JPH10229429A - 通信ネットワークシステム - Google Patents
通信ネットワークシステムInfo
- Publication number
- JPH10229429A JPH10229429A JP9028692A JP2869297A JPH10229429A JP H10229429 A JPH10229429 A JP H10229429A JP 9028692 A JP9028692 A JP 9028692A JP 2869297 A JP2869297 A JP 2869297A JP H10229429 A JPH10229429 A JP H10229429A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- buffer
- transmission
- communication
- data
- network system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
Abstract
いて送信側の送信動作を制御する構成とすると、制御が
最適とならない場合があった。 【解決手段】 レイヤコネクションの設定時に、送信側
及び受信側の通信バッファに必要とされるバッファ量を
算出し、当該算出されたバッファ量を各通信バッファに
確保するバッファ管理手段を通信ネットワークシステム
に備えるようにする。
Description
上における高信頼、高効率、かつ高速なデータ通信を実
現するための通信プロトコルの方式に関するものであ
る。
価 マルチメディア通信と分散処理 59−1(1993.
1.29) 今日における伝送路の高速化は目覚ましく、コンピュー
タ間通信におけるスループットのボトルネックは、伝送
路の速度から計算機の処理能力や通信プロトコルの性能
等へと移りつつある。上記文献は、かかるスループット
のボトルネックとなる問題のうち、通信プロトコルにつ
いて記述したものである。
プロトコルにおけるレート制御」の章において、送受信
間の通信においては、受信側からの制御パケットである
CNTLパケットにより要求するスループット値である
rate及び1バーストでの送信バイト数であるburst の各
パラメータ値を送信側に指示し、受信側の処理許容量に
応じたペースで送信側がパケット送信することにより、
高速通信を可能とし、スループットの向上を目指すこと
が記載されている。
(特に、「4.2 パラメータの変更を行なうタイミン
グ」)には、当該文献に示されるXTPプロトコルの手
順にて高速ネットワーク通信を行なう場合、スループッ
ト値及びバースト値の変更タイミングとして、次の3つ
の(a)〜(c)の時点等が考えられることが記述されてい
るものの、かかるタイミングでは、受信側で各パラメー
タ値を常に適正な値が算出されるようにしようとして
も、他のコネクションの設定やアプリケーション状態の
変化などの不確定要素が多く困難であるという課題があ
った。
ループット値及びバースト値での最初のパケット受信時 (b)受信処理能力を越えた時点 (c)受信処理能力に余裕があると分かった時点 また、これに加え、上記(a)においては適正な値ではな
いこと、(b)においては既に受信能力を越えているの
で、伝送路が長距離の場合には、既に送信側から送出済
みであるパケットが処理不能となること、(c)において
は伝送路帯域を有効に使用できていないこと等により、
高速ネットワークにて有効なスループットを発生できな
いという課題があった。
る通信ネットワークシステムにおいては、レイヤコネク
ションの設定時に、送信側及び受信側の通信バッファに
必要とされるバッファ量を算出し、当該算出されたバッ
ファ量を各通信バッファに確保するバッファ管理手段を
備えるようにする。
ヤコネクションの設定段階で、予め必要とされるバッフ
ァ量を算出してこれを送信側及び受信側の双方の各通信
バッファに確保するので、各コネクションごとに最適な
状態で通信を開始でき、高いスループットを実現でき
る。
ットワークシステムにおいては、上位レイヤが送信デー
タの書込みアドレスを指定するのに先立って、当該送信
データを書き込むべき通信バッファ上のアドレスを、そ
の都度、上位レイヤに対して事前に通知する書込みアド
レス管理手段を備えるようにする。
レイヤは、事前に、送信データを書き込むべきアドレス
を認識できるので、無駄なメモリコピーを行わなくて済
み、高速なスループットを実現できる。
ネットワークシステムにおいては、受信側の通信バッフ
ァに確保されたバッファ量と、受信側から応答のあった
送信データに対する肯定応答の受信回数とに基づいて、
上記受信側の通信バッファに現存するバッファ残量を常
時監視するバッファ残量監視手段を送信側に備えるよう
にする。
側において、常時、受信側の通信バッファのバッファ残
量を監視できるので、バッファ残量に余裕がある限り、
肯定応答を待たずに後続する送信データを送信でき、ス
ループットを向上させることができる。
トコル処理部の構成を、図面を参照しつつ説明する。図
2は、本実施形態に係るプロトコル処理部のOSI(Op
en System Interconnection )レイヤ構造上での位置づ
けを表した図である。図2に示すように、当該プロトコ
