JPH10218352A - 物品の仕分け装置およびその仕分け方法 - Google Patents

物品の仕分け装置およびその仕分け方法

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JPH10218352A
JPH10218352A JP3969897A JP3969897A JPH10218352A JP H10218352 A JPH10218352 A JP H10218352A JP 3969897 A JP3969897 A JP 3969897A JP 3969897 A JP3969897 A JP 3969897A JP H10218352 A JPH10218352 A JP H10218352A
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secondary sorting
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JP3969897A
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English (en)
Inventor
Yasuo Minami
康夫 南
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 限られたスペースであっても、販売主お
よびその販売店を含めて全販売店数分(全方面数)だけ
のシュートに物品を仕分けることができ、とくに二次仕
分け作業について、人手に頼ることなく、その自動化を
可能として自動仕分けシステムの性能を向上させ、また
運用コストの低減が可能な物品の仕分け装置およびその
仕分け方法を提供すること。 【解決手段】 あるシュート(一次シュート23)の下
流側に所定の軌道(往復動軌道21A)に沿って走行可
能な二次仕分け台車25を設けることに着目したもの
で、二次仕分け機構21が、一次仕分け機構3により仕
分けられた物品(商品M)を載せて所定の軌道21Aに
沿って走行する二次仕分け台車25と、所定の軌道21
Aに沿って設けてあるとともに、二次仕分け台車25か
ら所定数の物品Mを受け取るようにした集約トレー28
と、を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物品の仕分け装置お
よびその仕分け方法にかかるもので、とくに各種商品な
ど物品について多数の方面に仕分ける必要がある物品の
仕分け装置およびその仕分け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動仕分け装置において、ベルコ
ンベアなどの搬送機構上を移送されてくる物品を分岐さ
せるシュートの本数は、仕分けるべき方面数により決定
されている。しかしながら通常、全方面数のシュートを
配置することは、設備コストの点、およびスペース上の
制約から困難なことが多い。
【0003】したがって、物品の仕分け量に応じて一本
のシュートに複数の方面を割り付けてまず一次仕分け
し、ついで各シュートの端部(下流側)において、作業
者が複数の方面にさらに二次仕分けすることが一般的で
ある。
【0004】従来の物品の仕分け装置1について、図1
8にもとづいてその一例を概説する。図18は、従来の
物品の仕分け装置1の概略説明図であって、物品の仕分
け装置1は、製造メーカーから出荷された商品M(物
品)を、各販売主の各販売店単位(たとえば、各販売主
であるスーパーマーケットA社、B社、...のそれぞ
れの各販売店単位であるイ地域店、ロ地域店、ハ地域
店、...など、複数の方面別)に仕分けするためのシ
ステムであり、搬入用トラックヤード2と、一次仕分け
機構3と、二次仕分け機構4と、搬出用トラックヤード
5と、を有する。
【0005】搬入用トラックヤード2には、各製造メー
カーからの商品Mが、同一商品Mを複数個の単位で梱包
した製品箱の状態で、トラックTにより物品の仕分け装
置1に到着する。
【0006】一次仕分け機構3は、入荷ステーション3
Aおよび仕分けステーション3Bに分かれている。入荷
ステーション3Aには、搬入コンベア6と、入荷管理端
末機7と、を備え、搬入コンベア6に載せられてきた上
記製品箱をオペレーターPが開箱し、商品Mを製品箱か
ら一個づつ取り出し、トレー8に載せて仕分けステーシ
ョン3Bに送り込むとともに、入荷管理端末機7に入荷
データ(どの種類の商品Mが入荷したか、その他のデー
タ)として入力する。
【0007】仕分けステーション3Bには、傾転可能で
あるとともにバーコードなどの認識マークを付した上記
トレー8と、このトレー8をその上部に備えて搬送する
台車9と、台車9を駆動するリニヤモーターなどの搬送
機構10と、トレー8の認識マークを読み取る認識機構
11と、商品Mを滑走分岐するシュート12と、集約ト
レー13および集荷コンベア14と、を装備してある。
なお、台車9を周回可能として、一周の周回軌道15を
構成してある。また、入荷管理端末機7により入力され
たトレー8上の商品Mのデータは、これを中央管理装置
16により制御する。
【0008】各販売店系列(販売主)ごとに(第1の方
面別に)割り振ったシュート12の場所においてトレー
8を傾転することにより特定の商品Mをシュート12に
滑走落下させ(一次仕分け)、集約トレー13に所定個
