JPH1022152A - 電子部品およびその製造方法 - Google Patents

電子部品およびその製造方法

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JPH1022152A
JPH1022152A JP8174700A JP17470096A JPH1022152A JP H1022152 A JPH1022152 A JP H1022152A JP 8174700 A JP8174700 A JP 8174700A JP 17470096 A JP17470096 A JP 17470096A JP H1022152 A JPH1022152 A JP H1022152A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気的特性、短絡、耐電圧特性を劣化させる
ことのない電子部品およびその製造方法を提供すること
を目的としている。 【解決手段】 巻線25の先端部に有した接続部30
と、端子26の一端の先端部の引き回し端子部28とを
接続するとともに、端子26の一端の先端部の引き回し
端子部28の形状を球形状にした構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種映像機器、産
業機器等に用いる電子部品およびその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の電子部品について図面を参
照しながら説明する。
【0003】図8は従来の電子部品のトランスの断面図
であり、図9は同トランスの端子の一端の拡大断面図、
図10は導電部材と端子との接続状態を示す拡大断面図
である。
【0004】図8、図9において、従来の電子部品のト
ランスは、貫通孔を有したボビン1と、このボビン1の
貫通孔に挿入したコア9と、ボビン1の鍔に植設すると
ともに、一端および他端をボビン1から突出させた端子
6と、端子6の一端の先端部の引き回し端子部7に接続
するとともに、ボビン1の外周に巻装した巻線5と、端
子6の一端を突出させるボビン1の側面8、上面10、
下面11の外周を被覆する絶縁ケース2と、この下面1
1を除いて、絶縁ケース2上に被せたシールドケース3
とを備えている。
【0005】また、端子6の一端と巻線5との接続は、
端子6の一端に巻線5の先端部14を絡げて、半田によ
って接続しており、巻線5を絡げた端子6の一端の外周
には、半田部13を形成している。
【0006】そして、この半田部は、先端が尖った半田
尖り部12を形成した構成である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記構成では、端子6
の一端である引き回し端子部7に半田接続して、半田部
13を形成するが、この半田部13は、図10に示すよ
うに、先端が尖った半田尖り部12となるので、端子6
の一端の長さが半田尖り部12の分だけ長くなり、絶縁
ケース2の内壁に接触しやすくなる。これにより、絶縁
ケース2の内壁に接触すれば端子6の一端に応力が生じ
て、半田部13が端子6から外れて、巻線5と端子6と
が非接続状態になったり、端子6が曲がって巻線5が切
断されたりして、電気的特性を劣化させるという問題点
を有していた。
【0008】また、半田尖り部12は鋭利状なので、絶
縁ケース2を突き破り、その外側のシールドケース3に
接触して短絡したり、半田尖り部12の鋭利状な部分に
電圧分布が集中して、耐電圧特性を劣化させたりすると
いう問題点をも有していた。
【0009】本発明は上記問題点を解決し、導電部材と
端子とが非接続状態になったり、導電部材が切断したり
して、電気的特性を劣化させることがなく、また、短絡
や耐電圧特性を劣化させたりすることのない電子部品お
よびその製造方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、本体と、前記本体に植設するとともに、少
なくとも一端を前記本体から突出させた端子と、前記端
子の一端に電気的接続をする接続部を先端部に有した導
電部材と、前記端子の一端を突出させる前記本体の一側
面の外周を少なくとも被覆するケースとを備え、前記導
電部材の先端部に有した接続部と、前記端子の一端とを
接続するとともに、前記端子の一端の先端部の形状を球
形状にした構成である。
【0011】また、その製造方法は、本体に、少なくと
