JPH10219214A - 舗装用バインダー組成物 - Google Patents
舗装用バインダー組成物Info
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- JPH10219214A JPH10219214A JP2026797A JP2026797A JPH10219214A JP H10219214 A JPH10219214 A JP H10219214A JP 2026797 A JP2026797 A JP 2026797A JP 2026797 A JP2026797 A JP 2026797A JP H10219214 A JPH10219214 A JP H10219214A
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Abstract
カラー車道舗装や自然石舗装や透水・排水性舗装などに
有用な耐久性、耐水性に優れた舗装用バインダー組成物
を提供すること。 【解決手段】 芳香族系油50〜70重量%および粘着
付与剤樹脂50〜30重量%を含有する基材100重量
部に対し、熱可塑性エラストマー2〜7重量部、エチレ
ンコポリマー6〜10重量部およびワックス性物質1〜
5重量部あるいは更に1〜5重量部のマレイン化有機化
合物を配合し、前記エチレンコポリマー/熱可塑性エラ
ストマーの重量比を1〜5とした舗装用バインダー組成
物を使用する。
Description
組成物に関し、さらに詳しくは軽交通、重交通路線など
のカラー舗装や自然石舗装に適したバインダー組成物に
関し、特に重交通路線における車道舗装(特にバスレー
ンなど)や透水・排水性舗装などに有用な耐久性および
耐水性に優れた高粘度の舗装用バインダー組成物に関す
る。
を使用したアスファルト混合物舗装、着色コンクリート
舗装、ブロック系舗装、石油樹脂やエポキシ樹脂などを
用いた着色バインダー舗装、樹脂系塗料を塗布した舗装
などがある。
ー舗装において使用されるバインダー組成物としては、
石油樹脂に芳香族系鉱油とスチレン−共役ジエンブロッ
クコポリマーを混合した組成物が知られている(特開昭
61−97369号公報)。このバインダー組成物は色
が薄いので、これに着色骨材、顔料、染料を加えること
によって着色が可能であり、さらに道路舗装用の骨材を
加えることにより、通常のアスファルト混合物と同様な
舗装用混合物が得られる。
公報に開示されたカラー舗装用バインダーを用いた舗装
用混合物は、圧縮強度、すなわちホイールトラッキング
試験における動的安定度が低く、車道、とくに重車両交
通の多い車道においては供用に適していなかった。この
ため、圧縮強度が大きく、耐久性があり、重交通道路に
も使用可能なカラー舗装用バインダーが望まれていた。
は、石油樹脂、芳香族系重質鉱油、熱可塑性エラストマ
ー、エチレンコポリマー、ワックス性物質を組み合わせ
て用いることによって、組成物の低温特性を維持し、か
つ高温粘度を低く抑えて維持したまま、骨材との混合物
の圧縮強度を増加できることを見出し、先に特許出願し
た(特開平5−302072号公報)。
−302072号公報に開示されたカラー舗装用バイン
ダーを用いた密粒度の舗装用混合物は、軽交通、重交通
道路などの舗装に用いる場合については問題ないが、透
水・排水性舗装に用いる開粒度の混合物での重交通道路
などの舗装には、変形抵抗性が劣り使用できなかった。
ンダー組成物の軟化点及び60℃粘度の適正化、骨材把
握力の目安となるタフネス・テナシティの向上、ならび
に混合物における動的安定度の向上が求められていた。
めにバインダー組成物中の熱可塑性エラストマーをただ
単に増量したのでは、60℃粘度は上昇するが、同時に
施工性に重要な高温粘度(180℃における動粘度)も
上昇してしまうため、根本的な解決とはいえなかった。
のカラー舗装や自然石舗装、特にバスレーンなどの重交
通路線における車道舗装や透水・排水性舗装などに有用
な耐久性および耐水性に優れた高粘度の舗装用バインダ
ー組成物を提供することである。
題を解決すべく鋭意検討した結果、芳香族系油および粘
着付与剤樹脂を特定割合で含む基材に対し、熱可塑性エ
ラストマー、エチレンコポリマー、ワックス性物質ある
