JPH10220386A - キャンドモータポンプの固定子 - Google Patents
キャンドモータポンプの固定子Info
- Publication number
- JPH10220386A JPH10220386A JP3689697A JP3689697A JPH10220386A JP H10220386 A JPH10220386 A JP H10220386A JP 3689697 A JP3689697 A JP 3689697A JP 3689697 A JP3689697 A JP 3689697A JP H10220386 A JPH10220386 A JP H10220386A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- rotor
- canned motor
- motor pump
- pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 15
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 11
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- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 claims description 8
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- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、キャンと駆動回路部及び固定子と
を別体として結合する構造の採用で生ずる固着工数のコ
スト付加や、固着保持力の不足に伴う振動派生等を排除
することの出来るキャンドモータポンプの固定子の実現
を目的とする。 【解決手段】 本発明に成るキャンドモータポンプの固
定子は、回転子室とポンプ室とが一体を成す樹脂成型部
の前記回転子室外周面に一体的に埋設保持され、その内
周面に前記成型樹脂層を有し該樹脂層が隔壁の円筒部を
形成し、もしくはその内周面にステンレス鋼円筒部材が
併設され該ステンレス鋼円筒部が隔壁の円筒部を形成
し、又、前記回転子室底部中央に回転子室中心に軸方向
に伸びる回転子軸をも一体保持するように成型され、更
には当該モータを駆動する駆動回路部をも一体的に埋設
成型する如く構成される。
を別体として結合する構造の採用で生ずる固着工数のコ
スト付加や、固着保持力の不足に伴う振動派生等を排除
することの出来るキャンドモータポンプの固定子の実現
を目的とする。 【解決手段】 本発明に成るキャンドモータポンプの固
定子は、回転子室とポンプ室とが一体を成す樹脂成型部
の前記回転子室外周面に一体的に埋設保持され、その内
周面に前記成型樹脂層を有し該樹脂層が隔壁の円筒部を
形成し、もしくはその内周面にステンレス鋼円筒部材が
併設され該ステンレス鋼円筒部が隔壁の円筒部を形成
し、又、前記回転子室底部中央に回転子室中心に軸方向
に伸びる回転子軸をも一体保持するように成型され、更
には当該モータを駆動する駆動回路部をも一体的に埋設
成型する如く構成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャンドモータポ
ンプの固定子の構造に関する。
ンプの固定子の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３はキャンドモータポンプの例の断面
略図で、筐体３の内部にモータ１と駆動回路部２と共に
回転子室を形成するキャン６が設けられ、該キャン６の
円筒部６ー１で固定子１ー１と回転子１ー２とが隔離さ
れている。
略図で、筐体３の内部にモータ１と駆動回路部２と共に
回転子室を形成するキャン６が設けられ、該キャン６の
円筒部６ー１で固定子１ー１と回転子１ー２とが隔離さ
れている。
【０００３】そして前記キャン６は回転子室を形成する
円筒部６ー１の開口端から伸長するようにポンプ室を形
成するポンプケーシング７ー２が一体を成し、この内部
で羽根車７ー１が前記回転子１ー２に連結され、回転自
在に支承されている。
円筒部６ー１の開口端から伸長するようにポンプ室を形
成するポンプケーシング７ー２が一体を成し、この内部
で羽根車７ー１が前記回転子１ー２に連結され、回転自
在に支承されている。
【０００４】モータ１の固定子１ー１はキャン６の円筒
部６ー１の外周面に圧入もしくは接着等の手段で固着さ
れ、その背面には駆動回路部２が固定配設され筐体３に
収容される構成となっている。
部６ー１の外周面に圧入もしくは接着等の手段で固着さ
れ、その背面には駆動回路部２が固定配設され筐体３に
収容される構成となっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来の構成
は、キャン６と固定子１ー１とを別体として結合する構
成であるので、固着工数のコスト付加や作業上の信頼性
の他、固着保持力の不足に伴う振動の派生等解決が望ま
れていた。
は、キャン６と固定子１ー１とを別体として結合する構
成であるので、固着工数のコスト付加や作業上の信頼性
の他、固着保持力の不足に伴う振動の派生等解決が望ま
れていた。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に成るキャンドモ
ータポンプの固定子は、回転子室とポンプ室とが一体を
成すように樹脂成型されるキャン円筒部外周面に埋設保
持され、その内周面に回転子室を形成する樹脂成型部の
一部が、前記固定子と前記回転子を隔離する隔壁の円筒
部を形成し、もしくはその内周面にステンレス鋼円筒部
材が併設され、該ステンレス鋼円筒部が隔壁の円筒部を
形成するように構成され、前記回転子室底部中央に回転
子室中心に軸方向に伸びる回転子軸をも一体成型保持さ
れ、又は当該モータを駆動する駆動回路部も一体的に埋
