JPH10218138A - 包装用袋の脱気装置 - Google Patents
包装用袋の脱気装置Info
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- JPH10218138A JPH10218138A JP1849897A JP1849897A JPH10218138A JP H10218138 A JPH10218138 A JP H10218138A JP 1849897 A JP1849897 A JP 1849897A JP 1849897 A JP1849897 A JP 1849897A JP H10218138 A JPH10218138 A JP H10218138A
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- pressing
- endless belt
- packaging bag
- belt
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 包装用袋内に混入した空気を効率良く脱気す
ることのできる脱気装置を提供する。 【解決手段】 移送用エンドレスベルト１の上方に押圧
用エンドレスベルト２を配置する。この押圧用エンドレ
スベルト２の内側に、押圧用エンドレスベルト２を移送
エンドレスベルト１側に押圧する複数個の押圧ローラー
３ａ、３ｂ…を略々等間隔に配置する。前後１組の押圧
ローラ３ａ、３ｂは、エアーシリンダー５により常に下
方に付勢されている門形状のローラー支持部材10により
揺動バー８を介して支持されるものとする。ローラ支持
部材10をエアシリンダー５のピストンロッド６に揺動自
在に連結する。
ることのできる脱気装置を提供する。 【解決手段】 移送用エンドレスベルト１の上方に押圧
用エンドレスベルト２を配置する。この押圧用エンドレ
スベルト２の内側に、押圧用エンドレスベルト２を移送
エンドレスベルト１側に押圧する複数個の押圧ローラー
３ａ、３ｂ…を略々等間隔に配置する。前後１組の押圧
ローラ３ａ、３ｂは、エアーシリンダー５により常に下
方に付勢されている門形状のローラー支持部材10により
揺動バー８を介して支持されるものとする。ローラ支持
部材10をエアシリンダー５のピストンロッド６に揺動自
在に連結する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、包装用袋、とく
に米、家畜飼料等の粒状物が充填包装された包装用袋の
脱気装置に関する。
に米、家畜飼料等の粒状物が充填包装された包装用袋の
脱気装置に関する。
【０００２】
【従来の技術と課題】米等の粒状物を合成樹脂薄材製包
装用袋に充填包装した後、米と一緒に混入した空気を脱
気するために、包装用袋の長さ方向一端のシール部を断
続的なものとして複数箇所に空気抜き用内外連通部が設
けられた包装用袋が公知である（実公昭６２−１９５５
１号、実開昭６２−１２５７２７号等参照）。この包装
用袋は、袋本体に多数の空気抜き孔が設けられたものに
較べて、虫、埃等の異物や水が入り難いという利点を有
するものであるが、自然放置下では米と一緒に混入した
空気の脱気に時間がかかりすぎるために、包装用袋内の
空気の強制的な脱気を必要とし、一般に図５に示すよう
な脱気装置が用いられている。
装用袋に充填包装した後、米と一緒に混入した空気を脱
気するために、包装用袋の長さ方向一端のシール部を断
続的なものとして複数箇所に空気抜き用内外連通部が設
けられた包装用袋が公知である（実公昭６２−１９５５
１号、実開昭６２−１２５７２７号等参照）。この包装
用袋は、袋本体に多数の空気抜き孔が設けられたものに
較べて、虫、埃等の異物や水が入り難いという利点を有
するものであるが、自然放置下では米と一緒に混入した
空気の脱気に時間がかかりすぎるために、包装用袋内の
空気の強制的な脱気を必要とし、一般に図５に示すよう
な脱気装置が用いられている。
