JPH10234697A - 磁気共鳴診断装置 - Google Patents
磁気共鳴診断装置Info
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- JPH10234697A JPH10234697A JP9045227A JP4522797A JPH10234697A JP H10234697 A JPH10234697 A JP H10234697A JP 9045227 A JP9045227 A JP 9045227A JP 4522797 A JP4522797 A JP 4522797A JP H10234697 A JPH10234697 A JP H10234697A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】磁気共鳴診断装置において，被検体の撮影位置
を一定に保つ。 【解決手段】被検体１の位置を検出する手段と，検出さ
れた位置から被検体の移動量を算出する手段と，算出さ
れた移動量を基に寝台２の位置を調整し，被検体の位置
を一定に保つための制御手段３とを有する。 【効果】位置決めを行った後，複数回の撮影を行う時，
各撮影の前後に被検体が移動しても，各撮影において所
望の部位からの磁気共鳴信号を正確に取得できる。
を一定に保つ。 【解決手段】被検体１の位置を検出する手段と，検出さ
れた位置から被検体の移動量を算出する手段と，算出さ
れた移動量を基に寝台２の位置を調整し，被検体の位置
を一定に保つための制御手段３とを有する。 【効果】位置決めを行った後，複数回の撮影を行う時，
各撮影の前後に被検体が移動しても，各撮影において所
望の部位からの磁気共鳴信号を正確に取得できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，磁気共鳴診断装
置，特に被検体の撮影位置の制御手段を有する磁気共鳴
診断装置に関する。
置，特に被検体の撮影位置の制御手段を有する磁気共鳴
診断装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】磁気共鳴診断装置において，被検体の所
望の部位を撮影するためには，被検体と寝台との位置決
め，寝台の架台部に対する位置決めが必要となる。従
来，このような位置決めを行う場合，以下の２つの方法
が用いられている。第１の方法は，寝台を架台部内に搬
入する以前に，定位置にある投光器により，寝台上の被
検体の所望部位を照射し，その照射部位と撮影領域が合
致するように，所定の量だけ寝台を移動させる方法。第
２の方法は，まず，被検体を載せた寝台を適当な位置ま
で移動させた後，寝台を移動させる方向と平行な断面の
磁気共鳴画像あるいはプロファイル画像（一次元投影画
像）の測定を行い，所望の部位が撮影領域に合致するよ
うに，所定の量だけ寝台を移動させる，あるいは撮影領
域を移動させる方法である。
望の部位を撮影するためには，被検体と寝台との位置決
め，寝台の架台部に対する位置決めが必要となる。従
来，このような位置決めを行う場合，以下の２つの方法
が用いられている。第１の方法は，寝台を架台部内に搬
入する以前に，定位置にある投光器により，寝台上の被
検体の所望部位を照射し，その照射部位と撮影領域が合
致するように，所定の量だけ寝台を移動させる方法。第
２の方法は，まず，被検体を載せた寝台を適当な位置ま
で移動させた後，寝台を移動させる方向と平行な断面の
磁気共鳴画像あるいはプロファイル画像（一次元投影画
像）の測定を行い，所望の部位が撮影領域に合致するよ
うに，所定の量だけ寝台を移動させる，あるいは撮影領
域を移動させる方法である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では，
位置決めを行った後，複数回の撮影を行う場合，各撮影
の前後に被検体が移動すると，撮影毎に磁気共鳴信号が
得られている部位が異なってしまうという問題点があっ
た。
位置決めを行った後，複数回の撮影を行う場合，各撮影
の前後に被検体が移動すると，撮影毎に磁気共鳴信号が
得られている部位が異なってしまうという問題点があっ
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は，静磁場
を発生する手段，傾斜磁場を発生する手段，静磁場およ
び傾斜磁場が印加される空間に寝台とともに被検体を挿
