JPH10231778A - 油圧式の容積形流体ユニットにおける脈動を低減するための装置 - Google Patents

油圧式の容積形流体ユニットにおける脈動を低減するための装置

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JPH10231778A
JPH10231778A JP10034427A JP3442798A JPH10231778A JP H10231778 A JPH10231778 A JP H10231778A JP 10034427 A JP10034427 A JP 10034427A JP 3442798 A JP3442798 A JP 3442798A JP H10231778 A JPH10231778 A JP H10231778A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入口側から出口側へのシリンダ室の切換制御
過程を最適化し、運転状態の広い帯域において脈動を有
効に低減する。 【解決手段】 接続通路10を介してシリンダ室4に接
続可能なアキュムレータ装置9が設けられており、アキ
ュムレータ装置9の容量が、オイル充填型のアキュムレ
ータ装置に比べて増大されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1に、それぞれ
逆転可能な回転方向を有するポンプとしてもモータとし
ても使用可能な、特にアキシアルピストン機械またはラ
ジアルピストン機械として形成された油圧式(hydr
ostatisch.)の容積形流体ユニット(Ver
draengereinheit)における脈動を低減
するための装置であって、少なくとも1つのピストンが
シリンダ孔内で長手方向摺動可能に支承されていて、か
つシリンダ室を形成しており、当該装置が、接続通路を
介してシリンダ室に接続可能なアキュムレータ装置を有
している形式のものに関する。
【0002】本発明は第2に、それぞれ逆転可能な回転
方向を有するポンプとしてもモータとしても使用可能
な、特にアキシアルピストン機械またはラジアルピスト
ン機械として形成された油圧式の容積形流体ユニットに
おける脈動を低減するための装置であって、少なくとも
1つのピストンがシリンダ孔内で長手方向摺動可能に支
承されていて、かつシリンダ室を形成しており、当該装
置が、低圧側と高圧側との間に配置された前圧縮装置を
有しており、該前圧縮装置が、高圧側に向かう方向で開
く弁を備えており、シリンダ室内の圧力が高圧側におけ
る圧力を超過するやいなや、前圧縮装置が、シリンダ室
と高圧側との接続を形成するようになっている形式のも
のに関する。
【0003】
【従来の技術】このような形式の油圧式の容積形流体ユ
ニットは、一般に複数のシリンダ室を有していて、一定
でない脈動する容積流を供給する。容積形流体ユニット
の容積流に生じるこのような脈動の原因の1つは、運動
学的(kinematisch.)な条件に帰因すると
考えられる。このような機械では、シリンダ内で長手方
向摺動可能であって、かつ押しのけ原理により作動する
複数のピストンによって、圧力流体が、低圧を案内する
入口側から、高圧を案内する出口側へ圧送される。個々
の個別容積流が重畳されて容積形流体ユニットの全容積
流を形成することに基づき、圧送流には脈動が生ぜしめ
られる。この種の脈動は運動学的な脈動(kinema
tisch.Pulsation)と呼ばれる。
【0004】脈動発生のもう1つの原因は、圧送したい
媒体の圧縮性に基づき生じ、かつとりわけ入口側と出口
側との間の圧力差が高い場合に発生する動力学的な脈動
(kinetisch.Pulsation)である。
この種の脈動は、入口側から出口側へのシリンダ室の切
換制御過程の間に生じる圧力補償流に帰因する。たとえ
ば、回転するシリンダブロックの1つのシリンダ室が、
低圧下にある入口側から、高圧下にある出口側へ運動す
る場合、このシリンダ室はピストンの運動の対応する死
点において、シリンダ室が短時間低圧側にも高圧側にも
接続されなくなる範囲を通過する。その後にシリンダ室
が高圧側に接続されると、シリンダ室と高圧側との間に
生じる圧力差に基づき容積流が生じる。シリンダ室がさ
らに運動すると、このシリンダ室はやはり、シリンダ室
が高圧側にも低圧側にも接続されない範囲を通過する。
したがって、低圧側への切換制御時にも、やはり高い圧
力差が生じる。これにより、脈動が発生し、このような
脈動は容積形流体ユニットにおいて振動や騒音を招く。
【0005】脈動を低減するためには、第1にピストン
の運動学的特性により、シリンダ室内の圧力を、高圧で
負荷された出口側における圧力に合わせて調整するため
の手段が知られている。圧力の調整は、たとえばシリン
ダ室の前圧縮によって得ることができる。このために
は、入口側と出口側との間に前圧縮装置が配置されてお
り、この場合、シリンダ室内に封入された圧力流体の圧
力は、シリンダ室が出口側に接続される前に、ピストン
行程によって高められる。
【0006】このような油圧式のアキシアルピストン機
械は、ドイツ連邦共和国特許第3319822号明細書
に基づき公知である。この公知のポンプは低圧の入口側
と、高圧の出口側とを有しており、この場合、低圧側と
高圧側との間には前圧縮ゾーンが配置されている。この
前圧縮ゾーンには、接続通路が設けられており、この接
続通路はシリンダ室と出口側との接続を形成する。この
接続通路内には弁が配置されていて、この弁は出口側に
向かう方向で開き、これによりこの弁は、シリンダ室内
の圧力が前圧縮によって許容し得ない程高い値にまで増
大し、ひいては機械が損傷を受けたり、破壊されたりす
ることを阻止している。
【0007】回転シリンダブロックが入口側から出口側
へ運動する際に、シリンダ室は前圧縮ゾーンを通過し、
