JPH10211369A - 往復動式電気かみそり - Google Patents

往復動式電気かみそり

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JPH10211369A
JPH10211369A JP1614897A JP1614897A JPH10211369A JP H10211369 A JPH10211369 A JP H10211369A JP 1614897 A JP1614897 A JP 1614897A JP 1614897 A JP1614897 A JP 1614897A JP H10211369 A JPH10211369 A JP H10211369A
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JP
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blade
cutting units
cutting
reciprocating
razor
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JP1614897A
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Hitoshi Suzuki
仁 鈴木
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】人肌に滑らかに追従できると共に深剃りがで
き、使い勝手のよい往復動式電気かみそりを提供するこ
と。 【解決手段】細長く延びて形成された金属製薄板に多数
のヒゲ導入孔が形成された外刃48,48´と、内刃駆
動部材12により前記外刃の内面を長手方向に往復動さ
れて前記ヒゲ導入孔に挿入されるヒゲを切断する内刃と
を備える可動外刃18,18´(カッティングユニッ
ト)が複数設けられていると共に、前記複数のカッティ
ングユニットはケース本体10(カミソリ本体)に並設
保持されていて、前記複数のカッティングユニットは、
各々上下動自在に前記かみそり本体に保持されていると
共に、前記カッティングユニットの少なくとも一つが降
下する際に、前記複数のカッティングユニットの先端部
間隔が並設方向に広くなるように連動させられている往
復動式電気かみそり。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、細長い外刃内を内刃
が往復動するカッティングユニットが複数設けられた往
復動式電気かみそりに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の往復動式電気かみそりとして
は、例えば、図15(特開平5−188号公報参照)に
示した様に、上下に変形可能なベース部材1を設け、こ
のベース部材1上に2つのカッティングユニット(刃ヘ
ッド)2,3を配設すると共に、このベース部材1にカ
ッティングユニット2,3を先端部同士が開閉可能に軸
4で支持させたものが考えられている。このかみそりで
は、ベース部材1によるカッティングユニット2,3の
上下動に伴って、カッティングユニット2,3の先端部
が開閉する様になっている。
【0003】また、従来の往復動式電気かみそりとして
は、図16(特開平5−293260号公報参照)に示
した様に、並設された2つのカッティングユニット5,
6を上下動可能に本体7に保持させると共に、このカッ
ティングユニット5,6間にくせヒゲカッティング用の
くせヒゲ刃8を設けたものが考えられている。この構成
では、カッティングユニット5,6を人肌に沿わせて移
動させる際に、カッティングユニット5,6が人肌に追
従して上下動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図15に示
した往復動式電気かみそりでは、複数個のカッティング
ユニット2,3は上下動して人肌に対して角度が変化す
るのみであった。しかも、特に、カッティングユニット
2,3を人肌に押し付けて、カッティングユニット2,
3を降下させる際には、カッティングユニット2,3の
先端部の間隔が狭まる方向に変化して、カッティングユ
ニット2,3が人肌を強制的に挟持する様に作用するも
のであるために、必ずしも人肌に対する滑らかな追従性
が得られるものではなかった。しかも、この構造では、
カッティングユニット2,3が人肌を強制的に挟持する
ので、人肌を伸ばして深剃りをすることは期待できない
ものであった。
【0005】また、図16に示した往復動式電気かみそ
りでは、クセヒゲ刃8を設けた分だけ幅が増加するため
に、鼻下などの狭い部分を剃る時に、使い勝手が悪くな
るという問題があった。
【0006】そこで、この発明は、人肌に滑らかに追従
できると共に深剃りができ、使い勝手のよい往復動式電
気かみそりを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1の発明は、細長く延びて形成された金属製
薄板に多数のヒゲ導入孔が形成された外刃と、内刃駆動
部材により前記外刃の内面を長手方向に往復動されて前
記ヒゲ導入孔に挿入されるヒゲを切断する内刃とを備え
るカッティングユニットが複数設けられていると共に、
