JPH10231725A - エンジン冷却ファンの作動機構 - Google Patents
エンジン冷却ファンの作動機構Info
- Publication number
- JPH10231725A JPH10231725A JP4986097A JP4986097A JPH10231725A JP H10231725 A JPH10231725 A JP H10231725A JP 4986097 A JP4986097 A JP 4986097A JP 4986097 A JP4986097 A JP 4986097A JP H10231725 A JPH10231725 A JP H10231725A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- water temperature
- cooling fan
- temperature
- cooling
- Prior art date
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明はエンジンルーム内の冷却掃気を円滑に
行なうことを課題とする。 【解決手段】エンジンキーをオフしてエンジン３を停止
させた場合、その直前のエンジン冷却水温度を水温セン
サー５を介してエンジンコントロールユニット６でモニ
ターし、該水温が所定温度以上になった場合、エンジン
停止後も該エンジンコントロールユニット６によって所
定時間冷却ファン７を作動させる。
行なうことを課題とする。 【解決手段】エンジンキーをオフしてエンジン３を停止
させた場合、その直前のエンジン冷却水温度を水温セン
サー５を介してエンジンコントロールユニット６でモニ
ターし、該水温が所定温度以上になった場合、エンジン
停止後も該エンジンコントロールユニット６によって所
定時間冷却ファン７を作動させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のエンジン冷
却ファンの作動機構に関するものである。
却ファンの作動機構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１に示す自動車(1) のエンジンルーム
(2) 内のエンジン(3) の冷却水は、熱交換器（ラジエー
ター）(4) によって冷却されるが、該冷却水の水温は水
温センサー(5) によって検出され、該検出値が設定温度
以上になった場合には、エンジンコントロールユニット
(6) を介して補助冷却手段としての冷却ファン(7) が作
動する。
(2) 内のエンジン(3) の冷却水は、熱交換器（ラジエー
ター）(4) によって冷却されるが、該冷却水の水温は水
温センサー(5) によって検出され、該検出値が設定温度
以上になった場合には、エンジンコントロールユニット
(6) を介して補助冷却手段としての冷却ファン(7) が作
動する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記構成ではエンジン
ブレーキをオフしてエンジン(3) を停止すると、冷却フ
ァン(7) が作動しなくなるので、エンジン停止時にはエ
ンジンルーム(2) 内の熱気は車体パネルの隙間等から放
出され、したがって自然冷却が行なわれるのみである。
したがってエンジンルーム(2) 内はエンジン(3) 停止後
は掃気されにくゝ、高温状態がしばらくの間維持される
から、エンジンルーム(2) 内に配置される部品は信頼性
を確保するために耐熱性の高い高価なものを使用せざる
を得ない。
ブレーキをオフしてエンジン(3) を停止すると、冷却フ
ァン(7) が作動しなくなるので、エンジン停止時にはエ
ンジンルーム(2) 内の熱気は車体パネルの隙間等から放
出され、したがって自然冷却が行なわれるのみである。
したがってエンジンルーム(2) 内はエンジン(3) 停止後
は掃気されにくゝ、高温状態がしばらくの間維持される
から、エンジンルーム(2) 内に配置される部品は信頼性
を確保するために耐熱性の高い高価なものを使用せざる
を得ない。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、エンジン(3) 冷却水の水
温センサー(5) によって水温を検出し、該検出値によっ
てエンジンコントロールユニット(6) を介してエンジン
冷却ファン(7) を作動させる機構において、エンジンキ
ーをオフとした時、その直前の水温を水温センサー(5)
を介してエンジンコントロールユニット(6) でモニター
し、該水温が設定温度以上の場合には該エンジンコント
ロールユニット(6) によって該冷却ファン(7) を所定時
間作動させるようにしたエンジン冷却ファン(7) の作動
機構を提供するものである。
を解決するための手段として、エンジン(3) 冷却水の水
温センサー(5) によって水温を検出し、該検出値によっ
てエンジンコントロールユニット(6) を介してエンジン
冷却ファン(7) を作動させる機構において、エンジンキ
ーをオフとした時、その直前の水温を水温センサー(5)
を介してエンジンコントロールユニット(6) でモニター
し、該水温が設定温度以上の場合には該エンジンコント
ロールユニット(6) によって該冷却ファン(7) を所定時
間作動させるようにしたエンジン冷却ファン(7) の作動
機構を提供するものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明を図１に示す一具体例によ
って説明すれば、エンジン(3) の冷却水の温度は水温セ
ンサー(5) によって検出され、該検出値はエンジンコン
トロールユニット（ＥＣＵ）(6) にインプットされ、該
検出値が設定温度以上になった場合にはＥＣＵ(6) によ
って冷却ファン(7) が作動する。
って説明すれば、エンジン(3) の冷却水の温度は水温セ
ンサー(5) によって検出され、該検出値はエンジンコン
トロールユニット（ＥＣＵ）(6) にインプットされ、該
検出値が設定温度以上になった場合にはＥＣＵ(6) によ
って冷却ファン(7) が作動する。
【０００６】本発明では上記従来機構において、ＥＣＵ
(6) に更にプログラムを追加してエンジンキーをオフし
てエンジンを停止させた時、その直前の水温を水温セン
サー(5) を介してＥＣＵ(6) によってモニターし、該水
温が設定温度以上の場合にはＥＣＵ(6) によって冷却フ
ァン(7) を所定時間作動させ、エンジンルーム(2) 内の
掃気を行なう。
(6) に更にプログラムを追加してエンジンキーをオフし
てエンジンを停止させた時、その直前の水温を水温セン
サー(5) を介してＥＣＵ(6) によってモニターし、該水
温が設定温度以上の場合にはＥＣＵ(6) によって冷却フ
ァン(7) を所定時間作動させ、エンジンルーム(2) 内の
掃気を行なう。
【０００７】該設定温度はエンジン冷却水温度とエンジ
ンルーム(2) 内の温度との相関を実験によって求めて決
