JPH10233437A - 半導体ウェハ包装容器 - Google Patents

半導体ウェハ包装容器

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Publication number
JPH10233437A
JPH10233437A JP3622597A JP3622597A JPH10233437A JP H10233437 A JPH10233437 A JP H10233437A JP 3622597 A JP3622597 A JP 3622597A JP 3622597 A JP3622597 A JP 3622597A JP H10233437 A JPH10233437 A JP H10233437A
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JP
Japan
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wafer
divided
container
semiconductor wafer
plate portion
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Pending
Application number
JP3622597A
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English (en)
Inventor
Atsuhiko Hirozawa
敦彦 広沢
Toshiji Abekawa
利治 安部川
Masao Kikuchi
雅男 菊池
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の縦置タイプと横置タイプの欠点を排除す
ると共にそれぞれの有利性を兼ね備えた半導体ウェハの
包装容器における新規な構造を有する容器本体を提供す
る。 【解決手段】容器本体(10)を、半導体ウェハを横置した
ときの天板部及び底板部がそれぞれに対角線上で対向す
る一方の分割天板部と分割底板部とを1/2よりも小面
積となるように分割すると共に、上下に対向する各分割
天板部及び分割底板部同士のそれぞれが左右に振り分け
られように周壁部(13)を分割して上下の分割容器(11,1
2) を作製する。かかる構造により、ウェハキャリヤ(3
0)は水平姿勢、垂直姿勢のいずれによっても簡単な操作
で容器本体に脱着することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェハを破
損、汚染させることなく保管し、安全に輸送するための
半導体ウェハ搬送容器に関し、特に大径の半導体ウェハ
に好適であり、その収容時、輸送時及び脱着時の自動操
作が確実になされると共に、前記各時点におけるウェハ
操作にあたって半導体ウェハを破損させたり汚染させた
りすることがない半導体ウェハの包装容器に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェハの包装容器は、通常、複数
の半導体ウェハを収容するウェハキャリア、ウェハキャ
リアを収納保持する容器本体、蓋体、ウェハリテーナ等
から構成されている。そして、前記ウェハキャリア及び
容器本体の一般的な材質としては、ポリプロピレンが使
われており、蓋体はポリプロピレン又はポリカーボネー
トから構成されている。また、前記ウェハリテーナには
ポリプロピレン又はポリエステル等が使われる。
【0003】前記半導体ウェハはシリコン等の単結晶を
薄くスライスして製造されるものであり、脆性が高い上
に汚染による物性への影響が大きいため、包装時はもと
より輸送中や以降の各種処理工程において、その破損や
汚染を防止するために最大限の努力が払われなければな
らない。従って、前記半導体ウェハ包装容器は、外部か
らの衝撃によるウェハの破損を防ぐばかりでなく、容器
内におけるウェハリテーナとの摩擦などで発生するパー
ティクルによる汚染、或いは容器の内外圧力差や変形に
よる外気の侵入による汚染を避ける必要があり、そのた
めには容器収容時のウェハの固定性を確保すると共にウ
ェハリテーナ等との接触摩擦を避けること、更には容器
本体及び蓋体からなる容器の強靱性、耐衝撃性及び気密
性を確保すること等が厳しく要求される。
【0004】従来は、半導体ウェハの最大径がせいぜい
8インチであったがため、ウェハキャリヤへのウェハ収
容や同キャリヤからのウェハ取出しを専ら人手に頼って
いたが、ウェハ径の大型化に伴う様々な課題が発生し、
それらの課題に対する検討がなされてきている。具体的
