JPH1021755A - フラット電気配線 - Google Patents

フラット電気配線

Info

Publication number
JPH1021755A
JPH1021755A JP17355396A JP17355396A JPH1021755A JP H1021755 A JPH1021755 A JP H1021755A JP 17355396 A JP17355396 A JP 17355396A JP 17355396 A JP17355396 A JP 17355396A JP H1021755 A JPH1021755 A JP H1021755A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminate film
conductor
circuit conductor
width
electric wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17355396A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Fujisaki
敦 藤▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP17355396A priority Critical patent/JPH1021755A/ja
Publication of JPH1021755A publication Critical patent/JPH1021755A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の屈曲したフラット電気配線は、幅の広い
ラミネートフィルムから不要部分を切り取って形成して
いたので、ロスが大きく不経済であるという問題があっ
た。 【解決手段】ラミネートフィルム2として、回路導体1
の幅より若干大きい幅を有するものを使用し、これで回
路導体1を挟んで、回路導体1を保護絶縁する。回路導
体1は屈曲しているので、ラミネートフィルム2は回路
導体1の直線部分毎に短尺に切断して回路導体を覆うよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の内部配線
等に使用されるフラット電気配線に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の内部配線等として、銅
条、裸線、被覆線等を複数本平行に並べて構成したフラ
ットな回路導体をラミネートフィルムにより絶縁保護し
てなるフラット電気配線が使用されている。このフラッ
ト電気配線は自動車内等に配線された後、車体等に固定
される。
【0003】一般に、フラット電気配線は、車体に取付
けられる各種機器と接続したり、各種機器を迂回して配
線しなければならないことがあるために、長手方向に沿
って屈曲されて形成されている。
【0004】上記のように、長手方向に沿って屈曲した
フラット電気配線を製造するには、図2に示す如く、複
数本平行に並べかつ長手方向に屈曲してなる銅条等のフ
ラットな回路導体1の両側に該回路導体全体を覆うよう
に幅広のラミネートフィルム2を被せ、しかる後にラミ
ネートフィルム2の不要部分(斜線部分)Aを切り取っ
て製造していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように幅広のラミネートフィルム2を使用し、その不要
部分Aを切り取ってフラット電気配線を形成する方法で
あると、ラミネートフィルム2のロスが大きく不経済で
あるという問題があった。また、ラミネートフィルム2
の不要部分Aを切り取るためには、高価な裁断設備が必
要になるという問題があった。
【0006】さらに、フラット電気配線を部分的に補強
したい場合、従来はラミネートフィルム全体に再度幅広
のラミネートフィルムを被せるか、もしくは幅の狭いフ
ィルムを補強部分に被せているが、ラミネートフィルム
全体に再度幅広のラミネートフィルムを被せる方法では
不経済であり、また幅の狭いフィルムを補強部分に被せ
る方法では、補強用のフィルムを別途用意しなければな
らずコスト高になるという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決したフラット電気配線を提供するもので、その構成
は、屈曲しているフラットな回路導体をラミネートフィ
ルムにより絶縁保護してなるフラット電気配線におい
て、前記ラミネートフィルムは、回路導体の幅より若干
大きい幅を有していると共に長手方向に複数に切断され
て回路導体を覆っていることを特徴とするものである。
【0008】ラミネートフィルムとして、回路導体の幅
より若干大きい幅を有するものを使用し、これで回路導
体を挟んで、回路導体を保護絶縁する。回路導体は屈曲
しているので、ラミネートフィルムは回路導体の直線部
分毎に長手方向に複数に切断して回路導体を覆うように
構成する。これにより、屈曲している回路導体を、回路
導体の幅より若干大きい幅を有するラミネートフィルム
で保護絶縁することができる。また、フラット電気配線
を部分的に補強したい場合は、補強する位置にラミネー
トフィルムを所定長に切断して貼り付ければよい。
【0009】
【実施の形態】以下、本発明を図面を参照して詳細に説
明する。図1は本発明に係るフラット電気配線の一実施
の形態を示すものである。このフラット電気配線は、複
数本平行に並べかつ長手方向に屈曲してなる銅条等のフ
ラットな回路導体1の両側に該回路導体全体を覆うよう
にラミネートフィルム2を被せて、ラミネートフィルム
2で回路導体1を保護絶縁している点は従来のフラット
電気配線と同じであるが、本発明においては、ラミネー
トフィルム2として、回路導体の幅より若干大きい幅を
有するラミネートフィルムを使用し、このラミネートフ
ィルムを、長手方向に複数に切断して回路導体を覆った
点に特徴がある。
【0010】すなわち、ラミネートフィルム2は、プラ
スチックフィルム等で回路導体の幅より若干大きい幅を
有して形成されている。このラミネートフィルム2は、
回路導体1の直線部分毎に長手方向に複数に切断されて
回路導体1を覆っている。長手方向に複数に切断された
ラミネートフィルム2相互は短部が所定長重ね合わされ
ている。これによって、屈曲している回路導体1を、回
路導体1の幅より若干大きい幅を有するラミネートフィ
ルム2で保護絶縁することができる。ラミネートフィル
ム2の幅は全て同じ幅であってもよいが、異ならせても
よい。図1においては、2Aのラミネートフィルム2の
幅は他のラミネートフィルム2の幅より狭くなってい
る。
【0011】なお、図1において、3はフラット電気配
線の補強部であり、ラミネートフィルム2上に再度ラミ
ネートフィルムを貼り付けて形成したものである。
【0012】上記のように、回路導体の幅より若干大き
い幅を有するラミネートフィルム2を使用して回路導体
を覆うには、回路導体の一つの直線部にラミネートフィ
ルム2を貼り付けた後にラミネートフィルム2を切断す
ることにより一つの直線部をラミネートフィルム2で覆
い、次にラミネートフィルム2の端部を重ねて次の回路
導体の直線部を覆ってラミネートフィルム2を貼り付け
た後にラミネートフィルム2を切断することにより次の
直線部をラミネートフィルム2で覆う。以下順次この作
業を繰り返すものである。
【0013】なお本発明で使用する回路導体1の本数は
1本でもよくその本数は適宜選択するものであり、また
回路導体1およびラミネートフィル2の材質等も適宜選
択するものであり、回路導体1の上下に貼り付けるラミ
ネートフィルム2の材質を異ならせることもできる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るフラット電
気配線は、ラミネートフィルムとして、回路導体の幅よ
り若干大きい幅を有するものを使用し、これを長手方向
に複数に切断して回路導体を覆うために屈曲している回
路導体を容易に保護絶縁することができる。また従来の
ようにラミネートフィルムを回路導体の幅に応じて切断
する必要もないために、高価な裁断設備を必要としな
い。さらに、フラット電気配線を部分的に補強したい場
合は、ラミネートフィルムを利用できるので、特別な補
強用のフィルムを別途用意する必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラット電気配線の実施の形態を
示す正面図。
【図2】従来のフラット電気配線の製造過程を示す正面
図。
【符号の説明】
1 回路導体 2 ラミネートフィルム 3 補強部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屈曲しているフラットな回路導体をラミ
    ネートフィルムにより絶縁保護してなるフラット電気配
    線において、前記ラミネートフィルムは、回路導体の幅
    より若干大きい幅を有していると共に長手方向に複数に
    切断されて回路導体を覆っていることを特徴とするフラ
    ット電気配線。
JP17355396A 1996-07-03 1996-07-03 フラット電気配線 Pending JPH1021755A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17355396A JPH1021755A (ja) 1996-07-03 1996-07-03 フラット電気配線