【０００３】この脱気装置は、両端をベルト車（22）
（23）に掛け渡された移送用エンドレスベルト（１）上
に、移送用エンドレスベルト（１）に対応し両端をベル
ト車（20）（21）に掛け渡された押圧用エンドレスベル
ト（２）が配置され、包装用袋（Ｂ）が移送用エンドレ
スベルト（１）と押圧用エンドレスベルト（２）との間
を通過する間に、包装用袋（Ｂ）が押圧されて内部の空
気が押し出されることにより、脱気が行われるものとな
されている。
（23）に掛け渡された移送用エンドレスベルト（１）上
に、移送用エンドレスベルト（１）に対応し両端をベル
ト車（20）（21）に掛け渡された押圧用エンドレスベル
ト（２）が配置され、包装用袋（Ｂ）が移送用エンドレ
スベルト（１）と押圧用エンドレスベルト（２）との間
を通過する間に、包装用袋（Ｂ）が押圧されて内部の空
気が押し出されることにより、脱気が行われるものとな
されている。
【０００４】ところが、この脱気装置においては図５に
示すように、包装用袋（Ｂ）が移送用エンドレスベルト
（１）と押圧用エンドレスベルト（２）との間におい
て、上面が単純に平面的に押圧されるだけであるので、
空気抜き用内外連通部を有しない他端側に空気が残留し
やすく所期する脱気状態を得難いことがわかった。
示すように、包装用袋（Ｂ）が移送用エンドレスベルト
（１）と押圧用エンドレスベルト（２）との間におい
て、上面が単純に平面的に押圧されるだけであるので、
空気抜き用内外連通部を有しない他端側に空気が残留し
やすく所期する脱気状態を得難いことがわかった。
【０００５】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、押圧用エンドレスベルトが包装用袋の包装
状態に対応して包装用袋上面全体をまんべんなく押圧す
ることにより包装用袋内の空気を真空に近い状態にまで
脱気することができ、かつ押圧用エンドレスベルトのテ
ンションが常に略々一定に保たれて押圧用エンドレスベ
ルトの円滑な走行が保証され、前記押圧を効率良く行う
ことのできる包装用袋の脱気装置を提供することを目的
とするものである。
れたもので、押圧用エンドレスベルトが包装用袋の包装
状態に対応して包装用袋上面全体をまんべんなく押圧す
ることにより包装用袋内の空気を真空に近い状態にまで
脱気することができ、かつ押圧用エンドレスベルトのテ
ンションが常に略々一定に保たれて押圧用エンドレスベ
ルトの円滑な走行が保証され、前記押圧を効率良く行う
ことのできる包装用袋の脱気装置を提供することを目的
とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、移送用エンドレスベルト（１）上方
に、該移送用エンドレスベルト（１）とは逆回転走行す
る押圧用エンドレスベルト（２）が配置され、包装用袋
（Ｂ）が移送用エンドレスベルト（１）と押圧用エンド
レスベルト（２）との間を通過して移送される間に、包
装用袋（Ｂ）の脱気が行われるものとなされた包装用袋
（Ｂ）の脱気装置において、前記押圧用エンドレスベル
ト（２）の送り側ベルト部（２ａ）を常に移送エンドレ
スベルト方向に押圧する複数個の押圧ローラ（３ａ）
（３ｂ）…が、押圧用エンドレストベルト（２）の長さ
方向に沿って互いに離間して配置され、各押圧ローラ
（３ａ）（３ｂ）…の押圧力が、前記包装用袋（Ｂ）の
抵抗により押圧ローラ（３ａ）（３ｂ）…が上方に移動
されうるものと設定されてなると共に、押圧ローラ（３
ａ）（３ｂ）…の上方であってかつ帰り側ベルト部（２
ｂ）の内側に、押圧ローラ（３ａ）（３ｂ）…の上方へ
の移動に従って上方へ移動し、押圧用エンドレスベルト
（２）の帰り側ベルト部（２Ｂ）の一部を上方へ変位さ
せうるリターンキャリアロール（４）（４）…が配置さ
れてなる構成を採用する。
達成するために、移送用エンドレスベルト（１）上方
に、該移送用エンドレスベルト（１）とは逆回転走行す
る押圧用エンドレスベルト（２）が配置され、包装用袋
（Ｂ）が移送用エンドレスベルト（１）と押圧用エンド