数を集める。所定数の商品Mが集約トレー13に集まっ
た段階で、他のオペレーターPが集約トレー13を集約
コンベア14に移載し、集約コンベア14上を二次仕分
け機構4に移送する。
【0009】二次仕分け機構4においては、集約トレー
13に予め入れてある販売店系列および販売店の伝票に
したがって、さらに他のオペレーターPが各販売店単位
への仕分け作業(二次仕分け)を行う。
【0010】すなわち、集約コンベア14の下流側に方
面別籠車17を準備し、上記伝票の内容にしたがって、
各方面別に集約トレー13を仕分けるとともに、出荷管
理端末機18に出荷データを入力し、搬出用トラックヤ
ード5から出荷する。
【0011】こうした構成の物品の仕分け装置1におい
ては、一次仕分け機構3内で商品Mを仕分けるシュート
12の数によるスペースの限界が、物品の仕分け装置1
全体の効率を決定している。したがって、本来はシュー
ト12を細分化したいがそのためのスペースが足りない
ため、オペレーターPが伝票を見ることにより、一次仕
分け機構3におけると同様の作業を二次仕分け機構4に
おいて行う必要があり、結局人手に頼らざるを得ないと
いう問題があるとともに、仕分け作業の自動化が困難で
あるという問題があった。
【0012】要するに、仕分けシステム用の設備スペー
スが充分にあれば、販売主およびその販売店を含めて全
販売店数分(全方面数)だけのシュート12を設けれ
ば、一度に自動的に仕分け作業を行うことができるわけ
であるが、スペースの制限上、まず販売主単位で自動的
に仕分け(一次仕分け)、ついで販売店単位で仕分ける
(二次仕分け)作業については人手に頼らざるを得ない
という問題があるわけである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
諸問題にかんがみなされたもので、自動仕分けシステム
の性能を向上させることができる物品の仕分け装置およ
びその仕分け方法を提供することを課題とする。
【0014】また本発明は、シュートのレイアウト密度
(単位面積あたりのシュート数)を向上させることがで
きる物品の仕分け装置およびその仕分け方法を提供する
ことを課題とする。
【0015】また本発明は、限られたスペースであって
も、販売主およびその販売店を含めて全販売店数分(全
方面数)だけのシュートに物品を仕分けることができる
物品の仕分け装置およびその仕分け方法を提供すること
を課題とする。
【0016】また本発明は、とくに二次仕分け作業につ
いて、人手に頼ることなく、その自動化を可能とする物
品の仕分け装置およびその仕分け方法を提供することを
課題とする。
【0017】また本発明は、運用コストの低減が可能な
物品の仕分け装置およびその仕分け方法を提供すること
を課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、ある
シュートの下流側に所定の軌道に沿って走行可能な二次
仕分け台車を設けること、およびこの二次仕分け台車が
必要な仕分け作業を行うようにすること、さらには、二
次仕分け台車の作業能率を向上させることに着目したも
ので、第一の発明は、搬入される複数個の物品を所定の
方面別に仕分ける物品の仕分け装置であって、上記物品
を第1の方面別に仕分ける一次仕分け機構と、この一次
仕分け機構により仕分けられた上記物品をさらに第2の
方面別に仕分ける二次仕分け機構と、を有するととも
に、上記二次仕分け機構は、上記一次仕分け機構により
仕分けられた上記物品を載せて所定の軌道に沿って走行
する二次仕分け台車と、上記所定の軌道に沿って設けて
あるとともに、この二次仕分け台車から所定数の上記物
品を受け取るようにした集約トレーと、を有することを
特徴とする物品の仕分け装置である。
【0019】第二の発明は、上記第一の発明にホッパー
シュートを組み込んだもので、搬入される複数個の物品
を所定の方面別に仕分ける物品の仕分け装置であって、
上記物品を第1の方面別に仕分ける一次仕分け機構と、
この一次仕分け機構により仕分けられた上記物品をさら
に第2の方面別に仕分ける二次仕分け機構と、を有する
とともに、上記二次仕分け機構は、上記一次仕分け機構
により仕分けられた上記物品を載せて所定の軌道に沿っ
て走行する二次仕分け台車と、上記所定の軌道に沿って
設けてあるとともに、この二次仕分け台車から所定数の
上記物品を受け取ってこれら物品を滞留させるようにし
たホッパーシュートと、このホッパーシュートから仕分
けられた上記物品を受け取るようにした集約トレーと、
を有することを特徴とする物品の仕分け装置である。
【0020】第三の発明は、搬入される複数個の物品を
所定の方面別に仕分ける物品の仕分け方法であって、一
次仕分け機構により上記物品を第1の方面別に仕分ける
一次仕分け工程と、この一次仕分け機構により仕分けら
れた上記物品を二次仕分け機構によりさらに第2の方面
別に仕分ける二次仕分け工程と、を有するとともに、上
記二次仕分け工程において、上記一次仕分け機構により
仕分けられた上記物品を載せて所定の軌道に沿って走行
するとともに、各方面別の集約トレーにこの物品を仕分
ける二次仕分け台車を設け、この二次仕分け台車が仕分
ける当該物品の総数が、各二次仕分け台車でほぼ同一と
なるように上記集約トレーを割り付けるようにしたこと
を特徴とする物品の仕分け方法である。
【0021】とくに、あるひとつの二次仕分け台車が一
