JPH10232735A - 情報機器の入力装置 - Google Patents

情報機器の入力装置

Info

Publication number
JPH10232735A
JPH10232735A JP3374497A JP3374497A JPH10232735A JP H10232735 A JPH10232735 A JP H10232735A JP 3374497 A JP3374497 A JP 3374497A JP 3374497 A JP3374497 A JP 3374497A JP H10232735 A JPH10232735 A JP H10232735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
finger
key
state
processing circuit
touch panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3374497A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Yamamoto
哲哉 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP3374497A priority Critical patent/JPH10232735A/ja
Publication of JPH10232735A publication Critical patent/JPH10232735A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】指をタッチパネルに押下することにより、使用
者の手に適合したキー配列を表示装置に表示させること
ができる情報機器の入力装置を提供する。 【解決手段】入力装置は、キー配列を表示するための表
示手段と、この表示手段の上に重ねて配置されたタッチ
パネルと、演算処理回路と、この演算処理回路より得ら
れるデータを記憶する記憶回路とを備え、演算処理回路
は、各指を揃え最も伸ばした第1の状態、特定の指を広
げるとともに伸ばした第2の状態及び各指を最も折り曲
げた第3の状態におけるタッチパネル上の各指の座標位
置を検出し各座標データを記憶回路に一時保存させる座
標検出手段と記憶回路に記憶された第1乃至第3の状態
の各指の座標データより使用者の指の可動範囲を算出す
る手段とこの算出手段の算出結果に基づいて使用者の各
指の可動範囲に応じたキー配列を表示手段上に表示する
キー割り当て手段とで構成した情報機器の入力装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報機器の入力装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の情報機器における使用者の入力手
段として、欧文タイプライタのキー配列を起源とするキ
ーボード(パーソナルコンピュータ(以下PCとい
う)、ワードプロセッサ(以下WPという)等で標準的
なJIS、ASC 仕様のキーボード)が多く利用され
ている。これら現在一般に使用されているキーボードで
は、配列、隣接キーの間隔、キートップの面積等の要素
は、設置面積、コスト等の問題から、製作者側により一
意的に決定されており、使用者の入力の効率や健康に与
える影響等について特別な配慮がされている訳ではな
い。
【0003】このため、従来より、使用者の入力効率ア
ップ、負担の軽減の目的で、上記要素に配慮を加えた入
力手段が考案されていた。例えば、特開昭63−759
20号公報では、タッチパネルを利用し、複数のサイズ
のキーボードの中から使用者が選択できる入力装置が考
案されている。この入力装置では、使用者は好みのキー
トップサイズ(キー間隔はキートップサイズにより一意
的に決まる)を選択することが可能になる。しかし乍
ら、使用者の主観に決定が全て委ねられているため、選
択したキーサイズ(及びキー間隔)が使用者にとって適
切であるとは限らず、適切なものを選択するためには試
行錯誤が必要であり、又適切なキーサイズのパターンが
用意されているとは限らない。
【0004】これに対し、特開平5−46308号公報
では、使用者が人差し指、中指、薬指でタッチパネルを
押下する際のパネル接触面積の平均、指の間隔から、キ
ートップサイズ、キーボードサイズを算出する入力装置
が考案されている。この入力装置では、実際に使用者の
指の計測を行っているため、適切なサイズのキートップ
サイズを自動的に得ることができる。しかし乍ら、何れ
の入力装置も従来から存在するキー配列を前提としてサ
イズを変更するのみに留まり、使用者の指の動きに即し
たものではないため、使用者の指や手首の負担を軽減
し、入力の効率を向上させるための対応としては不十分
である。
【0005】又、従来のキー配列は健常者の入力を前提
としたものであるため、一部の指に障害をもつ使用者の
入力は考慮されたものではない。一方、特開昭63−1
18823号公報では、表示付きタッチパネルに予め記
憶させておいた種々のキー配列、配置を切り替え表示
し、使用者が好みの配列を選択できる入力装置が考案さ
れている。上記2つの入力装置に比べて、キー配列、配
置を変更可能とした点が優れているとは限らない。
【0006】この問題を解決する手段として、特開平7
−175570号公報で考案された入力装置がある。こ
れは個々の使用者に合わせたキーボードデータを別に作
成しておけば、このデータを選択し使用者にとって適切
なキーボードで入力できるものである。このデータの自
由度が高ければ健常者の手を前提としない配列が作成で
きるため、一部の指に障害を持つ使用者に対応させたキ
ーボードとして使用することも可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記従来
のキーボード入力装置では、キーの配列、隣接キーの間
隔、キートップの面積等、使用者の入力効率、指や手に
加わる負荷に関わる要素について、個々の使用者の手、
指の特徴を反映することはできていない。特に、従来の
入力装置では、健常者の一般的な大きさの手で打鍵する
ことを前提としたキー配列としているため、指に障害を
持ち打鍵に不自由を来す場合や指の可動範囲が他の指と
比較して小さい場合等では効率的な入力が期待できず、
指やその周辺への負荷が大きくなる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
に基づいて発明されたものであり、請求項1に記載され
た発明の情報機器の入力装置は、キー配列を表示するた
めの表示手段と、該表示手段の上に重ねて配置されたタ
ッチパネルと、演算処理回路と、該演算処理回路より得
られるデータを記憶する記憶回路とを備え、上記演算処
理回路は、各指を揃え最も伸ばした第1の状態、特定の
指を広げるとともに伸ばした第2の状態及び各指を最も
折り曲げた第3の状態における上記タッチパネル上の各
指の座標位置を検出し各座標データを上記記憶回路に一
時保存させる座標検出手段と上記記憶回路に記憶された
上記第1乃至第3の状態の各指の座標データより使用者
の指の可動範囲を算出する手段と該算出手段の算出結果
に基づいて使用者の各指の可動範囲に応じたキー配列を
上記表示手段上に表示するキー割り当て手段とよりなる
ことを特徴としている。
【0009】この構成によれば、入力装置の使用の当
初、使用者がタッチパネル上で自己の手を、指を揃えた
最も伸ばした状態、特定の指を広げるとともに伸ばした
状態及び指を最も折り曲げた状態で夫々指でタッチパネ
ルを押下すると、演算処理回路は、各状態における各指
の座標位置データを検出し、その検出した座標データよ
り使用者の指の可動範囲を算出するとともにその可動範
囲に応じたキー配列を表示装置上に表示し配置すること
となる。その結果、表示装置上に表示されるキー配列
が、使用者の指の可動範囲内に存在すること並びに指を
曲げる動きに併せてキーが配置されることから、指、手
にかかる負荷が減り入力効率の向上が可能になる。
【0010】又、請求項2に記載された発明の情報機器
の入力装置は、キー配列を表示するための表示手段と、
該表示手段の上に重ねて配置されたタッチパネルと、演
算処理回路と、該演算処理回路より得られるデータを記
憶する記憶回路とを備え、上記演算処理回路は、各指を
揃え最も伸ばした第1の状態、特定の指を広げるととも
に伸ばした第2の状態及び各指を最も折り曲げた第3の
状態における上記タッチパネル上の各指の座標位置を検
出して各座標データを上記記憶回路に一時保存させる座
標検出手段と上記各指のタッチパネル上に接触した面積
を検出し各指の面積データを上記記憶回路に記憶する面
積検出手段と上記記憶回路に記憶された上記第1乃至第
