JPH10222689A - 図形表示方法及び装置及び図形表示プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

図形表示方法及び装置及び図形表示プログラムを格納した記憶媒体

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JPH10222689A
JPH10222689A JP9326709A JP32670997A JPH10222689A JP H10222689 A JPH10222689 A JP H10222689A JP 9326709 A JP9326709 A JP 9326709A JP 32670997 A JP32670997 A JP 32670997A JP H10222689 A JPH10222689 A JP H10222689A
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JP
Japan
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coordinate value
drawing command
work
coordinate
coordinate values
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JP9326709A
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Kenji Miyamoto
健司 宮本
Yasunari Harada
康徳 原田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図形編集作業において、明示的に幾何学的情
報等を指示でき、厳密な編集作業を可能とし、かつ、幾
何学的関係を含む広範かつ厳密な作業意図を保存したま
ま、簡易に修正・転用等の再利用ができ、また、可能な
再利用候補を用いて作業予測ができるような図形表示方
法及び装置及び図形表示プログラムを格納した媒体を提
供する。 【解決手段】 本発明は、描画作業を再現可能な情報と
して記録し、記録された作業履歴を基にして過去に編集
した図形同士の依存関係を抽出し、抽出された依存関係
をパターンとして現在の作業経過を外挿し、以降の作業
を予測・実行して作業完成予想図を描画表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図形表示方法及び
装置及び図形表示プログラムを格納した記憶媒体に係
り、特に、複雑ではあるが一貫した意図のある図形編集
作業を様々な状況に応じて繰り返すような場合に、意図
が明確にわかる操作によって編集作業を一度行うだけ
で、使用者の作業意図を正確に反映した編集を行い、ま
た、その作業を別の状況でも再利用してその状況に応じ
て編集作業を予測・代行をすることで使用者の作業負担
を軽減させる機能を有する図形表示方法及び装置及び図
形表示プログラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における図形表示装置で使用されて
いる方法として、GUIを用いる方法がある。一般的に
はGUIは直観的で分かりやすい反面、論理的な情報を
直接取り扱うような操作には不向きであると考えられて
きたが、近年、ユーザ操作から得られる部分的な情報か
ら論理的な意図を推定し、補間することで、分かりやす
さを残したまま高度なインタラクションが実現できるよ
うになってきている。
【0003】領域固有の制約や機能的推論を用いる方法
や、例示に基づくプログラミング(A.Cypher ed Watch W
hat I Do:Programming by Demonstraiton. MIT Press,
(1993))によるGUIはこのようなアプローチの代表的
なものである。例えば、描画デバイス(D.L.Maulsby, I.
H. Witten, K.A. Kittlitz. Metamouse: Specifying gr
aphical procedures by example. Computer Graphics 2
3,3,pp.127-136(1989))は、幾何学的制約に基づいて、
例から手続きを学習することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
図形表示装置では、使用者が図形を編集する場合、幾何
学的な情報を直接明示的に装置に入力するための命令は
「整列」など、ごく限られたものであるため、使用者
は、編集画面を見ながらの微妙な調整を要求され、描画
時の作業負担となっている。
【0005】また、作業の幾何学的な意図を装置に明示
的に入力することができないので、作業結果を修正した
り、再利用したりするとき、修正値や作業の状況の変化
が当初の作業結果にどのような影響を及ぼすのかを暗黙
の幾何学的情報から推定する以外にない。このような推
定は計算コストがかかる上に正確ではなく、大規模な描
画作業の再利用には使用できないという問題がある。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、図形編集作業において、明示的に幾何学的情報等を
指示でき、厳密な編集作業を可能とし、かつ、幾何学的
関係を含む広範かつ厳密な作業意図を保存したまま、簡
易に修正・転用等の再利用ができ、また、可能な再利用
候補を用いて作業予測ができるような図形表示方法及び
装置及び図形表示プログラムを格納した記憶媒体を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明するための図である。本発明は、座標値及び描画コ
マンドパラメータを入力し(ステップ1)、図形や文字