次仕分け機構から仕分けられた物品を受け取ってその軌
道上を所定の集約トレーに向かって走行しているとき
に、一次仕分け機構により仕分けられたつぎの物品は、
当該走行中の二次仕分け台車ではなく、少なくとも他の
軌道上にある二次仕分け台車にこれを振り分けるように
することができる。
【0022】第四の発明は、搬入される複数個の物品を
所定の方面別に仕分ける物品の仕分け方法であって、一
次仕分け機構により上記物品を第1の方面別に仕分ける
一次仕分け工程と、この一次仕分け機構により仕分けら
れた上記物品を二次仕分け機構によりさらに第2の方面
別に仕分ける二次仕分け工程と、を有するとともに、上
記二次仕分け工程において、上記一次仕分け機構により
仕分けられた上記物品を載せて所定の軌道に沿って走行
するとともに、各方面別の集約トレーにこの物品を仕分
ける二次仕分け台車を設け、この二次仕分け台車が仕分
ける当該物品の数が多いものについて、この二次仕分け
台車の移動距離が少なくなるように上記集約トレーを割
り付けるようにしたことを特徴とする物品の仕分け方法
である。
【0023】上記二次仕分け台車の移動距離としては、
二次仕分け台車が一次仕分け機構から仕分けられた物品
を受け取った部位からの移動距離とすることが妥当であ
り、この受取り部位に近い集約トレーに、より数が多い
物品を仕分けるようにするものである。
【0024】上記二次仕分け台車が走行する所定の軌道
としては、二次仕分け台車の走行用レールなどにより、
往復動軌道あるいは周回軌道など任意のものを採用する
ことができる。
【0025】上記一次仕分け機構と二次仕分け機構との
交差部分に、一次シュートを設け、この一次シュートか
ら、受渡しホッパーあるいは受渡しホッパーシュートな
どを介して二次仕分け台車が物品を受け取るようにする
ことができる。
【0026】上記一次仕分け機構における、たとえば周
回軌道15(図18)の間の開きスペースに二次仕分け
台車の走行スペースを設けることができる。
【0027】上記二次仕分け台車には、物品を載置する
とともに、この物品を上記ホッパーシュートないし上記
集約トレーに移載するための移送ベルトを設けることが
できる。
【0028】上記ホッパーシュートを傾転させることに
より、内部に収容していた物品を集約トレーに移載する
ようにすることができる。
【0029】第三および第四の発明による物品の仕分け
方法においては、仕分けが必要な物品の一日分の処理総
数を所定数のバッチ処理に分割し、これらのバッチ処理
を繰り返して仕分けを行うこととし、かくして集約トレ
ーをそれぞれのバッチ処理のたびに異なった方面用に用
いて仕分け処理することができる。
【0030】本発明による物品の仕分け装置およびその
仕分け方法においては、従来の仕分けシステムにおける
ような一次仕分け機構と、所定の軌道に沿って走行可能
な二次仕分け台車を有するとを組み合わせることによ
り、二次仕分け台車がそれぞれの物品をその割り付けら
れた仕分け先(具体的には集約トレーあるいはホッパー
シュート)に搬送することができ、人手を用いずに、各
物品について最終的な方面別の仕分けを行うことが可能
となる。
【0031】とくに第一の発明による物品の仕分け装置
においては、所定数の物品を二次仕分け台車により集約
トレーに収容することができるとともに、二次仕分け台
車から所定数の物品を受け取った集約トレーをそのまま
各方面別の搬出用容器として用いることができるので、
物品の搬入から仕分けおよび搬出までを一貫して自動化
することが可能である。
【0032】第二の発明による物品の仕分け装置におい
ては、二次仕分け台車から所定数の物品を受け取ってこ
れらを滞留させるホッパーシュートを設けたので、二次
仕分け台車が受け持つすべての物品の仕分け作業が終了
した時点で、これら物品を一度にそれぞれの集約トレー
に移載して搬出し、ホッパーシュートへの滞留中に(つ
まり物品の仕分け中に)集約トレーの入れ替えを行うこ
とができる。
【0033】第三の発明による物品の仕分け方法におい
ては、二次仕分け台車が仕分ける物品の総数が、各二次
仕分け台車でほぼ同一となるように集約トレーを割り付
けるようにしたので、比較的高能力・少シュートの一次
仕分け機構と、比較的低能力・多シュート(集約トレー
あるいはホッパーシュート)の二次仕分け機構との組み
合わせにおいて、一次仕分け機構から仕分けられてきた
物品をひとつの二次仕分け台車に集中するのではなく、
これを他の二次仕分け台車に分散させることにより、一
次仕分け機構および二次仕分け機構の処理能力をバラン
スさせ、それぞれの二次仕分け台車を有効かつ無駄なく
稼動させることができる。
【0034】第四の発明による物品の仕分け方法におい
ては、二次仕分け台車が仕分ける物品の数が多いものに
ついて、二次仕分け台車の移動距離が少なくなるように
集約トレーを割り付けるようにしたので、二次仕分け台
車の平均処理能力を向上させることができ、二次仕分け
台車が走行することによる二次仕分け機構の処理能力を
最大限に発揮することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の第1の実施の形態
による物品の仕分け装置20およびその仕分け方法を図
1ないし図7にもとづき説明する。ただし、図18と同
様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略す