ル処理部の処理は、トランスポート層及びネットワーク
層での処理に対応している。
を表したブロック図である。図3に示すように、本実施
形態に係るプロトコル処理部1は、通信メモリバッファ
2、受信メモリバッファ3、メモリ管理部4、ヘッダ処
理部5及びプロトコル制御部6からなる。
にネットワークへ送信される送信データを一時格納する
のに用いられるバッファである。受信メモリバッファ3
は、通信時にネットワークを介して受信された受信デー
タを一時格納するのに用いられるバッファである。
及び受信メモリバッファ3の読み書き及び領域管理を実
行する管理部であり、アプリケーション部(図2)から
要求があった場合、要求に応じてアプリケーションデー
タ部とプロトコルヘッダ部に対応するメモリ領域を図4
に示す構成で確保する。また、メモリ管理部4は、アプ
リケーション部(図2)に対して、次の送信バッファア
ドレス及び受信バッファアドレスを通知すると共に、送
信処理及び受信処理の完了したメモリバッファの解放及
び再利用が巡回的に行われるよう制御しかつ管理する。
のヘッダ情報の作成、受信バッファについてのヘッダ情
報の解析を行ない、パケットデータの誤り検出及び回復
処理を制御する。
受信に関する一連の動作を制御する手段であり、送信時
には受信メモリバッファ3の管理を行なって、送信ぺー
スを制御するようになっている。
通信プロトコル手順を、図1、図5及び図6を用いて説
明する。なおここで、図1は、送信側のプロトコル処理
部1が受信側との間で実行する主要な処理手順を表した
図であり、図5は、受信側のプロトコル処理部1が送信
側との間で実行する主要な処理手順を表した図である。
また、図6は、図1及び図5の制御に基づいて実現され
る通信プロトコル手順の全体を表す図である。
処理の流れに沿って、本実施形態に係る通信プロトコル
手順を説明する。また、以下の項目記号(a)〜(h)は、
それぞれ図6の該当部分での動作を示している。
部1のプロトコル制御部6に対して「送信開始要求」が
通知される。この「送信開始要求」は、次の(a1)及び
(a2)の情報からなる。
イズ (a2)最大受渡しレート(例えば、1秒間に最大何回の
データを受渡すか) プロトコル制御部6は、この要求を入力すると、受信側
端末間でのコネクションの設定に必要な情報(一般的に
従来から必要とされている情報)及び送信時のタイムス
タンプを含む要求(以下、「コネクション設定要求」と
いう)をネットワークを介して受信側のプロトコル処理
部16に対して送信する。この送信処理が、図1のステ
ップSP1の処理である。
のアプリケーション部からの「受信開始要求」をプロト
コル制御部6で受け、送信側から「コネクション設定要
求」が通知されるのを待ち受ける動作状態になる。この
処理が、図5のステップSP11の処理である。
トワークを介して受信されたことが確認されると、受信
側のプロトコル制御部6は、コネクション設定の受け入
れ準備を行ない、受信されたタイムスタンプ情報をその
まま含む「コネクション設定確認」を、送信側のプロト
コル制御部6へ返信する。この送信処理が、図5のステ
ップSP12の処理である。
準備とは、従来のTCPプロトコルで見られるようなア
プリケーションポート番号の割り当て等の処理である。
設定確認」が受信されると、受け取った確認に含まれて
いる、「コネクション設定要求」を送出した時点でのタ
イムスタンプ情報とこれに対する確認が到着した時点
(現在)のタイムスタンプ情報から伝送路往復遅延時間
(ラウンドトリップタイム:以下、RTTという)を計
算する。そして、当該プロトコル制御部6は、計算によ
り求めたRTTと、上記(a2)の最大レートと、送受信
データの処理に要する予測処理時間とを次の計算式に代
入し、最大受渡しレートでデータ送信するときに必要と
なるバッファ量を算出する。
T+(送信処理時間+受信処理時間) この処理が、図1のステップSP3の処理である。そし
て、当該量を計算により求めたプロトコル制御部6は、
このバッファ量と上記(a1)の受渡しデータ単位サイズ
を含む「リソース確保要求」を、受信側のプロトコル制
御部6に送信する。この処理が、図1のステップSP4
の処理である。
ション設定確認」を送出した後、「リソース確保要求」
が受信されるの待ち受ける状態にある。この処理が、図
5のステップSP13の処理である。
確認されると、プロトコル制御部6は、当該プロトコル
メッセージに含まれるバッファ量情報と受渡しデータ単
位サイズをメモリ管理部4に通知し、通信に必要な量の
バッファ領域の確保を要求する。この処理が、図5のス
テップSP14の処理である。
プリケーションデータ部の総量が、送信側から要求され
た上記バッファ量になり、かつ、1つのアプリケーショ
ンデータ部のサイズがアプリケーション受渡しデータ単
位サイズになるように、図3に示す構造で領域を受信メ
モリバッファ3上に確保する。ただし、この場合にメモ
リ不足等が起きる場合には、その時点で確保可能な適当
な量のバッファ領域を確保することになる。いずれにし
ても、メモリ管理部4は、実際に確保できた結果をプロ
トコル制御部6に通知する。プロトコル制御部6は、実
際に確保できたバッファ量を情報として含んだ「リソー
ス確保応答」を、送信側へ送信する。この処理が、図5
