JPH10228646A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JPH10228646A
JPH10228646A JP9029355A JP2935597A JPH10228646A JP H10228646 A JPH10228646 A JP H10228646A JP 9029355 A JP9029355 A JP 9029355A JP 2935597 A JP2935597 A JP 2935597A JP H10228646 A JPH10228646 A JP H10228646A
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Hiroyuki Ito
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厳密な角速度一定回転制御を行わないでもバ
ーコードデータを正確かつ容易に読み出せるようにす
る。 【解決手段】 ディスクのバーコードデータ記録領域で
の読出動作を行うことにより抽出されたバーコード信号
に関し、その信号のエッジ間隔を計測していくことので
きる計測手段と、この計測手段で計測された各エッジ間
隔値を用いて、バーコードデータをデコードするデコー
ド手段とを設ける。このデコード手段は計測されたエッ
ジ間隔値の分布状況から各エッジ間隔値に対応するバー
間隔を判別していく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク状記録媒体
に対応して再生動作を行なうことのできるディスク再生
装置に関し、特にディスク上の主データとバーコードデ
ータに対応できるものである。
【0002】
【従来の技術】光学ディスク記録媒体としてCD(コン
パクトディスク)が広く普及しており、音楽用途をはじ
めとしてCD方式のディスクは各種分野で使用されてい
る。また音楽用CDは通常、再生専用メディアとされる
が、CD−R(コンパクトディスク−レコーダブル)と
呼ばれる追記型のディスクも開発されている。
【0003】一方、マルチメディア用途に好適な光学デ
ィスク記録媒体としてDVD(Digital Versatile Disc
/Digital Video Disc)と呼ばれるディスクも開発され
ている。このDVDはビデオデータ、オーディオデー
タ、コンピュータデータなどの広い分野で適応すること
が提唱されている。そしてDVDはCDと同サイズのデ
ィスク(直径12cm)でありながら、記録トラックの
小ピッチ化やデータ圧縮技術等により、記録容量も著し
く増大されている。そしてこのDVDでは、再生専用の
DVD−ROM、1回だけ書き込み可能なDVD−R、
何回でも書き換え可能なDVD−RAMなどの種別が提
案されている。
【0004】また、これらのDVDが開発されるにあた
って、各々のディスクに個別に、その個体を識別するた
めの情報を記録する領域としてBCA(BURST CUTTING
AREA)を設けることが提唱されている。このBCAに記
録されるコード(信号)は、例えばDVD−ROMとし
てのディスクに所定のビデオデータ等の主データが記録
された後に、例えばディスク最内周の所定位置におい
て、YGAレーザ装置によってアルミ蒸着面を飛ばすこ
とによって記録されるものである。従ってBCAコード
はDVD−ROMの片面のみに記録される。
【0005】このBCAは、図8に示すようにディスク
の内周側から外周側に向かってバーコード状の縞模様に
なっていて、センターホールの中心から22.3(+0/-0.05)
mm〜23.50(±0.05) mmの約1mmの間隔に設けられ
ている。そしてそのコードはRZ変調方式によって記録
され、ディスク再生装置の光学ピックアップによって読
出が可能とされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このBCA
におけるバーコード状のデータの読み取りに関する動作
は、CAV方式(角速度一定回転)のディスクシステム
では容易なものとなる。即ち、ディスクを一定回転数で
回転させながら光学ピックアップでBCAからの反射光
情報を得、この反射光情報から得られるパルス信号の各
時点のレベルを、回転に同期したクロックのタイミング
で判別していけばよい。例えば図9(a)にバーコード
データ例、図9(b)にそのバーコードデータの反射光
から得られる電気信号パルスを示すが、このパルスのレ
ベルを図9(c)のような回転に同期したクロックで抜
き取っていくことで、図9(c)下段に示すように、バ
ーコードデータに応じた「1」「0」のデータが抽出で
きる。そして抽出された「1」「0」のデータ列をデコ
ードすることで、バーコードデータとして記録されたデ
ィスク個体情報の内容を得ることができる。
