JPH1023041A - パケット交換方法及びその構成 - Google Patents

パケット交換方法及びその構成

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JPH1023041A
JPH1023041A JP9047495A JP4749597A JPH1023041A JP H1023041 A JPH1023041 A JP H1023041A JP 9047495 A JP9047495 A JP 9047495A JP 4749597 A JP4749597 A JP 4749597A JP H1023041 A JPH1023041 A JP H1023041A
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JP9047495A
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Zoran Kostic
コスティック ゾラン
Gordana Pavlovic
パヴロヴィック ゴーダナ
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Lucent Technologies Inc
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    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
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    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/06Optimizing the usage of the radio link, e.g. header compression, information sizing, discarding information
    • H04W28/065Optimizing the usage of the radio link, e.g. header compression, information sizing, discarding information using assembly or disassembly of packets
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    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】混信分散を最小化し、マルチメディアトラヒッ
クの要求を満足させる。 【解決手段】混信制限された無線通信システムに適した
パケット交換技術であり、データが長くバースト的なパ
ケットは、より短い単位のパケットスロットへと分けら
れる。これにより、混信を時間で平均化し、最小化する
ことができ、パケットスロットの伝送開始時間及び継続
時間は、パケットスロット分配パターンにより制御され
る。このパターンは、特性が数理論原理に基づくユニポ
ーラバイナリ符号/シーケンスにより表現できる。ま
た、同じ周波数チャネル上の多数の信号の同時伝送によ
って起こる複合混信の時間分散を最小化し、混信全体の
分散を最小化することにより、マルチメディアトラヒッ
クの需要を満たし、フェージングマルチパス環境でシス
テム容量を増やす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システム
に関し、特に、異なる統計量及び可変なビット速度のデ
ータのパケットベース伝送を用いる通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】非同期転送モード(ATM)網の開発の
ブームに現れているように将来の広帯域マルチメディア
通信の必要性が叫ばれているが、このことにより、無線
通信システムの設計者にはさらなる挑戦を求められてい
る。無線システムは、有線システムのように異なる統計
量と可変なビット速度を有する発信元からのデータの混
合として得られた広帯域ディジタルトラヒックを扱える
ことを要する。この要求は、基本的にはパケット交換シ
ステムにより満たされる。
【0003】無線通信システムにおいて、信号上のマル
チパスチャネルがフェージングしてしまう重大な影響に
対処するため、直接シーケンス符号分割多元アクセス
(DS−CDMA)通信システムが提案され、設計され
た。無線システムにおけるDS−CDMAのような拡散
スペクトル信号の利点は、例えば、サイモン(M. K. Sim
on)他著の本、「拡散スペクトル通信(全3巻)(Spread
Spectrum communications)」(Computer Sci. Press出
版、1985年刊)、チューリン(G. L. Turin)著の論
文、「拡散スペクトル対マルチパス技術及び都市型ディ
ジタル無線へのそれらの応用への入門(Introduction to
Spread-Spectrum Antimultipath Techniques and Thei
r Application to Urban Digital Radio)」(Proceedin
gs of theIEEE誌、68巻、328〜358ページ、1
980年3月刊)、ギルハウゼン(K. S. Gilhousen)他
著の論文、「セルラーCDMAシステムの容量について
(On the Capacity of a Cellular CDMA System)」(IEE
E Trans. Vehicular Technology誌、1991年5月