のステップSP15の処理である。
のアプリケーション部に対して「受信開始確認」を通知
し、受信準備が整ったことを通知する。受信側のアプリ
ケーション部は、この通知を受信すると、「次データ受
信開始」をプロトコル制御部6に通知する。「次データ
受信開始」を通知されたプロトコル制御部6は、受信デ
ータ待ちとなる。この処理が、図5のステップSP16
の処理である。
確保応答」を受信すると、受信メッセージ中に含まれる
実際に確保されたバッファサイズと受渡しデータ単位サ
イズをメモリ管理部4に通知する。この処理が、図1の
ステップSP5の処理である。
の処理において受信側のメモリ管理部4が行ったのと同
様に通信メモリバッファ2上にバッファ領域を確保す
る。この処理が、図1のステップSP6の処理である。
この後、メモリ管理部4は、自装置内(送信側)のアプ
リケーション部に対し、通信メモリバッファ2上に確保
されている最初のアプリケーションデータ部の先頭アド
レスを、「送信開始確認」として通知する。
信」動作 前述の(e)での通知を受けた送信側のアプリケーション
部は、受渡しデータサイズ分の送信データを、上記通知
によって特定されたアドレスに対して書き込み、そのこ
とを「データ送信−1」としてプロトコル処理部1に通
知する。ここで、「データ送信−1」は、1回目の送信
データの書込みが完了したことを意味する。またこのと
き、アプリケーション部が書き込むデータサイズは、必
ずしもデータサイズ分である必要はない。
タ送信−1」が通知されると、ヘッダ処理部5によっ
て、書き込まれたアプリケーションデータ部を処理して
誤り訂正情報を作成すると共に、パケットシーケンス番
号、送信側ポート番号、受信側ポート番号、パケット種
別等の情報を作成する。ヘッダ処理部5は、この情報
を、通信メモリバッファ2のうち該当するアプリケーシ
ョンデータ部のヘッダ情報部に書き込む。これらの処理
が、図1のステップSP7の処理である。
部6は、「データ1送信」として通信メモリバッファ2
上に書き込まれているヘッダ情報及びアプリケーション
データを、パケットとして受信側のプロトコル処理部1
へ送信する。このとき、送信されるパケットは、アプリ
ケーション部が書き込みを行なったアプリケーションデ
ータの実データ長に関わらず、確保した1パケット分の
固定長での送信である。この処理が、図1のステップS
P8の処理である。
モリ管理部4は、通信メモリバッファ2上に存在する次
のアプリケーションデータ部の先頭アドレスを、「次デ
ータ送信開始」としてアプリケーション部に通知する。
タ送信開始」などの処理は、プログラム上での関数コー
ル及び関数リターンなどに該当する形式で行なわれるこ
とが望ましい。
開始」及び「データ1受信確認」動作 受信側のプロトコル処理部1では、前述の(d)の処理の
後、データが受信されるのを待ち受ける状態になってい
るが、やがて、ネットワークを介して「データ1送信」
が受信されると、当該受信パケットを、受信メモリバッ
ファ3に書き込む。
がヘッダ解析の他、誤り検出及び訂正処理を行なう。こ
の処理が、図5のステップSP17の処理である。ここ
で検査結果等が正常であれば、メモリ管理部4が、受信
メモリバッファ3に書き込まれた受信パケットのアプリ
ケーションデータ部の先頭アドレスを「データ受信−
1」としてアプリケーション部へ通知する。この処理
が、図5のステップSP18で肯定結果が得られてステ
ップSP19に移行する処理である。
1」によって受信データを渡されたアプリケーション部
は、次データの取得のために「次データ受信開始」を、
そのプロトコル処理部1に対して通知する。なお、この
「次データ受信開始」の通知を受けたメモリ管理部4で
は、アプリケーション部に対して前回通知したアドレス
に該当する受信メモリバッファ3上の領域を再利用のた
めに解放する。
作成するので、これをプロトコル処理部1が、「データ
1受信確認」として、送信側のプロトコル処理部1に対
して送信される。
パケットデータに誤りが検出された場合、ヘッダ処理部
5は、パケットの再送を求めるため、NACKを即座に
送信側に送信し、この際には受信バッファメモリ3への
データ書き込みは行なわない。この処理が、図5におけ
るステップSP18で否定結果が得られ、ステップSP
21に移行する処理である。
クション解放確認」動作 以後、前述(f)〜(g)の処理が繰り返され、データの送
信が行なわれる。これは、図1のステップSP9−ステ
ップSP7−ステップSP8の繰り返しループ処理及び
図5のステップSP20−ステップSP16−ステップ
SP17−ステップSP18−ステップSP19、21
の繰り返しループ処理に該当する。
6では、受信側で確保されているバッファ量、受信側の
プロトコル処理部1へのパケット送信の回数、その応答
の受信回数から受信側の確保バッファの空き容量を常に
監視し続けている。従って、受信側の受信メモリバッフ
ァ3に空き容量がある限りにおいては、パケットの送信
を送信側のアプリケーション部の要求に応じて送り続け
ることになる。このことを、図6の2回目の送信パケッ
トが1回目の送信パケットの応答を待たずに送出されて
いることが表している。
1は、「データ1受信確認」などの正常な受信の確認を
通知する応答が受信された時、送信メモリバッファメモ
