JPH1023047A - ネットワークノード間におけるデータ送信制御方式 - Google Patents

ネットワークノード間におけるデータ送信制御方式

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JPH1023047A
JPH1023047A JP8193839A JP19383996A JPH1023047A JP H1023047 A JPH1023047 A JP H1023047A JP 8193839 A JP8193839 A JP 8193839A JP 19383996 A JP19383996 A JP 19383996A JP H1023047 A JPH1023047 A JP H1023047A
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JP8193839A
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Shinsaku Sako
信作 佐光
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インテリジェントネットワークシステムを用
いて規則的な制御システムの実現を可能とするネットワ
ークノード間におけるデータ送信制御方式を提供するこ
と。 【解決手段】 複数のノード#1〜#3を伝送路Lを介
して接続し、任意のノードから伝送路に送信されたデー
タを他のノードが受信するように構成したノード間ネッ
トワークにおいて、各ノード#1〜#3は、伝送路Lに
送信すべきデータの種類毎にその送信周期を定めた設定
データSを備え、この設定データSに定められた送信周
期に合わせて当該送信周期に対応する種類のデータを繰
り返し送信するように制御すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク機器
間におけるデータ送信制御方式に係り、特に、サーバレ
ス形式のインテリジェントネットワークシステムに好適
なデータ送信制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図10に従来例を示す。この図10にお
いて、サーバ50には、伝送路Lを介し複数のクライア
ントがスター型に接続され、クライアント・サーバシス
テムを構成している。クライアントサーバシステムで
は、データ送信側のクライアントが当該データをサーバ
50に送信した後、サーバ50から受信側のクライアン
トに当該データが回送されることによって、各クライア
ント間でのデータの共有が行われていた。例えば、クラ
イアント#1が有するデータDを他のクライアント#
2,#3が共有するためには、クライアント#1からデ
ータDがサーバ50に送信された後、サーバ50から当
該データDがクライアント#2,#3に回送されるよう
になっていた。このため、サーバ50の通信制御機能に
応じてデータ送受のタイミングを受信側クライアントの
要求に合わせることも可能であり、ネットワーク全体を
規則的な制御システムとして応用することも可能となっ
ていた。
【0003】一方、サーバレス形式のインテリジェント
ネットワークシステムを用いれば、送信側クライアント
から受信側クライアントにデータを直接送信することで
データの共有が可能である。このため、上述したクライ
アントサーバシステムに比べ、伝送路Lのデータトラフ
ィックを半分に抑制することができ、高速なデータ送受
が可能となる利点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クライ
アントサーバシステムでは、インテリジェントネットワ
ークシステムに比べデータトラフィックが二倍になり、
高速なデータ送受に向かないという不都合があった。ま
た、インテリジェントネットワークシステムでは、各ク
ライアントが不規則にデータを送信するため、ネットワ
ーク全体を規則的な制御システムに応用するのが困難と
なる不都合があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に、インテリジェントネットワークシステ
ムを用いて規則的な制御システムの実現を可能とするネ
ットワークノード間におけるデータ送信制御方式を提供
することを、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、複数のノードを伝送路を
介して接続し、任意のノードから伝送路に送信されたデ
ータを他のノードが受信するように構成したノード間ネ
ットワークにおいて、各ノードは、伝送路に送信すべき
データの種類毎にその送信周期を定めた設定データを備
え、この設定データに定められた送信周期に合わせて当
該送信周期に対応する種類のデータを繰り返し送信する
ように制御する、という方式を採っている。
【0007】本発明では、各々のノードにおいて設定さ
れた送信周期が到来する毎に各ノードからそれぞれ所定
