JPH10232725A - 操作レバーの操作力可変装置 - Google Patents

操作レバーの操作力可変装置

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JPH10232725A
JPH10232725A JP3601897A JP3601897A JPH10232725A JP H10232725 A JPH10232725 A JP H10232725A JP 3601897 A JP3601897 A JP 3601897A JP 3601897 A JP3601897 A JP 3601897A JP H10232725 A JPH10232725 A JP H10232725A
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JP
Japan
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operating
disk
lining
lever
proportional solenoid
Prior art date
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Pending
Application number
JP3601897A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Hori
秀司 堀
Masayoshi Mototani
真芳 本谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な制御で、操作レバーの一方向、他方向
の操作力を可変とする。 【解決手段】 操作レバー4とともに揺動するデイスク
2と、このデイスク2の円弧状面5に接したライニング
6と、そのライニング6の押付力を変更する比例ソレノ
イド8とで構成し、比例ソレノイド8への通電量を変え
ることで押付力を変更して操作レバー4の操作力を可変
にできるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワーショベルの
操作装置などに用いられる電気式ジョイステック、油圧
パイロット弁のレバーの操作力を可変とする装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気式ジョイステックのレバーの操作力
を可変とする装置としては、例えば実公平5−3730
1号公報に示すように、レバーの揺動によって直線往復
動するロッドに磁石を設け、この磁石の外周に電磁石コ
イルを設け、その電磁石コイルへの通電量を変えること
にでロッドの移動抵抗を増減し、レバーの操作力を可変
とする装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のレバーの操作力
可変装置であると、レバーを一直線状に沿って一方向、
他方向に操作する時の操作力を可変とするには、電磁石
コイルへの通電方向を変えて吸着力と反発力を発生する
と共に、通電量を変えて吸着力、反発力の大きさを変え
る必要がある。
【0004】このために、電磁石コイルへの通電量を変
えると共に、通電方向を変えるので、その通電制御が面
倒となる。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたレバーの操作力可変装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】第1の発
明は、操作レバー4の操作によって揺動するデイスク2
と、このデイスク2に接して揺動抵抗を与えるライニン
グ6と、このライニング6のデイスク2への押付力を変
更する手段で構成したことを特徴とする操作レバーの操
作力可変装置である。
【0007】第1の発明によれば、ライニング6のデイ
スク2への押付力を変えることで操作レバー4の操作力
を可変とすることができる。また、デイスク2とライニ
ング6と1つの押付力変更手段を設けただけであるから
構造簡単となるし、その1つの押付力変更手段によって
ライニング6の押付力を変更することで操作レバー4の
一方向、他方向への操作力を可変とすることができ、そ
の制御が容易となる。
【0008】第2の発明は、第1の発明における前記押
付力変更手段を、比例ソレノイド8とした操作レバーの
操作力可変装置である。
【0009】第2の発明によれば、比例ソレノイド8へ
の通電量を変えるだけで操作レバ−4の一方向、他方向
への操作力を可変でき、その制御が容易となる。
【0010】第3の発明は、第2の発明において、エン
ジン回転速度を検出する速度センサ、作動流体温度を検
出する温度センサ、操作レバーのストロークを検出する
ストロークセンサ等の少なくとも1つ以上のセンサと、
このセンサからの信号を受けて比例ソレノイド8への通
電量を制御するコントローラを設けた操作力可変装置で
ある。
【0011】第3の発明によれば、エンジン回転速度、
作動流体温度、操作レバーストロークによって操作レバ
ー4の操作力が可変となるので、その操作レバー4の操
作力でエンジン回転速度、作動流体温度、操作レバース
トロークをオペレータが感知できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に示すように、ブラケット1
にデイスク2がピン3で揺動自在に取付けてあり、この
デイスク2に操作レバー4が取付けてある。前記デイス
ク2は揺動中心(ピン3)を中心とする円弧状面5を有
している。この円弧状面5にライニング6の円弧状面6
aが接している。
【0013】前記ライニング6はブラケット1にピン7
で揺動自在に取付けてある。前記ブラケット1には比例
ソレノイド8が取付けてあり、この比例ソレノイド8の
ピストン9がライニング6と接し、比例ソレノイド8へ
の通電量を変えてピストン9の推力を変えることでライ
ニング6のデイスク2への押付力が変更する。これによ
って、比例ソレノイド8がライニング押付力変更手段と
なる。
【0014】前記ブラケット1の下面にブロック体10
が取付けてあり、このブロック体10には第1ピストン
11と第2ピストン12が上下揺動自在に取付けてあ
る。この第1・第2ピストン11,12はスプリング1
3でデイスク2の下面2aにそれぞれ押しつけられてデ
イスク2を中立位置として操作レバー4を中立位置に保
持してある。
【0015】前記ブロック体10の下部にポテンショメ
ータ14が取付けてあり、このポテンショメータ14の
可動片15と第1ピストン11とに亘ってロッド16が
連結してあって、デイスク2が揺動することで可動片1
5が揺動してポテンショメータ14が電気信号を出力す
る。
【0016】このようであるから、、操作レバー4を矢
印a方向に操作してデイスク2をピン3を中心として反
時計方向に揺動すると、第1ピストン11がスプリング
13で上方に摺動してロッド16を介して作動片15を
上方に揺動する。操作レバー4を矢印b方向に操作する
