JPH10219733A - 装軌式車両の作業機油圧制御装置 - Google Patents

装軌式車両の作業機油圧制御装置

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JPH10219733A
JPH10219733A JP2783497A JP2783497A JPH10219733A JP H10219733 A JPH10219733 A JP H10219733A JP 2783497 A JP2783497 A JP 2783497A JP 2783497 A JP2783497 A JP 2783497A JP H10219733 A JPH10219733 A JP H10219733A
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swash plate
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山本  茂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1に作業中に走行系統の油圧力を確保し、
トルクコンバータのストールを防止することのできる装
軌式車両の作業機油圧制御装置を提供し、第2に、走行
加速時における車体の走行加速性を向上させることので
きる装軌式車両の作業機油圧制御装置を提供する 【解決手段】 コントローラ33に車両牽引力出力マッ
プを有し、車速センサ32および変速段センサ31から
の信号に基づいて実車速および実牽引力を演算し、この
演算値が車両牽引力出力マップの制御領域内である場合
は、斜板角可変用レギュレータによりブレード7側への
吐出流量を減じるように制御する。また、実スロットル
開度センサ29からの実スロットル開度の時間的変化率
を求め、この時間的変化率がスロットル開度の時間的変
化率上限値以上の場合は、斜板角可変用レギュレータ3
4によりブレード7側への吐出流量を減じるように制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、掘削作業と走行と
の複合作業中に走行系統の油圧力を確保しつつ、作業機
の油圧力を制御する装軌式車両の作業機油圧制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、装軌式車両における運転操作は
オペレーターのマニュアル操作により、エンジン出力で
油圧ポンプを駆動し、発生する油圧力を利用して、作業
機による作業を行いながら同時に車両を走行させてい
る。
【0003】例えばブルドーザにおいて、オペレータに
よるドージング作業は、ブレード(作業機)を上昇もし
くは下降させてブレードに加わる負荷量を一定に保つと
ともに、車体の走行滑り(シュースリップ)を回避しな
がら行われる。
【0004】しかしながら、前述のようにオペレーター
のマニュアル操作による作業機と走行系統との同時操作
は操作頻度が多いため、作業機と走行系統とに配分され
る油圧力は、それぞれの装軌式車両に設けられている油
圧ポンプまかせとされている。この種の油圧ポンプに
は、固定容量型油圧ポンプ(ギアポンプタイプ),必要
に応じて主油圧ポンプ吐出量に付加増量する応援ポンプ
(流量2段階タイプ),可変容量型油圧ポンプ(CLS
Sタイプ),可変容量型油圧ポンプ(パワー一定制御タ
イプ)など4つのタイプに分けられる。これらのタイプ
には、それぞれ欠点があり、ギアポンプタイプおよび流
量2段階タイプにおいては、作業中の車両状態に応じた
油圧パワーを制御できないという問題点があり、CLS
Sタイプにおいては、リリーフ時,ファイコン時,複合
操作時のみしか流量制御ができないという問題点があ
り、パワー一定制御タイプにおいては、軽負荷でエンジ
ン低回転設定時には作業機パワーが不足するという問題
点がある。
【0005】図7には、従来の装軌式車両の油圧ポンプ
特性P−Q図(a),エンジン出力特性N−T図(b)
および車両牽引力特性F−V図(c)が示されている。
図7(a)(b)(c)中に示されるa線はスロットル
を全開にしたときの作業機の油圧力,b線はスロットル