レスベルト（２）との間を通過して移送される間に、包
装用袋（Ｂ）の脱気が行われるものとなされた包装用袋
（Ｂ）の脱気装置において、前記押圧用エンドレスベル
ト（２）の送り側ベルト部（２ａ）を常に移送エンドレ
スベルト方向に押圧する複数個の押圧ローラ（３ａ）
（３ｂ）…が、押圧用エンドレストベルト（２）の長さ
方向に沿って互いに離間して配置され、各押圧ローラ
（３ａ）（３ｂ）…の押圧力が、前記包装用袋（Ｂ）の
抵抗により押圧ローラ（３ａ）（３ｂ）…が上方に移動
されうるものと設定されてなると共に、押圧ローラ（３
ａ）（３ｂ）…の上方であってかつ帰り側ベルト部（２
ｂ）の内側に、押圧ローラ（３ａ）（３ｂ）…の上方へ
の移動に従って上方へ移動し、押圧用エンドレスベルト
（２）の帰り側ベルト部（２Ｂ）の一部を上方へ変位さ
せうるリターンキャリアロール（４）（４）…が配置さ
れてなる構成を採用する。
【０００７】押圧ローラ（３ａ）（３ｂ）は、エアーシ
リンダー（５）により作動させられてなるものであるこ
とが望ましい。押圧力の加減の調節が行いやすく、包装
用袋（Ｂ）の大きさに対応した押圧力が適確に得られる
からである。
リンダー（５）により作動させられてなるものであるこ
とが望ましい。押圧力の加減の調節が行いやすく、包装
用袋（Ｂ）の大きさに対応した押圧力が適確に得られる
からである。
【０００８】また、各エアーシリンダー（５）により作
動させられる押圧ローラ（３ａ）（３ｂ）は、押圧用エ
ンドレスベルト（２）の長さ方向に沿って前後一対に設
けられてなるものであることが望ましい。所望の押圧状
態をより少ないエアーシリンダー数によって得られ、脱
気装置の製作コストを抑えることができるからである。
動させられる押圧ローラ（３ａ）（３ｂ）は、押圧用エ
ンドレスベルト（２）の長さ方向に沿って前後一対に設
けられてなるものであることが望ましい。所望の押圧状
態をより少ないエアーシリンダー数によって得られ、脱
気装置の製作コストを抑えることができるからである。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図面に基づいて
説明する。図１ないし図４は、この発明に係る包装用袋
の脱気装置の実施形態を示すもので、この脱気装置は、
それ自体が移送用エンドレスベルト（１）を備え、この
移送用エンドレスベルト（１）の上方に、移送用エンド
レスベルト（１）の長さ方向に沿って対応すると共に移
送用エンドレスベルト（１）とは逆回転走行する押圧用
エンドレスベルト（２）が配置されている。
説明する。図１ないし図４は、この発明に係る包装用袋
の脱気装置の実施形態を示すもので、この脱気装置は、
それ自体が移送用エンドレスベルト（１）を備え、この
移送用エンドレスベルト（１）の上方に、移送用エンド
レスベルト（１）の長さ方向に沿って対応すると共に移
送用エンドレスベルト（１）とは逆回転走行する押圧用
エンドレスベルト（２）が配置されている。
【００１０】押圧用エンドレスベルト（２）は、送り側
ベルト部（２ａ）の内側に配置された複数個の押圧用ロ
ーラ（３ａ）（３ｂ）…により常に移送用エンドレスベ
ルト方向に押圧されるものとなされている。この押圧用
ローラ（３ａ）（３ｂ）…は、エアシリンダー（５）の
ピストンロッド（６）に連結された門形のローラ支持部
材（10）を介してエアシリンダー（５）に連結され、エ
アシリンダー（５）により押圧用エンドレスベルト
（２）に対する押圧力が付与されている。また、この押
圧用ローラ（３ａ）（３ｂ）…は、前記一つのローラ支
持部材（10）に、押圧用エンドレスベルト（２）の長さ
方向に対して前後一対のものが揺動バー（７）に連結さ
れ、該揺動バー（７）を介してシーソー状に揺動するも
のとなされている。
ベルト部（２ａ）の内側に配置された複数個の押圧用ロ
ーラ（３ａ）（３ｂ）…により常に移送用エンドレスベ
ルト方向に押圧されるものとなされている。この押圧用
ローラ（３ａ）（３ｂ）…は、エアシリンダー（５）の