これによってシリンダ室内の圧力はピストン行程によっ
て高められる。シリンダ室内の圧力が出口側における圧
力よりも高い場合には、シリンダ室が、接続通路に通じ
た開口部を開放するやいなや、流体は接続通路と弁とを
介して出口側へ流れる。したがって、シリンダ内の圧力
は、出口側に形成される圧力と同じ圧力にまで制限され
る。シリンダ室がさらに運動すると、このシリンダ室は
出口側に対して開放される。
【0008】弁はこの場合、前圧縮によってシリンダ室
内に形成される圧力が出口側の圧力に一致するやいなや
開く。高圧側における種々の高さの圧力に抗して作動す
る、調節可能な行程容積を備えた容積形流体ユニットで
は、機械の最大運転圧にまでの圧力増大が可能となるよ
うに前圧縮ゾーンが形成されていなければならない。こ
のために、入口側と出口側との間の前圧縮ゾーンは、最
大運転圧にまでの前圧縮を可能にするために相応する長
さを有していなければならない。
【0009】出口側に極めて低い圧力しか形成されない
場合、シリンダ室の前圧縮によって損失が生じてしま
う。これにより、この油圧式の容積形流体ユニットの作
動効率は悪化する。
【0010】しかもこのような構成では、前圧縮によっ
てシリンダ室内の圧力が高圧側における圧力を超過し、
ひいては弁が開いた場合にしか、シリンダ室と高圧側と
の間の圧力補償を実施することができない。
【0011】脈動を低減するための別の手段としては、
シリンダ室内の圧力を高圧側の圧力に合わせて補償調整
するアキュムレータ装置を設けることが知られている。
【0012】このようにアキュムレータによる切換制御
を行うアキシアルピストン構造の油圧式の機械は、ドイ
ツ連邦共和国特許第4229544号明細書に基づき公
知である。この公知の機械では、オイル充填された前圧
縮容積の形のアキュムレータ装置が設けられている。こ
のアキュムレータ装置として働く前圧縮容積は死点の通
過後に、バルブプレートに設けられた接続通路と開口部
とを通じてシリンダ室に接続される。このとき、この前
圧縮容積から圧縮オイルが取り出され、これによりシリ
ンダ室内の圧力が増大する。前圧縮容積の充填は、機械
の高圧側に接続された管路を通じて行われる。
【0013】前圧縮容積の充填は、この前圧縮容積が機
械の出口側に常時接続されていることにより行われる。
シリンダ室が入口側から出口側へ運動し、かつ入口側が
低圧で負荷されていて、出口側が高圧で負荷されている
場合、シリンダ室が、バルブプレートに設けられた開口
部を開放するやいなや、前圧縮容積から圧縮オイルが取
り出される。この手段により、シリンダ室内の圧力は出
口側の圧力に合わせて補償調整され、これにより、シリ
ンダ室が出口側に接続されたときには、まだ存在する僅
かな圧力差を補償するための比較的小さな容積流しか生
じなくなる。しかし、この公知の手段では、シリンダ室
を前圧縮容積に接続するために、圧縮オイルが前圧縮容
積からシリンダ室内へ迅速に流れることを可能にする、
特殊に形成された各1つの腎臓形もしくは繭形のシリン
ダポートが必要となる。
【0014】さらに、シリンダ室が高圧側に接続されて
いる間の時間に前圧縮容積の再チャージを実施すること
が知られている。したがって、前圧縮容積を充填するた
めには、高圧側との所定時間毎の接続しか形成されな
い。このためには、特殊に成形された腎臓形もしくは繭
形のシリンダポートが必要となる。このシリンダポート
は、シリンダ室が前圧縮容積に接続されている間、まず
シリンダ室と前圧縮容積との短時間の接続を形成する。
この時間の間、シリンダ室内の圧力が高められる。その
後に、この接続は遮断される。引き続き別の段階におい
て、シリンダが高圧側に接続されるやいなや、前圧縮容
積の充填を可能にする、徐々に増大していく横断面が形
成される。
【0015】アキュムレータによる切換制御を行うこの
ような手段では、シリンダ室が短時間しか前圧縮容積に
接続されない。したがって、所要の圧力補償を得るため
には、短い時間しか提供されていない。シリンダ室が接
続通路を介して前圧縮容積に接続されている間の時間を
制御することは、接続管路および腎臓形のシリンダポー
トのジオメトリにより行われる。この場合、シリンダ室
と前圧縮容積との間の圧力補償を行うことのできる時間
が、最適な開放時間であるとみなされ得る。ただし、こ
の開放時間は運転パラメータ、たとえば回転数、運転圧
および押しのけ位置に関連している。しかし、この公知
の手段における開放時間は、各構成部分のジオメトリに
よって規定されており、したがって全ての運転状態に対
して有効な脈動低減が得られるとは限らない。
【0016】この公知の手段の別の欠点は、有効な脈動
低減を得るためには相応して大きく寸法設定された前圧
縮容積が設けられなければならないことである。しか
し、このことは前圧縮容積のための相応して大きな構成
スペースを必要とする。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の、脈動を低減するための装置を改良し
て、入口側から出口側へのシリンダ室の切換制御過程が
一層最適化され、しかも運転状態の広い帯域において脈
動が有効に最小限化されるような、脈動を低減するため
の装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の第1の構成では、アキュムレータ装置の容量
が、オイル充填型のアキュムレータ装置に比べて増大さ
れており、かつ/または少なくとも1つの別の接続通路
が設けられており、該接続通路がシリンダ室をアキュム
レータ装置に接続するか、または容積形流体ユニットに
設けられた腎臓形もしくは繭形の制御ポート(Steu
erniere)に接続するようになっており、しかも
前記別の接続通路に絞り装置が配置されているようにし
た。
【0019】さらに上記課題を解決するために本発明の
第2の構成では、前記弁に対して並列に絞り装置が配置
