JPH10218680A - 透水ブロック - Google Patents
透水ブロックInfo
- Publication number
- JPH10218680A JPH10218680A JP3143297A JP3143297A JPH10218680A JP H10218680 A JPH10218680 A JP H10218680A JP 3143297 A JP3143297 A JP 3143297A JP 3143297 A JP3143297 A JP 3143297A JP H10218680 A JPH10218680 A JP H10218680A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- permeable block
- coarse aggregate
- aggregate
- block
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/00241—Physical properties of the materials not provided for elsewhere in C04B2111/00
- C04B2111/00284—Materials permeable to liquids
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/00474—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
- C04B2111/0075—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00 for road construction
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
- Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 透水性能を損わないような空隙部の大きさを
確保しながらも、表面に美観の優れた洗い出し処理を施
した透水ブロックを提供すること。 【解決手段】 粗骨材、細骨材、セメントおよび水を混
練した後、所望の形状に凝結させてなり、かつ、粗骨材
同士を相互に結合するモルタル内部にランダムな大きさ
や形状の空隙部が相互に連通するように形成されている
透水ブロックにおいて、全体の組成の内、粗骨材が６３
〜７３重量％、細骨材が５〜１０重量％の割合で含まれ
ており、かつ、ブロックの表面に洗い出し処理が施され
ている。
確保しながらも、表面に美観の優れた洗い出し処理を施
した透水ブロックを提供すること。 【解決手段】 粗骨材、細骨材、セメントおよび水を混
練した後、所望の形状に凝結させてなり、かつ、粗骨材
同士を相互に結合するモルタル内部にランダムな大きさ
や形状の空隙部が相互に連通するように形成されている
透水ブロックにおいて、全体の組成の内、粗骨材が６３
〜７３重量％、細骨材が５〜１０重量％の割合で含まれ
ており、かつ、ブロックの表面に洗い出し処理が施され
ている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面に洗い出し処
理が施された美観に優れた透水ブロックに関するもので
ある。
理が施された美観に優れた透水ブロックに関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】近時、道路や広場等の舗装化が進んだ都
会においては、いわゆる砂漠化（土地の乾燥化）を防止
すると共に、特に夏期においては地中内の水分を蒸発さ
せることによって温度上昇を抑制すべく、積極的に雨水
を地中に浸透させることが行なわれている。この様な見
地から、舗石ブロック等においては透水構造のものが提
案されている。即ち、この種の透水構造のブロックは、
砂利や石などの粗骨材をバインダとしてのセメントモル
タルを用いて相互に結合させ、セメントモルタル内部に
ランダムな大きさや形状の空隙部が相互に連通するよう
に形成されるように構成し、雨水が前記空隙部内を通過
するように構成するものである。
会においては、いわゆる砂漠化（土地の乾燥化）を防止
すると共に、特に夏期においては地中内の水分を蒸発さ
せることによって温度上昇を抑制すべく、積極的に雨水
を地中に浸透させることが行なわれている。この様な見
地から、舗石ブロック等においては透水構造のものが提
案されている。即ち、この種の透水構造のブロックは、
砂利や石などの粗骨材をバインダとしてのセメントモル
タルを用いて相互に結合させ、セメントモルタル内部に
ランダムな大きさや形状の空隙部が相互に連通するよう
に形成されるように構成し、雨水が前記空隙部内を通過
するように構成するものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術における透水ブロックにあっては、バインダとし
てのセメントモルタルの混合比率を大きくすると、空隙
部が小さくなり過ぎるばかりでなく、空隙部間の連通部