前記複数のカッティングユニットはカミソリ本体に並設
保持されている往復動式電気かみそりにおいて、前記複
数のカッティングユニットは、各々上下動自在に前記か
みそり本体に保持されていると共に、前記カッティング
ユニットの少なくとも一つが降下する際に、前記複数の
カッティングユニットの先端部間隔が並設方向に広くな
るように連動させられている往復動式電気かみそりとし
たことを特徴とする。
【0008】また、請求項2の発明は、細長く延びて形
成された金属製薄板に多数のヒゲ導入孔が形成された外
刃と、内刃駆動部材により前記外刃の内面を長手方向に
往復動されて前記ヒゲ導入孔に挿入されるヒゲを切断す
る内刃とを備えるカッティングユニットが複数設けられ
ていると共に、前記複数のカッティングユニットはカミ
ソリ本体に並設保持されている往復動式電気かみそりに
おいて、前記複数のカッティングユニットは少なくとも
3個以上設けられ、中央のカッティングユニットの両側
のカッティングユニットは上下動自在に前記カミソリ本
体に保持されていると共に、前記両側のカッティングユ
ニットの少なくとも1とつを降下する際に、この両側の
カッティングユニットは先端部間隔が並設方向に広くな
るように連動する往復動式電気かみそりとしたことを特
徴とする。
【0009】更に、請求項3の発明は、前記複数のカッ
ティングユニットは少なくとも一対設けられ、前記一対
のカッティングユニットは並設方向の互いに反対側に上
下方向への回動中心を有することを特徴とする。
【0010】また、請求項4の発明は、前記複数のカッ
ティングユニットは少なくとも3個以上設けられ、前記
中央のカッティングユニットが降下状態に係止したとき
に、その上にできる空間に、前記中央のカッティングユ
ニットの両側のカッティングユニットが互いに接近状態
となって配置されるよう連動させられていることを特徴
とする。
【0011】更に、請求項5の発明は、前記中央のカッ
ティングユニットの両側のカッティングユニットは内刃
往復動方向と直交する方向に傾動可能に前記内刃駆動部
材に連結されていることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1〜図14に基づいて説明する。
【0013】図1〜図4において、10は偏平な往復動
式電気かみそりの中空のケース本体(カミソリ本体)、
10aはケース本体10の上壁、10bは上壁10aに
形成された挿通孔、10cは上壁10aの上に固定され
た外刃ケース取付枠である。また、11はケース本体1
0内に配設され且つケース本体10内に突設された支持
板P1,P2間に保持固定された駆動モータ、12は駆
動モータ11の上方に配設された内刃駆動部材である。
【0014】この内刃駆動部材12は、図2中、ケース
本体10の左右方向の両端部近傍に位置させて上壁10
a下面に取り付けられた取付部12a,12aと、各取
付部12aに下方に向けて連設された薄肉可撓片部12
bと、薄肉可撓片12b,12bの下端間に連設され且
つ断面が逆U字状に形成された駆動ベース12cと、図
3,図4に示した様に駆動ベース12cの上面に突設さ
れた一対の柱状の駆動板12d,12dを有する。この
薄肉可撓片部12b,12bの可撓作用により、駆動ベ
ース12c及び駆動板12d,12dは図2中左右に往
復動可能に設けられている。尚、駆動板12dは板面が
駆動ベース12c及び駆動板12d,12dの往復動方
向(駆動方向)及び上下方向に延びている。
【0015】この駆動板12d,12dは、挿通孔10
aから上方に突出していると共に、図1中、紙面に直交
する方向に配列されている。しかも、駆動板12d,1
2dは上端部が互いに離反する方向に略クランク状に折
曲され、この駆動板12d,12dの一方の上端部近傍
の部分には図3,図4に示した様に駆動軸12eが他方
に向けて突設されている。また、各駆動板12の上端部
にはその往復動方向の両端に位置させたフランジ12
f,12fが形成され、フランジ12f,12fには駆
動板12の往復動方向に軸線が延びる取付孔12g,1
2gが形成されている。
【0016】駆動ベース12cと駆動モータ11の出力
軸との間には、駆動モータ11の回転を往復動に変換す
る駆動方向変換手段13が介装されている。この駆動方
向変換手段13には従来周知の偏心軸を用いた構造が採
用されているので、その詳細な説明は省略する。従っ
て、この構成によれば、駆動モータ11の回転は、駆動
方向変換手段13により、図1中、駆動ベース12cの
左右方向への往復動に変換されるようになっている。
【0017】また、ケース本体10の上方には、外刃組
立体14(特に図7,図8参照)が配設されていると共
に、この外刃組立体14と駆動板12dとの間に介装さ
れた内刃組立体(特に図3,図4参照)15,15´が
配設されている。尚、内刃組立体15,15´の詳細な
符号は、図4において付しているので、図3では説明の
便宜上省略する。
【0018】[外刃組立体14]この外刃組立体14は、
方形枠状の外刃ケース16を有すると共に、くせ毛刃ユ
ニット17,一対の可動外刃18,18´をカッティン
グユニットとして有する。なお、図3,図4において
は、くせ毛刃ユニット17の図示を省略している。
【0019】<外刃ケース16>この外刃ケース16
