JPH10218185A - 段ボール箱 - Google Patents
段ボール箱Info
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- JPH10218185A JPH10218185A JP3841497A JP3841497A JPH10218185A JP H10218185 A JPH10218185 A JP H10218185A JP 3841497 A JP3841497 A JP 3841497A JP 3841497 A JP3841497 A JP 3841497A JP H10218185 A JPH10218185 A JP H10218185A
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- Japan
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- piece
- plate
- side plate
- pieces
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D5/00—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
- B65D5/001—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper stackable
- B65D5/0015—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper stackable the container being formed by folding up portions connected to a central panel
- B65D5/003—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper stackable the container being formed by folding up portions connected to a central panel having ledges formed by extensions of the side walls
- B65D5/0035—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper stackable the container being formed by folding up portions connected to a central panel having ledges formed by extensions of the side walls the ledges being located between side walls and doubled-over extensions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Stackable Containers (AREA)
- Cartons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 上端部に突出片、下方部に該突出片の係止部
を設けた積み重ね支持部を有する段ボール製容器におい
て、該容器の上端部の開口部を広がりにくくすると共
に、構造を簡単にして組み立てやすくする。 【解決手段】 一の対向位置に配され上端部に突出片を
有する側板とその上辺から幅板を会して延設した内側板
との間に、各側板の夫々隣り合う側辺同士を連接し対角
線上に折罫が設けられた折込片を折り込み、他の対向位
置に配された該側板を上辺が下辺より短い台形状に形成
すると共に、該係止部を該突出片を挿通させる差込孔と
する。
を設けた積み重ね支持部を有する段ボール製容器におい
て、該容器の上端部の開口部を広がりにくくすると共
に、構造を簡単にして組み立てやすくする。 【解決手段】 一の対向位置に配され上端部に突出片を
有する側板とその上辺から幅板を会して延設した内側板
との間に、各側板の夫々隣り合う側辺同士を連接し対角
線上に折罫が設けられた折込片を折り込み、他の対向位
置に配された該側板を上辺が下辺より短い台形状に形成
すると共に、該係止部を該突出片を挿通させる差込孔と
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、積み重ね用支持部
が設けられた段ボール箱の改良に関するものである。
が設けられた段ボール箱の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の積み重ね用支持部を有する段ボー
ル箱としては、種々の形態のものがある。基本的には、
周面を形成する側板の上端部に突出片、該突出片の下方
部に係止部を設け、積み重ね時にこれらを相互に係合さ
せることによって支持する構造である。係止部として
は、突出片が側板の外側面に沿って設けられていること
から、該突出片が嵌り込む陥凹部として形成される。す
なわち、積み重ねた場合でも突出片の外表面が露出する
状態となる。また、側板の上端部にのみ突出片を設け、
下端部に係合部を設けない代わりに底板の幅を狭く形成