の寸法も比例して小さくなり、この結果、透水性が劣る
ことになる。
来技術における透水ブロックにあっては、バインダとし
てのセメントモルタルの混合比率を大きくすると、空隙
部が小さくなり過ぎるばかりでなく、空隙部間の連通部
の寸法も比例して小さくなり、この結果、透水性が劣る
ことになる。
【０００４】また、これとは反対にモルタルの混合比率
を小さくすると、空隙部が大きくなって透水性能は向上
するがバインド力が弱くなる。したがって、これに洗い
出し処理を施すと、表面の粗骨材同士が離れやすくなっ
て脆いものとなって舗石ブロックとして用いるには強度
上問題となるといった欠点を有していた。
を小さくすると、空隙部が大きくなって透水性能は向上
するがバインド力が弱くなる。したがって、これに洗い
出し処理を施すと、表面の粗骨材同士が離れやすくなっ
て脆いものとなって舗石ブロックとして用いるには強度
上問題となるといった欠点を有していた。
【０００５】本発明は、前記従来技術の課題に着目して
提案されたもので、透水性能を損わないような空隙部の
大きさを確保しながらも、表面に洗い出し処理を施すこ
との出来る透水ブロックを提供することを目的とする。
提案されたもので、透水性能を損わないような空隙部の
大きさを確保しながらも、表面に洗い出し処理を施すこ
との出来る透水ブロックを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、粗骨材、細骨材、セメントおよび水を混練
した後、所望の形状に凝結させてなり、かつ、粗骨材同
士を相互に結合するモルタル内部にランダムな大きさや
形状の空隙部が相互に連通するように形成されている透
水ブロックにおいて、全体の組成の内、粗骨材が６３〜
７３重量％、細骨材が５〜１０重量％の割合で含まれて
おり、ブロックの表面に洗い出し処理が施されているこ
とを特徴とする。
決するため、粗骨材、細骨材、セメントおよび水を混練
した後、所望の形状に凝結させてなり、かつ、粗骨材同
士を相互に結合するモルタル内部にランダムな大きさや
形状の空隙部が相互に連通するように形成されている透
水ブロックにおいて、全体の組成の内、粗骨材が６３〜
７３重量％、細骨材が５〜１０重量％の割合で含まれて
おり、ブロックの表面に洗い出し処理が施されているこ
とを特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施の形態について詳細に説明する。
明の実施の形態について詳細に説明する。
【０００８】本発明の透水ブロックの組成材料として、
粗骨材、細骨材、セメント、水を用意する。ここで粗骨
材としては砂利や石等の通常用いられているものと同様
である。細骨材も通常用いられているものと同様に、
砂、シリカヒューム、ガラス粉末、鉱滓などを用いる。
粗骨材、細骨材、セメント、水を用意する。ここで粗骨
材としては砂利や石等の通常用いられているものと同様
である。細骨材も通常用いられているものと同様に、
砂、シリカヒューム、ガラス粉末、鉱滓などを用いる。
【０００９】次に、透水ブロックを成形する場合につい
ての材料の混合比率について説明する。粗骨材を全体の
６３〜７３重量％、細骨材を５〜１０重量％、セメント
を１５〜２０重量％、水を３〜６％の割合で混合する。
これらの各比率は、粗骨材と細骨材をどの材料を選択す
るかによって決定されるものである。具体例としては、
粗骨材を１３８０Ｋｇの重量としたとき、細骨材を１４
５Ｋｇ、セメントを４００Ｋｇ、水を９７Ｋｇを混練し
て成形すると、粗骨材同士の相互結合力が十分で、か
つ、内部に形成されるランダムな形状の空隙部の大きさ
も透水性を損わない十分な大きさに形成された。
ての材料の混合比率について説明する。粗骨材を全体の
６３〜７３重量％、細骨材を５〜１０重量％、セメント
を１５〜２０重量％、水を３〜６％の割合で混合する。
これらの各比率は、粗骨材と細骨材をどの材料を選択す
るかによって決定されるものである。具体例としては、
粗骨材を１３８０Ｋｇの重量としたとき、細骨材を１４
５Ｋｇ、セメントを４００Ｋｇ、水を９７Ｋｇを混練し
て成形すると、粗骨材同士の相互結合力が十分で、か
つ、内部に形成されるランダムな形状の空隙部の大きさ
も透水性を損わない十分な大きさに形成された。
【００１０】図１は本発明の透水ブロックの一例におけ
る部分断面図であり、図２は従来の透水ブロックの部分
断面図である。両者ともほぼ同じ様な粒径の粗骨材１を
用いて形成した場合、粗骨材１同士を結合するモルタル
からなるバインダ３の厚さが本発明の場合には従来技術
のものに比べて薄くなり、この結果、空隙部５の大きさ
も本発明の方が大きくなっている。なお、図１と図２
は、両者の相違点を比較する上で容易なように、粗骨材
１の配置を同じものとして図示した。図示した実施の形
態においては、粗骨材１の粒径が異なるものを用いてい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、ほぼ均
一な粒径の粗骨材１を用いてもよい。
る部分断面図であり、図２は従来の透水ブロックの部分
断面図である。両者ともほぼ同じ様な粒径の粗骨材１を