3の状態の各指の座標データより使用者の指の可動範囲
を算出する手段と該算出手段の算出結果に基づく使用者
の各指の可動範囲と上記記憶回路に記憶された各指の面
積データに応じたキー配列を上記表示手段上に表示する
キー割り当て手段とよりなることを特徴としている。
【0011】この構成によれば、入力装置の使用の当
初、使用者がタッチパネル上で自己の手を、指を揃えた
最も伸ばした状態、特定の指を広げるとともに伸ばした
状態及び指を最も折り曲げた状態で夫々指でタッチパネ
ルを押下すると、演算処理回路は、各状態における各指
の座標位置データ及び指のタッチパネルに対する接触面
積を検出し、その検出した座標データより算出した指の
可動範囲と上記接触面積に応じたキー配列を表示装置上
に表示し配置することとなる。その結果、表示装置上に
表示されるキー配列が、使用者の指の接触面積、可動範
囲並びに曲げる動きに併せてキーが配置されることか
ら、指、手にかかる負荷が減り入力効率の向上が可能に
なる。
【0012】又、請求項3に記載された発明は、情報機
器の入力装置キー配列を表示するための表示手段と、該
表示手段の上に重ねて配置されたタッチパネルと、演算
処理回路と、該演算処理回路より得られるデータを記憶
する記憶回路とを備え、上記演算処理回路は、各指を揃
え最も伸ばした第1の状態、特定の指を広げるとともに
伸ばした第2の状態及び各指を最も折り曲げた第3の状
態における上記タッチパネル上の各指の座標位置を検出
し各座標データを上記記憶回路に一時保存させる座標検
出手段と上記記憶回路に記憶された上記第1乃至第3の
状態の各指の座標データより使用者の指の可動範囲を算
出する手段と該算出手段の算出結果に基づいて使用者の
各指の可動範囲に応じたキー配列を上記表示手段上に表
示するキー割り当て手段と該キー割り当て手段によりキ
ー配列に関するキー配列データを上記記憶回路に記憶す
る手段と上記記憶回路に記憶された上記キー配列データ
を記憶回路より呼び出し上記表示手段に表示させる呼び
出し手段とよりなることを特徴としている。
【0013】この構成によれば、入力装置の使用の当
初、使用者がタッチパネル上で自己の手を、指を揃えた
最も伸ばした状態、特定の指を広げるとともに伸ばした
状態及び指を最も折り曲げた状態で夫々指でタッチパネ
ルを押下すると、演算処理回路は、各状態における各指
の座標位置データを検出し、その検出した座標データよ
り算出した指の可動範囲に応じたキー配列を表示装置上
に表示し配置することとなる。
【0014】又、一度設定したキー配列は記憶回路に記
憶されているため、呼び出し手段で呼び出しことによ
り、再度同一キー配列を表示装置に表示することにな
る。その結果、表示装置上に表示されるキー配列が、使
用者の指の可動範囲並びに曲げる動きに併せてキーが配
置されることから、指、手にかかる負荷が減り入力効率
の向上が可能になる。又、一度使用者に適したキー配列
を設定すると、そのキー配列を必要に応じて呼び出すこ
とができ、極めて便利な入力装置を提供できる。
【0015】又、請求項4に記載された発明の情報機器
の入力装置は、キー配列を表示するための表示手段と、
該表示手段の上に重ねて配置されたタッチパネルと、演
算処理回路と、該演算処理回路より得られるデータを記
憶する記憶回路とを備え、上記演算処理回路は、一方の
手に関し、各指を揃え最も伸ばした第1の状態、特定の
指を広げるとともに伸ばした第2の状態及び各指を最も
折り曲げた第3の状態における上記タッチパネル上の各
指の座標位置を検出し各座標データを上記記憶回路に一
時保存させる座標検出手段と上記記憶回路に記憶された
上記第1乃至第3の状態の各指の座標データより使用者
の指の可動範囲を算出する手段と該算出手段の算出結果
に基づいて使用者の両手の各指の可動範囲を求め、係る
可動範囲に応じたキー配列を上記表示手段上に表示する
キー割り当て手段とよりなることを特徴としている。
【0016】この構成によれば、入力装置の使用の当
初、使用者がタッチパネル上で自己の片手を、指を揃え
て最も伸ばした状態、特定の指を広げるとともに伸ばし
た状態及び指を最も折り曲げた状態で夫々指でタッチパ
ネルを押下すると、演算処理回路は、各状態における各
指の座標位置データを検出し、その検出した座標データ
より算出した指の可動範囲に応じて使用者の両手の各指
に対応したキー配列を表示装置上に表示し配置すること
となる。
【0017】その結果、表示装置上に表示されるキー配
列が、使用者の指の可動範囲並びに曲げる動きに併せて
キーが配列されることから、指、手にかかる負荷が減り
入力効率の向上が可能になる。しかも、この発明では、
キー配列を表示するに当たり、使用者の片手の各指をタ
ッチパネル上に押下して、その可動範囲を基に両手の各
指の可動範囲を求め、その可動範囲に応じたキー配列を
表示装置上に表示するので、作業性が良い。
【0018】又、請求項5に記載された発明の情報機器
の入力装置は、キー配列を表示するための表示手段と、
該表示手段の上に重ねて配置されたタッチパネルと、演
算処理回路と、該演算処理回路より得られるデータを記
憶する記憶回路とを備え、上記演算処理回路は、手の各
指を揃え最も伸ばした第1の状態、特定の指を広げると
ともに伸ばした第2の状態及び各指を最も折り曲げた第
3の状態における上記タッチパネル上の各指の座標位置
を検出し各座標データを上記記憶回路に一時保存させる
座標検出手段と該座標検出手段の検出した座標データよ
り打鍵に不自由な指の検出をする不自由な指検出手段と
上記記憶回路に記憶された上記第1乃至第3の状態の各
指の座標データより使用者の指の可動範囲を算出する手
段と該算出手段の算出結果に基づく使用者の各指の可動
範囲と上記不自由な指検出手段の検出結果に応じたキー
配列を上記表示手段上に表示するキー割り当て手段とよ
りなることを特徴としている。
【0019】この構成によれば、入力装置の使用の当
初、使用者がタッチパネル上で自己の片手を、指を揃え
て最も伸ばした状態、特定の指を広げるとともに伸ばし
た状態及び指を最も折り曲げた状態で夫々指でタッチパ
ネルを押下すると、演算処理回路は、各状態における各
指の座標位置データを検出して、この検出した座標デー
タより指の可動範囲を算出するとともに打鍵に不自由な
指を検出し、可動範囲のデータと不自由な指のデータか
ら使用者の手に応じたキー配列を表示装置上に表示し配
置することとなる。
【0020】その結果、表示装置上に表示されるキー配
列が、使用者の指の可動範囲並びに曲げる動きに併せて
キーが配列されることから、指、手にかかる負荷が減り
入力効率の向上が可能になる。しかも、この発明では、
キー配列を表示するに当たり、使用者の不自由な指を検
出してキー配列を表示するので極めて理にかなったキー
配列を表示装置上に表示することができる。
【0021】又、請求項6に記載された発明の情報機器
の入力装置は、キー配列を表示するための表示手段と、
該表示手段の上に重ねて配置されたタッチパネルと、演
算処理回路と、該演算処理回路より得られるデータを記
憶する記憶回路とを備え、上記演算処理回路は、各指を
揃え最も伸ばした第1の状態、特定の指を広げるととも
に伸ばした第2の状態及び各指を最も折り曲げた第3の
状態における上記タッチパネル上の各指の座標位置を検
出し各座標データを上記記憶回路に一時保存させる座標
検出手段と上記記憶回路に記憶された上記第1乃至第3
の状態の各指の座標データより使用者の指の可動範囲を
算出する手段と該算出手段の算出結果に基づいて使用者
の各指の可動範囲に応じたキー配列を上記表示手段上に
表示するキー割り当て手段と該割り当て手段により割り
当てられたキー配列を調整する調整手段とよりなること
を特徴としている。
【0022】この構成によれば、入力装置の使用の当
初、使用者がタッチパネル上で自己の片手を、指を揃え
て最も伸ばした状態、特定の指を広げるとともに伸ばし
た状態及び指を最も折り曲げた状態で夫々指でタッチパ
ネルを押下すると、演算処理回路は、各状態における各
指の座標位置データを検出して、この検出した座標デー
タより指の可動範囲を算出するとともに打鍵に不自由な
指を検出し、可動範囲のデータと不自由な指のデータか
ら使用者の手に応じたキー配列を表示装置上に表示し配
置することとなる。しかも、このキー配列を使用者に合
わせて調整することができる。
【0023】その結果、表示装置上に表示されるキー配
列が、使用者の指の可動範囲並びに曲げる動きに併せて
キーが配列されることから、指、手にかかる負荷が減り
入力効率の向上が可能になる。しかも、この発明では、
表示されたキー配列を使用者の好みに合わせて調整する
ことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
従って詳細に説明する。
