JPH10235887A - インクカートリッジ - Google Patents
インクカートリッジInfo
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- JPH10235887A JPH10235887A JP3900997A JP3900997A JPH10235887A JP H10235887 A JPH10235887 A JP H10235887A JP 3900997 A JP3900997 A JP 3900997A JP 3900997 A JP3900997 A JP 3900997A JP H10235887 A JPH10235887 A JP H10235887A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- container
- fiber
- holder
- ink cartridge
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクカートリッジの容積効率を高めて多量
のインクを収納でき、インク容器内の吐き出し性の良い
繊維状材料で構成することでインクの残量を最小限に抑
え、インク消費に伴うの負圧変動を最小限に抑えること
を可能とすること。 【解決手段】 通気口を有する上板と四面の側板と供給
口付近が一段下がった面を有する底板とインクヘッドと
分離可能な結合部からなり、側板の少なくとも一部に薄
板状のリブを備えた直方体形状のインク容器と、リブと
上板に押圧されて圧縮状態でインク容器の内部に挿入さ
れている7〜15デニールとしたレーヨン繊維材料と繊
維径を6〜15デニールとしたポリプロピレン繊維材料
の混合からなるインク保持体とによって構成されている
ことを特徴とするインクカートリッジ。
のインクを収納でき、インク容器内の吐き出し性の良い
繊維状材料で構成することでインクの残量を最小限に抑
え、インク消費に伴うの負圧変動を最小限に抑えること
を可能とすること。 【解決手段】 通気口を有する上板と四面の側板と供給
口付近が一段下がった面を有する底板とインクヘッドと
分離可能な結合部からなり、側板の少なくとも一部に薄
板状のリブを備えた直方体形状のインク容器と、リブと
上板に押圧されて圧縮状態でインク容器の内部に挿入さ
れている7〜15デニールとしたレーヨン繊維材料と繊
維径を6〜15デニールとしたポリプロピレン繊維材料
の混合からなるインク保持体とによって構成されている
ことを特徴とするインクカートリッジ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタ用のインクカートリッジの構造に関して、特にイ
ンクの貯蔵及び供給に適した内部構造に関する。
リンタ用のインクカートリッジの構造に関して、特にイ
ンクの貯蔵及び供給に適した内部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】インクを噴射する印字ヘッドにインクを
供給するインクカートリッジにおいては、インクカート
リッジ内でのインク揺動による気泡混入の防止やインク
漏れ防止を目的で多孔質材料からなるインク保持体が挿
入されている。
供給するインクカートリッジにおいては、インクカート
リッジ内でのインク揺動による気泡混入の防止やインク
漏れ防止を目的で多孔質材料からなるインク保持体が挿
入されている。
【0003】これらの方法として、容器内にインク保持
体(ウレタンフォーム)にインクを含浸させ、保持体の
毛細管力によりインクを保持し、容器内の背圧を適度に
調整することが提案されている。
体(ウレタンフォーム)にインクを含浸させ、保持体の
毛細管力によりインクを保持し、容器内の背圧を適度に
調整することが提案されている。
【0004】また、インク容器内のインク保持体にポリ
エステルフェルト繊維材を用いてインクを含浸させ、保
持体の毛細管力によりインクを保持し、この吸収体にイ
ンク供給口を圧接配置しヘッドへインクを供給すること
が提案されている(特開平6−255121)。
エステルフェルト繊維材を用いてインクを含浸させ、保
持体の毛細管力によりインクを保持し、この吸収体にイ
ンク供給口を圧接配置しヘッドへインクを供給すること
が提案されている(特開平6−255121)。
【0005】図3はポリエステル繊維材料を用いたイン
クカートリッジの従来例を示す断面図であり、タンク受
け15と大気連通口14及びインク供給口19を有し、
上記タンク受け15に嵌合装着されるインクタンク16
と、このインクタンク16内に装着されてインクが含浸
保持されているインク吸収体17と、上記タンク受け1
5の底部に設けられ、一端がインクタンク16のインク
供給口19に挿入されてインク吸収体17に圧接配置さ
れると共に他端がヘッド本体13に連続接続されるジョ
イント部材18とを備えている。この構造のようにイン
ク吸収体17は、ポリエステル繊維材料を用いた場合再
利用性には優れているが、インクを含浸させるのに時間
がかり、また含浸させたインクが吐き出しにくいため、
インク吸収体内に残るインク量が多くなる問題点があ
る。
クカートリッジの従来例を示す断面図であり、タンク受
け15と大気連通口14及びインク供給口19を有し、
上記タンク受け15に嵌合装着されるインクタンク16
と、このインクタンク16内に装着されてインクが含浸
保持されているインク吸収体17と、上記タンク受け1
5の底部に設けられ、一端がインクタンク16のインク
供給口19に挿入されてインク吸収体17に圧接配置さ
れると共に他端がヘッド本体13に連続接続されるジョ
イント部材18とを備えている。この構造のようにイン
ク吸収体17は、ポリエステル繊維材料を用いた場合再
利用性には優れているが、インクを含浸させるのに時間
がかり、また含浸させたインクが吐き出しにくいため、
インク吸収体内に残るインク量が多くなる問題点があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題点を解決しインク含浸の時間を短くでき、インク吐
き出し性を向上させることで、インク容器内のインクの
残量を最小限に抑えることを可能としまた、インク量の
変化に伴う負圧変化を最小限に抑えることをも可能にし
たインクジェットプリンタ用のインクカートリッジを提
供することである。
問題点を解決しインク含浸の時間を短くでき、インク吐
き出し性を向上させることで、インク容器内のインクの
残量を最小限に抑えることを可能としまた、インク量の
変化に伴う負圧変化を最小限に抑えることをも可能にし
たインクジェットプリンタ用のインクカートリッジを提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】通気口を有する蓋と四面
の側板と供給口付近が一段下がった面を有する底部と印
字ヘッドと分離可能な結合部からなり、蓋と側板に押圧
されて圧縮状態でインク容器の内部に挿入されている繊
維状材料において、インク吐き出し性の良い繊維材料を
利用し、供給口近傍に繊維密度の高いフェルトブロッ
ク、その他に繊維密度が低いフェルトブロックを設け、
インク保持体の密度差で生じる毛細管力を利用しインク
の集液効果を高めるようにした。以下、図面を参照して
本発明の実施例を説明する。
の側板と供給口付近が一段下がった面を有する底部と印
字ヘッドと分離可能な結合部からなり、蓋と側板に押圧
されて圧縮状態でインク容器の内部に挿入されている繊
維状材料において、インク吐き出し性の良い繊維材料を
利用し、供給口近傍に繊維密度の高いフェルトブロッ
ク、その他に繊維密度が低いフェルトブロックを設け、
インク保持体の密度差で生じる毛細管力を利用しインク
の集液効果を高めるようにした。以下、図面を参照して
本発明の実施例を説明する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1、図2は本発明のインクカー
トリッジの内部構造を示す断面図であり図1は側断面
図、図2は図1と直交する方向の側断面図である。蓋1
の内面には、煙突状をした空気連通孔8を有し、またイ
ンク保持体を押さえるために蓋1の内面にインク容器2
の内壁全周にガイドとなるようにリブ9を有し、その内
面にもインク保持体を押さえるために複数本のリブ9が
設けられている。供給口11付近は底面10よりも一段
下がった構造となっている。
トリッジの内部構造を示す断面図であり図1は側断面
図、図2は図1と直交する方向の側断面図である。蓋1
の内面には、煙突状をした空気連通孔8を有し、またイ
ンク保持体を押さえるために蓋1の内面にインク容器2
の内壁全周にガイドとなるようにリブ9を有し、その内
面にもインク保持体を押さえるために複数本のリブ9が
設けられている。供給口11付近は底面10よりも一段
下がった構造となっている。
【0009】インク容器2内のインク保持体は、供給口
11付近が一段下がったところにインク保持体4、その
他に主インク保持体3が挿入されている。インク保持体
4と主インク保持体3は互いに接触するよに重ねられ、
インク保持体4の容積は主インク保持体3の容積よりも
小さい。
11付近が一段下がったところにインク保持体4、その
他に主インク保持体3が挿入されている。インク保持体
4と主インク保持体3は互いに接触するよに重ねられ、
インク保持体4の容積は主インク保持体3の容積よりも
小さい。
【0010】インク保持体4は一段下がった部分に隙間
無くひきつめられているが、底面10よりでっぱらず主
インク保持体3を局部的に圧縮していない。主インク保
持体3はインク容器2の容積より大きく底面10及びイ
ンク保持体4に押圧して挿入されている。
無くひきつめられているが、底面10よりでっぱらず主
インク保持体3を局部的に圧縮していない。主インク保
持体3はインク容器2の容積より大きく底面10及びイ
ンク保持体4に押圧して挿入されている。
【0011】補助部材7は主インク保持体3の上に配置
され蓋1のリブ9により主インク保持体3とともに押圧
されている。供給口11にはフィルター5が配置されて
いる。印字ヘッドとの接続部にはシール部材6が挿入さ
れている。
され蓋1のリブ9により主インク保持体3とともに押圧
されている。供給口11にはフィルター5が配置されて
いる。印字ヘッドとの接続部にはシール部材6が挿入さ
れている。
【0012】インク容器2内のインクの流れは、初期状
態では主インク保持体3にインクが保持されている。印
字ヘッドによるポンプ作用によりインクが外部へ排出さ