には、12インチ(300mm)の最大径をもつ半導体
ウェハの実用化が決まっており、その大型化に向けてウ
ェハの製造元、輸送関連分野、デバイスメーカなど半導
体ウエハを取扱う多様な分野において、それぞれのウェ
ハ取扱い仕様等の標準化がなされている。
【0005】前述のウェハ包装容器にあっても当然に標
準化が検討され、既に、その基本的な部分での国際的な
標準化がSEMI(Semiconductor Equipment and Mater
ialInternational)規格により決定された。その規格化
の基本理念は半導体ウェハの大型化に伴う多様な処理工
程における全自動化に適切に対応することにある。すな
わち、従来は人手に頼っていた部分、例えばデバイスメ
ーカにおける洗浄、プリント、切断等の多様な工程内の
処理も標準化されており、各工程における半導体ウェハ
の取扱いをロボットに全て任せて完全な自動化を図ろう
とすることから、ウェハ包装容器にあっても前記自動化
に適合させる必要に迫られる。因みに、デバイスメーカ
に搬入された半導体ウェハは、デバイスの各種処理工程
において全て水平姿勢で取り扱われることが基本となっ
ている。
【0006】一方、半導体ウェハを包装容器に収容して
デバイスメーカまで輸送する場合に、衝撃に対する破損
や振動等によるウエハキャリヤ等の支持部材との接触摩
擦による汚染の発生を回避するには、半導体ウェハの輸
送姿勢を垂直に立てて輸送すると共に、ガタツキが発生
しないようにしっかりと固定させておくこと必要があ
る。前記輸送姿勢は、大型化する前述の半導体ウェハを
輸送する場合に特に有効である。一方、後の処理工程で
は既述したように水平姿勢で取り扱われる。
【0007】従来も前述の要請に基づく大型ウェハ用の
包装容器が実用化されている。この包装容器は、大別す
ると大型の半導体ウェハ用として開発された包装容器を
大別すると縦置タイプと横置タイプの2タイプに分けら
れる。すなわち、縦置タイプのウェハ包装容器は、ウェ
ハキャリヤに収容された半導体ウェハを垂直に立てて支
持収納し、その姿勢を維持した状態で容器本体を載置台
等に載置するに適した収納構造を有するタイプであり、
横置タイプのウェハ包装容器は、ウェハキャリヤに収容
された半導体ウェハを水平に支持し、その姿勢を維持し
た状態で容器本体を載置台等に載置するに適した収納構
造を有するタイプである。ここで、前記ウェハキャリヤ
の仕様は上記SEMI規格により標準化され、その基本
構造は共通化されている。
【0008】図9は縦型タイプの半導体ウェハ包装容器
の分解斜視図を示し、符号1は容器本体、2は蓋体、3
は前記容器本体1と蓋体2の内部に収納されるウェハキ
ャリヤ、4は蓋体2の裏面中央部に取り付けられるウェ
ハリテーナ、5は前記容器本体の開口側周縁に取り付け
られ、蓋体2により容器本体1の開口が閉塞されたとき
密閉シールするガスケット、6は蓋体2と一体に成形さ
れ、蓋体2を被せたとき容器本体1に係着するクランプ
兼容器把持部である。この縦型タイプの包装容器の構造
は、従来の一般的なウェハ包装容器の基本構造と本質的
に変わるところがなく、ウェハキャリヤ3の円弧状内周
壁に並列して形成されている支持溝内に複数枚の半導体
ウェハを収容支持させ、この状態で容器本体1の内部に
収納し、蓋体2を被せてクランプ6により閉塞する。蓋
体2の裏面中央部には前記支持溝と同一形態をもつ複数
の支持溝が形成されたウェハリテーナ4が取り付けられ
ており、蓋体2を被せクランプ6を係着させて容器を閉
塞するとき、ウェハキャリヤ3の支持溝内に収容支持さ
れた複数枚の半導体ウェハの対向する各周縁を前記ウェ
ハリテーナ4の各支持溝に収容すると同時に押圧して、
容器内における半導体ウェハをガタツキのないように、
しっかりと支持する。
【0009】図10は横型タイプの半導体ウェハ包装容
器の分解斜視図を示し、符号1′は容器本体、2′は蓋
体、3′はウェハリテーナ4′と共に前記容器本体1′
と蓋体2′の内部に収納されるウェハキャリヤ、5′は
前記容器本体の開口側周縁に取り付けられ、蓋体2′に
より容器本体1′の開口が閉塞されたとき密閉シールす
るガスケット、6′は容器本体1′と蓋体2′との間に
取り付けられ、両者を密閉するクランプである。この横
型タイプの包装容器の構造は、従来の一般的な縦型のウ
ェハ包装容器とは異なり、通常は半導体ウェハを水平に
収容支持するため、容器本体1′と蓋体2′とは容器の
周側壁部分で本体側と蓋体側とに2分割されている。従
って、ウェハキャリヤ3′は前記容器本体1′の内部に
水平に収納されることになる。しかし、前記蓋体2′に
は縦型タイプの蓋体2とは異なり、裏面にウェハリテー