は、長手方向すなわち図1の左右方向の両端に端壁16
a,16aを有し、図1の紙面と直交する方向すなわち
幅方向の両側に図3,図4,図7,図8に示した様な側
壁16b,16bを有する。この各側壁16bは上端部
が互いに接近する方向に湾曲させられている。
【0020】そして、端壁16aの内面には、図8,図
12(a),(b)に示した様に、幅方向の中央のガイド溝1
9と,ガイド溝19の両側に位置する外刃用ガイド溝2
0,20´を有すると共に、幅方向の両端部に位置する
軸穴21,21´と、各ガイド溝19,20及び19,
20´間に突設した係止片22,22を有する。ガイド
溝19は上下に直線的に延びると共に端壁16aの下端
に開放し、外刃用ガイド溝20,20´は上端部が互い
に接近する方向に湾曲し且つ端壁16aの下端に開放し
ている。また、係止片22,22の先端部には下方に開
放する係合切欠22a,22aが形成されている。
【0021】<くせ毛刃ユニット17>くせ毛刃ユニッ
ト17は、図9に示した様に、刃支持部材23と、刃支
持部材23の両側に配設されたリンクレバー24と、刃
支持部材23に取り付けられる固定刃25及び可動刃2
6と、可動刃26を固定刃25に押し付ける板バネ2
7、これらを覆う側板28,28とを有する。ここで、
刃25,26及び側板28が細長く延びる方向を左右方
向すなわちX方向とし、刃25,26及び側板28の板
面と直交する方向を前後方向すなわちY方向とし、上下
方向をZ方向として、各刃支持部材23,刃支持部固定
刃25,可動刃26及び側板28の詳細を次に説明す
る。
【0022】(刃支持部材23)刃支持部材23は、対
向片30a,30a及びその連設片30bから逆U字状
に形成された可動部30と、左右に間隔をおいて連設片
30b上に突設され且つ上下左右に板面が延びる板状の
一対の刃取付片31,31と、板面と直交する方向すな
わち前後方向(Y方向)に向けて刃取付片31,31に
突設された刃固定用ボス32,32を有する。しかも、
対向片30a,30aの下部の対向部には上下に案内用
の傾斜を有する駆動軸係合突部30c,30cが一体に
形成されている。
【0023】また、刃支持部材23は、可動部30の両
側部に下方に向けて連設された薄肉可撓片33,33
と、この薄肉可撓片33の下端部に外側方向に傾斜した
状態で連設された固定刃支持アーム34を有する。
【0024】更に、刃支持部材23は、固定刃支持アー
ム34の上端の折曲部35に設けられ且つ前後方向(Y
方向)及び内側方に開放する切欠凹部36と、前後方向
(Y方向)に向けて切欠凹部36に突設された刃固定用
係合ボス37と、この固定刃支持アーム34の上端部に
外側方(左右方向外方)に向けて突設された支持軸38
と、前後方向(Y方向)に向けて固定刃支持アーム34
に突設された複数の側板固定ボス39を有する。
【0025】(リンクレバー24)しかも、リンクレバ
ー24は、折曲部及び下端部に前後方向に向けて突設さ
れたガイド軸40,41を有する。
【0026】(固定刃25)この固定刃25は、上部に
刃部25aを有し、長手方向の端部に係合切欠25b,
25bを有する。
【0027】(可動刃26)この可動刃26は、上部に
刃部26aを有し、中央部の下端に一対の取付穴26
b,26bを有する。
【0028】(板バネ27)この板バネ27は、側方に
前後方向に傾斜するバネ片27a,27aを有すると共
に、中央下部に一対の取付穴27b,27bを有する。
【0029】(側板28)この側板28は、側板部28
a,28aと、側板部28a,28aを連設する上板部
28bと、上板部28bの上縁に設けられたフランジ2
8cを有する。そして、側板部28aには、上下に延び
るガイド孔42と、側方外方に傾斜するガイド孔43
と、固定用穴44と、下方に開放する係合切欠45が形
成されている。フランジ28cには波状部28dが形成
されている。
【0030】(組み付け)上述の刃支持部材23,固定
刃25,可動刃26,板バネ27,側板28,28等は
次の手順で組み付けられている。
【0031】即ち、先ず、刃支持部材23の可動部30
の刃固定用ボス32,32を板バネ27の取付穴27
b,27bに挿通した後、この刃固定用ボス32,32
を可動刃26の取付穴26b,26bに挿通すると共
に、固定刃25の係合切欠25b,25bを固定刃支持
アーム34,34の刃固定用係合ボス37,37に係合
させる。
【0032】この状態で、刃支持部材23,刃25,2
6,板バネ27を側板28,28間で保持するように、
この側板28,28を合わせて、リンクレバー24のガ
イド軸40,41を側板28のガイド孔42,43に挿
入すると共に、側板固定ボス39を側板28の固定用穴
44に挿通して、この側板固定ボス39の先端部をカシ
メることにより、側板28,28を固定刃支持アーム3
4の前後方向(Y方向)の側面に固定する。これによ
り、固定刃25が刃固定用係合ボス37,37に保持固
定され、側板28,28の刃状部28d,28d間に図
11(c)に示した様なヒゲ導入孔46が形成される。し
かも、この状態では、板バネ27のバネ片27a,27
aが、一方の側板28の内面に弾接して、可動刃26を
固定刃25に押し付けている。
【0033】また、この様なくせ毛刃ユニット17は、
リンクレバー24,24の先端部及び支持軸38,38