入し位置調整をする手段，被検体に高周波パルスを照射
する手段，被検体からの磁気共鳴信号を検出する手段，
検出された磁気共鳴信号についての演算を行う手段とを
有し，演算により磁気共鳴画像，磁気共鳴スペクトル，
磁気共鳴スペクトロスコピック画像の少なくともいずれ
かを取得する磁気共鳴診断装置において，被検体の位置
を検出する手段と，検出された被検体の位置（検出値）
から被検体の移動量を算出する手段と，算出された被検
体の移動量を基に寝台の位置を調整する手段とを有し，
被検体の位置を一定に保つことにある。
を発生する手段，傾斜磁場を発生する手段，静磁場およ
び傾斜磁場が印加される空間に寝台とともに被検体を挿
入し位置調整をする手段，被検体に高周波パルスを照射
する手段，被検体からの磁気共鳴信号を検出する手段，
検出された磁気共鳴信号についての演算を行う手段とを
有し，演算により磁気共鳴画像，磁気共鳴スペクトル，
磁気共鳴スペクトロスコピック画像の少なくともいずれ
かを取得する磁気共鳴診断装置において，被検体の位置
を検出する手段と，検出された被検体の位置（検出値）
から被検体の移動量を算出する手段と，算出された被検
体の移動量を基に寝台の位置を調整する手段とを有し，
被検体の位置を一定に保つことにある。
【０００５】被検体の移動量を算出する際，被検体の位
置決め後，最初に検出した被検体の位置（初期値）を基
準とし，初期値と検出値の差分をとり，差分が最小とな
るように，検出値に対し平行移動，回転移動の少なくと
もいずれかの処理を行い，被検体の移動量を検出する。
被検体の位置を検出すること，検出された被検体の位置
から被検体の移動量を算出すること，算出された被検体
の移動量を基に寝台の位置を調整することの，一連の処
理は所定の手順で実行され，一つのボタンを押すことに
より自動的に行なわれる。この一連の処理は，磁気共鳴
画像，磁気共鳴スペクトル，磁気共鳴スペクトロスコピ
ック画像の少なくともいずれかを取得する各測定を実行
する前に実行される。
置決め後，最初に検出した被検体の位置（初期値）を基
準とし，初期値と検出値の差分をとり，差分が最小とな
るように，検出値に対し平行移動，回転移動の少なくと
もいずれかの処理を行い，被検体の移動量を検出する。
被検体の位置を検出すること，検出された被検体の位置
から被検体の移動量を算出すること，算出された被検体
の移動量を基に寝台の位置を調整することの，一連の処
理は所定の手順で実行され，一つのボタンを押すことに
より自動的に行なわれる。この一連の処理は，磁気共鳴
画像，磁気共鳴スペクトル，磁気共鳴スペクトロスコピ
ック画像の少なくともいずれかを取得する各測定を実行
する前に実行される。
【０００６】被検体の位置を検出は，被検体のプロファ
イル画像を用いるか，被検体の磁気共鳴画像を用いて行
ない，被検体の磁気共鳴画像の取得は，エコープラナー
法により行なう。被検体の位置の検出は，得られた磁気
共鳴画像から抽出した被検体の輪郭を用いて行ない，得
られた磁気共鳴画像から抽出した被検体のＯＭライン
（外耳孔と眼球を結ぶライン）を用いる。また，被検体
の位置の検出は，あらかじめ被検体の表面にマーカー
（脂肪の粒）を張り付けて画像を取得し，得られた画像
から抽出したマーカーの位置を用いてもよい。
イル画像を用いるか，被検体の磁気共鳴画像を用いて行
ない，被検体の磁気共鳴画像の取得は，エコープラナー
法により行なう。被検体の位置の検出は，得られた磁気
共鳴画像から抽出した被検体の輪郭を用いて行ない，得
られた磁気共鳴画像から抽出した被検体のＯＭライン
（外耳孔と眼球を結ぶライン）を用いる。また，被検体
の位置の検出は，あらかじめ被検体の表面にマーカー
（脂肪の粒）を張り付けて画像を取得し，得られた画像
から抽出したマーカーの位置を用いてもよい。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下，本発明の実施例を図を用い
て説明する。図１に，本発明が適用される磁気共鳴診断
装置の構成例を示す。被検体１を寝台２に載せ，寝台制
御装置３を用いて，静磁場発生マグネット４により生成
された一様な静磁場中に配置する。次に，傾斜磁場発生
コイル５を用いて特定部位選択用の傾斜磁場を印加する
とともに，プロ−ブ６により高周波磁場パルスを被検体
１に照射する。これにより，所望の部位に含まれる磁化