を描画・表示する図形表示方法において、描画作業を再
現可能な情報として記録し(ステップ2)、記録された
作業履歴を基にして過去に編集した図形同士の依存関係
を抽出し(ステップ3)、抽出された依存関係をパター
ンとして現在の作業経過を外挿し(ステップ4)、以降
の作業を予測・実行して(ステップ5)作業完成予想図
を描画表示する(ステップ6)。
【0008】また、本発明は、座標値を入力し、該座標
値に基づいて描画コマンドを用いて表示装置に図形を表
示する図形表示方法において、編集モード時には、座標
値を入力し、該座標値に基づいて描画コマンドを用いて
描画すると共に、描画の実行順に描画コマンドを格納す
るポインタと該描画コマンドに必要な座標値を格納する
座標値テーブルへのポインタを記述した作業履歴テーブ
ル及び入力された該座標値を記述した座標値格納テーブ
ルを作成し、予測モード時には、入力された座標値を指
定し、座標格納テーブルの座標値を修正し、作業履歴テ
ーブルと座標値格納テーブルに基づいて、描画コマンド
により再描画を行う。
【0009】また、本発明は、作業テーブルと座標値格
納テーブルに基づいて再描画する際に、ステップ毎に作
業履歴テーブルにおいて座標値の修正の有無を識別し、
描画の実施/未実施を選択する。また、本発明は、座標
値を入力し、該座標値に基づいて描画コマンドを用いて
表示装置に図形を表示する図形表示方法において、編集
モード時は、座標値を入力すると共に、描画コマンドの
パラメータを入力し、座標値及び描画コマンドのパラメ
ータに基づいて描画コマンドを用いて描画し、描画の実
行順に描画コマンドを格納するポインタと該描画コマン
ドに必要な座標値を格納する座標値テーブルへのポイン
タを記述した作業履歴テーブル、入力された座標値を記
述する座標値格納テーブル及び描画コマンドのパラメー
タを格納したテーブルを作成し、予測モード時は、描画
コマンドのパラメータを修正し、座標値格納テーブル、
作業履歴テーブル及び修正された描画コマンドのパラメ
ータに基づいて、該描画コマンドにより再描画する。
【0010】図2は、本発明の原理構成図である。本発
明は、座標値及び描画コマンドパラメータを入力する入
力手段10と、図形や文字を描画・表示する表示手段5
0とを有する図形表示装置であって、描画作業を再現可
能な作業履歴情報として記録する作業履歴情報記録手段
20と、作業履歴情報記録手段20に記録された作業履
歴情報を基にして過去に編集した図形同士の依存関係を
抽出する依存関係抽出手段30と、依存関係抽出手段3
0により抽出された依存関係をパターンとして現在の作
業経過を外挿し、以降の作業を予測・実行して作業完成
予想図を描画表示する予測・実行手段40とを有する。
【0011】また、本発明は、座標値を入力する入力手
段と、該入力手段により入力された該座標値に基づいて
描画コマンドを用いて表示装置に図形を表示する表示手
段とを有する図形表示装置であって、座標値を入力する
座標値入力手段と、座標値入力手段により入力された座
標値に基づいて描画コマンドを用いて描画する描画手段
と、ポインタを記述した作業履歴テーブル及び入力され
た該座標値を記述した座標値格納テーブルと、描画の実
行順に座標値テーブルへのポインタを記述した作業履歴
テーブルとを有し、編集モード時において、入力手段に
より入力された座標値を座標値格納テーブルに格納する
と共に、描画手段の実行順に描画コマンドを格納するポ
インタと、該描画コマンドに必要な座標値を格納する座
標値格納テーブルへのポインタを作業履歴テーブルに記
録するテーブル作成手段と、予測モード時において、座
標値入力手段で入力された座標値を指定し、座標値格納
テーブルの座標値を修正する修正手段と、作業履歴テー
ブルと座標値格納テーブルに基づいて描画コマンドによ
り再描画する再描画手段とを有する。
【0012】また、上記の再描画手段は、作業テーブル
と座標値格納テーブルに基づいて再描画する際に、ステ
ップ毎に該作業履歴テーブルにおいて座標値の修正の有
無を識別し、描画の実施/未実施を選択する描画実施選
択手段を含む。また、本発明は、座標値を入力する座標
値入力手段と、該座標値入力手段により入力された該座
標値に基づいて描画コマンドを用いて表示装置に図形を
表示する表示手段とを有する図形表示装置であって、座
標値を入力すると共に、描画コマンドのパラメータを入
力する入力手段と、入力手段により入力された座標値を
記述する座標値格納テーブルと、描画の実行順に描画コ
マンドを格納するポインタと該描画コマンドに必要な座
標値を格納する座標値テーブルへのポインタを記述した
作業履歴テーブルとを有し、編集モード時に、入力手段
により入力された座標値と描画コマンドのパラメータに
基づいて描画コマンドを用いて描画する描画手段と、描
画手段の実行順に描画コマンドを格納するポインタと該
描画コマンドに必要な座標を座標テーブルへのポインタ
を作業履歴テーブルに設定する作業履歴テーブル設定手
段と、入力された座標値を座標値格納テーブルに設定す
る座標値格納テーブル設定手段と、描画コマンドのパラ
メータを格納したテーブルを作成するパラメータテーブ
ル作成手段とを有する編集モード処理手段と、予測モー
ド時に、描画コマンドのパラメータを修正するパラメー
タ修正手段と、座標値格納テーブル、作業履歴テーブル
及び修正された描画コマンドのパラメータに基づいて、
該描画コマンドにより再描画する再描画手段とを有する
予測モード処理手段とを有する。
【0013】また、本発明は、座標値及び描画コマンド
パラメータを入力し、図形や文字の描画・表示する図形
表示プログラムが格納された媒体であって、描画作業を
再現可能な作業履歴情報として記録する作業履歴情報記
録手段に記録された作業履歴情報を基にして過去に編集
した図形同士の依存関係を抽出する依存関係抽出プロセ