る。図1は、物品の仕分け装置20の概略説明図であ
り、物品の仕分け装置20は、前記搬入用トラックヤー
ド2と、一次仕分け機構3の入荷ステーション3Aおよ
び仕分けステーション3Bと、二次仕分け機構21と、
前記搬出用トラックヤード5と、を有する。なお処理物
品の種類および総数などに応じて、とくに多数の同一商
品Mを分岐させるための大口用シュート22と、他の入
荷ステーション3Aとを設ける。
【0036】搬入用トラックヤード2、搬出用トラック
ヤード5および一次仕分け機構3は、従来の各種のシス
テムをそのまま採用することができる。
【0037】図2は、二次仕分け機構21の詳細を示す
平面図、図3は、同、側面図、図4は、一次仕分け機構
3の仕分けステーション3Bと二次仕分け機構21との
交差部分の斜視図であって、二次仕分け機構21は、前
記一次仕分け機構3の周回軌道15(図18)の左右に
規則的に並べた複数本の往復動軌道21Aを有してい
る。
【0038】各往復動軌道21Aには、周回軌道15に
接続した一次シュート23と、受渡しホッパー24と、
二次仕分け台車25と、二次仕分け台車25の走行用レ
ール26と、走行用レール26の左右に配置した複数個
のホッパーシュート27(二次シュート)と、集約トレ
ー28(図4)と、集約トレー載置兼搬送用コンベア2
9と、集約トレー搬送用コンベア30と、を設けてあ
る。なお図2において、符号31は、物品の仕分け装置
20の構造支柱である。
【0039】一次シュート23は、従来のシュート12
(図18)より短い長さを有し、傾転したトレー8から
の商品Mを受渡しホッパー24内に落下させる。
【0040】受渡しホッパー24は、図4の点線に示す
ように、その一対の開閉底蓋32を閉鎖した状態で受渡
しホッパー24から商品Mを受け取り、その下部に二次
仕分け台車25が待機していることを確認して開閉底蓋
32を開放することにより二次仕分け台車25に商品M
を渡す(図6も参照)。
【0041】図5は、二次仕分け台車25の概略斜視図
であり、二次仕分け台車25は、台車本体33と、台車
本体33の上面に正逆回転可能に配置した移送ベルト3
4と、台車本体33を走行用レール26に走行させる走
行車輪35と、を有する。走行用レール26により、前
記往復動軌道21Aを構成している。
【0042】受渡しホッパー24から移送ベルト34上
に商品Mを受け取り、移送ベルト34が左右いずれかに
回転することにより、往復動軌道21Aの左右に位置し
ているホッパーシュート27内に商品Mを落下移載す
る。
【0043】台車本体33の底面にはタイミングベルト
36を固定し、駆動モーター37により正逆回転させる
ことにより二次仕分け台車25を走行用レール26に沿
って往復動させる。
【0044】図6は、受渡しホッパー24および二次仕
分け台車25部分の、二次仕分け台車25の走行方向か
ら見た側面図、図7は、二次仕分け台車25およびホッ
パーシュート27部分の、二次仕分け台車25の走行方
向から見た側面図であり、二次仕分け台車25は、受渡
しホッパー24の下方に待機して、受渡しホッパー24
から商品Mを受け取り、走行用レール26上を走行し
て、いずれかのホッパーシュート27の部分において停
止し、移送ベルト34が左右いずれかに回転することに
より、ホッパーシュート27内に商品Mを落下収容す
る。
【0045】図7に示すように、二次仕分け台車25の
移送ベルト34からホッパーシュート27に沿って固定
案内シュート38を設け、固定案内シュート38の先端
部に可動案内板39を設けるとともに、可動案内板用エ
アーシリンダー40により可動案内板39を揺動可能と
する。また、ホッパーシュート用エアーシリンダー41
によってホッパーシュート27を揺動可能とする。
【0046】可動案内板39およびホッパーシュート2
7の揺動時に(図7の二次仕分け台車25の右側を参
照)、ホッパーシュート27内の所定個数の商品Mを集
約トレー28内に落下収容可能とする。
【0047】なお、図4および図7において、ホッパー
シュート27の傾斜状態および正常姿勢状態を一緒に図
示してあるが、これらはホッパーシュート27の作動を
明確にするために描いたもので、通常の作動において
は、すべてのホッパーシュート27が同時に傾斜状態あ
るいは正常姿勢状態のいずれかにある。
【0048】こうした構成の二次仕分け機構21を有す
る物品の仕分け装置20において、搬入用トラックヤー
ド2から入荷した商品Mを一次仕分け機構3の入荷ステ
ーション3Aにおいてトレー8に載せ、仕分けステーシ
ョン3Bにおいてトレー8の認識を行い、二次仕分け機
構21の一次シュート23部分でトレー8を傾転させ、
商品Mを受渡しホッパー24に落下収容する(第1の方
面への一次仕分け)。
【0049】この受渡しホッパー24の真下に二次仕分
け台車25が待機していることを確認して、開閉底蓋3
2を開き、商品Mを二次仕分け台車25の移送ベルト3
4に移載する。
【0050】二次仕分け台車25は商品Mを載せた状態
で走行用レール26上を走行し、商品Mを仕分けるべき
所定のホッパーシュート27の位置で停止し、移送ベル
ト34を回転させて商品Mをホッパーシュート27内に
落下移載する。各往復動軌道21Aにおいて、このよう
な操作を繰り返し、それぞれの商品Mを各ホッパーシュ
ート27に仕分けてゆく(第2の方面への二次仕分
け)。