も一端を突出するように端子を設ける第1工程と、前記
端子の一端に、導電部材の先端部に有した接続部を電気
的接続する第2工程と、前記端子の一端を突出させる前
記本体の一側面の外周に少なくともケースを配置する第
3工程とを備え、第3工程前に、端子の一端の先端部の
形状を球形状にする工程を有した方法である。
【0012】上記構成により、端子の一端の長さが長く
なることがなく、ケースの内壁にはほとんど接触せず、
端子の一端に応力が生じることを抑制でき、端子と巻線
との非接続や、端子の曲がりによる巻線の切断が生じる
ことがなく、電気的特性の劣化を防止できる。
【0013】さらに、端子の一端の先端部は球形状なの
で、ケースを突き破って短絡が発生したり、電圧分布の
集中による耐電圧特性の劣化が発生したりすることも防
止できる。
【0014】また、上記製造方法により、上記の作用を
有する電子部品を製造することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
本体と、前記本体に植設するとともに、少なくとも一端
を前記本体から突出させた端子と、前記端子の一端に電
気的接続をする接続部を先端部に有した導電部材と、前
記端子の一端を突出させる前記本体の一側面の外周を少
なくとも被覆するケースとを備え、前記導電部材の先端
部に有した接続部と、前記端子の一端とを接続するとと
もに、前記端子の一端の先端部の形状を球形状にした構
成である。
【0016】上記構成により、端子の一端の長さが長く
なることがなく、ケースの内壁にはほとんど接触せず、
端子の一端に応力が生じることを抑制でき、端子と導電
部材との非接続や、端子の曲がりによる導電部材の切断
が生じることがなく、電気的特性の劣化を防止できる。
さらに、端子の一端の先端部は球形状なので、ケースを
突き破って短絡が発生したり、電圧分布の集中による耐
電圧特性の劣化が発生したりすることも防止できる。
【0017】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
記載の発明において、ケースに替えて、端子の一端を突
出させる前記本体の一側面の外周を少なくとも被覆す
る、モールド用の充填剤を充填して形成したモールド外
装部を設けた構成である。
【0018】上記構成により、ケースに替えて、モール
ド外装部を有しても、モールド外装部の外側に、端子の
一端の先端部が突出することがないので、プリント基板
等への実装時において、他の周辺の部品等に影響を与え
ることがない。
【0019】本発明の請求項3記載の発明は、請求項1
記載の発明において、導電部材の先端部に有した接続部
と、端子の一端の先端部とを接続した構成である。
【0020】上記構成により、端子の一端における本体
からの突出部を、端子の一端の先端部とすれば、本体か
ら端子の一端の先端部の先端までの距離を短くでき、小
型化を図ることができる。
【0021】本発明の請求項4記載の発明は、請求項3
記載の発明において、導電部材の先端部に有した接続部
と、端子の一端の先端部との接続部分は、溶融接合して
接続した溶融接合部とした構成である。
【0022】上記構成により、導電部材と端子の一端と
は、溶融接合の溶融接合部により接続しているので、導
電部材の接続部と、端子の一端の先端部とが溶融され
て、一体のものとなり、その接続が非常に強固になると
ともに、半田接続のような半田のはがれ等による電気的
特性の劣化がない。
【0023】本発明の請求項5記載の発明は、本体に、
少なくとも一端を突出するように端子を設ける第1工程
と、前記端子の一端に、導電部材の先端部に有した接続
部を電気的接続する第2工程と、前記端子の一端を突出
させる前記本体の一側面の外周に少なくともケースを配
置する第3工程とを備え、第3工程前に、端子の一端の
先端部の形状を球形状にする工程を有した製造方法であ
る。
【0024】上記構成により、請求項1記載の発明の効
果を有する電子部品を製造することができる。
【0025】本発明の請求項6記載の発明は、請求項5
記載の発明において、第3工程を、端子の一端を突出さ
せる前記本体の一側面の外周を少なくとも被覆する、モ
ールド用の充填剤を充填して形成したモールド外装部を
形成する工程とした製造方法である。
【0026】上記構成により、請求項2記載の発明の効
果を有する電子部品を製造することができる。