されているようにした。
【0020】
【発明の効果】アキュムレータ装置の脈動低減作用はア
キュムレータ装置の容量の大きさと共に増大する。した
がって、脈動を有効に低減するためには、アキュムレー
タ装置に、相応して大きなオイル容積を装備させること
が必要となると思われるが、しかしこれによって、容量
形流体ユニットにおけるアキュムレータ装置のための所
要スペースがかなり大きくなってしまう。
【0021】アキュムレータ装置の容量は、封入された
媒体の容積および体積弾性率(Kompression
smodul)に関連している。したがって、体積弾性
率を変化させることによって、アキュムレータ装置の容
量を高めることができる。これにより一方では、同じ減
衰作用を維持したまま、つまり同じ脈動低減作用を維持
したまま、本発明によるアキュムレータ装置の構成スペ
ースを純然たるオイル充填型のアキュムレータ装置に比
べて減少させることが可能となる。他方においては、同
じ大きさの構成スペースを維持したまま、容量を増大さ
せることによって改善された脈動低減が得られる。
【0022】さらに実験において、少なくとも1つの別
の接続通路が設けられていて、この別の接続通路がシリ
ンダ室をアキュムレータエレメンに接続するようになっ
ており、しかもこの別の接続通路に絞り装置が配置され
ていると、切換制御過程を改善し、ひいては脈動を低減
することができることが判った。
【0023】ポンプとして作動する容積形流体ユニット
において、低圧で負荷された入口側から、高圧を案内す
る出口側への切換制御を複数の接続通路を介して行うこ
とにより、シリンダ室とアキュムレータ装置との間の圧
力補償のために提供される時間を増大させることが可能
となるので、運転パラメータの広い帯域において有効な
脈動減衰が可能となる。この場合、アキュムレータ装置
の再充填は絞りを有する複数の接続通路によって行うこ
とができる。これにより、やはりアキュムレータ装置を
充填するための時間が増大する。したがって、入口側と
出口側との間でのシリンダ室の高い相対速度において、
アキュムレータ装置とシリンダ室との圧力補償調整と、
アキュムレータ装置の十分な充填とが可能となる。接続
通路内に設けられる絞り装置の適当な設定に基づき、ア
キュムレータ装置の充填特性を変化させることができ、
これによりたとえばアキュムレータ装置の極めてゆっく
りとした充填が可能となる。さらに、同じくモータとし
ても作動し、しかもその場合、入口側が高圧で負荷さ
れ、出口側が低圧で負荷されるようなポンプにおける切
換制御特性を改善することができる。ポンプ運転におい
て出口側に接続されたアキュムレータ装置は、この運転
モードではシリンダ室から圧縮オイルを引き取る。引き
続き出口側の方向に向かう運動により、モータ運転時で
はシリンダ室内の圧力がさらに低下するので、やはり高
圧側から低圧側への切換制御過程の改善が得られる。し
たがって、ポンプ運転のアキュムレータ装置はモータ運
転における切換制御特性をも改善することができる。
【0024】さらに、シリンダ室と、容積形流体ユニッ
トに設けられた腎臓形もしくは繭形の制御ポートとを接
続する別の接続通路が設けられていると、油圧式の容積
形流体ユニットの騒音特性を改善することができること
が判った。容積形流体ユニット、たとえば出口側の制御
ポートに接続されたアキュムレータ装置を有するポンプ
の場合、同じく出口側の制御ポートに接続された、バル
ブプレートに設けられた別の接続通路によって、切換制
御時に発生する脈動を低減することができる。容積形流
体ユニットのバルブプレートに付加的な接続通路の開口
部を適当に配置することにより、動力学的な脈動を運動
学的な脈動と重畳させて、運動学的な要素と動力学的な
要素とから形成された脈動の平滑化を行うことが可能と
なる。
【0025】本発明の有利な構成では、アキュムレータ
装置がハイドロニューマチック式のアキュムレータとし
て形成されている。このハイドロニューマチック式のア
キュムレータは、オイル容積とガス容積とを分離するダ
イヤフラムを備えたガスアキュムレータとして形成され
ると特に有利である。
【0026】ハイドロニューマチック式のアキュムレー
タの使用により、アキュムレータ装置の容量は純然たる
オイル充填型のアキュムレータ装置に比べて高められ
る。したがって、所定の構成スペース内に、より大きな
容量を有するアキュムレータ装置を配置するか、または
純然たるオイル充填型のアキュムレータ装置に比べて構
成スペースを減少させることが可能となり、この場合、
アキュムレータ装置の同じ容量、ひいては同じ脈動低減
効果が提供される。
【0027】さらに、アキュムレータ装置が、フレキシ
ブルな周壁を備えた、オイル充填された室を有している
ことにより、アキュムレータ装置の容量を高めることが
可能となる。この場合、アキュムレータ装置のフレキシ
ブルな周壁がガスによるプレロードもしくは予負荷をか
けられていると、アキュムレータ装置の容量は一層高め
られる。
【0028】本発明のさらに別の有利な構成では、アキ
ュムレータ装置が、オイル充填された室を有しており、
この室にフレキシブルなエレメント、特にプラスチック
エレメントが嵌め込まれている。このような配置形式に
基づき、やはりアキュムレータ装置の容量を高めること
が可能となり、これにより改善された脈動低減が得られ
る。
【0029】本発明の第2の構成では、既に述べたよう
に、前圧縮装置と、高圧側に向かって開き、かつシリン
ダ室と高圧側との接続を形成する弁とを備えた容積形流
体ユニットにおいて、接続通路に、前記弁に対して並列
に絞り装置が配置されている。
【0030】本発明の第2の構成では、第1に弁を介し
て、第2の絞り装置を介して、シリンダ室と高圧側との
接続が行われる。したがって、逆止弁と絞り装置とを介
して圧力媒体をシリンダ室から高圧側へ流入させること
が可能となる。これによって、容積形流体ユニットのポ