【0025】[構 成] [第1の実施形態]図1は本発明に係る情報機器の入力
装置の外観斜視図を示し、図2はこの入力装置の中央近
辺の断面図を、又図3は同入力装置の電気的構成を示す
ブロック的電気回路図を示している。
【0026】これらの図から明らかなように、入力装置
は外観上は、本体ケース1内に平面状ドットマトリクス
型表示装置(以下、表示装置という)2の表示面側にタ
ッチパネル3を重ねて固定した構成となっている。そし
て、これら表示装置2及びタッチパネル3は、本体ケー
ス1内に収容されている演算処理回路4に接続され、こ
の演算処理回路4の制御の下に表示動作を実行する。
【0027】5はデータ保存用の外部記憶回路であり、
上記演算処理回路4に接続されている。演算処理回路4
は、入力装置を使用者からの入力手段として利用する情
報機器6に接続され、使用者の入力した内容を入力デー
タとして情報機器6に出力する。入力装置は、図4に示
すように表示装置2及びタッチパネル3を直接情報機器
6に接続し、上記図3に示した実施態様における入力装
置内の演算処理回路4及び外部記憶回路5の行う処理・
機能を情報機器6内にある演算処理回路4a及び外部記
憶回路5aに実行させることも可能である。
【0028】尚、以下の説明において、入力装置内の演
算処理回路4及び外部記憶回路5と情報機器6内の演算
処理回路4a及び外部記憶回路5aの実行する処理・機
能は同一であることから、入力装置内の演算処理回路
4、外部記憶回路5について説明することにする。
【0029】図5は、演算処理回路4が使用者の指の可
動範囲に応じたキー配置を表示装置上に自動的に設定す
るときの動作アルゴリズムを示すフロチャートであり、
演算処理回路4はキー配置設定モード(キー入力モード
ではない)になったことを確認すると(ステップS
1)、図6に示すように表示装置2に「最上段のキー位
置(指を伸ばした状態)に手をおく」を表示するととも
に右手8R、左手8Lを置く範囲7R、7Lを設定して
表示する(ステップS2)。
【0030】この表示を待って、使用者が図7のように
右手8R及び左手8Lの各指を軽く揃え、伸ばしたまま
で、かつ指先だけでタッチパネル3を押下する(ステッ
プS3)。演算処理回路4は、タッチパネル3が押下さ
れたことを検知すると、「親指を横方向に可能な限り広
げる」よう表示装置2に表示する。使用者は図8の左手
の例に示すように、一旦親指9lのみをタッチパネル2
より離し、伸ばしたままで指の動く限り、横方向に移動
させた状態で改めて押下する。演算処理回路4及び使用
者は、人差し指10r、10l、及び小指13r、13
lについても同様の処理を行い、図8のように、可能な
限り指先を開いた状態でタッチパネル3を押下させる
(ステップS4)。
【0031】演算処理回路4は、各指を移動させる際
に、タッチパネル3が押下された箇所が移動したもの
を、その指(親指、人差し指、小指)であると判定する
(ステップS5及びS6)。又、移動がなかった左右2
つずつのタッチパネル3の押下箇所について、指の並び
から人差し指に近い方が中指11r、11l、及び小指
に近い方が薬指12r、12lであると判定する。演算
処理回路4は、親指9r、9l、人差し指10r、10
l及び小指13r、13lについて、タッチパネル3の
押下箇所の中央の座標を算出するとともに算出した座標
データを外部記憶回路5の一領域、例えば領域5−1に
一時保存する(ステップS8)。
【0032】この一時保存が完了すると、演算処理回路
4は、「親指、人差し指、小指を元の位置に戻す」よう
表示装置2に表示させる(ステップS9)。使用者が
「指を広げる」際と同様にして、指を揃えた状態に戻さ
れた位置で指の移動とタッチパネル3を押下したことを
確認すると(ステップS10)、演算処理回路4は、上
記した過程と同様に各押下箇所と各指の対応を判定し、
各指の押下箇所の中心座標を外部記憶回路5の他の領域
5−2に位置時保存する(ステップS11)。
【0033】次に、演算処理回路4は、表示装置2に
「最下段のキー位置(指を曲げた状態)に手を置く」を
表示させる(ステップS12)。使用者は、腕、手首を
動かさずに、図9のように、全ての指をタッチパネル3
より離し、可能な限り曲げた状態で、タッチパネル3を
押下する。演算処理回路4は、タッチパネル3が再押下
されたことを確認すると(ステップS13)、その押下
箇所の並びから、各押下箇所が、どの指に対応するか判
定する(ステップS14)。
【0034】更に、上記最上段の押下の場合と同様に、
各指について、タッチパネル3押下箇所の中央の座標を
算出するとともに上記外部記憶回路5の一領域5−3に
一時保存する(ステップS15)。この時点で、使用者
がキー配置設定のためにタッチパネル3を押下する作業
は完了し、演算処理回路4は、この作業完了を表示装置
3に表示させる。
【0035】この作業完了の表示の後、演算処理回路3
は、外部記憶回路5内の領域5−2、5−3の座標デー
タを呼び出し、各指の最上段及び最下段間を線分で結
び、その線分の(その指に割り当てるキーの段数−1)
等分点の座標を算出する(ステップS16)。予め決め
られたサイズ、形状のキートップを線分の端点、等分点
が中心となるよう揃えて配置し、表示装置2に表示す
る。
【0036】このようにして、その指について割り当て
る段数分のキーが配置されたことになる(ステップS1
7)。この状態を図10に示している。演算処理回路4
は、外部記憶回路5内の領域5−1、5−2のデータを
呼び出し、各指の最上段の可動範囲の端点の垂直二等分
線を算出する(図11の符号14)。この垂直二等分線
14と上記線分を延長した直線の交点15を求め、この
交点を中心に、最上段の可動範囲内で線分上のキーを回
転させてキートップを配置する(ステップS18)。
【0037】図11では、右手人差し指10rについて
可動限界位置と、その中間位置にキーを配列した例を示
している。このキーの集合が、その指の横方向の動きを
含む全体のキー配置になる。演算処理回路4は、この配
置されたキーを表示装置2に表示する。
【0038】次いで、演算処理回路4は、配置されたキ
ーが互いに重なっていないかチェックし(ステップS1
9)、重なっていた場合は、全体のキーサイズを互いに
重ならなくなるよう小さなものに変更する(ステップS
20)。又、このステップS19でキーの重なりがない
と判断すると、各キーに入力文字を割り振り、表示装置
2に表示する(ステップS21)。
【0039】そして、表示が完了すると、「キー配置設
定が完了し、キー入力モードへ移行する」旨を表示装置
2に表示し(ステップS22)、キー入力モードへ移行
する(ステップS23)。キー入力モードにおいて、タ
ッチパネル3上の表示装置3にキーが表示された領域
を、使用者が押下したことを確認すると、演算処理回路
4は、表示されている文字に相当するキーコードを、情
報機器6へ出力することにより、この入力装置は、指の
動きや可動範囲を反映したキーボード入力装置として機
能する。
【0040】[第2の実施形態]図12は上記演算処理
回路4の他の動作アルゴリズムを示すフロチャートであ
り、この実施態様では、使用者の指の移動の軌跡に応じ
てその使用者の指に対応したキー配置を表示装置上に自
動的に設定するものである。この実施態様では、上記図
5の実施態様と同様に最上段の指を開いた状態、揃えた
状態及び最下段の指位置の順で、使用者がタッチパネル
3上を押下するが、指を移動させる際に上記図5の実施
態様では、各ステップS5、S10及びS19におい
て、指をタッチパネル3から離した状態で移動させてい
たものを、この実施態様では、これらステップに対応す
る各ステップS35、S40及びS49において、指を
タッチパネル2の表面を押した状態で移動させる点で異
なる。
【0041】そして、演算処理回路4は、始めにタッチ
パネル3が指で押下された時点で押下箇所の指の中心座
標を算出し、次いで、押下箇所より指を移動させて、か
かる移動が終了し指が静止した時点で、再度押下箇所の
指の中心座標を算出する。このとき、指の描く軌跡の並
びは決まっているため、演算処理回路4は、各指の移動
軌跡を追跡し、各押下箇所と各指の対応を移動軌跡の並
びで判定する。このようにすることによって、演算処理
回路4が、タッチパネル3を押下する度に、押下箇所と
各指の対応を判定する動作を行う必要がなくなり、判定
ミスがなく確実な対応が得られる。
【0042】[第3の実施形態]図13は、演算処理回
路4がタッチパネル3を押下する指の面積によって、そ
の面積に応じたキートップを表示する動作アルゴリズム
を示すフロチャートである。この実施形態では、上記第
1及び第2の実施態様と同様に使用者が指の位置を移動
して行くが、指を揃えた状態で押下して各指のタッチパ