【0007】ところが、CLV方式(線速度一定回転)
のディスクシステムなどで、角回転速度を正確に制御す
る機構を持たないものでは、当然ながらそのままではB
CAの読出時も正確な角回転速度での駆動を行うことが
できず、これは図9のようなバーコードデータ読出方式
が実行できないことを意味する。従って、BCAでの読
出動作のためだけに角速度一定制御のための機構及び回
路系を搭載しなければならないことになる。しかしなが
らこのようにCLV制御系の他にCAV制御系を付加す
ることは、再生装置内の機構、回路の複雑化、大型化、
コストアップを招き、好ましくないため、ディスクの角
速度一定回転制御を厳密に行わなくとも良好にバーコー
ドデータを読み出すことができるようにする技術が求め
られている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような要求
に応じ、厳密な角速度一定回転制御を行わないでもバー
コードデータを正確かつ容易に読み出せるようにし、こ
れによってCLV方式の再生装置などでも複雑化やコス
トアップを招かないようにすることを目的とする。
【0009】このためディスク再生装置として、回転駆
動手段でディスク状記録媒体を略一定回転速度で回転さ
せ、ピックアップ手段でディスク状記録媒体のバーコー
ドデータ記録領域での読出動作を行うことにより抽出さ
れたバーコード信号に関し、その信号のエッジ間隔を計
測していくことのいできる計測手段と、この計測手段で
計測された各エッジ間隔値を用いて、バーコードデータ
をデコードするデコード手段とを設ける。デコード手段
はの計測されたエッジ間隔値の分布状況から各エッジ間
隔値に対応するバー間隔を判別していく。略一定回転速
度の回転は、例えば所定期間の回転加速動作の後、惰性
回転状態に切り換えることで実現する。また、計測され
たエッジ間隔値を用いたデコードとは、計測されたエッ
ジ間隔値の分布状況から各エッジ間隔値がどのようなバ
ーコード間隔に対応するかを判別し、その判別結果とし
て(例えば「1」「0」)としてのデータ列を得るよう
にする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態として、
DVD−ROMに対応するディスク再生装置を例にあ
げ、次の順序で説明する。なおディスクのBCAにおけ
るバーコードデータのデコード動作例として3つの方式
をあげる。 1.再生装置の構成 2.バーコードデータデコード方式例1 3.バーコードデータデコード方式例2 4.バーコードデータデコード方式例3
【0011】1.再生装置の構成 図1は本例の再生装置の要部のブロック図である。ディ
スクDはDVD−ROMを示し、このディスクはターン
テーブル7に積載され、再生動作時においてスピンドル
モータ6によって一定線速度(CLV)で回転駆動され
る。そしてピックアップ1によってディスクDにピット
形態で記録されているデータ(主データ)の読み出しが
行なわれる。
【0012】ピックアップ1にはDVD−ROMに最適
な光学系が設けられている。例えばレーザ光源となるレ
ーザダイオード4は出力するレーザーの中心波長が65
0nmもしくは635nmのものとされ、また対物レン
ズ2はNA=0.6 とされる。対物レンズ2は二軸機構3
によってトラッキング方向及びフォーカス方向に移動可
能に保持されている。
【0013】ディスクDに対してピックアップ1が用い
られてデータ読取動作が行なわれるわけであるが、ピッ
クアップ1においてはディスクDからの反射光情報はデ
ィテクタ5によって検出され、受光光量に応じた電気信
号とされてRFアンプ9に供給される。RFアンプ9
は、電流電圧変換回路、増幅回路、マトリクス演算回路
等を備え、ディテクタ5からの信号に基づいて必要な信
号を生成する。例えば再生データであるRF信号、サー
ボ制御のためのフォーカスエラー信号FE、トラッキン
グエラー信号TE、いわゆる和信号であるプルイン信号
PIなどを生成する。
【0014】ディテクタ5としては図2のような、いわ
ゆる検出部A,B,C,Dから成る4分割ディテクタが
設けられており、この場合フォーカスエラー信号FEは
検出部A,B,C,Dの出力について、(A+C)−
(B+D)の演算により生成される。またプルイン信号
PI=(A+B+C+D)となる。トラッキングエラー
信号TEとしては、いわゆる3ビーム方式を考えれば、
図4の4分割ディテクタとは別にサイドスポット用のデ
ィテクタE,Fを用意し、E−Fの演算で生成してもよ
いし、4分割ディテクタからのプッシュプル信号などと
して生成することもできる。
【0015】RFアンプ9で生成される各種信号は、2
値化回路12、サーボプロセッサ16、及びパルスエッ
ジ間隔時間測定部10(以下、エッジ間隔測定部とい
う)に供給される。即ちRFアンプ9からの再生RF信