ピストンロッド（６）に連結された門形のローラ支持部
材（10）を介してエアシリンダー（５）に連結され、エ
アシリンダー（５）により押圧用エンドレスベルト
（２）に対する押圧力が付与されている。また、この押
圧用ローラ（３ａ）（３ｂ）…は、前記一つのローラ支
持部材（10）に、押圧用エンドレスベルト（２）の長さ
方向に対して前後一対のものが揺動バー（７）に連結さ
れ、該揺動バー（７）を介してシーソー状に揺動するも
のとなされている。
【００１１】前記エアシリンダー（５）の負荷圧力は、
移送用エンドレスベルト（１）と押圧用エンドレスベル
ト（２）との間を通過する包装用袋（Ｂ）の抵抗を受け
て、押圧ローラー（３ａ）（３ｂ）…が上方に移動しう
る程度のものに設定されている。前記エアシリンダー
（５）自体は、基枠（図示省略）に固定されている。
移送用エンドレスベルト（１）と押圧用エンドレスベル
ト（２）との間を通過する包装用袋（Ｂ）の抵抗を受け
て、押圧ローラー（３ａ）（３ｂ）…が上方に移動しう
る程度のものに設定されている。前記エアシリンダー
（５）自体は、基枠（図示省略）に固定されている。
【００１２】前記門形のローラ支持部材（10）は、エア
シリンダー（５）のピストンロッド先端に固着された一
山ナックル（11）を介してピストンロッド（６）に連結
され、押圧用エンドレスベルト（２）の長さ方向に揺動
自在となされると共に、揺動制御用リンク（８）を介し
て基枠の横枠（９ｂ）に連結され、過度の揺動が防止さ
れるものとなされている。
シリンダー（５）のピストンロッド先端に固着された一
山ナックル（11）を介してピストンロッド（６）に連結
され、押圧用エンドレスベルト（２）の長さ方向に揺動
自在となされると共に、揺動制御用リンク（８）を介し
て基枠の横枠（９ｂ）に連結され、過度の揺動が防止さ
れるものとなされている。
【００１３】図中、（31）（32）は移送用エンドレスベ
ルト（１）のベルト車で、少なくとも一方のベルト車が
駆動用となされている。（41）（42）は押圧用エンドレ
スベルト（２）のベルト車で、少なくとも一方のベルト
車が駆動用となされている。而して、上記構成を有する
脱気装置の作動状態について説明すると、脱気装置とは
別体のベルトコンベアから移送されてきた包装用袋
（Ｂ）は、図２に示すように、まず押圧用エンドレスベ
ルト（２）のベルト車の下を通過した後、押圧用エンド
レスベルト（２）に当接する。その時、押圧用エンドレ
スベルト（２）を上方に押し上げる力が作用し、ベルト
（２）と一緒に手前側の押圧ローラ（３ｂ）が上方に押
し上げられると共に、ピストンロッド（６）が上方に押
し上げられる。同時に、上方に移動したリターンキャリ
アロール（４ａ）が押圧用エンドレスベルトの帰り側ベ
ルト部（２ｂ）を上方に押し上げ変位させる。包装用袋
（Ｂ）は、空気抜き用内外連通部を有する端部を後端部
として移送されてくるので、押圧用エンドレスベルト
（２）と移送用エンドレスベルト（１）との間に入り始
めると、前端部が押圧されることより、包装用袋内の空
気のほとんどが空気抜き用内外連通部から袋外に排出さ
れる。
ルト（１）のベルト車で、少なくとも一方のベルト車が
駆動用となされている。（41）（42）は押圧用エンドレ
スベルト（２）のベルト車で、少なくとも一方のベルト
車が駆動用となされている。而して、上記構成を有する
脱気装置の作動状態について説明すると、脱気装置とは
別体のベルトコンベアから移送されてきた包装用袋
（Ｂ）は、図２に示すように、まず押圧用エンドレスベ
ルト（２）のベルト車の下を通過した後、押圧用エンド
レスベルト（２）に当接する。その時、押圧用エンドレ
スベルト（２）を上方に押し上げる力が作用し、ベルト
（２）と一緒に手前側の押圧ローラ（３ｂ）が上方に押
し上げられると共に、ピストンロッド（６）が上方に押
し上げられる。同時に、上方に移動したリターンキャリ
アロール（４ａ）が押圧用エンドレスベルトの帰り側ベ
ルト部（２ｂ）を上方に押し上げ変位させる。包装用袋