を外刃ケース16の長手方向両端のガイド溝19,19
に係合させることにより、外刃ケース16の前後方向
(Y方向)の中央に上下動可能に保持されている。
【0034】(くせ毛刃ユニット17の昇降操作部材6
0)しかも、くせ毛刃ユニット17は、図5(a)〜(c),
図6に示した様に、ユニット昇降用の操作部材60によ
り昇降操作できるようになっている。この操作部材60
は、ケース本体10の外側面に上下操作可能に取り付け
られた操作ツマミ61と、ケース本体10内に配設され
且つ操作ツマミ61で上下操作されるプレート62と、
プレート62の両側に突設された支持板部63,63
と、各支持板部63上に一体に設けられ且つケース本体
10の上壁10aを貫通して外刃ケース16内に突出す
る操作板64を有する。そして、操作板64の上端部に
はくせ毛刃ユニット17の係合切欠45に下方から係合
する係合軸部65が設けられている。
【0035】尚、くせ毛刃ユニット17は、操作ツマミ
61を上昇操作すると、プレート62,支持板部63,
操作板64,係合軸部65等を介して上昇操作される一
方、操作ツマミ61を下方に移動操作すると、プレート
62,支持板部63,操作板64,係合軸部65等が降
下して、自重により降下される。
【0036】そして、くせ毛刃ユニット17が上昇操作
されると、リンクレバー24のガイド軸40の先端部が
係止片22の係合切欠22aに係合すると共に、この上
昇に伴いリンクレバー40,41がガイド孔42,43
の下端に係止されたときに、上昇が停止する様になって
いる。しかも、この位置では、図5(b)に示した様に、
駆動軸12eが対向片30a,30aの駆動軸係合突部
30c,30c間に遊びなく係合して、駆動軸12eに
往復動が対向片30a,30aに伝達されて、可動部3
0が駆動軸12eの往復動により往復動させられる様に
なっている。
【0037】また、このくせ毛刃ユニット17が操作部
材60により下方に操作されると、図5(c)に示した様
に、駆動軸12eが駆動軸係合突部30c,30c間の
上方に移動して、駆動軸12eの往復動が可動部30に
伝達されないようになっている。
【0038】尚、図6では、説明の便宜上、内刃組立体
15,15´の図示を省略している。
【0039】<可動外刃18,18´>この可動外刃1
8は、細幅で方形枠状の外刃ホルダー47と、各外刃ホ
ルダー47に装着された外刃48を有する。
【0040】この外刃ホルダー47は図10,図11に
示した様に長手方向両端に端壁47a,47bを有す
る。この端壁47a,47bの外側面には軸状のガイド
突起49,49が突設され、端壁47a,47bの下端
にはベルクランク状の回動支持アーム50,51が一体
に設けられ、回動支持アーム50,51の自由端部外側
面には回動軸部50a,51aが設けられている。尚、
回動支持アーム50は両側面が端壁47aの内側面及び
外側面と同一面に設けられ、回動支持アーム51は端壁
47bの厚さ分だけ端壁47a側にずれた状態で端壁4
7bに設けられている。
【0041】また、外刃48は、多数のヒゲ導入孔(番
号省略)を有すると共に、断面がアーチ状に形成されて
いる。尚、可動外刃18´も構成は可動外刃18と同じ
であるので、可動刃18に付した符号に´を付した符号
を付して、その詳細な説明は省略する。
【0042】しかも、回動支持アーム50,51の回動
軸部50a,51aを外刃ケース16の端壁16a,1
6aに設けた軸穴21´,21´に回転自在に嵌合する
と共に、外刃ホルダー47の端壁47a,47bに設け
たガイド突起49,49を外刃ケース16の端壁16
a,16aに設けたガイド溝20,20に上下移動可能
に係合させることにより、可動外刃18が外刃ケース1
6に取り付けられている。また、回動支持アーム50
´,51´の回動軸部50a´,51a´を外刃ケース
16の端壁16a,16aに設けた軸穴21,21に回
転自在に嵌合すると共に、外刃ホルダー47´の端壁4
7a´,47b´に設けたガイド突起49´,49´を
外刃ケース16の端壁16a,16aに設けたガイド溝
20´,20´に上下移動可能に係合させることによ
り、可動外刃18´が外刃ケース16に取り付けられて
いる。尚、回動軸部50a,51aの軸線をO1とし、
回動軸部50a´,51a´の軸線をO2とする。
【0043】この様な構成により、一対のカッティング
ユニットである可動外刃18,18´は並設方向の互い
に反対側に上下方向への回動中心O1,O2を有すること
になる。この様に可動刃18,18´の回動支点O1,
O2からの距離を大きくすることで、可動刃18,18
´は動き易くなると共に、この可動刃18,18´の先
端部同士を中央で合わせたときにも、合わせられた可動
刃18,18´の先端部間幅が広くなることもなく、可
動刃18,18´が適度な傾斜で互いに合わせられる。
【0044】[内刃組立体15,15´]この内刃組立体
15,15´は構造が同じであるので、内刃組立体15
についてのみ説明し、内刃組立体15´については内刃
組立体15に付した符号に´を付した符号を付して、そ
の詳細な説明は省略する。
【0045】この内刃組立体15は、外刃48に沿って
延びる内刃取付台52と、内刃取付台52に等ピッチで
固定された複数の内刃53を有する。この内刃取付台5