定する。またエンジンキーをオフした後の冷却ファン
(7) の作動時間は、キーオフ直前のＥＣＵ(6) によって
モニターされた温度によって決定する。即ち該温度が高
ければ該作動時間を長く設定する。該冷却ファン(7) の
作動時間はタイマーによって調節する。
ンルーム(2) 内の温度との相関を実験によって求めて決
定する。またエンジンキーをオフした後の冷却ファン
(7) の作動時間は、キーオフ直前のＥＣＵ(6) によって
モニターされた温度によって決定する。即ち該温度が高
ければ該作動時間を長く設定する。該冷却ファン(7) の
作動時間はタイマーによって調節する。
【０００８】本発明は図２に示すようなミッドシップタ
イプの自動車(11)にも適用される。この場合にはラジエ
ーター(14)の後側に配置される冷却ファン(17)の他、エ
ンジン(13)が配置されるエンジンルーム(12)の下側にも
掃気ファン(18)が配置されており、該冷却ファン(17)は
水温センサー(15)によってエンジン冷却水温を検出して
ＥＣＵ(16)によって作動せしめられ、キーオフ直前の温
度が設定温度以上の場合にはキーオフ後も所定時間作動
せしめられる。更にエンジンルーム(12)内の温度を温度
センサー(19)によって検出し、検出値が所定以上の場合
は制御アンプ(20)によって掃気ファン(18)が作動せしめ
られる。該掃気ファン(18)もキーオフ後所定時間作動せ
しめられるようにされてもよい。
イプの自動車(11)にも適用される。この場合にはラジエ
ーター(14)の後側に配置される冷却ファン(17)の他、エ
ンジン(13)が配置されるエンジンルーム(12)の下側にも
掃気ファン(18)が配置されており、該冷却ファン(17)は
水温センサー(15)によってエンジン冷却水温を検出して
ＥＣＵ(16)によって作動せしめられ、キーオフ直前の温
度が設定温度以上の場合にはキーオフ後も所定時間作動
せしめられる。更にエンジンルーム(12)内の温度を温度
センサー(19)によって検出し、検出値が所定以上の場合
は制御アンプ(20)によって掃気ファン(18)が作動せしめ
られる。該掃気ファン(18)もキーオフ後所定時間作動せ
しめられるようにされてもよい。
【０００９】
【発明の効果】本発明ではエンジンルームが高温になっ
た場合、エンジンキーをオフしてエンジンを停止しても
しばらくの間冷却ファンが作動するようにしたので、エ
ンジン停止後のエンジンルーム内の冷却掃気が円滑に行
なわれ、エンジンルーム内に配置する部品も高い耐熱性
が要求されず、安価なものが使用出来る。
た場合、エンジンキーをオフしてエンジンを停止しても
しばらくの間冷却ファンが作動するようにしたので、エ
ンジン停止後のエンジンルーム内の冷却掃気が円滑に行
なわれ、エンジンルーム内に配置する部品も高い耐熱性
が要求されず、安価なものが使用出来る。
【図１】普通の自動車の説明図
【図２】ミッドシップ型の自動車の説明図
1,11 自動車 2,12 エンジンルーム 3,13 エンジン 4,14 ラジエーター 5,15 水温センサー 6,16 エンジンコントロールユニット（ＥＣＵ） 7,17 冷却ファン
Claims (1)
- 【請求項１】エンジン冷却水の水温センサーによって水
温を検出し、該検出値によってエンジンコントロールユ
ニットを介してエンジン冷却ファンを作動させる機構に
おいて、エンジンキーをオフとした時、その直前の水温
を水温センサーを介してエンジンコントロールユニット
でモニターし、該水温が設定温度以上の場合には該エン
ジンコントロールユニットによって該冷却ファンを所定
時間作動させるようにしたことを特徴とするエンジン冷
却ファンの作動機構
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4986097A JPH10231725A (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | エンジン冷却ファンの作動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4986097A JPH10231725A (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | エンジン冷却ファンの作動機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10231725A true JPH10231725A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12842818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4986097A Withdrawn JPH10231725A (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | エンジン冷却ファンの作動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10231725A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009066509A1 (ja) * | 2007-11-21 | 2009-05-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 車両の冷却制御装置および冷却制御方法 |
| JP6002347B1 (ja) * | 2016-05-17 | 2016-10-05 | 善隆 中山 | 車両用エンジン制御装置 |
-
1997
- 1997-02-17 JP JP4986097A patent/JPH10231725A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009066509A1 (ja) * | 2007-11-21 | 2009-05-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 車両の冷却制御装置および冷却制御方法 |
| US8069827B2 (en) | 2007-11-21 | 2011-12-06 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle cooling controller and cooling control method |
| JP6002347B1 (ja) * | 2016-05-17 | 2016-10-05 | 善隆 中山 | 車両用エンジン制御装置 |
| JP2017206979A (ja) * | 2016-05-17 | 2017-11-24 | 善隆 中山 | 車両用エンジン制御装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |