JPH10235120A - 濾過装置 - Google Patents

濾過装置

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JPH10235120A
JPH10235120A JP9039347A JP3934797A JPH10235120A JP H10235120 A JPH10235120 A JP H10235120A JP 9039347 A JP9039347 A JP 9039347A JP 3934797 A JP3934797 A JP 3934797A JP H10235120 A JPH10235120 A JP H10235120A
Authority
JP
Japan
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liquid
filter
filtered
controller
discharged
Prior art date
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Pending
Application number
JP9039347A
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English (en)
Inventor
Shiroji Sakakibara
城二 榊原
Hiroyuki Kubota
浩之 窪田
Sadahiko Inoue
定彦 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタの目詰まりを検知して排水経路を変
更し、一定の濾過能力を維持することができる濾過装置
を提供することにある。 【解決手段】 本発明の濾過装置は、濾過される液体を
移送する移送配管と、移送されてきた液体の経路を切り
替える複数の自動弁と、該自動弁の下流に配設されたフ
ィルタと、フィルタで濾過された液体を排出する排出口
と、該排出口で排出される液体の流量を計測する流量計
と、自動弁の開閉を制御するコントローラを備え、流量
計の値により自動弁を切り換えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は工作機械に使用され
る冷却水、化学処理の廃液、洗浄水等の工業排水の濾過
や、飲用、食用等の液体を濾過する濾過装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】濾過装置は、使用につれてフィルタに被
濾過物が付着し、目詰まりが生じて濾過性能が低下する
ので定期的にフィルタの交換をする必要がある。そのた
め、移送配管を分岐し、それぞれにフィルタを配設して
一定の時間により移送する配管経路を切り換えて、不使
用のフィルタを交換または清掃をしていた。
【0003】しかしながら、濾過される液体の濾過物の
含有量や液体の移送量が一定しないためにフィルタに蓄
積される濾過物の量が不安定になる。例えば、濾過物が
多い場合、フィルタが交換時間前に目詰まりが生じ、安
定した濾過性能が発揮できず、安定した排出ができなか
ったり、また逆に濾過物が少ない場合、フィルタの濾過
能力がまだまだ有るにもかかわらず、そのフィルタを交
換することがしばしば発生する。このように、フィルタ
の濾過能力を十分発揮せずして交換するとがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題に
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
フィルタの目詰まりを検知して排水経路を変更し、一定
の濾過能力を維持することができる濾過装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
濾過装置は、濾過される液体を移送する移送配管1と、
移送されてきた液体の経路を切り替える複数の自動弁2
と、該自動弁2の下流に配設されたフィルタ3と、フィ
ルタ3で濾過された液体を排出する排出口4と、該排出
口4で排出される液体の流量を計測する流量計5と、自
動弁2の開閉を制御するコントローラ6を備え、流量計
5の値により自動弁2を切り換えることを特徴とする。
【0006】本発明の請求項2に係る濾過装置は、上記
請求項1記載の濾過装置において、排出口4より排出さ
れた液体を貯める貯液槽7と、該貯液槽7に貯まる液体
の液面レベルを検出する液面計8とを備え、液面計8の
値により自動弁2を切り換えることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、実施形態に係る図面に基づいて具体的に説明する。
【0008】図1は、本発明の一実施形態に係る濾過装
置の概略を示す構成図である。図示の如く、本発明の濾
過装置10は移送配管1に接続され、移送されてきた液
体の経路を切り替える複数の自動弁2と、該自動弁2の
下流に配設されたフィルタ3と、フィルタ3で濾過され
た液体を排出する排出口4と、該排出口4で排出される
液体の流量を計測する流量計5と、自動弁2の開閉を制
御するコントローラ6が備えられ、さらに、排出口4よ
り排出された液体を貯める貯液槽7と、該貯液槽7に貯
まる液体の液面レベルを検出する液面計8とを備えてい
る。
【0009】上記構成の濾過装置10は、移送配管1に
より工作機械に使用される冷却水、化学処理の廃液、洗
浄水等の工業排水の濾過や、飲用、食用等の液体が流入
するよう構成されている。これらの移送配管1は濾過装
置10内で複数に分岐配管され、それぞれ自動弁2を介
してフィルタ3が配設されている。また、該自動弁2は
コントローラ6に接続されコントローラ6により開閉を
制御することができる。これらの自動弁2を切り換える
ことにより液体が通過する、つまり濾過するフィルタ3
を切り換えることができる。前記フィルタ3は濾過され
る液体、この液体の被濾過物の大きさ等により適宜選択
される。
【0010】上記フィルタ3を通過して濾過された液体
は、再び1つの配管に接続され排出口4へと移送されて
排出される。この排出口4より排出される液体(以下、
排出液9とする。)は、排出口4に設置された流量計5
によりその流量が計測される。計測された流量値はコン
トローラ6に送られる。
【0011】また、排出液9は貯液槽7に貯えられその
量を貯液槽7に設置されたレベル計により検出される。
そして検出された値は上記コントローラ6に送られる。
この貯液槽7に排出液9を貯えるのは、例えば、粘度を
有する液体が排出された場合、断続的に排出された場合