を中間的に絞ったときの作業機の油圧力およびc線はス
ロットルを閉じたときの作業機の油圧力である。まず、
スロットルを中間的に絞っている状態で作業機を操作
し、油圧が上昇した場合は、ポンプの吐出量は変わらな
いので、図中のからに移行し油圧力が上昇する。こ
の結果、油圧ポンプトルクを差し引いたトルクコンバー
タへの油圧力は図7(b)のdラインに低下する。この
時、走行系統への負荷は一定なので、作業機に消費した
油圧力により走行系統への出力がdに移行した場合スト
ールして車速が0となってしまう。この状態からスロッ
トルを全開にしても、作業機に消費する油圧力が大きい
ため走行の加速性が悪く、からへの移行に時間がか
かるという問題点がある。
【0006】このように、作業機にかかる負荷が増大す
ると、走行系統への出力配分が減少してトルクコンバー
タがストールしてしまい、牽引力不足の状態になって車
両が前進しなくなるという問題点がある。一方、オペレ
ーターにより、スロットルを中間的に絞っている状態か
ら急激にスロットルを開操作にした場合には、作業機に
かかる負荷が大きい場合には作業機の消費馬力が大きい
分、走行系統への出力配分が減少し、走行の加速性が悪
いという問題点もある。
【0007】このような問題点に対処した関連技術とし
て、特公昭57−21614号公報には、走行クラッチ
とポンプクラッチとを連動連結し、作業時には複数ポン
プの流体を作業機側に合流供給して作業機の速度を増速
させる一方、走行と作業機の複合操作時には作業機への
一方のポンプ駆動を停止させることで走行系へのエンジ
ン出力を確保するように構成したものが開示され、特公
平6−63266号公報には、走行速度を維持しながら
作業機系がリリーフ状態になれば流体圧を低減させるよ
うに構成したものが開示され、特開昭59−22053
5号公報には、エンジン出力を走行系と作業機系とへの
分配比を可変にするように構成したものが開示されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭
57−21614号公報に開示されているものでは、作
業機への一方のポンプ駆動を停止させることにより、そ
の余剰エンジン出力が急激に走行系統に切り換わってし
まうので走行速度変化が大きく走行ショックを生じると
いう問題点がある。また、特公平6−63266号公報
に開示されているものは、走行系の駆動速度を低下させ
ることなく作業系の流体圧を低下させて、作業系の損傷
を防ぐことを目的とするものであり、特開昭59−22
0535号公報に開示されているものは、走行系の駆動
力が大きいために生じるタイヤスリップを防止すること
を目的とするものであり、これらはいずれもトルクコン
バータのストール防止や加速性を向上させるための本質
的な対策とはなり得ない。
【0009】本発明は、このような問題点を解消するた
めに成されたものであり、第1に作業中に走行系統の出
力配分を確保し、トルクコンバータのストールを防止す
ることのできる装軌式車両の作業機油圧制御装置を提供
することを目的とし、第2に、加速時における車体の走
行加速性を向上させることのできる装軌式車両の作業機
油圧制御装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用・効果】第1発
明による装軌式車両の作業機油圧制御装置は、前記目的
を達成するために、エンジンの出力により可変容量型油
圧ポンプを駆動して作業機を作動させる作業機系統と、
前記エンジンの出力を動力伝達手段を介してスプロケッ
トに伝達して車両を走行させる走行系統とを備える装軌
式車両の作業機油圧制御装置において、(a)車体の実
車速を検出する実車速検出手段,(b)車体の実牽引力
を検出する実牽引力検出手段,(c)前記実車速検出手
段により検出される実車速と前記実牽引力検出手段によ
り検出される実牽引力とがそれぞれ所定の車速と所定の
牽引力とよりなる制御領域内にあるか否かを判定する制
御領域判定手段および(d)この制御領域判定手段によ
り実車速と実牽引力とが前記制御領域内にあると判定さ
れたときに、前記可変容量型油圧ポンプの斜板角度を制
御する斜板角度制御手段を備えることを特徴とするもの
