂ、光反射面２ｃを持つ。ミラー３、４
が光反射面２ｃからの反射光又は散乱光を受光してＣＣ
Ｄカメラ５に送る。このカメラ５で掌紋撮像を行う。更
に、画像処理ボード１０Ａで掌紋画像を得る。こうした
プリズム２、ミラー３、４、センサ５、ボード１０Ａを
ケース１内に収納し可搬形とする。かかる光学式掌紋読
取り装置にあって、ケース１に収納可能で外部に取り出
し自在な読取り開始スイッチ１５を設ける。スイッチ１
５は押しボタン式であり、操作者の手元に置いて、読取
り開始を指示する。スイッチ１５には、この他に腕に装
着したり、足装着したりする形式のものもある。
て、簡便構成で且つ確実な読取り開始指令を入力させた
い。 【解決手段】 三角プリズム２は手のひらの押圧面２
ａ、光入射面２ｂ、光反射面２ｃを持つ。ミラー３、４
が光反射面２ｃからの反射光又は散乱光を受光してＣＣ
Ｄカメラ５に送る。このカメラ５で掌紋撮像を行う。更
に、画像処理ボード１０Ａで掌紋画像を得る。こうした
プリズム２、ミラー３、４、センサ５、ボード１０Ａを
ケース１内に収納し可搬形とする。かかる光学式掌紋読
取り装置にあって、ケース１に収納可能で外部に取り出
し自在な読取り開始スイッチ１５を設ける。スイッチ１
５は押しボタン式であり、操作者の手元に置いて、読取
り開始を指示する。スイッチ１５には、この他に腕に装
着したり、足装着したりする形式のものもある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、指紋や掌紋（以
下、指紋等と呼ぶ）を自動採取する装置で、特に操作性
に改良を施した光学式指紋等読取り装置及びその読取り
開始方法に関する。
下、指紋等と呼ぶ）を自動採取する装置で、特に操作性
に改良を施した光学式指紋等読取り装置及びその読取り
開始方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】光学式掌紋読取り装置は、手のひらをプ
リズム面に押し当て掌紋を自動採取する装置である。こ
の光学式掌紋読取り装置は、手のひらを押し当てるプリ
ズムと、プリズムからの反射光（又は散乱光）を撮像す
るＣＣＤセンサと、ＣＣＤセンサの撮像画像を取り込み
指紋等の画像を得る画像処理部と、より成る。掌紋の読
取りに際しては、手のひらをプリズムの面に押し当て、
開始スイッチをＯＮすることで読取りを開始する。
リズム面に押し当て掌紋を自動採取する装置である。こ
の光学式掌紋読取り装置は、手のひらを押し当てるプリ
ズムと、プリズムからの反射光（又は散乱光）を撮像す
るＣＣＤセンサと、ＣＣＤセンサの撮像画像を取り込み
指紋等の画像を得る画像処理部と、より成る。掌紋の読
取りに際しては、手のひらをプリズムの面に押し当て、
開始スイッチをＯＮすることで読取りを開始する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】開始スイッチは、足で
踏むフットスイッチを使用する。掌紋の採取操作者は、
被採取者の手のひらの置き位置の指示を行いながら、フ
ットスイッチを足でＯＮして読取りを開始する。しか
し、フットスイッチは、採取操作者の視野からはずれた
位置にあるため、その確認が容易でない。また採取操作
者の熟練度も要求される。更に、光学式読取り装置を可
搬形にした場合、フットスイッチが外部に露出している
ため、持ち運びが容易でないとの問題点もある。
踏むフットスイッチを使用する。掌紋の採取操作者は、
被採取者の手のひらの置き位置の指示を行いながら、フ
ットスイッチを足でＯＮして読取りを開始する。しか
し、フットスイッチは、採取操作者の視野からはずれた
位置にあるため、その確認が容易でない。また採取操作
者の熟練度も要求される。更に、光学式読取り装置を可
搬形にした場合、フットスイッチが外部に露出している
ため、持ち運びが容易でないとの問題点もある。
【０００４】本発明の目的は、指紋等の読取りの開始を
容易で確実に行えるようにする光学式指紋等の読取り装
置及びその読取り開始方法を提供するものである。更に
本発明の目的は、持ち運びも容易な光学式指紋等の読取
り装置を提供するものである。