スと、依存関係抽出プロセスにより抽出された依存関係
をパターンとして現在の作業経過を外挿し、以降の作業
を予測・実行して作業完成予想図を描画表示する予測・
実行プロセスからなるプログラムを格納する。
【0014】また、本発明は、座標値を入力する入力プ
ロセスと、該入力プロセスにより取得した該座標値に基
づいて描画コマンドを用いて表示装置に図形を表示する
表示プロセスとを有する図形表示プログラムを格納した
記憶媒体であって、編集モード時において、座標値を入
力させる座標値入力プロセスと、座標値入力プロセスに
より取得された座標値に基づいて描画コマンドを用いて
描画する描画プロセスと、描画の実行順に描画コマンド
を格納するポインタと該描画コマンドに必要な座標値を
格納する座標値テーブルへのポインタを記述した作業履
歴テーブル、入力された座標値を記述する座標値格納テ
ーブル及び描画コマンドのパラメータを格納したテーブ
ルを作成するテーブル作成プロセスと、予測モード時に
おいて、座標値入力プロセスで取得した座標値を指定
し、描画コマンドのパラメータを修正し、座標値格納テ
ーブル、作業履歴テーブル及び修正された描画コマンド
のパラメータに基づいて、該描画コマンドにより再描画
する再描画プロセスとを有する。
【0015】また、上記の再描画プロセスは、作業テー
ブルと座標値格納テーブルに基づいて再描画する際に、
ステップ毎に該作業履歴テーブルにおいて座標値の修正
の有無を識別し、描画の実施/未実施を選択する描画実
施選択プロセスを含む。また、本発明は、座標値を入力
する座標値入力プロセスと、該座標値入力手段により取
得された該座標値に基づいて描画コマンドを用いて表示
装置に図形を表示する表示プロセスとを有する図形表示
プログラムを格納した記憶媒体であって、 編集モード
時に、座標値を入力すると共に、描画コマンドのパラメ
ータを入力する入力プロセスと、座標値及び描画コマン
ドのパラメータに基づいて描画コマンドを用いて描画
し、描画の実行順に描画コマンドを格納するポインタと
該描画コマンドに必要な座標値を格納する座標値テーブ
ルへのポインタを記述した作業履歴テーブル、入力され
た座標値を記述する座標値格納テーブル及び描画コマン
ドのパラメータを格納したテーブルを作成するテーブル
作成プロセスと、予測モード時に、入力プロセスで取得
した描画コマンドのパラメータを修正するパラメータ修
正プロセスと、座標値格納テーブル、作業履歴テーブル
及び修正された描画コマンドのパラメータに基づいて、
該描画コマンドにより再描画する再描画プロセスとを有
する。
【0016】このように、本発明は、使用者が装置に対
して作図命令を含む図形編集指示を行い、装置使用者の
作業を記録し、記録された作業履歴に基づいて過去に編
集した複数の図形の依存関係を抽出し、その依存関係を
鋳型として現在の作業経過を外挿し、以降の作業を予
測、実行して作業完成予想図を描画表示することによ
り、図形編集作業において明示的に幾何学的情報を指示
できて厳密な編集作業ができ、かつ、幾何学的関係を含
む広範かつ、厳密な作業意図を保存したまま、簡易に修
正・転用等の再利用ができるような編集機能を有する図
形表示が可能となる。
【0017】また、上記のような機能を有するプログラ
ムを可搬媒体に格納することにより、種々の図形表示上
において、操作履歴に基づいた図形の修正・転用等が可
能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】図3は、本発明の図形表示装置の
概念的な構成を示す。同図に示す図形表示装置は、入力
部10、操作履歴記録部20、依存関係抽出部30、作
業予測・実行部40、図形編集・表示部50より構成さ
れる。入力部10は、使用者の編集意図を入力する。
【0019】操作履歴記録部20は、使用者の編集意図
と編集対象を履歴要素として記録する。依存関係抽出部
30は、蓄積された作業履歴情報から過去の編集された
図形の依存関係を抽出する。作業予測・実行部40は、
依存関係に基づいて現在の編集状況に照らして編集操作
を構成・実行して編集作業予測を行う。
【0020】図形編集・表示部50は、編集命令を解釈
して実際に編集・表示する。なお、上記の各構成要素は
例えば、コンピュータ等によって実現される。次に、上
記の構成からなる図形表示装置を予測機能を有する作図
編集装置に適用した例を示す。まず、ポインティングデ
バイス等を用いて、使用者は、入力部10から編集指示
を入力する。編集作図は、図形の書換え作業と見なすこ
とができるので、この作業は書換え可能なルール(複
数)が記述されたページを指定したうえで、ポインティ
ングデバイス等で書換え部分f及びパラメータeを指定
することによって行うことができる。このような書換え
ルールは既に定義された描画機能自体を用いて使用者が
任意に追加することができる。書換え時に適用される特
定の書換えルールγは、指定されたページの中から書換
えようとする部分に応じて(通常、書換え部分の最長一
致で)自動的に選択される。各書換えルールはイベント
を含む書換え前後の図形で記述されており、ルールの書
換え前の図形は作業領域の図形と位置、長さ、向きなど
のパラメータを度外視してマッチし、作業領域のパラメ
ータをルールの書換え後の図形に伝える。
【0021】図形編集・表示部50は、作業領域のマッ
チした部分を削除し、新しいパラメータを持った書換え
後の図形を描画する。使用者は、ポインティングデバイ
スによるイベントを発行する際に、これらのコマンド群
のうちいずれかのページを選択して有効なコマンドを指
定する。書換え部分及びパラメータはそれぞれ、ドラグ
イベントの発生場所(点)及びドラグ長として使用者に
よって指示される。特に、ドラグイベントの両端点発生
場所として用いる場合、ドラグ長の情報はこの情報に含
まれるので必要ない。このようにして各ステップで行わ