である。
【0011】前記構成に加えて、前記斜板角度制御手段
は、前記判定手段により実車速と実牽引力とが前記制御
領域内にあると判定されたときに、前記可変容量型油圧
ポンプの作業機系統への吐出油量を減じるように斜板角
度を制御することが好ましい。
【0012】第1発明においては、実車速検出手段によ
り検出される実車速および実牽引力検出手段により検出
される実牽引力が所定の車速と所定の牽引力とよりなる
制御領域内にある場合は、斜板角制御手段により斜板角
が可変容量型油圧ポンプの作業機への吐出油量を減じる
ように制御される。このため、走行系統への出力配分を
確保することができる。したがって、走行系統と作業機
系統とを同時操作させる作業において、作業機系統に油
圧力がとられて走行系統がストールすることによる牽引
力不足の状態を防ぐことができる。
【0013】次に、第2発明による装軌式車両の作業機
油圧制御装置は、エンジンの出力により可変容量型油圧
ポンプを駆動して作業機を作動させる作業機系統と、前
記エンジンの出力を動力伝達手段を介してスプロケット
に伝達して車両を走行させる走行系統とを備える装軌式
車両の作業機油圧制御装置において、(a)エンジンの
スロットル開度を検出するスロットル開度検出手段,
(b)このスロットル開度検出手段から得られるスロッ
トル開度の時間的変化率が所定の変化率以上か否かを判
定するスロットル開度変化率判定手段および(c)この
スロットル開度変化率判定手段によりスロットル開度の
時間的変化率が所定の変化率以上と判定されたときに、
前記可変容量型油圧ポンプの斜板角度を制御する斜板角
度制御手段を備えることを特徴とするものである。
【0014】前記構成に加えて、前記斜板角度制御手段
は、前記スロットル開度変化率判定手段によりスロット
ル開度の時間的変化率が所定の変化率以上と判定された
ときに、前記可変容量型油圧ポンプの作業機系統への吐
出油量を減じるように斜板角度を制御することが好まし
い。
【0015】第2発明においては、スロットル開度検出
手段により検出されるエンジンのスロットル開度の時間
的変化率(エンジン加速度合)が所定値以上の場合は、
斜板角制御手段により斜板角が可変容量型油圧ポンプの
作業機への吐出油量を減じるように制御される。したが
って、エンジンの加速度合を急激に増加させる操作がな
された場合に作業機への吐出油量を減じることにより、
走行系統の出力配分が確保されるため、走行加速性を向
上させることができる。
【0016】次に、第3発明による装軌式車両の作業機
油圧制御装置は、エンジンの出力により可変容量型油圧
ポンプを駆動して作業機を作動させる作業機系統と、前
記エンジンの出力を動力伝達手段を介してスプロケット
に伝達して車両を走行させる走行系統とを備える装軌式
車両の作業機油圧制御装置において、(a)車体の実車
速を検出する実車速検出手段,(b)車体の実牽引力を
検出する実牽引力検出手段,(c)エンジンのスロット
ル開度を検出するスロットル開度検出手段,(d)前記
実車速検出手段により検出される実車速と前記実牽引力
検出手段により検出される実牽引力とがそれぞれ所定の
車速と所定の牽引力とよりなる制御領域内にあるか否か
を判定する制御領域判定手段,(e)前記スロットル開
度検出手段から得られるスロットル開度の時間的変化率
が所定の変化率以上か否かを判定するスロットル開度変
化率判定手段および(f)前記制御領域判定手段により
実車速と実牽引力とが前記制御領域内にあると判定さ
れ,かつ前記スロットル開度変化率判定手段によりスロ
ットル開度の時間的変化率が所定の変化率以上と判定さ
れたときに、前記可変容量型油圧ポンプの斜板角度を制
御する斜板角度制御手段を備えることを特徴とするもの
である。
【0017】前記構成に加えて、前記斜板角度制御手段
は、前記制御領域判定手段により実車速と実牽引力とが
制御領域内にあると判定され,かつ前記スロットル開度
変化率判定手段によりスロットル開度の時間的変化率が
所定の変化率以上と判定されたときに、前記可変容量型
油圧ポンプの作業機系統への吐出油量を減じるように斜
板角度を制御することが好ましい。
【0018】第3発明においては、実車速検出手段によ