刊)らの文献に記述されている。
【0004】現在の実用的なCDMAシステムは、(米
国電子工業会/電気通信工業会/仮標準95(EIA/
TIA/IS−95)の1993年3月付の2重モード
広帯域拡散スペクトルセルラーシステムのための移動局
-基地局互換性標準に従って)音声通信/低ビット速度
データの必要性を満たすように、又はバースト的な高デ
ータ速度コンピュータ通信の必要性を満たすように設計
されているが、異なる統計量と可変なビット速度のデー
タが組み合わされているような広帯域マルチメディアト
ラヒックを処理してはいない。従って、特にマルチメデ
ィアトラヒックに関わる応用において、一般にチャネル
上の時間に従う混信レベル及びユーザ数の変化として表
わされる混信分散(インタフェアレンス・バリアンス)
を最小化することは望ましい。
【0005】従来のパケット通信システムは、バースト
的なランダムアクセスの方法に頼ることが多いが、これ
らの方法は残念ながら、混信制限されたCDMAシステ
ムにおける混信分散を最小限に抑えるための要件と両立
せず、従ってこれらのシステムにおいて最大容量を達成
することができていない。CDMAシステムにおいて全
体的なシステム容量を最大にするために、総混信、即
ち、様々なデータ源全てからの伝送が最小であり、常に
等しく分配されることを要する。EIA/TIA/IS
−95には、時間変数にまたがって混信分散を最小限に
抑える方法の例が提供されている。この標準では、混信
分散の最小化はアップリンク方向のパワー群のデータの
ランダム化により達せられる。図2には、この方法の説
明図を示してある。この方法は混信分散を最小化する手
段を提供するが、マルチメディアトラヒックの要求を満
足させ、パケットベースCDMAシステムの使用を通し
て起こるマルチパスフェージングチャネルに効果的に対
処する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、チャ
ネル上の時間に従う混信レベル及びユーザ数の変化とし
て表わされる混信分散を最小化し、マルチメディアトラ
ヒックの要求を満足させ、マルチパスフェージングチャ
ネルに効果的に対処してフェージングマルチパス環境に
おいてシステム容量を増やすようなパケット交換方法及
びその構成を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明により、混信制限
された無線通信システムに適したパケット交換技術が提
供され、データの長いバースト的なパケットはより短い
単位、即ちパケットスロットにされる。このことによ
り、混信を時間平均化し、最小化でき、これは、混信制
限されたシステムにおける高システム容量を達成するた
めの要件の1つである。これらのより短い長さのパケッ
トスロットの伝送は、パケットスロット分配パターンに
従う数理論の原理を用いて得られた規則に従ってスケジ
ューリングされる。広帯域のマルチメディアトラヒック
の要求はこの技術を応用することにより容易に満たすこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1には、セルラー交換システ
ム、その論理的な構成要素、一般加入電話網との接続を
示す簡略ブロック図である。セルラーの概念は周知であ
り、Bell System Technical Journal誌の58巻、第
1、1979年1月刊に概説されていて、特にその中の
マクドナルド著の論文、「セルラー概念」の15〜41
ページに記述されている。では、
【0009】図1のセルラー交換システムは、移動局
(MS)10、移動体交換局(MSC)12、セルラー
基地局(CBS)14、15、16を有する。MSC1
2は、セルラー基地局14、15、16の間でMS10
へのセルラー電話呼を交換し、また、周知の方法でMS
10と公衆電話交換網(図示せず)の間の電話呼を交換
する。
【0010】図2には、EIA/TIA/IS−95で
用いられる構成を示してある。この構成は、混信を時間
的に等しく分配するのが目的であり、いわゆるパワー制
御群を利用することにより達せられる。データは、(フ
レームで利用可能な16のパワー群のうちの)幾つかの
パワー群においてのみ送られる。アクティブなパワー群
は、長いPN(疑似雑音)シーケンス符号の選択された
ビットに基づいて動的に決められる。
【0011】図3〜7及び以下の文には、混信制限され
た無線通信システムにおいて混信分散を制限する伝送技
術を示す。パケット、パケットフレーム、パケットスロ
ット、CDMA変調、パケットスロット分配パターンを
実施例に従って説明する。パケット化伝送技術を改善す
るため、基地局14のようなセルラー基地局と移動局1
0の両方における周知の回路を、その中のマイクロコン
ピュータにより構成してもよく、又はSignetics社、Int
el社、Motorola社、AMD社のような供給元から容易に得
られるマイクロコンピュータによりもよく、適切な符号
化によりマイクロコンピュータを用いることができる。
【0012】本発明の説明において、「パケット」と
は、検出可能な幾らかの量のユーザデータを搬送するの
に十分な長さの情報ビットの集合と定義できる。パケッ
トは、オーバーヘッドを有し、これは、パケット長、発
信元とあて先のアドレス、ルーティング情報、データ型
情報、CRC他の符号化ビットを搬送することができ
る。
【0013】パケットフレームは、1フレームの一部で
あり、これは固定周期を表し、この周期の間にパケット
スロットのセットが後述するパケットスロット分配パタ
ーンに従って伝送される。中をデータが伝送される1フ