ナ4′は不要であり、また容器本体1′及び/又は蓋体
2′の各周側壁にウェハリテーナ4′を取り付けた場合
にはウェハキャリヤ3′を容器内に収納できないため、
ウェハリテーナ4′を別体に形成している。
【0010】いま、この横型タイプのウェハ包装容器に
半導体ウェハを収容支持させるには、先ず縦型タイプと
同様にウェハキャリヤ3′に所要枚数の半導体ウェハを
水平に収容したのち、同ウェハキャリヤ3′から表出す
るウェハの相対する周縁部を押圧支持すべく、対応する
ウェハキャリヤ3′の周面部にそれぞれウェハリテーナ
4′を係着させる。この状態で、ウエハキャリヤ3′を
ウェハリテーナ4′と共に容器本体1′の内部に水平に
収納し、蓋体2′を被せて4個のクランプ6′を容器本
体1′と蓋体2′に係着して密閉固定する。
【0011】ここで留意しなければならない点は、上記
大径の半導体ウェハを上記ウェハキャリヤ3,3′から
抜き出したり、挿入したりするのはロボットであること
にある。従って、このロボットのウェハグリップ部も規
格化されており、例えば半導体ウェハをウェハキャリヤ
3,3′から抜き出すときにウェハを破損させることな
く円滑に移動できるように同グリップ部のウェハキャリ
ヤ3,3′内での最大移動範囲やグリップ力の許容範囲
等が規格化されている。この規格化に対応して、前記ウ
ェハキャリヤ3,3′に形成される上記支持溝の形態に
関しても、上記SEMI規格に厳しく規定されている。
この規定によれば、前記支持溝の溝幅wは300mmφ
の半導体ウェハWの半径に対応させた奥行きまでの間を
少なくとも6mm幅とすることが規定され、これは通常
の半導体ウェハの肉厚(0.775mm)の略10倍弱
もあることになる。
【0012】従来の前記支持溝7の形態を、図12に基
づいて具体的に説明すると、同図において上下に多段に
形成されるウェハ支持溝7は、半導体ウェハWの端縁を
載置するウェハ載置面7aの許容最小限の値が規定され
ており、前記ウェハキャリヤ3,3′の収容中心からの
支持溝7のウェハ挿脱口7bまでの寸法Rは125mm
より大きく取ればよく、しかも前記収容中心から同支持
溝7の溝底7cまでの寸法は半導体ウェハWの半径(1
50mm)よりも僅かに+2mm長く設定できるに過ぎ
ない。また、同時に前記ウェハ載置面7aは平坦面であ
る必要がある。
【0013】従って、これらの値を総合すると、大型の
半導体ウェハWの径(300mm)であることを勘案す
るとき、前記ウェハ載置面7aの奥行き長さは横方向に
最小2mmより長く27mm(下方には32mm)より
も短ければよいことになる。ところが、従来は同図に示
すごとく平坦な前記載置面の奥端と前記溝底7cの半部
とを傾斜角度の大きいテーパ面で連結して、全体の断面
形状は略矩形に近いものにして、前記ウェハ載置面7a
の奥行き寸法を10mm程度としている。また、隣合う
支持溝7の載置面7a間の寸法d2を10mm、溝幅w
を上述のごとく6mm以上とそれぞれ規定している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上記縦置タ
イプの半導体ウェハ包装容器は、既述したとおり輸送時
には半導体ウェハを垂直に立てた状態で支持輸送できる
ため横置タイプのそれに比べると有利である。しかし、
この縦置タイプの包装容器にあっては、上記構成に基づ
き容器を水平に置いた場合に蓋体2を外すことは不可能
となるため、容器の最終的な搬入部である例えばデバイ
スメーカのクリーンルーム内に搬入され、ウェハキャリ
ヤを容器から取り出すときも容器は垂直に立てた状態で
載置部に載置されることになる。そのため、容器本体1
の内部からウエハキャリヤ3を取り出すには、垂直姿勢
を保持させたまま容器本体1の直上に向けて移動させる
必要がある。
【0015】ところで、容器本体1から取り出されたウ
エハキャリヤ3は、既述したように水平に姿勢が変えら
れて、同キャリヤ3に収容した半導体ウェハはロボット
によって一枚づつ水平方向に取り出されることになる。
そのため、上述のごとく容器本体1から垂直上方に取り
出されたウエハキャリヤ3は、その場で垂直姿勢から水
平姿勢へと姿勢が変換される。この容器本体1からウエ
ハキャリヤ3を取り出し水平姿勢に変換する間、半導体
ウェハは単にウエハキャリヤ3の支持溝により支持され
ているに過ぎない。一方、既述したようにウエハキャリ
ヤ3に形成されたウェハ支持溝の溝幅はウェハ肉厚より
10倍弱の寸法に設定されている。
【0016】従って、この縦置タイプのウェハ包装容器
にあっては、他に格別の支持機構を採用しないかぎり、
最大の注意を払ってウエハキャリヤ3の取出し及び姿勢