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17355396A JPH1021755A (ja) 1996-07-03 1996-07-03 フラット電気配線

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1021755A true JPH1021755A (ja) 1998-01-23

Family

ID=15962683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17355396A Pending JPH1021755A (ja) 1996-07-03 1996-07-03 フラット電気配線

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1021755A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014116286A (ja) * 2012-11-14 2014-06-26 Hitachi Metals Ltd 配線材及びその製造方法
JP2014519176A (ja) * 2011-06-07 2014-08-07 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 入れ子の遮蔽されたリボンケーブル
US9462684B2 (en) 2012-11-14 2016-10-04 Hitachi Metals, Ltd. Wiring material, method for fabricating the same, and secondary battery device and electronic equipment using the same
WO2023216045A1 (zh) * 2022-05-09 2023-11-16 亳州联滔电子有限公司 具电路保护作用的扁平连接线和其制造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014519176A (ja) * 2011-06-07 2014-08-07 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 入れ子の遮蔽されたリボンケーブル
US9837189B2 (en) 2011-06-07 2017-12-05 3M Innovative Properties Company Nested shielded ribbon cables
JP2014116286A (ja) * 2012-11-14 2014-06-26 Hitachi Metals Ltd 配線材及びその製造方法
US9462684B2 (en) 2012-11-14 2016-10-04 Hitachi Metals, Ltd. Wiring material, method for fabricating the same, and secondary battery device and electronic equipment using the same
WO2023216045A1 (zh) * 2022-05-09 2023-11-16 亳州联滔电子有限公司 具电路保护作用的扁平连接线和其制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5744218A (en) Laminated panel with an embedded wiring harness
EP1157892B1 (en) Wire harness joint
US6717058B2 (en) Multi-conductor cable with transparent jacket
US6417455B1 (en) Conductive foil
CA1166710A (en) Routing of sealed undercarpet wiring
US4375379A (en) Process of making a multiple conductor flexible wire cable
US5554825A (en) Flexible cable with a shield and a ground conductor
KR100394929B1 (ko) 전력케이블접속구조체
US4616717A (en) Flexible wire cable and process of making same
EP0197624B1 (en) Conductor cable
JPH09308042A (ja) 電線のシールド構造
US5556300A (en) End connection for a flexible shielded cable conductor
JP2004355839A (ja) ワイヤーハーネス
JPH1021755A (ja) フラット電気配線
JP2004523075A (ja) 可撓的なフラットケーブル
JPH07272543A (ja) 側縁部を補強したリボン・ケーブル
US6337615B1 (en) Electrical coil, especially for a relay, and method for producing the same
WO1999028926A3 (en) A transformer/reactor and a method for manufacture of a transformer/reactor
JP2671686B2 (ja) シールド付リボンケーブルの製造方法
WO2003105301A1 (en) Method for wrapping bus-bars for prefabricated electric ducts
JPH1021749A (ja) フラット電気配線
JP2002093246A (ja) フラットケーブル及びその製造方法並びにそれらに用いる絶縁シート
JP2906801B2 (ja) シールド付リボンケーブルの製造方法
JP2002231063A (ja) シールドフラットケーブル及びその製造方法
JPS6180712A (ja) ワイヤハーネス用集束回路板および自動車用ワイヤハーネス

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040206

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02