レームのより小さい部分(パケットスロット)の選択に
より、パケット交換技術の有利な操作を可能にする。パ
ケットフレームの語は、パケットスロット分配パターン
が定められる期間として固定した大きさの周期を用いる
ことができるように定められる。1ユーザはフレームか
らフレームへと繰り返し同じパケットスロット分配パタ
ーンを用いる。
【0014】パケットスロットはデータパケットの基本
的な単位と定められる。1パケットは固定した大きさを
有するNのパケットスロットへと分けることができる。
パケットと比較してパケットスロットにはオーバーヘッ
ドがない。Nパケットスロットは、それらの親パケット
と正確に同じビット数からなる。
【0015】このパケット化伝送技術は、(1)パケッ
ト化CDMA多重通信を用いて可変なデータ伝送速度及
び統計量のサービスデータ源と、(2)CDMA信号の
良い相関(又は疑似直交)特性を用いる無線チャネルへ
のユーザのランダムアクセスと、(3)全ての無線源に
よる混信を最小化することによる最大システム容量とを
提供する(CDMAシステムは混信制限されている)。
【0016】混信制限されたシステムにおいて最適なC
DMAシステム性能を達成するために、幾つかの要求事
項が満たされなくてはならない。1つの重要な要件は以
下のように定められる。即ち、無線チャネル上の信号の
伝送は、時間、周波数、空間において最小でかつ等しく
分配された混信を提供するように伝送されることであ
る。パケット交換システムにおいて用いる実施例に従う
と、時間における等しい分配の要求は、パケット(パケ
ットスロット)を構成する基本データ搬送単位の伝送時
間の疑似ランダム化により満たされる。
【0017】この伝送時間の疑似ランダム化は、数理論
技術により得られるパケットスロット分配パターンに従
って、様々な長さのパケットを短い、非連続的な固定長
のパケットスロットへとくずすことにより達せられる。
【0018】図3には、パケットスロット分配パターン
を設計するプロセスを示す。第1に、後述する数式のい
ずれか1つを用いて整数シーケンスを設計する。例えば
図3Aに示すように、得られた整数シーケンスは(0,
1,3,1,0)である。この設計を用いて、選択した望
ましいシーケンスの特性が得られる。プロセスにおける
次のステップは、整数シーケンスを0,1のユニポーラ
バイナリシーケンスへとマッピングするステップであ
る。このマッピングを図3A、Bのグラフ図に組み合わ
せて示す。四角形の「5×5」配列は、整数シーケンス
を表し、ここで、配列における陰をつけた四角形の縦方
向の位置は、整数の値を意味し、陰をつけた四角形の水
平方向の位置は、整数シーケンスにおける整数の桁を意
味する。
【0019】整数シーケンスの特性がユニポーラバイナ
リシーケンスを得るために用いられる。プロセスの次の
ステップにおいて、「5×5」配列の各列を水平方向の
位置へと回転し、水平に配置された列のそれぞれをつな
げて1つのシーケンスにする。このことにより、「5×
5」配列の元の状態に従って陰をつけられるか又は陰を
つけられないかのいずれかである25の四角形の線形な
配列からなる1次元又はユニポーラのバイナリシーケン
スを得る。プロセスの次では、陰をつけられた四角形は
値1を割り当てられ、陰をつけられていない四角形は値
0を割り当てられる。例として、図3A、Bに、得られ
た1次元パターンに対応する1シーケンスの数値表現
(10000 01000 00010 01000
10000)を示す。図3Cには、図3A、Bと同じ方
法で生成されたが異なるパラメーターである整数シーケ
ンスのフルセット1つの数値表現を示す。
【0020】異なる発信元データ速度(CDMAプロセ
ス利得を含む)の複数ユーザを扱うのに十分なバンド幅
が混信制限された無線通信システムにおいて存在すると
仮定すると、(1)このシステムのユーザは、固定チャ
ネル伝送チップ速度(伝送するときにはパケットスロッ
トで)で伝送し、この速度は、ユーザのデータ発信元の
情報ビット速度よりも相当に高く、(2)個々のユーザ
はチャネルの全バンド幅を用いる必要がないので、ユー
ザはそれぞれ伝送される時限(パケットスロット)を選
択するか、又は制御器がユーザに時限を生成し、それぞ
れ割り当てるかをする。これら2つのいずれかをするこ
とにより、ユーザは必要に特化したデューティサイクル
にて利用可能なチャネル速度を利用する。1つの送信器
は、そのパケットスロット分配パターンに対して1つの
シーケンスを選択して用い、各送信器は異なるパターン
を有する。伝送のためのパケットスロット分配パターン
の選択は、良い相関又は疑似直交(オーソゴナル)特性
を有するユニポーラバイナリ符号に基づく。
【0021】次に図4には、実施例に従う混信制限され
た無線通信システムにおいて用いられるパケット、パケ
ットフレーム、パケットスロットのグラフ図を示す。各
パケット40は、情報を含む。パケット網の上に送る必
要があり、さもなければ類似のパケットととなる他のも
のとは違う長さを有する。パケットスロット分配パター
ンの特性を利用するために、固定ビット数が選択され、
パケットフレーム41を構成するようにる。このフレー
ム41は通常のパケット長よりも小さい。データは更に
より小さいセット、即ちパケットスロット42へとグル
ープ化される。チャネルバンド幅は情報発信元の速度よ
りも相当に大きいので、通信媒体速度43に表されるよ
うに、各パケットスロットは短い時間へと圧縮される。
単一の発信元から発信されたいかなる2パケットスロッ
トの間においても、その発信元からデータが伝送されな
い時間が存在する。
【0022】各パケットスロットは、チャネルの上に伝
送される特定の数の符号を含む。無線の応用において
