JPH10215440A - デジタル多チャンネル放送システムにおける番組配信方法および受信再生装置 - Google Patents
デジタル多チャンネル放送システムにおける番組配信方法および受信再生装置Info
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- JPH10215440A JPH10215440A JP9016539A JP1653997A JPH10215440A JP H10215440 A JPH10215440 A JP H10215440A JP 9016539 A JP9016539 A JP 9016539A JP 1653997 A JP1653997 A JP 1653997A JP H10215440 A JPH10215440 A JP H10215440A
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 デジタル多チャンネル放送において、利用者
が希望する番組を視聴したいときに確実に視聴できると
ともに限られた周波数帯域を有効に利用して安い通信コ
ストで番組を配信する方法とその受信再生装置を提供す
ることを目的としている。 【解決手段】 多数の番組ブロックに分割された番組デ
ータを番組の収録時間よりもきわめて長い時間をかけて
低いビットレートで送出するとともに各番組ブロックの
合間に番組リストを適宜挿入して配信し、受信再生装置
は、番組リストをディスプレイに表示するとともに利用
者が番組を選択して予約する手段と、予約された番組ブ
ロックを蓄積する手段と、蓄積された番組ブロックを読
み出して番組の映像信号と音声信号を再生する手段とを
有している。
が希望する番組を視聴したいときに確実に視聴できると
ともに限られた周波数帯域を有効に利用して安い通信コ
ストで番組を配信する方法とその受信再生装置を提供す
ることを目的としている。 【解決手段】 多数の番組ブロックに分割された番組デ
ータを番組の収録時間よりもきわめて長い時間をかけて
低いビットレートで送出するとともに各番組ブロックの
合間に番組リストを適宜挿入して配信し、受信再生装置
は、番組リストをディスプレイに表示するとともに利用
者が番組を選択して予約する手段と、予約された番組ブ
ロックを蓄積する手段と、蓄積された番組ブロックを読
み出して番組の映像信号と音声信号を再生する手段とを
有している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明はデジタル多チャン
ネル放送システムに関するものであり、より具体的には
番組の配信方法とその受信再生装置に関するものであ
る。
ネル放送システムに関するものであり、より具体的には
番組の配信方法とその受信再生装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】デジタル多チャンネル放送は映像・音声
信号を圧縮符号化した番組データを多重化して伝送する
ことにより、一つの搬送周波数帯域に４〜８チャンネル
分の放送が可能である。現在、通信衛星（以下、ＣＳ）
を中継局としたＣＳデジタル多チャンネル放送システム
が運用されている。このシステムでは番組データをＭＰ
ＥＧ２規格によるデータ圧縮を利用することにより、一
つのＣＳで５０チャンネル以上の映像放送と１００チャ
ンネル以上の音声放送が配信可能となっている。受信に
は専用の受信再生装置が必要であり、受信信号中から利
用者が希望する番組のデジタルデータをリアルタイムで
復号し、番組の映像・音声信号を再生する。
信号を圧縮符号化した番組データを多重化して伝送する
ことにより、一つの搬送周波数帯域に４〜８チャンネル
分の放送が可能である。現在、通信衛星（以下、ＣＳ）
を中継局としたＣＳデジタル多チャンネル放送システム
が運用されている。このシステムでは番組データをＭＰ
ＥＧ２規格によるデータ圧縮を利用することにより、一
つのＣＳで５０チャンネル以上の映像放送と１００チャ
ンネル以上の音声放送が配信可能となっている。受信に
は専用の受信再生装置が必要であり、受信信号中から利
用者が希望する番組のデジタルデータをリアルタイムで
復号し、番組の映像・音声信号を再生する。
【０００３】ＣＳデジタル多チャンネル放送システムに
は、利用者が視聴した番組に対し１本単位あるいは時間
単位で課金するペイ・パー・ビュー（以下、PPV ）とい
う配信方法がある。ＰＰＶ番組の視聴情報は受信再生装
置のＩＣカードインタフェース部にセットされたＩＣカ
ードに記憶され、適宜な通信機会に電話回線を介して放
送局へ送信される。放送局側はこの視聴情報を基に自動
振替などの方法により視聴料を徴収する。これにより家
庭にいながらビデオソフトをレンタルビデオ感覚で視聴
することができる。
は、利用者が視聴した番組に対し１本単位あるいは時間
単位で課金するペイ・パー・ビュー（以下、PPV ）とい
う配信方法がある。ＰＰＶ番組の視聴情報は受信再生装
置のＩＣカードインタフェース部にセットされたＩＣカ
ードに記憶され、適宜な通信機会に電話回線を介して放
送局へ送信される。放送局側はこの視聴情報を基に自動
振替などの方法により視聴料を徴収する。これにより家
庭にいながらビデオソフトをレンタルビデオ感覚で視聴
することができる。
【０００４】さらに、特開平６−２０４９５４号公報に
は利用者のリクエストを受け付けてＰＰＶ番組を配信す
る方法が開示されれいる。これは、利用者のリクエスト
を受信再生装置に接続された電話回線を介して放送局が
受け取り、放送局はリクエスト順に番組データを送信す
る。配信には一つのトランスポンダの搬送周波数帯域す
べてを利用して短時間でデータを配信するようにしてい
る。あるいは、チャンネル別に異なった番組データを同
時に配信する。そして、配信された番組データを受信再
生装置のデータ記憶部に蓄積する。利用者は蓄積された
番組データを適宜読み出して再生する。
は利用者のリクエストを受け付けてＰＰＶ番組を配信す
る方法が開示されれいる。これは、利用者のリクエスト