リ2のうち該当する部分の領域を管理部4が解放するよ
うになっている。
5が受信されたパケットにデータ誤りを検出し、「デー
タ1受信確認」などで異常応答を示す再送要求(NA
K)を送信側に通知した場合には、受信側のプロトコル
処理部1は、誤りの検出されたパケット以降のデータを
受信メモリバッファ3上に蓄積したままの状態にするよ
う動作する。他方、送信側のプロトコル処理部1は、次
の送信で、即座に該当パケットのみの再送を行なう選択
再送方式による再送を行なう。受信側では、再送パケッ
トの処理を行ない正常が確認された場合には、「データ
1受信確認」を送信側に返信するとともに、蓄積してお
いた受信メモリバッファ3上のアプリケーションデータ
を順次通知して行く。
については周知の技術であるので特に説明は付加しな
い。また、コネクション解放の手順についても、本実施
形態の本論とは直接関係ないので、これも詳細な説明は
省略する。いずれにしても、一連の処理の終了が確認さ
れると、設定されたコネクションが解放される。この処
理が、図1のステップSP10及び図5のステップSP
22の動作である。
セージなどは説明の簡単化のために明解な名前を付与し
ているが、実際の実装に強制されるものではない。同様
に、通知などの語句も実装方法に制限を与えるものでは
ない。
られる。
の(c)において示したように、通信開始に先立って送信
側のプロトコル処理部が、伝送路往復遅延時間(RT
T)とデータ処理時間に基づいて最大受渡しレートでデ
ータ送信をする場合に必要となるバッファ量を算出し、
これを受信側の受信バッファメモリ3上に確保するよう
にしたことにより、また、確保できない場合でも実際に
確保できたバッファ量を送信開始前に送信側に通知する
ようにしたことにより、送信側のアプリケーション部が
最大受渡しレートでデータを送信する合にも、ある時点
で受信されたパケットに対する正常受信(ACK)が送
信側に到着するまでは、送信側が連続してパケットを送
信し続けることが可能となる。つまり、伝送路に空き時
間を作ることなく、パケットを連続的に送信することに
なるので、スループットの向上が期待できる。
設定が可能となるので、伝送路の能力速度の許容値まで
のスループットが確保可能である。
した場合にも、NACKを送信側に通知し、送信側では
選択再送方式による該当パケットのみの再送を、NAC
K受信後に即座に行なう再送方式で行なうことにより、
受信側では、送信側からの再送パケットが到着するまで
に送信側から送り出された全てのパケットを受信メモリ
バッファ3においてバッファリング可能であることか
ら、パケット誤り時にもスループットは低下しない。
信メモリバッファ3に固定構造でメモリ領域を確保し、
送受信パケットを固定長で扱い、アプリケーションから
のデータを分割しないことにより、パケット長の計算に
よるオーバヘッド及びパケットに付随するヘッダ部分の
削減、データ分割と組み立てにかかる処理時間の削減が
可能となり、スループットの向上が実現できる。
ウェア処理の実現も容易である。
と、ACK受信による受信側バッファ量の残量を送信側
で管理するようにしたことにより、受信側の受信データ
の処理ペースに応じて送信側がデータ送信することが可
能となり、受信側バッファのオーバーフローの防止が可
能となる。またその時点での最適なスループットを実現
できるようになる。
たバッファメモリをアドレス通知という形でアプリケー
ション部に公開する方式をとることにより、余分なメモ
リコピーを行なう必要がなくなり、高速なプロトコル処
理が可能となる。
信の際には、即座に通信側に再送要求を行なうようにし
たことにより、再送による遅延を最小限に抑えることが
可能となる。
現されるプロトコル処理部を、OSIレイヤ階層におけ
るネットワーク層及びトランスポート層に適用する場合
について述べたが、本方式を実施する環境としては、実
施形態のような計算処理能力とメモリ装置とを有する計
算機であれば他のレイヤ階層にも適用可能である。
能を具備するコンピュータ端末の内部機能、又は、外部
のフロントエンドプロセッサとしての位置づけである通
信装置等に実装されることとなる。
明した方式は、特に、光ファイバを用いた高速、広帯域
ネットワークと呼ばれるネットワークにて適用した場合
に最も効果を発揮する。
イヤコネクションの設定時に、送信側及び受信側の通信
バッファに必要とされるバッファ量を算出し、当該算出
されたバッファ量を各通信バッファに確保するバッファ
管理手段を通信ネットワークシステムに備えるようにし
たことにより、各コネクションごとに最適な状態で通信
を開始することができる。
送信データの書込みアドレスを指定するのに先立って、
当該送信データを書き込むべき通信バッファ上のアドレ
スを、その都度、上位レイヤに対して事前に通知する書
込みアドレス管理手段を通信ネットワークシステムに備
えるようにしたことにより、無駄なメモリコピーを行う
おそれを有効に回避でき、その分、スループットを一段
と向上することができる。
信バッファに確保されたバッファ量と、受信側から応答
のあった送信データに対する肯定応答の受信回数とに基
づいて、上記受信側の通信バッファに現存するバッファ
残量を常時監視するバッファ残量監視手段を通信ネット