いはさらにマレイン化有機化合物を特定量配合し、組成
物中のエチレンコポリマー/熱可塑性エラストマーの重
量比を特定の値にすることにより、組成物の低温特性を
維持し、高温粘度を低く抑えて維持したまま、骨材との
混合物の圧縮強度を増加できる、という特開平5−30
2072号公報に開示されたカラー舗装用バインダーの
特性は維持したまま、同時に、変形抵抗性の目安となる
バインダー組成物の軟化点及び60℃粘度の適正化、骨
材把握力の目安となるタフネス・テナシティの向上、な
らびに混合物における動的安定度の向上を達成できるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
重量%および粘着付与剤樹脂50〜30重量%を含有す
る基材100重量部に対し、熱可塑性エラストマー2〜
7重量部、エチレンコポリマー6〜10重量部およびワ
ックス性物質1〜5重量部を配合してなり、組成物中の
エチレンコポリマー/熱可塑性エラストマーの重量比が
1〜5である舗装用バインダー組成物を提供するもので
ある。
%および粘着付与剤樹脂50〜30重量%を含有する基
材100重量部に対し、熱可塑性エラストマー2〜7重
量部、エチレンコポリマー6〜10重量部、ワックス性
物質1〜5重量部および1〜5重量部のマレイン化有機
化合物を配合してなり、組成物中のエチレンコポリマー
/熱可塑性エラストマーの重量比が1〜5である舗装用
バインダー組成物を提供するものである。以下に本発明
を詳細に説明する。
は、芳香族分が30重量%以上、好ましくは50重量%
以上の油である。この芳香族分が30重量%未満である
場合は、熱可塑性エラストマーおよびエチレンコポリマ
ーの基材への溶解性が低下するので好ましくない。な
お、ここでいう芳香族分とは石油学会規格“JPI−5
S−22−83”の試験法で定義されている試験法によ
り測定したものである。芳香族系油の性状については特
に制限はないが、引火点(JIS K2265)は24
0℃以上、好ましくは260℃以上、40℃における動
粘度(JISK 2283)は1000mm2 /s以
上、好ましくは1500mm2 /s以上であって、かつ
5000mm2 /s以下、4000mm2 /s以下であ
ることが望ましい。
油精製の溶剤抽出工程から得られるブライトストックの
エキストラクトである。なお、この溶剤抽出工程で用い
られる溶剤としてはフェノール、N−メチルピロリド
ン、液体二酸化硫黄、フルフラールなどがあるが、特に
フルフラールが好ましい。
構成しており、基材中の芳香族系油の含有割合は70重
量%以下、好ましくは65重量%以下であって、かつ5
0重量%以上、好ましくは55重量%以上である。基材
中の芳香族系油の含有割合が70重量%を超える場合
は、得られるバインダー組成物の針入度が高くなりすぎ
るため好ましくなく、また基材中の芳香族系油の含有割
合が50重量%未満である場合には、前記とは逆に得ら
れるバインダー組成物の針入度が低くなりすぎるため好
ましくない。
具体的には、例えば、石油樹脂、クマロン−インデン系
樹脂および天然樹脂を挙げることができ、これらの中で
も石油樹脂が好ましい。
族系石油樹脂、共重合系石油樹脂および脂環族系石油樹
脂が挙げられるが、これらの中でも芳香族系石油樹脂が
最も好ましい。
フサ、灯油、軽油などの石油留分をスチームクラッキン
グなどの熱分解をした際に得られる沸点が0〜100℃
の範囲内にある分解油留分および同等の沸点範囲の石炭
乾留油留分を中心としたC5留分と呼ばれる留分を重合
することにより得られる樹脂であり、C5系石油樹脂と
も呼ばれるものである。重合に用いる触媒としては通
常、塩化アルミニウムなどのフリーデルクラフト型触媒
を用いる。
灯油、軽油などの石油留分をスチームクラッキングなど
の熱分解をした際に得られる沸点が140〜240℃の
範囲内にある分解油留分および同等の沸点範囲の石炭乾
留油留分を中心としたC9留分と呼ばれる石油留分をそ
のまま、またはこれにフェノール、カテコール、レゾル
シノール、ハイドロキノンなどのフェノール類を加え
て、三フッ化ホウ素又はその錯化合物などのフリーデル
クラフツ型触媒により重合して得られる、通常、重量平
均分子量500〜3000を有する樹脂であり、C9系