2は中央部両側に下方に突出する側片54,54を有
し、各側片54には取付孔55が形成されている。
【0046】また、内刃組立体15は、下方に開放する
偏平状の上部筺体56と、上端が開放し且つ上部筺体5
6内に下方から嵌合する下部筺体57を有する。この上
部筺体56の上端の取付基部56aの両側には回動軸部
56b,56bが突設され、この回動軸部56b,56
bが側片54,54の取付孔55,55に回動自在に嵌
合されている。この上部筺体56内の中央には取付基部
56aと一体の筒部56cが設けられ、この取付基部5
6aと筒部56cには軸穴56dが形成されている。
【0047】そして、軸穴56dに摺動自在に嵌合した
ガイド軸58が下部筺体57の下端の取付基部57aに
埋設固定されている。取付基部57aには、駆動板12
dの往復動方向(X方向)の両端に位置させて取付軸部
57b,57bが形成されている。この取付軸部57
b,57bは駆動板12の取付孔12g,12gに回動
自在に嵌着保持されている。この構成により、内刃組立
体15は、駆動板12dの往復動方向に直交する方向に
傾動可能に駆動板12dに連結されている。
【0048】しかも、取付基部56a,57a間に介装
したスプリング59が付勢手段として筺体56,57内
に配設されて、内刃53を外刃48の内面に押し付けて
いる。70はケース本体10の外側面に保持された電源
スイッチ(図示せず)ON・OFF操作用の電源ツマミであ
る。
【0049】この様な内刃組立体15,15´の構造に
より、中央のカッティングユニット(くせ毛刃ユニット
17)の両側の可動外刃18,18´(カッティングユ
ニット)は内刃往復動方向(X方向)と直交する方向に
傾動可能に内刃駆動部材12に連結されている。
【0050】次に、この様な構成の往復動式電気かみそ
りの作用を図13,14を用いて説明する。尚、図1
3,14は、説明の便宜上、各部の詳細な構成を省略し
ている。
【0051】(i)くせ毛刃ユニット17の昇降操作 上述したように、くせ毛刃ユニット17は、操作ツマミ
61を上昇操作すると、プレート62,支持板部63,
操作板64,係合軸部65等を介して上昇操作される。
【0052】そして、くせ毛刃ユニット17が上昇操作
されると、リンクレバー24のガイド軸40の先端部が
係止片22の係合切欠22aに係合すると共に、この上
昇に伴いリンクレバー40,41がガイド孔42,43
の下端に係止されたときに、上昇が停止する様になって
いる。しかも、このくせ毛刃ユニット17が上死点にあ
る位置では、図5(b)に示した様に、駆動軸12eが対
向片30a,30aの駆動軸係合突部30c,30c間
に遊びなく係合する。また、この位置では、くせ毛刃ユ
ニット17は、図13(a),(b)に示した様に、上端が略
可動外刃18,18´の上端と略同じ高さになる。
【0053】一方、操作ツマミ61を下方に移動操作す
ると、プレート62,支持板部63,操作板64,係合
軸部65等が降下して、自重により下死点の位置まで降
下される。しかも、このくせ毛刃ユニット17が操作部
材60により下方に操作されると、図5(c)に示した様
に、駆動軸12eが駆動軸係合突部30c,30c間の
上方に移動して、駆動軸12eが可動部30に対して左
右に相対移動可能になる。また、この位置では、くせ毛
刃ユニット17の上端が図14の如く可動外刃18,1
8´の下部側に変位させられる。
【0054】(ii)くせ毛刃ユニット17が上死点にある
ときの動作 くせ毛刃ユニット17が上死点にある位置で、電源ツマ
ミ70を操作して、駆動モータを11を作動させると、
駆動モータ11の回転が駆動方向変換手段13により、
図1中、駆動ベース12cの左右方向への往復動に変換
され、駆動板12cの一対に駆動板12d,12dが外
刃48の長手方向(X方向)に往復動作せられることに
なる。
【0055】そして、この駆動板12dの一方の往復動
は、筺体57,56等を介して内刃取付台52に伝達さ
れ、内刃取付台52の内刃53が外刃48の内面に摺接
しながら外刃48の長手方向に往復移動させられる。ま
た、他方の駆動板12dの往復動は、筺体57´,56
´等を介して内刃取付台52´に伝達され、内刃取付台
52´の内刃53´が外刃48´の内面に摺接しながら
外刃48´の長手方向に往復移動させられる。
【0056】この際、外刃48,48´の図示しないヒ
ゲ導入孔に挿入されるヒゲは、外刃48と内刃53との
作用、又は外刃48´と内刃53´との作用により切断
される。
【0057】しかも、くせ毛刃ユニット17が上死点に
あるときは、図5(b)に示した様に、一方の駆動板12
dに設けた駆動軸12eが対向片30a,30aの駆動
軸係合突部30c,30c間に遊びなく係合しているの
で、駆動板12dの往復動が駆動軸12及び駆動軸係合
突部30c,30cを介して可動部30に伝達される。
【0058】これにより、可動部30が薄肉可撓片3
3,33を撓ませて外刃48の長手方向(X方向)に往
復動させられて、可動部30に保持された可動刃26が
くせ毛刃ユニット17の長手方向(X方向)に往復移動
させられる。この際、くせ毛刃ユニット17のヒゲ導入
孔46に導入されるヒゲ(くせ毛を含む)が固定刃25
と可動刃26の相対移動により切断されることになる。