を選択励起し核磁気共鳴現象を生じさせて，被検体１内
から発生する核磁気共鳴信号をプロ−ブ６により検出す
る。さらに記憶媒体７を有する計算機８を用いて，検出
された核磁気共鳴信号についての演算を行い，演算によ
り磁気共鳴画像，磁気共鳴スペクトル，磁気共鳴スペク
トロスコピック画像の少なくともいずれかを生成する。
生成された演算結果は，記憶媒体７に記録され，必要が
あればディスプレイ９に表示される。なお，傾斜磁場発
生コイル５用の駆動用電源部１０，高周波磁場パルス発
生用の送信器１１および核磁気共鳴信号検波用の受信器
１２は，シ−ケンス制御装置１３により制御される。
て説明する。図１に，本発明が適用される磁気共鳴診断
装置の構成例を示す。被検体１を寝台２に載せ，寝台制
御装置３を用いて，静磁場発生マグネット４により生成
された一様な静磁場中に配置する。次に，傾斜磁場発生
コイル５を用いて特定部位選択用の傾斜磁場を印加する
とともに，プロ−ブ６により高周波磁場パルスを被検体
１に照射する。これにより，所望の部位に含まれる磁化
を選択励起し核磁気共鳴現象を生じさせて，被検体１内
から発生する核磁気共鳴信号をプロ−ブ６により検出す
る。さらに記憶媒体７を有する計算機８を用いて，検出
された核磁気共鳴信号についての演算を行い，演算によ
り磁気共鳴画像，磁気共鳴スペクトル，磁気共鳴スペク
トロスコピック画像の少なくともいずれかを生成する。
生成された演算結果は，記憶媒体７に記録され，必要が
あればディスプレイ９に表示される。なお，傾斜磁場発
生コイル５用の駆動用電源部１０，高周波磁場パルス発
生用の送信器１１および核磁気共鳴信号検波用の受信器
１２は，シ−ケンス制御装置１３により制御される。
【０００８】なお，本発明が適用される寝台制御装置３
は，特開平４ー２６１６４２号公報に記載の寝台制御装
置のように，寝台を任意に容易かつ正確に移動させるこ
とのできるものを用いる。
は，特開平４ー２６１６４２号公報に記載の寝台制御装
置のように，寝台を任意に容易かつ正確に移動させるこ
とのできるものを用いる。
【０００９】図２に，本発明の実施例を表す撮影フロー
を示し，以下，各手順について説明を行う。（手順１）
（２０）：「従来の技術」で述べた方法を用いて，被検
体の撮影位置を決定する。（手順２）（３０）：被検体
のプロファイル画像あるいは磁気共鳴画像（エコープラ
ナー法を含む）を測定し，得られたプロファイル画像あ
るいは磁気共鳴画像を被検***置の初期値として，記憶
媒体７に記録する。（手順３）（４０）：所望の撮影
（磁気共鳴画像，磁気共鳴スペクトル，磁気共鳴スペク
トロスコピック画像の少なくともいずれかの取得）を行
う。（手順４）（５０）：次の撮影が有るか否かの判定
を行なう。次の撮影が有る場合，いかに説明する（手順
５），（手順６），（手順７）を順次行った後，（手順
３）を行う。次の撮影が無い場合，全測定を終了する。
を示し，以下，各手順について説明を行う。（手順１）
（２０）：「従来の技術」で述べた方法を用いて，被検
体の撮影位置を決定する。（手順２）（３０）：被検体
のプロファイル画像あるいは磁気共鳴画像（エコープラ
ナー法を含む）を測定し，得られたプロファイル画像あ
るいは磁気共鳴画像を被検***置の初期値として，記憶
媒体７に記録する。（手順３）（４０）：所望の撮影
（磁気共鳴画像，磁気共鳴スペクトル，磁気共鳴スペク
トロスコピック画像の少なくともいずれかの取得）を行
う。（手順４）（５０）：次の撮影が有るか否かの判定
を行なう。次の撮影が有る場合，いかに説明する（手順
５），（手順６），（手順７）を順次行った後，（手順
３）を行う。次の撮影が無い場合，全測定を終了する。
【００１０】（手順５）（６０）：被検体のプロファイ
ル像あるいは磁気共鳴画像（エコープラナー法を含む）
を測定し，得られたプロファイル画像あるいは磁気共鳴
画像から被検***置を検出する。（手順６）（７０）：
（手順２）で取得した初期値と，（手順５）で取得した
検出値を比較することにより，被検体の移動量を算出
し，算出された移動量を基に，被検体の位置を初期値に
戻すための寝台の移動量を算出する。（手順７）（８
０）：（手順６）で算出した寝台の移動量に従い，寝台
制御装置３を用いて，寝台２の位置を移動させる。
ル像あるいは磁気共鳴画像（エコープラナー法を含む）
を測定し，得られたプロファイル画像あるいは磁気共鳴
画像から被検***置を検出する。（手順６）（７０）：