石油樹脂とも呼ばれるものである。芳香族系石油樹脂と
しては、軟化点(JIS K2700)80〜180
℃、引火点240℃以上である芳香族系石油樹脂が好ま
しく使用できる。
9留分を共重合することにより得られる樹脂や、石油留
分をテルピン油成分などの天然油と共重合して得られる
樹脂が挙げられる。
樹脂を水素添加した樹脂やジシクロペンタジエン樹脂が
挙げられる。このジシクロペンタジエン樹脂とは、シク
ロペンタジエンもしくはC1〜3アルキルシクロペンタ
ジエンなどのシクロペンタジエン環含有化合物および/
または該シクロペンタジエン環含有化合物のディールス
・アルダー付加物を重合、あるいは一価フェノール、多
価フェノールおよびこれらのアルキル置換体から選ばれ
た少なくとも一種のフェノール類とを共重合させること
により得られるものである。
ルナフサ留分に含まれるクマロンやインデンなどの共重
合樹脂である。
然物であるロジンや、天然油であるテルピンを重合して
得られるテルペン樹脂が挙げられる。
混合して使用することもできる。
材の一部を構成しており、基材中の粘着付与剤樹脂の含
有割合は50重量%以下、好ましくは45重量%以下で
あって、かつ30重量%以上、好ましくは35重量%以
上である。基材中の粘着付与剤樹脂の含有割合が50重
量%を超える場合は、得られるバインダー組成物の針入
度が低すぎ、また60℃粘度が高くなりすぎるため好ま
しくなく、また基材中の粘着付与剤樹脂の含有割合が3
0重量%未満である場合には、前記とは逆に得られるバ
インダー組成物の針入度が高すぎ、また60℃粘度も低
くなりすぎるため好ましくない。
しては、スチレンと共役ジエンのブロックコポリマーま
たはその水素化物が挙げられ、なかでも末端がポリスチ
レンブロックであるものが好ましい。共役ジエンとして
はブタジエンやイソプレンが挙げられる。また、スチレ
ンと共役ジエンのブロックコポリマーまたはその水素化
物の性状は特に制限されるものではないが、ポリスチレ
ンブロックの比率が15〜40重量%、重量平均分子量
が5000以上、好ましくは100000以上であっ
て、かつ500000以下、好ましくは400000以
下であるものが望ましい。これら熱可塑性エラストマー
は単独でも、平均分子量の異なる、あるいはスチレン含
量の異なるグレードのものを混合して使用してもよい。
性エラストマーの配合量は、前記基材100重量部に対
し、2重量部以上、好ましくは3重量部以上であって、
かつ7重量部以下、好ましくは5重量部以下である。熱
可塑性エラストマーの配合量が2重量部に満たない場合
は得られるバインダー組成物の60℃粘度が低すぎ、強
度が得られない。また7重量部を超える場合は得られる
バインダー組成物の高温粘度(180℃)が高すぎ施工
性が悪くなるため、それぞれ好ましくない。
は、エチレンと二重結合含有モノマーとの共重合体であ
る。エチレンコポリマーの好適な例としては、エチレン
−エチルアクリレートコポリマー(EEA)、エチレン
−ビニルアセテートコポリマー(EVA)またはこれら
の混合物が挙げられる。
としては、ポリマー中のエチルアクリレートの比率が1
0〜40重量%であるものが好ましく用いられる。エチ
ルアクリレートの比率を10重量%以上とすることによ
って、得られるバインダー組成物とアスファルトとの優
れた相溶性を得ることができる。またエチレン−エチル
アクリレートコポリマーとしてはメルトフローレート
(JIS K6760)が1〜30g/10minであ
るものが好ましい。
しては、ポリマー中のビニルアセテートの比率が10〜
40重量%であるものが好ましく用いられる。ビニルア
セテートを10重量%以上とすることによって、得られ
るバインダー組成物とアスファルトとの優れた相溶性を
得ることができる。またエチレン−ビニルアセテートコ
ポリマーとしては、メルトフローレート(JIS K6
760)が1〜30g/10minであるものが好まし
い。
ンコポリマーの配合量は、前記基材100重量部に対
し、6重量部以上、好ましくは8重量部以上であって、
かつ10重量部以下、好ましくは9重量部以下である。
エチレンコポリマーの配合量が6重量部未満である場合
は得られるバインダー組成物の60℃粘度が低すぎ、ま
たエチレンコポリマーの配合量が10重量部を超える場