を受信再生装置に接続された電話回線を介して放送局が
受け取り、放送局はリクエスト順に番組データを送信す
る。配信には一つのトランスポンダの搬送周波数帯域す
べてを利用して短時間でデータを配信するようにしてい
る。あるいは、チャンネル別に異なった番組データを同
時に配信する。そして、配信された番組データを受信再
生装置のデータ記憶部に蓄積する。利用者は蓄積された
番組データを適宜読み出して再生する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ＰＰＶはレンタルビデ
オ店に足を運ぶことなく最新のビデオソフトなどの番組
を視聴することができる。しかも同時刻に多数の番組を
放送できるので利用者の嗜好に対してきめ細かく対応で
きる。しかしその反面、視聴したい番組が同じ時間帯に
重なってしまたり、希望する番組の放送時間が視聴でき
る時間と一致しなことも多い。しかも、試聴者が最も見
たい最新のビデオソフトにはコピーガードがかけられる
場合が多いのでビデオテープレコーダを使用して裏番組
録画や留守番録画をすることもできない。このため、見
逃した番組がもう一度放送されるのをひたすら待つしか
ない。
オ店に足を運ぶことなく最新のビデオソフトなどの番組
を視聴することができる。しかも同時刻に多数の番組を
放送できるので利用者の嗜好に対してきめ細かく対応で
きる。しかしその反面、視聴したい番組が同じ時間帯に
重なってしまたり、希望する番組の放送時間が視聴でき
る時間と一致しなことも多い。しかも、試聴者が最も見
たい最新のビデオソフトにはコピーガードがかけられる
場合が多いのでビデオテープレコーダを使用して裏番組
録画や留守番録画をすることもできない。このため、見
逃した番組がもう一度放送されるのをひたすら待つしか
ない。
【０００６】特開平６−２０４９５４号公報に開示され
た技術では、利用者のリクエストを受け付けてから番組
を配信するので、希望の番組は必ず視聴することができ
る。しかし、一つのトランスポンダの搬送周波数帯域を
すべて使用して１番組分のデータを短時間で配信すると
はいえ、すべてのリクエストに対応していたのではリク
エストしてから番組が配信されるまで非常に長い時間が
かかってしまう。これは、チャンネルごとに複数番組を
多重して配信する場合でも同様である。利用者にとって
リクエストしたときが視聴したい時間なので、この待ち
時間は苦痛である。さらに、複数番組を多重して配信す
る方法では上述した希望番組が同時刻に重複した場合に
対して何の解決策にもならない。また、少数のリクエス
トのために一つのトランスポンダあるいはチャンネルを
占有すれば、徴収する視聴料に対して通信コストの方が
大きく上回り、通信コストを回収するためにＰＰＶの視
聴料を大幅に上げざるを得ない。また、人気番組にリク
エストが集中することが当然考えられるので、その度に
同じ番組を配信していたのではチャンネルの利用効率は
著しく悪化する。従って、放送事業者は採算が取れるど
ころか通信コストの回収すら困難な状況に陥る可能性が
ある。
た技術では、利用者のリクエストを受け付けてから番組
を配信するので、希望の番組は必ず視聴することができ
る。しかし、一つのトランスポンダの搬送周波数帯域を
すべて使用して１番組分のデータを短時間で配信すると
はいえ、すべてのリクエストに対応していたのではリク
エストしてから番組が配信されるまで非常に長い時間が
かかってしまう。これは、チャンネルごとに複数番組を
多重して配信する場合でも同様である。利用者にとって
リクエストしたときが視聴したい時間なので、この待ち
時間は苦痛である。さらに、複数番組を多重して配信す
る方法では上述した希望番組が同時刻に重複した場合に
対して何の解決策にもならない。また、少数のリクエス
トのために一つのトランスポンダあるいはチャンネルを
占有すれば、徴収する視聴料に対して通信コストの方が
大きく上回り、通信コストを回収するためにＰＰＶの視
聴料を大幅に上げざるを得ない。また、人気番組にリク
エストが集中することが当然考えられるので、その度に
同じ番組を配信していたのではチャンネルの利用効率は
著しく悪化する。従って、放送事業者は採算が取れるど
ころか通信コストの回収すら困難な状況に陥る可能性が
ある。
【０００７】そこで、本発明はデジタル多チャンネル放
送において、利用者が希望する番組を視聴したいときに
確実に視聴できるとともに限られた周波数帯域を有効に
利用して安い通信コストで番組を配信する方法とその受
信再生装置を提供することである。
送において、利用者が希望する番組を視聴したいときに
確実に視聴できるとともに限られた周波数帯域を有効に
利用して安い通信コストで番組を配信する方法とその受
信再生装置を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の配信方法では、
放送局において映像・音声信号を圧縮符号化した番組デ
ータを多数の番組ブロックに分割し、それぞれに番組番
号とブロック番号を付加して順次送出する。しかも前記
番組データを番組の収録時間よりもきわめて長い時間を
かけて低いビットレートで所定期間中繰り返しシリアル
に送出するとともに、前記各番組ブロックの合間に前記
所定期間中に配信される番組の番組番号やタイトルなど
が記述されている番組リストを十分に短い間隔で繰り返
し挿入することとした。
放送局において映像・音声信号を圧縮符号化した番組デ
ータを多数の番組ブロックに分割し、それぞれに番組番
号とブロック番号を付加して順次送出する。しかも前記
番組データを番組の収録時間よりもきわめて長い時間を
かけて低いビットレートで所定期間中繰り返しシリアル
に送出するとともに、前記各番組ブロックの合間に前記
所定期間中に配信される番組の番組番号やタイトルなど
が記述されている番組リストを十分に短い間隔で繰り返
し挿入することとした。
【０００９】上述した配信方法で配信された番組データ
を受信再生するための本発明の受信再生装置は、受信信