ネル3の押下領域の中心座標を算出する際(ステップS
68、S71、S75)に、演算処理回路4は、同時に
各指の押下領域の面積を算出し、その値を外部記憶回路
5内の所定領域5−2、5−3に中心座標とともに一時
保存する。
【0043】そして、この実施形態では、特にステップ
S79(第1の実施形態のステップS17に対応)の
「キートップ配置」の前に、ステップS77に示すよう
に、演算処理回路4は、外部記憶回路5内の領域5−
2、5−3より、各指の面積データを呼び出し、その面
積の指に対応するキーサイズ(指の面積そのものではな
い)のキートップのデータを作成する。更に、演算処理
回路4は、外部記憶回路5の領域5−2、5−3より各
指の座標データを呼び出し、その座標に対応するキート
ップを配置する。この時点で、その指の最上段及び最下
段位置での押下面積に対応したキーが配置されている。
【0044】次に、最上段及び最下段以外のキー座標を
決定する際に(ステップS78)、その指に割り当てる
キーの段数をN、最上段及び最下段のキーサイズをK
1、K2とすると、演算処理回路4は、最上段から数え
てn段目のキーサイズKnを次式で決定し、キートップ
データを作成する。
【0045】Kn={(N−n)K1+(n−1)K
N}/(N−1) そして、演算処理回路4は、各指について、作成してキ
ートップを対応する座標位置に配置する(図14参
照)。以上の処理を実行することで、各指の各打鍵位置
でのタッチパネル3の押下面積を反映したキーサイズが
得られる。
【0046】[第4の実施形態]図15は、初期設定の
データや過去に設定した使用者のデータを利用して、そ
の使用者に応じたキートップの配置を自動的に設定する
動作アルゴリズムを示すフロチャートである。上記外部
記憶回路5の領域5−4には、予め数種類のキーボード
配列の各キーの座標、サイズ、形状、入力文字に関する
データが登録されており、演算処理回路4は、キー配置
設定モードが選択されたことを確認すると(ステップS
90)、記憶回路5内の領域5−4を検索するとともに
登録されているキー配列の種類を確認し(ステップS9
1)、キー配列選択メニューを表示装置2に表示する
(ステップS92)。
【0047】この状態において、演算処理回路4は、使
用者がタッチパネル3のキー配列選択肢の表示された箇
所を押下したことを確認すると、選択肢に相当するキー
配列データを記憶回路5から呼び出して図16に示すよ
うに表示装置2に表示する(ステップS95)。そし
て、次に「キー入力モードに移行する」を表示して、キ
ー入力モードに切り替え、選択したキー配列のキーボー
ドとして機能する。演算処理回路4は、使用者がタッチ
パネル3の「キー配列新規設定」の選択肢の表示された
箇所を押下したことを確認すると、上記第1乃至第3の
実施形態と同様の手順で使用者の手、指に対応したキー
配列を設定する(ステップS96)。
【0048】[第5の実施形態]図17は、使用者の右
手8Rについて設定、左手8Lで制御する過程を示す動
作アルゴリズムのフローチャートである。キー配置設定
モードに切り替わると(ステップS101)、右手8R
についてのみ上記第1乃至第3の実施形態に述べた手順
で、キー配置を設定する。その間、演算処理回路4は、
左手8Lに対応した表示装置2の領域7Lに「取り消
し」、「確認」等の設定を円滑に進めるための制御用ボ
タン(図示せず)を表示し、使用者がタッチパネル3の
制御用ボタンの領域上を押下したことを確認すると(ス
テップS104)、表示通りの処理を行い設定作業に反
映させる。
【0049】設定作業が完了し、右手分のキー配置デー
タを作成すると(ステップS106)、演算処理回路4
は、作成済みデータを保持したまま、左右反転したデー
タを作成し(ステップS107)、左手分の領域7Lへ
平行移動させる。演算処理回路4は、このデータを左手
分のキー配置データとし、各キーに入力文字を割り振
り、キー入力モードへ切り替える(ステップS10
8)。以上の処理を行うことで、キー設定の作業性を向
上することができる。
【0050】[第6の実施形態]図18は、打鍵に不自
由な指の検出を行い、この不自由な指に割り当てられる
予定のキーを他の指に代替割り当てする動作アルゴリズ
ムを示すフローチャートである。この実施形態では、外
部記憶回路5の領域5−5に、予め、各指の縦方向、横
方向の最小可動距離、各位置における最小押下面積が記
憶されているものとする。キー設定モードに設定される
と、演算処理回路4は、使用者の操作に従って、上記第
1乃至第4の実施形態に示した手順でキー配置を設定す
る。
【0051】最初、使用者が指を揃えて伸ばした状態で
タッチパネル3を押下した際(ステップS113)、演
算処理回路4は、押下箇所の個数から、欠けた指が存在
するか否かを判定する。欠けた指があるとことを確認し
た場合、演算処理回路4は、次の指を広げて押下させる
処理の際に、押下箇所の数から、欠けた指がどの指かを
絞り込む(S114)。
【0052】例えば、小指を移動させた際(ステップS
115)、移動が見られた押下箇所が左右どちらか一つ
なら、小指が欠けていると判断され、移動が見られた押
下箇所が全て左右二つずつなら、欠けているのは中指か
薬指である。中指か薬指のどちらが欠けているのかの判
断は、タッチパネル3を押下する処理が終了した後に行
う。欠けている指は打鍵に不自由な指として記憶回路5
の領域5−6に記憶する(S116)。
【0053】最上段で指を開いた状態、指を揃えた状
態、最下段で使用者がタッチパネル3を押下し、その指
の中心座標を算出する際(ステップS118、S121
及びS124)、演算処理回路4は、同時に押下面積も
求め外部記憶回路5の領域5−5に記憶されているその
指の最小面積データ(基準面積データ)と比較する。そ
の結果、指の押下面積が最小面積データにに満たない場
合、演算処理回路4は、記憶回路5内の領域5−6に、
その指が打鍵に対して不自由であることを記録する(S
118)。
【0054】上記各指の中心座標が算出された後、演算
処理回路4は、その指の最上段で指を開いた位置座標と
揃えた位置座標間、最上段で指揃えた位置座標と最下段
位置座標間の距離を算出し、記憶回路5の領域5−5に
記憶されているその指の縦方向、横方向の最小可動距離
データ(基準距離データ)と比較する。実際の距離が最
小可動距離データに満たない場合、演算処理回路4は、
記憶回路5の領域5−6に、その指が打鍵に不自由であ
ることを記録する(S126)。キートップを配置する
際に、演算処理回路4は、記憶回路5の領域5−6のデ
ータを呼び出し、不自由があると判定した指(欠けた
指)については、キー配置をしない。
【0055】不自由と判定された指(例として、右手中
指11rとする)に相当する数のキーは、その指の属す
る側の手(右手8R)の他の指について、予め割り当て
る予定の段数から、段数を増加して割り振るとともに記
憶回路5を呼び出し最上段−最下段間線分を等分(割り
当てキー段数−1)し、この等分点の座標を算出する
(ステップS127)。
【0056】以降、図5の実施形態のステップS17乃
至ステップS23に相当するステップS128乃至ステ
ップS134を実行することにより、打鍵に不自由な指
の存在を考慮したキー配置を行い、更に、これに基づい
て演算処理回路4は、各キーに入力文字を割り振り、キ
ー入力モードへ移行する。
【0057】[第7の実施形態]図19は、指の接触面
積の大小、可動範囲の大小から、各指の打鍵に対しての
自由度を算出し、各指に割り当てるキー数をその自由度
に合わせて変更する動作アルゴリズムのフローチャート
を示している。
【0058】この第7の実施形態では、ステップS14
1乃至ステップS147までは第1の実施形態のステッ
プS1乃至ステップS7と同一動作を実行し、ステップ
S148において、各指の押下位置の中心座標を求めて
記憶回路5に記憶し、更に、押下面積を求めるとともに
記憶回路5に記憶している各指の最小面積(基準面積)
で除算して位置自由度を求め記憶回路5に記憶する。除
算結果が「1」に満たない場合、演算処理回路4は、外
部記憶回路5内の領域5−6に、その指のその位置にお
ける打鍵に対する位置自由度を「0」、除算結果が
「1」以上になる場合、位置自由度を「1」として記憶
する。
【0059】その後、第1の実施形態のステップS9乃
至ステップS14と同一の動作内容のステップS149
乃至ステップS154を実行するとともにステップS1
55で指を広げたときと同様にデータを求め記憶回路5
に記憶する。次いで、ステップS156に進むと、左右
回転方向を含む、各指の可動範囲を算出した後、上記位
置自由度の値により可動範囲の変更を行う。
【0060】図20において、最上段で指を広げた状
態、揃えた状態及び最下段の位置自由度を夫々「1」、