とデイスク2がピン3を中心として時計方向に揺動し、
第1ピストン11を下方に揺動してロッド16を介して
作動片15が下方に揺動する。
【0017】したがって、ポテンショメータ14は操作
レバ−4の操作方向と操作ストロークに比例した電気信
号を出力する。この電気信号によって電磁比例圧力制御
弁を切換えて流体圧をアクチュエータに供給してアクチ
ュエータを作動する。
【0018】また、ライニング6がデイスク2の円弧状
面5に圧接しているからデイスク2の揺動抵抗となり、
その揺動抵抗は比例ソレノイド8への通電量に比例する
ので、操作レバー4の操作量は比例ソレノイド8への通
電量に応じて可変となる。
【0019】次に操作レバー4の操作力を可変とする制
御の一例を説明する。図1に示すように、ポテンショメ
ータ14の電気信号はコントローラ17に入力されて操
作レバー4の操作ストロークを感知する。コントローラ
17は入力された外部信号に応じて比例ソレノイド8へ
の通電量を制御する。
【0020】例えば、前記外部信号としてクレーンのシ
リンダの負荷圧を検出する圧力センサの検出圧力とし、
その負荷圧をコントローラ17に入力する。コントロー
ラ17は負荷圧が高い時に大電流を出力し、負荷圧が低
い時に小電流を出力する。
【0021】このようにすることで、クレーン作業時の
吊荷負荷の大小に応じてシリンダの負荷圧が高、低とな
って、操作レバー4の操作力が大、小に変化する。
【0022】前述のようにすることで、クレーンオペレ
ータは吊荷の状況を操作レバーの操作力の変化を通して
感知できるから、吊荷の動き始め、吊荷の移動量、吊荷
の移動速度、吊荷の移動加速度等を感知できる。
【0023】また、外部信号をオペレータ自身が入力す
るものとすることで、オペレータの好みに合せた操作力
とすることができる。
【0024】また、外部信号を流体ポンプを駆動するエ
ンジンの回転速度を検出する速度センサの検出信号と
し、エンジン低速回転時には通電量大として操作力を大
きくできるし、エンジン高速回転時に通電量小として操
作量を小さくできる。
【0025】このようにすれば、エンジンによって駆動
される流体ポンプの吐出流量を操作力の大・小で感知で
きる。
【0026】また、外部信号を流体ポンプの作動流体温
度を検出する温度センサとすれば、流体が低温の時に通
電量を大として操作力大、高温の時に通電量小として操
作力小にできる。
【0027】このようにすれば、流体の温度を操作力の
大・小で感知できる。
【0028】また、コントローラ17に入力された操作
ストロークが所定の値となった時に大電流を比例ソレノ
イド8に通電してライニング6の押付力を著しく大とす
ることで、デイスク2がスプリング13で中立位置に復
帰しないように保持するようにしても良い。
【0029】このようにすれば、操作レバー4を所定の
操作ストローク位置で保持できるので、デテント機能を
持たせることが可能である。
【0030】図2は第2の実施の形態を示し、ブラケッ
ト1は空洞部1aを有し、その縦壁1bに軸20が回転
自在に支承され、この軸20にデイスク2が空洞部1a
内に位置して取付けてあると共に、軸20のブラケット
1の外部に突出した部分に操作レバー4が取付けてあ
る。
【0031】ライニング6は半円形の基部21に摩擦材
22を取付けたもので、その摩擦材22がデイスク2の
円弧状面5に接している。基部21の一端部がピン7で
縦壁1bに揺動自在に支承され、他端部とブラケット1
とに亘って比例ソレノイド8が取付けてある。
【0032】このようにすれば、てこの作用により比例
ソレノイド8のピストン9推力が小さくとも大きな操作
力を得ることができる。
【0033】以上の実施例はポテンショメータ2を作動
する例を示したが、図3、図4に示す油圧パイロット弁
の減圧部30を作動する場合にも適用できる。
【0034】具体的には、図3と図4に示すようにブラ
ケット1の下面に弁本体31を取付け、この弁本体31
に流入ポート32と流出ポート33を連通・遮断する一
対のスプール34を設け、このスプール34をスプリン
グ35で遮断位置とし、デイスク2で押される第1・第
2ピストン11,12でスプール34を連通位置に押す
ようにしてある。
【0035】前記ライニング6のデイスク2への押付力
を変更する手段としては、ボルトとロックナット、カム
とカムフォロア、流体圧シリンダと圧力制御弁等を用い
ても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図4】本発明の第4の実施の形態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
2…デイスク 4…操作レバー 5…円弧状面 6…デイスク 8…比例ソレノイド 17…コントローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作レバー4の操作によって揺動するデ
    イスク2と、このデイスク2に接して揺動抵抗を与える
    ライニング6と、このライニング6のデイスク2への押
    付力を変更する手段で構成したことを特徴とする操作レ
    バーの操作力可変装置。
  2. 【請求項2】 前記押付力変更手段を、比例ソレノイド
    8とした請求項1記載の操作レバーの操作力可変装置。
  3. 【請求項3】 エンジン回転速度を検出する速度セン
    サ、作動流体温度を検出する温度センサ、操作レバーの
    ストロークを検出するストロークセンサ等の少なくとも
    1つ以上のセンサと、このセンサからの信号を受けて比
    例ソレノイド8への通電量を制御するコントローラを設
    けた請求項2記載の操作レバーの操作力可変装置。
JP3601897A 1997-02-20 1997-02-20 操作レバーの操作力可変装置 Pending JPH10232725A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7341124B2 (en) 2002-01-28 2008-03-11 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Driving operation device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7341124B2 (en) 2002-01-28 2008-03-11 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Driving operation device
US7740101B2 (en) 2002-01-28 2010-06-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Driving operation device

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