容易で確実に行えるようにする光学式指紋等の読取り装
置及びその読取り開始方法を提供するものである。更に
本発明の目的は、持ち運びも容易な光学式指紋等の読取
り装置を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、読取り開始指
示手段の指示により指紋等の読取りを開始する光学式指
紋等読取り装置において、上記開始指示手段は、表示画
面を通じてのマウスカーソルによっての指示手段、キー
ボード操作によっての指示手段、専用の開始指令用スイ
ッチによっての指示手段、を含むものとした光学式指紋
等読取り装置を開示する。
示手段の指示により指紋等の読取りを開始する光学式指
紋等読取り装置において、上記開始指示手段は、表示画
面を通じてのマウスカーソルによっての指示手段、キー
ボード操作によっての指示手段、専用の開始指令用スイ
ッチによっての指示手段、を含むものとした光学式指紋
等読取り装置を開示する。
【０００６】更に本発明は、手等を押し付ける面と光が
照射される面とを少なくとも持つ光学系と、この照射光
の反射光（又は散乱光）を撮像する撮像系と、この撮像
した画像から指紋等を画像として得る処理手段と、これ
らを収納したケースと、を持つと共に、指紋等の読取り
開始を指示する開始指示手段を備え、該開始指示手段
は、ケースを介してケース外に取り出し自在で、且つ専
用的に使用可能なスイッチより成り、該スイッチからの
電気信号は上記照射光の放出開始・撮像手段での撮像開
始・処理手段での処理開始・の直接又は間接的な開始指
示信号となる光学式指紋等読取り装置を開示する。
照射される面とを少なくとも持つ光学系と、この照射光
の反射光（又は散乱光）を撮像する撮像系と、この撮像
した画像から指紋等を画像として得る処理手段と、これ
らを収納したケースと、を持つと共に、指紋等の読取り
開始を指示する開始指示手段を備え、該開始指示手段
は、ケースを介してケース外に取り出し自在で、且つ専
用的に使用可能なスイッチより成り、該スイッチからの
電気信号は上記照射光の放出開始・撮像手段での撮像開
始・処理手段での処理開始・の直接又は間接的な開始指
示信号となる光学式指紋等読取り装置を開示する。
【０００７】更に本発明は、スイッチは、押しボタンス
イッチ部と、該押しボタンスイッチ部に設けた身体部位
取り付け用アーム部と、を持つ光学式指紋等読取り装置
を開示する。
イッチ部と、該押しボタンスイッチ部に設けた身体部位
取り付け用アーム部と、を持つ光学式指紋等読取り装置
を開示する。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の可搬形の光学式
掌紋の読取り装置の縦断面図を示し、縦（高さ）×横×
奥行き＝３０ｃｍ×５０ｃｍ×３０ｃｍ、重さが１０ｋ
ｇの容量の持ち運び自在な装置である。ケース１は、金
属製又は樹脂等であり、その内部には、入射面２ｂと反
射面２Ｃとを持つプリズム２の下面部、ミラー３、ＣＣ
Ｄセンサ（カメラ）５、光源８、ボード部（画像処理ボ
ード及び運転制御ボードとより成る）１０を固定して収
納してある。プリズム２の面２ａは手のひら１４を押し
当てる部位であり、外部に露出している。光源８と入射
面２ｂと反射面２Ｃとミラー３とミラー４とは、ＣＣＤ
センサ５に対して、ＣＣＤセンサ５が、手を押し当てた
部位からの反射光又は散乱光を撮像できるような光学系
を形成する。
掌紋の読取り装置の縦断面図を示し、縦（高さ）×横×
奥行き＝３０ｃｍ×５０ｃｍ×３０ｃｍ、重さが１０ｋ
ｇの容量の持ち運び自在な装置である。ケース１は、金
属製又は樹脂等であり、その内部には、入射面２ｂと反
射面２Ｃとを持つプリズム２の下面部、ミラー３、ＣＣ
Ｄセンサ（カメラ）５、光源８、ボード部（画像処理ボ
ード及び運転制御ボードとより成る）１０を固定して収
納してある。プリズム２の面２ａは手のひら１４を押し
当てる部位であり、外部に露出している。光源８と入射
面２ｂと反射面２Ｃとミラー３とミラー４とは、ＣＣＤ
センサ５に対して、ＣＣＤセンサ５が、手を押し当てた
部位からの反射光又は散乱光を撮像できるような光学系
を形成する。
【０００９】ＣＣＤカメラ５はカメラベース９に固定設