【0059】一方、外刃48は外刃ホルダー47の回動
アーム50,51を介して回動軸部50a,51aを中
心に上下回動でき、外刃48´は外刃ホルダー47´の
回動アーム50´,51´を介して回動軸部50a´,
51a´を中心に上下回動できるが、この様にくせ毛刃
ユニット17が上死点にあるときは、図13の如く外刃
48,48´間にくせ毛刃ユニット17が位置するの
で、外刃48,48´は僅かに上下に円弧回動できる。
【0060】(iii)くせ毛刃ユニット17が下死点にあ
るときの動作 また、くせ毛刃ユニット17が図5(c)に示した様に下
死点にあるときは、駆動軸12eが駆動軸係合突部30
c,30c間の上方に位置して、駆動軸12eが可動部
30に対して左右に相対移動可能になる。従って、この
位置では、上述のように駆動部材12cが駆動モータ1
1により往復駆動されても、くせ毛刃ユニット17の可
動刃26は往復駆動されない状態となっている。
【0061】この位置では、駆動部材12cが駆動モー
タ11により往復駆動されると、内刃53,53´が上
述のように往復駆動される。
【0062】また、上述したようにして、くせ毛刃ユニ
ット17が図5(b)の上死点から図5(c)に示した様に下
死点に移動させられると、くせ毛刃ユニット17の上端
が図14の如く可動外刃18,18´の下部側に変位さ
せられて、外刃ホルダ−47,47´間には回動を阻止
する部材がなくなる一方、外刃ホルダ−47,47´は
スプリング(付勢手段)59,59´のバネ力(付勢
力)で上方に付勢されている。
【0063】従って、くせ毛刃ユニット17が図5(b)
の上死点から図5(c)に示した様に下死点に移動させら
れると、スプリング59,59´の付勢力で外刃ホルダ
ー47,47´及びガイド突起49,49´がガイド溝
20,20´に沿って上方に変位させられ、外刃48,
48´が傾斜した状態で図14(a)の如く先端部同士が
当接させられる。
【0064】この状態で、外刃48,48´を人肌に押
し付けると、外刃48は外刃ホルダー47の回動アーム
50,51を介して回動軸部50a,51aを中心に下
方に回動し、外刃48´は外刃ホルダー47´の回動ア
ーム50´,51´を介して回動軸部50a´,51a
´を中心に下方に回動して、外刃48,48´の間隔が
図14(c)の如く広がる。また、この外刃48,48´
の一方のみが人肌により強く押し付けられたときには、
外刃48,48´の一方のみが図14(b)の如く下方に
変位させられ、外刃48,48´の間隔が如く広がる。
【0065】この様に外刃48,48´を肌に当てたと
きに、外刃48,48´同士の間隔が広がることによ
り、ヒゲを切断する部分の肌を伸ばす効果があり、従来
の電気かみそりよりも深剃り性が向上する。
【0066】しかも、この様に外刃48,48´を肌に
当てたときに、外刃48,48´同士の間隔が広がるこ
とにより、外刃48,48´が上下に独立に変位して、
人肌に滑らかに追従することにもなる。
【0067】また、鼻下等の狭い場所のヒゲを切断する
場合には、外刃48,48´の人肌への押し付け力を小
さくして、図14(a)の如く外刃48,48´同士を当
接させた状態で使用すれば、鼻下等の狭い場所のヒゲを
良好に切断することができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、細長く延びて形成された金属製薄板に多数のヒゲ導
入孔が形成された外刃と、内刃駆動部材により前記外刃
の内面を長手方向に往復動されて前記ヒゲ導入孔に挿入
されるヒゲを切断する内刃とを備えるカッティングユニ
ットが複数設けられていると共に、前記複数のカッティ
ングユニットはカミソリ本体に並設保持されている往復
動式電気かみそりにおいて、前記複数のカッティングユ
ニットは、各々上下動自在に前記かみそり本体に保持さ
れていると共に、前記カッティングユニットの少なくと
も一つが降下する際に、前記複数のカッティングユニッ
トの先端部間隔が並設方向に広くなるように連動させら
れている構成としたので、人肌に滑らかに追従できると
共に使い勝手をよくできる。しかも、カッティングユニ
ットを肌に当てたときに、外刃同士の間隔が広がること
により、ヒゲを切断する部分の肌を伸ばす効果があり、
従来の電気かみそりよりも深剃り性が向上する。
【0069】また、請求項2の発明は、細長く延びて形
成された金属製薄板に多数のヒゲ導入孔が形成された外
刃と、内刃駆動部材により前記外刃の内面を長手方向に
往復動されて前記ヒゲ導入孔に挿入されるヒゲを切断す
る内刃とを備えるカッティングユニットが複数設けられ
ていると共に、前記複数のカッティングユニットはカミ
ソリ本体に並設保持されている往復動式電気かみそりに
おいて、前記複数のカッティングユニットは少なくとも
3個以上設けられ、中央のカッティングユニットの両側
のカッティングユニットは上下動自在に前記カミソリ本
体に保持されていると共に、前記両側のカッティングユ
ニットの少なくとも1とつを降下する際に、この両側の
カッティングユニットは先端部間隔が並設方向に広くな
るように連動する構成としたので、両側のカッティング
ユニットで広げた肌のヒゲ(髭)を中央のカッティング
ユニットで切断することになり、この両側のカッティン
グユニットで広げた肌の部分の深剃りができる。
【0070】更に、請求項3の発明は、前記複数のカッ
ティングユニットは少なくとも一対設けられ、前記一対
のカッティングユニットは並設方向の互いに反対側に上
下方向への回動中心を有する構成としたので、各カッテ
ィングユニットは回動支点からの距離が大きくなり、動
き易くできる。
【0071】更に、請求項4の発明は、前記複数のカッ
ティングユニットは少なくとも3個以上設けられ、前記
中央のカッティングユニットが降下状態に係止したとき
に、その上にできる空間に、前記中央のカッティングユ
ニットの両側のカッティングユニットが互いに接近状態
となって配置されるよう連動させられている構成とした
ので、鼻下等狭いところの髭を切断(剃る)ときに、カ
ッティングユニット全体の幅を狭くして、髭の切断を容
易にすることができる。
【0072】請求項5の発明は、前記中央のカッティン
グユニットの両側のカッティングユニットは内刃往復動
方向と直交する方向に傾動可能に前記内刃駆動部材に連
結されている構成としたので、外刃を傾斜した状態で先
端部同士を合わせることができ、一対の外刃の先端部を
合わせたときの先端部同士の幅をより狭めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る往復動式電気かみそりの断面図
である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】図3の要部拡大図である。
【図5】(a)は図1の外刃ケースを外した状態の概略平
面図、(b),(c)は(a)のB−B線に沿て要部を概略的に
断面して示した作動説明図である。
【図6】図5(a)のC−C線に沿う断面図である。
【図7】図3に示した外刃組立体の斜視図である。
【図8】図7の部分分解斜視図である。
【図9】図8に示したくせ毛刃ユニットの分解斜視図で
ある。
【図10】図8に示した外刃ホルダーの説明図である。
【図11】(a)は図8に示したくせ毛刃ユニットと可動
外刃の組み付け状態を示す斜視図、(b)は(a)の組み付け
状態を矢印D方向から見た斜視図、(c)はくせ毛刃ユニ
ットの部分平面図である。
【図12】(a),(b)は図8の外刃ケースの端壁内面の説
明図である。
【図13】(a),(b)はくせ毛刃ユニットが上死点にある
ときの外刃の作用説明図である。
【図14】(a)〜(c)はくせ毛刃ユニットが下死点にある
ときの外刃の作用説明図である。
【図15】従来の往復動式電気かみそりの一例を示す作
用説明図である。
【図16】従来の往復動式電気かみそりの他の例を示す
説明図である。
【符号の説明】
48,48´…外刃 12…内刃駆動部材 18,18´…可動外刃(カッティングユニット) 10…ケース本体(カミソリ本体) 17…くせ毛刃ユニット(カッティングユニット)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年2月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】この駆動板12d,12dは、挿通孔10
aから上方に突出していると共に、図1中、紙面に直交
する方向に配列されている。しかも、駆動板12d,1
2dは上端部が互いに離反する方向に略クランク状に折
曲され、この駆動板12d,12dの一方の上端部近傍
の部分には図3,図4に示した様に駆動軸12eが他方
に向けて突設されている。また、各駆動板12の上端
部にはその往復動方向の両端に位置させたフランジ12
f,12fが形成され、フランジ12f,12fには駆
動板12の往復動方向に軸線が延びる取付孔12g,
12gが形成されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】<くせ毛刃ユニット17>くせ毛刃ユニッ
ト17は、図9に示した様に、刃支持部材23と、刃支
持部材23の両側に配設されたリンクレバー24と、刃
支持部材23に取り付けられる固定刃25及び可動刃2
6と、可動刃26を固定刃25に押し付ける板バネ27
と、これらを覆う側板28,28とを有する。ここで、
刃25,26及び側板28が細長く延びる方向を左右方
向すなわちX方向とし、刃25,26及び側板28の板
面と直交する方向を前後方向すなわちY方向とし、上下
方向をZ方向として、刃支持部材23,固定刃25,可
動刃26及び側板28の詳細を次に説明する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】尚、くせ毛刃ユニット17は、操作ツマミ
61を上昇操作すると、プレート62,支持板部63,
操作板64,係合軸部65等を介して上昇操作される一
方、操作ツマミ61を下方に移動操作すると、プレート
62,支持板部63,操作板64,係合軸部65等が自
重により降下される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】この様な構成により、一対のカッティング
ユニットである可動外刃18,18´は並設方向の互い
に反対側に上下方向への回動中心O1,O2を有すること
になる。この様に可動刃18,18´の回動支点O
1,O2からの距離を大きくすることで、可動刃18,
18´は動き易くなると共に、この可動刃18,18
´の先端部同士を中央で合わせたときにも、合わせられ
た可動刃18,18´の先端部間幅が広くなることも
なく、可動刃18,18´が適度な傾斜で互いに合わ
せられる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】そして、くせ毛刃ユニット17が上昇操作
されると、リンクレバー24のガイド軸40の先端部が
係止片22の係合切欠22aに係合すると共に、この上
昇に伴いリンクレバー40,41がガイド孔42,43
の下端に係止されたときに、上昇が停止する様になって
いる。しかも、このくせ毛刃ユニット17が上死点にあ
る位置では、図5(b)に示した様に、駆動軸12eが対
向片30a,30aの駆動軸係合突部30c,30c間
に遊びなく係合する。また、この位置では、くせ毛刃ユ
ニット17は、図13(a),(b)に示した様に、上端が可
動外刃18,18´の上端と略同じ高さになる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】(ii)くせ毛刃ユニット17が上死点にある
ときの動作 くせ毛刃ユニット17が上死点にある位置で、電源ツマ
ミ70を操作して、駆動モータを11を作動させると、
駆動モータ11の回転が駆動方向変換手段13により、
図1中、駆動ベース12cの左右方向への往復動に変換
され、駆動板12cの一対駆動板12d,12dが外
刃48の長手方向(X方向)に往復動作せられることに
なる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長く延びて形成された金属製薄板に多
    数のヒゲ導入孔が形成された外刃と、内刃駆動部材によ
    り前記外刃の内面を長手方向に往復動されて前記ヒゲ導
    入孔に挿入されるヒゲを切断する内刃とを備えるカッテ
    ィングユニットが複数設けられていると共に、前記複数
    のカッティングユニットはカミソリ本体に並設保持され
    ている往復動式電気かみそりにおいて、 前記複数のカッティングユニットは、各々上下動自在に
    前記かみそり本体に保持されていると共に、前記カッテ
    ィングユニットの少なくとも一つが降下する際に、前記
    複数のカッティングユニットの先端部間隔が並設方向に
    広くなるように連動させられていることを特徴とする往
    復動式電気かみそり。
  2. 【請求項2】 細長く延びて形成された金属製薄板に多
    数のヒゲ導入孔が形成された外刃と、内刃駆動部材によ
    り前記外刃の内面を長手方向に往復動されて前記ヒゲ導
    入孔に挿入されるヒゲを切断する内刃とを備えるカッテ
    ィングユニットが複数設けられていると共に、前記複数
    のカッティングユニットはカミソリ本体に並設保持され
    ている往復動式電気かみそりにおいて、 前記複数のカッティングユニットは少なくとも3個以上
    設けられ、中央のカッティングユニットの両側のカッテ
    ィングユニットは上下動自在に前記カミソリ本体に保持
    されていると共に、前記両側のカッティングユニットの
    少なくとも1とつを降下する際に、この両側のカッティ
    ングユニットは先端部間隔が並設方向に広くなるように
    連動することを特徴とする往復動式電気かみそり。
  3. 【請求項3】 前記複数のカッティングユニットは少な
    くとも一対設けられ、前記一対のカッティングユニット
    は並設方向の互いに反対側に上下方向への回動中心を有
    することを特徴とする請求項1に記載の往復動式電気か
    みそり。
  4. 【請求項4】 前記複数のカッティングユニットは少な
    くとも3個以上設けられ、前記中央のカッティングユニ
    ットが降下状態に係止したときに、その上にできる空間
    に、前記中央のカッティングユニットの両側のカッティ
    ングユニットが互いに接近状態となって配置されるよう
    連動させられていることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の往復動式電気かみそり。
  5. 【請求項5】 前記中央のカッティングユニットの両側
    のカッティングユニットは内刃往復動方向と直交する方
    向に傾動可能に前記内刃駆動部材に連結されていること
    を特徴とする請求項3に記載の往復動式電気かみそり。
JP1614897A 1997-01-30 1997-01-30 往復動式電気かみそり Pending JPH10211369A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019528930A (ja) * 2016-09-28 2019-10-17 ブラウン ゲーエムベーハー かみそりカップリング及びカップリングを備えた電気かみそり
JP2019531796A (ja) * 2016-09-28 2019-11-07 ブラウン ゲーエムベーハー 電気シェーバー
US11331821B2 (en) 2016-09-28 2022-05-17 Braun Gmbh Electrically driven device

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