号中から前記番組リストを抽出して所定の形式の一覧表
としてディスプレイに表示する手段と、利用者が希望す
る番組を前記番組リストから選択して予約する手段と、
前記受信信号中から前記予約された番組番号の付いた前
記番組ブロックを抽出して記憶部に逐次蓄積する手段
と、蓄積された前記番組ブロックを前記記憶部から前記
ブロック番号順に読み出して復号処理して番組の映像信
号と音声信号を再生する手段とを有している。
を受信再生するための本発明の受信再生装置は、受信信
号中から前記番組リストを抽出して所定の形式の一覧表
としてディスプレイに表示する手段と、利用者が希望す
る番組を前記番組リストから選択して予約する手段と、
前記受信信号中から前記予約された番組番号の付いた前
記番組ブロックを抽出して記憶部に逐次蓄積する手段
と、蓄積された前記番組ブロックを前記記憶部から前記
ブロック番号順に読み出して復号処理して番組の映像信
号と音声信号を再生する手段とを有している。
【００１０】より好ましくは、前記受信再生装置に前記
番組リストに含まれる番組データの配信時間情報に基づ
いて各番組の視聴可能日時を求め、前記一覧表中に表示
する手段を付加することである。
番組リストに含まれる番組データの配信時間情報に基づ
いて各番組の視聴可能日時を求め、前記一覧表中に表示
する手段を付加することである。
【００１１】さらに、前記番組リストに含まれる番組ご
との分類情報に基づいて番組の分類情報を前記一覧表中
に表示して、利用者が前記分類情報をキーとして配信さ
れた番組を検索して自在に選択するための手段を付加す
ることにより視聴予約が簡単に行えるようになる。
との分類情報に基づいて番組の分類情報を前記一覧表中
に表示して、利用者が前記分類情報をキーとして配信さ
れた番組を検索して自在に選択するための手段を付加す
ることにより視聴予約が簡単に行えるようになる。
【００１２】また、前記利用者が予約した番組の番組ブ
ロックがすべて前記記憶部に蓄積されると、その旨を報
知して予約した番組が視聴可能であることを利用者に知
らせる手段も備えている。
ロックがすべて前記記憶部に蓄積されると、その旨を報
知して予約した番組が視聴可能であることを利用者に知
らせる手段も備えている。
【００１３】ＰＰＶに対応させるため、デジタル多チャ
ンネル放送システムの課金システムに連動させた再生制
御機能を付加することにより、超過料金の徴収や視聴後
のデータ消去なども可能となる。
ンネル放送システムの課金システムに連動させた再生制
御機能を付加することにより、超過料金の徴収や視聴後
のデータ消去なども可能となる。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明による番組配信方法とその
受信再生装置を含んだデジタル多チャンネル放送システ
ムの一実施例として、ＣＳを中継局としたＣＳデジタル
多チャンネル放送システムについて説明する。図１はそ
の基本構成図であり、放送局１とＣＳ１０と受信再生装
置２０で構成されている。放送局１と受信再生装置２０
は電話回線４０で接続されている。これらの基本構成は
従来のＣＳデジタル多チャンネル放送と全く同じであ
る。
受信再生装置を含んだデジタル多チャンネル放送システ
ムの一実施例として、ＣＳを中継局としたＣＳデジタル
多チャンネル放送システムについて説明する。図１はそ
の基本構成図であり、放送局１とＣＳ１０と受信再生装
置２０で構成されている。放送局１と受信再生装置２０
は電話回線４０で接続されている。これらの基本構成は
従来のＣＳデジタル多チャンネル放送と全く同じであ
る。
【００１５】図２は本発明の実施例における番組配信方
法で配信されるデータストリーム１００の構成図であ
る。多数の番組ブロック１１０と番組ブロック１１０の
間に適宜挿入されている番組リスト１２０から構成され
ている。番組ブロック１１０は番組の映像・音声信号を
ＭＰＥＧ２方式で圧縮符号化した番組データを一定のデ
ータ長ごとに多数に分割したものである。番組ブロック
１１０には番組番号１１１とブロック番号１１２が付加
されている。同じ番組番号が付いた多数の番組ブロック
をブロック番号順にシリアルに配信している。番組リス
ト１２０は所定期間中に配信される番組の一覧表データ
である。番組番号に対応して番組名やジャンルなどの分
類情報、配信される番組ブロックの総数とその番組ブロ
ックの配信開始および終了時刻を示した配信時間情報が
付加されている。
法で配信されるデータストリーム１００の構成図であ
る。多数の番組ブロック１１０と番組ブロック１１０の
間に適宜挿入されている番組リスト１２０から構成され
ている。番組ブロック１１０は番組の映像・音声信号を
ＭＰＥＧ２方式で圧縮符号化した番組データを一定のデ
ータ長ごとに多数に分割したものである。番組ブロック
１１０には番組番号１１１とブロック番号１１２が付加
されている。同じ番組番号が付いた多数の番組ブロック
をブロック番号順にシリアルに配信している。番組リス
ト１２０は所定期間中に配信される番組の一覧表データ
である。番組番号に対応して番組名やジャンルなどの分
類情報、配信される番組ブロックの総数とその番組ブロ
ックの配信開始および終了時刻を示した配信時間情報が
付加されている。
【００１６】さらに本実施例では、配信するときの転送
速度を番組の収録時間に比べてきわめて長い時間をかけ
て、低いビットレートで送出している。そのため５〜８
本程度の番組を約１２０時間で配信している。全番組の
番組ブロックを配信し終えると再び最初の番組番号に戻
って同じ番組ブロックを配信する。所定期間中は同じ番
組をこのように周期的に配信し続ける。番組リストは約
５秒間隔で番組ブロックの合間に適宜挿入されている。
もちろん、送出中あるいは送出し終わった番組における
配信時間情報はつぎの周期で配信される時間情報に書き
替えられて配信される。
速度を番組の収録時間に比べてきわめて長い時間をかけ
て、低いビットレートで送出している。そのため５〜８
本程度の番組を約１２０時間で配信している。全番組の
番組ブロックを配信し終えると再び最初の番組番号に戻