ンプ運転時では、シリンダ室内の圧力が出口側における
圧力よりも小さい場合に、シリンダ室内の圧力を出口側
における圧力に合わせて調整することが可能となる。し
たがって、シリンダ室内の圧力は多くの運転状態におい
て、出口側における圧力に合わせて調整され得る。低圧
側から高圧側への切換制御は改善され、これにより容積
形流体ユニットには脈動があまり生じなくなり、ひいて
はこの容積形流体ユニットは、騒音や振動をほとんど発
生させずに作動するようになる。さらに、前圧縮ゾーン
の長さを減少させることが可能となる。なぜならば、シ
リンダ室内の圧力が容積形流体ユニットの最大運転圧に
まで圧縮されなくて済むからである。
【0031】前圧縮装置が前圧縮ゾーンとして形成され
ていて、しかも高圧側に接続された接続通路を有してい
るような容積形流体ユニットでは、この接続通路が互い
に並列に配置された2つの通路区分を有しており、この
場合、第1の通路区分には弁が、第2の通路区分には絞
り装置がそれぞれ配置されている。これにより、弁と絞
り装置とを1つの絞り付き逆止弁にまとめることができ
るので、たとえば容積形流体ユニットのバルブプレート
への簡単な組込みが得られる。
【0032】このような構成ではさらに、前記接続通路
から、絞り装置を備えた少なくとも1つの別の接続通路
が分岐していると特に有利である。
【0033】複数の接続通路を介して入口側から出口側
への切換制御を行うことに基づき、シリンダ室内の圧力
が、最大運転圧よりも下の圧力にまで高められるように
前圧縮ゾーンを形成することができる。これにより本発
明によれば、このような前圧縮装置を用いて、公知の手
段に比べて改善された効率が得られる。出口側における
圧力がシリンダ室内の圧力を超過するような運転状態で
は、絞りを有する接続通路を介して出口側との圧力補償
が行われる。シリンダ室と出口側との圧力補償のために
提供されている時間を、複数の接続通路の使用によって
増大させることができるので、切換制御時の脈動は低減
される。
【0034】絞り装置がオリフィスとして形成されてい
ると有利である。しかし、同じく絞り孔を使用すること
もできる。
【0035】接続通路に前制御切欠き(Vorsteu
erkerbe)が配置されていると、特別な利点が得
られる。シリンダ室と、接続通路内に形成される圧力と
の間の圧力差は徐々に減じられ、これによりアキュムレ
ータによる切換制御の場合にも、弁による切換制御の場
合にも、切換制御特性の一層の改善が得られる。
【0036】本発明は、回転するシリンダブロックを備
えたアキシアルピストン構造の容積形流体ユニット、た
とえば斜軸構造または斜板構造のアキシアルピストン機
械においても、回転するバルブプレートを備えた容積形
流体ユニット、つまり「回転斜板式アキシアルピストン
機械」においても、使用することができる。さらに本発
明は、内部負荷式(inner.Beaufschla
gung)のラジアルピストン機械においても、外部負
荷式(aeusser.Beaufschlagun
g)のラジアルピストン機械においても使用することが
可能である。
【0037】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
【0038】図1には、アキシアルピストン機械の、圧
力媒体を制御するためのバルブプレート2の断面図が示
されている。このバルブプレート2は腎臓形もしくは繭
形の2つの制御ポート5,6を備えており、両制御ポー
ト5,6はそれぞれハイドロリック回路、つまり油圧回
路の低圧側および高圧側に接続可能であり、これによ
り、この容積形流体ユニットはポンプとしてもモータと
しても運転可能となる。アキシアルピストン機械に設け
られた複数のシリンダ室は、バルブプレート2に面した
側に各1つの腎臓形もしくは繭形の制御スリット8を有
しており、この制御スリット8は定置の固定バルブプレ
ート2に対する回転シリンダブロックの相対的な回転運
動または定置の固定シリンダブロックに対する回転バル
ブプレート2の相対的な回転運動によって2つの制御ポ
ート5,6に交互に接続される。回転シリンダブロック
が矢印50で示した方向に運動する場合、シリンダ室
は、たとえば油圧回路の低圧側を形成する一方の制御ポ
ート5から、高圧側を形成する他方の制御ポート6に向
かって運動する。制御ポート5が圧力媒体入口であっ
て、制御ポート6が圧力媒体出口である場合には、この
容積形流体ユニットはポンプとして作動する。圧力媒体
入口および圧力媒体出口が同じ場合に制御ポート5が油
圧回路の高圧側に接続されていて、制御ポート6が油圧
回路の低圧側に接続されていると、この容積形流体ユニ
ットはモータとして運転される。回転方向の逆転は、シ
リンダ室を矢印510で示した方向へ運動させることに
よって行うことができる。この場合、両制御ポート5,
6が相応して高圧または低圧で負荷される場合、やはり
モータもしくはポンプとしての運転が可能となる。一方
の回転方向でしか運転されないタイプのアキシアルピス
トン機械では、回転軸線に対して直角に位置する中心軸
線を介して斜板を旋回させることによって同じく回転方
向の逆転を行うことができる。
【0039】両制御ポート5,6の間に形成された分離
ウェブの範囲では、制御ポート6の範囲Aに接続通路1
0が配置されており、この接続通路10には付加的に前
制御切欠き11が配置されていてよい。この接続通路1
0は、アキュムレータによる切換制御を行う容積形流体
ユニットでは、アキュムレータ装置に接続されている。
矢印50の方向に運転されかつ圧力媒体を一方の制御ポ
ート5から吸い込んで、他方の制御ポート6へ吐出する
ポンプの場合には、制御スリット8が、バルブプレート
2に設けられた接続通路10を開放するやいなや、シリ
ンダ室内の圧力媒体がほぼ制御ポート6における圧力に
まで圧縮される。これにより、低圧側から高圧側への切