り検出される実車速および実牽引力検出手段により検出
される実牽引が所定の車速と所定の牽引力とよりなる制
御領域内にある場合であって、かつスロットル開度検出
手段により検出されるエンジンのスロットル開度の時間
的変化(エンジン加速度合)が、所定値より大きい場合
は、斜板角制御手段により斜板角が可変容量型油圧ポン
プの作業機への吐出油量を減じるように制御される。し
たがって、走行系統と作業機系統とを同時操作させる作
業中に加速させる場合においても、走行系統の出力配分
が確保されるため、走行加速性の向上を図ることができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明による装軌式車両の
作業機油圧制御装置の具体的な実施の形態について、図
面を参照しつつ説明する。
【0020】(実施例1)図1には、本発明の第1実施
例に係るブルドーザの外観図が示されている。
【0021】本実施例のブルドーザ1においては、車体
2上にボンネット3および運転席4が設けられ、車体2
の前進方向の左右の各側部には、車体2を前進,後進お
よび旋回させる履帯5が設けられている。これら履帯5
は、エンジンから伝達される駆動力によって対応するス
プロケット6により各履帯5毎に独立して駆動される。
【0022】また、車体2の左右の側部には、ブレード
7を先端側で指示する左および右のストレートフレーム
8,9の基端部がトラニオン10(右側部のトラニオン
は図示されてはいない。)によってブレード7が上昇・
下降可能なように枢支されている。さらに、ブレード7
には、このブレード7を上昇・下降させる左右一対のブ
レードリフトシリンダ11が車体2との間に、またブレ
ード7を左右に傾斜させるブレース12およびブレード
チルトシリンダ13がそのブレース12を左ストレート
フレーム8との間に、ブレードチルトシリンダ13を右
ストレートフレーム9との間に配することにより設けら
れている。
【0023】また、オペレータ席4の車体2の前進方向
における左側にはステアリングレバー15,変速レバー
16および燃焼コントロールレバー17が設けられてい
るとともに、右側にはブレード7を上昇,下降,左傾斜
および右傾斜させるブレードコントロールレバー18が
設けられている。なお、オペレータ席4の前方には図示
されてはいないがデクセルペダルが設けられている。
【0024】次に、車両系統が示されている図2におい
て、エンジン20からの回転駆動力は、ダンパー21を
介して作業機油圧ポンプを含む各種油圧ポンプを駆動す
るPTO22からトルクコンバータ23に伝達される。
次に、このトルクコンバータ23の出力軸から、回転駆
動力はその出力軸に入力軸が連結されている例えば遊星
歯車湿式多板式クラッチ変速機であるトランスミッショ
ン24に伝達される。このトランスミッション24の出
力軸からその回転駆動力は、ステアリング機構25を介
して左右一対の各終減速機構26に伝達されて履帯5を
走行させる各スプロケット6が駆動されるようになって
いる。
【0025】一方、ブレード7の駆動力としては、エン
ジン20からの駆動力がPTO22を介して、可変容量
型ポンプ27に伝達される。次に、この可変容量型ポン
プ27からの駆動力は、作業機操作弁28を介して、ブ
レードリフトシリンダ11およびブレードチルトシリン
ダ13に伝達される。なお、作業機操作弁28は、ブレ
ードコントロールレバー18により操作される。
【0026】また、前記エンジン20にはスロットル開
度センサ29が、ダンパー21にはエンジン回転数セン
サ30が、トランスミッション24には変速段センサ3
1および車速センサ32がそれぞれ設けられ、これらス
ロットル開度センサ29,エンジン回転数センサ30,
変速段センサ31および車速センサ32から得られる信
号は、すべてコントローラ33に入力され、このコント
ローラ33からの出力により、可変容量型油圧ポンプ2
7に設けられている斜板角可変用レギュレータ34が制
御される。
【0027】このコントローラ33は、制御システムを
実行する中央処理装置(CPU)33Aとこの制御シス
テム等を記憶する読出し専用メモリ(ROM)33Bま
た各種レジスタとしての書き込み可能メモリ(RAM)