って同じ番組ブロックを配信する。所定期間中は同じ番
組をこのように周期的に配信し続ける。番組リストは約
５秒間隔で番組ブロックの合間に適宜挿入されている。
もちろん、送出中あるいは送出し終わった番組における
配信時間情報はつぎの周期で配信される時間情報に書き
替えられて配信される。
【００１７】一つの搬送周波数帯域に複数の番組を多重
して配信するのは従来のＣＳデジタル多チャンネル放送
と基本的に同じである。その多重処理系統の概念を図３
に示している。本実施例で配信される番組ブロックと番
組リストからなるデータストリームは通常のＴＶ番組な
どの映像・音声データや番組の識別符号など各種付帯デ
ータなどと一緒に多重化され、一つのチャンネルで送出
される。そして、同じ搬送周波数帯域で送出される複数
のチャンネルが番組多重される。ここで必要に応じてス
クランブルデータが付加される。これらデジタルデータ
はＱＰＳＫ変調されてＣＳに送出される。ここで、デー
タストリームは一つのチャンネルで放送されるＴＶ番組
などの他のデータに多重するため低いビットレートで転
送される。もちろん、一つのチャンネルに上述したデー
タストリームを複数多重してもよい。
して配信するのは従来のＣＳデジタル多チャンネル放送
と基本的に同じである。その多重処理系統の概念を図３
に示している。本実施例で配信される番組ブロックと番
組リストからなるデータストリームは通常のＴＶ番組な
どの映像・音声データや番組の識別符号など各種付帯デ
ータなどと一緒に多重化され、一つのチャンネルで送出
される。そして、同じ搬送周波数帯域で送出される複数
のチャンネルが番組多重される。ここで必要に応じてス
クランブルデータが付加される。これらデジタルデータ
はＱＰＳＫ変調されてＣＳに送出される。ここで、デー
タストリームは一つのチャンネルで放送されるＴＶ番組
などの他のデータに多重するため低いビットレートで転
送される。もちろん、一つのチャンネルに上述したデー
タストリームを複数多重してもよい。
【００１８】図４は本実施例における受信再生装置２０
の構成図である。パラボラアンテナなどで受信／変換さ
れた中間周波数（ＩＦ）信号を入力し、内部にＲＡＭ、
ＲＯＭを含む中央制御装置２１がバス２２を介して周辺
装置などを統括してデータの入出力などを行い、受信再
生装置２０を制御する。以下に、中央制御装置２１によ
る受信再生装置２０の制御を説明する。利用者の番組選
択操作をリモコン３４や操作入力部２４から受け取る
と、同調部２５、復調部２６および多重分離部２７を制
御する。選択した番組が含まれる搬送波のＩＦに同調さ
せ、その搬送波から複数の番組が多重された番組多重デ
ータを復調して、各チャンネルの番組データに多重分離
する。誤り訂正や必要に応じてスクランブルの解除も行
うように多重分離部２７を制御する。そして、ＭＰＥＧ
２デコード部２８に映像・音声信号の復号処理を行わせ
る。映像・音声信号はそれぞれ、映像・音声制御部２
９、３０を介してＴＶ受像器などに入力される。以上は
通常のＴＶ番組のデータの再生制御であった。
の構成図である。パラボラアンテナなどで受信／変換さ
れた中間周波数（ＩＦ）信号を入力し、内部にＲＡＭ、
ＲＯＭを含む中央制御装置２１がバス２２を介して周辺
装置などを統括してデータの入出力などを行い、受信再
生装置２０を制御する。以下に、中央制御装置２１によ
る受信再生装置２０の制御を説明する。利用者の番組選
択操作をリモコン３４や操作入力部２４から受け取る
と、同調部２５、復調部２６および多重分離部２７を制
御する。選択した番組が含まれる搬送波のＩＦに同調さ
せ、その搬送波から複数の番組が多重された番組多重デ
ータを復調して、各チャンネルの番組データに多重分離
する。誤り訂正や必要に応じてスクランブルの解除も行
うように多重分離部２７を制御する。そして、ＭＰＥＧ
２デコード部２８に映像・音声信号の復号処理を行わせ
る。映像・音声信号はそれぞれ、映像・音声制御部２
９、３０を介してＴＶ受像器などに入力される。以上は
通常のＴＶ番組のデータの再生制御であった。
【００１９】本実施例における受信再生装置２０は上述
したＴＶ番組の再生機能の他に、同じチャンネルに多重
されているデータストリームを処理する機能も有する。
リモコン３４や、操作入力パネル２４からの一覧表表示
指令を受け取ると、中央制御装置２１は多重分離部でＴ
Ｖ番組のデータとともに分離されたデータストリーム中
の番組リストをＴＶ受像器などのディスプレイに表示す
るとともに、受信再生装置２０に設置されたディスプレ
イ・パネルにも一覧表示する。番組リストは上述したよ
うに約５秒間隔で送出されているので、利用者は最大で
も５秒程度待てばリストを見ることができる。利用者が
リモコン３４や操作入力部２４を操作してリストから視
聴したい番組を指定すると、中央制御装置２１はその番
組番号を記憶し、その番組番号の付いた番組ブロックを
ハードディスク装置２３に蓄積する。予約時点ですでに
その番組データが配信中であれば、途中からの番組ブロ
ックを蓄積していく。全番組ブロックの送出周期は約１
２０時間（５日）なので、５日後には視聴したい番組の
全番組ブロックが確実にハードディスク装置２３に蓄積
されている。予約番組の全番組ブロックが蓄積される
と、その旨を利用者に報知する。本実施例では操作入力
部に設置されてある蓄積完了のランプを点灯させる。ま
た、番組リストをディスプレイに表示させると、その番
組の欄を反転表示にさせて視聴可能を報知する。さら
に、その番組の重複予約を受け付けなくするように制御
する。そして、全番組ブロックが揃った番組データを利
用者の操作入力を受けてハードディスク装置２３からブ
ロック番号順に読み出し、通常のＴＶ放送と同じ転送速
度でＭＰＥＧ２デコード部２８に転送する。ＭＰＥＧ２
デコード部２８は映像・音声信号を復号し、番組を再生
する。
したＴＶ番組の再生機能の他に、同じチャンネルに多重
されているデータストリームを処理する機能も有する。
リモコン３４や、操作入力パネル２４からの一覧表表示