換制御特性が改善される。このような、一象限運転(E
inquadrantenbetrieb)で作動する
容積形流体ユニットのためには、低圧側の制御ポートと
高圧側の制御ポートとの間で高圧側の制御ポートの手前
の範囲にアキュムレータ装置を配置することで十分とな
る。容積形流体ユニットの純然たるモータ運転のために
も、アキュムレータ装置の同一の配置がとられる。
【0040】ポンプが同じ回転方向で同じくモータとし
て使用される場合には、制御ポート6が低圧で負荷され
ていて、制御ポート5が高圧で負荷されているので、相
応して制御ポート5の範囲Cにアキュムレータ装置を備
えた接続通路を設けることができる。その場合、それと
同時に、範囲Aに配置されたアキュムレータ装置によ
り、高圧側から低圧側への切換制御特性が改善される。
容積形流体ユニットがさらに、中間位置を介して調節可
能な斜板を有していると、これによって入口側と出口側
とが置き換えられ、ひいては回転方向の逆転が得られ
る。したがって、範囲A,Cに配置されたアキュムレー
タ装置を用いて、このような、四象限運転(Vierq
uadrantenbetrieb)で作動する容積形
流体ユニットに関しても、低圧側から高圧側への切換制
御特性と、高圧側から低圧側への切換制御特性とが同じ
く改善される。容積形流体ユニットにおいてシリンダ室
が圧送方向の逆転のために方向50へ運動させられる場
合には、相応して範囲B,Dに別のアキュムレータ装置
を配置し、これにより容積形流体ユニットの四象限運転
のための脈動低減を可能にすることができる。
【0041】四象限運転で作動する容積形流体ユニット
の2つもしくは4つのアキュムレータ装置はそれぞれ、
一象限運転で作動する容積形流体ユニットの個々のアキ
ュムレータ装置に相当する。以下に、制御ポート6の範
囲Aにおけるアキュムレータ装置の配置に関して説明す
る。しかし、このアキュムレータ装置は容積形流体ユニ
ットの運転に応じて、範囲B,CまたはDあるいは複数
の範囲に配置することもできる。
【0042】前圧縮による切換制御を行う容積形流体ユ
ニットでは、両制御ポート5,6の間の範囲が、前圧縮
ゾーンとして形成されている。一方の制御ポート5はた
とえば低圧で負荷されており、他方の制御ポート6は高
圧で負荷されている。範囲Aに配置された接続通路10
は、制御ポート6の方向に開く逆止弁を有しており、こ
の逆止弁は並列に配置された絞り装置を備えている。容
積形流体ユニットがポンプとして矢印50の方向で運転
される場合、シリンダ室内の圧力は制御ポート6の圧力
に合わせて補償調整され、この場合、シリンダ室内の圧
力が出口側における圧力よりも高く形成されていると、
逆止弁が開く。前圧縮に基づきシリンダ室内に形成され
る圧力が制御ポート6における圧力よりも低く形成され
ているような運転状態では、絞り装置を介して圧力補償
を行うことができる。この容積形流体ユニットが、同じ
回転方向を有するモータとしても運転される場合、付加
的に制御ポート5の範囲Cに絞り付き逆止弁を設け、こ
れにより低圧側から高圧側への切換制御を改善すること
ができる。逆方向で調節可能な斜板を備えたアキシアル
ピストン機械では、これら2つの装置を用いて四象限運
転における脈動低減を可能にすることができる。回転シ
リンダブロックの、矢印510で示した方向への回転方
向逆転により行われる四象限運転では、範囲Bおよび範
囲Dに、それぞれ絞り付き逆止弁を有する別の接続通路
を配置することができる。前圧縮装置を備えた容積形流
体ユニットの場合でも、四象限運転の各絞り付き逆止弁
は一象限運転の絞り付き逆止弁に相当する。
【0043】図2には、油圧式の容積形流体ユニット、
たとえばバルブプレート2とシリンダブロック3とを備
えたアキシアルピストン機械を展開させて断面した展開
断面図が示されている。シリンダブロック3は複数のシ
リンダ孔4aを有しており、これらのシリンダ孔内に
は、ピストン(図示しない)が長手方向摺動可能に支承
されていて、それぞれシリンダ室4を形成している。バ
ルブプレート2には腎臓形もしくは繭形の制御ポート
5,6の形の入口側と出口側とが設けられている。この
場合、入口側はたとえば油圧回路の低圧側に接続されて
おり、出口側は高圧側に接続されている。したがって、
このアキシアルピストン機械はポンプとして作動する。
低圧側が無圧の容器に接続されていると、このポンプは
開回路で作動する。
【0044】たとえば回転シリンダブロック3が定置の
固定バルブプレート2に対して相対的に回転するか、ま
たは回転バルブプレート2が定置の固定シリンダブロッ
ク3に対して相対的に回転することにより、シリンダブ
ロック3がバルブプレート2に対して相対的に運動する
と、シリンダ室4はバルブプレート2の低圧側の制御ポ
ート5と、高圧側の制御ポート6とに交互に接続され
る。両制御ポート5,6の間には分離ウェブ7が配置さ
れており、この分離ウェブ7は両制御ポート5,6を互
いに分離するために設けられている。この分離ウェブ7
はピストンの長手方向運動の死点の範囲に配置されてい
る。シリンダ室4は制御ポート5,6に面した側に制御
スリット8を有しており、これらの制御スリット8は腎
臓形もしくは繭形に形成されていてよい。
【0045】両制御ポート5,6の間には、アキュムレ
ータ装置9が設けられている。このアキュムレータ装置
9は、シリンダ室4内に存在する流体圧力を、出口側に
形成される圧力に合わせて補償調整することによって脈
動を減衰するために働く。
【0046】このためには接続通路10が設けられてい
る。この接続通路10はアキュムレータ装置9から出発
して、バルブプレート2に設けられた分離ウェブ7に開
口している。この接続通路10には、絞り15の形の狭
隘部が配置されている。この絞り11により、接続通路
10を通って流れる容積流に影響を与えることができ
る。この場合、アキュムレータ装置の充填は、シリンダ