変換を行わないと、支持溝内で半導体ウェハが移動し、
ウエハキャリヤ3から滑落しないまでもウェハ同士が接
触したり、ウェハ載置面上に倒れながら乗りかかったり
して、その衝撃により破損する恐れが生じ、その取扱い
には神経を集中せざるを得ず、作業を極めて煩雑なもの
にする。更に、この種のウェハ包装容器の場合、容器本
体1から蓋体2を外したのちに、必ずウエハキャリヤ3
の取出し及び姿勢変換のための2度の操作が必要とな
り、作業能率を低下させる要因の一つともなっている。
【0017】一方、上記横型タイプのウェハ包装容器は
前述の縦置タイプの欠点を補うべく開発されたものであ
り、デバイス製造工程に搬入されるウェハの姿勢変更の
操作を不要とした点で、また仮に半導体ウェハを垂直姿
勢の状態で輸送したとしても、縦置タイプと異なりウエ
ハキャリヤ3′を収納したままでウェハ包装容器を水平
姿勢に変換できる点でも縦置タイプに比べると有利であ
る。
【0018】しかし、この横型タイプのウェハ包装容器
にあっては、既述したとおりウェハをガタツキなくウエ
ハキャリヤ3′に固定支持するため、容器本体1′に収
納されていないときにもウエハキャリヤ3′には別個に
製作されたウェハリテーナ4′が係着固定されている。
従って、ウエハキャリヤ3′から半導体ウェハを抜き取
る以前には、必ず前記ウェハリテーナ4′の係着を外す
作業が必要となる。この作業を自動化するには半導体ウ
ェハをウエハキャリヤ3′から抜き取る上記ロボットの
他にウェハリテーナ4′の係脱用ロボットを設置しなけ
ればならないが、コスト面だけでなく設置空間的にもそ
の設置が不可能であることから、現状では人手によりウ
ェハリテーナ4′の係脱を行っている。この係脱作業は
全体の作業能率を低下させるばかりでなく、ウェハリテ
ーナ4′の係着部を半導体ウェハの一部周縁がウエハキ
ャリヤ3′から表出する部分に設けるため、ウェハリテ
ーナ4′の係脱にあたって半導体ウェハの前記周縁部に
人手が触れやすく、汚染の原因にもなりかねない。
【0019】本発明はかかる課題を一挙に解決すべくな
されたものであり、その具体的な目的は輸送時には半導
体ウェハを垂直姿勢で輸送でき、しかも水平姿勢への変
換時においてもガタツキがなく、更には容器本体に対す
るウェハキャリヤの脱着操作を容易になし得る半導体ウ
ェハの包装容器を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明の主
要な構成である略円形をなす複数の半導体ウェハを並列
支持するウェハキャリアが収納される合成樹脂製の半導
体ウェハ包装容器であって、その容器本体は、前記半導
体ウェハを横置したときの天板部及び底板部のそれぞれ
を第1及び第2分割天板部と第1及び第2分割底板部に
分割し、その対角線上で対向する前記第1分割天板部及
び第2分割底板部がそれぞれ隣り合う前記第2分割天板
部及び第1分割底板部よりも全体の1/2を超える大き
な面積を有し、上下に対向する第1分割天板部及び第1
分割底板部と第2分割天板部及び第2分割底板部とが左
右に分割された第1及び第2分割周壁部により連結され
てなることを特徴とする半導体ウェハ搬送用容器により
達成される。
【0021】本発明のかかる構成により、容器本体に対
するウェハキャリヤの脱着に際して、例えば容器本体を
半導体ウェハが水平姿勢で支持される横置姿勢の状態で
天板部側の分割容器を底板部側の分割容器に対して離間
方向に水平移動させれば、前記ウェハキャリヤを僅かに
水平方向に位置をずらして、同一姿勢のまま垂直上方に
移動が可能となり、以降の処理工程のための水平姿勢に
改めて変更させる必要がない。容器本体にウェハキャリ
ヤを収納させるときも、前記操作とは逆の操作を行え
ば、簡単に収納できる。
【0022】前記分割されて対角線上で対向する分割天
板部と分割底板部の一方は、上記のごとく1/2よりも
大きく分割されることが必要であるが、分割された容器
に対するウェハキャリヤの挿脱操作の容易性を考慮する
とき、最も好ましくは前記第1分割天板部及び第2分割
底板部が、それぞれ全天板部及び全底板部から構成され
てなる天板部及び底部の全体を、それぞれ天板部側及び
底板部側に残すようにする。
【0023】かかる構成から、前記容器の側壁の一部
に、前記ウェハキャリアから表出する各ウェハの周縁の
一部を並列して支持する複数の支持溝を直接設けること
ができるようになる。そして、広く知られているウェハ
キャリヤの構造上、前記複数の支持溝は半導体ウェハを
縦置したときの前記容器の少なくとも上下周壁に形成さ
れることが好ましく、しかも前記複数の支持溝を有する
前記容器の側壁の一部が、前記分割されたそれぞれの分