（Ｂ）は、空気抜き用内外連通部を有する端部を後端部
として移送されてくるので、押圧用エンドレスベルト
（２）と移送用エンドレスベルト（１）との間に入り始
めると、前端部が押圧されることより、包装用袋内の空
気のほとんどが空気抜き用内外連通部から袋外に排出さ
れる。
【００１４】つぎに、順次移送される包装用袋（Ｂ）
は、図３に示すように中央のシリンーダー（５）に連結
された押圧ローラ（３ａ）（３ｂ）を先のものと同様に
上方に押し上げ、これに従って、対応するリターンキャ
リアロール（４ｂ）が上方に移動し、このリターンキャ
リアロール（４ｂ）が押圧用エンドレスベルトの帰り側
ベルト部（２ｂ）を上方に押し上げ変位させる。この状
態においては、先の押圧ローラ（３ａ）（３ｂ）が下降
して包装用袋（Ｂ）の後端部を押圧し、先のリターンキ
ャリアロール（４ａ）が帰り側ベルト部（２ｂ）に接し
なくなる。また、包装用袋（Ｂ）の先端部は最後の押圧
ローラ（３ａ）（３ｂ）に押圧され始め、後端部から中
央部に亘る領域を押圧されて先端部に移動しようとする
包装用袋内の空気は、その移動が阻止される。そして、
この図３の状態から少し移送されると、後端部における
押圧力が低減されるので、未だ袋内に残っている空気が
押し出されることになり、包装用袋（Ｂ）を略々真空に
近い状態にまで脱気することができる。
は、図３に示すように中央のシリンーダー（５）に連結
された押圧ローラ（３ａ）（３ｂ）を先のものと同様に
上方に押し上げ、これに従って、対応するリターンキャ
リアロール（４ｂ）が上方に移動し、このリターンキャ
リアロール（４ｂ）が押圧用エンドレスベルトの帰り側
ベルト部（２ｂ）を上方に押し上げ変位させる。この状
態においては、先の押圧ローラ（３ａ）（３ｂ）が下降
して包装用袋（Ｂ）の後端部を押圧し、先のリターンキ
ャリアロール（４ａ）が帰り側ベルト部（２ｂ）に接し
なくなる。また、包装用袋（Ｂ）の先端部は最後の押圧
ローラ（３ａ）（３ｂ）に押圧され始め、後端部から中
央部に亘る領域を押圧されて先端部に移動しようとする
包装用袋内の空気は、その移動が阻止される。そして、
この図３の状態から少し移送されると、後端部における
押圧力が低減されるので、未だ袋内に残っている空気が
押し出されることになり、包装用袋（Ｂ）を略々真空に
近い状態にまで脱気することができる。
【００１５】なお、上記実施の形態においては、移送用
エンドレスベルト（１）と押圧用エンドレスベルト
（２）とが一つの装置に組み込まれているが、この発明
に係る脱気装置は、実施形態から移送用エンドレスベル
ト（１）を省いたものとし、別体の移送用エンドレスベ
ルト上に設置できるものとしても良い。
エンドレスベルト（１）と押圧用エンドレスベルト
（２）とが一つの装置に組み込まれているが、この発明
に係る脱気装置は、実施形態から移送用エンドレスベル
ト（１）を省いたものとし、別体の移送用エンドレスベ
ルト上に設置できるものとしても良い。
【００１６】
【発明の効果】この発明は、上述の次第で、押圧用エン
ドレスベルト（２）の送り側ベルト部（２ａ）を常に移
送エンドレスベルト方向に押圧する複数個の押圧ローラ
（３ａ）（３ｂ）…が、押圧用エンドレストベルト
（２）の長さ方向に沿って互いに離間して配置され、各
押圧ローラ（３ａ）（３ｂ）…の押圧力が、前記包装用
袋（Ｂ）の抵抗により押圧ローラ（３ａ）（３ｂ）…が
上方に移動されうるものと設定されてなると共に、押圧
ローラ（３ａ）（３ｂ）…の上方であってかつ帰り側ベ
ルト部（２ｂ）の内側に、押圧ローラ（３ａ）（３ｂ）
…の上方への移動に従って上方へ移動し、押圧用エンド
レスベルト（２）の帰り側ベルト部（２ｂ）の一部を上
方へ変位させうるリターンキャリアロール（４）（４）
…が配置されてなるものであるから、包装用袋（Ｂ）の
上面をその包装状態に沿ってまんべんなくかつ空気抜き
孔の無い端部を押圧するので、真空に近い状態にかで脱
気を行うことができる。
ドレスベルト（２）の送り側ベルト部（２ａ）を常に移