れ始めるとインク保持体間の密度差より生じる毛細管力
と印字ヘッドのポンプ作用で主インク保持体3からイン
ク保持体4へインクが移動し、フィルター5を通り印字
ヘッドへ供給される。
態では主インク保持体3にインクが保持されている。印
字ヘッドによるポンプ作用によりインクが外部へ排出さ
れ始めるとインク保持体間の密度差より生じる毛細管力
と印字ヘッドのポンプ作用で主インク保持体3からイン
ク保持体4へインクが移動し、フィルター5を通り印字
ヘッドへ供給される。
【0013】本実施例においては、主インク保持体3と
インク保持体4は互いに接触して重ねられ、インク保持
体4の重なり合う面積は主インク保持体3の1/2以下
程度である。この接触面積が大きくなると、インクは集
めやすいがインク保持体4の容積が増えるために、主イ
ンク保持体3にくらべ密度が高いインク保持体4では毛
細管力が高いために内部にインクを保持しようとする力
が強く働くため、多くのインクが保持されてしまいイン
クの使用効率が悪くなってしまう。
インク保持体4は互いに接触して重ねられ、インク保持
体4の重なり合う面積は主インク保持体3の1/2以下
程度である。この接触面積が大きくなると、インクは集
めやすいがインク保持体4の容積が増えるために、主イ
ンク保持体3にくらべ密度が高いインク保持体4では毛
細管力が高いために内部にインクを保持しようとする力
が強く働くため、多くのインクが保持されてしまいイン
クの使用効率が悪くなってしまう。
【0014】主インク保持体3とインク保持体4はレー
ヨン繊維とPP(ポリプロピレン)繊維を8:2の混合
比によりフェルトブロックを構成したものを本実施例で
は使用している。
ヨン繊維とPP(ポリプロピレン)繊維を8:2の混合
比によりフェルトブロックを構成したものを本実施例で
は使用している。
【0015】また、主インク保持体3とインク保持体4
はインクの流れ方向と繊維方向12を一致させた構成に
配置すると主インク保持体3、インク保持体4内をイン
クがスムーズに流れ、効率良くインクが移動可能となる
のでインク保持体内からインクの吐き出し性が向上す
る。
はインクの流れ方向と繊維方向12を一致させた構成に
配置すると主インク保持体3、インク保持体4内をイン
クがスムーズに流れ、効率良くインクが移動可能となる
のでインク保持体内からインクの吐き出し性が向上す
る。
【0016】インク保持体であるフェルトブロックを構
成する繊維密度はインク保持体4が高く、主インク保持
体3の繊維密度を低くすることで毛細管力が生じ供給口
11の遠方より近傍が増大し効率のよい集液効果が発揮
される。本実施例では、インク保持体3とインク保持体
4の密度差は0.13g/cm3に設定している。
成する繊維密度はインク保持体4が高く、主インク保持
体3の繊維密度を低くすることで毛細管力が生じ供給口
11の遠方より近傍が増大し効率のよい集液効果が発揮
される。本実施例では、インク保持体3とインク保持体
4の密度差は0.13g/cm3に設定している。
【0017】供給口11付近が一段下がったところに繊
維密度の高いフェルトブロックであるインク保持体4を
配置することで繊維間の隙間が狭く空気を通しにくいた
め印字ヘッドへの空気混入を防ぎ、安定したインク供給
が行われ信頼性の向上になる。また、主インク保持体3
は低繊維密度により作られたフェルトブロックのため大
量のインクを含浸することができ、インク容器2内の負
圧を印字ヘッドの吐出力より弱く設定されているので含
浸されているインクのほとんどを消費することができ
る。
維密度の高いフェルトブロックであるインク保持体4を
配置することで繊維間の隙間が狭く空気を通しにくいた
め印字ヘッドへの空気混入を防ぎ、安定したインク供給
が行われ信頼性の向上になる。また、主インク保持体3
は低繊維密度により作られたフェルトブロックのため大
量のインクを含浸することができ、インク容器2内の負
圧を印字ヘッドの吐出力より弱く設定されているので含
浸されているインクのほとんどを消費することができ
る。
【0018】補助部材7は主インク保持体3が振動など
により移動しないようにするために配置されている。こ
の補助部材7は、独立気泡体で構成されたゴムスポンジ
でできているため、インクが染み込みにくくそのために
空気連通孔8にインクが入り込みにくくする効果があ
る。
により移動しないようにするために配置されている。こ
の補助部材7は、独立気泡体で構成されたゴムスポンジ
でできているため、インクが染み込みにくくそのために
空気連通孔8にインクが入り込みにくくする効果があ
る。
【0019】また、蓋1に配置されるリブ9はインク容
器内壁いっぱいに全周に設けられ、さらにその内側にも
間隔が5mm程度でリブ9が構成されていると安定した
押さえになる。
器内壁いっぱいに全周に設けられ、さらにその内側にも
間隔が5mm程度でリブ9が構成されていると安定した
押さえになる。
【0020】リブ9のみで押さえようとすると主インク
保持体3の繊維密度が低いために主インク保持体3がリ
ブ9に食い込んでしまい、移動を止めることができない
が、補助部材7をかいしてリブ9によって押さえること
で主インク保持体3が食い込むことなく押さえることが
できる。
保持体3の繊維密度が低いために主インク保持体3がリ