33Cとにより構成されている。
【0028】次に、前述のように構成される制御システ
ムにおける制御動作について、図3のフローチャートに
基づき詳述する。 S11:車速センサ32,変速段センサ31およびエン
ジン回転数センサ30からの信号に基づいて実車速Vと
実牽引力Fとを演算する。ここで、実牽引力Fは、次の
ようにして計算される。 1.エンジンの回転数を検出するエンジン回転数センサ
30とトルクコンバータ23の出力軸回転数を検出する
トルクコンバータ出力軸回転センサ35を具えて、まず
前記エンジン回転センサ30により検出されるエンジン
回転数Neとトルクコンバータ出力軸回転センサ35に
より検出されるトルクコンバータ出力軸回転数Ntとの
比である速度比e(=Nt/Ne)を得、この速度比e
により前記トルクコンバータ23のトルクコンバータ特
性からトルクコンバータ出力トルクを得、次に基本的に
はそのトルクコンバータ出力トルクに前記トルクコンバ
ータ23の出力軸から前記車体2を走行させる履帯5を
駆動させるスプロケット6までの減速比を乗算すること
に基づく算出により車体2の実牽引力を検知する。 2.ロックアップ付トルクコンバータにおけるロックア
ップ時またはダイレクトミッションの場合には、エンジ
ンの回転数を検出するエンジン回転数センサ30を具え
て、このエンジン回転数センサ30により検出されるエ
ンジン回転数によって前記エンジンのエンジントルク特
性からエンジントルクを得、次にそのエンジントルクに
基本的には前記エンジン20から前記車体2を走行させ
る履帯5を駆動させるスプロケット6までの減速比を乗
算することに基づく算出により車体の実牽引力を検知す
る。また、実車速Vは、エンジン回転数センサ30検出
値に基づいてスリップ率等を考慮して算出される。
【0029】S12〜S15:S11で演算された実車
速Vと実牽引力Fとが、図6で示されている車速牽引力
出力マップの制御領域内、つまり本実施例においては、
実車速Vが車速下限値Vo(1km/h)以下で、かつ
実牽引力が牽引力下限値Fo(0.3W(W:ブルドー
ザの全重量))以上の場合には、次のデータ処理を行
う。 1)まず、実車速Vと車速下限値Voとの差ΔVを求め
る。 2)こうして得られるΔVにゲイン係数KiをかけてΔ
Qとし、最大ポンプ流量QmaxとそのΔQとの差をと
ってポンプ流量Qを求める。 S16〜S19:前記ポンプ流量Qが最小ポンプ流量Q
minより少ない場合、斜板角可変用レギュレータ34
に可変容量型油圧ポンプからの吐出流量を最小ポンプ流
量Qminにする信号を出力する。一方、前記ポンプ流
量Qが最小ポンプ流量Qmin以上である場合には、斜
板角可変用レギュレータ34に可変容量型油圧ポンプ2
7からの吐出流量をポンプ流量Qにする信号を出力す
る。また、S12の判定において、実車速Vと実牽引力
Fとが図6の制御領域外である場合には、斜板角可変量
レギュレータ34に可変容量型油圧ポンプ27からの吐
出流量を最大ポンプ流量Qmaxにする信号を出力す
る。この出力された信号は、斜板角可変用レギュレータ
34に伝達され、この信号に基づいて斜板角が変更され
てブレード7への吐出流量が制御される。
【0030】このように、実車速および実牽引力を判定
して、車速が下限値を下回らないように作業機系統に吐
出する流量を制御することで走行系統の油圧力を確保す
ることができる。したがって、例えばリッピング,サイ
ドカット,転石起こし等のデクセルペダルとブレード7
の同時操作が行われる作業において、ブレード7側に油
圧力をとられてトルクコンバータ23がストールするこ
とを防止することができる。また、走行加速時にはブレ
ード側の油圧力を低下させて走行加速性を向上させるこ
とができる。
【0031】本実施例においては、エンジン出力の動力
伝達手段はトルクコンバータ,変速機,減速機等からな
るパワーラインを経てスプロケット6に伝達されるよう
にされているが、これに限られず、例えば静油圧−機械
式変速機(HMT)を用いてもよい。
【0032】本実施例においては、実牽引力Fの検出方
法は前記方法に限られず、例えば前記車体2を走行させ
る履帯5を駆動させるスプロケット6の駆動トルク量を