割容器側に振り分けられることが望ましい。前記支持溝
は容器の周壁に成形により直接形成することもできる
が、従来と同様に別個のウェハリテーナを取り付けるよ
うにしてもよい。
【0024】更に、前記支持溝の形状はウェハキャリヤ
と同様に前記底板部に略平行なウェハ載置面を有し、上
下に隣合う前記ウェハ載置面間の距離も規定された寸法
を有していることが好ましく、或いは単なる楔状断面と
することもでき、更に好ましくは前記ウェハ載置面の溝
底側の延長部を楔状断面に形成してもよく、このように
溝形状が楔状断面を有する場合には、ウェハキャリヤを
容器内に収納するとき、同ウェハキャリヤに収容されて
同キャリヤの周面から一部が露出している半導体ウェハ
の周縁の一部が、前記支持溝に挿入されるとき、その傾
斜面に沿って線状に接触しながら前記楔状断面の頂点部
に導かれ、自動的に半導体ウェハの支持位置が決まるた
め、半導体ウェハの輸送時や姿勢変換時におけるガタツ
キがなく、半導体ウェハの破損や汚染の発生が有効に防
止される。
【0025】特に、前記楔状断面の延長部の頂点を、前
記ウェハキャリヤの支持溝のウェハ載置面側の延長線上
に、或いは同延長線側に偏位する場合には、半導体ウェ
ハをウェハキャリヤの支持溝に挿入するとき、或いは水
平姿勢にある半導体ウェハをウェハキャリヤと共に垂直
姿勢に又は逆の姿勢に変換するとき、前記支持溝に位置
決めされた半導体ウェハが載置面へと移動する距離が少
なくなり、必要以上の無用な摩擦や衝撃が回避される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図示実施例に基づいて具体的に説明する。図1は本
発明に係る半導体ウェハ包装容器の基本構造を模式的に
示しており、図2は同容器と内部に収納されるウェハキ
ャリヤとの脱着操作の説明図である。
【0027】以下に述べる図示例では、全て包装容器と
その構成部材の全てを模式的に示しているが、これは本
発明がその特徴部を除く他の構成について格別に規定さ
れるものではないことを意味し、それらの構成が各種の
規格を備えているかぎり多様な変更を可能にしているが
ためである。従って、汎用的な部材であるガスケットク
ランプ等は図示を省略している。なお、以下の説明にお
いて、各実施例及び変形例にあって対応する部材には同
一符号を付している。
【0028】本発明に係る半導体ウェハ包装容器は、上
記横置タイプと縦置タイプの従来の欠点を排除しつつ、
それらの有利な容器構造を巧みに組み合わせたものであ
り、従来では全く予想し得ない新規で且つ合理的な容器
構造を備えていることが以下の説明により明らかとなろ
う。
【0029】図1及び図2において、10は容器本体、
30はウェハキャリヤ、40はウェハリテーナ部を示
す。ここで、ウェハキャリヤ30の構造は、後述する支
持溝構造を除くと上記規定により標準化されており、基
本的な部分は既述した従来のキャリヤ構造と実質的に差
異がないため、詳しい説明を省略する。
【0030】前記容器本体10は、2分割された第1分
割容器11と第2分割容器12とから構成される。本発
明にあっては、前記容器本体10が分割されていること
が肝要であり、更にその分割形態がその後の各種操作に
支障をきたさない形態でなければならない。図1及び図
2に示す実施例では、前述のごとく第1分割容器11と
第2分割容器12の各天板部11b及び底板部12bを
分割することなく、それぞれ天板及び底板の全面として
第1分割容器11及び第2分割容器12に振り分けてい
るが、本発明はそれぞれを同図に破線で示すごとく第1
及び第2分割天板部11b′,11b″、第1及び第2
分割底板部12b′,12b″に分割してもよい。但
し、この場合には、一方の第1分割天板部11b′及び
第2分割底板部12b″を、他方の第2分割天板部11
b″及び第1分割底板部12b′よりも小面積となるよ
うに分割することが、第1分割容器11を脱着させる際
の摩擦等を考慮すると必要である。また、本実施例では
容器本体10は全体が略円盤形状をなしており、その対
向する周面の一部を第1及び第2矩形面11a,12a
としている。
【0031】この第1及び第2矩形面11a,12aの
裏面には、それぞれが図2に示すように半導体ウェハ
(図示省略)の周縁の一部を収容支持する多数のウェハ
支持溝41a,42aが並設されて第1及び第2のウェ
ハリテーナ部41,42を構成している。当該分野にあ
っては、広く知られているように図2に示すウェハキャ
リヤ30の右端部がウェハ挿脱開口31の側であり、左
端部はウェハ収容底部32の側である。通常のウェハキ
ャリヤは、図9及び図10に示すようにそのウェハ挿脱
開口3a,3a′とウェハ収容底部3b,3b′との中