置しており、ミラー３、４とこのＣＣＤカメラ５とは、
一体化した構造とし、掌紋用カメラユニット７として取
り扱う。これによって、ユニット７として、ケース１へ
の取り付けやケース１からのの取り外しを可能としてい
る。ケース１内でのユニット７の保持は、上部ベース１
２で行う。
置しており、ミラー３、４とこのＣＣＤカメラ５とは、
一体化した構造とし、掌紋用カメラユニット７として取
り扱う。これによって、ユニット７として、ケース１へ
の取り付けやケース１からのの取り外しを可能としてい
る。ケース１内でのユニット７の保持は、上部ベース１
２で行う。
【００１０】ボード部１０内の画像処理ボードは、ＣＣ
Ｄカメラ５と電気的に結線し、ＣＣＤカメラ５での撮像
画像を処理して掌紋画像を得る。ケース１の側部にはコ
ネクタ１３を取り付けて外部装置（プロセッサや表示器
やキーボード等）とのインターフェース用として用い
る。ボード部１０内の運転制御ボードは、掌紋の読取り
開始及び終了を指示するものである。読取り開始とは、
狭義には画像処理ボードへの処理開始指令、広義には光
源８への光の放出（点灯）指令、ＣＣＤセンサ５への撮
像開始指令、画像処理ボードへの処理開始指令を含む。
この他に表示器の表示指令を含むこともある。更にケー
ス１には、読取り開始スイッチを取り付けてある（図示
せず）。このスイッチはケース１から取り出し自在であ
る。具体的には図２、図４、図５、図６に示し、後述す
る。
Ｄカメラ５と電気的に結線し、ＣＣＤカメラ５での撮像
画像を処理して掌紋画像を得る。ケース１の側部にはコ
ネクタ１３を取り付けて外部装置（プロセッサや表示器
やキーボード等）とのインターフェース用として用い
る。ボード部１０内の運転制御ボードは、掌紋の読取り
開始及び終了を指示するものである。読取り開始とは、
狭義には画像処理ボードへの処理開始指令、広義には光
源８への光の放出（点灯）指令、ＣＣＤセンサ５への撮
像開始指令、画像処理ボードへの処理開始指令を含む。
この他に表示器の表示指令を含むこともある。更にケー
ス１には、読取り開始スイッチを取り付けてある（図示
せず）。このスイッチはケース１から取り出し自在であ
る。具体的には図２、図４、図５、図６に示し、後述す
る。
【００１１】図２は、図１をシステム的に見た図であ
る。ボード部１０は、画像処理ボード１０Ａと運転制御
ボード１０Ｂとより成り、運転制御ボード１０には、図
１で簡単に説明した読取開始スイッチ１５がつながる。
更に、画像処理ボード１０Ａには、モニタ１１がつなが
る。このモニタ１１とは、上述したように図１のコネク
タ１３を介して外部に設けられたものである。図２で
は、読取り開始スイッチ１５は処理ボード１０Ａにのみ
出力を出すようになっており、これは前述の狭義の指令
の場合に相当する。また、処理ボード１０Ａから光源８
及びＣＣＤセンサ５に開始指令が出力するように構成す
れば、広義の指令を行うことになる。図２のモニタ１１
はプロセッサ、表示器、キーボード、このキーボードに
つながるマウス、より成る。詳細は図４に示す。
る。ボード部１０は、画像処理ボード１０Ａと運転制御
ボード１０Ｂとより成り、運転制御ボード１０には、図
１で簡単に説明した読取開始スイッチ１５がつながる。
更に、画像処理ボード１０Ａには、モニタ１１がつなが
る。このモニタ１１とは、上述したように図１のコネク
タ１３を介して外部に設けられたものである。図２で
は、読取り開始スイッチ１５は処理ボード１０Ａにのみ
出力を出すようになっており、これは前述の狭義の指令
の場合に相当する。また、処理ボード１０Ａから光源８
及びＣＣＤセンサ５に開始指令が出力するように構成す
れば、広義の指令を行うことになる。図２のモニタ１１
はプロセッサ、表示器、キーボード、このキーボードに
つながるマウス、より成る。詳細は図４に示す。
【００１２】図３は、照射光の入射及び反射・散乱の様
子を示す。プリズム２の押圧面２ａには手のひら１４が
載置押圧される。手のひら１４は、固定させた状態にし
た上で掌紋を採取する。押圧接触面（点）１４ａは隆
線、非接触面（点）１４ｂは谷線と呼ばれる。隆線１４
ａでは散乱光となり、谷線１４ｂでは全反射する。谷線
