JPH10222701A - コンピュータグラフィック装置および画像データの作成方法 - Google Patents

コンピュータグラフィック装置および画像データの作成方法

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JPH10222701A
JPH10222701A JP9038347A JP3834797A JPH10222701A JP H10222701 A JPH10222701 A JP H10222701A JP 9038347 A JP9038347 A JP 9038347A JP 3834797 A JP3834797 A JP 3834797A JP H10222701 A JPH10222701 A JP H10222701A
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JP9038347A
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Shoichi Mukai
彰一 向井
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータグラフィック装置10は、特定
のパーツの画像品質を確保した上で、レンダリング計算
時間を短縮化できる。 【解決手段】 コンピュータグラフィック装置10は、
1のパーツにつき複数の精度で形状データF(i,A)
〜形状データF(i,E)などを作成する。形状データ
F(i,A)〜形状データF(i,E)は、選別データ
S(i,X)に基づいて、1つが選択されて、これらを
複数組み合わせてレンダリングを実行することにより3
次元画像データが作成される。選別データS(i,X)
としては、各パーツP(i)のカメラ視点からの距離を
示す視点データSa(i,X)、サイズデータSb
(i,X)、重要度データSc(i,X)などである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、居住空
間に配置される商品などを画像表示するために使用され
るコンピュータグラフィック装置及び画像データの作成
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、商品などを立体的に画面表示
して商品の購買を促進する手段として、コンピュータグ
ラフィック装置の利用が検討されている。こうしたコン
ピュータグラフィック装置において画像データを作成す
るには、各パーツの外観をポリゴンやポリラインなどで
作成した形状データを作成し、この形状データの外観と
なる質感データを作成し、さらに光源やカメラ位置(視
点位置)を設定した後に、Zバッファ法やレイトレーシ
ング法などの方法でレンダリングを実行することにより
画像データを作成している。すなわち、レンダリング
は、光源の設定に従って立体図形の各面の明るさを計算
することにより、遠近法に基づいた3次元空間を2次元
面へ投影した画像データを作成している。
【0003】上記コンピュータグラフィック装置におけ
る、画像データの精度やレンダリング時間を変更するに
は、形状データなどはそのままで光線追跡回数の変更な
どのレンダリング条件を変更するか、形状データなどの
精度を変更した別のデータを作成することにより行なっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように画
像データの精度を変更すると、レンダリング時間が長く
なったり、また、別のデータとすべて置き換えるのに手
間がかかるという課題があった。
【0005】本発明は、上記従来の技術の問題を解決す
るものであり、特定のパーツの画像品質を確保した上
で、レンダリング時間を短縮できるコンピュータグラフ
ィック装置および画像データの作成方法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題を解決するためになされた第1の発明は、コンピ
ュータを用いて3次元画像データを作成するコンピュー
タグラフィック装置において、上記3次元画像データの
一部を構成する1のパーツにつき複数の形状及び質感を
含む精度でパーツデータをそれぞれ作成し、該パーツデ
ータを1群としたパーツデータ群を複数記憶したパーツ