等、排出口4から排出された排出液9が流量計5で計量
できない場合、一度貯液槽7に排出液9を貯え、貯えた
量により排出量を計測するためである。また、上記貯液
槽7には、貯えた排出液9を排出する開口12が設けら
れ、上記コントローラ6により制御される開口弁12の
開閉により排出することができる。
【0012】例えば、図に示すような3つの自動弁及び
フィルタを有する濾過装置についてその濾過方法を説明
する。
【0013】先ず、コントローラ6により第1の自動弁
2aが開放され、第2、第3の自動弁2cが閉鎖されて
いるとする。ここに、上記移送配管1より不溶物質や異
物等の被濾過物が含まれた工業排水が移送されてきたと
する。
【0014】上記工業排水は第1のフィルタ3aにより
濾過され、被濾過物がフィルタ3に蓄積する。濾過され
た工業排水は排出液9として排出口4より排出される。
この時、この排出口4より排出される排出液9の流量を
流量計5で測定すると指数で100であったとする。
【0015】この値を自動弁2を制御するコントローラ
6に送り、コントローラ6でこの値を基準とし、フィル
タ3が目詰まりして交換が必要な時の流量を、例えば、
指数50の設定値として設定登録する。
【0016】さらに、工業排水が移送され、コントロー
ラ6により逐次流量計5の値と設定値とが比較される。
そしてフィルタ3に目詰まりが生じて流量計5の値が5
0になると上記設定登録された設定値と一致することに
なり、コントローラ6により第2の自動弁2bが開放さ
れ、第1の自動弁2aが閉鎖される。
【0017】そして、工業排水は第2のフィルタ3bに
より濾過され、安定して排出液9を排出することができ
る。
【0018】同様に、第2のフィルタ3bを使用して、
流量が設定値になると、コントローラ6により第3の自
動弁2cが開放され、第2の自動弁2bが閉鎖され、工
業排水が第3のフィルタ3cにより濾過され、安定して
排出液9を排出することができる。
【0019】さらに、第3のフィルタ3cが目詰まりす
ると、第1のフィルタ3aに切り換えて濾過することが
できる。ただし、切り換えられたフィルタ3は、他のフ
ィルタ3を使用している間に交換或いは洗浄するのは言
うまでもない。
【0020】また、上記工業排水が断続的に移送された
場合や移送されてきた液体が粘度を有する場合など、流
量計5で安定した流量が得られない場合、上記貯液槽7
に一度排出液9を貯える。貯えられた排出液9の量は、
貯液槽7に配設された液面計8により検出され、コント
ローラ6にその値が送られる。そして、任意の時間貯液
槽7に排出液9を貯えることにより、単位時間当たりの
流量を算出することができる。上記の流量計5を使用す
る場合と同様、新規のフィルタ3が使用された時の流量
を基準とし、フィルタ3が目詰まりして交換が必要な時
の流量を設定値として設定登録する。
【0021】上記任意の時間貯液槽7に排出液9を貯
え、その時の流量が設定値以上であると、コントローラ
6により開口弁11が開放され、開口12より排出液9
が排出される。そして、貯液槽7の排出液9が略排出さ
れた時間或いは液面計8により下限を検知したら開口弁
11を閉鎖し、貯液槽7に排出液9が貯えるようにす
る。
【0022】上記の動作を繰り返し、単位時間当たりの
流量が設定値以下であると、コントローラ6により第2
の自動弁2bが開放され、第1の自動弁2aが閉鎖され
る。同様に、順次、使用中のフィルタ3が設定値以下に
なると第3のフィルタ3c、そして、第1のフィルタ3
aに切り換えられ安定した濾過を図ることができる。
【0023】このように、排出口4より排出される排出
液9の流量によりフィルタ3を切り換えるので安定した
濾過を行なうことができる。
【0024】
【発明の効果】上述したように、本発明の濾過装置によ
ると、移送されてきた液体の経路を切り替える複数の自
動弁と、該自動弁の下流に配設されたフィルタと、フィ
ルタで濾過された液体を排出する排出口と、該排出口で
排出される液体の流量を計測する流量計と、自動弁の開
閉を制御するコントローラを具備し、排出口より排出さ
れる排出液の流量によりフィルタの目詰まり状態を検知
し、濾過するフィルタをコントローラにより切り換える
ことができるので、常に安定した濾過をすることができ
る。また、排出口より排出された液体を貯める貯液槽
と、該貯液槽に貯まる液体の液面レベルを検出する液面
計とを具備しているので、流量計で測定できない液体が
移送されても、貯液槽に貯えられる量により単位時間当
たりの流量を算出することができ、その値によりフィル
タの目詰まり状態を検知して濾過するフィルタをコント
ローラにより切り換えることができ、安定した濾過をす
ることができる。また、上記のようにコントローラによ
りフィルタを切り換えるタイミングを指示することがで
きるので、警報出力を発して作業者にフィルタを交換或
いは洗浄のタイミングを知らしめることができる。さら
に、複数のフィルタを順次使用していくので、使用され
たフィルタを交換或いは洗浄する時間の確保ができ、安
全且つ安定した作業を実施することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の濾過装置の概略を説明図
である。
【符号の説明】
1 移送配管 2 自動弁 3 フィルタ 4 排水口 5 流量計 6 コントローラ 7 貯液槽 8 液面計 10 濾過装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濾過される液体を移送する移送配管と、
    移送されてきた液体の経路を切り替える複数の自動弁
    と、該自動弁の下流に配設されたフィルタと、フィルタ
    で濾過された液体を排出する排出口と、該排出口で排出
    される液体の流量を計測する流量計と、自動弁の開閉を
    制御するコントローラを備え、流量計の値により自動弁
    を切り換えることを特徴とする濾過装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1記載の濾過装置において、
    排出口より排出された液体を貯める貯液槽と、該貯液槽
    に貯まる液体の液面レベルを検出する液面計とを備え、
    液面計の値により自動弁を切り換えることを特徴とする
    濾過装置。
JP9039347A 1997-02-24 1997-02-24 濾過装置 Pending JPH10235120A (ja)

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