は、これは図4Fの+1,−1のビットセット44であ
る。用いた変調がDS−CDMAであれば、全てのビッ
トは図4Fのチップ1,−1の所定のシーケンス45と
して送られる。また、全てのユーザは異なる所定のシー
ケンスを用いる。
【0023】図5は、ユニポーラバイナリシーケンスに
より生成されるアクティブパケットスロットのパケット
スロット分配パターンの図である。パケットフレーム4
1は、エントリー「I」及び「0」を含む。エントリー
Iは、対応するパケットスロットの間にデータが送られ
ることを示し、0は、対応するパケットスロットの間に
データが送られないことを示す。図5Bでは、例とし
て、Iは陰をつけられた長方形として表され、0に対応
する長方形は陰をつけられた長方形の間の空の領域とし
て表した。図5Cでは、1フレームの間に送る必要があ
る全てのデータ符号を示す。図5Dは、各符号が送られ
る時間を正確に示し、これは、I及び0のシーケンスに
より表されるスロット分布パターンに基づいて決められ
る。図5Eでは、データ符号は0と1ではなく、+1と
−1で表される。最後に、図5Fでは、全ての符号を個
々に、+1と−1のチップの特定の所定のシーケンスに
より更に表した(この例では長さ4)。
【0024】図6には、異なるユーザのパケットスロッ
トが、これらがチャネル上に伝送されるときに組み合わ
される方法を示す。単純な3ユーザ(ユーザA、ユーザ
B、ユーザC)の場合を示す。いかなる重複をも避ける
ことは望ましいが、異なるユーザのパケットスロットの
間では幾らかの重複は許される。このような重複は、基
礎となる変調技術がDS−CDMAであることのために
許される。このDS−CDMAでは、重複してもデータ
が抽出されることを許す。各ユーザが異なるパケットス
ロット分配パターンを用いるので、実際の使用ではこの
ような重複は、本発明の技術によってデータの自動統計
的多重化により最小化される。
【0025】図7には、図6で示したパケット交換技術
をより詳細に示す。この図においては、各3アクティブ
ユーザからの各情報ビットがチャネル上を伝送される時
間を正確に示す。また、各ユーザのパターン分配パター
ンの数値表現も0及び1のシーケンスとして示す。
【0026】混信制限された無線通信システムにおいて
伝送されるデータの物理層変調のため、拡散スペクトル
信号がDS−CDMAの形態として選択される。この変
調は、データ損失を起こし、再伝送を必要とする衝突が
起こらないことを確実にする。異なるユーザから発信す
るDS−CDMA信号は同じ時間/バンド幅空間におい
て共存できる。
【0027】CDMA変調は、PNシーケンスai,l
用いてBPSK又はQPSKによりなされる。パルス整
形を備えるあるチップ速度における信号波形は、
【数7】 と定められ、ここで、TCはチップ継続時間であり、T
=LTCは信号間隔であり、Φはランダム位相であり、
ωCは搬送周波数であり、Pは信号パワーであり、Lは
シーケンス長であり、pTは継続時間TCの矩形パルスで
あり、ai,l∈{−1,1}はDS−CDMAシーケン
ス(バイポーラバイナリ)であり、bi∈{−1,1}
はユーザデータである。DS−CDMAのPNシーケン
スは、良い相関特性(例えば、いわゆるゴールドシーケ
ンス)を有するように選ばれる。
【0028】前述したように、パケットスロットはデー
タパケットの基本単位と定められる。データパケットを
構成する全てのパケットスロットは、異なる長さの鎖に
よりつながれたように、同じルーティングを用いて網内
を移動する。網内の各ノードは、パケットを処理し、正
確さをチェックし、又は再送信できるようにするため
に、特定のパケット内の全てのパケットスロットを受け
取らなければならない。パケットスロットの存在理由は
パケットのバースト的な性質を絶ち切ることである。バ
ースト的さをなくすことは、送信単位が伝送の間の可能
性のある最も大きな時限内で可能な限り短いことを要す
る。バンド幅が希薄な無線の環境では、短いパケットに
関連するオーバーヘッドが法外に大きいので、(パケッ
トスロットを作る代わりに)パケット長を短くすること
は望ましくないと思われる。この立場はしかしながら、
高バンド幅通信媒体上で広帯域通信を維持しない。広帯
域媒体に対しては、非常に短いパケットが許容される。
例として、このような短いパケット(セル)はATMシ
ステムにおいて用いられる。
【0029】パケット、例えば、パケットフレームは、
パケットスロット分配パターンを用いてパケットスロッ
トへとくずされる。これは、ユニポーラバイナリ符号s
(k)によって表せる。パケットスロットへとパケット
をくずした後の全パケットのデータを表す時間ドメイン
信号は畳込み型の表現、
【数8】 により与えられる。ここで、Oi(t)はパケット化さ
れた変調信号であり、s(k)は、パケットスロット分
配パターン又はユニポーラバイナリ符号s(k)∈
{0,1}であり、s(k)∈{CQC,CQC’,
QCA}と続き、TS=スロット継続時間である。
【0030】パケットスロット分配パターンは、ユニポ
ーラバイナリ(0,1)符号又はシーケンスとして都合
よく表される。2進符号0は、データ(パケットスロッ
ト)が伝送されないフレームの中での時限を表し、2進
符号1は、パケットスロットが伝送される間のフレーム
の時限を表す。パケットスロット分配パターンは時折、
時間ホッピングパターンと呼ばれ、これはパケットスロ
ット分配パターンに類似する。
【0031】CDMAシステムにおいて最小の混信を得
るために、パケットスロット分配パターンを表すユニポ
ーラバイナリシーケンスは、(1)相互に直交であるか
又は疑似直交であるか(完全に同期的なシステムにおい