間の側壁部分にウェハ支持溝が形成されるとともに、ウ
ェハ収容底部3b,3b′の中央空間部分を挟んで配さ
れた2本の架橋部分にウェハ支持溝が形成されている。
これらの支持溝が形成されている部分間に形成される空
間部分に対応させて、前記第1及び第2のウェハリテー
ナ部41,42が容器本体40の周壁部内面に形成され
るため、これらのウェハリテーナ部41,42は3箇所
以上となることもある。
【0032】図1に示す本発明の代表的な実施例による
容器本体10は、横置したときの天板部11bの全体と
底板部12bの全体を天板側と底板側に振り分けるとと
もに、前記ウェハキャリヤ30のウェハ挿脱開口側に対
応する第1矩形面11aを前記天板部11bに残し、前
記ウェハキャリヤ30のウェハ収容底部側に対応する第
2矩形面12aを前記底板部12bに残して、周壁部1
3をその周面に沿って同図に符号Aで示すように第1及
び第2の各分割容器11,12として上下に2分割して
いる。なお、本発明にあっては前記天板部11b及び底
板部12bを一方が大面積を有するように分割する場合
もあり、但しその面積は容器本体10を横置した状態
で、分割容器の一方を水平移動させるとき、移動される
分割底板部の面積は摩擦などを考えると出来るかぎり小
さい方が好ましい。
【0033】かくて2分割された第1及び第2の分割容
器11,12に、複数枚の半導体ウェハWを収容したウ
ェハキャリヤ30を収納するとともに、各半導体ウェハ
Wをウェハキャリヤ30とともに容器本体10の内部に
支持固定するには、図2に示すごとく第2分割容器12
を所定の載置部に横置し、そこに水平姿勢の前記ウェハ
キャリヤ30を同第2分割容器12の底板部12b上に
積載する。このとき、ウェハキャリヤ30の各支持溝に
収容された半導体ウェハWは既述した支持溝内の平坦面
からなるウェハ載置面に載置された状態にあるため、安
定した水平姿勢が維持される。前記積載を終えると、ウ
ェハキャリヤ30は図2に矢印Xで示すように第2分割
容器12の底板部12bに向けて移動されたのち、図2
に矢印Yで示す方向にウェハキャリヤ30を水平移動さ
せれば、図4に示すごとく各半導体ウェハWは同容器1
2に設けられた前記第2ウェハリテーナ部42の対応す
る支持溝内に正確に挿入され、ウェハキャリヤ30のウ
ェハ収容底部側の周面空間部から露出する各半導体ウェ
ハWの一部周縁が第2ウェハリテーナ部42の対応する
支持溝によって確実に支持される。これらの操作は、全
てを図示せぬロボットによりなされることが望ましい。
【0034】こうして第2分割容器12にウェハキャリ
ヤ30が収納されると、次いで第1分割容器11をウェ
ハキャリヤ30を収納すべく下降させ、上記第1ウェハ
リテーナ部41をウェハキャリヤ30のウェハ挿脱開口
側に露出する半導体ウェハWの一部周縁と対向させる。
このあと、図2に矢印Yで示す方向に第2分割容器12
を水平移動させれば、各半導体ウェハWは同容器12に
設けられた前記第1ウェハリテーナ部41の対応する支
持溝内に正確に挿入され、ここで図示を省略したクラン
プを作用させれば容器本体10が閉塞されると同時に各
半導体ウェハWは同第1ウェハリテーナ部41と第2ウ
ェハリテーナ部42との間で押圧挟持され、ガタツキな
くしっかりと固定支持される。また、前記ウェハキャリ
ヤ30を前記容器本体10から取り出すときは、前述の
容器本体10に収納する操作とは逆の順序で反対の操作
を行うことにより、簡単になし得る。
【0035】さて、前述のごとくして容器本体10に収
納されたウェハキャリヤ30を、容器本体10と共に搬
入先まで輸送するには、前述の横置形態で挿脱する場合
に、これを縦置形態に姿勢を変換することが必要である
が、本発明に係る包装容器にによれば、前述の説明から
も理解できるように、ウェハキャリヤ30に収容支持さ
れた半導体ウェハWはウェハキャリヤ30と共に容器本
体10に収納されるとき、従来の縦型タイプと同様に、
容器本体10に設けられた第1及び第2ウェハリテーナ
部41,42により押圧挟持されて、しっかりと支持固
定されるため、包装容器の全体を水平姿勢から垂直姿勢
に変換しても、通常は格別のガタツキが生じないため輸
送時に必要な縦置姿勢に変えることが可能である。ま
た、仮に容器本体10に対するウェハキャリヤ30の挿
脱操作を縦置姿勢で行わざるを得ない場合にも、本実施
例による前述の容器本体構造であれば、図3から容易に
理解できるように横置姿勢による挿脱操作と全く同様に
ウェハキャリヤ30及び第1容器11の下降操作と水平
移動操作を行うだけで簡単になし得るものである。
【0036】しかして、本実施例においても前述のウェ