合は得られるバインダー組成物の針入度および伸度が低
くなりすぎるため、それぞれ好ましくない。
は、具体的には、例えば、低分子量ポリエチレン、低分
子量ポリプロピレンまたはこれらの混合物が挙げられ
る。低分子量ポリエチレンまたは低分子量ポリプロピレ
ンの具体例としては、ポリエチレンまたはポリプロピ
レンを生成する際に副生するもの、高分子量のポリエ
チレンまたはポリプロピレンを熱分解法で低分子量化し
たもの、あるいはエチレンまたはプロピレンを重合す
る方法により得られるものなどを挙げることができる。
以上、好ましくは2000以上であって、かつ1000
0以下、好ましくは4000以下であることが望まし
い。数平均分子量を1000以上とすることにより、6
0℃粘度の高いバインダー組成物を得ることができ、ま
たバインダー組成物より得られる舗装用混合物の圧縮強
度を大きくさせることができるので好ましい。一方、数
平均分子量を10000以下にすることにより、相溶性
に優れ、かつ低温における伸びに優れたバインダー組成
物中を得ることができるので好ましい。
07)は90℃以上、好ましくは105℃以上であっ
て、かつ160℃以下、好ましくは155℃以下である
ことが望ましい。軟化点を90℃以上にすることによ
り、バインダー組成物の軟化点を上げることができ、ま
たバインダー組成物より得られる舗装用混合物の圧縮強
度を大きくさせることができるので好ましい。一方、軟
化点を160℃以下にすることにより、バインダー組成
物の軟化点を所望の範囲内におさえることができるので
好ましい。
10〜500mPa・sであることが望ましい。160
℃粘度を500mPa・s以下にすることにより、高温
粘度の低いバインダー組成物を得ることができるので好
ましい。
ス性物質の配合量は、前記基材100重量部に対し、1
重量部以上、好ましくは2重量部以上であって、かつ5
重量部以下、好ましくは4重量部以下である。ワックス
性物質の配合量が1重量部未満である場合は得られるバ
インダー組成物の高温粘度(180℃)を抑えることが
できず、またバインダー組成物より得られる舗装用混合
物の圧縮強度は十分なものではなくなる。またワックス
性物質の配合量が5重量部を超える場合は所望の針入度
および軟化点を有するバインダー組成物を得ることがで
きないため、好ましくない。
も目的とするバインダー組成物としての十分な性能を有
するものであるが、さらにマレイン化有機化合物を添加
することにより、得られるバインダー組成物の骨材に対
する接着性が増し、また、バインダー組成物を使用して
なる舗装用混合物の耐水性が向上するため、好適に添加
される。
は、具体的には、例えば無水マレイン酸またはその誘導
体と有機化合物との付加反応物を挙げることができる。
ここでいう有機化合物としてはポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリブタジエン、ポリブテン、ポリクロロプレ
ン、ポリイソプレンなどの単一ポリマー;エチレン−メ
チルアクリレートコポリマー、エチレン−エチルアクリ
レートコポリマー、エチレン−ブチルアクリレートコポ
リマーなどのエチレンコポリマー;オレイン酸、リノー
ル酸、リノレイン酸などの炭素数18の不飽和モノカル
ボン酸;これらモノカルボン酸の重合物;アマニ油、キ
リ油、エノ油、大豆油などの植物性乾性油;これら植物
性乾性油の重合物などを挙げることができ、この中でも
特にポリブタジエン、ポリブテン、エチレン−メチルア
クリレートコポリマー、エチレン−エチルアクリレート
コポリマー、エチレン−ブチルアクリレートコポリマー
およびアマニ油が好ましい。
れないが、数平均分子量が500以上、好ましくは10
00以上であって、かつ3000以下、好ましくは20
00以下であることが望ましい。また、マレイン化有機
化合物の酸価は10mgKOH以上、好ましくは40m
gKOH以上であって、かつ200mgKOH以下、好
ましくは80mgKOH以下であることが望ましい。酸
価が10mgKOH以上のマレイン化有機化合物を使用
することにより、本発明のバインダー組成物中における
マレイン化有機化合物の添加量を抑えることができる。
一方、酸価が200mgKOH以下のマレイン化有機化