号は2値化回路12へ、フォーカスエラー信号FE、ト
ラッキングエラー信号TE、プルイン信号PIはサーボ
プロセッサ16へ、さらにプルイン信号PIはエッジ間
隔測定部10に供給される。
【0016】RFアンプ9で得られた再生RF信号は2
値化回路12で2値化されることでいわゆるEFM+信
号(8−16変調信号)とされ、デコーダ13に供給さ
れる。デコーダ13ではEFM+復調,CIRCデコー
ド等を行ない、また必要に応じてCD−ROMデコー
ド、MPEGデコードなどを行なってディスクDから読
み取られた情報の再生を行なう。デコードされたデータ
はインターフェース部14を介してホストコンピュータ
などの外部接続機器に供給される。
【0017】サーボプロセッサ16は、RFアンプ9か
らのフォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信
号TEや、デコーダ13もしくはシステムコントローラ
11からのスピンドルエラー信号SPE等から、フォー
カス、トラッキング、スレッド、スピンドルの各種サー
ボドライブ信号を生成しサーボ動作を実行させる。
【0018】即ちフォーカスエラー信号FE、トラッキ
ングエラー信号TEに応じてフォーカスドライブ信号、
トラッキングドライブ信号を生成し、二軸ドライバ18
に供給する。二軸ドライバ18はフォーカスドライブ信
号、トラッキングドライブ信号に基づいた電流をピック
アップ1における二軸機構3のフォーカスコイル、トラ
ッキングコイルに与え、二軸機構3を駆動することにな
る。これによってピックアップ1、RFアンプ9、サー
ボプロセッサ16、二軸ドライバ18によるトラッキン
グサーボループ及びフォーカスサーボループが形成され
る。
【0019】またサーボプロセッサ16はスピンドルモ
ータドライバ19に対して、スピンドルエラー信号SP
Eに応じて生成したスピンドルドライブ信号を供給す
る。スピンドルモータドライバ19はスピンドルドライ
ブ信号に応じて例えば3相駆動信号をスピンドルモータ
6に印加し、スピンドルモータ6のCLV回転を実行さ
せる。またサーボプロセッサ16はシステムコントロー
ラ11からのスピンドルキック(加速)/ブレーキ(減
速)制御信号に応じてスピンドルドライブ信号を発生さ
せ、スピンドルモータドライバ19によるスピンドルモ
ータ6の起動または停止などの動作も実行させる。
【0020】サーボプロセッサ16は、例えばトラッキ
ングエラー信号TEの低域成分から得られるスレッドエ
ラー信号や、システムコントローラ11からのアクセス
実行制御などに基づいてスレッドドライブ信号を生成
し、スレッドドライバ17に供給する。スレッドドライ
バ17はスレッドドライブ信号に応じてスレッド機構8
を駆動する。スレッド機構8とはピックアップ1の全体
をディスク半径方向に移動させる機構であり、スレッド
ドライバ17がスレッドドライブ信号に応じてスレッド
モータ8を駆動することで、ピックアップ1の適正なス
ライド移動が行なわれる。
【0021】ピックアップ1におけるレーザダイオード
4はレーザドライバ20によってレーザ発光駆動され
る。サーボプロセッサ16は、システムコントローラ1
1からの指示に基づいて再生時などにピックアップ1の
レーザ発光を実行すべきレーザドライブ信号を発生さ
せ、レーザドライバ20に供給する。これに応じてレー
ザドライバ20がレーザダイオード4を発光駆動するこ
とになる。
【0022】以上のようなサーボ及びデコードなどの各
種動作はマイクロコンピュータによって形成されたシス
テムコントローラ11により制御される。例えば再生開
始、終了、トラックアクセス、早送り再生、早戻し再生
などの動作は、システムコントローラ11がサーボプロ
セッサ16やピックアップ1の動作を制御することで実
現される。メモリ15はシステムコントローラ11の制
御動作で必要な各種作業データの格納に用いられる。
【0023】さらに本例では後述する方式によりディス
クDのBCAに記録されているバーコードデータの読み
込みも実行するわけであるが、このためにエッジ間隔測
定部10が設けられているとともに、システムコントロ
ーラ11がバーコードデータのデコーダとして機能す
る。DVDシステムではBCAのバーコードデータは、
図3に示すようにバーコード間隔が1Tもしくは2Tの
いずれかとされている。従って図3(a)のようなバー
コードパターンに対して、図3(b)のようなプルイン
信号PIが得られるとき、そのパルスエッジ間隔として
の時間を計測すれば、図3(c)のようにバーコードデ
ータとしての1T、2Tが判別でき、その結果に基づい
てデータデコードすることができる。
【0024】このためエッジ間隔測定部10ではプルイ
ン信号PIのエッジでリセット/スタートされるカウン
タが設けられるとともに、リセット直前のカウント値を