て)、又は(2)良い自己相関及び相互相関特性を有す
るか(非同期システムにおいて)のいずれかである。完
全に同期的なシステムにおいては、2つのシーケンス
は、(1)それらの内積が0であれば直交)であり、
(2)それらの内積が0に近いならば疑似直交である。
【0032】「良い」特性である幾つかのシーケンスセ
ットの設計及び特性を以下に述べる。まず、CQC
QC’のセットからのシーケンス設計を含む同期的な場
合を述べる。同期パケット化CDMAシステムのユニポ
ーラバイナリシーケンスは、良い疑似直交特性を有する
ことが要求される。以下の3ステップでは、シュローダ
ー(M. R. Schroeder)の著書「科学及び通信における数
理論(Number Theory in Science and Communication)」
(ベルリン、Springer Verlag、1986刊)、及びコ
スティック(Z. Kostic)、タイトルバウム(E. I. Titleb
aum)共著の論文、「光同期CDMA及び任意媒質の時間
ホッピング同期CDMA通信システムの新しい符号のク
ラスの設計と性能解析(The Design and Performance An
alysis for Several New Classes of Codes for Optica
l Synchronous CDMA and for Arbitrary-Medium Time-H
opping Synchronous CDMA Communication Systems)」
(IEEE Trans. Communications誌、COM-42巻、5
95〜604ページ、1989年5月刊)に記述されて
いるような2次一致(QC)に基づく設計を示す。
【0033】ステップ1:第1に、
【数9】 を用いることにより、奇数の素数pにわたっての有限体
GF(p)の要素である整数のシーケンスy[a,α,
β]QC(k)を作る([]内は下付添字)。このシーケン
スy[a,α,β]QC(k)は、pの要素を有し、パラメ
ーターa、α、βを変えることにより、セットにおける
(p−1)×p×p=p3−p2の異なるシーケンスが生
成される。
【0034】ステップ2:次に、マッピング、
【数10】 を用いることによりシーケンスy[a,α,β]QC(k)
に基づいてバイナリ数(0,1)のシーケンスs[a,
α,β]QC(i)を作る。ここで x は、xのフロア
関数、即ち実数の引数xよりも小さい最も大きい整数値
を定める。シーケンスs[a,α,β]QC(i)は、p2
の要素を有し、パラメーターa、αとβを変えることに
よりp3−p2の異なるシーケンスが作られる。図3に
は、整数シーケンスがユニポーラバイナリシーケンスへ
とマッピングする方法を示してある。
【0035】ステップ3:a=0に対して、p2のシー
ケンスが生成される。それらのp個のみが特有である。
a=0,1,2,...,p−1及びα、β=0,1,
2,...,p−1に対する全ての特有なシーケンスを
グループ化し、p3−p2+pの異なるシーケンスを有す
るセットCQC’(p)を得る。
【0036】パラメーターaを固定することにより、セ
ットCQC’(p)のp−1の異なるサブセットC
QC(p)が、各サブセットが少ないシーケンス数を有す
るがより良い特性を有するように設計される。
【0037】セットCQC及びCQC’の疑似直交特性を以
下に述べる。これらの特性のうち符号セットCQC
(p)は、セットCQC(p)が特性QC1及びQC2を
有するのに対して、内積特性QC2及びQC3を有す
る。2シーケンス間の内積は、
【数11】 と定められる。QC1 :(α1=α2,β1=β2)であるときを除いて、
同じa、及びα1,α2,β1,β2の全ての組合わせに対
して、
【数12】 QC2:(α1=α2,β1=β2)であれば、
【数13】 QC3:同時に(a1=a2,α1=α2,β1=β2)であ
るときを除いて任意の組合わせに対して、
【数14】
【0038】パケットスロット分配パターンの文脈にお
いて、2つのパターン(ユニポーラバイナリシーケン
ス)の間の内積の上下限は、例えば同じ時間に2人の異
なるユーザからデータが送られるようなパケットスロッ
トの最大数を表す。この数が小さいほど、性能は良くな
る(即ち、混信が小さくなる)。
【0039】「良い」特性を有する第2のシーケンスセ
ットの設計及び特性を以下に述べる。この第2シーケン
スセットは非同期の場合であり、セットCQCAからのシ
ーケンス設計を有する。
【0040】非同期通信において効果的に用いられるシ
ーケンスは、同期通信において用いられるシーケンスの
サブセットである。それらは良い相関特性を有すること
を必要とする。しかしながら、正式の表現は2つのシー
ケンスの間で幾分異なる。
【0041】ユニポーラバイナリシーケンスu
m(i)、i=0,1,2,...,n−1は、非同期2
次一致符号CQCAのメンバであり、
【数15】 により作られる。ここで、pは、奇数の素数であり、n
=p2である。2次一致配置演算子は、整数シーケンス
m(k)を生成し、これは、ym(k)≡ak2+bk
+c(mod p)により与えられる。ここで、aは、系統
群の中の指数パラメーターであり、b、cは任意であ
る。
【0042】シーケンスum(i)は、完全非同期通信
のQCベースのスロット分布パターンの設計に用いられ
る。パラメーター、n>1,1≦w≦n,0≦λa,λc
≦wの符号Cは、長さn、一定なハミング重みw、それ
らの位相外れの自己相関及び相互相関関数の制限された
数値λa及びλcを有する(0,1)シーケンス系統群と
定められる。このような符号は、例えば、チャン(F. R.