室4が制御スリット8を介して高圧側の制御ポート6と
接続通路10とに接続されている時間に行われる。
【0047】シリンダブロック3が矢印14で示した方
向で、たとえば容積形流体ユニット1の低圧側から高圧
側へ運動する場合、この運動の第1の段階において、シ
リンダ室4の制御スリット8が低圧側の制御ポート5に
接続されるやいなや、シリンダ室4に流体が流入する。
運動の次の段階で、シリンダの制御スリット8は低圧側
の制御ポート5に対する接続を閉じる。制御スリット8
が接続通路10に通じた開口部を開放するやいなや、圧
力媒体がアキュムレータ装置9からシリンダ室4に流入
し、これによりシリンダ室4内の圧力は、ほぼ出口側に
おける圧力に合わせて補償調整される。引き続きシリン
ダブロック3の運動が行われると、シリンダ室4の制御
スリット8は高圧側の制御ポート6に接続されるので、
シリンダ室4内に封入された圧力媒体は容積形流体ユニ
ット1の高圧側へ圧送される。高圧側の制御ポート6に
おいて前制御切欠き17を使用することにより、シリン
ダ室4と高圧側の制御ポート6との間の残りの圧力差は
ゆっくりと減じられる。これにより、このようにポンプ
として形成された容積形流体ユニットの、低圧側から高
圧側への切換制御が改善される。モータ運転時、つまり
制御ポート5が高圧下にあり、制御ポート6が低圧下に
ある場合には、アキュムレータ装置9がシリンダ室4か
ら圧力媒体を受け取るので、シリンダ室4内の圧力は出
口側における圧力に合わせて補償調整される。アキュム
レータ装置9の排出は、シリンダの制御スリット8が制
御ポート6を開放すると同時に接続通路10を開放して
いる時間に行われる。したがって、高圧側から低圧側へ
の切換制御特性も同じく改善される。
【0048】アキュムレータ装置9はハイドロニューマ
チック式のアキュムレータ、たとえばダイヤフラム型ア
キュムレータとして形成されている。ダイヤフラム20
はアキュムレータを2つの室に分割しており、この場
合、第1の室21は圧力媒体で充填されており、第2の
室はガス、たとえば窒素で充填されている。純然たるオ
イル充填型アキュムレータに比べて同じ減衰作用におい
て、著しく小さな構成スペースしか必要としないアキュ
ムレータを使用することができる。これにより、本発明
によるアキュムレータ装置の構成スペースを減少させる
ことができるか、あるいは構成スペースは同じ大きさの
ままで、容積形流体ユニットにおける改善された脈動低
減作用を得ることができる。
【0049】図3に示した実施例では、ハイドロニュー
マチック式のアキュムレータの充填または排出を通路1
2と絞り13とによっても行うことができる。この通路
12は出口側に常時接続されている。絞り13により、
アキュムレータ装置9を充填するための容積流に影響を
与えることができる。
【0050】図4および図5には、脈動を低減するため
の別の実施例が示されている。バルブプレート2には、
複数の接続通路10,30が配置されており、これらの
接続通路10,30はアキュムレータ装置9をシリンダ
室4に接続する。各接続通路10;30は絞り15;3
5を有している。アキュムレータ装置9は制御ポート6
に、図4に示したように間欠的に接続されてもよいし、
または図5に示したように常時接続されていてもよい。
シリンダ室との圧力補償のためや、アキュムレータ装置
9の充填もしくは排出のために提供される時間は、複数
の接続通路10,30を使用することに基づき増大され
る。さらに、絞り15,35の絞り横断面を互いに異な
る大きさに設定することにより、シリンダ室内の圧力の
段階的な補償調整を行うことができる。これにより、ア
キュムレータ装置9の脈動低減作用が失われることな
く、シリンダ室内の圧力を、たとえばほぼ高圧側の制御
ポート6の圧力にまで増大させることができる。
【0051】図6および図7には、増大された容量を有
するアキュムレータ装置9と、このアキュムレータ装置
9とシリンダ室4との接続を可能にする別の接続通路3
0とを組み合わせた実施例が示されている。複数の接続
通路10,30によって、増大された容量を有するアキ
ュムレータ装置の場合にも、切換制御特性は著しく改善
される。アキュムレータ装置9は出口側に間欠的に接続
される(図6)か、または常時接続される(図7)。
【0052】図8には、油圧式の容積形流体ユニットに
おける騒音を低減するための別の実施例が示されてい
る。接続通路10を介してシリンダ室4に接続されるア
キュムレータ装置9に対して付加的に、別の接続通路3
0が設けられており、この接続通路30はシリンダ室4
を制御ポート6に接続する。バルブプレート2に両接続
通路10,30を適当に配置することにより、動力学的
な脈動要素を運動学的な脈動要素と重畳させることが可
能となるので、動力学的な要素と運動学的な要素とから
形成された脈動は平滑化される。この場合、バルブプレ
ート2における位置に関して接続通路30と接続通路1
0とを置き換えることができる。その場合、シリンダ室
4は矢印14で示した方向での運動時にまず接続通路1
0とアキュムレータ装置9とに通じた開口を開放する。
さらに、アキュムレータ装置9をシリンダ室4に接続す
るための別の接続通路を設けることもできる。さらに、
増大された容量を有するアキュムレータ装置を形成する
ことも可能である。
【0053】図9の(a)および(b)には、アキュム
レータ装置9の別の実施例が示されている。図9の
(a)に示した実施例では、アキュムレータ装置9がオ
イル充填された室40と、この室40内に嵌め込まれた
フレキシブルなエレメント43とから形成されている。
このフレキシブルなエレメント43はたとえばプラスチ
ックから成っている。これにより、アキュムレータ装置
9の容量は高められ、これにより一方では所要構成スペ
ースを減少させることが可能となり、他方では純然たる
オイル充填型のアキュムレータ装置に比べて切換制御過
程を改善することが可能となる。