し、該突出片を側板に接当させることによってズレ止め
とした構造のものがある。
ル箱としては、種々の形態のものがある。基本的には、
周面を形成する側板の上端部に突出片、該突出片の下方
部に係止部を設け、積み重ね時にこれらを相互に係合さ
せることによって支持する構造である。係止部として
は、突出片が側板の外側面に沿って設けられていること
から、該突出片が嵌り込む陥凹部として形成される。す
なわち、積み重ねた場合でも突出片の外表面が露出する
状態となる。また、側板の上端部にのみ突出片を設け、
下端部に係合部を設けない代わりに底板の幅を狭く形成
し、該突出片を側板に接当させることによってズレ止め
とした構造のものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
積み重ね用支持部が設けられた段ボール箱においては、
側板の四面共直立させたり、或いは側板の全部若しくは
一部が上端部を外方に傾斜させた状態に形成されている
ことから、上に載せられる段ボール箱を支持する部分を
かなり幅広に形成しなければならない問題があった。こ
のことは、収納容積の低下や収納時における作業性の低
下の原因となっている。
積み重ね用支持部が設けられた段ボール箱においては、
側板の四面共直立させたり、或いは側板の全部若しくは
一部が上端部を外方に傾斜させた状態に形成されている
ことから、上に載せられる段ボール箱を支持する部分を
かなり幅広に形成しなければならない問題があった。こ
のことは、収納容積の低下や収納時における作業性の低
下の原因となっている。
【０００４】また、積み重ね用支持部が備えられる段ボ
ール箱の形態は、そのほとんどが上部が開口した容器状
のもので、通い箱として繰り返し利用され、しかも折り
畳み可能とした構造に形成されている。ところが、従来
のものでは上述したように支持する部分を幅広に形成す
る必要があることから、組み立てが困難となる欠点があ
り、手軽に利用できない問題があった。さらに、通い箱
として繰り返し利用されると必然的に上端部が広がりや
すく、積み重ね用支持部としての機能が早期に低下する
結果となっていた。これは特に側板の上端部を外方に傾
斜させた構造のものや段ボール箱の深さが深い場合に顕
著であった。
ール箱の形態は、そのほとんどが上部が開口した容器状
のもので、通い箱として繰り返し利用され、しかも折り
畳み可能とした構造に形成されている。ところが、従来
のものでは上述したように支持する部分を幅広に形成す
る必要があることから、組み立てが困難となる欠点があ
り、手軽に利用できない問題があった。さらに、通い箱
として繰り返し利用されると必然的に上端部が広がりや
すく、積み重ね用支持部としての機能が早期に低下する
結果となっていた。これは特に側板の上端部を外方に傾
斜させた構造のものや段ボール箱の深さが深い場合に顕
著であった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者は、上記
問題に鑑み鋭意研究の結果本発明を成し得たものであ
り、その特徴とするところは、底板の周囲四面を側板で
囲い一の対向位置に配された該側板の上端部に突出片、
該突出片の下方部に該突出片の係止部を設けた積み重ね
用支持部を有する段ボール製容器において、一の対向位
置に配され上端部に突出片を有する該側板とその上辺か
ら幅板を介して延設した内側板との間に、各側板の夫々
隣り合う側辺同士を連接し対角線上に折罫が設けられた
折込片を折り込み、該内側板の先端部に設けた差込片を
上記係止部に掛合させることによって容器状に組み立て
る構造のものであって、他の対向位置に配された該側板
を上辺が下辺より短い台形状に形成すると共に、該係止
部を該突出片を挿通させる差込孔としたことにある。
問題に鑑み鋭意研究の結果本発明を成し得たものであ
り、その特徴とするところは、底板の周囲四面を側板で
囲い一の対向位置に配された該側板の上端部に突出片、
該突出片の下方部に該突出片の係止部を設けた積み重ね
用支持部を有する段ボール製容器において、一の対向位
置に配され上端部に突出片を有する該側板とその上辺か
ら幅板を介して延設した内側板との間に、各側板の夫々
隣り合う側辺同士を連接し対角線上に折罫が設けられた
折込片を折り込み、該内側板の先端部に設けた差込片を
上記係止部に掛合させることによって容器状に組み立て
る構造のものであって、他の対向位置に配された該側板
を上辺が下辺より短い台形状に形成すると共に、該係止
部を該突出片を挿通させる差込孔としたことにある。
【０００６】ここで本明細書中でいう「積み重ね用支持
部」とは、段ボール製容器の上端部に突出片、積み重ね
たときに下端部に該突出片と係合する係止部、を設ける
ことによって積み重ね時において固定させるためのもの
をいう。本発明においては、該突出片を一の対向位置に
配した側板の上端部に形成させる。そして、該係止部は
底板に開口させた差込孔としている。この場合の差込孔
は、少なくとも底板に開口させたものであればよく、側
板の一部を切り欠いて形成したものでもよい。要は、該
突出片の一部を挿通させるようにしたものであればよ
い。また、突出片としては後述する折込片の上端部に設
けてもよい。折込片は対角線上に設けられた折罫によっ
て二つに折り畳まれるため、２ヶ所に突出片を設けても
よい。
部」とは、段ボール製容器の上端部に突出片、積み重ね