種類のデータが伝送路に独立に送信され、他のノードに
より受信される。このため、受信側のノードでは、受信
データの規則的な受信及び処理が可能となる。
【0008】請求項2記載の発明では、各ノードには、
送信周期に合わせてタイマ割り込みを設定しておき、デ
ータの送信を割り込み処理として実行させる、という方
式を採っている。
【0009】本発明では、ノードが所定の処理を実行し
ている最中でも、送信周期が到来すると、それまで実行
中であった処理が一時中断され、送信すべきデータが伝
送路に送信される。このため、受信側のノードでは、受
信データのより規則的な受信及び処理が可能となる。
【0010】請求項3記載の発明では、上記設定データ
が、伝送路に接続された設定データ作成用のノードの機
能に基づき、a)設定データ作成用のノードに予め格納
された,各ノードが送信可能なデータの種類の一覧表を
表示手段に表示させ、b)表示させた一覧表の中から各
ノード間で共有させるべきデータの種類を選択させ、
c)選択されたデータの種類に対応する送信周期を入力
手段から入力させ、d)選択されたデータの種類とこれ
に対応して入力された送信周期とを関係づけた設定デー
タをメモリ上に生成した後、e)生成した設定データを
各ノードに送信することにより、各ノードに備えられた
ものであることを特徴とする。
【0011】本発明では、オペレータが設定データ作成
用のノード(例えば、パーソナルコンピュータ等)を操
作することにより、表示された各ノードの送信可能デー
タの一覧表から各ノード間で共有させたいデータの種類
を選択し、選択したデータ種毎にその送信周期を入力し
てゆく。共有させたいデータ種の選択と送信周期の入力
が終了すると、データ種別とその送信周期とを組にした
設定データが生成され、設定データ作成用のノードから
各ノードに送信される。
【0012】請求項4記載の発明では、上記一覧表が、
各ノードにそれぞれ個別に格納され当該ノードの識別番
号と当該ノードの送信可能なデータの種類とを特定した
ノード情報を伝送路を介して各ノードから設定データ作
成用のノードに送信した後、設定データ作成用のノード
により、各ノードから受信したノード情報に基づいて表
示されるものであることを特徴とする。
【0013】本発明では、伝送路に接続されている各ノ
ードから伝送路を介して設定データ作成用のノードに各
ノード情報が収集され、これら各ノード毎のノード情報
に示された送信可能データの種類を項目として一覧表が
表示される。
【0014】これらにより、前述した目的を達成しよう
とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図9に基づいて説明する。
【0016】図1に示す実施形態では、伝送路Lに、設
定データ作成用のノードとして設定用コンピュータCO
Mが接続されると共に、複数のノード#1〜#3が接続
されている。ここで、各ノード#1〜#3は、例えば、
パーソナルコンピュータ等の汎用機器でも良いし、特定
のデータ処理を実行する専用機器でも良い。また、伝送
路Lは、バス型接続に限られず、リング型接続等でも良
い。
【0017】本実施形態において、設定用コンピュータ
COMはパーソナルコンピュータシステムであり、表示
用ディスプレイと、入力用キーボード及びマウスと、ネ
ットワークインタフェースと、CPUと、メモリ(RA
M及びROM)を備え(図示せず)、所定のアプリケー
ションソフトウェアを実行することにより各種の処理を
実現するが、その処理の詳細は後述する。
【0018】一方、各ノード#1〜#3は、ネットワー
クインタフェースと、処理装置(CPU)と、メモリ
(RAM及びROM)とを備え(図示せず)、所定のア
プリケーションソフトウェアを実行することにより各種
の処理を実現するが、その処理の詳細は後述する。
【0019】ここで、図1,3,5におけるブロック内
の囲みはメモリの記憶領域を示し、例えば、囲み中に
「ノード情報データベース」とあるのは、メモリの所定
領域にノード情報データベースNDが格納されている状
態を示している。
【0020】各ノード#1〜#3のROMには、ノード
情報N1 〜N3 がそれぞれ格納されている。このノード
情報N1 〜N3 は、ノードの識別番号(ノードID)
と、伝送路Lに送信可能なデータの種類(データ内容)
と、各データ内容の識別番号(データID番号)から構
成される。ノード#1のノード情報N1 の構成を例示す
れば図2(a)の通りである。
【0021】次に、本実施形態の全体動作を説明する。
【0022】図1及び図7を参照して説明する。システ
ムを稼働状態に設定すると、まず各ノード#1〜#3の
ROMに格納されているノード情報N1 〜N3 が所定の
時間差をもって設定用コンピュータCOMに送信される
(ステップS71)。ノード情報N1 〜N3 を受信した
設定用コンピュータCOMは(ステップS72)、各ノ
ード#1〜#3から受信したノード情報N1 〜N3 を図
2(b)の如くデータベース化し(ステップS73)、