ワークシステムの送信側に備えるようにしたことによ
り、送信側において、受信側の通信バッファのバッファ
残量に余裕があると判断できる限り、肯定応答を待たず
に後続する送信データを送信でき、スループットを向上
させることができる。
用する処理手順を示すフローチャートである。
置づけ例を示した図表である。
ある。
す図表である。
用する処理手順を示すフローチャートである。
ある。
受信メモリバッファ、4…メモリ管理部、5…ヘッダ処
理部、6…プロトコル制御部。
Claims (8)
- 【請求項1】 レイヤコネクションの設定時に、送信側
及び受信側の通信バッファに必要とされるバッファ量を
算出し、当該算出されたバッファ量を各通信バッファに
確保するバッファ管理手段を備えることを特徴とする通
信ネットワークシステム。 - 【請求項2】 上記バッファ管理手段は、伝送路往復遅
延時間と予想データ処理時間とに基づいて、必要とされ
るバッファ量を算出することを特徴とする請求項1に記
載の通信ネットワークシステム。 - 【請求項3】 上記必要とされるバッファ量の算出は、
送信側のバッファ管理手段が行い、受信側のバッファ管
理手段へ通知することを特徴とする請求項1又は2に記
載の通信ネットワークシステム。 - 【請求項4】 受信側のバッファ管理手段は、送信側か
ら通知されただけのバッファ量を通信バッファ内に確保
できない場合、実際に確保することができたバッファ量
を送信側のバッファ管理手段へ通知することを特徴とす
る請求項3に記載の通信ネットワークシステム。 - 【請求項5】 上記バッファ管理手段は、上位レイヤが
要求する受渡しデータ長にヘッダ長を加算した固定デー
タ長を、基本単位とする構造を上記通信バッファ上に構
築することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
の通信ネットワークシステム。 - 【請求項6】 上記バッファ管理手段は、上位レイヤか
ら上記通信バッファに書き込まれたデータを分割するこ
となく送信することを特徴とする請求項5に記載の通信
ネットワークシステム。 - 【請求項7】 上位レイヤが送信データの書込みアドレ
スを指定するのに先立って、当該送信データを書き込む
べき通信バッファ上のアドレスを、その都度、上位レイ
ヤに対して事前に通知する書込みアドレス管理手段を備
えることを特徴とする通信ネットワークシステム。 - 【請求項8】 受信側の通信バッファに確保されたバッ
ファ量と、受信側から応答のあった送信データに対する
肯定応答の受信回数とに基づいて、上記受信側の通信バ
ッファに現存するバッファ残量を常時監視するバッファ
残量監視手段を送信側に備えることを特徴とする通信ネ
ットワークシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9028692A JPH10229429A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 通信ネットワークシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9028692A JPH10229429A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 通信ネットワークシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10229429A true JPH10229429A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=12255544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9028692A Pending JPH10229429A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 通信ネットワークシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10229429A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007201702A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Mitsubishi Electric Corp | 受信装置、通信装置および通信方法 |
WO2008029471A1 (fr) * | 2006-09-07 | 2008-03-13 | Media Global Links Co., Ltd. | Système de sortie vidéo simultanée en multidiffusion |
KR100918731B1 (ko) | 2001-04-09 | 2009-09-24 | 텔레폰악티에볼라겟엘엠에릭슨(펍) | 큐 버퍼를 제어하는 방법 |
JP2010074854A (ja) * | 2009-11-27 | 2010-04-02 | Nec Corp | 通信装置、通信システム、パケット欠落検出方法、およびパケット欠落検出プログラム |