【0054】図9の(b)に示した実施例では、アキュ
ムレータ装置9がオイル充填された室40を有してお
り、この室40はフレキシブルな周壁41によって仕切
られている。これにより、アキュムレータ装置9の容量
が高められる。フレキシブルな周壁がガス42によるプ
レロードもしくは予負荷をかけられていると、アキュム
レータ装置9の容量をさらに高めることが可能となる。
したがって、容積形流体ユニットにおいて脈動は有効に
低減され、これにより容積形流体ユニットでは、同じく
僅かな振動や僅かな騒音しか発生しなくなる。
【0055】図10および図11には、さらに別の実施
例による容積形流体ユニットのバルブプレート2が示さ
れている。この場合、両制御ポート5,6の間の分離ウ
ェブ7が前圧縮ゾーンとして形成されている。一方の制
御ポート5は、たとえば低圧で負荷される圧力媒体入口
を成している。切換制御過程を改善するために、この前
圧縮ゾーンには接続通路10が配置されている。この接
続通路10は通路区分50aと通路区分50bとに分岐
されていて、前圧縮ゾーンと高圧側との接続を形成す
る。接続通路10の通路区分50bには、出口側の方向
に開く逆止弁52が配置されている。この逆止弁52に
対して並列に通路区分50aには絞り作用を有する構成
エレメント51が設けられている。逆止弁52と絞り作
用を有する構成エレメント51との並列接続に基づき、
全体として1つの絞り付き逆止弁57が形成される。こ
の絞り付き逆止弁57は容積形流体ユニットのバルブプ
レートに簡単に組み込むことができる。
【0056】図11に示した容積形流体ユニットの実施
例では、絞り付き逆止弁57に対して付加的に、絞り作
用を有する構成エレメント56を備えた別の接続通路5
5が設けられている。
【0057】シリンダ室4が矢印14で示した方向に運
動すると、シリンダ室4が制御ポート5に接続されてい
る限り、圧力媒体は制御ポート5からシリンダ室4に流
入する。シリンダの制御スリット8が制御ポート5を閉
鎖するやいなや、シリンダ室4は分離ウェブ7に沿っ
て、つまり前圧縮ゾーンに沿って運動し、この場合、シ
リンダ室4内に封入された流体はピストンの行程によっ
て圧縮される。シリンダの制御スリット8が、バルブプ
レート2に設けられた、接続通路10に通じた開口部を
開放するやいなや、シリンダ室4内の圧力と、出口側の
制御ポート6における圧力との間で圧力補償が行われ
る。シリンダ室4内での前圧縮により形成される圧力
が、制御ポート6に形成される圧力よりも高いと、逆止
弁52が開き、これによってシリンダ室4は接続通路1
0と通路区分50bと逆止弁52とを介して制御ポート
6に接続される。
【0058】シリンダ室4内の圧力が、制御ポート6に
形成される圧力よりも高くない場合には、シリンダ室4
が接続通路10と通路区分50aと絞り作用を有する構
成エレメント51とを介して制御ポート6に接続され
る。したがって、やはりシリンダ室4内の圧力と、制御
ポート6における圧力との圧力補償調整が行われる。
【0059】シリンダ室4が引き続き矢印14の方向で
運動すると、シリンダ室4は高圧側の制御ポート6に直
接に開口する。シリンダ4室と出口側の制御ポート6と
の間での圧力補償調整に基づき、極めて僅かな脈動しか
生じない。場合によって生じる残留圧力差をゆっくりと
減少させるために、制御ポート6には前制御切欠き19
が配置されている。
【0060】出口側における種々の高さの圧力に抗して
作動する、前圧縮ゾーンを備えた容積形流体ユニットで
は、切換制御過程が一層最適化され、ひいては運転状態
の広い帯域において脈動が有効に最小化される。したが
って、この容積形流体ユニットでは僅かな振動と騒音し
か発生しない。
【0061】複数の接続通路の使用により、切換制御特
性は一層改善される。付加的にモータ運転で運転される
容積形流体ユニットでは、接続通路の対応する配置によ
り、高圧側の制御ポート5から低圧側の制御ポート6へ
の運動時における、前圧縮に基づくシリンダ室4内での
高い値への圧力増大を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アキシアルピストン機械のバルブプレートの平
面図である。
【図2】増大された容量を有するアキュムレータ装置を
備えたバルブプレートの展開断面図である。
【図3】増大された容量を有するアキュムレータ装置を
備えたバルブプレートの別の実施例を示す展開断面図で
ある。
【図4】複数の接続通路を備えたアキュムレータ装置を
備えたバルブプレートのさらに別の実施例を示す展開断
面図である。
【図5】複数の接続通路を備えたアキュムレータ装置を
備えたバルブプレートのさらに別の実施例を示す展開断
面図である。
【図6】増大された容量と、複数の接続通路とを備えた
アキュムレータ装置を備えたバルブプレートのさらに別
の実施例を示す展開断面図である。
【図7】増大された容量と、複数の接続通路とを備えた
アキュムレータ装置を備えたバルブプレートのさらに別
の実施例を示す展開断面図である。
【図8】アキュムレータ装置と、シリンダ室と制御ポー
トとの接続を可能にする接続通路とを備えたさらに別の
実施例を示すバルブプレートの展開断面図である。
【図9】アキュムレータ装置の別の実施例(a)および
(b)を示す概略図である。
【図10】前圧縮装置を備えた油圧式の容積形流体ユニ
ットに使用されるバルブプレートのさらに別の実施例を
示す展開断面図である。
【図11】前圧縮装置を備えた油圧式の容積形流体ユニ
ットに使用されるバルブプレートのさらに別の実施例を
示す展開断面図である。
【符号の説明】
1 容積形流体ユニット、 2 バルブプレート、 3
シリンダブロック、4 シリンダ室、 4a シリン
ダ孔、 5,6 制御ポート、 7 分離ウェブ、 8
制御スリット、 9 アキュムレータ装置、 10
接続通路、11 前制御切欠き、 12 通路、 13