１４ｂからの全反射光は、隆線１４ａの散乱光に対し強
い光であり、こうした光の明暗をＣＣＤセンサ５で、白
又は黒として撮像する。
子を示す。プリズム２の押圧面２ａには手のひら１４が
載置押圧される。手のひら１４は、固定させた状態にし
た上で掌紋を採取する。押圧接触面（点）１４ａは隆
線、非接触面（点）１４ｂは谷線と呼ばれる。隆線１４
ａでは散乱光となり、谷線１４ｂでは全反射する。谷線
１４ｂからの全反射光は、隆線１４ａの散乱光に対し強
い光であり、こうした光の明暗をＣＣＤセンサ５で、白
又は黒として撮像する。
【００１３】図４は、可搬形の光学式掌紋及び指紋読取
り装置の外観図である。ケース１の上部には、プリズム
２の面２ａが露出しており、この他に指紋検出用の小型
プリズム１７が隣接して設置してある。指紋検出用の小
型プリズム１７に対応して、掌紋とは異なる光学系及び
処理系（ＣＣＤ、処理ボード等）が並設してある。これ
により、掌紋と指紋とを別々に読取ることができる。
尚、掌紋と指紋とが同時読取りように構造上の特徴を持
たせてもよい（例えば、両光学系の光路が同時の場合で
も相互干渉を起こさないように光学系相互を分離する等
の処置）が、実際上は、掌紋と指紋とは同一人から別々
にとるようにしているため、掌紋を読取る時には、指紋
の光学系は作動せず、逆に指紋を採るときには掌紋の光
学系は作動させない、ようにすればよい。又は光学系を
１つとして、切り換えて使うやり方をとることも可能で
ある。
り装置の外観図である。ケース１の上部には、プリズム
２の面２ａが露出しており、この他に指紋検出用の小型
プリズム１７が隣接して設置してある。指紋検出用の小
型プリズム１７に対応して、掌紋とは異なる光学系及び
処理系（ＣＣＤ、処理ボード等）が並設してある。これ
により、掌紋と指紋とを別々に読取ることができる。
尚、掌紋と指紋とが同時読取りように構造上の特徴を持
たせてもよい（例えば、両光学系の光路が同時の場合で
も相互干渉を起こさないように光学系相互を分離する等
の処置）が、実際上は、掌紋と指紋とは同一人から別々
にとるようにしているため、掌紋を読取る時には、指紋
の光学系は作動せず、逆に指紋を採るときには掌紋の光
学系は作動させない、ようにすればよい。又は光学系を
１つとして、切り換えて使うやり方をとることも可能で
ある。
【００１４】さて、図４で、ケース１の側面下部には、
収納孔（ポケット）２２を設ける。この収納孔２２に収
納可能なサイズの開始スイッチ部１５を用意しておき、
リード線２１を介してケース内の運転制御ボード１０Ｂ
に電気的な接続をはかる。リード線２１の長さは２ｍ程
度であり、収納時にコードリール部（図示せず）に巻き
取り可能にしておく。開始スイッチ部１５の外形ケース
（支持部）上には、押しボタンスイッチ２３を設けてお
く。このスイッチ２３はＯＦＦ時には突起し、ＯＮ時に
は押圧されることで、ＯＮ／ＯＦＦの２値状態を指示す
ることができる。この押圧は例えば手で行う。ＯＮ／Ｏ
ＦＦの２値状態は、リード線２１を介して運転制御ボー
ド１０Ｂへと導かれる。開始スイッチ部１５は、掌紋用
か指紋用かのいずれかを選択できるような構成にするこ
とが好ましい。このためには、スイッチ２３に隣接して
掌紋用か指紋用かの区別を行う第２のスイッチ材を設け
るとよい。又は、スイッチ部１５の他に、同構成のスイ
ッチ部を設け、一方を掌紋用、他方を指紋用といった使
い方をするとよい。
収納孔（ポケット）２２を設ける。この収納孔２２に収
納可能なサイズの開始スイッチ部１５を用意しておき、
リード線２１を介してケース内の運転制御ボード１０Ｂ
に電気的な接続をはかる。リード線２１の長さは２ｍ程
度であり、収納時にコードリール部（図示せず）に巻き
取り可能にしておく。開始スイッチ部１５の外形ケース
（支持部）上には、押しボタンスイッチ２３を設けてお
く。このスイッチ２３はＯＦＦ時には突起し、ＯＮ時に
は押圧されることで、ＯＮ／ＯＦＦの２値状態を指示す
ることができる。この押圧は例えば手で行う。ＯＮ／Ｏ
ＦＦの２値状態は、リード線２１を介して運転制御ボー
ド１０Ｂへと導かれる。開始スイッチ部１５は、掌紋用