指令を受け取ると、中央制御装置２１は多重分離部でＴ
Ｖ番組のデータとともに分離されたデータストリーム中
の番組リストをＴＶ受像器などのディスプレイに表示す
るとともに、受信再生装置２０に設置されたディスプレ
イ・パネルにも一覧表示する。番組リストは上述したよ
うに約５秒間隔で送出されているので、利用者は最大で
も５秒程度待てばリストを見ることができる。利用者が
リモコン３４や操作入力部２４を操作してリストから視
聴したい番組を指定すると、中央制御装置２１はその番
組番号を記憶し、その番組番号の付いた番組ブロックを
ハードディスク装置２３に蓄積する。予約時点ですでに
その番組データが配信中であれば、途中からの番組ブロ
ックを蓄積していく。全番組ブロックの送出周期は約１
２０時間（５日）なので、５日後には視聴したい番組の
全番組ブロックが確実にハードディスク装置２３に蓄積
されている。予約番組の全番組ブロックが蓄積される
と、その旨を利用者に報知する。本実施例では操作入力
部に設置されてある蓄積完了のランプを点灯させる。ま
た、番組リストをディスプレイに表示させると、その番
組の欄を反転表示にさせて視聴可能を報知する。さら
に、その番組の重複予約を受け付けなくするように制御
する。そして、全番組ブロックが揃った番組データを利
用者の操作入力を受けてハードディスク装置２３からブ
ロック番号順に読み出し、通常のＴＶ放送と同じ転送速
度でＭＰＥＧ２デコード部２８に転送する。ＭＰＥＧ２
デコード部２８は映像・音声信号を復号し、番組を再生
する。
【００２０】一方、本実施例による受信再生装置２０
は、番組リストに含まれる配信時間情報から配信される
番組の視聴可能日時を求めて番組リストの一覧表中に表
示できる機能も有している。図５にディスプレイに表示
された一覧表を示した。図中では７番の番組が配信中で
あり、７番を予約するとその時点から後の番組ブロック
がハードディスク装置２３に蓄積される。そして、予約
時点より前の冒頭の番組ブロックは全番組が１巡したつ
ぎのサイクルの配信時に蓄積されることになる。
は、番組リストに含まれる配信時間情報から配信される
番組の視聴可能日時を求めて番組リストの一覧表中に表
示できる機能も有している。図５にディスプレイに表示
された一覧表を示した。図中では７番の番組が配信中で
あり、７番を予約するとその時点から後の番組ブロック
がハードディスク装置２３に蓄積される。そして、予約
時点より前の冒頭の番組ブロックは全番組が１巡したつ
ぎのサイクルの配信時に蓄積されることになる。
【００２１】さらに、番組リスト中の分類情報をキーと
して利用者が希望する番組を検索して予約する機能も有
している。図６に検索機能を用いた番組予約画面を示し
た。利用者が希望のジャンルを選択入力すると、希望の
ジャンルが配信スケジュールにあればそのタイトルを表
示する。なお、分類情報はジャンルだけに限らず、出演
者や制作国（邦画の場合は制作会社）など、番組リスト
に付加するだけで自由に設定可能である。この場合は、
複数の分類情報をキーとして論理積検索や論理和検索な
ど自在な検索が可能である。
して利用者が希望する番組を検索して予約する機能も有
している。図６に検索機能を用いた番組予約画面を示し
た。利用者が希望のジャンルを選択入力すると、希望の
ジャンルが配信スケジュールにあればそのタイトルを表
示する。なお、分類情報はジャンルだけに限らず、出演
者や制作国（邦画の場合は制作会社）など、番組リスト
に付加するだけで自由に設定可能である。この場合は、
複数の分類情報をキーとして論理積検索や論理和検索な
ど自在な検索が可能である。
【００２２】本実施例において配信される番組の多くは
ＰＰＶ方式で配信されることが想定されている。つぎに
ＰＰＶである場合の課金システムに連動した受信再生制
御について説明する。図７にＰＰＶ番組が配信されたと
きの受信再生装置２０の中央制御装置２１が行う処理の
フローチャートを示した。番組リスト中にはＰＰＶであ
るかどうかの情報とその番組の視聴締め切り情報が付加
されている。利用者が視聴予約した番組がＰＰＶであれ
ば、番組リスト中から締め切り時間情報を取得し、その
番組の番組ブロックをハードディスク装置２３に蓄積し
ていく（２０１〜２０４）。利用者の操作により蓄積さ
れた番組ブロックがすべて再生されるとハードディスク
装置２３に蓄積された番組データを消去する。そして、
再生終了の日時が締め切りを過ぎているかどうかを判断
する（２０５〜２０８）。超過している場合は所定の規
則に従って超過料金を計算する（２０９）。視聴料金の
情報はＩＣカードインタフェース部３２を介してＩＣカ
ード３１に書き込まれ、適宜な通信機会に放送局へ転送
される（２１１、２１２）。なお、ＩＣカード３１に書
き込まれる情報は視聴した番組と視聴時間のみでもよ
く、この場合は放送局の方で視聴料金が計算される。
ＰＰＶ方式で配信されることが想定されている。つぎに
ＰＰＶである場合の課金システムに連動した受信再生制
御について説明する。図７にＰＰＶ番組が配信されたと
きの受信再生装置２０の中央制御装置２１が行う処理の
フローチャートを示した。番組リスト中にはＰＰＶであ
るかどうかの情報とその番組の視聴締め切り情報が付加
されている。利用者が視聴予約した番組がＰＰＶであれ
ば、番組リスト中から締め切り時間情報を取得し、その
番組の番組ブロックをハードディスク装置２３に蓄積し
ていく（２０１〜２０４）。利用者の操作により蓄積さ
れた番組ブロックがすべて再生されるとハードディスク
装置２３に蓄積された番組データを消去する。そして、
再生終了の日時が締め切りを過ぎているかどうかを判断
する（２０５〜２０８）。超過している場合は所定の規
則に従って超過料金を計算する（２０９）。視聴料金の
情報はＩＣカードインタフェース部３２を介してＩＣカ
ード３１に書き込まれ、適宜な通信機会に放送局へ転送
される（２１１、２１２）。なお、ＩＣカード３１に書
き込まれる情報は視聴した番組と視聴時間のみでもよ
く、この場合は放送局の方で視聴料金が計算される。