ノード情報データベースNDとしてメモリに格納する。
そして、設定用コンピュータCOMは、設定データ作成
処理の実行を開始する(ステップS74)。
【0023】図8を参照して設定データ作成処理を説明
する。設定データ作成処理を開始した設定用コンピュー
タCOMは、表示ディスプレイにノード情報データベー
スNDの内容を表示させる(ステップS81)。即ち、
各ノード毎に送信可能なデータ内容を表示させる。そし
て、マウス又はキーボードからの入力を受け付け、表示
されたデータ内容のうち各ノード#1〜#3間で共有さ
せるデータ内容が選択されるのを待つ(ステップS8
2)。データ内容が選択されると、選択されたデータ内
容の送信周期の入力を促す(ステップS83)。送信周
期が入力されると、入力された送信周期が伝送路Lの実
行通信速度以下か否かを判断する(ステップS84)。
【0024】ここで、送信周期が実行通信速度以下とな
るためには、以下の条件を満たす必要がある。ただし、
「第nデータ送信周期」(nは自然数)とは、n番目に
選択されたデータ内容の送信周期をいう。
【0025】{実行通信速度(ビット/秒)}≧{デー
タ長(ビット)}×{1/第1データ送信周期(秒)+
1/第2データ送信周期(秒)+第3データ送信周期
(秒)+・・・}
【0026】この判断の結果、上記条件が満たされない
場合は、再度の送信周期の入力を促す(ステップS8
3)。一方、入力された送信周期が上記条件を満たす場
合は、選択されたデータ内容と入力された送信周期とを
組にして設定データを生成する(ステップS85)。
【0027】設定データの構成を図4に示す。設定用コ
ンピュータは、選択されたデータ内容毎に、データ番
号,ノードID番号,データID番号,送信周期を対応
づけて設定データSを生成し、メモリに格納する。ここ
で、データ番号は、選択されたデータ内容に割り振られ
た通し番号となっている。例えば、図4に示す設定デー
タのデータ番号3は、ノードID番号=002,データ
ID番号=2,送信周期=10〔秒〕となっており、こ
れはノード#2が送信可能なデータであり、そのデータ
内容はノード情報N2 においてデータID番号=2で示
されているものであり、そのデータ内容を送信周期10
〔秒〕毎に伝送路Lに送信すべきことを示している。
【0028】続いて、図3及び図7を参照して説明す
る。設定データSの作成が完了すると、設定用コンピュ
ータCOMは、メモリに格納した設定データSを各ノー
ド#1〜#3に送信し(ステップS75)、処理を終了
する。一方、設定データSを受信した各ノード#1〜#
3は、受信した設定データSをRAMに格納した後(ス
テップS76)、各ノード#1〜#3間で相互に送受す
るデータを格納するためのテーブル領域T1 〜T3 をR
AMに確保する(ステップS77)。このテーブル領域
の大きさは、設定データSにリストされた行数(データ
番号の最大値)とデータ長との積で求められる。また、
テーブル領域T1 〜T3 には、設定データSに示された
データ番号毎にデータの格納が行われるようになってい
る。以上の処理が終了すると、各ノード#1〜#3の処
理は、ノード間通信モードに移行する。
【0029】以下、図5及び図9を参照してノード間通
信動作を説明する。ここで、各ノード#1〜#3の動作
は同一であるため、ノード#1の動作を代表して説明す
る。ノード#1がノード間通信モードに移行すると、設
定データSからノードID番号が自己の番号(001)
と一致する項のデータID番号及び送信周期を抽出し、
当該データID番号毎の送信周期でタイマ割り込みを設
定する(ステップS91)。図4の設定データSでは、
データ番号1,2の項がノードID番号001に対応す
るので、この項のデータID番号1,5を送信する際の
送信周期5〔秒〕でタイマ割り込みを設定する。
【0030】その後、タイマをスタートさせ(ステップ
S92)、ノード#1本来の通常処理や他のノード#
2,#3から送信されるデータの受信処理を実行する
(ステップS93)。ここで、ノードの本来の処理と
は、主として固有のデータ値を検出又は算出する処理等
である。これにより得られた検出データや算出データは
送信周期に応じて他のノードに送信され、当該受信側の
ノードの処理に供される。これを本願ではノード間にお
けるデータの共有という。
【0031】通常処理中に送信周期が到来しタイマ割り
込みが発生すると(ステップS94)、ノード#1は、
割り込み発生時期に応じた送信周期と対応するデータ内
容を設定データSから抽出し(ステップS95)、該当
するデータ内容のデータ値をテーブル領域T1 の該当す
るデータ番号のエリアに格納した後、データパケットを
生成する。図6にデータパケットD1 の形式を示す。デ
ータパケットD1 は、データ内容を示すデータ番号とデ
ータ値との対で構成される。即ち、各ノード#1〜#3
間におけるデータ内容の識別は、データ番号をもって行
われる。このようにデータパケットD1 を生成した後、
ノード#1は、他のノード#2,#3にデータパケット