検出する駆動トルクセンサを具えて、この駆動トルクセ
ンサにより検出される駆動トルク量に基づき車体2の実
牽引力Fを検知してもよい。また、ブレード7を支持す
るストレートフレーム8,9の車体2に対する結合部で
あるトラニオン10における曲げ応力量を検出する曲げ
応力センサを具えて、この曲げ応力センサにより検出さ
れる曲げ応力量に基づいて車体2の実牽引力Fを検知し
てもよい。
【0033】本実施例においては、実車速Vはエンジン
回転数により求められているが、これに限られず、例え
ばドップラー車速計より実車速Vを検出してもよい。
【0034】本実施例において、車速下限値Voは1k
m/hに限られず、好ましくは0.1〜1km/hであ
る。また、牽引力下限値Foは、0.3Wに限られな
い。
【0035】(第2実施例)本実施例において、システ
ム構成は第1実施例と基本的に異なるところがないの
で、その詳細な説明を省略することとする。以下に、本
実施例の制御動作について、図4のフローチャートに基
づき詳述する。 S21:スロットル開度センサ29からの信号に基づい
て実スロットル開度Tを検出する。 S22〜S25:S21で演算された実スロットル開度
Tの時間的変化率ΔTが予め設定された上限値ΔTo以
上の場合には、次のデータ処理を行う。 1)この実スロットル開度の時間的変化率ΔTにゲイン
係数K2 をかけてΔQとし、最大ポンプ流量Qmaxと
そのΔQとの差をとってポンプ流量Qを求める。S26
〜S29:前記ポンプ流量Qが最小ポンプ流量Qmin
より少ない場合、斜板角可変用レギュレータ34に可変
容量型油圧ポンプからの吐出流量を最小ポンプ流量Qm
inにする信号を出力する。一方、前記ポンプ流量Qが
最小ポンプ流量Qmin以上の場合、斜板角可変量レギ
ュレータ34に可変容量型油圧ポンプ27からの吐出流
量をポンプ流量Qにする信号を出力する。また、S23
の判定において、実スロットル開度時間的変化率ΔTが
上限値ΔToより小さい場合には、斜板角可変量レギュ
レータ34に可変容量型油圧ポンプ27からの吐出流量
を最大ポンプ流量Qmaxにする信号を出力する。この
出力された信号は、斜板角可変用レギュレータ34に伝
達され、この信号に基づいて斜板角が変更されブレード
7への吐出流量が制御される。
【0036】このように、実スプロケット開度Tの時間
的変化率ΔTを求めることにり、エンジン加速度合を急
激に増加させる場合における、作業機への吐出流量を減
じることができる。このため、走行系統への吐出流量を
確保することができるため、急激な加速度合に応じて加
速を行うことができる。
【0037】(第3実施例)本実施例において、システ
ム構成は第1実施例と基本的に異なるところがないの
で、その詳細な説明を省略することとする。以下に、本
実施例の制御動作について、図5のフローチャートに基
づき詳述する。 S31:車速センサ32,変速段センサ31およびエン
ジン回転数センサ30からの信号に基づいて実車速Vと
実牽引力Fとを演算する。実車速Vと実牽引力Fとの検
出方法は、第1実施例と同一であるので、その詳細な説
明を省略することとする。 S32:S31で演算された実車速Vと実牽引力Fと
が、図6で示されている車速牽引力出力マップの制御領
域内、つまり本実施例においては、実車速Vが車速下限
値Vo(1km/h)以下で、かつ実牽引力が牽引力下
限値Fo(0.3W(W:ブルドーザの全重量))以上
の場合には、次のデータ処理を行う。 S33〜S34:スロットル開度センサ29からの信号
に基づい実スロットル開度Tを検出し、実スロットル開
度Tの時間的変化率ΔTを演算する。 S35〜S37:この実スロットル開度Tの時間的変化
率ΔTがスロットル開度時間的変化率上限値ΔTo以上
の場合には、さらに次のデータ処理を行う。 1)この実スロットル開度時間的変化率ΔTにゲイン係
数K2 をかけてΔQとし、最大ポンプ流量Qmaxとそ
のΔQとの差をとってポンプ流量Qを求める。 S38〜S41:前記ポンプ流量Qが最小ポンプ流量Q
minより少ない場合、斜板角可変用レギュレータ34
に可変容量型油圧ポンプからの吐出流量を最小ポンプ流
量Qminにする信号を出力する。一方、前記ポンプ流