用いて形成した場合、粗骨材１同士を結合するモルタル
からなるバインダ３の厚さが本発明の場合には従来技術
のものに比べて薄くなり、この結果、空隙部５の大きさ
も本発明の方が大きくなっている。なお、図１と図２
は、両者の相違点を比較する上で容易なように、粗骨材
１の配置を同じものとして図示した。図示した実施の形
態においては、粗骨材１の粒径が異なるものを用いてい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、ほぼ均
一な粒径の粗骨材１を用いてもよい。
【００１１】次に、本発明の透水ブロックの製造方法の
一例について説明する。先ず、型枠を用意し、透水ブロ
ックの表面側となる底部に凝結遅延材（凝結遅延紙や凝
結遅延剤など）を所定の厚さ（洗い出し深さ）となるよ
うに敷く。そして、この凝結遅延剤の上に、前記した粗
骨材、細骨材、セメントおよび水で混練された材料を充
填する。この後、型枠を振動させながら充填材料を圧縮
して硬化させる。透水ブロックの基部が硬化した後に脱
型し、表面側の凝結遅延材によって凝結されていない部
分を水洗いして粗骨材を洗い出し、化粧仕上とする。
一例について説明する。先ず、型枠を用意し、透水ブロ
ックの表面側となる底部に凝結遅延材（凝結遅延紙や凝
結遅延剤など）を所定の厚さ（洗い出し深さ）となるよ
うに敷く。そして、この凝結遅延剤の上に、前記した粗
骨材、細骨材、セメントおよび水で混練された材料を充
填する。この後、型枠を振動させながら充填材料を圧縮
して硬化させる。透水ブロックの基部が硬化した後に脱
型し、表面側の凝結遅延材によって凝結されていない部
分を水洗いして粗骨材を洗い出し、化粧仕上とする。
【００１２】
【発明の効果】前記したように、本発明によれば、粗骨
材、細骨材、セメントおよび水の配合を上記の様にして
構成するので、粗骨材を相互に結合させるバインダの透
水性能を損わないような空隙部の大きさを確保しながら
も、表面に美観の綺麗な洗い出し処理を施すことが出来
る。
材、細骨材、セメントおよび水の配合を上記の様にして
構成するので、粗骨材を相互に結合させるバインダの透
水性能を損わないような空隙部の大きさを確保しながら
も、表面に美観の綺麗な洗い出し処理を施すことが出来
る。
【図１】本発明の透水ブロックの一例を示す部分断面図
である。
である。
【図２】従来の透水ブロックの一例を示す部分断面図で
ある。
ある。
１ 粗骨材 ３ バインダ ５ 空隙部
Claims (1)
- 【請求項１】 粗骨材、細骨材、セメントおよび水を混
練した後、所望の形状に凝結させてなり、かつ、粗骨材
同士を相互に結合するモルタル内部にランダムな大きさ
や形状の空隙部が相互に連通するように形成されている
透水ブロックにおいて、 全体の組成の内、粗骨材が６３〜７３重量％、細骨材が
５〜１０重量％の割合で含まれており、かつ、 ブロックの表面に洗い出し処理が施されていることを特
徴とする透水ブロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3143297A JPH10218680A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 透水ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3143297A JPH10218680A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 透水ブロック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10218680A true JPH10218680A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12331084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3143297A Pending JPH10218680A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 透水ブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10218680A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104452525A (zh) * | 2014-11-18 | 2015-03-25 | 浙江大学宁波理工学院 | 一种透水砖及其制备方法 |
-
1997
- 1997-01-31 JP JP3143297A patent/JPH10218680A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104452525A (zh) * | 2014-11-18 | 2015-03-25 | 浙江大学宁波理工学院 | 一种透水砖及其制备方法 |
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