1 を送信する(ステップS96)。データパケットD
1 の送信を完了したノード#1は、割り込みを解除し
(ステップS97)、通常処理に復帰する(ステップS
93)。以降、送信周期毎に規則的なタイマ割り込みが
発生し、特定種類のデータが繰り返し送信される。ここ
で、送信されるデータ値は、ステップS93の通常処理
において逐次更新されている。
【0032】一方、ノード#1から送信されたデータパ
ケットD1 を受信したノード#2,#3は、受信したデ
ータパケットD1 に示されたデータ番号に応じてテーブ
ル領域T2 ,T3 にデータ値を格納する。テーブル
2 ,T3 に格納されたデータ値は、ノード#2,#3
において、それぞれ所定の処理に供される。
【0033】このように、本実施形態によれば、各ノー
ドが設定データに定められた送信周期に合わせて所定の
データを繰り返し送信するので、各ノードは処理に必要
なデータを規則的に受信することが可能となり、インテ
リジェントネットワークシステムを用いた規則的な制御
システムの実現が可能となる。例えば、LANにより結
ばれた計測装置や制御装置等が同期して動作するシステ
ム、LANにより結ばれた生産ラインの管制システム、
LANにより結ばれた交通管制システムや、車内LAN
等に好適である。また、ノード間でデータを直接送受し
て共有するので、従来のクライアントサーバシステムの
場合に比べ、半分のデータトラフィック量で高速なデー
タ送受を実現することが可能である。
【0034】特に、各ノードは、送信周期が来ると、タ
イマ割り込みを発生させて必要なデータを強制送信する
ように制御するので、より規則的なデータの送信が可能
である。
【0035】また、データの送信周期を定める設定デー
タは、設定用コンピュータに格納された,各ノードが送
信可能なデータの種類の一覧表を参照し、各ノード間で
共有させるべきデータの種類を選択した後、該当する送
信周期を入力することにより自動的に作成され、各ノー
ドに送信されるので、設定用コンピュータの操作のみに
よりシステム全体の仕様を柔軟に適合させることがで
き、また、必要に応じて送信周期や共有データの種類を
容易に変更することができる。
【0036】特に、各ノードが送信可能なデータの種類
の一覧表は、各ノードに予め格納されノードの識別番号
と送信可能なデータの種類とを含むノード情報を伝送路
を介して設定用コンピュータに収集した後、これら各ノ
ードのノード情報に基づいて表示させるので、伝送路に
接続されているノードのうち稼働状態に設定されている
ものの情報だけを表示してシステム仕様を設定すること
ができ、機能の異なるノードが伝送路に追加され又は置
き換えられた場合や、所定のノードが伝送路から削除さ
れた場合でも、そのシステム構成状況に適合した設定デ
ータを容易に作成することができる。
【0037】これに加え、各ノード間で送受するデータ
を各ノードに共通なデータ番号により識別するようにし
たので、データパケットにデータ内容を示す文字列など
を含める必要がなく、データパケットの情報量を少なく
した高速なデータ送受を可能とすることができ、また、
送信側及び受信側のノードでのデータ処理を簡略化する
ことができる。
【0038】ここで、本発明は上記実施形態に限られ
ず、少なくとも各ノードが設定データに定められた送信
周期に合わせて所定のデータを繰り返し送信するように
制御するものであれば良い。例えば、各ノードのノード
情報をオフラインの媒体を介して設定データ作成用のノ
ードに収集するようにしても良い。また、各データの送
信周期の始まりは、各データ間で共通していなくても良
く、各データが各々一定の送信周期で送信されていれば
十分である。その他、設定データ作成用のノードは、デ
ータを共有する各ノードのうちの一つであっても良い。
設定データの各ノードへの送信は、設定データ作成用の
ノードから設定データ中継用の特定のノードに送信した
後に、当該ノードから他のノードに送信するようにして
も良い。伝送路に接続されるノードの数は幾つでも良
い。
【0039】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、これによると、各ノードが設定データに定めら
れた送信周期に合わせて所定のデータを繰り返し送信す
るので、各ノードは処理に必要なデータを規則的に受信
することが可能となり、インテリジェントネットワーク
システムを用いた規則的な制御システムの実現が可能と
なる。例えば、LANにより結ばれた計測装置や制御装
置等が同期して動作するシステム、LANにより結ばれ
た生産ラインの管制システム、LANにより結ばれた交
通管制システムや、車内LAN等に好適である。また、
ノード間でデータを直接送受して共有するので、従来の
クライアントサーバシステムの場合に比べ、半分のデー
タトラフィック量で高速なデータ送受を実現することが
可能である、という従来にない優れたネットワークノー
ド間におけるデータ送信制御方式を提供することができ
る。
【0040】請求項2記載の発明では、各ノードは送信