【００２３】なお、本実施例において番組データなどを
記憶する手段としてハードディスク装置を使用している
が、より大容量の記憶媒体として書き換え可能なＤＶＤ
などを用いてもよい。
記憶する手段としてハードディスク装置を使用している
が、より大容量の記憶媒体として書き換え可能なＤＶＤ
などを用いてもよい。
【００２４】
【発明の効果】第１の発明によれば、番組を配信するた
めに占有する周波数帯域がわずかであり、通常のＴＶ番
組などに多重して一緒に配信することができる。このた
め、通信コストを大幅に削減することができる。所定期
間中同じ番組が繰り返し配信されるので、見逃した番組
もつぎの配信機会に視聴することができる。
めに占有する周波数帯域がわずかであり、通常のＴＶ番
組などに多重して一緒に配信することができる。このた
め、通信コストを大幅に削減することができる。所定期
間中同じ番組が繰り返し配信されるので、見逃した番組
もつぎの配信機会に視聴することができる。
【００２５】第２の発明によれば、第１の発明により配
信された番組を視聴することが可能となる。そして、希
望する番組の視聴時間を予め決めておくので予約してか
ら番組のデータが蓄積されるまで待たなくてもよい。従
って、視聴したいときにはすぐに番組を再生することが
できる。しかも、番組リストをディスプレイに表示する
ことができるため、配信される番組が一目瞭然となる。
さらに、希望する番組をリスト上で選択するだけで予約
が完了する。このため、面倒な予約操作も必要ない。
信された番組を視聴することが可能となる。そして、希
望する番組の視聴時間を予め決めておくので予約してか
ら番組のデータが蓄積されるまで待たなくてもよい。従
って、視聴したいときにはすぐに番組を再生することが
できる。しかも、番組リストをディスプレイに表示する
ことができるため、配信される番組が一目瞭然となる。
さらに、希望する番組をリスト上で選択するだけで予約
が完了する。このため、面倒な予約操作も必要ない。
【００２６】さらに、第３の発明によれば、利用者が希
望する番組がいつ視聴可能になるかがすぐに確認でき
る。これによって、利用者の都合に合わせた予約ができ
る。
望する番組がいつ視聴可能になるかがすぐに確認でき
る。これによって、利用者の都合に合わせた予約ができ
る。
【００２７】そして、第４の発明によれば、番組リスト
中の分類情報をキーとして配信された番組を検索し、そ
のまま予約することができる。このため、番組リストを
すべてチェックすることなく希望の番組を視聴すること
ができる。
中の分類情報をキーとして配信された番組を検索し、そ
のまま予約することができる。このため、番組リストを
すべてチェックすることなく希望の番組を視聴すること
ができる。
【００２８】第５の発明によれば、利用者が予約した番
組が視聴可能であるかどうかをすぐに確認できる。さら
に、記憶部に蓄積された番組をそのまま放置して番組を
見逃してしまう可能性もなくなる。
組が視聴可能であるかどうかをすぐに確認できる。さら
に、記憶部に蓄積された番組をそのまま放置して番組を
見逃してしまう可能性もなくなる。
【００２９】また、第６の発明によれば適正な視聴料金
を利用者に課すことができる。また、番組の不正コピー
を防止することもできる。
を利用者に課すことができる。また、番組の不正コピー
を防止することもできる。
【図１】本発明の実施例におけるデジタル多チャンネル
放送システムの構成図である。
放送システムの構成図である。
【図２】上記実施例において配信される番組のデータ構
造図である。
造図である。
【図３】上記実施例において配信される番組の多重方法
を示す系統図である。
を示す系統図である。
【図４】本発明の実施例における受信再生装置の構成図
である。
である。
【図５】本実施例の受信再生装置における視聴可能日時
を含む番組リスト表示画面を示す概略図である。
を含む番組リスト表示画面を示す概略図である。
【図６】本実施例の受信再生装置において番組を検索す
るための表示画面を示す概略図である。
るための表示画面を示す概略図である。
【図７】本実施例の受信再生装置において課金システム
に連動した受信再生制御を示したフローチャートであ
る。
に連動した受信再生制御を示したフローチャートであ
る。
１ 放送局 ２０ 受信再生装置 ２１ 中央制御装置 ２３ ハードディスク装置 ２８ ＭＰＥＧ２デコード部 １００ データストリーム １１０ 番組ブロック １２０ 番組リスト
Claims (6)
- 【請求項１】 つぎの各要件（１）〜（４）を備えたこ
とを特徴とするデジタル多チャンネル放送システムにお
ける番組配信方法。 （１）映像・音声信号を圧縮符号化した番組データを多
数の番組ブロックに分割し、それぞれに番組番号とブロ
ック番号を付加して順次配信する。 （２）前記番組データを番組の収録時間よりもきわめて
長い時間をかけて低いビットレートで配信する。 （３）複数番組分の前記番組データを所定期間中繰り返
しシリアルに配信する。 （４）前記各番組ブロックの合間には前記所定期間中に
配信される番組の番組番号やタイトルなどが記述されて
いる番組リストを十分に短い間隔で繰り返し挿入する。 - 【請求項２】 請求項１に記載の方法で配信された番組
データを受信再生するための受信再生装置であって、受
信信号中から前記番組リストを抽出して所定の形式の一
覧表としてディスプレイに表示する手段と、利用者が希
望する番組を前記番組リストから選択して予約する手段
と、前記受信信号中から前記予約された番組番号の付い
た前記番組ブロックを抽出して記憶部に逐次蓄積する手
段と、蓄積された前記番組ブロックを前記記憶部から前
記ブロック番号順に読み出して復号処理して番組の映像
信号と音声信号を再生する手段とを有することを特徴と
する受信再生装置。 - 【請求項３】 請求項２において、前記番組リストに含
まれる番組データの配信時間情報に基づいて各番組の視
聴可能日時を求めて前記一覧表中に表示する手段を有す
ることを特徴とする受信再生装置。 - 【請求項４】 請求項２または３において、前記番組リ