ブ9に食い込んでしまい、移動を止めることができない
が、補助部材7をかいしてリブ9によって押さえること
で主インク保持体3が食い込むことなく押さえることが
できる。
【0021】供給口11近くにはポリエステル材料から
なるフィルター5を設けている。開口部の大きさは主イ
ンク保持体3とインク保持体4の繊維やゴミが印字ヘッ
ドへ流失しないように25μm以下のものを使用しゴミ
の流失防止を確実にしている。
なるフィルター5を設けている。開口部の大きさは主イ
ンク保持体3とインク保持体4の繊維やゴミが印字ヘッ
ドへ流失しないように25μm以下のものを使用しゴミ
の流失防止を確実にしている。
【0022】また、単位面積当たりの開口率を高めたも
のを使用することでインクの流れになるたけ抵抗となら
ないようにし印字ヘッド内にインクを供給できるように
している。
のを使用することでインクの流れになるたけ抵抗となら
ないようにし印字ヘッド内にインクを供給できるように
している。
【0023】蓋1はインクが外部へ漏れないように超音
波溶着で接着しインク容器2内を気密にしている。空気
連通孔8を細い煙突状にすることでインク容器2内の空
気を外部に出にくくしてインク容器2内のインク乾燥を
防止し、外部からのゴミがインク容器2内に入らないよ
うにしている。また、環境変化による圧力の上昇が発生
しても、インク容器2内と外気が連通しているためにイ
ンク漏れの心配がない。
波溶着で接着しインク容器2内を気密にしている。空気
連通孔8を細い煙突状にすることでインク容器2内の空
気を外部に出にくくしてインク容器2内のインク乾燥を
防止し、外部からのゴミがインク容器2内に入らないよ
うにしている。また、環境変化による圧力の上昇が発生
しても、インク容器2内と外気が連通しているためにイ
ンク漏れの心配がない。
【0024】
【発明の効果】本発明のインクカートリッジにおいて
は、インク保持体間に密度差を生じさせることで毛細管
力が比較的簡素な内部構造によって調整されているの
で、インク充填の容積効率が高く供給口にインクを集積
する効果にすぐれ、またインク保持体を構成する繊維材
を繊維径を7〜15デニールであるレーヨン繊維材と繊
維径を6〜15デニールであるポリプロピレン繊維材を
混合したものを使用することでインク保持体内からのイ
ンク吐き出し効果がすぐれ、インク保持体内のインク残
量が少なくでき使用効率が高くなり、インク残量の変化
に伴う負圧変動が小さくなる。
は、インク保持体間に密度差を生じさせることで毛細管
力が比較的簡素な内部構造によって調整されているの
で、インク充填の容積効率が高く供給口にインクを集積
する効果にすぐれ、またインク保持体を構成する繊維材
を繊維径を7〜15デニールであるレーヨン繊維材と繊
維径を6〜15デニールであるポリプロピレン繊維材を
混合したものを使用することでインク保持体内からのイ
ンク吐き出し効果がすぐれ、インク保持体内のインク残
量が少なくでき使用効率が高くなり、インク残量の変化
に伴う負圧変動が小さくなる。
【図1】本発明の実施例におけるインクカートリッジを
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】本発明の実施例におけるインクカートリッジを
示す断面図である。
示す断面図である。
【図3】従来例におけるインクカートリッジを示す断面
図である。
図である。
【符号の説明】 1 蓋 2 インク容器 3 主インク保持体 4 インク保持体 5 フィルター 6 シール部材 7 補助部材 8 空気連通孔 9 リブ 10 底面 11 供給口 12 繊維方向 13 ヘッド本体 14 大気連通孔 15 タンク受け 16 インクタンク 17 インク吸収体 18 ジョイント部材 19 インク供給口
Claims (8)
- 【請求項1】 インクヘッドと分離可能なインクカート
リッジにおいて、通気口を有する蓋と四面の側板と供給
口付近が一段下がった面を有する底部とインクヘッドと
分離可能な結合部からなり、供給口にはフィルターが配
設され、蓋と側板に押圧されて圧縮状態でインク容器の
内部に挿入されている繊維径6〜15デニールとしたポ
リプロピレン繊維材と繊維径7〜15デニールとしたレ
ーヨン繊維材混合フェルト材料からなるインク保持体と
インク保持体を押さえる多孔質部材によって構成されて
いることを特徴とするインクカートリッジ。 - 【請求項2】 繊維状材料からなるインク保持体は繊維
密度の異なる複数種のフェルトブロックからなり、供給
口近傍に繊維密度の高いフェルトブロックが配設され、
繊維密度が高いものほどフェルトブロックの面積を小さ
くして集液効果を向上させたことを特徴とする請求項1
に記載のインクカートリッジ。 - 【請求項3】 インク容器内の繊維状材料からなるイン
ク保持体のフェルトブロックは繊維方向をインクの流れ
方向と一致させた構成でインク容器内に挿入されている
ことを特徴とする請求項1に記載のインクカートリッ
ジ。 - 【請求項4】 インク容器内の供給口近傍のインク保持
体とそれ以外のインク保持体の密度差が0.1g/cm
3以上であることを特徴とする請求項1に記載のインク
カートリッジ。 - 【請求項5】 インク容器内にはインク保持体と蓋の間
に独立気泡体で構成されている多孔質部材が入っている