周期が来ると、タイマ割り込みを発生させて必要なデー
タを強制送信するように制御するので、より規則的なデ
ータの送信が可能である。
【0041】請求項3記載の発明では、データの送信周
期を定める設定データは、設定データ作成用のノードに
格納された,各ノードが送信可能なデータの種類の一覧
表を参照し、各ノード間で共有させるべきデータの種類
を選択した後、該当する送信周期を入力することにより
自動的に作成され、各ノードに送信されるので、設定デ
ータ作成用のノードの操作のみによりシステム全体の仕
様を柔軟に適合させることができ、また、必要に応じて
送信周期や共有データの種類を容易に変更することがで
きる。
【0042】請求項4記載の発明では、各ノードが送信
可能なデータの種類の一覧表は、各ノードに予め格納さ
れノードの識別番号と送信可能なデータの種類とを含む
ノード情報を伝送路を介して設定データ作成用のノード
に収集した後、これら各ノードのノード情報に基づいて
表示させるので、伝送路に接続されているノードのうち
稼働状態に設定されているものの情報だけを表示してシ
ステム仕様を設定することができ、機能の異なるノード
が伝送路に追加され又は置き換えられた場合や、所定の
ノードが伝送路から削除された場合でも、そのシステム
構成状況に適合した設定データを容易に作成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す構成図である。
【図2】図2(a)は各ノードに格納されたノード情報
を示す構成図であり、図2(b)は、設定用コンピュー
タに構築されたノード情報データベースを示す構成図で
ある。
【図3】図1の実施形態における設定データ送信動作を
示す説明図である。
【図4】設定データを示す構成図である。
【図5】図1の実施形態におけるノード間通信動作を示
す説明図である。
【図6】データパケットを示す構成図である。
【図7】図1に示す実施形態の初期動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】設定データ作成処理を示すフローチャートであ
る。
【図9】ノード間通信動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
COM 設定用コンピュータ(設定データ作成用のノー
ド) D1 データパケット L 伝送路 N1,N2,N3 ノード情報 ND ノード情報データベース S 設定データ T1 ,T2 ,T3 テーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノードを伝送路を介して接続し、
    任意のノードから伝送路に送信されたデータを他のノー
    ドが受信するように構成したノード間ネットワークにお
    いて、 前記各ノードは、前記伝送路に送信すべきデータの種類
    毎にその送信周期を定めた設定データを備え、この設定
    データに定められた送信周期に合わせて当該送信周期に
    対応する種類のデータを繰り返し送信するように制御す
    ることを特徴としたネットワークノード間におけるデー
    タ送信制御方式。
  2. 【請求項2】 前記各ノードには、前記送信周期に合わ
    せてタイマ割り込みを設定しておき、前記データの送信
    を割り込み処理として実行させることを特徴とした請求
    項1記載のネットワークノード間におけるデータ送信制
    御方式。
  3. 【請求項3】 前記設定データは、前記伝送路に接続さ
    れた設定データ作成用のノードの機能に基づき、 a)前記設定データ作成用のノードに予め格納された,
    前記各ノードが送信可能なデータの種類の一覧表を表示
    手段に表示させ、 b)表示させた前記一覧表の中から前記各ノード間で共
    有させるべきデータの種類を選択させ、 c)選択されたデータの種類に対応する前記送信周期を
    入力手段から入力させ、 d)前記選択されたデータの種類とこれに対応して入力
    された前記送信周期とを関係づけた設定データをメモリ
    上に生成した後、 e)生成した設定データを前記各ノードに送信すること
    により、 前記各ノードに備えられたものであることを特徴とした
    請求項1記載のネットワークノード間におけるデータ送
    信制御方式。
  4. 【請求項4】 前記一覧表は、 前記各ノードにそれぞれ個別に格納され当該ノードの識
    別番号と当該ノードの送信可能なデータの種類とを特定
    したノード情報を前記伝送路を介して前記各ノードから
    前記設定データ作成用のノードに送信した後、 前記設定データ作成用のノードにより、前記各ノードか
    ら受信したノード情報に基づいて表示されるものである
    ことを特徴とした請求項3記載のネットワークノード間
    におけるデータ送信制御方式。
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