たときに下端部に該突出片と係合する係止部、を設ける
ことによって積み重ね時において固定させるためのもの
をいう。本発明においては、該突出片を一の対向位置に
配した側板の上端部に形成させる。そして、該係止部は
底板に開口させた差込孔としている。この場合の差込孔
は、少なくとも底板に開口させたものであればよく、側
板の一部を切り欠いて形成したものでもよい。要は、該
突出片の一部を挿通させるようにしたものであればよ
い。また、突出片としては後述する折込片の上端部に設
けてもよい。折込片は対角線上に設けられた折罫によっ
て二つに折り畳まれるため、２ヶ所に突出片を設けても
よい。
【０００７】「内側板」とは、突出片が設けられた側板
の上辺から幅板を介して延設したもので、その先端部に
前記差込孔に挿通させる差込片を設けたものをいう。幅
板は側板と内側板との間隔を保持するために設けたもの
であり、この部分にコの字状の切込を入れることによっ
て側板の上端部に突出片を形成させる。勿論、突出片の
高さや幅板の幅によっては、内側板にわたってコの字状
の切込を入れて形成する。この内側板には、両側辺から
側板との間の下方部に折り込むための折返片を延設し
て、差込孔の開口を確保させるようにしてもよい。この
折返片は差込孔近傍での内側板と側板との間隔を保持さ
せることによって、該内側板の差込片を差込孔の内方に
保持させ、積み重ね時における突出片の差込孔への挿通
を容易にするためのものである。折返片は内側板にホッ
トメルトなどの接着剤やワイヤ止めなどによって固定し
てもよく、或いは組み立て時に折り込むようにしてもよ
い。ただ、側板と内側板との間には折込片が折り畳まれ
た状態で介在して、これらの間隔が保持されることか
ら、折返片は必ずしも設ける必要はない。
の上辺から幅板を介して延設したもので、その先端部に
前記差込孔に挿通させる差込片を設けたものをいう。幅
板は側板と内側板との間隔を保持するために設けたもの
であり、この部分にコの字状の切込を入れることによっ
て側板の上端部に突出片を形成させる。勿論、突出片の
高さや幅板の幅によっては、内側板にわたってコの字状
の切込を入れて形成する。この内側板には、両側辺から
側板との間の下方部に折り込むための折返片を延設し
て、差込孔の開口を確保させるようにしてもよい。この
折返片は差込孔近傍での内側板と側板との間隔を保持さ
せることによって、該内側板の差込片を差込孔の内方に
保持させ、積み重ね時における突出片の差込孔への挿通
を容易にするためのものである。折返片は内側板にホッ
トメルトなどの接着剤やワイヤ止めなどによって固定し
てもよく、或いは組み立て時に折り込むようにしてもよ
い。ただ、側板と内側板との間には折込片が折り畳まれ
た状態で介在して、これらの間隔が保持されることか
ら、折返片は必ずしも設ける必要はない。
【０００８】「折込片」とは、各側板の隣り合う側辺同
士を連接した状態に設けられ、側板の基部から対角線上
に折罫が設けられたものをいう。この折込片は、該折罫
で二つに折り畳まれた状態で側板と内側板との間に折り
込まれる。そして、内側板の差込片を差込孔に挿通させ
ることによって保持され、この状態で容器として形成さ
れる。側板は底板の四辺に延設されたもので、本発明で
は突出片等を有しない側板を上辺が下辺より短い台形状
に形成する。従って、この側板の上部側を絞ることで突
出片を有する側板が内方に位置し、上部に載置する段ボ
ール箱の支持する部分を別段大きくすることなく、支持
を確実にすることが可能となる。
士を連接した状態に設けられ、側板の基部から対角線上
に折罫が設けられたものをいう。この折込片は、該折罫
で二つに折り畳まれた状態で側板と内側板との間に折り
込まれる。そして、内側板の差込片を差込孔に挿通させ
ることによって保持され、この状態で容器として形成さ
れる。側板は底板の四辺に延設されたもので、本発明で
は突出片等を有しない側板を上辺が下辺より短い台形状
に形成する。従って、この側板の上部側を絞ることで突
出片を有する側板が内方に位置し、上部に載置する段ボ
ール箱の支持する部分を別段大きくすることなく、支持
を確実にすることが可能となる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す発明の
実施の形態に基づいて詳細に説明する。
実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【００１０】図１は、本発明に係る段ボール箱１の実施
の形態の一例を示すもので、側板２の上端部に突出片
３、該突出片３の下方部に差込孔４、とを夫々設けるこ
とによって、積み重ね時において支持する構造としたも
のである。この段ボール箱１は底板５の周囲の四辺に側
板２を延設し、一方の相対向する側板２にはさらに幅板
６を介して内側板７を延設させ、該内側板７の先端部に
設けた差込片８を差込孔４に挿通して掛止させている。
他方の相対向する側板２は上辺を下辺より狭く形成して
いることから、全体的に見て台形状となる。また、突出
片３は幅板６と内側板７にかけてコの字状の切込を入れ
ることによって形成したものであり、一の相対向する側
板２に夫々２ヶ所づつ設けている。
の形態の一例を示すもので、側板２の上端部に突出片
３、該突出片３の下方部に差込孔４、とを夫々設けるこ
とによって、積み重ね時において支持する構造としたも