（手順２）で取得した初期値と，（手順５）で取得した
検出値を比較することにより，被検体の移動量を算出
し，算出された移動量を基に，被検体の位置を初期値に
戻すための寝台の移動量を算出する。（手順７）（８
０）：（手順６）で算出した寝台の移動量に従い，寝台
制御装置３を用いて，寝台２の位置を移動させる。
【００１１】なお，被検体のプロファイル画像を測定す
る際，直交する３軸方向のプロファイル画像を測定して
おくことが望ましい。また，磁気共鳴画像（エコープラ
ナー法を含む）を測定する際，直交する３枚の２次元画
像，あるいは３次元画像を測定しておくことが望まし
い。また，（手順２）において，得られたプロファイル
画像あるいは磁気共鳴画像を被検***置の初期値として
記憶媒体７に記録する際，被検体の輪郭を抽出し記録し
ておいても良い。
る際，直交する３軸方向のプロファイル画像を測定して
おくことが望ましい。また，磁気共鳴画像（エコープラ
ナー法を含む）を測定する際，直交する３枚の２次元画
像，あるいは３次元画像を測定しておくことが望まし
い。また，（手順２）において，得られたプロファイル
画像あるいは磁気共鳴画像を被検***置の初期値として
記憶媒体７に記録する際，被検体の輪郭を抽出し記録し
ておいても良い。
【００１２】また，（手順２）において，得られたプロ
ファイル画像あるいは磁気共鳴画像を被検***置の初期
値として記憶媒体７に記録する際，被検体のＯＭライン
（外耳孔と眼球を結ぶライン）を抽出し，記録しておい
ても良いし，得られたプロファイル画像あるいは磁気共
鳴画像を被検***置の初期値として記憶媒体７に記録す
る際，あらかじめ被検体の表面にマーカー（脂肪の粒
等）を張り付けておき，そのマーカーの位置を抽出し，
記録しておいても良い。
ファイル画像あるいは磁気共鳴画像を被検***置の初期
値として記憶媒体７に記録する際，被検体のＯＭライン
（外耳孔と眼球を結ぶライン）を抽出し，記録しておい
ても良いし，得られたプロファイル画像あるいは磁気共
鳴画像を被検***置の初期値として記憶媒体７に記録す
る際，あらかじめ被検体の表面にマーカー（脂肪の粒
等）を張り付けておき，そのマーカーの位置を抽出し，
記録しておいても良い。
【００１３】さらに，（手順６）において，被検体の位
置を初期値に戻すための寝台の移動量を算出する方法の
一例として，初期画像と検出画像の差分をとり，差分が
最小となるように，検出画像を平行移動および回転移動
させ，被検体の移動量を検出する手法がある。被検体の
位置を一定に保つための一連の手順（（手順５），（手
順６），（手順７））を，一つのボタンを押すだけで達
成する機構を持たせることもできる。また，一連の手順
を，各撮影の前処理として，自動的に行わせる機構を持
たせることもできる。
置を初期値に戻すための寝台の移動量を算出する方法の
一例として，初期画像と検出画像の差分をとり，差分が
最小となるように，検出画像を平行移動および回転移動
させ，被検体の移動量を検出する手法がある。被検体の
位置を一定に保つための一連の手順（（手順５），（手
順６），（手順７））を，一つのボタンを押すだけで達
成する機構を持たせることもできる。また，一連の手順
を，各撮影の前処理として，自動的に行わせる機構を持
たせることもできる。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば，位置決めを行った後，
複数回の撮影を行う場合，各撮影の前後に被検体が移動
した時でも，各撮影において所望の部位からの磁気共鳴
信号を正確に取得することができる。すなわち，長時間
に渡って複数の撮影を行う場合等において，被検者は撮
影中のみ，動かないようにしておけば良く，各撮影間で
はリラックスしていられるため，被検者の負担を軽減さ
せることができる。
複数回の撮影を行う場合，各撮影の前後に被検体が移動
した時でも，各撮影において所望の部位からの磁気共鳴
信号を正確に取得することができる。すなわち，長時間
に渡って複数の撮影を行う場合等において，被検者は撮
影中のみ，動かないようにしておけば良く，各撮影間で
はリラックスしていられるため，被検者の負担を軽減さ
せることができる。
【図１】本発明が適用される磁気共鳴診断装置の構成
例。
例。
【図２】本発明の実施例を表す撮影フロー。
１…被検体，２…寝台，３…寝台制御装置，４…静磁場
発生マグネット，５…傾斜磁場発生コイル，６…プロ−