システムコントローラ11に出力する回路系が形成され
る。即ち、バーコードデータ読取時において、バーコー
ド間隔に相当するプルイン信号PIのエッジ間隔として
の時間値(カウント値)は、逐次エッジ間隔測定部10
で計測され、システムコントローラ11に入力されるこ
とになる。なおカウント値は所定ビット数のデジタルデ
ータとしてシステムコントローラ11に供給される。
【0025】ところが、エッジ間隔の測定値は、当然な
がらディスク角回転速度に応じて変動してしまう。つま
り図1のようにCAV回転サーボ系を持たない再生装置
では、例えば同じ1T間隔であったとしても、計測され
るエッジ間隔値は回転速度の変動に応じて変化する。従
って、システムコントローラ11では、単純に入力され
たエッジ間隔値から、バーコードデータが「1T」であ
るか「2T」であるかを判別することはできない。
【0026】そこで本例の場合、システムコントローラ
11が以下説明する処理例(デコード方式例1〜3)に
より、計測されたエッジ間隔値から、バーコードデータ
が「1T」であるか「2T」であるかを判別し、バーコ
ードデータのデコードを行うようにしている。
【0027】2.バーコードデータデコード方式例1 ディスクDのBCAにおけるバーコードデータを読みと
る際のシステムコントローラ11の制御動作を図5に示
す。例えばディスクDが再生装置に装填された際などに
この処理が実行される。
【0028】まずステップF101としてシステムコン
トローラ11はスピンドルモータ6を起動するためにサ
ーボプロセッサ16に対してスピンドル加速を指示す
る。これに応じてスピンドルモータドライバ19には加
速パルス信号が印加され、スピンドルモータ6の回転が
開始され加速されていく。この加速は、決められた一定
時間行われる。即ちシステムコントローラ11は加速開
始からタイムカウントを開始し、ステップF102で所
定時間が経過したか否かを判断している。従って所定時
間に達するまではステップF101で加速処理が継続さ
れ、ステップF102で所定時間経過が確認されたら、
ステップF103に進んで、スピンドルモータ6の回転
加速制御が終了される。ただしこのときブレーキパルス
を供給する減速制御は行わず、従ってスピンドルモータ
6(及びディスクD)は惰性回転の状態で回転を継続す
ることになる。
【0029】このようにスピンドルモータ6を静止状態
から一定時間加速し、その後慣性によりディスクDを回
転させておくことで、数周にわたってディスクDの回転
速度をほぼ一定に保つことができる。ただし、正確に一
定回転速度とはならないことはいうまでもない。また加
速を行う所定時間はディスクDの慣性モーメントとスピ
ンドルモータ6のトルク特性に基づいてあらかじめ決め
ておくようにする。
【0030】次にステップF104では、ピックアップ
1をディスクDの最内周側のBCAに相当する位置に移
動させ、ステップF105で、ピックアップ1によるB
CAにおける読取動作、即ちレーザ照射及び反射光の受
光動作を開始させる。なお、このフローチャートではス
テップF104の動作をスピンドルモータ6の加速が終
了した後に実行するようにしているが、スピンドルモー
タ6の加速を開始する際に、同時的にピックアップ1を
BCA読出位置に移動させてもよい。
【0031】ステップF105でBCAでのバーコード
データの読み込み動作が開始されることに伴って、エッ
ジ間隔測定部10では、入力されたプルイン信号PIに
ついてのエッジ間隔の時間値をカウントし、所定ビット
数の2進数値として順次出力してくる。これに応じてシ
ステムコントローラ11は、ステップF106として、
供給されたカウント値を取り込み、順次メモり15に記
憶していく処理を行う。この処理はバーコードデータと
しての全エッジ間隔のカウント値が取り込まれるまで行
なわれる。
【0032】例えばデータ読み込みを開始してからディ
スクDが1回転し、バーコードデータとしての全エッジ
間隔のカウント値が取り込まれたと判断されたら、ステ
ップF107からF108に進む。この時点でメモリ1
5には全エッジ間隔のカウント値が記憶されており、そ
のカウント値はバーコード間隔としての1Tに相当する
値のものと、2Tに相当する値のものとに分類されるは
ずである。ところが上記したように回転速度は正確に一
定のものではないため、1Tもしくは2Tに応じたカウ
ント値として記憶されているカウント値は、概略図4の
ように分布することになる。記憶されたカウント値がこ
のような分布である場合、図中Tthとして示すように
スレッショルド値となるカウント値に相当する時間で時
間的な区切りをつけて分類すれば、その値以下のカウン
ト値は1T、その値以上のカウント値に対応したカウン
ト値は2Tと判別できる。
【0033】ここでスレッショルド値Tthを基準とし
た分類の方法は各種考えられ、たとえば記憶された全カ