ハ支持溝形状が従来の形状であるかぎり、支持溝の溝幅
がウェハ肉厚に比較して極めて大きく、また同支持溝の
断面形状が単純な矩形状をなしているに過ぎないため、
既述したように同支持溝の内部で半導体ウェハWが傾倒
しやすく、それに基づき様々な弊害が発生する可能性を
含んでいる。図5はかかる不具合を回避すべくなされた
支持溝形態を示している。
【0037】すなわち、同図に示す半導体ウェハWの支
持溝42aの形態は、図11に示し既述した従来の支持
溝7の形態に代えて単なる楔状断面に形成されており、
しかも水平姿勢にあるときのそのテーパ面42dの頂点
Oを、同じく水平姿勢にあるときのウェハキャリヤ30
の支持溝32のウェハ載置面32aの延長線上に設定す
れば、半導体ウェハWが載置面32aに載置されたウェ
ハキャリヤ30を前記第2分割容器12に側方から挿入
すれば、必然的に半導体ウェハWの周縁の一部が前記支
持溝42aの頂点部に位置決めされることになる。な
お、本発明にあっては、前記支持溝の形状をウェハキャ
リヤ30と同様に水平面からなるウェハ載置面を形成す
ると共に、その奥部を楔状断面に形成してもよく、この
場合にもそのテーパ面の頂点位置を可能な限り前記載置
面の延長線上に位置するように設定するようにする。
【0038】第1分割容器11のウェハリテーナ部41
の支持溝41aも前述の形態とすることにより、で第1
分割容器11を図2に示すY方向に移動して第2分割容
器12を閉塞するときには、第1ウェハリテーナ部41
の各支持溝41aにおいても、半導体ウェハWの周縁は
自動的に各支持溝41aの各頂点Oに納まることにな
り、完全な位置決め固定がなされると共に、収容された
半導体ウェハWは傾倒姿勢にはならずガタツキもないた
め、特に横置姿勢から縦置姿勢へと姿勢を変換すると
き、或いは縦置姿勢での輸送時において破損や汚染が完
全に防止される。なお、前記支持溝形態は図示例に限定
されるものではなく、前述の位置決め機能を有するかぎ
り多様な変形が可能である。
【0039】図6〜図8は、本発明の包装容器における
容器本体10の多様な変形例を示している。図6に示す
例では、容器本体10の全体形状は上記実施例と同様に
略円盤形状をなしているが、上下分割線が上記実施例と
異なっている。すなわち、同図によれば天板部11bの
外周部をほぼ半部に沿って分割するとともに、その分割
端から斜めに下ろして周壁部13を分割し、次いで対向
する底板部12bの外周部の対角線側のほぼ半部に沿っ
て分割している。
【0040】図7及び図8に示す変形例は、容器本体1
0の全体形状が多角盤状をなしている。図7に示す例で
は、上記第1ウェハリテーナ部41及び第2ウェハリテ
ーナ部42をそれぞれ第1分割容器11と第2分割容器
12に振り分けるように、天板部11b及び底板部12
の一部周縁を分割するとともに、その周壁部13を対角
線に沿って直線的に斜めに分割しており、図8に示す例
では前記変形例と同様に第1ウェハリテーナ部41及び
第2ウェハリテーナ部42をそれぞれ振り分けるととも
に、天板部11b及び底板部12の対角線上にあたる周
縁部を前記第1及び第2ウェハリテーナ部41,42を
越えた全周の略1/3を巡らせて分割するとともに、そ
の分割端同士を結ぶ直線をもって周壁部13を上下斜め
に分割して第1分割容器11と第2分割容器12を構成
させている。
【0041】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係る半導体ウェハ包装容器における蓋体構造によれ
ば、異なる種類のウェハであっても、同ウェハに対応す
る形態を有するウェハリテーナを簡単に交換することが
できるようになり、同一の蓋体をもって多様な種類のウ
ェハを適切な弾力で押圧することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例である半導体ウェハの
容器本体を模式的に示す全体斜視図である。
【図2】横置された前記容器本体によるウェハキャリヤ
の脱着操作時の説明図である。
【図3】縦置された前記容器本体によるウェハキャリヤ
の脱着操作時の説明図である。
【図4】同容器本体の底板部側の分割容器に対するウェ
ハキャリヤの収納状態を模式的に示す断面図である。
【図5】図4のZで示す部分の拡大図である。
【図6】上記容器本体の変形例を模式的に示す全体斜視
図である。
【図7】上記容器本体の他の変形例を模式的に示す全体
斜視図である。
【図8】上記容器本体の更に他の変形例を模式的に示す
全体斜視図である。
【図9】従来の縦置タイプのウェハ包装容器の一例を示
す分解斜視図である。
【図10】従来の横置タイプのウェハ包装容器の一例を