ブ，７…記憶媒体，８…計算機，９…ディスプレイ，１
０…駆動用電源部，１１…高周波磁場パルス発生用の送
信器１１，１２…核磁気共鳴信号検波用の受信器，１３
…シ−ケンス制御装置，２０…（手順１），３０…（手
順２），４０…（手順３），５０…（手順４），６０…
（手順５），７０…（手順６），８０…（手順７）。
発生マグネット，５…傾斜磁場発生コイル，６…プロ−
ブ，７…記憶媒体，８…計算機，９…ディスプレイ，１
０…駆動用電源部，１１…高周波磁場パルス発生用の送
信器１１，１２…核磁気共鳴信号検波用の受信器，１３
…シ−ケンス制御装置，２０…（手順１），３０…（手
順２），４０…（手順３），５０…（手順４），６０…
（手順５），７０…（手順６），８０…（手順７）。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝口 賢治 東京都千代田区内神田一丁目１番14号 株 式会社日立メディコ内
Claims (13)
- 【請求項１】静磁場を発生する手段，傾斜磁場を発生す
る手段，前記静磁場および傾斜磁場が印加される空間に
寝台とともに被検体を挿入し位置調整をする手段，前記
被検体に高周波パルスを照射する手段，前記被検体から
の磁気共鳴信号を検出する手段，検出された前記磁気共
鳴信号についての演算を行う手段とを有し，前記演算に
より磁気共鳴画像，磁気共鳴スペクトル，磁気共鳴スペ
クトロスコピック画像の少なくともいずれかを取得する
磁気共鳴診断装置において，前記被検体の位置を検出す
る手段と，検出された前記被検体の位置から前記被検体
の移動量を算出する手段と，算出された前記被検体の移
動量を基に前記寝台の位置を調整する手段を有し，前記
被検体の位置を一定に保つことを特徴とする磁気共鳴診
断装置。 - 【請求項２】前記被検体の移動量を算出する際，前記被
検体の位置決め後，最初に検出した前記被検体の位置を
基準とすることを特徴とする請求項１に記載の磁気共鳴
診断装置。 - 【請求項３】前記被検体の移動量を算出する際，前記の
最初に検出した前記被検体の位置と前記の検出された前
記被検体の位置との差分をとり，前記差分が最小となる
ように，前記の検出された前記被検体の位置に対し平行
移動，回転移動の少なくともいずれかの移動処理を行
い，前記被検体の移動量を検出することを特徴とする請
求項１または請求項２に記載の磁気共鳴診断装置。 - 【請求項４】前記被検体の位置を検出する手段と，検出
された前記被検体の位置から前記被検体の移動量を算出
する手段と，算出された前記被検体の移動量を基に前記
寝台の位置を調整する手段を有し，前記一連の手段を所
定の手順で処理する機能を，一つのボタンを押すことに
より行うことを特徴とする請求項１から請求項３のいず
れかに記載の磁気共鳴診断装置。 - 【請求項５】前記被検体の位置を検出する手段と，検出
された前記被検体の位置から前記被検体の移動量を算出
する手段と，算出された前記被検体の移動量を基に前記
寝台の位置を調整する手段を有し，前記一連の手段を所
定の手順で自動的に処理することを特徴とする請求項１
から請求項３のいずれかに記載の磁気共鳴診断装置。 - 【請求項６】前記被検体の位置を検出する手段と，検出
された前記被検体の位置から前記被検体の移動量を算出
する手段と，算出された前記被検体の移動量を基に前記
寝台の位置を調整する手段を有し，前記一連の手段を所
定の手順で，前記磁気共鳴画像，前記磁気共鳴スペクト
ル，前記磁気共鳴スペクトロスコピック画像の少なくと
もいずれかを取得する各測定を実行する前に処理するこ
とを特徴とする請求項１から請求項３のいずれかに記載
の磁気共鳴診断装置。 - 【請求項７】前記被検体の位置を検出する際，前記被検
体のプロファイル画像を用いることを特徴とする請求項
１から請求項６のいずれかに記載の磁気共鳴診断装置。 - 【請求項８】前記被検体の位置を検出する際，前記被検
体の磁気共鳴画像を用いることを特徴とする請求項１か
ら請求項６のいずれかに記載の磁気共鳴診断装置。 - 【請求項９】前記被検体の磁気共鳴画像を取得する際，
エコープラナー法を用いることを特徴とする請求項８に
記載の磁気共鳴診断装置。 - 【請求項１０】前記被検体の位置を検出する際，得られ
た磁気共鳴画像から抽出した前記被検体の輪郭を用いる
ことを特徴とする請求項８または請求項９に記載の磁気