ウント値の平均値をスレッショルド値Tthとして設定
する方法もあるが、1Tパターンの出現頻度と2Tパタ
ーンの出現頻度が同等とは限らない場合は、正確さに欠
けるおそれがある。そこで本例では、1Tパターンに相
当するカウント値に対して2Tパターンに相当するカウ
ント値が基本的には2倍であり、図4の分布状況として
も、2Tパターンに相当するカウント値の分布の中心
は、1Tパターンに相当するカウント値の分布の中心の
2倍値となっていることを利用して判別する。
【0034】2進数の場合は、値が2倍になると「1」
の値を持つ最上位ビットの位置が左に1桁ずれる。例え
ば4ビットで考えて、1=「0001」、2=「001
0」、4=「0100」、8=「1000」というよう
になる。このような2進数の性質を考えた場合、エッジ
間隔のカウント値として記憶されている各値(2進nビ
ット)について、「1」の値を持っている最上位のビッ
ト位置(桁)を調べれば、その「1」の桁が大きい桁に
該当するカウント値は2Tに相当し、また「1」の桁が
小さい桁に該当するカウント値は1Tに相当すると判別
できる。例えば記憶されたカウント値C1、C2・・・
・として4ビットで考えた場合に、C1=「011
0」、C2=「1011」、C3=「1001」、C4
=「0101」・・・・という値であったら、「1」の
値を持っている最上位の桁が3桁目であるC1、C4に
ついては「1T」と判別でき、「1」の値を持っている
最上位の桁が4桁目であるC2、C3については「2
T」と判別できる。
【0035】ステップF108ではこのような判別方式
で、メモリ15に記憶されている全カウント値について
「1T」「2T」の判別を行っていき、それによりバー
コードデータとしての「0」「1」のデータ列を得る。
そしてそのデータ列に対してステップF109でデコー
ド処理を行い、BCAに記録されたバーコードデータと
しての情報を得ることになる。このようなデコード方式
により、特にCAV回転制御を実行する機構を設けて厳
密に回転数制御を行わなくとも、バーコードデータを読
み込むことができる。
【0036】3.バーコードデータデコード方式例2 図6にバーコードデータのデコード方式としてのシステ
ムコントローラ11の第2の処理例を示す。なお、この
図6の処理におけるステップF201〜F205は、図
5のステップF101〜F105と同様の処理となるた
め説明を省略する。
【0037】ステップF205でBCAでのバーコード
データの読み込み動作が開始されることに伴って、エッ
ジ間隔測定部10では、入力されたプルイン信号PIに
ついてのエッジ間隔の時間値をカウントし、所定ビット
数の2進数値として順次出力してくる。これに応じてシ
ステムコントローラ11は、ステップF206として、
供給されたカウント値を取り込む。ここで、システムコ
ントローラ11はステップF207として取り込んだカ
ウント値における「1」の値を持っている最上位のビッ
ト位置(桁)を調べる。そして、その「1」の桁が小さ
い桁に該当するカウント値であった場合は、ステップF
208に進み、その取り込んだカウント値をメモリ15
に記憶する。
【0038】一方、ステップF207で、取り込んだカ
ウント値における「1」の値を持っている最上位のビッ
ト位置(桁)を調べた結果、その「1」の桁が大きい桁
に該当するカウント値であった場合は、ステップF20
8の処理を行わない。ここでいう「1」の値を持ってい
る最上位のビット位置とは、上記デコード方式例1にお
いて説明したものと同様に、カウント値が「1T」に相
当するのか「2T」に相当するのかを判別する基準とな
るものである。そしてステップF209で、例えばデー
タ読み込みを開始してからディスクDが1回転し、バー
コードデータとしての全エッジ間隔のカウント値が取り
込まれたと判断されるまで、ステップF207,F20
8の処理を続けるが、これによって、1Tに相当すると
思われるカウント値のみがメモリ15に記憶されていく
ことになる。
【0039】なお、ディスク惰性回転時の速度が常にあ
る程度の範囲で規定できるのであれば、nビットのカウ
ント値において、1T、2Tのそれぞれの場合の「1」
の値を持っている最上位のビット位置(桁)はあらかじ
め予測できるため、このフローチャートのようにエッジ
間隔のカウント値が取り込まれる最初の時点から、ステ
ップF207の判断はできる。ただし、惰性回転速度が
あまり規定できない場合は、カウント値の最初の2〜数
サンプルとして、「1」の値を持つ最大の桁としての2
種類の桁のサンプルを得、その後に取り込まれるカウン
ト値について、2種類の桁のサンプルの小さい方に該当
するか否かを判別していくようにすればよい。
【0040】ステップF206以降の処理が開始されて
からディスクDが1回転し、バーコードデータとしての
全エッジ間隔のカウント値のうち1Tに相当すると思わ