のである。この段ボール箱１は底板５の周囲の四辺に側
板２を延設し、一方の相対向する側板２にはさらに幅板
６を介して内側板７を延設させ、該内側板７の先端部に
設けた差込片８を差込孔４に挿通して掛止させている。
他方の相対向する側板２は上辺を下辺より狭く形成して
いることから、全体的に見て台形状となる。また、突出
片３は幅板６と内側板７にかけてコの字状の切込を入れ
ることによって形成したものであり、一の相対向する側
板２に夫々２ヶ所づつ設けている。
【００１１】この段ボール箱１は図２のブランクシート
に示すように各側板２の隣り合う側辺同士を折込片９で
連設したもので、該折込片９は側板２の基部側の対角線
上に設けられた折罫で２つ折りにされ、側板２と内側板
７との間に折り込まれる。そして、この折込片９にも突
出片３を設け、側板２の突出片３を形成させるために開
口した幅板６の開口部から突出させて２つ並設させるよ
うにしている。
に示すように各側板２の隣り合う側辺同士を折込片９で
連設したもので、該折込片９は側板２の基部側の対角線
上に設けられた折罫で２つ折りにされ、側板２と内側板
７との間に折り込まれる。そして、この折込片９にも突
出片３を設け、側板２の突出片３を形成させるために開
口した幅板６の開口部から突出させて２つ並設させるよ
うにしている。
【００１２】段ボール箱１を積み重ねた状態は、図３に
示すように底板５に設けられた差込孔４に、側板２と折
込片９に設けられた２つの突出片３を挿通して支持する
状態となる。従って、積み重ね時には段ボール箱１は両
側に配された幅板６の上に確実に載置させることがで
き、積み重ね時における安定性が極めて高くなる。
示すように底板５に設けられた差込孔４に、側板２と折
込片９に設けられた２つの突出片３を挿通して支持する
状態となる。従って、積み重ね時には段ボール箱１は両
側に配された幅板６の上に確実に載置させることがで
き、積み重ね時における安定性が極めて高くなる。
【００１３】本発明に係る段ボール箱１の実施の形態の
他の例としては、図４のブランクシートに示すように各
内側板７の両側辺から夫々折返片１０を延設させてもよ
い。折返片１０は、内方に折り返すことによって側板２
と内側板７との間の下方部における間隔を保持させるも
ので、積み重ね時における突出片３の差込孔４への挿通
を容易にするためのものである。この折返片１０は予め
内側板７に接着剤等で固着させておけば、組み立ての手
間を軽減することができる。また、図の鎖線（二点鎖
線）で示すように折込片９にさらに突出片３を設けるよ
うにしてもよい。この場合には、折返片１０をさらに折
り重ねるようにして差込孔４の開口部を確保させるよう
にすればよい。
他の例としては、図４のブランクシートに示すように各
内側板７の両側辺から夫々折返片１０を延設させてもよ
い。折返片１０は、内方に折り返すことによって側板２
と内側板７との間の下方部における間隔を保持させるも
ので、積み重ね時における突出片３の差込孔４への挿通
を容易にするためのものである。この折返片１０は予め
内側板７に接着剤等で固着させておけば、組み立ての手
間を軽減することができる。また、図の鎖線（二点鎖
線）で示すように折込片９にさらに突出片３を設けるよ
うにしてもよい。この場合には、折返片１０をさらに折
り重ねるようにして差込孔４の開口部を確保させるよう
にすればよい。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明に係る段ボール箱
は、底板の周囲四面を側板で囲い一の対向位置に配され
た該側板の上端部に突出片、該突出片の下方部に該突出
片の係止部を設けた積み重ね用支持部を有する段ボール
製容器において、一の対向位置に配され上端部に突出片
を有する該側板とその上辺から幅板を介して延設した内
側板との間に、各側板の夫々隣り合う側辺同士を連接し
対角線上に折罫が設けられた折込片を折り込み、該内側
板の先端部に設けた差込片を上記係止部に掛合させるこ
とによって容器状に組み立てる構造のものであって、他
の対向位置に配された該側板を上辺が下辺より短い台形
状に形成すると共に、該係止部を該突出片を挿通させる
差込孔としたものであることから、積み重ね時における
載置する部分を別段厚くしなくとも支持を確実にするこ
とができる。また、実質的に箱の上部開口部が広がりに
くく、実際の使用状態である収納物を収納した状態でも
突出部と差込孔との係合が確実に行なえ、保管時や搬送
時などにおける積み重ね作業が極めて容易となり、箱の
深さが深い場合でもこれらの効果を同様に維持すること
ができる。特に、通い箱として繰り返し使用した場合に
も、形状変化が少なく初期の状態を長期間保持でき、し
かも構造が簡単であるため分解・組立が容易に行なえる
など実用上極めて有益な効果を有するものである。
は、底板の周囲四面を側板で囲い一の対向位置に配され
た該側板の上端部に突出片、該突出片の下方部に該突出
片の係止部を設けた積み重ね用支持部を有する段ボール
製容器において、一の対向位置に配され上端部に突出片
を有する該側板とその上辺から幅板を介して延設した内
側板との間に、各側板の夫々隣り合う側辺同士を連接し
対角線上に折罫が設けられた折込片を折り込み、該内側
板の先端部に設けた差込片を上記係止部に掛合させるこ
とによって容器状に組み立てる構造のものであって、他