ことを特徴とする請求項1に記載のインクカートリッ
ジ。 - 【請求項6】 インク容器内の供給口にはゴミの流失を
防ぐためにポリエステル繊維により構成されたフィルタ
ーが配設され、その開口部の大きさが30μm以下で構
成されていることを特徴とする請求項1に記載のインク
カートリッジ。 - 【請求項7】 インク容器内のインク保持体を押圧する
蓋にはインク容器と重ね合わせた時にインク容器内壁ぎ
りぎりに全周リブが構成され、さらにその内側には5m
m間隔以下に複数本のリブが構成されていることを特徴
とする請求項1に記載のインクカートリッジ。 - 【請求項8】 インク容器内のインクは粘度が1.7〜
2.0cp、表面張力が30〜33dyne/cmであ
ることを特徴とする請求項1に記載のインクカートリッ
ジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3900997A JPH10235887A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | インクカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3900997A JPH10235887A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | インクカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10235887A true JPH10235887A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12541116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3900997A Pending JPH10235887A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | インクカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10235887A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002002334A1 (en) * | 2000-06-30 | 2002-01-10 | Silverbrook Research Pty Ltd | Ink cartridge with ink reservoirs and pellets |
US6425661B1 (en) | 2000-06-30 | 2002-07-30 | Silverbrook Research Pty Ltd | Ink cartridge |
KR100421972B1 (ko) * | 2002-05-16 | 2004-03-11 | 삼성전자주식회사 | 잉크 카트리지 |
US6739711B2 (en) | 2001-09-27 | 2004-05-25 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Ink cartridge |
US6877847B2 (en) * | 2001-05-10 | 2005-04-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink tank |
CN100337830C (zh) * | 2000-06-30 | 2007-09-19 | 西尔弗布鲁克研究有限公司 | 具有可滑动密封构件的墨水盒 |
AU2005200486B2 (en) * | 2000-06-30 | 2007-11-08 | Memjet Technology Limited | Ink cartridge having slidable seal member |
SG153636A1 (en) * | 2000-06-30 | 2009-07-29 | Silverbrook Res Pty Ltd | Ink cartridge having slidable seal member |
-
1997
- 1997-02-24 JP JP3900997A patent/JPH10235887A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002002334A1 (en) * | 2000-06-30 | 2002-01-10 | Silverbrook Research Pty Ltd | Ink cartridge with ink reservoirs and pellets |
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KR100438702B1 (ko) * | 2001-09-27 | 2004-07-05 | 삼성전자주식회사 | 잉크 카트리지 |
KR100421972B1 (ko) * | 2002-05-16 | 2004-03-11 | 삼성전자주식회사 | 잉크 카트리지 |
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