K. Chang)他著の論文、「光直交性の符号、設計、分
析、応用(Optical Orthogonal Codes, Design, Analysi
s and Applications)」(IEEE Trans. Information The
ory誌、IT−35巻、595〜604ページ、198
9年5月刊)に記述されている。
【0043】2次一致非同期符号CQCAは、マリック(S.
V. Maric)他著の論文、「拡散スペクトル光ファイバL
ANにて用いる光符号シーケンスの新しい系統群(A New
Family of Optical Code Sequences for Use in Sprea
d Spectrum Fiber-Optical Local Area Networks)」(I
EEE Trans. Communications誌、COM-41巻、121
7〜1222ページ、1993年8月刊)により証明さ
れているように、奇数の素数pに対して(p2,p,
2,4)の符号である。最も悪い混信の場合、全ての素
数pに対して、システムには高々M=p−1人の異なる
ユーザが存在し得る。各符号シーケンスにおける1の数
はpであり、それ故に自己相関関数の最大値はpに等し
い。
【0044】パケットスロット分配パターンの文脈で、
2パターン(ユニポーラバイナリシーケンス)間の相関
の上下限は、同じ時間の間に2人の異なるユーザからデ
ータが送られるようなパケットスロットの最大数を表
す。この非同期の場合では、この上下限は2パターン間
のいかなる任意のシフト(位相)に対して違反しない。
この数は小さいほど、混信に関して性能が良くなる。
【0045】パケットスロット分配パターンの特性は、
以下のように要約される。(1)疑似直行性(同期の場
合)、又は自己相関及び相互相関(非同期の場合)に関
する特性は、シーケンスセットで利用可能なシーケンス
の数で利用可能な最良のものである。ここで、良い相関
特性を有する周知のバイポーラシーケンスは、良い相関
のユニポーラバイナリシーケンスへと平凡にはマッピン
グしないことに留意する。(2)分配パターンの設計は
単純なモジュール式演算に基づき、従って、送信器と受
信器の間でシーケンス指数を交換することは容易であ
る。(3)本発明のパケットスロット分配パターンの使
用は、多数の送信器からのデータの自動の統計的な多重
化を提供する。(4)混信の最小時間変動により、考慮
する混信制限されたシステムに対して最も良い可能性の
ある容量を保証できる。
【0046】本発明のシーケンス設計ステップは、複数
ユーザのパケットスロット間の重複を表す確率分布関数
(PDF)の正確な式の計算を可能にする。これは、コ
スティック(Z. Kostic)他著の報告、「循環一致配列:
一部のCDMA通信システムに対する符号シーケンスの
新しい特性の導出及び混信計算(Cyclical Coincidence
Arrays: Derivation of New Properties of Signature
Sequences and Interference Computation for Some CD
MA communication Systems)」(情報科学及びシステム
の第26回年度会議の会報(Proceedings of the 26th A
nnual Conference on Information Sciences and Syste
ms)、1992年3月米国ニュージャージ州プリンスト
ン(Princeton, NJ)、1073〜1077ページ)によ
り証明されている。
【0047】これらのPDFは、パケットスロットの分
解能レベルの混信のPDFを表す。ここで、基礎となる
DS−CDMA変調が同じバンド幅及び時間に信号の共
存を未だ許すので、2パケットスロットの重複さえも必
ずしもデータの損失を意味しないことに留意する。更
に、パケットスロット重複の数が小さいほど、システム
において、実際の混信は小さくなる。パケットスロット
が時間でランダムに分配されるので、混信分散は時間軸
にまたがって最小化される。厳密な確率分布関数の可演
算性を確証する証明は、前記「情報科学及びシステムの
第26回年度会議の会報」の1073〜1077ページ
に示されている。
【0048】設計例では、マルチメディアのためのパケ
ットベース無線通信システムにおける2種類のユーザに
対して、およその発信元ビット速度及びチップ伝送速度
を記述した。この設計例では、それらの関係も記述し
た。更に、このシステムを導入するために満たすべき特
定の技術的な挑戦も記述した。
【0049】MPEG-2(モーション・ピクチャー・
エキスパート・グループ)標準や、高品位テレビジョン
(HDTV)により定められた高ビット速度動画資源
は、6「Mビット/秒」のオーダーの伝送速度を必要と
する。実証していない想定で、10のCDMAプロセス
利得(符号速度/チップ速度の比)が十分であるとする
と、チップ速度は約60「Mチップ/秒」となる。パケ
ットフレーム周期は、継続時間が最も多く用いられるC
ELP(符号励起線形予測)音声コーダの遅れと同じで
あるように20[ms]であるように選ばれる。20m
sでは、120,000ビットと1,200,000のチ
ップがある。この設計例に対しては、この高ビット速度
ユーザはフレームを通して連続的に伝送できる。これ
は、パケットスロット分配パターンは全て1からなるこ
とと同じである。基礎となる変調技術がDS−CDMA
であるので、他の幾らかの高ビット速度ユーザも同じバ
ンド幅及び時間上を伝送する。(正確な数はプロセス利
得による)。
【0050】より低いビット速度のユーザは、ISDN