合物を使用することにより、石油樹脂または芳香族系油
との相溶性を高めることができ、本発明のバインダー組
成物が加熱貯蔵時に分離する可能性を小さくすることが
できる。
機化合物を添加する場合の配合量は、前記基材100重
量部に対し、1重量部以上、好ましくは2重量部以上で
あって、かつ5重量部以下、好ましくは3重量部以下で
あることが望ましい。マレイン化有機化合物の配合量を
1重量部以上とすることにより十分な耐水性を有するバ
インダー組成物を得ることができ、またマレイン化有機
化合物の配合量を5重量部以下とすることにより得られ
るバインダー組成物の引火点が低くなりすぎないため、
それぞれ好ましい。
の配合量はすでに述べてきた通りであるが、さらに本発
明においてはエチレンコポリマー/熱可塑性エラストマ
ーの重量比が1以上、好ましくは1.5以上であって、
かつ5以下、好ましくは2.5以下であることが肝要で
ある。上記重量比が1未満である場合は得られるバイン
ダー組成物の180℃の粘度が高くなりすぎるため施工
性が悪くなり好ましくなく、また上記重量比が5を超え
る場合は得られるバインダー組成物の針入度が低すぎる
ため、これを用いて得られる舗装用組成物の低温におけ
るひび割れ性が悪化するため好ましくない。
度が20kPa・s以上、好ましくは30kPa・s以
上であって、かつ300kPa・s以下、好ましくは1
50kPa・s以下であることが望ましい。60℃粘度
を20kPa・s以上とすることによって、わだち掘れ
の目安となる動的安定度が十分高いバインダー組成物を
得ることができ、また60℃粘度を300kPa・s以
下とすることにより、十分な低温性能を有するバインダ
ー組成物を得ることができるため、それぞれ好ましい。
における動粘度が300mm2 /s以上、好ましくは4
00mm2 /s以上であって、かつ600mm2 /s以
下、好ましくは500mm2 /s以下であることが望ま
しい。180℃における動粘度を300mm2 /s以上
とすることによって、得られるバインダー混合物にだれ
が発生する可能性が減り、また180℃における動粘度
を600mm2 /s以下とすることによって、得られる
バインダー組成物の施工性が十分なものとなるので、そ
れぞれ好ましい。
40(1/10mm)以上、好ましくは45(1/10
mm)以上であって、かつ70(1/10mm)以下、
好ましくは65(1/10mm)以下である。針入度を
40(1/10mm)以上とすることによって、得られ
るバインダー組成物より調製した舗装用混合物の耐ひび
割れ性が向上し、また、針入度を70(1/10mm)
以下とすることによって、得られるバインダー組成物よ
り調製した舗装用混合物の強度が向上し、耐わだち掘れ
性が良くなるため、それぞれ好ましい。
が80〜90℃であることが好ましい。軟化点を80℃
以上とすることによって、得られるバインダー組成物を
用いて施工した舗装体は夏場においてわだち掘れが発生
する可能性が減り、また軟化点を90℃以下とすること
によって、十分な低温性能を有するバインダー組成物が
得られるため、それぞれ好ましい。
ているアミン系およびその他の系統の剥離防止剤や剥離
防止のために使用される消石灰などの他の成分の含有を
さまたげるものではない。
および黄鉛、群青などの各種顔料と混合することによ
り、道路カラー舗装用混合物を得ることができる。
骨材として自然石を使用し、顔料を使用しないで自然石
の風合いをそのまま生かすような自然石舗装にも使用す
ることができる。
おける本発明のバインダー組成物の含有量は3重量%以
上、好ましくは4重量%以上であって、かつ、15重量
%以下、好ましくは8重量%以下であることが望まし
い。
ング、シーリング、塗装および防水工事などの分野にも
使用することができる。
説明するが、本発明はこれらに何ら限定されるものでは
ない。
を160〜180℃に加熱しておき、下記の粘着付与剤
樹脂(芳香族系石油樹脂)40重量部、下記のエチレン
コポリマー(EEA)8重量部、下記の熱可塑性エラス
トマー(SBS)4重量部、下記のワックス性物質(低
分子量ポリプロピレン)3.5重量部を順次撹拌しなが
ら加熱溶解させ、本発明のバインダー組成物を調製し
た。そして下記の試験方法により針入度、軟化点、60