【0027】本発明の請求項7記載の発明は、請求項5
記載の発明において、第2工程を、端子の一端の先端部
に、導電部材の先端部に有した接続部を電気的接続する
工程とした製造方法である。
【0028】上記構成により、請求項3記載の発明の効
果を有する電子部品を製造することができる。
【0029】本発明の請求項8記載の発明は、請求項5
記載の発明において、第2工程を、端子の一端の先端部
に、導電部材の先端部に有した接続部をアーク溶接して
電気的接続する工程とし、第3工程前に、端子の一端の
先端部の形状をアーク溶接により球形状にする工程を有
した製造方法である。
【0030】上記構成により、請求項4記載の発明の効
果を有する電子部品を製造することができる。
【0031】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態に
おける電子部品のトランスの断面図、図2は同トランス
の端子の一端の先端の拡大図、図3は同トランスの導電
部材と端子との接続状態を示す拡大断面図、図4は同ト
ランスの製造工程における端子の一端の接続状態を示す
斜視図、図5は接続工程における印加電圧と時間との状
態を示した電圧−時間図、図6はモールド外装部を有し
たトランスの断面図、図7は同トランスの製造工程にお
ける端子の一端の他の接続工程図である。
【0032】図1〜図4において、本発明の実施の形態
における電子部品のトランスは、貫通孔を有した、本体
のボビン21と、このボビン21の貫通孔に挿入した閉
磁路状のコア29と、ボビン21に植設するとともに、
少なくとも一端をボビン21から突出させ、他端を下方
に突出させた端子26と、ボビン21の外周に巻装する
とともに、端子26の一端の引き回し端子部28に電気
的接続をする接続部30を先端部に有した導電部材であ
る巻線25と、この端子26の一端を突出させるボビン
21の一側面31の外周を被覆するとともに、上面32
および下面33の外周を被覆する絶縁ケース22と、下
面33を除いた絶縁ケース22上に被せたシールドケー
ス23とを備えている。
【0033】また、巻線25の先端部に有した接続部3
0と、端子26の一端の先端部の引き回し端子部28と
を接続するとともに、端子26の一端の先端部の引き回
し端子部28の形状を球形状にしている。
【0034】さらに、巻線25の先端部に有した接続部
30と、端子26の一端の先端部の引き回し端子部28
との接続部分は、溶融接合して接続した溶融接合部とし
た構成である。
【0035】また、本発明の実施の形態における電子部
品のトランスの製造方法は、本体であるボビン21に、
少なくとも一端を突出するように端子26を設ける第1
工程と、ボビン21の外周に導電部材である巻線25を
巻装する第2工程と、この端子26の一端の先端部の引
き回し端子部28に、導電部材である巻線25の先端部
に有した接続部30をアーク溶接して電気的接続する第
3工程と、端子26の一端の先端部の引き回し端子部2
8の形状をアーク溶接により球形状にする第4工程と、
端子26の一端を突出させるボビン21の一側面31、
上面32、下面33の外周に絶縁ケース22を配置する
第5工程とを有している。
【0036】また、このとき、ボビン21は、フープ材
34の連鎖状の端子26に、インサート成型しており、
連続的に、このフープ材34に、第1工程以降が施され
る。
【0037】さらに、アーク溶接の際は、端子26の一
端の先端部の引き回し端子部28に、トーチ電極35を
近づけ、アーク熱により、溶融接合している。
【0038】この際、ボビン21から突出した端子26
の一端の先端部の引き回し端子部28には、巻線25を
ボビン21側から絡げて絡げ部36を形成するととも
に、絡げた巻線25の先端と端子26の一端の先端との
間に、巻線を絡げていない非絡げ部37を形成して、こ
の非絡げ部37から端子26の一端をアーク熱により溶
融して、直径が絡げ部36の長さになるように端子26
の一端の先端部の引き回し端子部28の形状を球形状に
している。
【0039】また、アーク熱による溶融接合の条件は、
図5に示すように、最初に、t1時間、印加電圧を急峻
に上げ、その後、t2時間、一定電圧のEを保ち、そし
て、t3時間をかけて、印加電圧を下げるようにしてい
る。
【0040】上記構成の電子部品のトランスおよびその
製造方法について、以下その特性を説明する。
【0041】導電部材である巻線25の先端部に有した