送エンドレスベルト方向に押圧する複数個の押圧ローラ
（３ａ）（３ｂ）…が、押圧用エンドレストベルト
（２）の長さ方向に沿って互いに離間して配置され、各
押圧ローラ（３ａ）（３ｂ）…の押圧力が、前記包装用
袋（Ｂ）の抵抗により押圧ローラ（３ａ）（３ｂ）…が
上方に移動されうるものと設定されてなると共に、押圧
ローラ（３ａ）（３ｂ）…の上方であってかつ帰り側ベ
ルト部（２ｂ）の内側に、押圧ローラ（３ａ）（３ｂ）
…の上方への移動に従って上方へ移動し、押圧用エンド
レスベルト（２）の帰り側ベルト部（２ｂ）の一部を上
方へ変位させうるリターンキャリアロール（４）（４）
…が配置されてなるものであるから、包装用袋（Ｂ）の
上面をその包装状態に沿ってまんべんなくかつ空気抜き
孔の無い端部を押圧するので、真空に近い状態にかで脱
気を行うことができる。
【００１７】しかも、押圧ローラ（３ａ）（３ｂ）の移
動に従って帰り側ベルト部（２ｂ）の一部を上方へ変位
させうるリターンキャリアロール（４）（４）が移動す
るので、送り側ベルト部（２ａ）の走行距離が短くなる
分を帰り側ベルト部（２ｂ）の走行距離が長くなって補
填するので、押圧用エンドレスベルト全体のテンション
に影響が生じることがなく、押圧用エンドレスベルト
（２）の安定した走行状態が得られる。
動に従って帰り側ベルト部（２ｂ）の一部を上方へ変位
させうるリターンキャリアロール（４）（４）が移動す
るので、送り側ベルト部（２ａ）の走行距離が短くなる
分を帰り側ベルト部（２ｂ）の走行距離が長くなって補
填するので、押圧用エンドレスベルト全体のテンション
に影響が生じることがなく、押圧用エンドレスベルト
（２）の安定した走行状態が得られる。
【００１８】請求項２の発明においては、 押圧ローラ
（３ａ）（３ｂ）はエアーシリンダー（５）により押圧
力を付与されてなるものであるから、押圧力の加減の調
節が行いやすく、包装用袋（Ｂ）の大きさに対応した適
確な押圧力が得られる。
（３ａ）（３ｂ）はエアーシリンダー（５）により押圧
力を付与されてなるものであるから、押圧力の加減の調
節が行いやすく、包装用袋（Ｂ）の大きさに対応した適
確な押圧力が得られる。
【００１９】請求項３の発明においては、各エアーシリ
ンダー（５）に押圧用エンドレスベルト（２）の長さ方
向に沿って前後一対の押圧ローラ（３ａ）（３ｂ）がシ
ーソー状に設けられているので、所望の押圧状態をより
少ないエアーシリンダー数によって得られ、脱気装置の
製作コストを抑えることができる。
ンダー（５）に押圧用エンドレスベルト（２）の長さ方
向に沿って前後一対の押圧ローラ（３ａ）（３ｂ）がシ
ーソー状に設けられているので、所望の押圧状態をより
少ないエアーシリンダー数によって得られ、脱気装置の
製作コストを抑えることができる。
【図１】この発明に係る包装用袋の脱気装置の概略正面
図である。
図である。
【図２】同脱気装置の脱気開始時の概略正面図である。
【図３】同脱気装置の脱気途上の概略正面図である。
【図４】同要部端面図である。
【図５】従来の脱気装置の概略正面図である。
Ｂ…包装用袋 １…移送用エンドレスベルト ２…押圧用エンドレスベルト ２ａ…送り側ベルト部 ２ｂ…帰り側ベルト部 ３ａ、３ｂ…押圧ローラ ４ａ、４ｂ、４ｃ…リターンキャリアロール ５…エアシリンダー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成９年２月４日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図４
【補正方法】変更
【補正内容】
【図４】同脱気装置の要部斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項１】 移送用エンドレスベルト（１）上方に、
該移送用エンドレスベルト（１）とは逆回転走行する押
圧用エンドレスベルト（２）が配置され、包装用袋
（Ｂ）が移送用エンドレスベルト（１）と押圧用エンド
レスベルト（２）との間を通過して移送される間に、包