「0」及び「0」とした場合を例に取って考える。演算
処理回路4は、最上段で指を揃えた状態の位置と最下段
の位置を結んだ線分Aを回転させた可動範囲を、線分A
の中点Aoを回転させた円弧Bで分割する。演算処理回
路4は、最下段の自由度が「0」であるため、最下段側
の領域a1を可動範囲から除外し、線分の中点Aoを新
たに最下段位置座標に設定し直す。
【0061】更に、演算処理回路4は、可動範囲を回転
角の2等分角で分割し、位置自由度「0」の最上段で指
を揃えた状態側の領域a2を可動範囲から除外する。演
算処理回路4は、最上段で指を揃えた状態、最下段の位
置座標が除外された領域に含まれるため、新たに可動範
囲とされた領域の端点を求め、位置座標を設定し直す。
各指の位置座標が再設定された後、演算処理回路4は、
その指の、最上段で指を開いた状態−同じく指を揃えた
位置座標間、最上段で指を揃えた位置座標−最下段位置
座標間の距離を算出する。
【0062】次いで、外部記憶回路5内の領域5−5に
記憶されているその指の縦方向、横方向の最小可動距離
(基準距離)データを呼び出し、各距離をその基準距離
データで除算して、その結果から、その指、その方向の
方向自由度とする。このとき、ある指、ある方向の方向
自由度をα.β(αは整数部、βは小数部とする)とす
ると、演算処理回路4は、その方向に配置するキー数
(縦方向なら段数、横方向なら列数)をα+1とする。
演算処理回路4は、各指について求めたキー数の合計
を、必要とされるキー数と比較し、キー数が余る場合
は、各指のβの値が小さい方向のキー数を減らし(キー
の割り当て数の変更)て対応する。
【0063】そして、次いで、ステップS157、S1
58において、各指の押下面積からキーのサイズを決定
する。その後、第1の実施形態のステップS17乃至ス
テップS23に対応するステップS159乃至ステップ
S165において、上記各指におけるキー数とキーサイ
ズの決定に基づいて演算処理回路4は、キーを配置し、
各キーに入力文字を割り振り、キー入力モードの切り替
える。以上の動作により、使用者の各指の打鍵に対する
自由度に合わせたキー配列を持つ入力装置として使用す
ることが可能になる。
【0064】[第8の実施形態]この実施形態では、上
記各実施形態において、キーの配列が設定された後、右
手、左手分のキーを平行移動させたり、或いは設定した
キー配列の領域とは異なる領域に他のキーを配置するキ
ー配置調整機能を実行させる(図21)。キー配置調整
モードに切り替わると(ステップS171)、演算処理
回路4は、表示装置2に「配置済みキーの平行移動」、
「キーの追加」を選択肢とする調整内容の選択メニュー
を表示する(ステップS172)。
【0065】ここで使用者が、「配置済みキーの平行移
動」の表示されたタッチパネル3上の領域を押下(ステ
ップS173)した場合、演算処理回路4は、表示装置
2に「カーソルキー」、「終了キー」と「右手、左手の
どちらの領域を移動させるか選択せよ」という指示を表
示する(ステップS174)。
【0066】次いで、使用者が左右どちらかのキーの配
置・表示されたタッチパネル3上の領域を押下したこと
(ステップS175)及び「カーソルキー」を表示され
たタッチパネル3上の領域を押下したことを確認すると
(ステップS176)、演算処理回路4は、使用者の意
図通りキー領域を移動する。使用者が「終了キー」の表
示されたタッチパネル3上の領域を押下したことを確認
すると(ステップS177)、演算処理回路4は、平行
移動により変更されたキー配置の状態でキー入力モード
に移行する。
【0067】一方、上記ステップS173で「配置済み
キーの平行移動」の押下でなく、「キーの追加」の領域
を押下すると、演算処理回路4は、表示装置2に「カー
ソルキー」、「10キー」、「ファンクションキー」と
いった追加するキーの選択肢と、「選択肢の中より追加
したいキーを選択し、どの位置に配置するか指定せよ」
との指示を表示する(ステップS179)。
【0068】次いで、使用者が選択肢の中から追加した
いキーの表示されたタッチパネル3上の領域を押下した
ことを確認すると(ステップS180)、演算処理装置
4は、使用者が次に押下したタッチパネル3上の領域に
相当する位置に使用者の選択したキーを追加、配置し、
変更になったキー配置状態でキー入力モードに移行す
る。
【0069】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されたもので
あり、請求項1に記載された発明の情報機器の入力装置
は、キー配列を表示するための表示手段と、該表示手段
の上に重ねて配置されたタッチパネルと、演算処理回路
と、該演算処理回路より得られるデータを記憶する記憶
回路とを備え、上記演算処理回路は、各指を揃え最も伸
ばした第1の状態、特定の指を広げるとともに伸ばした
第2の状態及び各指を最も折り曲げた第3の状態におけ
る上記タッチパネル上の各指の座標位置を検出し各座標
データを上記記憶回路に一時保存させる座標検出手段と
上記記憶回路に記憶された上記第1乃至第3の状態の各
指の座標データより使用者の指の可動範囲を算出する手
段と該算出手段の算出結果に基づいて使用者の各指の可
動範囲に応じたキー配列を上記表示手段上に表示するキ
ー割り当て手段とよりなる構成である。
【0070】この発明によれば、入力装置の使用の当初
に、使用者がタッチパネル上で自己の手を、指を揃え最
も伸ばした状態、特定の指を広げるとともに伸ばした状
態及び指を最も折り曲げた状態で夫々指でタッチパネル
を押下するだけで、自己の手の指に合ったキー配列を表
示装置上に表示することができ、表示装置にキー配列を
設定するに当たり指、手にかかる負荷が減り入力効率の
向上が可能になる。
【0071】又、請求項2に記載された発明の情報機器
の入力装置は、キー配列を表示するための表示手段と、
該表示手段の上に重ねて配置されたタッチパネルと、演
算処理回路と、該演算処理回路より得られるデータを記
憶する記憶回路とを備え、上記演算処理回路は、各指を
揃え最も伸ばした第1の状態、特定の指を広げるととも
に伸ばした第2の状態及び各指を最も折り曲げた第3の
状態における上記タッチパネル上の各指の座標位置を検
出して各座標データを上記記憶回路に一時保存させる座
標検出手段と上記各指のタッチパネル上に接触した面積
を検出し各指の面積データを上記記憶回路に記憶する面
積検出手段と上記記憶回路に記憶された上記第1乃至第
3の状態の各指の座標データより使用者の指の可動範囲
を算出する手段と該算出手段の算出結果に基づく使用者
の各指の可動範囲と上記記憶回路に記憶された各指の面
積データに応じたキー配列を上記表示手段上に表示する
キー割り当て手段とよりなる構成である。
【0072】この発明によれば、入力装置の使用の当初
に、使用者がタッチパネル上で自己の手を、指を揃え最
も伸ばした状態、特定の指を広げるとともに伸ばした状
態及び指を最も折り曲げた状態で夫々指でタッチパネル
を押下するだけで、自己の手の指、しかも、各指の面積
に合ったキー配列を表示装置上に表示することができ、
表示装置にキー配列を設定するに当たり指、手にかかる
負荷が減り入力効率の向上が可能になる。
【0073】又、請求項3に記載された発明は、情報機
器の入力装置キー配列を表示するための表示手段と、該
表示手段の上に重ねて配置されたタッチパネルと、演算
処理回路と、該演算処理回路より得られるデータを記憶
する記憶回路とを備え、上記演算処理回路は、各指を揃
え最も伸ばした第1の状態、特定の指を広げるとともに
伸ばした第2の状態及び各指を最も折り曲げた第3の状
態における上記タッチパネル上の各指の座標位置を検出
し各座標データを上記記憶回路に一時保存させる座標検
出手段と上記記憶回路に記憶された上記第1乃至第3の
状態の各指の座標データより使用者の指の可動範囲を算
出する手段と該算出手段の算出結果に基づいて使用者の
各指の可動範囲に応じたキー配列を上記表示手段上に表
示するキー割り当て手段と該キー割り当て手段によりキ
ー配列に関するキー配列データを上記記憶回路に記憶す
る手段と上記記憶回路に記憶された上記キー配列データ
を記憶回路より呼び出し上記表示手段に表示させる呼び
出し手段とよりなる構成である。
【0074】この発明によれば、入力装置の使用の当初
に、使用者がタッチパネル上で自己の手を、指を揃え最
も伸ばした状態、特定の指を広げるとともに伸ばした状
態及び指を最も折り曲げた状態で夫々指でタッチパネル
を押下するだけで、自己の手の指に合ったキー配列を表
示装置上に表示することができ、表示装置にキー配列を
設定するに当たり指、手にかかる負荷が減り入力効率の
向上が可能になる。しかも、一旦記憶した自己の指に合
ったキー配列を、必要に応じて呼び出すことができ、極