の2Dチャネルと等しい速度(128[Kb/秒])を
有するように選ばれる。20msには、2,560ビッ
トがある。約63人のユーザがこのシステムを利用する
と想定できる。本発明の非同期パケットスロット分配パ
ターンに従うと、このことは、パケットスロットが伝送
される1フレームにおいて632=3,969の時限がな
ければならないことを意味する。データの1パケットス
ロットは、2,560/63=40.63ビットからな
る。チャネルを通してのビット伝送の速度は、63*1
28「Kb/秒」=8.064「Mビット/秒」であ
る。60「Mチップ/秒」のチップ速度を用いると、I
SDNユーザのプロセス利得は、約60/8=7.5で
あるように計算される。ここで、これらの数は単なる近
似である。素数算術をプロセス利得と同様に、パケット
スロット及びフレーム当たりのビット数と合致させるこ
とを必要とする。
【0051】高ビット速度ユーザにより生成された幾ら
かの混信はこのシステムにおいて常に存在するので、I
SDN速度のユーザにより起こされた混信が本発明の技
術を用いて最小化できる。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、本発明により、混信
制限された無線通信システムに適したパケット交換技術
が提供される。データの長くバースト的なパケットは、
より短い単位、即ちパケットスロットへと分けられ、こ
のことにより、混信を時間で平均化し、最小化すること
ができ、これは混信制限されたシステムにおいて高シス
テム容量を達成する要件の1つである。パケットスロッ
トの伝送開始時間及び継続時間は、パケットスロット分
配パターンにより制御される。このパターンは、特性が
数理論原理に基づくユニポーラバイナリ符号/シーケン
スにより表現可能である。このように、同じ周波数チャ
ネル上の多数の信号の同時伝送によって起こる複合混信
の時間分散を最小化でき、混信全体の分散を最小化する
ことにより、マルチメディアトラヒックの需要を満た
し、フェージングマルチパス環境でシステム容量を増や
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパケット交換技術を用いるセルラー交
換システム、その論理的な構成要素、一般加入電話網と
の接続を示す簡略ブロック図である。
【図2】IS−95ディジタルセルラーの標準で用いら
れる混信最小化のためのデータランダム化パターンを示
す説明図である。
【図3】本発明のパケット交換技術を説明するための整
数シーケンスのグラフ図及び対応するパケットスロット
分配パターンを示す。
【図4】本発明のCDMA変調で用いられるパケット、
パケットフレーム、パケットスロットを示すパケット説
明図である。
【図5】本発明に従ってユニポーラバイナリシーケンス
により生成されるアクティブパケットスロットのパケッ
トスロット分配パターン図である。
【図6】2つの音声チャネル、1つのデータチャネルが
多重化され、各チャネルが異なるパケットスロット分配
パターンを用いるようなパケット交換技術の説明図であ
る。
【図7】3人のユーザが多重化され、各チャネルが異な
るパケットスロット分配パターンを用いるようなパケッ
ト交換技術の説明図である。
【符号の説明】
10 移動局 12 移動体交換局 14、15、16 セルラー基地局 41 パケットフレーム 42 パケットスロット 43 通信媒体速度 44 +1,−1のビットセット 45 チップ1,−1の所定のシーケンス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 ゴーダナ パヴロヴィック アメリカ合衆国,07724 ニュージャージ ー,ティントン フォールズ,ヘレネ コ ート 2

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信システムにおいてパケットを交
    換する方法であって、 a)パケットをオーバーヘッドなしの短いパケットスロ
    ットに分けるステップと、 b)数理論に基づいてパケットスロット分配パターンを
    決めるステップと、 c)前記パケットスロット分配パターンにより決められ
    た時間において前記パケットスロットを伝送するステッ
    プとを有することを特徴とするパケット交換方法。
  2. 【請求項2】 前記数理論は、ユニポーラバイナリシー
    ケンスの特性に基づくものを含むことを特徴とする請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 d)前記スロット分配パターンのデータ
    を表す時間ドメイン信号を生成するステップを更に有
    し、 前記時間ドメイン信号は、数式、 【数1】 に従って選択され、ここで、 Oi(t)はパケット化された変調信号であり、 s(k)は、パケットスロット分配パターン又はユニポ
    ーラバイナリ符号s(k)∈{0,1}であり、 oi(t)は、単一パケットスロットに対する時間ドメ
    イン信号の波形であり、 tは時間であり、 s(k)∈{CQC,CQC’,CQCA}と続き、 kは、パケットスロット指数であり、 TS=スロット継続時間であることを特徴とする請求項
    2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記無線通信システムは、同期パケット
    化システムであり、前記決定ステップは、 e)前記同期パケット化システムにおいて用いるための
    ユニポーラバイナリシーケンスを選択するステップを更