れた作業は、イベントeとそのイベント発行時に指定さ
れていたページpで完全に指定することができる。以下
では、これらの組w=(e,p)を“作業指定”と呼
ぶ。
【0022】作業指定wは、図形編集・表示部50で解
釈されて表示されると同時に、操作履歴記録部20によ
って編集操作履歴情報として記録される。編集操作履歴
情報は、過去のこのような作図命令を保持している。こ
のような命令の中には、編集予測機能を起動する命令も
含まれる。次に、依存関係抽出部30は、編集操作履歴
情報を監視しており、ここに、予測起動命令が書き加え
られるのを検知すると、予測動作を発動する。予測動作
は同じく、依存関係抽出部30の中で実行される依存関
係抽出過程と、作業予測実行の過程によって生成され
る。依存関係抽出部30で行われる依存関係抽出過程で
は、記録された編集操作履歴情報を解析することで、使
用者が発行した一連の図形書換えコマンド(書換えルー
ル)の入出力関係を手掛かりにして各描画作業毎に関連
のあるコマンドだけを発行された順に抽出することがで
きる。
【0023】作業予測・実行部40で行われる予測実行
過程では、現在行っている描画作業によって作られた図
形間の依存関係と同様の依存関係を依存関係抽出部30
を用いて探索し、見つかった依存関係で現在のものを外
挿することで、描画作業を予測する。具体的には、一部
分同じ依存関係を生み出した作業履歴のうち、外挿部分
に相当する部分のコマンド列を、現在の依存関係の文脈
で再発行することで過去の作業意図を保存しながら、現
在の状況に合わせた作業が自動化できる。
【0024】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。次に、上記の動作を適用例を用いて具体的に説明す
る。 [第1の実施例]図4は、本発明の第1の実施例の図形
編集・表示装置の構成を示す。
【0025】同図に示す図形編集・表示装置は、作業履
歴テーブル21、制御部51、描画ジョブ格納ファイル
55、座標値格納テーブル21及び表示部56より構成
される。同図に示す構成は、図3に示す構成を具体的に
示したものである。操作履歴記録部20は具体的な構成
として作業履歴テーブル21と座標値格納テーブル22
から構成され、作業履歴テーブル21は、描画の実行順
に描画コマンドを格納するポインタと、描画コマンドに
必要な座標値が格納されている座標値格納テーブル22
へのポインタが記録される。座標値格納テーブル22
は、入力された座標値が格納され、図3に示す依存関係
抽出部30において、作業履歴情報と現在入力された座
標値からその関連を抽出するために用いられる。
【0026】制御部51は、図3における図形編集・表
示部50における編集制御動作を行う。このとき、制御
部51は、作業履歴テーブル21と座標値テーブル35
を参照し、描画ジョブ格納ファイル55の内容に基づい
て表示部56に編集された図形または、修正された図形
を表示するよう制御する。描画ジョブ格納ファイル55
は、図形編集・表示部50に含まれ、表示部56に描画
するための描画コマンドやページ毎の書換えコマンドが
格納されている。表示部56は、図3における図形編集
・表示部50において描画ジョブ格納ファイル55から
のコマンドに基づいた表示機能を有する。
【0027】以下に、具体的な例を用いて説明する。例
えば、所望の図形が図5に示すものであるとする。ここ
で、三角形の斜辺が矩形の高さに等しいとする(以後こ
のような幾何学的関係を持つ類似の図形の描画を繰り返
す状況を想定する)。図6は本発明の一実施例の所望の
図形を描画するために必要な書換えコマンド群の例であ
る。装置使用者は、この書換えコマンド群を用いた場
合、図7に示す手順で描画することができる。なお、発
行イベントは省略するものとする。ここで示す書換えコ
マンド群の意味は、ページ番号順に以下の通りである。
【0028】1. ポインティングデバイスによるドラ
グの垂直成分の長さの垂線を追加し、また、垂直線分の
端点からドラグにより垂直線分を辺として含み、底辺を
ドラグの水平成分長とする矩形に書き換える。 2. ドラグの起点を中心とし、ドラグ長さを半径とす
る円を追加する。 3. ドラグの起点終点を中心とする2円の交点上にマ
ークを一つ追加する。
【0029】4. ドラグの起点終点を両端点とする線
分を追加する。 5. クリックによって円またはマークを削除する。な
お、図7中の数字は、描画ステップ(使用ページ)を表
す。書換え部分はこの例では、「イベントの生成場所
(点)を端点あるいは中心などにもつ図形」というふう
に決められている。
【0030】図7の手順を順を追って説明する。 ステップ101) まず、コマンドページ“page 1”で
垂直線分を生成する。垂直線分の上端点に以外の点から
のドラグはその点を端点とし、ドラグの垂直成分を長さ
とする垂直線分を生成する。このとき、線分の両端点は
自由点となる。 ステップ102) 次に、同じコマンドページ1で矩形
を生成する。垂直線分の上端点におけるドラグは高さが
線分長、底辺がドラグ水平線分長の矩形を左上角を線分
上端位置として生成する。矩形は、4本の線分からなる
ものとする。このとき、矩形右上の点は自由点である
が、右下の点は依存点である。
【0031】ステップ103) コマンドページ“page
2”で円を生成する。中心は、ドラグ開始点であり、半
径はドラグ長である。このコマンドは新しい特徴点を生
成しない。 ステップ104) ステップ103と同様。 ステップ105) コマンドページ“page 3”で2つの
円の交点に点を生成する。このときは、イベント円の中
心から他の円の中心へのドラグであり生成される点はド
ラグの進行方向に向かって右側と定義されている。生成
された点は依存点である。
【0032】ステップ106) コマンドページ“page