めて、使い勝手の良い入力装置を提供することができ
る。
【0075】又、請求項4に記載された発明の情報機器
の入力装置は、キー配列を表示するための表示手段と、
該表示手段の上に重ねて配置されたタッチパネルと、演
算処理回路と、該演算処理回路より得られるデータを記
憶する記憶回路とを備え、上記演算処理回路は、一方の
手に関し、各指を揃え最も伸ばした第1の状態、特定の
指を広げるとともに伸ばした第2の状態及び各指を最も
折り曲げた第3の状態における上記タッチパネル上の各
指の座標位置を検出し各座標データを上記記憶回路に一
時保存させる座標検出手段と上記記憶回路に記憶された
上記第1乃至第3の状態の各指の座標データより使用者
の指の可動範囲を算出する手段と該算出手段の算出結果
に基づいて使用者の両手の各指の可動範囲を求め、係る
可動範囲に応じたキー配列を上記表示手段上に表示する
キー割り当て手段とよりなる構成である。
【0076】この発明によれば、入力装置の使用の当初
に、使用者がタッチパネル上で自己の片手を、指を揃え
最も伸ばした状態、特定の指を広げるとともに伸ばした
状態及び指を最も折り曲げた状態で夫々指でタッチパネ
ルを押下するだけで、自己の両手の指に合ったキー配列
を表示装置上に表示することができ、表示装置にキー配
列を設定するに当たり指、手にかかる負荷が減り入力効
率の向上が可能になる。しかも、片手でキー配列を得る
ための操作ができるので作業性がよく、極めて使い勝手
の良い入力装置を提供することができる。
【0077】又、請求項5に記載された発明の情報機器
の入力装置は、キー配列を表示するための表示手段と、
該表示手段の上に重ねて配置されたタッチパネルと、演
算処理回路と、該演算処理回路より得られるデータを記
憶する記憶回路とを備え、上記演算処理回路は、手の各
指を揃え最も伸ばした第1の状態、特定の指を広げると
ともに伸ばした第2の状態及び各指を最も折り曲げた第
3の状態における上記タッチパネル上の各指の座標位置
を検出し各座標データを上記記憶回路に一時保存させる
座標検出手段と該座標検出手段の検出した座標データよ
り打鍵に不自由な指の検出をする不自由な指検出手段と
上記記憶回路に記憶された上記第1乃至第3の状態の各
指の座標データより使用者の指の可動範囲を算出する手
段と該算出手段の算出結果に基づく使用者の各指の可動
範囲と上記不自由な指検出手段の検出結果に応じたキー
配列を上記表示手段上に表示するキー割り当て手段とよ
りなる構成である。
【0078】この発明によれば、入力装置の使用の当初
に、使用者がタッチパネル上で自己の手を、指を揃え最
も伸ばした状態、特定の指を広げるとともに伸ばした状
態及び指を最も折り曲げた状態で夫々指でタッチパネル
を押下するだけで、自己の両手の指に合ったキー配列を
表示装置上に表示することができ、表示装置にキー配列
を設定するに当たり指、手にかかる負荷が減り入力効率
の向上が可能になる。しかも、使用者の指に打鍵に不自
由な指があっても、その指に割り当てるキー部分をその
隣の指に割り振り、使用者の手に応じたキー配列を表示
することができる。
【0079】又、請求項6に記載された発明の情報機器
の入力装置は、キー配列を表示するための表示手段と、
該表示手段の上に重ねて配置されたタッチパネルと、演
算処理回路と、該演算処理回路より得られるデータを記
憶する記憶回路とを備え、上記演算処理回路は、各指を
揃え最も伸ばした第1の状態、特定の指を広げるととも
に伸ばした第2の状態及び各指を最も折り曲げた第3の
状態における上記タッチパネル上の各指の座標位置を検
出し各座標データを上記記憶回路に一時保存させる座標
検出手段と上記記憶回路に記憶された上記第1乃至第3
の状態の各指の座標データより使用者の指の可動範囲を
算出する手段と該算出手段の算出結果に基づいて使用者
の各指の可動範囲に応じたキー配列を上記表示手段上に
表示するキー割り当て手段と該割り当て手段により割り
当てられたキー配列を調整する調整手段とよりなる構成
である。
【0080】この発明によれば、入力装置の使用の当初
に、使用者がタッチパネル上で自己の手を、指を揃え最
も伸ばした状態、特定の指を広げるとともに伸ばした状
態及び指を最も折り曲げた状態で夫々指でタッチパネル
を押下するだけで、自己の両手の指に合ったキー配列を
表示装置上に表示することができ、表示装置にキー配列
を設定するに当たり指、手にかかる負荷が減り入力効率
の向上が可能になる。しかも、配列したキーの並び等に
問題があれば、調整することができ、極めて使い勝手の
良い入力装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる入力装置の概観斜視図である。
【図2】本発明にかかる入力装置の正面断面図である。
【図3】本発明にかかる入力装置の電気的構成を示すブ
ロック的電気回路図である。
【図4】本発明にかかる入力装置の電気的構成の他の実
施形態を示すブロック的電気回路図である。
【図5】本発明にかかる入力装置の第1の実施形態の動
作アルゴリズムを示すフローチャートである。
【図6】第1の実施形態のアルゴリズムに従って、タッ
チパネル上に手を広げた状態を示す平面図である。
【図7】第1の実施形態のアルゴリズムに従って、タッ
チパネル上に指を押下した状態を示す図である。
【図8】第1の実施形態のアルゴリズムに従って、タッ
チパネル上で指を広げた状態を示す平面図である。
【図9】第1の実施形態のアルゴリズムに従って、タッ
チパネル上に指を曲げて押下した状態を示す図である。
【図10】第1の実施形態の動作アルゴリズムを従って
表示装置上に配列されたキー配列の一部を示す平面図で
ある。
【図11】第1の実施形態のアルゴリズムに従って、タ
ッチパネル上に親指、人差し指及び小指の横方向の可動
範囲にキーを配列する状態を説明する図である。
【図12】本発明にかかる入力装置の第2の実施形態の
動作アルゴリズムを示すフローチャートである。
【図13】明にかかる入力装置の第3の実施形態の動作
アルゴリズムを示すフローチャートである。
【図14】第3の実施形態の動作アルゴリズムに従って
中段域のキー面積の決定を説明する図である。
【図15】本発明にかかる入力装置の第4の実施形態の
動作アルゴリズムを示すフローチャートである。
【図16】第4の実施形態の動作アルゴリズムに従って
表示装置にキー配列選メニューの表示状態を示す図であ
る。
【図17】本発明にかかる入力装置の第5の実施形態の
動作アルゴリズムを示すフローチャートである。
【図18】本発明にかかる入力装置の第6の実施形態の
動作アルゴリズムを示すフローチャートである。
【図19】本発明にかかる入力装置の第7の実施形態の
動作アルゴリズムを示すフローチャートである。
【図20】第7の実施形態の動作アルゴリズムに従って
指の可動範囲の限定の例を示す図である。
【図21】第8の実施形態の動作アルゴリズムに従って
指の可動範囲の限定の例を示す図である。
【符号の説明】
1 本体 2 表示装置 3 タッチパネル 4 演算処理回路 5 外部記憶回路 6 情報機器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キー配列を表示するための表示手段と、
    該表示手段の上に重ねて配置されたタッチパネルと、演
    算処理回路と、該演算処理回路より得られるデータを記
    憶する記憶回路とを備え、上記演算処理回路は、各指を
    揃え最も伸ばした第1の状態、特定の指を広げるととも
    に伸ばした第2の状態及び各指を最も折り曲げた第3の
    状態における上記タッチパネル上の各指の座標位置を検
    出し各座標データを上記記憶回路に一時保存させる座標
    検出手段と上記記憶回路に記憶された上記第1乃至第3
    の状態の各指の座標データより使用者の指の可動範囲を
    算出する手段と該算出手段の算出結果に基づいて使用者
    の各指の可動範囲に応じたキー配列を上記表示手段上に
    表示するキー割り当て手段とよりなることを特徴とする
    情報機器の入力装置。
  2. 【請求項2】 キー配列を表示するための表示手段と、
    該表示手段の上に重ねて配置されたタッチパネルと、演
    算処理回路と、該演算処理回路より得られるデータを記
    憶する記憶回路とを備え、上記演算処理回路は、各指を
    揃え最も伸ばした第1の状態、特定の指を広げるととも
    に伸ばした第2の状態及び各指を最も折り曲げた第3の
    状態における上記タッチパネル上の各指の座標位置を検
    出し各座標データを上記記憶回路に一時保存させる座標
    検出手段と上記各指のタッチパネル上に接触した面積を
    検出し各指の面積データを上記記憶回路に記憶する面積
    検出手段と上記記憶回路に記憶された上記第1乃至第3