データ記憶手段と、このパーツデータ記憶手段に記憶し
た1のパーツデータ群を、他のパーツデータ群から選別
する選別データを記憶した選別データ記憶手段と、上記
パーツデータ群の中から、上記選別データ記憶手段に記
憶された選別データに基づいて、1のパーツデータを選
択する選択手段と、この選択手段により選択された複数
のパーツデータを組み合わせて、レンダリングを行なう
ことにより3次元画像データを作成するレンダリング手
段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】本発明にかかるコンピュータグラフィック
装置は、複数のパーツに基づいて3次元画像を作成する
装置であり、パーツデータ記憶手段にパーツデータ群を
複数記憶している。このパーツデータ群は、1つのパー
ツにつき複数の精度で作成されたパーツデータからなっ
ている。また、選別データ記憶手段には、選別データが
記憶されており、この選別データは、1のパーツデータ
群から他のパーツデータ群を選別するためのデータであ
り、選択手段は、選別データに基づいて、パーツデータ
群の中から1つのパーツデータを選択する。そして、選
択手段により選択された複数のパーツデータは、レンダ
リング手段により組み合わされてレンダリングが行われ
ることにより3次元画像が作成される。
【0008】このようなコンピュータグラフィック装置
では、精密な精度を必要としないパーツに対して、選別
データにより精度の低いパーツデータを選択して3次元
画像データを作成するから、無駄な計算を省き、コンピ
ュータの負荷を軽減することができる。これにより軽減
されたコンピュータの負担を、精密な描画を必要とする
形状に対して向けることができ、レンダリングに要する
計算時間を短縮することができる。すなわち、パーツに
対して、選別データに基づいて、画像品質とレンダリン
グ時間の2つの要素を考慮した上で、最適なパーツデー
タを選択することにより短時間にレンダリングを行なう
ことができる。
【0009】なお、選別データとしては、パーツの重要
度を相対的に表わしたデータや、パーツの大きさを表わ
したデータ、視点からパーツまでの距離を表わしたデー
タを用いることができる。例えば、商品の販売にコンピ
ュータグラフィック装置を用いる場合に、販売しようと
する重要度の高い商品について精度の高いパーツデータ
を選択することにより、商品を他のパーツより品質の高
い3次元画像データで作成し、一方、背景の一部を構成
するパーツについて精度の低い3次元画像とすることに
より、重要なパーツの画像品質を確保した上で、レンダ
リング時間を短縮することができる。
【0010】第2の発明は、コンピュータを用いて3次
元画像データを作成する画像データの作成方法におい
て、上記3次元画像データの一部を構成する1のパーツ
につき複数の精度でパーツデータをそれぞれ作成し、該
パーツデータを1群としたパーツデータ群を作成する工
程と、上記1のパーツデータ群を、他のパーツデータ群
から選別する選別データを作成する工程と、上記パーツ
データ群の中から、上記選別データに基づいて、1のパ
ーツデータを選択する工程と、該選択された複数のパー
ツデータを組み合わせて、レンダリングを行なうことに
より3次元画像データを作成する工程と、を備えた画像
データの作成方法である。
【0011】また、他の発明の態様としてコンピュータ
を用いて3次元画像データを作成するソフトウエアを記
憶した記憶媒体において、上記3次元画像データの一部
を構成する1のパーツにつき複数の精度でパーツデータ
をそれぞれ作成し、該パーツデータを1群としたパーツ
データ群を作成する処理と、上記1のパーツデータ群
を、他のパーツデータ群から選別する選別データを作成
する処理と、上記パーツデータ群の中から、上記選別デ
ータに基づいて、1のパーツデータを選択する処理と、
該選択された複数のパーツデータを組み合わせて、レン
ダリングを行なうことにより3次元画像データを作成す
る処理と、を記憶した記録媒体であってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例
について説明する。
【0013】図1は本発明の一実施の形態にかかるコン
ピュータグラフィック装置10を示すシステム構成図で
ある。コンピュータグラフィック装置10は、中央制御
部12を中心に構成されており、この中央制御部12へ