設成型されるように構成されている。
ータポンプの固定子は、回転子室とポンプ室とが一体を
成すように樹脂成型されるキャン円筒部外周面に埋設保
持され、その内周面に回転子室を形成する樹脂成型部の
一部が、前記固定子と前記回転子を隔離する隔壁の円筒
部を形成し、もしくはその内周面にステンレス鋼円筒部
材が併設され、該ステンレス鋼円筒部が隔壁の円筒部を
形成するように構成され、前記回転子室底部中央に回転
子室中心に軸方向に伸びる回転子軸をも一体成型保持さ
れ、又は当該モータを駆動する駆動回路部も一体的に埋
設成型されるように構成されている。
【０００７】上述の如き構成においては、モータの固定
子とモータを駆動する駆動回路部をもキャン成型と一体
的に埋設保持するので、接合の工程も排除できる他、振
動発生の抑制をも実現できる。
子とモータを駆動する駆動回路部をもキャン成型と一体
的に埋設保持するので、接合の工程も排除できる他、振
動発生の抑制をも実現できる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。図１は本発明に成る一実施例を説明する組
み合わせ図で、左から筐体３、駆動回路部２とモータ１
の固定子１ー１とを埋設成型したキャン４ー１とポンプ
ケーシング（７ー２）が一体を成す形の樹脂成型部４、
羽根車７ー１と一体に連結される回転子１ー２、仕切板
７ー３、ポンプカバー７ー４が軸方向に結合されるよう
になっている。
を説明する。図１は本発明に成る一実施例を説明する組
み合わせ図で、左から筐体３、駆動回路部２とモータ１
の固定子１ー１とを埋設成型したキャン４ー１とポンプ
ケーシング（７ー２）が一体を成す形の樹脂成型部４、
羽根車７ー１と一体に連結される回転子１ー２、仕切板
７ー３、ポンプカバー７ー４が軸方向に結合されるよう
になっている。
【０００９】上述の従来技術の構成の図３と対比して明
らかなように、従来構成とはモータ１及び駆動回路部２
とキャン６との相関を除いて同じで、図１に見るように
駆動回路部２と固定子１ー１とを一体に埋設成型しかつ
ポンプケーシング（７ー２）と一体の樹脂成型部４が、
モータ１の固定子１ー１と回転子１ー２とを隔離するキ
ャンの円筒部４ー１を形成する点に本願の主題がある。
らかなように、従来構成とはモータ１及び駆動回路部２
とキャン６との相関を除いて同じで、図１に見るように
駆動回路部２と固定子１ー１とを一体に埋設成型しかつ
ポンプケーシング（７ー２）と一体の樹脂成型部４が、
モータ１の固定子１ー１と回転子１ー２とを隔離するキ
ャンの円筒部４ー１を形成する点に本願の主題がある。
【００１０】埋設される固定子１ー１の内周面には樹脂
層が形成され、これがキャン円筒部４ー１を構成してい
る。又、回転子室を形成するキャンの円筒部４ー１の底
面中心には回転子１ー２を支承する回転子軸１ー３を一
体的に成型保持してもよい。
層が形成され、これがキャン円筒部４ー１を構成してい
る。又、回転子室を形成するキャンの円筒部４ー１の底
面中心には回転子１ー２を支承する回転子軸１ー３を一
体的に成型保持してもよい。
【００１１】図２は他の実施例を示す図で、固定子１ー
１の内周面にキャンを構成するステンレス鋼円筒部材６
を配設し、駆動回路部２と固定子１ー１とを埋設成型
し、かつポンプケーシング（７ー２）と前記ステンレス
鋼円筒部材６とを一体に樹脂成形部５を形成する構成
で、回転子軸３ー１が樹脂成形部５の底部中心に一体に
固着保持される。
１の内周面にキャンを構成するステンレス鋼円筒部材６
を配設し、駆動回路部２と固定子１ー１とを埋設成型
し、かつポンプケーシング（７ー２）と前記ステンレス
鋼円筒部材６とを一体に樹脂成形部５を形成する構成
で、回転子軸３ー１が樹脂成形部５の底部中心に一体に
固着保持される。
【００１２】上述詳細な説明では自吸式キャンドモータ
ポンプの例を示しているが、これを非自吸式ポンプに適
用できることは言うまでもない。
ポンプの例を示しているが、これを非自吸式ポンプに適
用できることは言うまでもない。
【００１３】
【発明の効果】本発明に成るキャンドモータポンプの固
定子は、モータを駆動する駆動回路部とモータの固定子
とを埋設成型し、かつキヤンと共にポンプケーシングを
も一体的に樹脂成形するので、固定子とキャンとポンプ
ケーシングの接合工程が排除できる他、振動の発生をの
抑制する効果をもある。
定子は、モータを駆動する駆動回路部とモータの固定子
とを埋設成型し、かつキヤンと共にポンプケーシングを
も一体的に樹脂成形するので、固定子とキャンとポンプ
ケーシングの接合工程が排除できる他、振動の発生をの
抑制する効果をもある。
【図１】本発明に成る一実施例を説明する組み合わせ図
である。
である。
【図２】本発明になる他の例の要部断面図である。
【図３】本発明に係る従来技術の例のキャンドモータポ
ンプの断面図である。
ンプの断面図である。
１ モータ １ー１ 固定子 １ー２ 回転子 １ー３ 回転子軸 ２ 駆動回路部 ３ 筐体 ４ 駆動回路部と固定子を埋設保持しキャンとポン
プケーシングとを一体形成する樹脂成型部 ４ー１ キャン円筒部 ５ 駆動回路部と固定子を埋設し、キャンを構成す
るステンレス鋼円筒部材と共にポンプケーシングを一体
形成する樹脂成型部 ６ キャン円筒部を形成するステンレス鋼円筒部材 ６ー１ キャンの円筒部 ７ ポンプ ７ー１ 羽根車 ７ー２ ポンプケーシング ７ー３ 仕切板 ７ー４ ポンプカバー
プケーシングとを一体形成する樹脂成型部 ４ー１ キャン円筒部 ５ 駆動回路部と固定子を埋設し、キャンを構成す
るステンレス鋼円筒部材と共にポンプケーシングを一体
形成する樹脂成型部 ６ キャン円筒部を形成するステンレス鋼円筒部材 ６ー１ キャンの円筒部 ７ ポンプ ７ー１ 羽根車 ７ー２ ポンプケーシング ７ー３ 仕切板 ７ー４ ポンプカバー
Claims (5)
- 【請求項１】 固定子と回転子とこれらを隔離し回転子
室を形成する隔壁とより成る回転機と、前記回転子に連