ストに含まれる番組ごとの分類情報に基づいて番組の分
類情報を前記一覧表中に表示する手段と、利用者が前記
分類情報をキーとして配信された番組を検索して自在に
選択するための手段を備えていることを特徴とする受信
再生装置。 - 【請求項５】 請求項２〜４のいずれかにおいて、前記
記憶部に前記予約された番組の番組ブロックが全て蓄積
されると、利用者に前記予約された番組が視聴可能であ
ることを報知する手段を有していることを特徴とする受
信再生装置。 - 【請求項６】 請求項２〜５のいずれかにおいて、デジ
タル多チャンネル放送システムの課金システムに連動し
て前記記憶部に蓄積された前記番組データが視聴できる
手段を有することを特徴とする受信再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9016539A JPH10215440A (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | デジタル多チャンネル放送システムにおける番組配信方法および受信再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9016539A JPH10215440A (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | デジタル多チャンネル放送システムにおける番組配信方法および受信再生装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002327186A Division JP3983649B2 (ja) | 2002-11-11 | 2002-11-11 | デジタル放送受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10215440A true JPH10215440A (ja) | 1998-08-11 |
Family
ID=11919079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9016539A Pending JPH10215440A (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | デジタル多チャンネル放送システムにおける番組配信方法および受信再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10215440A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8843960B2 (en) | 1998-09-17 | 2014-09-23 | United Video Properties, Inc. | Electronic program guide with digital storage |
| US9021538B2 (en) | 1998-07-14 | 2015-04-28 | Rovi Guides, Inc. | Client-server based interactive guide with server recording |
| US9055341B2 (en) | 1996-03-15 | 2015-06-09 | Henry C. Yuen | Combination of recorded program index and EPG |
| US9071872B2 (en) | 2003-01-30 | 2015-06-30 | Rovi Guides, Inc. | Interactive television systems with digital video recording and adjustable reminders |
| US9125169B2 (en) | 2011-12-23 | 2015-09-01 | Rovi Guides, Inc. | Methods and systems for performing actions based on location-based rules |
| US9191716B2 (en) | 2000-04-10 | 2015-11-17 | Rovi Guides, Inc. | Interactive media guide with media guidance interface |
| US9294799B2 (en) | 2000-10-11 | 2016-03-22 | Rovi Guides, Inc. | Systems and methods for providing storage of data on servers in an on-demand media delivery system |
| US10063934B2 (en) | 2008-11-25 | 2018-08-28 | Rovi Technologies Corporation | Reducing unicast session duration with restart TV |
-
1997
- 1997-01-30 JP JP9016539A patent/JPH10215440A/ja active Pending
Cited By (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9055341B2 (en) | 1996-03-15 | 2015-06-09 | Henry C. Yuen | Combination of recorded program index and EPG |
| US9154843B2 (en) | 1998-07-14 | 2015-10-06 | Rovi Guides, Inc. | Client-server based interactive guide with server recording |