の入力手段としてキーボード14、マウス16、デジタ
イザ18などを備え、また出力手段として画像表示装置
20、ハードディスク22、光ディスク装置24などを
備えており、これらは入出力制御部26を介して制御さ
れる。ハードディスク22には、コンピュータグラフィ
ックを実現するためのソフトウエアが格納されている。
【0014】上記中央制御部12は、上記ソフトウエア
に基づいて、3次元画像を作成及び描画するための各種
の機能を備えており、これらの機能を図2に示す作業フ
ローチャートで表わすと、形状モデル作成工程S10
と、質感データ作成工程S12と、光源データ作成工程
S14と、カメラ位置設定工程S16と、選別データ作
成工程S18と、レンダリングパラメータ設定工程S2
0と、レンダリング実行工程S22とが含まれている。
【0015】形状モデル作成工程S10は、画像表示装
置20に表示するためのパーツ(基本図形)や、これら
のパーツを配置するためのレイアウト図などをポリライ
ンやポリゴンで作成する工程である。形状モデル作成工
程S10は、画像表示装置20の表示画面を見て、キー
ボード14やマウス16などにより対話的に入力できる
各種のコマンドやツールにしたがって行なわれる。
【0016】図3は画像表示装置20に表示されている
形状モデル作成工程S10に使用される作図領域30、
コマンドを配列したツールボックス32及びメニューバ
ー34を示す図である。作図領域30は、上面図、正面
図、側面図及び斜視図などを表示する領域であり、この
作図領域30に、マウス16にてツールボックス32や
メニューバー34のコマンドを選択してレイアウト図や
パーツを作成する。ツールボックス32のコマンドに
は、パーツなどを描くための折れ線、曲線、円、楕円な
どの平面図形や、球、円錐などの立体図形を描くための
各種の命令が含まれている。
【0017】このような形状モデル作成工程S10で
は、たとえば、図4に示すような浴室を描く場合には、
作図領域30にレイアウト図を作成すると共に、このレ
イアウト図に配置する浴槽、カランなどのパーツを作成
する。このとき、各パーツは、ポリゴン及びポリライン
で複数の精度で描く。すなわち、図5及び図6はコーナ
ーを面取りした立方体を描いたものであり、図6の方が
図5より四角形のコーナーを滑らかにして精度を高くし
て描いている。このように浴槽などを作成した各パーツ
P(i){ただし、iは自然数を示す。}は、複数の精
度で描かれる。ここで、各パーツP(i)を5段階のレ
ベル(A〜E)で描くと、図7に示すパーツデータ群と
してのデータ構造となる。すなわち、パーツP(i)毎
に、5つのデータとして形状データF(i,A)〜形状
データF(i,E)が作成され、形状データF(i,
A)がもっとも精度の高いデータ、形状データF(i,
E)がもっとも粗いデータとしてハードディスク22に
保存される。なお、形状データF(i,A)〜形状デー
タF(i,E)は、すべて作成する必要がなく、ヌルデ
ータとしてもよい。
【0018】また、図2に示す質感データ作成工程S1
2は、画像表示装置20に表示される作図領域30(図
3)の形状データF(i,A)〜形状データF(i,
E)のそれぞれに、図8に示す質感設定ウインド40に
基づいて、質感を入力する工程である。この質感設定ウ
インド40は、図3に示すメニューバー34のコマンド
を選択することにより画像表示装置20に表示させるこ
とができ、色素材41、色種類42、つや強弱43、透
明度44、金属性45、粗性46、鏡面性47、屈折率
48などのパラメータを設定するためのコマンドを備え
ている。これらのパラメータを設定するには、リストボ
ックスLbや色彩パレット(図示省略)を選択するか、
スライドバーSbをクリックするか、テキストボックス
Tbに数値を入力することにより行なう。
【0019】ここで、色素材41は、パーツP(i)の
表面に付す素材を、木材、樹脂、金属、ガラスなどのメ
ニューから選択するコマンドである。色種類42は、多
数の色相、彩度を表示した色彩パレットからパーツP
(i)に付する単一色を選択するコマンドである。色の
つや強弱43は、パーツP(i)でのつやの明るさを選
択するコマンドであり、0(つや弱)〜100(つや
強)の間で設定する。透明度44は、光がパーツP
(i)を透過する度合を選択するコマンドであり、0