US7995517B2 (en) | 2004-03-24 | 2011-08-09 | Lg Electronics Inc. | System and method for transmitting units of messages in a mobile communication system |
US8233483B2 (en) | 2007-08-28 | 2012-07-31 | Nec Corporation | Communication apparatus, communication system, absent packet detecting method and absent packet detecting program |
JP2015522991A (ja) * | 2012-05-14 | 2015-08-06 | アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッドAdvanced Micro Devices Incorporated | サーバノード相互接続デバイス及びサーバノード相互接続方法 |
JP2015536592A (ja) * | 2012-10-10 | 2015-12-21 | サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | メディアデータ配信制御のための方法及び装置 |
US10116570B2 (en) | 2015-05-29 | 2018-10-30 | Denso Corporation | In-vehicle network system |
-
1997
- 1997-02-13 JP JP9028692A patent/JPH10229429A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100918731B1 (ko) | 2001-04-09 | 2009-09-24 | 텔레폰악티에볼라겟엘엠에릭슨(펍) | 큐 버퍼를 제어하는 방법 |
US7995517B2 (en) | 2004-03-24 | 2011-08-09 | Lg Electronics Inc. | System and method for transmitting units of messages in a mobile communication system |
JP2007201702A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Mitsubishi Electric Corp | 受信装置、通信装置および通信方法 |
WO2008029471A1 (fr) * | 2006-09-07 | 2008-03-13 | Media Global Links Co., Ltd. | Système de sortie vidéo simultanée en multidiffusion |
US8233483B2 (en) | 2007-08-28 | 2012-07-31 | Nec Corporation | Communication apparatus, communication system, absent packet detecting method and absent packet detecting program |
US9178665B2 (en) | 2007-08-28 | 2015-11-03 | Nec Corporation | Communication apparatus, communication system, absent packet detecting method and absent packet detecting program |
JP2010074854A (ja) * | 2009-11-27 | 2010-04-02 | Nec Corp | 通信装置、通信システム、パケット欠落検出方法、およびパケット欠落検出プログラム |
JP2015522991A (ja) * | 2012-05-14 | 2015-08-06 | アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッドAdvanced Micro Devices Incorporated | サーバノード相互接続デバイス及びサーバノード相互接続方法 |
JP2015536592A (ja) * | 2012-10-10 | 2015-12-21 | サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | メディアデータ配信制御のための方法及び装置 |
US10356143B2 (en) | 2012-10-10 | 2019-07-16 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for media data delivery control |
US10382515B2 (en) | 2012-10-10 | 2019-08-13 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for media data delivery control |