4”で線分を生成する。このとき、ステップ105で生
成した点に依存して線分を生成している。 ステップ107) ステップ106と同様。 ステップ108) コマンドページ“page 5”で円を消
去する。円の中心点の上のクリック円を消滅させる。
【0033】ステップ109) ステップ108と同
様。 ステップ110) ステップ108と同じコマンドペー
ジ“page 5”で点を消す。点の上でのクリックは点を消
滅させる。でき上がり。以上で描画作業が完了する。作
業工程を見てもわかるとおり、使用者の操作に含まれる
アナログ的要素は矩形の左上位置と縦横のサイズのみで
それ以外の編集は、全て規則だけできまる。
【0034】上記の手順を記録した作業履歴テーブル2
1は、図8のようになる。同図において、“start ”及
び“end ”のfnは、自由点、bnは依存点を示す。た
だし、同図中、“step”欄の数は上のstepの番号、その
他の欄の記号は描画中に生成した点の座標データ及び書
換えコマンドへのポインタであり、同じ記号は同じデー
タを共有しているものとする。また、これらの点の描画
図形の点との対応は、図9に示す。
【0035】例えば、図5を図7のような手順で描画し
たのち、同様の(幾何学的)意図をもって、しかし、形
状が微妙に異なる図形の描画を行おうとする状況を考え
る。使用者は、やはり図6のコマンド群を用いて、まず
矩形を新たに所望するパラメータ(辺の位置、長さな
ど)で描く。しかる後に、予測コマンドを発行すると、
装置は、パラメータを度外視して矩形を描画した履歴を
作業履歴テーブル21から探索し、得られた作業履歴に
現在の新しいパラメータを当てはめて(差分コマンド)
を再発行することで、三角形部分をその斜辺が現在の矩
形の高さ、底辺が矩形の上底となるように自動描画す
る。
【0036】なお、図8に示す“page.No.”p.1 〜p.5
の描画コマンドを組み合わせ、さらに、ステップ101
〜ステップ110の手続きに従って描画を実施した場
合、得られた図5に示す描画は全て「長方形の高さと三
角形の斜辺の長さが同じ」の条件を満足している。本発
明では、一度編集モードで上記条件を満足する図形を描
画した時、予測実行モードでは編集モードで記憶した作
業履歴等をもとに、先に描画した時に入力した図形の頂
点等の座標値を変更するだけで、同一条件を満足する図
形を再描画するものである。
【0037】上記における編集モードにおける動作は、
以下のようになる。描画にあっては、描画コマンドをス
テップ毎に指定し、直線であれば始点と終点、円であれ
ば、中心と円周上の任意の点を、座標値入力部1のポイ
ンティングデバイスで指示しながら、描画を行う。この
とき、予測モードにおいて条件を満足する図形を再描画
するために、制御部51は、 (1) ステップ毎に、 描画コマンドへのポインタ(page.No.) start points, end points, gererated pointsを格
納する座標値格納テーブル22へのポインタから構成さ
れる作業履歴テーブル21(図8)を作成する。 (2) ステップ毎に、制御部51は、ポインティング
デバイスで指示された座標値を座標値格納テーブル22
の各座標値と比較し、座標値格納テーブル22の中に一
致するものがなければ、新たに座標値を追加すると共
に、作業履歴テーブル21の中に当該座標値へのポイン
タを書き込む。一致するものがあれば作業履歴テーブル
21の中に座標値へのポインタを書き込む。また、描画
中に生成した点の座標データについては、座標値格納テ
ーブル22の該当する箇所に書き込みを行うと共に、作
業履歴テーブル21の中に当該座標値へのポインタを書
き込む。
【0038】また、上記における予測モードにおける動
作を説明する。 (1) 図4において、座標値の変更可能な点は、座標
値入力部10のポインティングデバイスで入力されたf
1,f2,f3(自由点と定義する)であり、いずれの
座標値を変更するかを使用者がポインティングデバイス
で指示する。 (2) 制御部51は、上記の(1)で入力された座標
値と座標値格納テーブル22の各自由点の座標値を比較
して、変更する点を識別する。
【0039】(3) 座標値入力部10のポインティン
グデバイスにより修正座標値を入力する。 (4) 制御部51は、座標値格納テーブル22の変更
対象点に対応する座標値を修正する。 (5) 作業履歴テーブル21に基づいて、表示部56
が再描画を実施する。このとき、作業履歴テーブル21
においては、修正された座標値が“start points, end
points”のいずれかである場合にのみ、当該ステップの
再描画を実施する。
【0040】次に、座標入力部10から座標の修正指示
があった場合の例を説明する。図10は、本発明の第1
の実施例の修正された座標値がある作業履歴テーブルの
例であり、図11は、本発明の第1の実施例の編集モー
ド時に描画された図形に対して変更を加えた場合の例で
あり、(x3 ,y3 )から(x’3 ,y’3)に変更
された例である。
【0041】この場合には、f3点の座標を修正し、
(x3 ,y3 )→(x’3 ,y’3)する例である。
ステップ101には、修正座標f3を含んでいないの
で、再描画しない。ステップ102においては、“end
points ”に修正座標を含むので、再描画を実施する。
以下、描画を実行するのは、ステップ104、105、
107、109であり、描画実行しないのは、ステップ
103、106、108、110である。
【0042】このようにして、作業履歴テーブル21と
描画に関わる座標値テーブル54とを設けて双方を図1
0に示すようにポインタでリンクさせたことにより、図
形の示す作図条件は作業履歴テーブル21、実際の入力
座標は座標値テーブル54に記載され、座標値の変更
は、座標値テーブル54のみになされるので、幾何学的