れるカウント値がすべてメモリ15に記憶されたら、ス
テップF209からF210に進み、ここでメモリ15
に記憶されているカウント値の平均を算出し、さらにそ
の平均値に例えば「1.5」という数値を掛けた値を
得、それをスレッショルド値Tthとする。
【0041】以上のように最初のディスク1周回転期間
において供給されるカウント値からスレッショルド値T
thを算出したら、次の期間、即ちディスク回転の2周
目の期間において、入力されてくるカウント値が「1
T」であるか「2T」であるかの実際の判断を行ってい
くことになる。即ちステップF211でエッジ間隔測定
部10からのカウント値が取り込まれる毎に、ステップ
F212で取り込まれたカウント値とスレッショルド値
Tthを比較する。
【0042】そしてカウント値がスレッショルド値Tt
hより大きければ、そのカウント値は「2T」に相当す
ると判断し、ステップF213において、メモリ15に
「2T」のデータを記憶する。またカウント値がスレッ
ショルド値Tthより小さければ、そのカウント値は
「1T」に相当すると判断し、ステップF214におい
て、メモリ15に「1T」のデータを記憶する。このス
テップF211以降の処理をディスクの1回転期間実行
していけば、バーコードデータとしての全エッジ間隔の
カウント値について「1T」「2T」の判別結果のデー
タ列がメモり15に蓄積されていることになる。その時
点でステップF215からF216に進み、メモリ15
に記憶されている「1T」「2T」のデータ列、即ちバ
ーコードデータとしての「0」「1」のデータ列に対し
てデコード処理を行い、BCAに記録されたバーコード
データとしての情報を得ることになる。
【0043】このようなデコード方式により、特にCA
V回転制御を実行する機構を設けて厳密に回転数制御を
行わなくとも、バーコードデータを読み込むことができ
る。さらにこの例の場合は、最初の期間(ディスク回転
1周目)では、「1T」に相当すると思われるカウント
値のみをメモリ15に記憶し、また第2の期間(ディス
ク回転2周目)では、1ビットとして表現できる「1
T」/「2T」の判別結果データをメモり15に記憶し
ていくものであるため、全てのカウント値を記憶してい
く上記処理例1の場合よりも必要なメモリ容量を減らす
ことができる。
【0044】4.バーコードデータデコード方式例3 図7にバーコードデータのデコード方式としてのシステ
ムコントローラ11の第3の処理例を示す。なお、この
図7の処理におけるステップF301〜F305は、図
5のステップF101〜F105と同様の処理となるた
め説明を省略する。
【0045】ステップF305でBCAでのバーコード
データの読み込み動作が開始されることに伴って、エッ
ジ間隔測定部10では、入力されたプルイン信号PIに
ついてのエッジ間隔の時間値をカウントし、所定ビット
数の2進数値として順次出力してくる。これに応じてシ
ステムコントローラ11は、ステップF306として、
供給されたカウント値を取り込み、そのカウント値をメ
モリ15に記憶する。ただしこのステップF306の処
理を行うのはあらかじめ決められたサンプル数SPに達
するカウント値のサンプルが取り込まれるまでであり、
ステップF306の処理、即ちカウント値の取り込み及
び記憶がSP回行われたら、ステップF307からF3
08に進む。サンプル数SPとは、バーコードデータと
して1Tパターンと2Tパターンに応じたサンプル(カ
ウント値)がそれぞれ或る程度の回数以上得られるよう
にするための十分な数とするが、例えばディスク1回転
分で得られるサンプル数よりは遥かに少ない数(ディス
ク1/M回転分で得られるサンプル数)とする。
【0046】メモリ15においてカウント値のサンプル
としてSP個が記憶された状態になったら、ステップF
308において、記憶されているカウント値における
「1」の値を持っている最上位のビット位置(桁)を調
べることで、カウント値(サンプル)を分類する。つま
り「1」を有する最大の桁が小さい桁に該当するカウン
ト値を1Tサンプル、大きい桁に該当するカウント値を
2Tサンプルとして分類する。そして続いてステップF
309では、1Tサンプルとして分類された全カウント
値についての平均値AV1Tを算出する。また2Tサンプ
ルとして分類された全カウント値についての平均値AV
2Tを算出する。
【0047】以上のように最初のディスク1/M周回転
期間において供給されるカウント値を記憶し、分類し、
1Tサンプル及び2Tサンプルの各平均値AV1T、AV
2Tを算出したら、次の期間、即ちディスク回転の1/M
周以降の期間において、入力されてくるカウント値が
「1T」であるか「2T」であるかの実際の判断を行っ
ていくことになる。即ちステップF310でエッジ間隔
測定部10からのカウント値が取り込まれる毎に、ステ