量Qが最小ポンプ流量Qmin以上の場合、斜板角可変
量レギュレータ34に可変容量型油圧ポンプ27からの
吐出流量をポンプ流量Qにする信号を出力する。また、
S32の判定において、実車速Vと実牽引力Fとが制御
領域外である場合およびS35の判定において、実スロ
ットル開度時間的変化率ΔTが時間的変化率の上限値Δ
Toより小さい場合には、斜板角可変量レギュレータ3
4に可変容量型油圧ポンプ27からの吐出流量を最大ポ
ンプ流量Qmaxにする信号を出力する。この出力され
た信号は、斜板角可変用レギュレータ34に伝達され、
この信号に基づいて斜板角が変更されブレード7への吐
出流量が制御される。
【0038】このように、実車速V,実牽引力Fおよび
実スプロケット開度Tの時間的変化率ΔTを判定して、
車速が下限値を下回らないように作業機側に吐出する流
量を減じることにより走行系統の油圧力を確保すること
ができる。このため、例えばリッピング,サイドカッ
ト,転石起こし等のデクセルペダルとブレード7の同時
操作が行われる作業で、かつ急激な加速が必要な場合で
あっても、ブレード側に油圧力をとられてトルクコンバ
ータ23がストールすることなく、急激な加速度合に応
じて加速を行うことができる。
【0039】第1実施例,第2実施例および第3実施例
において、S12,S23またはS32の判定において
実車速Vと実牽引力Fとが図6の制御領域内または、実
スロットル開度の時間的変化率ΔTが上限値ΔTo以上
である場合に、その現在のエンジン出力を検出して、こ
の検出値の30%以下にエンジン出力を制限するように
する実施例も可能である。
【0040】また、第1実施例および第3実施例におい
て、実車速,実牽引力に対して最大ポンプ流量のマップ
を用いて、S12およびS32の判定において実車速V
と実牽引力Fとが図6の制御領域内である場合に、その
マップに応じたポンプ流量に設定するように制御しても
よい。
【0041】さらに、第2実施例および第3実施例にお
いて、実スロットル開度,実エンジン回転数に対して最
大ポンプ流量のマップを用いて、S23およびS35の
判定において実スロットル開度時間的変化率ΔTが上限
値ΔTo以上である場合に、そのマップに応じたポンプ
流量に設定するように制御してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例に係るブルドーザ
の外観図が示されている。
【図2】図2は、第1実施例の車両系統図である。
【図3】図3は、第1実施例の制御システムにおける制
御動作を示すフローチャートである。
【図4】図4は、第2実施例の制御システムにおける制
御動作を示すフローチャートである。
【図5】図5は、第3実施例の制御システムにおける制
御動作を示すフローチャートである。
【図6】図6は、車速牽引出力マップである。
【図7】図7は、従来の装軌式車両の油圧ポンプ特性P
−Q図(a),エンジン出力特性N−T図(b)および
車両牽引力特性F−V図(c)である。
【符号の説明】
1 ブルドーザ(装軌式車両) 6 スプロケット(走行系統) 7 ブレード(作業機) 20 エンジン 23 トルクコンバータ 24 トランスミッション 29 スロットル開度センサ 30 エンジン回転数センサ 31 変速段センサ 32 車速センサ 33 コントローラ 34 斜板角可変用レギュレータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの出力により可変容量型油圧ポ
    ンプを駆動して作業機を作動させる作業機系統と、前記
    エンジンの出力を動力伝達手段を介してスプロケットに
    伝達して車両を走行させる走行系統とを備える装軌式車
    両の作業機油圧制御装置において、(a)車体の実車速
    を検出する実車速検出手段,(b)車体の実牽引力を検
    出する実牽引力検出手段,(c)前記実車速検出手段に
    より検出される実車速と前記実牽引力検出手段により検
    出される実牽引力とがそれぞれ所定の車速と所定の牽引
    力とよりなる制御領域内にあるか否かを判定する制御領
    域判定手段および(d)この制御領域判定手段により実