か指紋用かのいずれかを選択できるような構成にするこ
とが好ましい。このためには、スイッチ２３に隣接して
掌紋用か指紋用かの区別を行う第２のスイッチ材を設け
るとよい。又は、スイッチ部１５の他に、同構成のスイ
ッチ部を設け、一方を掌紋用、他方を指紋用といった使
い方をするとよい。
【００１５】外部装置１１は、モニタ用のパソコンであ
り、キーボード１９ｂ、表示器１９ａ、マウス２０、及
びプロセッサ（図示せず）より成る。外部からの操作用
及び表示モニタとして使用するが、その操作の中には、
読取り開始用指示手段として使うことも含む。即ち、表
示器１９ａの画面上に読取り開始というメニューを表示
できるものとし、これをキーボード１９ｂのキー操作で
特定指示したりマウス２０のマウスカーソルで指示した
りすることで、実現する。かくして、読取り開始が３つ
の手段で可能になり、操作者は任意に１つを選べばよ
い。また、スイッチ部１５は、操作者の手元に置くこと
ができ、確実に操作できる。更に、スイッチ部１５は、
収納孔２２に出し入れ自在のため、不使用時には収納孔
２２に入れておくことで、場所をとらなくなり、持ち運
びも便利となる。
り、キーボード１９ｂ、表示器１９ａ、マウス２０、及
びプロセッサ（図示せず）より成る。外部からの操作用
及び表示モニタとして使用するが、その操作の中には、
読取り開始用指示手段として使うことも含む。即ち、表
示器１９ａの画面上に読取り開始というメニューを表示
できるものとし、これをキーボード１９ｂのキー操作で
特定指示したりマウス２０のマウスカーソルで指示した
りすることで、実現する。かくして、読取り開始が３つ
の手段で可能になり、操作者は任意に１つを選べばよ
い。また、スイッチ部１５は、操作者の手元に置くこと
ができ、確実に操作できる。更に、スイッチ部１５は、
収納孔２２に出し入れ自在のため、不使用時には収納孔
２２に入れておくことで、場所をとらなくなり、持ち運
びも便利となる。
【００１６】図５（ａ）は、スイッチ部１５を、身体の
部位に装着可能にした例を示す。スイッチ部１５の外形
ケースの内側に、バンド２４を取り付け、このバンド２
４の端部にマジックテープを接着しておく。図５（ｂ）
は、ベルト２４の代わりにアーム２６を設けたものであ
る。アーム２６は矢印のように開閉自在である。尚、バ
ンド２４もアームの一種と見てよい。
部位に装着可能にした例を示す。スイッチ部１５の外形
ケースの内側に、バンド２４を取り付け、このバンド２
４の端部にマジックテープを接着しておく。図５（ｂ）
は、ベルト２４の代わりにアーム２６を設けたものであ
る。アーム２６は矢印のように開閉自在である。尚、バ
ンド２４もアームの一種と見てよい。
【００１７】図６（ａ）は、図５（ａ）、（ｂ）のスイ
ッチ部１５を腕部２８に装着した例である。図６（ｂ）
では、図５（ａ）、（ｂ）のスイッチ部を足首２９に装
着した例である。図６（ａ）では、押しボタンスイッチ
２３が身体の内側にくるように配置して、操作者は、押
しボタンスイッチ２３を身体に押し付けることでＯＮに
する。図６（ｂ）では他方の足に押し付けることでＯＮ
にする。尚、スイッチ１５は、無線でＯＮ／ＯＦＦの２
値状態を運転制御ボードに送る形式のスイッチでもよ
い。腕や足につける場合には、前記各スイッチに代わっ
て、腕や足の動きを検出する加速度センサを用いると、
押圧の必要がなくなり便利である。
ッチ部１５を腕部２８に装着した例である。図６（ｂ）
では、図５（ａ）、（ｂ）のスイッチ部を足首２９に装
着した例である。図６（ａ）では、押しボタンスイッチ
２３が身体の内側にくるように配置して、操作者は、押
しボタンスイッチ２３を身体に押し付けることでＯＮに
する。図６（ｂ）では他方の足に押し付けることでＯＮ
にする。尚、スイッチ１５は、無線でＯＮ／ＯＦＦの２
値状態を運転制御ボードに送る形式のスイッチでもよ
い。腕や足につける場合には、前記各スイッチに代わっ
て、腕や足の動きを検出する加速度センサを用いると、
押圧の必要がなくなり便利である。
【００１８】
【発明の効果】以上の説明の如く、本発明によれば、外
部スイッチを腕又は足に装着してＯＮさせることができ
るので、介添人は視線を手から離すことなく操作できる
ため、綺麗で確実な指紋、掌紋を一人で採取できる。
又、外部スイッチを本体に収納可能なポケットを設け、
コードリールでコードを巻き取れる構造としたので、簡
単に収納でき、かつ、持ち運び時に邪魔にならず極めて
便利となる効果がある。
部スイッチを腕又は足に装着してＯＮさせることができ
るので、介添人は視線を手から離すことなく操作できる
ため、綺麗で確実な指紋、掌紋を一人で採取できる。
又、外部スイッチを本体に収納可能なポケットを設け、
コードリールでコードを巻き取れる構造としたので、簡
単に収納でき、かつ、持ち運び時に邪魔にならず極めて
便利となる効果がある。
【図１】指掌紋採取装置の主要な構成を示す装置断面図
である。
である。
【図２】指掌紋採取装置の動作、機能を示す模式図であ
る。
る。
【図３】全反射方式の原理説明図である。
【図４】本発明の外部スイッチの構成例の説明図であ
る。
る。
【図５】本発明の外部スイッチの装着手段の説明図であ
る。
る。
【図６】本発明の外部スイッチ装着例の説明図である。
１ ケース ２ プリズム ３、４ ミラー ５ ＣＣＤカメラ ６ 保持板 ７ カメラユニット ８ 面光源 １０ 画像処理ボード １５、１８ 外部スイッチ １９ パソコン ２０ マウス ２３ 押しボタンスイッチ
Claims (7)
- 【請求項１】 読取り開始指示手段の指示により指紋等
の読取りを開始する光学式指紋等読取り装置において、
上記開始指示手段は、表示画面を通じてのマウスカーソ
ルによっての指示手段、キーボード操作によっての指示
手段、専用の開始指令用スイッチによっての指示手段、
を含むものとした光学式指紋等読取り装置。 - 【請求項２】 手等を押し付ける面と光が照射される面
とを少なくとも持つ光学系と、この照射光の反射光（又
は散乱光）を撮像する撮像系と、この撮像した画像から
指紋等を画像として得る処理手段と、これらを収納した
ケースと、を持つと共に、指紋等の読取り開始を指示す
る開始指示手段を備え、該開始指示手段は、ケースを介
してケース外に取り出し自在で、且つ専用的に使用可能
なスイッチより成り、該スイッチからの電気信号は上記
照射光の放出開始・撮像手段での撮像開始・処理手段で
の処理開始・の直接又は間接的な開始指示信号となる光
学式指紋等読取り装置。 - 【請求項３】 上記スイッチは、無線送信手段につなが
り、この手段を介してスイッチ状態を送信し開始指示を
するものとした請求項１又は２の光学式指紋等読取り装
置。 - 【請求項４】 上記スイッチは、リード線につながり、
このリード線は巻き取り自在とした請求項１又は２の光
学式指紋等読取り装置。 - 【請求項５】 上記スイッチは、押しボタンスイッチ部
と、該押しボタンスイッチ部に設けた身体部位取り付け
用アーム部と、を持つ請求項１〜４のいずれかの光学式
指紋等読取り装置。 - 【請求項６】 請求項１〜４のいずれかの光学式指紋等
読取り装置において、上記スイッチは押しボタンスイッ
チ部と、該押しボタンスイッチ部に設けたアーム部とを
持ち、該アーム部を操作者の身体に取り付け、身体の一
部の押圧により押しボタンスイッチ部をＯＮすることで
指紋読取りの開始指示を発生するものとした光学式指紋
等読取り装置の読取り開始方法。 - 【請求項７】 上記スイッチは加速度スイッチとする請
求項１〜５いずれかの光学式指紋等読取り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9037352A JPH10240900A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 光学式指紋等読取り装置及びその読取り方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9037352A JPH10240900A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 光学式指紋等読取り装置及びその読取り方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10240900A