結されて転回する羽根車と、該羽根車を収容するポンプ
室とを備えるキャンドモータポンプの前記固定子におい
て、該固定子が、前記回転子室と前記ポンプ室とが一体
を成す樹脂成型部の前記回転子室の外周面に埋設保持さ
れていること、を特徴とするキャンドモータポンプの固
定子。 - 【請求項２】 前記キャンドモータポンプの固定子は、
その内周面に前記回転子室を形成する樹脂成型部の一部
が、前記固定子と前記回転子を隔離する隔壁の円筒部を
形成していること、を特徴とする請求項１に記載のキャ
ンドモータポンプの固定子。 - 【請求項３】 前記キャンドモータポンプの固定子は、
その内周面にステンレス鋼円筒部材が併設され、該ステ
ンレス鋼円筒部が隔壁の円筒部を形成していること、を
特徴とする請求項１に記載のキャンドモータポンプの固
定子。 - 【請求項４】 前記キャンドモータポンプの固定子は、
前記回転子室底部中央に回転子室を中心に軸方向に伸び
る回転子軸をも一体保持するように成型されているこ
と、を特徴とする請求項１〜３に記載のキャンドモータ
ポンプの固定子。 - 【請求項５】 前記キャンドモータポンプの固定子は、
当該モータを駆動する駆動回路部と共に一体的に埋設成
型されていること、を特徴とする請求項１〜４に記載の
キャンドモータポンプの固定子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3689697A JPH10220386A (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | キャンドモータポンプの固定子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3689697A JPH10220386A (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | キャンドモータポンプの固定子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10220386A true JPH10220386A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12482548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3689697A Pending JPH10220386A (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | キャンドモータポンプの固定子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10220386A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006200427A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ポンプ |
| JP2008185038A (ja) * | 2008-04-04 | 2008-08-14 | Matsushita Electric Works Ltd | ポンプ |
| JP2012062899A (ja) * | 2011-12-12 | 2012-03-29 | Mitsubishi Electric Corp | 水循環ポンプの製造方法 |
| US8601686B2 (en) | 2009-10-13 | 2013-12-10 | Mitsubishi Electric Corporation | Water circulating pump, manufacturing method thereof, and heat pump apparatus |
| JP2013253610A (ja) * | 2013-09-11 | 2013-12-19 | Mitsubishi Electric Corp | 水循環ポンプの製造方法及びヒートポンプ装置 |
-
1997
- 1997-02-06 JP JP3689697A patent/JPH10220386A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006200427A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ポンプ |
| JP2008185038A (ja) * | 2008-04-04 | 2008-08-14 | Matsushita Electric Works Ltd | ポンプ |
| US8601686B2 (en) | 2009-10-13 | 2013-12-10 | Mitsubishi Electric Corporation | Water circulating pump, manufacturing method thereof, and heat pump apparatus |
| JP2012062899A (ja) * | 2011-12-12 | 2012-03-29 | Mitsubishi Electric Corp | 水循環ポンプの製造方法 |
| JP2013253610A (ja) * | 2013-09-11 | 2013-12-19 | Mitsubishi Electric Corp | 水循環ポンプの製造方法及びヒートポンプ装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040119 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070222 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070227 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070626 |