(透過しない)〜100(透過する)の間で設定する。
さらに、金属性45は、パーツP(i)に金属を選択し
たときに設定される金属光沢性を選択するコマンドであ
り、0(低い)〜100(高い)の間で設定し、光を当
てたときに、0に近いパーツP(i)ほどつやの色がラ
イトの色に近づき、100に近いパーツP(i)ほど、
つやの色が物体の色に近くなる。粗性46は、周囲の情
景が映り込む度合を選択するコマンドであり、0(鈍く
映る)〜100(はっきり映る)の間で設定し、0に近
いほど周囲の情景は映り込みにくくなり、100に近い
ほど、均等に映り込む。鏡面性47は、周囲の情景の映
り込む度合を選択するコマンドであり、0(無鏡面)〜
100(完全鏡面)の間で設定し、100に近いほど、
映り込みが多くなる。屈折率48は、ガラスなどの透明
材料を選択した場合に光が透過する場合の、光の屈折の
度合を選択するコマンドであり、0.1〜10の間で設
定し、10に近いほど光の屈折率が大きくなる。
【0020】これらの質感データも、図7に示すよう
に、5段階のレベルで設定すると、質感データC(i,
A)〜質感データC(i,E)として形状データF
(i,A)〜形状データF(i,E)にそれぞれ関連つ
けられてハードディスク22に保存される。
【0021】図2に示す光源データ作成工程S14は、
光源を3次元空間に設定する工程であり、図9に示す画
像表示装置20に表示される光源設定ウインド50に基
づいて、マウス16の入力などで設定される。図9にお
いて、光源設定ウインド50は、光源の種類を選択する
光源種類選択コマンド51、光源の強度を設定する光強
度コマンド52、光源の色などを設定する光源色コマン
ド53、光源配置コマンド54を備えている。
【0022】ここで、光源種類選択コマンド51で選択
可能である光源のタイプとして、たとえば、平行光、環
境光、点光源、スポットライト、発光体である。平行光
は、同じ方向に向けて進行する光線の塊であり、光は拡
散せず、減衰もしない光源として設定される。
【0023】環境光は、画面全体に均一でかつある程度
の明るさを持たせるための光である。つまり、コンピュ
ータの画像計算では、自然現象である拡散光を忠実に反
映できないため、直接光の当たらない部分が真っ黒にな
ることから、これを防ぐために環境光が用いられる。
【0024】点光源は、ある点から球状に進行する光線
の塊であり、拡散することから該点光源から離れるにし
たがって減衰する光源である。スポットライトは、ある
点から円錐状に進行する光線の塊であり、拡散すること
から該スポットライトから離れるにしたがって減衰する
光源である。発光体は、蛍光灯などの面光源を表わす光
源である。
【0025】また、光源設定ウインド50の光源配置コ
マンド54は、光源の位置、光の方向・角度、光の及ぶ
範囲などをレイアウト図で設定するコマンドである。す
なわち、図10ないし図12は平行光、点光源、スポッ
トライトの配置をそれぞれ説明する説明図である。
【0026】すなわち、図10に示すように平行光LT
1の配置は、光の方向d1を設定することにより行な
う。また、図11に示すように点光源LT2は、光源位
置を設定するとともに、光の強さが徐々に弱まる減衰範
囲を該点光源LT2を中心とした同心円で設定する。こ
のとき、光の減衰範囲は、光が減衰しないで届く範囲を
100%とすると、光が届く外縁を0とし、その間をそ
れぞれの減衰量で設定したものである。
【0027】さらに、図12に示すように、スポットラ
イトLT3は、光源位置、光源の位置を頂点とする円錐
の範囲、角度を設定するとともに、光の強さが徐々に弱
まる範囲を該スポットライトLT3を頂点とした円錐で
設定する。このスポットライトLT3の減衰範囲も、図
11の点光源LT2と同様に、光が減衰しない範囲を1
00%とすると、光が届かない外縁を0%とし、その間
の減衰量を%で設定する。
【0028】これらの光源データも、図7のパーツデー
タ群としてのデータ構造で表され、5段階のレベルで設
定すると、光源データL(j,A)〜光源データL
(j,E)としてハードディスク22に記憶される。こ
こで、jは光源データの番号を表す自然数である。
【0029】また、図2に示すカメラ位置設定工程S1
6は、レイアウト図の視点位置を設定するための工程で
あり、図13に示すカメラ設定ウインド60に基づいて