条件を満足した図形を適宜描画できることになる。
【0043】[第2の実施例]一度描いた図形は、初期
値変更に応じて必要作業の再実行を行うことで、全体を
更新できるので、図形番のスプレッドシートとして利用
することができる。例えば、スプレットシートのフィー
ルドは、 [x,y,z,total=x+y+z] とする。いま、データとして、
【0044】
【数1】
【0045】が図12の(A)に示すように、ヒストグ
ラムとして与えられているものとする。まず、
【0046】
【数2】
【0047】を計算してみる。加算の第1ステップは、
2本のバーを水平線を境につなぎ合わせることである。
これができたら、コンパスを2度使うことで、図12
(B)に示すように、和の長さのバーを水平線の上に立
てることができる。この操作を繰り返すことで、図12
(C)に示すように
【0048】
【数3】
【0049】が得られる。答えが得られると、同時にユ
ーザは、フィールドtotalを厳密に定義したことに
なる。即ち、ウィンドウを再利用モードにして、xのフ
ィールドの長さを
【0050】
【数4】
【0051】に変更することで、予測システムが起動さ
れ、先程の手続きが再実行されてtotalの値(バー
の高さ)は直ちに更新される(無理数を用いたのは、厳
密性を強調するためである)。算術としては和の他に、
単位の長さを定義すれば、商(逆数)、積、n等分、平
方根など、通常のスプレッドシートに必要な演算は作図
から容易に定義できる。
【0052】上で用いた加算の方法についての詳細を図
13に基づいて説明する。 ステップ201) バーxの下点Aから垂直線をバーと
反対方向に延ばす。 ステップ202) バーxの下点Aを中心として半径が
バーの高さ
【0053】
【数5】
【0054】の円を描く。 ステップ203) ステップ201で描いた線分とステ
ップ202で描いた円の交点(下方)に点Cを生成す
る。 ステップ204) 点Cを中心とし、Cとバーxの隣の
バーyの上点Dを結ぶ線分
【0055】
【数6】
【0056】の長さを半径とする円を描く。 ステップ205) ステップ204で描いた円と水平基
準線との交点に点Eを生成する。 ステップ206) 点Eを中心とし、半径が,
【0057】
【数7】
【0058】になるように円を描く。 ステップ207) 点Eを端点として十分長い垂直線分
を水平基準線の上方に描く。 ステップ208) ステップ207で描いた線分とステ
ップ206で描いた円の交点(上方)に点Fを生成す
る。長さ
【0059】
【数8】
【0060】は、バーxの高さとバーyの高さの和にな
っている。 [第3の実施例]また、作業時のパラメータはそのまま
で、ページに書かれたルール上のパラメータを修正して
再描画することで、より高度で柔軟性のある再利用が可
能である。例えば、図14では、ルール(右上の矩形領
域に表示)の書換え後の図形にイベントを含めること
で、再帰図形を描画しているが、書換え後の図形のパラ
メータ:長さを変更することで、図15のような修正が
可能となる。
【0061】図14及び図15では、それぞれの2つの
コマンドを組み合わせて1つのコマンドとなっている。
図14及び図15の右側に示すように、aの長さだけ描
画した後、角度θ1、θ2で2つの線分b1、b2に分
岐する。つまり、2つのコマンドを組み合わせた内容
は、「分岐した線分を基に、再び上記の角度(θ1、θ
2)及び線分比(b1/a,b2/a)で分岐を行い、
図14、図15の左側に示す○印の半径よりも小さくな
ったら、分岐は停止する」ということである。
【0062】なお、図14では、θ1=θ2、b1=b
2である。この場合の作業履歴テーブル21、座標値格
納テーブル22、描画ジョブ格納ファイル55の各テー
ブルの例を図16に示している。また、本発明は、上記
の実施例に記載した内容をプログラムとして構成し、作
業履歴テーブル21、座標値格納テーブル22、描画ジ
ョブ格納ファイル55を当該プログラム中において必要
とされる処理からアクセスするように構成し、当該プロ
グラムやテーブルをFDやCD−ROM等の可搬記憶媒
体に格納し、本発明を実現する際にインストールするこ
とにより容易に図形表示を行うことが可能となる。
【0063】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能
である。
【0064】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、同一の
意図を持った緻密で大規模な描画作業を様々な局面で繰
り返すような場合において、過去の作業の再利用によっ
て、使用者の負担を大幅に軽減することができる。ま
た、この図形表示装置で得られた緻密で大規模な図形
は、初期値変更に応じて必要作業の再実行を行うこと
で、全体を更新できるので、図形版のスプレッドシート
として利用することができる。
【0065】発行コマンドの記録と再実行という方法を
とっているので、描画コマンド以外に任意のコマンドを
追加でき、汎用性及び柔軟性が極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明の図形表示装置の概念的な構成図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施例の図形編集・表示部の構
成図である。
【図5】本発明の第1の実施例の作業の目標図である。
【図6】本発明の第1の実施例の書換えコマンド一覧で
ある。
【図7】本発明の第1の実施例の編集過程を示す図であ
る。
【図8】本発明の第1の実施例の作業履歴テーブルの例
である。
【図9】本発明の第1の実施例の表1に現れるポインタ
名を対応する図4の点にラベルした例である。
【図10】本発明の第1の実施例の修正された座標値が