ップF311で、取り込まれたカウント値を各平均値A
V1T、AV2Tのそれぞれと比較し、カウント値が平均値
AV1T、AV2Tのどちらに近い値であるかを判断する。
具体的には、取り込まれたカウント値と平均値AV1Tと
の間の減算を行い、また、取り込まれたカウント値と平
均値AV2Tとの間の減算を行い、各減算結果の絶対値の
小さい方を選択する。
【0048】そしてカウント値が平均値AV2Tに近いと
判断されたら、そのカウント値は「2T」に相当すると
判断し、ステップF312において、メモリ15に「2
T」のデータを記憶する。またカウント値が平均値AV
1Tに近いと判断されたら、そのカウント値は「1T」に
相当すると判断し、ステップF313において、メモリ
15に「1T」のデータを記憶する。このステップF3
10以降の処理をディスクの1回転期間実行していけ
ば、バーコードデータとしての全エッジ間隔のカウント
値について「1T」「2T」の判別結果のデータ列がメ
モり15に蓄積されていることになる。その時点でステ
ップF314からF315に進み、メモリ15に記憶さ
れている「1T」「2T」のデータ列、即ちバーコード
データとしての「0」「1」のデータ列に対してデコー
ド処理を行い、BCAに記録されたバーコードデータと
しての情報を得ることになる。
【0049】このようなデコード方式により、特にCA
V回転制御を実行する機構を設けて厳密に回転数制御を
行わなくとも、バーコードデータを読み込むことができ
る。さらにこの例の場合は、最初の期間(ディスク回転
1/M周の期間)では、取り込まれたカウント値をメモ
リ15に記憶していくが、それはサンプル数SPに達す
るまでのことであり、また第2の期間(ディスク回転2
周目)では、1ビットとして表現できる「1T」/「2
T」の判別結果データをメモり15に記憶していくもの
であるため、全てのカウント値を記憶していく上記処理
例1の場合よりも必要なメモリ容量を減らすことができ
る。さらに最初の期間は1/M周の期間とされているこ
とは、上記処理例2よりもデコード処理にかかる期間を
短縮化できることになる。
【0050】以上、デコード処理例として3つの例を説
明してきたが、これ以外にも各種の処理例が考えられ
る。いづれにしても、取り込まれたカウント値の分布状
況から、カウント値を分類できる基準を得、それに応じ
て各カウント値が1Tに相当するか、2Tに相当するか
を判別すれば、厳密に回転速度制御を行わなくとも良好
にデコードできることになる。また、DVDの例をあ
げ、バーコードデータのバーコード間隔が1Tと2Tの
2種類の場合で説明したが、より多様なバーコード間隔
が形成されている場合も本発明を応用できることはいう
までもない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明のディスク再
生装置では、回転駆動手段でディスク状記録媒体を略一
定回転速度で回転させ、ピックアップ手段でディスク状
記録媒体のバーコードデータ記録領域での読出動作を行
うことにより抽出されたバーコード信号に関し、その信
号のエッジ間隔を計測していくことのいできる計測手段
と、この計測手段で計測された各エッジ間隔値の分布状
況から各エッジ間隔値に対応するバー間隔を判別してい
くことでバーコードデータをデコードするようにしてい
る。これによって、一定回転速度制御を厳密に行わなく
てもバーコードデータを良好にデコードできるという効
果がある。またこれによって例えばCLV方式の再生装
置などでも、バーコードデータ読取のための専用となる
CAV機構/回路等を設ける必要がなくなり、構成の簡
略化やコストダウンを計ることができる。またデコード
時の略一定回転速度の回転は、例えば所定期間の回転加
速動作の後、惰性回転状態に切り換えることで容易に実
現でき、制御系の処理負担を大きくすることなく実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のディスク再生装置のブロ
ック図である。
【図2】実施の形態のディスク再生装置の4分割ディテ
クタの説明図である。
【図3】実施の形態のディスク再生装置でデコードする
バーコードデータの説明図である。
【図4】実施の形態のディスク再生装置でのデコード動
作原理の説明図である。
【図5】実施の形態のバーコードデータデコード方式例
1のフローチャートである。
【図6】実施の形態のバーコードデータデコード方式例
2のフローチャートである。
【図7】実施の形態のバーコードデータデコード方式例
3のフローチャートである。
【図8】DVDのBCAの説明図である。
【図9】CAV方式の再生装置でのDVDのBCAのデ
コード処理の説明図である。
【符号の説明】
1 ピックアップ、2 対物レンズ、3 二軸機構、4
レーザダイオード、5 ディテクタ、6 スピンドル