絞り、 14 回転方向を示す矢印、 15 絞り、
17 前制御切欠き、 19 前制御切欠き、 20
ダイヤフラム、 21 第1の室、 22 第2の
室、 30 接続通路、 35絞り、 40 室、 4
1 フレキシブルな周壁、 42 ガス、 43 フレ
キシブルなエレメント、 50,510 回転方向を示
す矢印、 50a,50b 通路区分、 51 絞り作
用を有する構成エレメント、 52 逆止弁、55 接
続通路、 57 絞り付き逆止弁、 A,B,C,D
範囲
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リヒャルト ホフマン ドイツ連邦共和国 アルツェナウ タウヌ スリング 44 (72)発明者 ハンス−ディーター デル ドイツ連邦共和国 オーバー−ラムシュタ ット ヴィッテンベルガー シュトラーセ 13アー (72)発明者 クリスティアン ベルクマン ドイツ連邦共和国 ロッテンベルク ウル メンシュトラーセ 16

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ逆転可能な回転方向を有するポ
    ンプとしてもモータとしても使用可能な油圧式の容積形
    流体ユニット(1)における脈動を低減するための装置
    であって、少なくとも1つのピストンがシリンダ孔(4
    a)内で長手方向摺動可能に支承されていて、かつシリ
    ンダ室(4)を形成しており、当該装置が、接続通路
    (10)を介してシリンダ室(4)に接続可能なアキュ
    ムレータ装置(9)を有している形式のものにおいて、
    アキュムレータ装置(9)の容量が、オイル充填型のア
    キュムレータ装置に比べて増大されており、かつ/また
    は少なくとも1つの別の接続通路(30)が設けられて
    おり、該接続通路(30)がシリンダ室(4)をアキュ
    ムレータ装置(9)に接続するか、または容積形流体ユ
    ニット(1)に設けられた腎臓形もしくは繭形の制御ポ
    ート(6)に接続するようになっており、しかも前記別
    の接続通路(30)に絞り装置(35)が配置されてい
    ることを特徴とする、油圧式の容積形流体ユニットにお
    ける脈動を低減するための装置。
  2. 【請求項2】 アキュムレータ装置(9)が、ハイドロ
    ニューマチック式のアキュムレータとして形成されてい
    る、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 アキュムレータ装置(9)が、オイル容
    積(21)とガス容積(22)とを分離するダイヤフラ
    ム(20)を備えたガスアキュムレータとして形成され
    ている、請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 アキュムレータ装置(9)が、フレキシ
    ブルな周壁(41)を備えた、オイル充填された室(4
    0)を有している、請求項1または2記載の装置。
  5. 【請求項5】 フレキシブルな周壁(41)が、ガス
    (42)によるプレロードもしくは予負荷をかけられて
    いる、請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 アキュムレータ装置(9)が、オイル充
    填された室を有しており、該室にフレキシブルなエレメ
    ント(43)、特にプラスチックエレメントが嵌め込ま
    れている、請求項1または4記載の装置。
  7. 【請求項7】 それぞれ逆転可能な回転方向を有するポ
    ンプとしてもモータとしても使用可能な油圧式の容積形
    流体ユニット(1)における脈動を低減するための装置
    であって、少なくとも1つのピストンがシリンダ孔(4
    a)内で長手方向摺動可能に支承されていて、かつシリ
    ンダ室(4)を形成しており、当該装置が、低圧側と高
    圧側との間に配置された前圧縮装置を有しており、該前
    圧縮装置が、高圧側に向かう方向で開く弁(52)を備
    えており、シリンダ室(4)内の圧力が高圧側における
    圧力を超過するやいなや、前圧縮装置が、シリンダ室
    (4)と高圧側との接続を形成するようになっている形
    式のものにおいて、前記弁(52)に対して並列に絞り
    装置(51)が配置されていることを特徴とする、油圧
    式の容積形流体ユニットにおける脈動を低減するための
    装置。
  8. 【請求項8】 前圧縮装置が前圧縮ゾーンとして形成さ
    れていて、かつ高圧側に接続された接続通路を有してお
    り、該接続通路が、互いに並列に配置された2つの通路
    区分を有しており、しかも第1の通路区分に前記弁(5
    2)が配置されており、第2の通路区分に前記絞り装置
    (51)が配置されている、請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 接続通路(10)から、絞り装置(5
    6)を備えた少なくとも1つの別の接続通路(55)が
    分岐している、請求項7または8記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記絞り装置(35,51,55)
    が、オリフィスとして形成されている、請求項1から9
    までのいずれか1項記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記接続通路(10;30;55)に
    前制御切欠き(11)が配置されている、請求項1から
    10までのいずれか1項記載の装置。
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