接続部30と、端子26の一端とを接続するとともに、
端子26の一端の先端部の引き回し端子部28の形状を
球形状にしているので、端子26の一端の長さが長くな
ることがなく、絶縁ケース22やシールドケース23の
内壁にはほとんど接触せず、端子26の一端に応力が生
じることを抑制でき、端子26と導電部材の巻線25と
の非接続や、端子26の曲がりによる導電部材の巻線2
5の切断が生じることがなく、電気的特性の劣化を防止
できる。さらに、端子26の一端の先端部の引き回し端
子部28は球形状なので、絶縁ケース22やシールドケ
ース23を突き破って短絡が発生したり、電圧分布の集
中による耐電圧特性の劣化が発生したりすることも防止
できる。
【0042】また、導電部材の巻線25の先端部に有し
た接続部30と、端子26の一端の先端部の引き回し端
子部28とを接続しているので、端子26の一端におけ
るボビン21からの突出部全体を引き回し端子部28と
でき、ボビン21からの端子26の突出部が球形状とな
り、ボビン21の側面31から端子26の一端の先端ま
での距離を短くでき、ボビン21の外周に被覆する絶縁
ケース22やシールドケース23の幅を小さくして小型
化を図ることができる。
【0043】さらに、導電部材の巻線25の先端部に有
した接続部30と、端子26の一端の先端部の引き回し
端子部28との接続部分は、溶融接合して接続した溶融
接合部としているので、導電部材の巻線25と端子26
の一端とは、巻線25の接続部30と、端子26の一端
の先端部の引き回し端子部28とが互いに溶融されて、
一体のものとなり、その接続が非常に強固になるととも
に、半田接続のような半田のはがれ等による電気的特性
の劣化がないものである。
【0044】その上、上記製造方法により、このような
特性を有した電子部品を製造することができる。
【0045】このように本発明の実施の形態によれば、
端子26と導電部材の巻線25との非接続や、端子26
の曲がりによる導電部材の巻線25の切断が生じること
がなく、電気的特性の劣化を防止するとともに、絶縁ケ
ース22やシールドケース23を突き破って短絡が発生
したり、電圧分布の集中による耐電圧特性の劣化が発生
したりすることも防止できる。
【0046】また、ボビン21の側面31から端子26
の一端の先端までの距離を短くでき、ボビン21の外周
に被覆する絶縁ケース22やシールドケース23の幅を
小さくして小型化を図れるとともに、巻線25と端子2
6の一端とは、巻線25の接続部30と、端子26の一
端の先端部の引き回し端子部28とが互いに溶融され
て、一体のものとなり、その接続を非常に強固にするこ
ともできるものである。
【0047】そして、上記特性を有した電子部品を製造
することもできる。なお、本発明の実施の形態における
電子部品では、絶縁ケース22を用いたが、絶縁ケース
22に替えて、図6に示すように、端子26の一端を突
出させるボビン21の下面側の外周を少なくとも被覆す
る、モールド用の充填剤を充填して形成したモールド外
装部を設けてもよい。
【0048】さらに、導電部材の巻線25の接続部30
と端子26の一端の先端部の引き回し端子部28との接
続箇所が、実装時において、プリント配線40を印刷し
たプリント基板39面側にある場合も、同様の効果を生
じる。
【0049】この場合の製造方法においては、図7に示
すように、端子26の一端の先端をボビン21の下面側
から突出させて、接続をする。
【0050】また、その製造方法では、端子26の一端
を突出させるボビン21の一側面31の外周に少なくと
も絶縁ケース22を配置する工程に替えて、端子26の
一端を突出させるボビン21の一側面31の外周を少な
くとも被覆する、モールド用の充填剤を充填して形成し
たモールド外装部を形成する工程としてもよい。
【0051】そして、本発明の実施の形態における電子
部品はトランスを用いたが、ダイオード、抵抗、コンデ
ンサ等の電子部品でも同様の効果を生じることができ
る。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、導電部材
の先端部に有した接続部と、端子の一端とを接続すると
ともに、端子の一端の先端部の形状を球形状にしている
ので、端子の一端の長さが長くなることがなく、ケース
の内壁にはほとんど接触せず、端子の一端に応力が生じ
ることを抑制でき、端子と導電部材との非接続や、端子