設定される。カメラ設定ウインド60は、視点設定コマ
ンド61、注視点設定コマンド62及びズーム設定コマ
ンド63を備えている。図14はレイアウト図により視
点を設定している図である。すなわち、図14はパーツ
P(1)をカメラ視点Pcから注視点Pdを中心にして
カメラ位置を設定している状態を示す図である。
【0030】視点設定コマンド61は、図14に示すレ
イアウト図を見ながら、現在のカメラ視点Pcを変更で
きるコマンドであり、視点設定コマンド61をマウス1
6でクリックした後に、カメラ視点Pcをマウス16で
ドラッグして上下左右へ回り込むように移動することに
より設定できる。
【0031】同様に、注視点設定コマンド62は、現在
の注視点Pdの位置を変更できるコマンドであり、注視
点設定コマンド62をクリックした後に、注視点Pdを
上下左右を見回すように移動することにより設定でき
る。また、ズーム設定コマンド63は、画像表示装置2
0で描写される範囲を拡大または縮小し、つまり視野角
θを変更するコマンドである。
【0032】また、図2に示す選別データ作成工程S1
8は、各パーツP(i)ごとに、図16に示す相対的な
選別データS(i,X)を対話的に設定する工程であ
り、図15に示すように、マウス16などにより入力設
定できる選別データ設定ウインド70に基づいて行なわ
れる。図15において、選別データ設定ウインド70
は、パーツP(i)に対する視点距離設定コマンド7
1、サイズ設定コマンド72、重要度設定コマンド73
などを備えている。
【0033】視点距離設定コマンド71は、レイアウト
図上において、カメラ視点PcからパーツP(i)まで
の相対的な距離を対話的に設定するものであり、A〜E
の5段階のレベルで、Aが最大、Eが最小に設定するよ
うになっている。なお、カメラ位置設定工程S16によ
り視点が設定されている場合において、初期値として、
パーツP(i)の重心とカメラ視点Pcまでの距離を基
準にして視点距離レベルがA〜Eのいずれかのレベルに
演算設定されている。
【0034】また、サイズ設定コマンド72は、レイア
ウト図上におけるパーツP(i)の相対的なサイズを設
定するものであり、A〜Eの5段階のレベルで、Aが最
大、Eが最小に設定するようになっている。なお、形状
モデル作成工程S10の際に、パーツP(i)に寸法が
入力されている場合には、その初期値として各パーツP
(i)の表面積を基準にしてサイズレベルがA〜Eのい
ずれかに演算設定されている。
【0035】また、パーツP(i)の重要度設定コマン
ド73は、レイアウト図上に表示される複数のパーツP
(i)に対して、相対的な重要度を設定するものであ
り、A〜Eの5段階のレベルで、Aが最大、Eが最小に
設定するようになっている。
【0036】これらの視点距離設定コマンド71、サイ
ズ設定コマンド72、重要度設定コマンド73により設
定された選別データS(i,X)は、図16に示すよう
に視点データSa(i,X)、サイズデータSb(i,
X)、重要度データSc(i,X)としてパーツP
(i)に関連して記憶される。ここで、Xは各選別デー
タの精度を表わす変数であり、A〜Eの値をとる。な
お、光源データL(j,A)〜光源データL(j,E)
に対しても選別データが付され、つまり視点データSa
(j,X)、サイズデータSb(j,X)、重要度デー
タSc(j,X)として付される。なお、光源データL
(j,A)〜光源データL(j,E)に付される選別デ
ータS(i,X)は、平行光などではサイズデータSb
(j,X)はヌルデータとされる。
【0037】図2に示すレンダリングパラメータ設定工
程S20は、レンダリング法の選択や、レンダリングを
行なう際の各種のパラメータを対話的に入力する工程で
あり、図17に示すように、マウス16などにより入力
設定できるレンダリング設定ウインド80に基づいて行
なわれる。
【0038】図17において、レンダリング設定ウイン
ド80は、画像サイズ設定コマンド81、解像度設定コ
マンド82、レンダリング設定コマンド83などを備え
ている。画像サイズ設定コマンド81は、画像表示装置
20に表示されるレンダリング画面のサイズを設定する
コマンドであり、縦×横のドット数で設定するものであ
る。
【0039】解像度設定コマンド82は、画像表示装置
20に表示したい画像の解像度をA〜Eの5段階のレベ