    車速と実牽引力とが前記制御領域内にあると判定された
    ときに、前記可変容量型油圧ポンプの斜板角度を制御す
    る斜板角度制御手段を備えることを特徴とする装軌式車
    両の作業機油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記斜板角度制御手段は、前記判定手段
    により実車速と実牽引力とが前記制御領域内にあると判
    定されたときに、前記可変容量型油圧ポンプの作業機系
    統への吐出油量を減じるように斜板角度を制御する請求
    項1に記載の装軌式車両の作業機油圧制御装置。
  3. 【請求項3】 エンジンの出力により可変容量型油圧ポ
    ンプを駆動して作業機を作動させる作業機系統と、前記
    エンジンの出力を動力伝達手段を介してスプロケットに
    伝達して車両を走行させる走行系統とを備える装軌式車
    両の作業機油圧制御装置において、(a)エンジンのス
    ロットル開度を検出するスロットル開度検出手段,
    (b)このスロットル開度検出手段から得られるスロッ
    トル開度の時間的変化率が所定の変化率以上か否かを判
    定するスロットル開度変化率判定手段および(c)この
    スロットル開度変化率判定手段によりスロットル開度の
    時間的変化率が所定の変化率以上と判定されたときに、
    前記可変容量型油圧ポンプの斜板角度を制御する斜板角
    度制御手段を備えることを特徴とする装軌式車両の作業
    機油圧制御装置。
  4. 【請求項4】 前記斜板角度制御手段は、前記スロット
    ル開度変化率判定手段によりスロットル開度の時間的変
    化率が所定の変化率以上と判定されたときに、前記可変
    容量型油圧ポンプの作業機系統への吐出油量を減じるよ
    うに斜板角度を制御する請求項3に記載の装軌式車両の
    作業機油圧制御装置。
  5. 【請求項5】 エンジンの出力により可変容量型油圧ポ
    ンプを駆動して作業機を作動させる作業機系統と、前記
    エンジンの出力を動力伝達手段を介してスプロケットに
    伝達して車両を走行させる走行系統とを備える装軌式車
    両の作業機油圧制御装置において、(a)車体の実車速
    を検出する実車速検出手段,(b)車体の実牽引力を検
    出する実牽引力検出手段,(c)エンジンのスロットル
    開度を検出するスロットル開度検出手段,(d)前記実
    車速検出手段により検出される実車速と前記実牽引力検
    出手段により検出される実牽引力とがそれぞれ所定の車
    速と所定の牽引力とよりなる制御領域内にあるか否かを
    判定する制御領域判定手段,(e)前記スロットル開度
    検出手段から得られるスロットル開度の時間的変化率が
    所定の変化率以上か否かを判定するスロットル開度変化
    率判定手段および(f)前記制御領域判定手段により実
    車速と実牽引力とが前記制御領域内にあると判定され,
    かつ前記スロットル開度変化率判定手段によりスロット
    ル開度の時間的変化率が所定の変化率以上と判定された
    ときに、前記可変容量型油圧ポンプの斜板角度を制御す
    る斜板角度制御手段を備えることを特徴とする装軌式車
    両の作業機油圧制御装置。
  6. 【請求項6】 前記斜板角度制御手段は、前記制御領域
    判定手段により実車速と実牽引力とが制御領域内にある
    と判定され,かつ前記スロットル開度変化率判定手段に
    よりスロットル開度の時間的変化率が所定の変化率以上
    と判定されたときに、前記可変容量型油圧ポンプの作業
    機系統への吐出油量を減じるように斜板角度を制御する
    請求項5に記載の装軌式車両の作業機油圧制御装置。
  7. 【請求項7】 さらに、前記所定の牽引力と所定の車速
    とよりなる制御領域を記憶する記憶手段を設けることを
    特徴とする請求項1,2,5または6のうちのいずれか
    に記載の装軌式車両の作業機油圧制御装置。
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