ある作業履歴テーブルの例である。
【図11】本発明の第1の実施例の編集モード時に描画
された図形に対して変更を加えた場合の例である。
【図12】本発明の第2の実施例の編集過程の概略図で
ある。
【図13】本発明の第3の実施例の編集過程における加
算方法を説明するための図である。
【図14】本発明の第3の実施例の修正前のルールとそ
のルールで描いた再帰図形を示す図である。
【図15】本発明の第3の実施例の修正後のルールと更
新された図形を示す図である。
【図16】本発明の第3の実施例の修正後のテーブルの
状態を示す図である。
【符号の説明】
10 入力部、入力手段 20 操作履歴記録部、作業履歴情報記憶手段 21 作業履歴テーブル 30 依存関係抽出部、依存関係抽出手段 21 座標値格納テーブル 40 作業予測・実行部、予測・実行手段 50 図形編集・表示部、表示手段 51 制御部 55 描画ジョブ格納ファイル 56 表示部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座標値及び描画コマンドパラメータを入
    力し、図形や文字を描画・表示する図形表示方法におい
    て、 描画作業を再現可能な情報として記録し、 記録された作業履歴を基にして過去に編集した図形同士
    の依存関係を抽出し、 抽出された依存関係をパターンとして現在の作業経過を
    外挿し、以降の作業を予測・実行して作業完成予想図を
    描画表示することを特徴とする図形表示方法。
  2. 【請求項2】 座標値を入力し、該座標値に基づいて描
    画コマンドを用いて表示装置に図形を表示する図形表示
    方法において、 編集モード時には、 座標値を入力し、 該座標値に基づいて描画コマンドを用いて描画すると共
    に、描画の実行順に描画コマンドを格納するポインタと
    該描画コマンドに必要な座標値を格納する座標値テーブ
    ルへのポインタを記述した作業履歴テーブル及び入力さ
    れた該座標値を記述した座標値格納テーブルを作成し、 予測モード時には、 前記入力された座標値を指定し、前記座標格納テーブル
    の座標値を修正し、 前記作業履歴テーブルと前記座標値格納テーブルに基づ
    いて、描画コマンドにより再描画を行うことを特徴とす
    る図形表示方法。
  3. 【請求項3】 前記作業テーブルと前記座標値格納テー
    ブルに基づいて再描画する際に、 ステップ毎に前記作業履歴テーブルにおいて座標値の修
    正の有無を識別し、描画の実施/未実施を選択する請求
    項2記載の図形表示方法。
  4. 【請求項4】 座標値を入力し、該座標値に基づいて描
    画コマンドを用いて表示装置に図形を表示する図形表示
    方法において、 編集モード時は、 座標値を入力すると共に、描画コマンドのパラメータを
    入力し、 前記座標値及び前記描画コマンドのパラメータに基づい
    て描画コマンドを用いて描画し、 描画の実行順に前記描画コマンドを格納するポインタと
    該描画コマンドに必要な座標値を格納する座標値テーブ
    ルへのポインタを記述した作業履歴テーブル、入力され
    た前記座標値を記述する座標値格納テーブル及び前記描
    画コマンドのパラメータを格納したテーブルを作成し、 予測モード時は、 前記描画コマンドのパラメータを修正し、 前記座標値格納テーブル、前記作業履歴テーブル及び修
    正された前記描画コマンドのパラメータに基づいて、該
    描画コマンドにより再描画することを特徴とする図形表
    示方法。
  5. 【請求項5】 座標値及び描画コマンドパラメータを入
    力する入力手段と、図形や文字の描画・表示する表示手
    段とを有する図形表示装置であって、 描画作業を再現可能な作業履歴情報として記録する作業
    履歴情報記録手段と、 前記作業履歴情報記録手段に記録された前記作業履歴情
    報を基にして過去に編集した図形同士の依存関係を抽出
    する依存関係抽出手段と、 前記依存関係抽出手段により抽出された依存関係をパタ
    ーンとして現在の作業経過を外挿し、以降の作業を予測
    ・実行して作業完成予想図を描画表示する予測・実行手
    段とを有することを特徴とする図形表示装置。
  6. 【請求項6】 座標値を入力する入力手段と、該入力手
    段により入力された該座標値に基づいて描画コマンドを
    用いて表示装置に図形を表示する表示手段とを有する図
    形表示装置であって、 座標値を入力する座標値入力手段と、 前記座標値入力手段により入力された前記座標値に基づ
    いて描画コマンドを用いて描画する描画手段と、 ポインタを記述した作業履歴テーブル及び入力された該
    座標値を記述した座標値格納テーブルと、 描画の実行順に前記座標値テーブルへのポインタを記述
    した作業履歴テーブルとを有し、 編集モード時において、前記入力手段により入力された
    前記座標値を前記座標値格納テーブルに格納すると共
    に、前記描画手段の実行順に描画コマンドを格納するポ
    インタと、該描画コマンドに必要な座標値を格納する前
    記座標値格納テーブルへのポインタを前記作業履歴テー
    ブルに記録するテーブル作成手段と、 予測モード時において、前記座標値入力手段で入力され
    た座標値を指定し、前記座標値格納テーブルの座標値を
    修正する修正手段と、 前記作業履歴テーブルと前記座標値格納テーブルに基づ
    いて描画コマンドにより再描画する再描画手段とを有す
    ることを特徴とする図形表示装置。
  7. 【請求項7】 前記再描画手段は、 前記作業テーブルと前記座標値格納テーブルに基づいて
    再描画する際に、ステップ毎に該作業履歴テーブルにお