ル、つまりAが高解像度、Eがもっとも低い解像度に設
定するようになっている。
【0040】レンダリング設定コマンド83は、周知の
Zバッファ法、レイトレーシング法等のレンダリング法
を選択するコマンドである。すなわち、Zバッファ法
は、複数のポリゴン間のZ座標軸の位置判定を、ピクセ
ル単位で行ない、視点位置側にもっとも近いピクセルを
選択してレンダリングする方法である。また、レイトレ
ーシング法は、光源から光線が発射され、パーツP
(i)に反射し、カメラ視点Pcに届いた映像を結ぶ
(カメラに映る)という光学現象をコンピュータ上でシ
ミュレーションしようとする方法である。
【0041】Zバッファ法は、レイトレーシング法と比
べると、高速に処理できるが、光の反射・透過・影・ア
ンチエイリアスなどの処理が正確に実行できず、画像品
質は低い。一方、レイトレーシング法は、光線を追跡す
るとき、反射・透過・屈折などの光学現象を計算できる
ため、ガラスや金属などの質感をうまく表現できるが、
処理時間が長いという特徴がある。
【0042】レイトレーシング法を選択すると、オプシ
ョン設定が許可される。オプション設定として、ディザ
設定コマンド84、光線追跡回数設定コマンド85、屈
折回数設定コマンド86、反射回数設定コマンド87、
アンチエリアスレベル88のそれぞれの設定が含まれて
おり、これらの設定により画像品質を向上させることが
できる反面、レンダリング時間が長くなることから、こ
れらの条件を対話的に選択することになる。
【0043】上記ディザ設定コマンド84は、フルカラ
ーを選択しなかった場合、つまり、256色、または6
万5000色を設定した場合に、その中間色を作成して
画像品質を向上させる設定である。
【0044】光線追跡回数設定コマンド85は、レイト
レーシング実行時に光の分岐を追跡する回数を設定する
コマンドである。屈折回数設定コマンド86は、レイト
レーシング実行時に、屈折する光を計算する回数を設定
するコマンドである。反射回数設定コマンド87は、レ
イトレーシング実行時に、反射する光を計算する回数を
設定するコマンドである。光線の追跡、屈折、反射など
の回数は、2〜6回の間で設定し、回数が多いほど画像
品質が向上する。
【0045】アンチエリアスレベル88は、色の境界が
ギザギザになったり、段階状(ステアケース)になる現
象を防止するアンチエリアス処理を設定するコマンドで
あり、設定には「なし」「低」「中」「高」の5段階で
設定する。このアンチエイリアスを設定すると、レンダ
リング画像の画質を高めることができる。
【0046】こうした3次元画像データを作成すると共
にレンダリング条件などを設定した後に、レンダリング
実行コマンド91をクリックすると、レンダリングプロ
グラムが実行され、図4に示したような3次元画像が表
示されるが、こうした画像表示がされる処理を図18に
示すフローチャートに基づいて説明する。本処理では、
形状モデル作成工程S10などで作成されたn個のパー
ツ(1)〜パーツ(n)について、選別データ設定ウイ
ンド70で付与した選別データS(i,X)に基づい
て、それぞれ1の形状データF(i,A)〜形状データ
F(i,E)などを選択してレンダリングの実行処理が
なされる。
【0047】図18において、各種の変数の初期化の後
に、ステップ102にて、選別データ設定ウインド70
(図15)で設定された選別データS(i,X)に基づ
いて、形状・質感選択データT(i)が次式(1)に基
づいて算出される。 T(i)=F(ka1・Sa(i,X) +kb1・Sb(i,X)+kc1・Sc(i,X))…(1) ここで、形状・質感選択データT(i)は、形状データ
F(i,A)〜形状データF(i,E)、及び質感デー
タC(i,A)〜質感データC(i,E)を選択するた
めに用いられるデータであり、Sa(i,X)は視点デ
ータSa(i,X)を示し、Sb(i,X)はサイズデ
ータSb(i,X)を示し、Sc(i,X)は重要度デ
ータSc(i,X)を示す。ka1、kb2、kc3
は、視点データSa(i,X)に重み付けをするための
パラメータである。この形状・質感選択データT(i)
は、5段階のレベルで選択するパラメータを戻り値とす
る関数Fの値をとり、つまり、A〜Eのいずれかの値を
とる。
【0048】続くステップ104では、形状・質感選択
データT(i)の値に基づいて、形状データF(i,