    の状態の各指の座標データより使用者の指の可動範囲を
    算出する手段と該算出手段の算出結果に基づく使用者の
    各指の可動範囲と上記記憶回路に記憶された各指の面積
    データに応じたキー配列を上記表示手段上に表示するキ
    ー割り当て手段とよりなることを特徴とする情報機器の
    入力装置。
  3. 【請求項3】 キー配列を表示するための表示手段と、
    該表示手段の上に重ねて配置されたタッチパネルと、演
    算処理回路と、該演算処理回路より得られるデータを記
    憶する記憶回路とを備え、上記演算処理回路は、各指を
    揃え最も伸ばした第1の状態、特定の指を広げるととも
    に伸ばした第2の状態及び各指を最も折り曲げた第3の
    状態における上記タッチパネル上の各指の座標位置を検
    出し各座標データを上記記憶回路に一時保存させる座標
    検出手段と上記記憶回路に記憶された上記第1乃至第3
    の状態の各指の座標データより使用者の指の可動範囲を
    算出する手段と該算出手段の算出結果に基づいて使用者
    の各指の可動範囲に応じたキー配列を上記表示手段上に
    表示するキー割り当て手段と該キー割り当て手段により
    キー配列に関するキー配列データを上記記憶回路に記憶
    する手段と上記記憶回路に記憶回路された上記キー配列
    データを記憶回路より呼び出し上記表示手段に表示させ
    る呼び出し手段とよりなることを特徴とする情報機器の
    入力装置。
  4. 【請求項4】 キー配列を表示するための表示手段と、
    該表示手段の上に重ねて配置されたタッチパネルと、演
    算処理回路と、該演算処理回路より得られるデータを記
    憶する記憶回路とを備え、上記演算処理回路は、一方の
    手に関し、各指を揃え最も伸ばした第1の状態、特定の
    指を広げるとともに伸ばした第2の状態及び各指を最も
    折り曲げた第3の状態における上記タッチパネル上の各
    指の座標位置を検出し各座標データを上記記憶回路に一
    時保存させる座標検出手段と上記記憶回路に記憶された
    上記第1乃至第3の状態の各指の座標データより使用者
    の指の可動範囲を算出する手段と該算出手段の算出結果
    に基づいて使用者の両手の各指の可動範囲を求め、かか
    る可動範囲に応じたキー配列を上記表示手段上に表示す
    るキー割り当て手段とよりなることを特徴とする情報機
    器の入力装置。
  5. 【請求項5】 キー配列を表示するための表示手段と、
    該表示手段の上に重ねて配置されたタッチパネルと、演
    算処理回路と、該演算処理回路より得られるデータを記
    憶する記憶回路とを備え、上記演算処理回路は、手の各
    指を揃え最も伸ばした第1の状態、特定の指を広げると
    ともに伸ばした第2の状態及び各指を最も折り曲げた第
    3の状態における上記タッチパネル上の各指の座標位置
    を検出し各座標データを上記記憶回路に一時保存させる
    座標検出手段と該座標検出手段の検出した座標データよ
    り打鍵に不自由な指の検出をする不自由な指検出手段と
    上記記憶回路に記憶された上記第1乃至第3の状態の各
    指の座標データより使用者の指の可動範囲を算出する手
    段と該算出手段の算出結果に基づく使用者の各指の可動
    範囲と上記不自由な指検出手段の検出結果に応じたキー
    配列を上記表示手段上に表示するキー割り当て手段とよ
    りなることを特徴とする情報機器の入力装置。
  6. 【請求項6】 キー配列を表示するための表示手段と、
    該表示手段の上に重ねて配置されたタッチパネルと、演
    算処理回路と、該演算処理回路より得られるデータを記
    憶する記憶回路とを備え、上記演算処理回路は、各指を
    揃え最も伸ばした第1の状態、特定の指を広げるととも
    に伸ばした第2の状態及び各指を最も折り曲げた第3の
    状態における上記タッチパネル上の各指の座標位置を検
    出し各座標データを上記記憶回路に一時保存させる座標
    検出手段と上記記憶回路に記憶された上記第1乃至第3
    の状態の各指の座標データより使用者の指の可動範囲を
    算出する手段と該算出手段の算出結果に基づいて使用者
    の各指の可動範囲に応じたキー配列を上記表示手段上に
    表示するキー割り当て手段と該割り当て手段により割り
    当てられたキー配列を調整する調整手段とよりなること
    を特徴とする情報機器の入力装置。
JP3374497A 1997-02-18 1997-02-18 情報機器の入力装置 Pending JPH10232735A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3374497A JPH10232735A (ja) 1997-02-18 1997-02-18 情報機器の入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3374497A JPH10232735A (ja) 1997-02-18 1997-02-18 情報機器の入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10232735A true JPH10232735A (ja) 1998-09-02

Family

ID=12394934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3374497A Pending JPH10232735A (ja) 1997-02-18 1997-02-18 情報機器の入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10232735A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003523584A (ja) * 2000-02-15 2003-08-05 シーメンス テクノロジー−トゥー−ビジネス センター、リミテッド ライアビリティ カンパニー 接触センサ装置および方法
JP2004246445A (ja) * 2003-02-12 2004-09-02 Japan Science & Technology Agency ポインティング・デバイス
US7046235B2 (en) 2002-05-20 2006-05-16 Sharp Kabushiki Kaisha Input device and touch area registration method
JP2008152441A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Hitachi Software Eng Co Ltd 文字データ入力装置
JP2009025858A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Kyocera Mita Corp 電子機器
JP2010146032A (ja) * 2007-09-05 2010-07-01 Panasonic Corp 携帯端末装置、及び表示制御方法
WO2010127147A3 (en) * 2009-04-30 2011-02-03 Qualcomm Incorporated Keyboard for a portable computing device
JP2011076521A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2011086036A (ja) * 2009-10-14 2011-04-28 Victor Co Of Japan Ltd 電子機器、アイコン表示方法およびアイコン表示プログラム
JP2012080568A (ja) * 2011-12-02 2012-04-19 Kyocera Corp 携帯端末装置および携帯端末装置における操作キー群のレイアウト方法
JP2012521034A (ja) * 2009-03-23 2012-09-10 コア ロジック,インコーポレイテッド 仮想キーボード提供装置及び方法
JP2012527709A (ja) * 2009-06-16 2012-11-08 インテル・コーポレーション ハンドヘルドデバイス用のアダプティブ仮想キーボード
JP2013127740A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Minebea Co Ltd 入力装置