モータ、7 ターンテーブル、8 スレッド機構、9
RFアンプ、10 エッジ間隔測定部、11 システム
コントローラ、12 2値化回路、13 デコーダ、1
4 インターフェース部、15 メモリ、16 サーボ
プロセッサ、17 スレッドドライバ、18 二軸ドラ
イバ、19 スピンドルモータドライバ、20 レーザ
ドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊谷 英治 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主データと、該主データとは別にバーコ
    ードデータが記録されたディスク状記録媒体に対応する
    ディスク再生装置として、 ディスク状記録媒体に対する読出動作として、レーザ光
    照射を行い、その際の反射光から、ディスク状記録媒体
    に記録された情報に応じた信号を得ることのできるピッ
    クアップ手段と、 ディスク状記録媒体を回転駆動する回転駆動手段と、 前記ピックアップ手段でディスク状記録媒体のバーコー
    ドデータ記録領域での読出動作を行うことにより抽出さ
    れたバーコード信号に関し、その信号のエッジ間隔を計
    測していくことのいできる計測手段と、 前記回転駆動手段によりディスク状記録媒体を略一定回
    転速度で回転させるとともに前記ピックアップ手段によ
    りバーコードデータ記録領域での読出動作を実行させた
    際に、前記計測手段で計測された各エッジ間隔値の分布
    状況から各エッジ間隔値に対応するバー間隔を判別して
    いくことで、バーコードデータとしてディスク状記録媒
    体に記録されているデータをデコードするデコード手段
    と、 を備えていることを特徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 前記デコード手段は、前記回転駆動手段
    に対して所定期間の回転加速動作を実行させた後、惰性
    回転状態に切り換えさせることで、ディスク状記録媒体
    の略一定回転速度の回転を実現することを特徴とする請
    求項1に記載のディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 バーコードデータが、第1のバー間隔
    と、その第1のバー間隔の2倍の間隔となる第2のバー
    間隔により構成されている場合に、 前記デコード手段は、バーコード信号について計測され
    た全エッジ間隔値を記憶し、記憶された全エッジ間隔値
    のそれぞれが、第1のバー間隔と第2のバー間隔のいず
    れに相当するかを判別してバーコードデータのデコード
    を行うことを特徴とする請求項1に記載のディスク再生
    装置。
  4. 【請求項4】 バーコードデータが、第1のバー間隔
    と、その第1のバー間隔の2倍の間隔となる第2のバー
    間隔により構成されている場合に、 前記デコード手段は、第1の期間においてバーコード信
    号について計測されるエッジ間隔値の分布から、第1の
    バー間隔に対応する基準エッジ間隔値を判別し、第2の
    期間においてバーコード信号について計測される各エッ
    ジ間隔値のそれぞれについて、前記基準エッジ間隔値と
    の間の比の値から第1のバー間隔と第2のバー間隔のい
    づれに相当するかを判別して記憶していき、この第2の
    期間に記憶された判別結果からバーコードデータのデコ
    ードを行うことを特徴とする請求項1に記載のディスク
    再生装置。
  5. 【請求項5】 バーコードデータが、第1のバー間隔
    と、その第1のバー間隔の2倍の間隔となる第2のバー
    間隔により構成されている場合に、 前記デコード手段は、エッジ間隔値として所定サンプル
    数が得られる第1の期間においてバーコード信号につい
    て計測されるエッジ間隔値の分布から、第1のバー間隔
    に相当する第1基準エッジ間隔値と第2のバー間隔に相
    当する第2基準エッジ間隔値を判別し、第1の期間に続
    く第2の期間においてバーコード信号について計測され
    る各エッジ間隔値のそれぞれについて、前記第1基準エ
    ッジ間隔値及び前記第2基準エッジ間隔値と比較するこ
    とで、第1のバー間隔と第2のバー間隔のいづれに相当
    するかを判別して記憶していき、この第2の期間に記憶
    された判別結果からバーコードデータのデコードを行う
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスク再生装置。
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