A)〜形状データF(i,E)及び質感データC(i,
A)〜質感データC(i,E)のうちから、1のデータ
が選択及び読み込みが実行される。
【0049】続くステップ106ではカウンタiがイン
クリメントされて、さらに続くステップ108にてn個
のパーツP(i)についてステップ102、ステップ1
04の処理が実行された後にステップ110へ移行す
る。
【0050】次のステップ110では、光源選択データ
V(j)が次式に基づいて算出される。 V(j)=F(ka2・Sa(i,X) …(2) +kb2・Sb(i,X)+kc2・Sc(i,X)) この光源選択データV(j)は、光源データL(j,
A)〜光源データL(j,E)を選択するために用いる
データであり、形状・質感選択データT(i)と同様
に、視点データSa(j,X)などの選別データS
(i,X)、及び重み付けパラメータka2、kb2、
kc3に基づいて、A〜Eのいずれかの値をとる。
【0051】続くステップ112では、光源選択データ
V(j)の値に基づいて、光源データL(j,A)〜光
源データL(j,E)のうちから、1のデータが選択・
読み込みされる。そして、ステップ114にてカウンタ
jがインクリメントされた後に、ステップ116にてm
個の光源データL(j,X)のすべての処理を終えたと
判定された後に、ステップ120へ移行する。
【0052】そして、ステップ120において、それら
のデータに基づいて、レンダリング設定ウインド80に
より設定されたパラメータに基づいてレンダリングが実
行される。このレンダリングは、光源の設定に従って立
体図形の各面の明るさを計算することにより、遠近法に
基づいた3次元空間を2次元面へ投影した画像を作成す
る。本処理で作成された画像は、ステップで画面に表示
されるとともに、画像ファイルとしてハードディスク2
2に保存される。
【0053】このような処理で、図4に示すような3次
元画像が作成されるが、本処理では、複数のパーツP
(i)について、例えば、視点からの距離が遠いもの
や、重要度が低いものについては、選別データS(i,
X)に基づいてレンダリング計算が短く精度の低い形状
データF(i,E)などを選択して、レンダリングを実
行する。つまり、図19に示すように、例えば、複数の
形状データF(i,A)〜形状データF(i,E)の5
つから、視点からの距離などの選別データS(i,X)
に基づいて、形状データF(i,B)を選択して、レン
ダリングを実行する。
【0054】したがって、視点から距離が遠いパーツP
(i)については、形状データF(i,E)が選択され
て、中央制御部12の負荷が軽減されてレンダリングの
時間が短くなり、視点からの距離が短いパーツP(i)
や重要度が高いパーツP(i)については、高い精度で
レンダリングが実行されるから、画像品質をさほど低下
させることなく、高速でコンピュータグラフィックのレ
ンダリングを実行することができる。
【0055】なお、この発明は上記実施例に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり、例えば次のよ
うな変形も可能である。
【0056】上記実施の形態では、選別データS(i,
X)として、視点データSa(i,X)、サイズデータ
Sb(i,X)、重要度データSc(i,X)を用い
て、形状データF(i,A)〜形状データF(i,E)
の選択に使用したが、これに限らず、レンダリングの描
画速度に影響のあるパラメータであれば、他のパラメー
タであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるコンピュータグ
ラフィック装置10を示すシステム構成図。
【図2】画像データ処理を表わすフローチャート。
【図3】形状モデルを作成するための画面を表わす説明
図。
【図4】コンピュータグラフィックで作成される3次元
画像の一例を示す図。
【図5】形状モデル作成工程で作成される形状データF
(i,D)の一例を示す説明図。
【図6】図5より精度の高い形状データF(i,A)の
一例を示す説明図。
【図7】形状データなどのデータ構造を説明する説明
図。
【図8】質感設定ウインド40を説明する説明図。
【図9】光源設定ウインド50を説明する説明図。
【図10】光源データとして平行光の設定を説明する説
明図。