    いて座標値の修正の有無を識別し、描画の実施/未実施
    を選択する描画実施選択手段を含む請求項6記載の図形
    表示装置。
  8. 【請求項8】 座標値を入力する座標値入力手段と、該
    座標値入力手段により入力された該座標値に基づいて描
    画コマンドを用いて表示装置に図形を表示する表示手段
    とを有する図形表示装置であって、 座標値を入力すると共に、描画コマンドのパラメータを
    入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記座標値を記述する座
    標値格納テーブルと、 描画の実行順に前記描画コマンドを格納するポインタと
    該描画コマンドに必要な座標値を格納する座標値テーブ
    ルへのポインタを記述した作業履歴テーブルとを有し、 編集モード時に、前記入力手段により入力された座標値
    と描画コマンドのパラメータに基づいて描画コマンドを
    用いて描画する描画手段と、 前記描画手段の実行順に描画コマンドを格納するポイン
    タと該描画コマンドに必要な座標を前記座標テーブルへ
    のポインタを前記作業履歴テーブルに設定する作業履歴
    テーブル設定手段と、 前記入力された座標値を前記座標値格納テーブルに設定
    する座標値格納テーブル設定手段と、 前記描画コマンドのパラメータを格納したテーブルを作
    成するパラメータテーブル作成手段とを有する編集モー
    ド処理手段と、 予測モード時に、前記描画コマンドのパラメータを修正
    するパラメータ修正手段と、 前記座標値格納テーブル、前記作業履歴テーブル及び修
    正された前記描画コマンドのパラメータに基づいて、該
    描画コマンドにより再描画する再描画手段とを有する予
    測モード処理手段とを有することを特徴とする図形表示
    装置。
  9. 【請求項9】 座標値及び描画コマンドパラメータを入
    力し、図形や文字を描画・表示する図形表示プログラム
    が格納された媒体であって、 描画作業を再現可能な作業履歴情報として記録する作業
    履歴情報記録手段に記録された前記作業履歴情報を基に
    して過去に編集した図形同士の依存関係を抽出する依存
    関係抽出プロセスと、 前記依存関係抽出プロセスにより抽出された依存関係を
    パターンとして現在の作業経過を外挿し、以降の作業を
    予測・実行して作業完成予想図を描画表示する予測・実
    行プロセスからなるプログラムを格納することを特徴と
    する図形表示プログラムを格納した記憶媒体。
  10. 【請求項10】 座標値を入力する入力プロセスと、該
    入力プロセスにより取得した該座標値に基づいて描画コ
    マンドを用いて表示装置に図形を表示する表示プロセス
    とを有する図形表示プログラムを格納した記憶媒体であ
    って、 編集モード時において、 座標値を入力させる座標値入力プロセスと、 前記座標値入力プロセスにより取得された前記座標値に
    基づいて描画コマンドを用いて描画する描画プロセス
    と、 描画の実行順に前記描画コマンドを格納するポインタと
    該描画コマンドに必要な座標値を格納する座標値テーブ
    ルへのポインタを記述した作業履歴テーブル、入力され
    た前記座標値を記述する座標値格納テーブル及び前記描
    画コマンドのパラメータを格納したテーブルを作成する
    テーブル作成プロセスと、 予測モード時において、前記座標値入力プロセスで取得
    した前記座標値を指定し、前記描画コマンドのパラメー
    タを修正し、前記座標値格納テーブル、前記作業履歴テ
    ーブル及び修正された前記描画コマンドのパラメータに
    基づいて、該描画コマンドにより再描画する再描画プロ
    セスとを有することを特徴とする図形表示プログラムを
    格納した記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記再描画プロセスは、 前記作業テーブルと前記座標値格納テーブルに基づいて
    再描画する際に、ステップ毎に該作業履歴テーブルにお
    いて座標値の修正の有無を識別し、描画の実施/未実施
    を選択する描画実施選択プロセスを含む請求項10記載
    の図形表示プログラムを格納した記憶媒体。
  12. 【請求項12】 座標値を入力する座標値入力プロセス
    と、該座標値入力手段により取得された該座標値に基づ
    いて描画コマンドを用いて表示装置に図形を表示する表
    示プロセスとを有する図形表示プログラムを格納した記
    憶媒体であって、 編集モード時に、座標値を入力すると共に、描画コマン
    ドのパラメータを入力させる入力プロセスと、 前記座標値及び前記描画コマンドのパラメータに基づい
    て描画コマンドを用いて描画し、描画の実行順に前記描
    画コマンドを格納するポインタと該描画コマンドに必要
    な座標値を格納する座標値テーブルへのポインタを記述
    した作業履歴テーブル、入力された前記座標値を記述す
    る座標値格納テーブル及び前記描画コマンドのパラメー
    タを格納したテーブルを作成するテーブル作成プロセス
    と、 予測モード時に、前記入力プロセスで取得した前記描画
    コマンドのパラメータを修正するパラメータ修正プロセ
    スと、 前記座標値格納テーブル、前記作業履歴テーブル及び修
    正された前記描画コマンドのパラメータに基づいて、該
    描画コマンドにより再描画する再描画プロセスとを有す
    ることを特徴とする図形表示プログラムを格納した記憶
    媒体。
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