【0051】あるひとつのバッチ処理(後述)としてす
べての商品Mを仕分け終わり、それぞれのホッパーシュ
ート27に所定数の商品Mが収容された段階で、可動板
案内用エアーシリンダー40およびホッパーシュート用
エアーシリンダー41を操作することにより、ホッパー
シュート27および可動案内板39を傾斜させ、ホッパ
ーシュート27内のすべての商品Mを集約トレー28側
に移す。
【0052】集約トレー28には、必要な販売主の各販
売店あての商品Mが必要数だけ収容されているので、集
約トレー28を集約トレー載置兼搬送用コンベア29お
よび集約トレー搬送用コンベア30上を搬送し、搬出用
トラックヤード5において搬出する。
【0053】商品Mを収容した集約トレー28を搬出し
たのち、集約トレー載置兼搬送用コンベア29上に空ら
の集約トレー28をそれぞれホッパーシュート27の真
下に準備し、つぎのバッチ処理を開始する。もちろん、
ホッパーシュート27に商品Mを滞留させながら仕分け
作業を行うので、この仕分け作業中に集約トレー28を
入替え準備することができる。
【0054】なお、本発明においては、商品Mの種類な
どに応じて、あるいは仕分け作業の手順に応じて、ホッ
パーシュート27を省略し、二次仕分け台車25から商
品Mを直接集約トレー28に移載するように構成するこ
ともできる。
【0055】既述のように、搬入用トラックヤード2か
ら入荷された商品Mのすべてが、その仕分け先方面に仕
分けられて、集約トレー28に収容され、搬出用トラッ
クヤード5から出荷することができるが、この物品の仕
分け装置20においては、従来の物品の仕分け装置1
(図18)におけるシュート12の傾斜部分に相当する
スペースに、短い一次シュート23および二次仕分け機
構21を設けたので、狭いスペースに必要な数だけのホ
ッパーシュート27および集約トレー28を配置するこ
とができるとともに、このホッパーシュート27に対し
て二次仕分け台車25が走行することにより、人手に代
わって二次仕分け台車25が商品Mを仕分けることがで
きる。
【0056】かくして、一次仕分け機構3と二次仕分け
台車25との組み合わせにより、多数のシュート(ホッ
パーシュート27)を高密度で配置することができる。
また、従来のように、シュート12(図18)の下流側
に二次仕分け作業者(オペレーターP)を配置しておく
必要がない。
【0057】つぎに二次仕分け機構21では、各往復動
軌道21Aにおいて二次仕分け台車25が往復動するよ
うにしたが、二次仕分け台車25が周回軌道に沿った周
回運動を行うようにしてもよい。
【0058】すなわち図8は、本発明の第2の実施の形
態による物品の仕分け装置50の二次仕分け機構51の
平面図であり、二次仕分け機構51においては、二次仕
分け機構51は、一次仕分け機構3における周回軌道1
5をそれぞれ挟んだ複数本の周回軌道51Aを有し、複
数個の二次仕分け台車25はこれを自走式として、周回
軌道51Aに沿って同一回転方向へ周回運動を行う。
【0059】二次仕分け機構51におけるその他の構成
は、二次仕分け機構21と同様であり、集約トレー載置
兼搬送用コンベア29が集約トレー搬送用コンベア30
に合流する。
【0060】ただし二次仕分け機構51の所要部分を、
図9、図10および図11に示すように構成することも
できる。すなわち、図9は、二次仕分け機構51の側面
図、図10は、一次シュート23および二次仕分け台車
25部分の、二次仕分け台車25の走行方向から見た側
面図、図11は、二次仕分け台車25およびホッパーシ
ュート27部分の、二次仕分け台車25の走行方向から
見た側面図であって、一次シュート23に続いて受渡し
シュート52を設け、この受渡しシュート52から二次
仕分け台車25に商品Mに移載可能とする。
【0061】図11に示すように、二次仕分け台車25
の左右に固定案内板53を設けるとともに、ホッパーシ
ュート27に相当するホッパーシュート54を設け、ホ
ッパーシュート用エアーシリンダー41によってホッパ
ーシュート54を傾斜可能としてある。
【0062】こうした構成の二次仕分け機構51を有す
る物品の仕分け装置50においても、二次仕分け機構2
1を有する物品の仕分け装置20と同様に商品Mを仕分
けることができる。
【0063】すなわち、周回軌道51A上を二次仕分け
台車25が自走し、受渡しシュート52の下部で商品M
を受け取り、二次仕分け機構51内の所定のホッパーシ
ュート54に商品Mを落下収容し、所定数の商品Mを滞
留させたのち、仕分け終了時にホッパーシュート54か
ら商品Mを集約トレー28に移載して、搬出用トラック
ヤード5から搬出する。
【0064】つぎに、図12ないし図17にもとづき、
本発明における各仕分け方面へのホッパーシュート27
ないし集約トレー28の割付け処理について説明する。
本発明においては、仕分け能力が高くかつ少シュート
(一次シュート23)の一次仕分け機構3と、仕分け能
力が比較的低くかつ多シュート(ホッパーシュート27
ないし集約トレー28)の二次仕分け機構21、51と
の組み合わせにより、物品の仕分け装置20、50を構
成している。
【0065】すなわち、一次仕分け機構3は従来の自動
仕分け装置のシステムをそのまま流用し、二次仕分け機
構21、51は往復動あるいは周回運動する二次仕分け
台車25を採用しているので、一時的なバッファとして
受渡しホッパー24により時間的なずれは吸収すること