true JPH10240900A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=12495176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9037352A Pending JPH10240900A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 光学式指紋等読取り装置及びその読取り方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10240900A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010054934A (ko) * | 1999-12-08 | 2001-07-02 | 김승택 | 초소형 광학 지문입력 장치 |
| US7555150B2 (en) | 2003-06-18 | 2009-06-30 | Nec Infrontia Corporation | Fingerprint input apparatus |
| EP1815403A4 (en) * | 2004-11-02 | 2009-07-01 | Identix Inc | HIGH PERFORMANCE DIGITAL IMPRESSION IMAGING SYSTEM |
| EP2191415A1 (en) * | 2007-09-04 | 2010-06-02 | Identix Incorporated | High performance multi-mode palmprint and fingerprint scanning device and system |
| CN102254168A (zh) * | 2011-08-19 | 2011-11-23 | 苏州孔雀信天游电子有限公司 | 活体人手指掌纹图像采集装置 |
| KR101493333B1 (ko) * | 2014-02-05 | 2015-02-13 | 주식회사 유니온커뮤니티 | 카메라가 장착된 휴대 단말기를 이용한 지문입력장치 및 그 지문입력용 외장 광학기기 |
| KR20150136719A (ko) * | 2014-05-27 | 2015-12-08 | (주)링크옵틱스 | 애완견 관리를 위한 비문 인식처리장치 |
| US10657354B2 (en) * | 2015-01-23 | 2020-05-19 | Abilma LLC | Compact system for registering papillary ridge patterns |
-
1997
- 1997-02-21 JP JP9037352A patent/JPH10240900A/ja active Pending
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| EP2191415A4 (en) * | 2007-09-04 | 2014-11-05 | Identix Inc | MULTIMODAL HIGH PERFORMANCE SCANNER AND SYSTEM FOR HANDSET PRINTING AND FINGERPRINT |
| CN102254168A (zh) * | 2011-08-19 | 2011-11-23 | 苏州孔雀信天游电子有限公司 | 活体人手指掌纹图像采集装置 |
| KR101493333B1 (ko) * | 2014-02-05 | 2015-02-13 | 주식회사 유니온커뮤니티 | 카메라가 장착된 휴대 단말기를 이용한 지문입력장치 및 그 지문입력용 외장 광학기기 |
| KR20150136719A (ko) * | 2014-05-27 | 2015-12-08 | (주)링크옵틱스 | 애완견 관리를 위한 비문 인식처리장치 |
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