示す分解斜視図である。
【図11】従来の支持溝形態による半導体ウェハの支持
状態を示す要部断面図である。
【図12】従来の支持溝形態例を示す断面図である。
【符号の説明】
1,1′ 容器本体 2,2′ 蓋体 3,3′ ウェハキャリヤ 3a,3a′ ウェハ挿脱開口 3b,3b′ ウェハ収容底部 4,4′ ウェハリテーナ 5 ガスケット 6 クランプ兼容器把持部 10 容器本体 11,12 第1及び第2の分割容器 11a,12a 第1及び第2矩形面 11b 天板部 12b 底板部 11b′ 第1分割天板部 11b″ 第2分割天板部 12b′ 第1分割底板部 12b″ 第2分割底板部 13 周壁部 30 ウェハキャリヤ 31 ウェハ挿脱開口部 32 支持溝 32a ウェハ載置面 40 ウェハリテーナ 41,42 第1及び第2のウェハリ
テーナ部 41a,42a ウェハ支持溝 W 半導体ウェハ w 支持溝の溝幅 O 楔状断面の頂点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 雅男 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究本部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円形をなす複数の半導体ウェハを並列
    支持するウェハキャリアが収納される合成樹脂製の半導
    体ウェハ包装容器であって、 その容器本体は、前記半導体ウェハを横置したときの天
    板部及び底板部のそれぞれを第1及び第2分割天板部と
    第1及び第2分割底板部に分割し、その対角線上で対向
    する前記第1分割天板部及び第2分割底板部がそれぞれ
    隣り合う前記第2分割天板部及び第1分割底板部よりも
    全体の1/2を超える大きな面積を有し、上下に対向す
    る第1分割天板部及び第1分割底板部と第2分割天板部
    及び第2分割底板部とが左右に分割された第1及び第2
    分割周壁部により連結されてなることを特徴とする半導
    体ウェハ包装容器。
  2. 【請求項2】 前記第1分割天板部及び第2分割底板部
    が、それぞれ全天板部及び全底板部から構成されてなる
    請求項1記載の半導体ウェハ包装容器。
  3. 【請求項3】 前記容器の周壁の一部に、前記ウェハキ
    ャリアから表出する各ウェハの周縁の一部を並列して支
    持する複数の支持溝を有してなる請求項1又は2記載の
    半導体ウェハ包装容器。
  4. 【請求項4】 前記複数の支持溝が半導体ウェハを縦置
    したときの前記容器の少なくとも上下周壁に設けられて
    なる請求項3記載の半導体ウェハ搬送用容器。
  5. 【請求項5】 前記複数の支持溝を有する前記容器の側
    壁の一部は、前記2分割されたそれぞれの分割容器側に
    振り分けられてなる請求項3又は4記載の半導体ウェハ
    包装容器。
  6. 【請求項6】 前記底板部側に振り分けられた前記支持
    溝の溝形状が、前記底板部に略平行なウェハ載置面を有
    すると共に、上下に隣合う前記ウェハ載置面間の距離が
    規定された寸法を有してなる請求項3〜5のいずれかに
    記載の半導体ウェハ包装容器。
  7. 【請求項7】 前記支持溝の溝底側の延長部が楔状断面
    に形成され、その頂点が前記ウェハ載置面側に偏位され
    てなる請求項5又は6記載の半導体ウェハ包装容器。
JP3622597A 1997-02-20 1997-02-20 半導体ウェハ包装容器 Pending JPH10233437A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007227941A (ja) * 1998-07-10 2007-09-06 Entegris Inc クッション付きウェハー容器
US9576831B2 (en) 2014-09-05 2017-02-21 SCREEN Holdings Co., Ltd. Substrate container, a load port apparatus, and a substrate treating apparatus

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TWI574903B (zh) * 2014-09-05 2017-03-21 思可林集團股份有限公司 基板收納容器、裝載埠裝置及基板處理裝置

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