ができるとしても、二次仕分け台車25が一次シュート
23の部位に停止しているときに一次仕分け機構3から
商品Mを分岐させるべきであり、一次仕分け機構3およ
び二次仕分け機構21、51の間における二次仕分け台
車25を効率的に運用して各二次仕分け台車の仕事量を
平準化することが要請される。つまり、往復動軌道21
Aあるいは各周回軌道51Aにおけるそれぞれの二次仕
分け台車25の処理能力のバランスを考慮する必要があ
る。
【0066】たとえば図12は、二次仕分け機構21に
おいてホッパーシュート27(すなわち集約トレー2
8)の割付けが悪い例を示す説明図であって、ある商品
M(●、○、▲)について、●が3個、○が11個、▲
が2個を仕分ける場合に、図示のように、ある往復動軌
道21A(図中左端)のみに商品M(●)が集中してい
る。また、図中右端の往復動軌道21Aに商品M(▲)
が集中し、図中右端から二番目の往復動軌道21Aに商
品M(○)が集中している。
【0067】したがって、これらの商品M(●、○、
▲)を仕分ける二次仕分け台車25は特定の往復動軌道
21Aにおいてのみ頻繁に稼動し、他の往復動軌道21
Aの二次仕分け台車25がいわば遊んでいる状態とな
る。しかも、一次仕分け機構3の入荷ステーション3A
において開箱されて仕分けステーション3Bに供給され
る商品Mは、同一のものがまとまって流れてくる可能性
が高く、こうした割付けは回避する必要がある。
【0068】つまり、図12に図示したような、二次仕
分け台車25が仕分ける商品Mの総数が各往復動軌道2
1Aで異なっていること、および仕分け数の少ない商品
Mが一部の往復動軌道21Aに偏っていることは回避す
る必要がある。
【0069】図13は、こうした点を考慮してホッパー
シュート27(すなわち集約トレー28)への仕分け状
態を良好とした場合の例を示す説明図であって、往復動
軌道21Aにおいて各二次仕分け台車25が仕分ける商
品Mの総数が各二次仕分け台車25で同一になるように
すること、および仕分け数の少ない商品Mは一台の二次
仕分け台車25に1個となるように仕分け順序をまんべ
んなく分配することが実現されている(第三の発明)。
【0070】さらに、ある往復動軌道21Aの場合は、
二次仕分け台車25の平均処理能力が最大となるよう
に、仕分け数の多い商品Mを二次仕分け台車25の定位
置に近い部位に割り付け、二次仕分け台車25の移動距
離を極力少なくする(第四の発明)。
【0071】こうした仕分け作業を実現するために、ホ
ッパーシュート27(集約トレー28)への割付け(第
三の発明に関連する各二次仕分け台車25の処理量の平
準化、および第四の発明に関連する二次仕分け台車25
の平均処理能力の向上)に関し、本発明においては、図
14ないし図17に示すような割付け制御を、仕分け作
業の前日に、中央管理装置16により行っている。
【0072】中央管理装置16においては、その演算し
た割付け結果を伝票に出力し、それぞれの集約トレー2
8に伝票を投入しておき、商品Mの仕分けを待つことに
なる。
【0073】図14は、要請があった出荷指示(オーダ
ー)の内容にもとづき、まず商品M全体をどのように取
り扱うかの説明図であって、各商品M別にその総数を示
している。すなわち、中央管理装置16は、入力された
当日出荷すべき出荷指示を容積順に、つまり各商品M
(アイテム)別のその総数を図中上から降順に並べ、一
日に処理可能な総数以上のものは、制約値以上として、
たとえば人手によるピッキングなど別途処理することと
する。また、ひとつのホッパーシュート27に入りきら
ない出荷指示、あるいは大物、割れ物、自動仕分けに不
適当な商品Mを含む出荷指示を除外する。
【0074】図15は、図14で限定した処理可能な出
荷指示内の総数の商品Mを上位から口数順に、つまり集
約トレー28に勘算した数順に降順に並べ、所定のバッ
チ処理に分割する工程を示す説明図であって、最多口数
の商品Mから順にそれぞれのバッチ処理に振り分ける。
ここで、バッチ処理とは、一日に行う集約トレー28の
搬出で終わる一単位の仕分け作業の処理を言い、通常は
一日で何回かのバッチ処理を行い、各バッチ処理の間で
集約トレー28の交換を行う。一日に何回かのバッチ処
理を行う場合には、ひとつのホッパーシュート27を一
日で複数方面用に使用することになり、この一回の仕分
け作業のまとまりを一単位のバッチ処理としている。図
15に示すように、各バッチ処理における仕分け量を平
均化し、各バッチ処理における商品Mの総数がほぼ同一
になるように割り付ける。
【0075】図16は、あるひとつのバッチ処理内にお
いて、各往復動軌道21Aあるいは各周回軌道51Aに
おける二次仕分け台車25による処理量の平均化、つま
りホッパーシュート27への商品Mの割付け処理を示す
説明図であって、ここでは各二次仕分け台車25間の処
理量を平均化し、仕分け数の少ない商品Mが特定の二次
仕分け台車25に集中することを避ける。すなわち、各
バッチ処理において、商品M別にその個数順に並べ、処
理数の少ない商品Mを含んだ出荷指示から二次仕分け台
車25の特定を行う。つまりどの往復動軌道21Aある
いは各周回軌道51Aにこの商品Mを分岐させるかを決
定し、商品Mを続けて同じ二次仕分け台車25に割り付
けないようにする。各二次仕分け台車25あたりの仕分
け数が平均値をこえた場合は、それ以降、その二次仕分