US10116570B2 (en) | 2015-05-29 | 2018-10-30 | Denso Corporation | In-vehicle network system |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5519699A (en) | Method of protocol termination and a packet data communication system applied the method | |
US10430374B2 (en) | Selective acknowledgement of RDMA packets | |
EP1238511B1 (en) | Method and device for performing of network operations | |
US8724656B2 (en) | Methods and devices for transmitting data between storage area networks | |
EP0472486A2 (en) | System and method for controlling data transmission | |
JPH11252179A (ja) | 非対称回線用tcp通信高速化装置 | |
JP2006311543A (ja) | 無線通信システムで伝送状態をポーリングする方法及び装置 | |
EP1670214A1 (en) | Reliable one-way messaging over request-response transport protocols | |
CN101119183A (zh) | 重传控制方法及传输设备 | |
WO2012030542A1 (en) | Mechanism for autotuning mass data transfer from a sender to a receiver over parallel connections | |
CN109951260A (zh) | 一种数据包发送方法及相关设备 | |
JPH10229429A (ja) | 通信ネットワークシステム | |
CA2514086C (en) | Methods and devices for transmitting data between storage area networks | |
US7007199B2 (en) | Reliable communication method and device | |
JP2003258880A (ja) | ネットワークおよびノードおよびデータ転送方法 | |
US7636313B2 (en) | Use of internal buffer to reduce acknowledgement related delays in acknowledgement-based reliable communication protocols | |
CN111447046B (zh) | 业务数据传输方法、装置、设备和存储介质 | |
US20040148422A1 (en) | Communication control method, communication system, and communication apparatus that can improve throughput | |
JP2002290493A (ja) | データ転送システム並びにその送信側及び受信側装置 | |
JP4510524B2 (ja) | データ通信装置 | |
JP3436100B2 (ja) | 通信方法 | |
CN115834730A (zh) | 支持优先级乱序的tcp数据包收发方法及*** | |
CN117793170A (zh) | 一种面向弱网边缘计算的数据传输方法和*** | |
CN117692389A (zh) | Rdma报文信息重传方法、装置、电子设备及存储介质 | |
JPS60219850A (ja) | 通信制御方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080608 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090608 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090608 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100608 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110608 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110608 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120608 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120608 Year of fee payment: 11 |