共鳴診断装置。 - 【請求項１１】前記被検体の位置を検出する際，得られ
た磁気共鳴画像から抽出した前記被検体の外耳孔と眼球
を結ぶＯＭラインを用いることを特徴とする請求項８ま
たは請求項９に記載の磁気共鳴診断装置。 - 【請求項１２】前記被検体の位置を検出する際，あらか
じめ前記被検体の表面にマーカーを張り付けて画像を取
得し，得られた前記画像から抽出した前記マーカーの位
置を用いることを特徴とする請求項７から請求項９のい
ずれかに記載の磁気共鳴診断装置。 - 【請求項１３】前記被検体の表面に張り付けるマーカー
として，脂肪の粒を用いることを特徴とする請求項１２
に記載の磁気共鳴診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9045227A JPH10234697A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 磁気共鳴診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9045227A JPH10234697A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 磁気共鳴診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10234697A true JPH10234697A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12713389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9045227A Pending JPH10234697A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 磁気共鳴診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10234697A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002143114A (ja) * | 2000-10-24 | 2002-05-21 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | クレードル駆動装置および磁気共鳴映像システム |
| JP2007185250A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Toshiba Corp | 磁気共鳴イメージング装置 |
| JP2007301295A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Hitachi Medical Corp | 磁気共鳴イメージング装置 |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP9045227A patent/JPH10234697A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002143114A (ja) * | 2000-10-24 | 2002-05-21 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | クレードル駆動装置および磁気共鳴映像システム |
| JP2007185250A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Toshiba Corp | 磁気共鳴イメージング装置 |
| US8143888B2 (en) | 2006-01-11 | 2012-03-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Magnetic resonance imaging apparatus and method |
| JP2007301295A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Hitachi Medical Corp | 磁気共鳴イメージング装置 |
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