け台車25には商品Mの仕分け処理を割り付けないもの
とする。
【0076】図17は、二次仕分け台車25一台あたり
の平均処理能力を向上させるための割付け処理を示す説
明図であり、往復動軌道21Aあるいは各周回軌道51
Aにおける二次仕分け台車25の動作距離を最短にする
ことにより二次仕分け台車25の処理能力を最大限に発
揮可能とする。すなわち、各二次仕分け台車25に割り
付けられた出荷指示を、口数の多い順に各ホッパーシュ
ート27に割り付けるとともに、口数の多い商品Mが一
次シュート23側(二次仕分け台車25ホームポジショ
ン側、つまりその動作距離が少ないホッパーシュート2
7側)になるように割り付ける。かくして、二次仕分け
台車25の移動距離を最小とすることにより、二次仕分
け台車25の平均能力を最大にするように割り付ける。
【0077】以上のようにして決定した集約トレー28
(ホッパーシュート27)に割り当てられた商品Mの順
序を伝票発行順データにもとづき、各バッチ処理単位に
まとめて伝票を発行し、この伝票は、該当集約トレー2
8に投入しておく。
【0078】さらに、実際の仕分け処理における運用に
あたっては、仕分け数の少ない商品Mはバッチ処理の前
半で仕分けすることにより、同一の二次仕分け台車25
に集中しやすくなることを避ける。
【0079】また、あるひとつの往復動軌道21Aある
いは各周回軌道51Aに商品Mを分岐させて、これをそ
の二次仕分け台車25により所定のホッパーシュート2
7に移送している間には、その往復動軌道21Aあるい
は各周回軌道51Aとは異なる他の往復動軌道21Aあ
るいは各周回軌道51Aに商品Mを分岐させて、ひとつ
の二次仕分け台車25への商品Mの集中を避ける。
【0080】こうした事前割付け処理を行うことによ
り、一次仕分け機構3と二次仕分け機構21、51との
処理速度の差を調整するとともに、二次仕分け台車25
をより効率的に走行させ、物品の仕分け装置20、50
の構造をより能率的に動作させることができる。
【0081】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、一次仕分
け機構の下流側に二次仕分け機構を設けるとともに、二
次仕分け機構における二次仕分け台車が走行することに
より商品などの物品を自動的に集約トレー(あるいはホ
ッパーシュート)に仕分けることができるようにしたの
で、狭いスペースでも効率的に仕分け作業を自動化する
ことができる。
【0082】さらに、集約トレー(あるいはホッパーシ
ュート)への方面別の割付けを制御するとともに、実際
の運用にあたって二次仕分け台車が処理する物品を二次
仕分け機構内において分散するようにしたので、各二次
仕分け台車の処理量の平均化および平均能力の向上によ
り能率的な仕分け処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による、物品の仕分
け装置20の概略説明図である。
【図2】同、二次仕分け機構21の詳細を示す平面図で
ある。
【図3】同、二次仕分け機構21の側面図である。
【図4】同、一次仕分け機構3の仕分けステーション3
Bと二次仕分け機構21との交差部分の斜視図である。
【図5】同、二次仕分け台車25の概略斜視図である。
【図6】同、受渡しホッパー24および二次仕分け台車
25部分の、二次仕分け台車25の走行方向から見た側
面図である。
【図7】同、二次仕分け台車25およびホッパーシュー
ト27部分の、二次仕分け台車25の走行方向から見た
側面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態による、物品の仕分
け装置50の二次仕分け機構51の平面図である。
【図9】同、二次仕分け機構51の側面図である。
【図10】同、一次シュート23および二次仕分け台車
25部分の二次仕分け台車25の走行方向から見た側面
図である。
【図11】同、二次仕分け台車25およびホッパーシュ
ート27部分の二次仕分け台車25の走行方向から見た
側面図である。
【図12】本発明における割付け処理を説明するため
の、二次仕分け機構21においてホッパーシュート27
(すなわち集約トレー28)の割付けが悪い例を示す説
明図である。
【図13】本発明の割付け処理において、ホッパーシュ
ート27(すなわち集約トレー28)への仕分け状態を
良好とした場合の例を示す説明図である。
【図14】同、要請があった出荷指示(オーダー)の内
容にもとづき、まず商品M全体をどのように取り扱うか
の説明図である。
【図15】同、処理可能な出荷指示内の総数の商品Mを
上位から口数順に、つまり集約トレー28に勘算した数
順に降順に並べ、所定のバッチ処理に分割する工程を示
す説明図である。
【図16】同、あるひとつのバッチ処理内において、各
往復動軌道21Aあるいは各周回軌道51Aにおける二
次仕分け台車25による処理量の平均化、つまりホッパ
ーシュート27への商品Mの割付け処理を示す説明図で
ある。
【図17】同、二次仕分け台車25一台あたりの平均処
理能力を向上させるための割付け処理を示す説明図であ
る。
【図18】従来の物品の仕分け装置1の概略説明図であ
る。
【符号の説明】