    に有することを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記バイナリシーケンスは、数式、 【数2】 に従って選択され、ここで、 この数式を用いて、奇数の素数pにわたっての有限体G
    F(p)の要素である整数のシーケンスy[a,α,β]
    QC(k)が作られ、 前記シーケンスy[a,α,β]QC(k)は、pの要素を
    有し、 f)セットにおいて(p−1)×p×p=p3−p2の異
    なるシーケンスを生成するためにパラメーターa,α,
    βを変えるステップを更に有することを特徴とする請求
    項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記シーケンスy[a,α,β]QC(k)
    に基づくバイナリ数(0,1)のシーケンスs[a,α,
    β]QC(i)は、数式、 【数3】 に基づいてマッピングを用いることにより作られ、ここ
    で、 x は、xのフロア関数(実数の引数xよりも小さい最
    大整数値を定める関数)であり、 シーケンスs[a,α,β]QC(i)は、p2の要素を有
    し、パラメーターa、α、βを変えることによりp3
    2の異なるシーケンスが作られることを特徴とする請
    求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 g)大きさp3−p2+pのセットCQC
    (p)を得るために、a=0,1,2,...,p−1
    及びα、β=0,1,2,...,p−1に対して特有
    な全てのシーケンスs[a,α,β]QC(i)をグループ
    化するステップを更に有することを特徴とする請求項6
    記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記無線通信システムは、非同期パケッ
    ト化システムであり、前記決定ステップは、 h)前記非同期パケット化システムにおいて用いるため
    のユニポーラバイナリシーケンスを選択するステップを
    更に有することを特徴とする請求項3記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記バイナリシーケンスは、数式、 【数4】 に従って選択され、ここで、 um(i),i=0,1,2,...,n−1は、ユニ
    ポーラバイナリシーケンスであり、非同期の2次一致符
    号CQCAの要素であり、 pは奇数の素数であり、 n=p2であり、 整数シーケンスym(k)を生成する2次一致配置演算
    子は、ym(k)≡ak2+bk+c(mod p)により与
    えられ、ここで、 aは系統群の中の指数パラメーターであり、b、cは任
    意数であることを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 i)前記無線通信システム内のチャネ
    ルにおいて通常は動作する複数の送信器からのデータの
    自動統計的多重化を提供するステップを更に有すること
    を特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 無線通信システムにおいて、 a)パケットをオーバーヘッドなしの短いパケットスロ
    ットに分ける手段と、 b)数理論に基づいてパケットスロット分配パターンを
    決める手段と、 c)前記パケットスロット分配パターンにより決めた時
    間において前記パケットスロットを伝送する手段とを有
    することを特徴とするパケット交換構成。
  12. 【請求項12】 前記数理論は、ユニポーラバイナリシ
    ーケンスの特性に基づくものを含むことを特徴とする請
    求項11記載のパケット交換構成。
  13. 【請求項13】 d)前記スロット分配パターンのデー
    タを表す時間ドメイン信号を生成する手段を更に有し、
    前記時間ドメイン信号は、数式、 【数5】 に従って選択され、ここで、 Oi(t)はパケット化された変調信号であり、 s(k)は、パケットスロット分配パターン又はユニポ
    ーラバイナリ符号s(k)∈{0,1}であり、 oi(t)は、単一パケットスロットに対する時間ドメ
    イン信号の波形であり、 tは時間であり、 s(k)∈{CQC,CQC’,CQCA}と続き、 kは、パケットスロット指数であり、 TS=スロット継続時間であることを特徴とする請求項
    12記載のパケット交換構成。
  14. 【請求項14】 前記無線通信システムは、同期パケッ
    ト化システムであり、 前記決定手段は、前記同期パケット化システムにおいて
    用いるためにユニポーラバイナリシーケンスを選択する
    手段を更に有することを特徴とする請求項13記載のパ
    ケット交換構成。
  15. 【請求項15】 前記バイナリシーケンスは、数式、 【数6】 に従って選択され、ここで、 この数式を用いて、奇数の素数pにわたっての有限体G
    F(p)の要素である整数のシーケンスy[a,α,β]
    QC(k)が作られ、 前記シーケンスy[a,α,β]QC(k)は、pの要素を
    有し、 f)セットにおいて(p−1)×p×p=p3−p2の異
    なるシーケンスを生成するためにパラメーターa,α,
    βを変える手段を更に有することを特徴とする請求項1
    4記載のパケット交換構成。
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