℃粘度、180℃粘度、タフネス、テナシティ、およ
び、ホイールトラッキング試験における動的安定度、カ
ンタブロ試験による標準損失率および水浸損失率を測定
し、結果を表1に示す。
芳香族系油60重量部を160〜180℃に加熱してお
き、下記の粘着付与剤樹脂(芳香族系石油樹脂)40重
量部、下記のエチレンコポリマー(EEA)8重量部、
下記の熱可塑性エラストマー(SBS)4重量部、下記
のワックス性物質(低分子量ポリプロピレン)3.5重
量部、マレイン化有機化合物(マレイン化ポリブテン)
2重量部を順次撹拌しながら加熱溶解させ、本発明のバ
インダー組成物を調製した。そして実施例1と同様にし
て針入度、軟化点、60℃粘度、180℃粘度、タフネ
ス、テナシティ、およびホイールトラッキング試験にお
ける動的安定度、カンタブロ試験による標準損失率およ
び水浸損失率を測定し、結果を表1に示す。
に示す割合で用いて実施例1と同様にして順次撹拌しな
がら加熱溶解させ、本発明のバインダー組成物を調製し
た。そして、実施例1と同様にして針入度、軟化点、6
0℃粘度、180℃粘度、タフネス、テナシティ、およ
び動的安定度を測定し、結果を表1に示す。
に示す割合で用いて実施例1と同様にして順次撹拌しな
がら加熱溶解させ、比較のためのバインダー組成物を調
製した。そして、実施例1と同様にして針入度、軟化
点、60℃粘度、180℃粘度を測定し、結果を表1に
示す。
[芳香族分含量(JPI−5S−22−83)60重量
%、40℃における動粘度(JIS K 2283)3
800mm2/s、引火点(JIS K2265)32
4℃、密度@15℃(JIS K2249)0.98
1] 2.粘着付与剤樹脂:芳香族系石油樹脂[軟化点(JI
S K2207)120℃、重量平均分子量1500] 3.熱可塑性エラストマー(SBS):スチレン−ブタ
ジエンブロックコポリマー[ポリスチレンブロックの比
率31重量%、重量平均分子量約370000、メルト
インデックス(ASTMD1238)1g/10min
以下]
チレン−イソプレンブロックコポリマー[ポリスチレン
ブロックの比率20重量%、重量平均分子量約2100
00、メルトフローレート(JIS K6760)1g
/10min以下] 5.エチレンコポリマー(EEA):エチレン−エチル
アクリレートコポリマー(EEA)[エチルアクリレー
トの比率20重量%、メルトフローレート(JIS K
6760)20g/10min、軟化点(JIS K6
760)43℃] 6.エチレンコポリマー(EVA):エチレン−ビニル
アセテートコポリマー(EVA)[ビニルアセテートの
比率19重量%、メルトフローレート(JISK676
0)15g/10min、軟化点(JIS K676
0)58℃] 7.ワックス性物質:低分子量ポリプロピレン[密度2
0℃(JIS K6760)0.89g/cm3 、軟化
点(JIS K2207)145℃、数平均分子量30
00] 8.マレイン化有機化合物:マレイン化ポリブテン[数
平均分子量1450、酸価40mgKOH]
ネス・テナシティ、動的安定度:(社)日本道路協会
「舗装試験法便覧」の3−5に従って測定した。 2.動的安定度(回/mm):下記の条件でホイールト
ラッキング試験[(社)日本道路協会「舗装試験法便覧
別冊」の3−1−1]を行った。開粒度アスコン、60
℃、輪荷重686kPa、タイヤ接地圧627kN/m
2 3.カンタブロ試験:(社)日本道路協会「舗装試験法
便覧別冊」の1−1−2Tに従って下記の条件で測定し
た。 :開粒度アスコン(供試体の空隙率は、21%) :標準−供試体を20℃恒温槽で20時間養生。 :水浸−供試体を60℃の水中で48時間養生し、24
時間室温で乾燥。
会の「排水性舗装技術指針」より引用した高粘度改質ア
スファルトの標準的性状である。また、表1に示した動
的安定度の標準値の*4(1500以上)は大型車交通
量の多い道路に対する値であり、*5(3000以上)
は大型車交通量の著しく多い道路に対する値である。
ー組成物はいずれも軟化点、60℃粘度、タフネス、テ
ナシティなどが高いことが判り、変形抵抗性(耐わだち
掘れ性)に優れている。この事は、動的安定度の値が高
いことからも明らかである。しかも高粘度バインダーで
ありながら高温粘度(180℃)の値が低く押さえられ