【図11】光源データとして点光源の設定を説明する説
明図。
【図12】光源データとしてスポットライトの設定を説
明する説明図。
【図13】カメラ設定ウインド60を説明する説明図。
【図14】視点位置の設定を説明する説明図。
【図15】選別データ設定ウインド70を説明する説明
図。
【図16】選別データのデータ構造を説明する説明図。
【図17】レンダリング設定ウインド80を説明する説
明図。
【図18】レンダリング実行処理を表わすフローチャー
ト。
【図19】形状データF(i,A)〜形状データF
(i,E)の選別を説明するための説明図。
【符号の説明】
10…コンピュータグラフィック装置 12…中央制御部 14…キーボード 16…マウス 18…デジタイザ 20…画像表示装置 22…ハードディスク 24…光ディスク装置 26…入出力制御部 30…作図領域 32…ツールボックス 34…メニューバー 40…質感設定ウインド 41…色素材 42…色種類 43…つや強弱 44…透明度 45…金属性 46…粗性 47…鏡面性 48…屈折率 50…光源設定ウインド 51…光源種類選択コマンド 52…光強度コマンド 53…光源色コマンド 54…光源配置コマンド 60…カメラ設定ウインド 61…視点設定コマンド 62…注視点設定コマンド 63…ズーム設定コマンド 70…選別データ設定ウインド 71…視点距離設定コマンド 72…サイズ設定コマンド 73…重要度設定コマンド 80…レンダリング設定ウインド 81…画像サイズ設定コマンド 82…解像度設定コマンド 83…レンダリング設定コマンド 84…ディザ設定コマンド 85…光線追跡回数設定コマンド 86…屈折回数設定コマンド 87…反射回数設定コマンド 88…アンチエリアスレベル 91…レンダリング実行コマンド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを用いて3次元画像データ
    を作成するコンピュータグラフィック装置において、 上記3次元画像データの一部を構成する1のパーツにつ
    き複数の形状及び質感を含む精度でパーツデータをそれ
    ぞれ作成し、該パーツデータを1群としたパーツデータ
    群を複数記憶したパーツデータ記憶手段と、 このパーツデータ記憶手段に記憶した1のパーツデータ
    群を、他のパーツデータ群から選別する選別データを記
    憶した選別データ記憶手段と、 上記パーツデータ群の中から、上記選別データ記憶手段
    に記憶された選別データに基づいて、1のパーツデータ
    を選択する選択手段と、 この選択手段により選択された複数のパーツデータを組
    み合わせて、レンダリングを行なうことにより3次元画
    像データを作成するレンダリング手段と、 を備えたことを特徴とするコンピュータグラフィック装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記パーツデータは、パーツの形状、パーツの質感、光
    源の減衰レベルのいずれかを含むデータであるコンピュ
    ータグラフィック装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 上記選別データは、パーツの重要度を表わすデータ、パ
    ーツの大きさを表わすデータ、3次元画像データを描写
    するための視点からパーツまでの距離を表わすデータの
    いずれかを含むコンピュータグラフィック装置。
  4. 【請求項4】 コンピュータを用いて3次元画像データ
    を作成する画像データの作成方法において、 上記3次元画像データの一部を構成する1のパーツにつ
    き複数の精度でパーツデータをそれぞれ作成し、該パー
    ツデータを1群としたパーツデータ群を作成する工程
    と、 上記1のパーツデータ群を、他のパーツデータ群から選
    別する選別データを作成する工程と、 上記パーツデータ群の中から、上記選別データに基づい
    て、1のパーツデータを選択する工程と、 該選択された複数のパーツデータを組み合わせて、レン
    ダリングを行なうことにより3次元画像データを作成す
    る工程と、 を備えたことを特徴とする画像データの作成方法。
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