1 物品の仕分け装置(図18) 2 搬入用トラックヤード 3 一次仕分け機構 3A 一次仕分け機構3の入荷ステーション 3B 一次仕分け機構3の仕分けステーション 4 二次仕分け機構 5 搬出用トラックヤード 6 搬入コンベア 7 入荷管理端末機 8 トレー 9 台車 10 搬送機構 11 認識機構 12 シュート 13 集約トレー 14 集約コンベア 15 台車9による一周の周回軌道 16 中央管理装置 17 方面別籠車 18 出荷管理端末機 20 物品の仕分け装置(図1、第1の実施の形態) 21 二次仕分け機構(図1、図2) 21A 二次仕分け機構21の往復動軌道 22 大口用ステーション 23 一次シュート 24 受渡しホッパー 25 二次仕分け台車 26 走行用レール 27 ホッパーシュート(二次シュート) 28 集約トレー 29 集約トレー載置兼搬送用コンベア 30 集約トレー搬送用コンベア 31 物品の仕分け装置20の構造支柱 32 開閉底蓋 33 台車本体 34 移送ベルト 35 走行車輪 36 タイミングベルト 37 駆動モーター 38 固定案内シュート 39 可動案内板 40 可動板案内用エアーシリンダー 41 ホッパーシュート用エアーシリンダー 50 物品の仕分け装置(図8、第2の実施の形態) 51 二次仕分け機構 51A 二次仕分け機構51の周回軌道 52 受渡しシュート 53 固定案内板 54 ホッパーシュート M 商品(物品) P オペレーター T トラック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬入される複数個の物品を所定の方面
    別に仕分ける物品の仕分け装置であって、 前記物品を第1の方面別に仕分ける一次仕分け機構と、 この一次仕分け機構により仕分けられた前記物品をさら
    に第2の方面別に仕分ける二次仕分け機構と、を有する
    とともに、 前記二次仕分け機構は、 前記一次仕分け機構により仕分けられた前記物品を載せ
    て所定の軌道に沿って走行する二次仕分け台車と、 前記所定の軌道に沿って設けてあるとともに、この二次
    仕分け台車から所定数の前記物品を受け取るようにした
    集約トレーと、 を有することを特徴とする物品の仕分け装置。
  2. 【請求項2】 搬入される複数個の物品を所定の方面
    別に仕分ける物品の仕分け装置であって、 前記物品を第1の方面別に仕分ける一次仕分け機構と、 この一次仕分け機構により仕分けられた前記物品をさら
    に第2の方面別に仕分ける二次仕分け機構と、を有する
    とともに、 前記二次仕分け機構は、 前記一次仕分け機構により仕分けられた前記物品を載せ
    て所定の軌道に沿って走行する二次仕分け台車と、 前記所定の軌道に沿って設けてあるとともに、この二次
    仕分け台車から所定数の前記物品を受け取ってこれら物
    品を滞留させるようにしたホッパーシュートと、 このホッパーシュートから仕分けられた前記物品を受け
    取るようにした集約トレーと、 を有することを特徴とする物品の仕分け装置。
  3. 【請求項3】 搬入される複数個の物品を所定の方面
    別に仕分ける物品の仕分け方法であって、 一次仕分け機構により前記物品を第1の方面別に仕分け
    る一次仕分け工程と、 この一次仕分け機構により仕分けられた前記物品を二次
    仕分け機構によりさらに第2の方面別に仕分ける二次仕
    分け工程と、を有するとともに、 前記二次仕分け工程において、 前記一次仕分け機構により仕分けられた前記物品を載せ
    て所定の軌道に沿って走行するとともに、各方面別の集
    約トレーにこの物品を仕分ける二次仕分け台車を設け、 この二次仕分け台車が仕分ける当該物品の総数が、各二
    次仕分け台車でほぼ同一となるように前記集約トレーを
    割り付けるようにしたことを特徴とする物品の仕分け方
    法。
  4. 【請求項4】 搬入される複数個の物品を所定の方面
    別に仕分ける物品の仕分け方法であって、 一次仕分け機構により前記物品を第1の方面別に仕分け
    る一次仕分け工程と、 この一次仕分け機構により仕分けられた前記物品を二次
    仕分け機構によりさらに第2の方面別に仕分ける二次仕
    分け工程と、を有するとともに、 前記二次仕分け工程において、 前記一次仕分け機構により仕分けられた前記物品を載せ
    て所定の軌道に沿って走行するとともに、各方面別の集
    約トレーにこの物品を仕分ける二次仕分け台車を設け、 この二次仕分け台車が仕分ける当該物品の数が多いもの
    について、この二次仕分け台車の移動距離が少なくなる
    ように前記集約トレーを割り付けるようにしたことを特
    徴とする物品の仕分け方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022525233A (ja) * 2019-06-17 2022-05-11 北京曠視機器人技術有限公司 仕分け設備
DE102021124700A1 (de) 2021-09-23 2023-03-23 Interroll Holding Ag Sortieranordnung

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JP2022525233A (ja) * 2019-06-17 2022-05-11 北京曠視機器人技術有限公司 仕分け設備
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