の対向位置に配された該側板を上辺が下辺より短い台形
状に形成すると共に、該係止部を該突出片を挿通させる
差込孔としたものであることから、積み重ね時における
載置する部分を別段厚くしなくとも支持を確実にするこ
とができる。また、実質的に箱の上部開口部が広がりに
くく、実際の使用状態である収納物を収納した状態でも
突出部と差込孔との係合が確実に行なえ、保管時や搬送
時などにおける積み重ね作業が極めて容易となり、箱の
深さが深い場合でもこれらの効果を同様に維持すること
ができる。特に、通い箱として繰り返し使用した場合に
も、形状変化が少なく初期の状態を長期間保持でき、し
かも構造が簡単であるため分解・組立が容易に行なえる
など実用上極めて有益な効果を有するものである。
【図１】本発明に係る段ボール箱の実施の形態の一例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図２】図１に示した段ボール箱を展開したブランクシ
ートの平面図である。
ートの平面図である。
【図３】図１に示した段ボール箱を積み重ねた状態の断
面図である。
面図である。
【図４】本発明に係る段ボール箱の実施の形態の他の例
を示すブランクシートの平面図である。
を示すブランクシートの平面図である。
１ 段ボール箱 ２ 側板 ３ 突出片 ４ 差込孔 ５ 底板 ６ 幅板 ７ 内側板 ８ 差込片 ９ 折込片 １０ 折返片
Claims (3)
- 【請求項１】 底板の周囲四面を側板で囲い一の対向位
置に配された該側板の上端部に突出片、該突出片の下方
部に該突出片の係止部を設けた積み重ね用支持部を有す
る段ボール製容器において、一の対向位置に配され上端
部に突出片を有する該側板とその上辺から幅板を介して
延設した内側板との間に、各側板の夫々隣り合う側辺同
士を連接し対角線上に折罫が設けられた折込片を折り込
み、該内側板の先端部に設けた差込片を上記係止部に掛
合させることによって容器状に組み立てる構造のもので
あって、他の対向位置に配された該側板を上辺が下辺よ
り短い台形状に形成すると共に、該係止部を該突出片を
挿通させる差込孔としたことを特徴とする段ボール箱。 - 【請求項２】 折込片は、その上端部に突出片を設けた
ものである請求項１記載の段ボール箱。 - 【請求項３】 内側板は、その両側辺から側板との間の
下方部に折り込む折返片を延設したものである請求項１
記載の段ボール箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3841497A JPH10218185A (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 段ボール箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3841497A JPH10218185A (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 段ボール箱 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10218185A true JPH10218185A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12524655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3841497A Pending JPH10218185A (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 段ボール箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10218185A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001301748A (ja) * | 2000-04-27 | 2001-10-31 | Uni Charm Corp | 同梱ディスプレイ用段ボール箱 |
| WO2003033369A1 (en) * | 2001-10-19 | 2003-04-24 | Carter Holt Harvey Limited | Indexable containers |
| KR101419177B1 (ko) * | 2013-06-07 | 2014-07-14 | 강석만 | 조립식 수납상자 체결장치 |
| JP2020531375A (ja) * | 2017-08-24 | 2020-11-05 | ストラ・エンソ・ユルキネン・オサケユフティオＳｔｏｒａ Ｅｎｓｏ ＯＹＪ | 段ボールの漏れ防止及び液密梱包箱及びそれを製造する方法。 |
-
1997
- 1997-02-05 JP JP3841497A patent/JPH10218185A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001301748A (ja) * | 2000-04-27 | 2001-10-31 | Uni Charm Corp | 同梱ディスプレイ用段ボール箱 |
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