| US10075746B2 (en) | 1998-07-14 | 2018-09-11 | Rovi Guides, Inc. | Client-server based interactive television guide with server recording |
| US9021538B2 (en) | 1998-07-14 | 2015-04-28 | Rovi Guides, Inc. | Client-server based interactive guide with server recording |
| US9055318B2 (en) | 1998-07-14 | 2015-06-09 | Rovi Guides, Inc. | Client-server based interactive guide with server storage |
| US9055319B2 (en) | 1998-07-14 | 2015-06-09 | Rovi Guides, Inc. | Interactive guide with recording |
| US10027998B2 (en) | 1998-07-14 | 2018-07-17 | Rovi Guides, Inc. | Systems and methods for multi-tuner recording |
| US9232254B2 (en) | 1998-07-14 | 2016-01-05 | Rovi Guides, Inc. | Client-server based interactive television guide with server recording |
| US9226006B2 (en) | 1998-07-14 | 2015-12-29 | Rovi Guides, Inc. | Client-server based interactive guide with server recording |
| US9118948B2 (en) | 1998-07-14 | 2015-08-25 | Rovi Guides, Inc. | Client-server based interactive guide with server recording |
| US9237371B2 (en) | 1998-09-17 | 2016-01-12 | Rovi Guides, Inc. | Electronic program guide with digital storage |
| US9106947B2 (en) | 1998-09-17 | 2015-08-11 | Rovi Guides, Inc. | Electronic program guide with digital storage |
| US9100686B2 (en) | 1998-09-17 | 2015-08-04 | Rovi Guides, Inc. | Electronic program guide with digital storage |
| US8843960B2 (en) | 1998-09-17 | 2014-09-23 | United Video Properties, Inc. | Electronic program guide with digital storage |
| US9363553B2 (en) | 1998-09-17 | 2016-06-07 | Rovi Guides, Inc. | Electronic program guide with digital storage |
| US8898721B2 (en) | 1998-09-17 | 2014-11-25 | United Video Properties, Inc. | Electronic program guide with digital storage |
| US9191716B2 (en) | 2000-04-10 | 2015-11-17 | Rovi Guides, Inc. | Interactive media guide with media guidance interface |
| US9294799B2 (en) | 2000-10-11 | 2016-03-22 | Rovi Guides, Inc. | Systems and methods for providing storage of data on servers in an on-demand media delivery system |
| US9369741B2 (en) | 2003-01-30 | 2016-06-14 | Rovi Guides, Inc. | Interactive television systems with digital video recording and adjustable reminders |
| US9071872B2 (en) | 2003-01-30 | 2015-06-30 | Rovi Guides, Inc. | Interactive television systems with digital video recording and adjustable reminders |
| US10063934B2 (en) | 2008-11-25 | 2018-08-28 | Rovi Technologies Corporation | Reducing unicast session duration with restart TV |
| US9125169B2 (en) | 2011-12-23 | 2015-09-01 | Rovi Guides, Inc. | Methods and systems for performing actions based on location-based rules |
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