の曲がりによる導電部材の切断が生じることがなく、電
気的特性の劣化を防止し、また、端子の一端の先端部は
球形状なので、ケースを突き破って短絡が発生したり、
電圧分布の集中による耐電圧特性の劣化が発生したりす
ることも防止した電子部品を提供することができる。
【0053】さらに、本発明の製造方法によれば、端子
の一端の先端部の形状を球形状にする工程を有している
ので、上記の効果を有した電子部品の製造方法を提供す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における電子部品のトラン
スの断面図
【図2】同トランスの端子の一端の先端の拡大正面図
【図3】同トランスの製造工程における端子の一端の部
の拡大断面図
【図4】同トランスの導電部材と端子との接続状態を示
す斜視図
【図5】接続工程における印加電圧と時間との状態を示
した電圧−時間を示す図
【図6】モールド外装部を用いたトランスの断面図
【図7】同トランスの製造工程における端子の一端の他
の接続工程を示す斜視図
【図8】従来のトランスの断面図
【図9】同トランスの端子の一端の拡大断面図
【図10】同トランスの導電部材と端子との接続状態を
示す拡大断面図
【符号の説明】
21 ボビン 22 絶縁ケース 23 シールドケース 25 巻線 26 端子 28 引き回し端子部 29 コア 30 接続部 31 側面 32 上面 33 下面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、前記本体に植設するとともに、
    少なくとも一端を前記本体から突出させた端子と、前記
    端子の一端に電気的接続をする接続部を先端部に有した
    導電部材と、前記端子の一端を突出させる前記本体の一
    側面の外周を少なくとも被覆するケースとを備え、前記
    導電部材の先端部に有した接続部と、前記端子の一端と
    を接続するとともに、前記端子の一端の先端部の形状を
    球形状にした電子部品。
  2. 【請求項2】 ケースに替えて、端子の一端を突出させ
    る前記本体の一側面の外周を少なくとも被覆する、モー
    ルド用の充填剤を充填して形成したモールド外装部を設
    けた請求項1記載の電子部品。
  3. 【請求項3】 導電部材の先端部に有した接続部と、端
    子の一端の先端部とを接続した請求項1記載の電子部
    品。
  4. 【請求項4】 導電部材の先端部に有した接続部と、端
    子の一端の先端部との接続部分は、溶融接合して接続し
    た溶融接合部とした請求項3記載の電子部品。
  5. 【請求項5】 本体に、少なくとも一端を突出するよう
    に端子を設ける第1工程と、前記端子の一端に、導電部
    材の先端部に有した接続部を電気的接続する第2工程
    と、前記端子の一端を突出させる前記本体の一側面の外
    周に少なくともケースを配置する第3工程とを備え、第
    3工程前に、端子の一端の先端部の形状を球形状にする
    工程を有した電子部品の製造方法。
  6. 【請求項6】 第3工程を、端子の一端を突出させる前
    記本体の一側面の外周を少なくとも被覆する、モールド
    用の充填剤を充填して形成したモールド外装部を形成す
    る工程とした請求項5記載の電子部品の製造方法。
  7. 【請求項7】 第2工程を、端子の一端の先端部に、導
    電部材の先端部に有した接続部を電気的接続する工程と
    した請求項5記載の電子部品の製造方法。
  8. 【請求項8】 第2工程を、端子の一端の先端部に、導
    電部材の先端部に有した接続部をアーク溶接して電気的
    接続する工程とし、第3工程前に、端子の一端の先端部
    の形状をアーク溶接により球形状にする工程を有した請
    求項7記載の電子部品の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002013354A1 (fr) * 2000-08-03 2002-02-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Moteur sans balai et son procede de fabrication
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