JP2013186901A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Chi Mei Communication Systems Inc 入力インタフェースの表示システム及びその表示方法
US20130241837A1 (en) * 2010-11-24 2013-09-19 Nec Corporation Input apparatus and a control method of an input apparatus
EP2911051A1 (en) * 2014-02-22 2015-08-26 Xiaomi Inc. Input method and device
US9851897B2 (en) 2009-06-16 2017-12-26 Intel Corporation Adaptive virtual keyboard for handheld device

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003523584A (ja) * 2000-02-15 2003-08-05 シーメンス テクノロジー−トゥー−ビジネス センター、リミテッド ライアビリティ カンパニー 接触センサ装置および方法
US7046235B2 (en) 2002-05-20 2006-05-16 Sharp Kabushiki Kaisha Input device and touch area registration method
CN1303503C (zh) * 2002-05-20 2007-03-07 夏普公司 输入装置及触摸区域注册方法
JP2004246445A (ja) * 2003-02-12 2004-09-02 Japan Science & Technology Agency ポインティング・デバイス
JP2008152441A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Hitachi Software Eng Co Ltd 文字データ入力装置
JP2009025858A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Kyocera Mita Corp 電子機器
JP2010146032A (ja) * 2007-09-05 2010-07-01 Panasonic Corp 携帯端末装置、及び表示制御方法
JP2012521034A (ja) * 2009-03-23 2012-09-10 コア ロジック,インコーポレイテッド 仮想キーボード提供装置及び方法
JP2012525653A (ja) * 2009-04-30 2012-10-22 クアルコム,インコーポレイテッド 携帯型コンピューティングデバイス(portablecomputingdevice)のためのキーボード
WO2010127147A3 (en) * 2009-04-30 2011-02-03 Qualcomm Incorporated Keyboard for a portable computing device
US9013423B2 (en) 2009-06-16 2015-04-21 Intel Corporation Adaptive virtual keyboard for handheld device
JP2012527709A (ja) * 2009-06-16 2012-11-08 インテル・コーポレーション ハンドヘルドデバイス用のアダプティブ仮想キーボード
US10133482B2 (en) 2009-06-16 2018-11-20 Intel Corporation Adaptive virtual keyboard for handheld device
US9851897B2 (en) 2009-06-16 2017-12-26 Intel Corporation Adaptive virtual keyboard for handheld device
JP2011076521A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2011086036A (ja) * 2009-10-14 2011-04-28 Victor Co Of Japan Ltd 電子機器、アイコン表示方法およびアイコン表示プログラム
US20130241837A1 (en) * 2010-11-24 2013-09-19 Nec Corporation Input apparatus and a control method of an input apparatus
JP2012080568A (ja) * 2011-12-02 2012-04-19 Kyocera Corp 携帯端末装置および携帯端末装置における操作キー群のレイアウト方法
JP2013127740A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Minebea Co Ltd 入力装置
JP2013186901A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Chi Mei Communication Systems Inc 入力インタフェースの表示システム及びその表示方法
EP2911051A1 (en) * 2014-02-22 2015-08-26 Xiaomi Inc. Input method and device
JP2016517099A (ja) * 2014-02-22 2016-06-09 小米科技有限責任公司Xiaomi Inc. 入力方法、装置、プログラム、及び記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10232735A (ja) 情報機器の入力装置
EP1183590B1 (en) Communication system and method
US6288709B1 (en) Hand held data entry system
US7548231B1 (en) Devices having input controls for efficient input of data
EP1873620A1 (en) Character recognizing method and character input method for touch panel
US20150022454A1 (en) Configurable Input Device
EP1873621A1 (en) Driving method and input method for touch panel
US20060082540A1 (en) Data input system
EP0464712A2 (en) Display/input control system for software keyboard in information processing apparatus having integral display/input device
US20060033723A1 (en) Virtual keypad input device
WO2007043222A1 (ja) 入力装置及びそれを備えた携帯端末
US6310608B1 (en) System and method of keyboard configuration for disabled user access
JPH11224161A (ja) 文字入力装置および記録媒体
CN107479722A (zh) 一种鼠标键盘及鼠标键盘控制方法
JP2000284912A (ja) タッチパネル入力コンピュータ
JP4521335B2 (ja) 携帯端末
US10423328B2 (en) Portable terminal for controlling two cursors within a virtual keyboard according to setting of movement by a single key at a time or a plurality of keys at a time
JP2000089896A (ja) コード入力装置
KR101117117B1 (ko) 정보통신기기의 입력 장치
CN110780733A (zh) 一种用于虚拟现实的文本输入***
JPH08234882A (ja) キーボード装置
JPH10187347A (ja) 情報処理装置用ポインティングデバイス
JPS63214823A (ja) タツチパネル入力装置
JP2003099187A (ja) タッチパッド入力装置及び操作機能切換方法
JPS63155217A (ja) キ−ボ−ド装置