装用袋（Ｂ）の脱気が行われるものとなされた包装用袋
（Ｂ）の脱気装置において、前記押圧用エンドレスベル
ト（２）の送り側ベルト部（２ａ）を常に移送エンドレ
スベルト方向に押圧する複数個の押圧ローラ（３ａ）
（３ｂ）…が、押圧用エンドレストベルト（２）の長さ
方向に沿って互いに離間して配置され、各押圧ローラ
（３ａ）（３ｂ）…の押圧力が、前記包装用袋（Ｂ）の
抵抗により押圧ローラ（３ａ）（３ｂ）…が上方に移動
されうるものと設定されてなると共に、押圧ローラ（３
ａ）（３ｂ）…の上方であってかつ帰り側ベルト部（２
ｂ）の内側に、押圧ローラ（３ａ）（３ｂ）…の上方へ
の移動に従って上方へ移動し、押圧用エンドレスベルト
（２）の帰り側ベルト部（２ｂ）の一部を上方へ変位さ
せうるリターンキャリアロール（４ａ）（４ｂ）…が配
置されてなることを特徴とする包装用袋の脱気装置。 - 【請求項２】 押圧ローラ（３ａ）（３ｂ）が、エアー
シリンダー（５）により押圧力を付与されてなる請求項
１に記載の包装用袋の脱気装置。 - 【請求項３】 各エアーシリンダー（５）に、押圧用エ
ンドレスベルト（２）の長さ方向に沿って前後一対の押
圧ローラ（３ａ）（３ｂ）がシーソー状に設けられてな
る請求項２に記載の包装用袋の脱気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1849897A JPH10218138A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 包装用袋の脱気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1849897A JPH10218138A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 包装用袋の脱気装置 |
Publications (1)
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| JPH10218138A true JPH10218138A (ja) | 1998-08-18 |
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ID=11973296
Family Applications (1)
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| JP1849897A Pending JPH10218138A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 包装用袋の脱気装置 |
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| JP (1) | JPH10218138A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007075770A3 (en) * | 2005-12-20 | 2008-01-17 | Scholle Corp | Filler device for filling flexible bags |
| CN104627443A (zh) * | 2015-01-28 | 2015-05-20 | 香志光 | 一种用于真空包装袋封口前压平的预处理装置 |
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| CN111071572A (zh) * | 2019-11-14 | 2020-04-28 | 华南智能机器人创新研究院 | 一种包装整形机 |
-
1997
- 1997-01-31 JP JP1849897A patent/JPH10218138A/ja active Pending
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