ていることから、施工性にも優れ、重交通道路での排水
性舗装用バインダーとしての性能を十分満足するもので
あった。尚、表1中に示した標準値と比較して、いずれ
の値も同等もしくはそれ以上の値を示していることが判
る。
施例2の本発明のバインダー組成物と比較して、マレイ
ン化有機化合物(マレイン化ポリブテン)を添加してな
いものであり、耐水性の評価として、水浸カンタブロ試
験を行ったところ、実施例1の本発明のバインダー組成
物は損失率が45.6%で非常に高く、マレイン化ポリ
ブテンを添加した実施例2の本発明のバインダー組成物
は、17.6%と低く明らかに添加効果が確認された。
バインダー組成物と比較して、エチレンコポリマー(E
EA)の配合量が低く本発明の範囲外であり、またエチ
レンコポリマー(EEA)/熱可塑性エラストマーの重
量比が0.7と、本発明の範囲である1〜5からはずれ
たものであり、針入度、軟化点が標準値と比較して低
く、施工性に関係してくる高温粘度(180℃)が極端
に高くなっている。
バインダー組成物と比較して、エチレンコポリマー(E
EA)の配合量が高く本発明の範囲外であり、またエチ
レンコポリマー(EEA)/熱可塑性エラストマー含有
重量比が5.5であり、本発明の範囲である1〜5から
はずれたものであり、針入度が標準値と比較して非常に
低く、60℃粘度も高すぎることから、低温でのひび割
れ性が問題となる。
バインダー組成物と比較して、必須成分であるワックス
性物質が添加されていないので、本発明の範囲からはず
れたものであり、高温粘度(180℃)が高すぎて施工
性が問題となる。
のバインダー組成物と比較して、必須成分であるエチレ
ンコポリマーが添加されていないので、本発明の範囲か
らはずれたものであり、軟化点、60℃粘度が低すぎて
高粘度バインダーとしての性能を満足する物ではなかっ
た。
については基本的性状(針入度、軟化点、60℃粘度、
180℃粘度)が不満足なものであり、目的のバインダ
ー組成物としては使用できないことが明らかであったた
め、他の項目(タフネス、テナシティ、動的安定度、カ
ンタブロ試験)については試験を行わなかった。
低温特性を維持し、かつ施工性に重要な高温粘度を低く
抑えて維持したまま、骨材との混合物の圧縮強度を増加
し、同時に、変形抵抗性の目安となるバインダー組成物
の軟化点及び60℃粘度を適正化し、骨材把握力の目安
となるタフネス、テナシティを向上し、ならびに混合物
における動的安定度を向上したものであり、耐久性およ
び耐水性に優れるので軽交通、重交通路線などのカラー
舗装や自然石舗装、特にバスレーンなどの重交通路線に
おける車道舗装や透水・排水性カラー舗装などに有用で
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 芳香族系油50〜70重量%および粘着
付与剤樹脂50〜30重量%を含有する基材100重量
部に対し、熱可塑性エラストマー2〜7重量部、エチレ
ンコポリマー6〜10重量部およびワックス性物質1〜
5重量部を配合してなり、組成物中のエチレンコポリマ
ー/熱可塑性エラストマーの重量比が1〜5であること
を特徴とする舗装用バインダー組成物。 - 【請求項2】 芳香族系油50〜70重量%および粘着
付与剤樹脂50〜30重量%を含有する基材100重量
部に対し、熱可塑性エラストマー2〜7重量部、エチレ
ンコポリマー6〜10重量部、ワックス性物質1〜5重
量部および1〜5重量部のマレイン化有機化合物を配合
してなり、組成物中のエチレンコポリマー/熱可塑性エ
ラストマーの重量比が1〜5であることを特徴とする舗
装用バインダー組成物。
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JP02026797A JP4051098B2 (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | 舗装用バインダー組成物 |
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ID=12022427
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