JPH10211313A - 自走式ローラーボードにおける操舵装置 - Google Patents

自走式ローラーボードにおける操舵装置

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JPH10211313A
JPH10211313A JP2847297A JP2847297A JPH10211313A JP H10211313 A JPH10211313 A JP H10211313A JP 2847297 A JP2847297 A JP 2847297A JP 2847297 A JP2847297 A JP 2847297A JP H10211313 A JPH10211313 A JP H10211313A
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JP
Japan
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steering
board
chassis
front wheel
swing
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JP2847297A
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Munetoshi Moritaka
宗利 森▲高▼
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NEW TECHNOL KENKYUSHO KK
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NEW TECHNOL KENKYUSHO KK
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C17/00Roller skates; Skate-boards
    • A63C17/01Skateboards

Landscapes

  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自走式のローラーボードに搭乗する搭乗者自
身の前後の傾きに対応してその傾き側に走行方向を転換
できるようにし、搭乗者自身に安定した姿勢を与えて体
勢の立て直しを容易にさせる。 【解決手段】 ボード本体10に搭乗した搭乗者H自身
の体重移動、バランス調整等の操作によって、駆動され
る走行用の後輪26で走行し、左右に旋回操作させる前
輪54で方向転換するようにする。ボード本体10に連
繋した操舵ベースシャーシ31上に左右側部が上下方向
に沿って揺動自在になるようにして載置し、搭乗者Hの
足を載せる揺動操舵盤37と、操舵ベースシャーシ31
の連繋した前輪支持シャーシ45と、この前輪支持シャ
ーシ45の左右に支承配置した左右の前輪54と、揺動
操舵盤37の揺動を、揺動操舵盤37底面に固着して、
操舵ベースシャーシ31に揺動自在に支承してある揺動
シャフト39を介して左右の前輪54相互に伝達して方
向転換させるステアリング機構61とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は手軽な移動手段、運
搬手段として、またスポーツ的に遊戯走行するいわゆる
スケートボードとして使用される駆動源を備えている自
走式のローラーボードにおいて、その走行方向の方向転
換操作を簡単に行なえるようにした自走式ローラーボー
ドにおける操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者は特開平9−10375号公報
(特願平7−187922号)として自走式ローラーボ
ードを提案しており、この自走式ローラーボードは図7
に示すように、充電池2を内蔵したボード本体1と、こ
のボード本体1の後部に一体状に連結されていて、走行
用の後輪5を駆動するモータ4を備えた駆動装置3と、
ボード本体1の前部に連繋されていて、走行方向におけ
る左右への方向転換のために左右の前輪7を旋回可能に
操作する方向操縦装置6と、駆動装置3、方向操縦装置
6両者に跨がって両足が載せられた搭乗者の体重移動、
バランス調整等によって駆動装置3側、方向操縦装置6
側のいずれかに負荷される荷重の重量差の大小、平衡の
有無等によって駆動装置3における正逆転駆動、停止、
前進、後退更には速度調整を制御するよう、体重移動等
の荷重を検知する前後の検知部8,9を有する制御手段
とを備えているものである。
【0003】そしてこの自走式ローラーボードはメイン
スイッチの投入によって待機させておき、停止状態にあ
るときに駆動装置3の足載せ盤3A、方向操縦装置6の
旋回操縦盤6Aにボード本体1を跨ぐようにして両足を
載せるのであり、そのときに負荷される体重等の荷重に
よって作用される制御手段の検知部8,9によって前検
知部8の荷重が大きいときには前進し、後検知部9の荷
重が大きいときには後退し、荷重が平衡状態のときには
停止し、前後方向への荷重の程度によって走行時の速度
調整を行ない、更には方向操縦装置6の旋回操縦盤6A
を水平面で回動させて方向転換等を行なうのである。す
なわち前進走行させる場合には、前部の旋回操縦盤6A
に体重等を掛けた前傾姿勢とし、その速度を速めるには
前傾姿勢を大きくして体重等を旋回操縦盤6Aに多く掛
ければよく、前進走行中に速度を遅めるには後部の足載
せ盤3Aに体重を掛けることで徐々に停止するのであ
る。逆に後退走行させる場合には後部の足載せ盤3Aに
体重等を掛けた後傾姿勢とし、その速度を速めるには後
傾姿勢を大きくして体重等を足載せ盤3Aに多く掛けれ
ばよく、後退走行中に速度を遅めるには前部の旋回操縦
盤6Aに体重を掛けることで徐々に停止するのである。
また走行を停止させるときには前進走行中では足載せ盤
3Aに体重等を掛け、後退走行中では旋回操縦盤6Aに
体重等を掛ければよく、次いで足載せ盤3A、旋回操縦
盤6A夫々に荷重の差がない状態で体重等を掛ける中立
姿勢を保持することで走行を停止させるものである。
【0004】このような本発明者が提案した自走式ロー
ラーボードは、搭乗者である人間自身の体重移動の前
傾、後傾姿勢の保持、バランス平衡感覚等を巧みに採用
した人間工学的にみても無理がない操作感覚で操縦で
き、老若男女を問わず手軽に乗用できるものである。た
だ走行中の方向転換に際し操作する方向操縦装置6にお
いての旋回操縦板6Aを水平面で回動させるために、こ
の旋回操縦板6Aに載せてある足を左右に捻るようにす
るには少なからずの無理が生じ、慣れない場合には足首
に負担が掛かるものであった。そればかりでなく走行中
において搭乗者が自身の前あるいは後に倒れ、のめりそ
うになったときに旋回操縦板6Aを倒れる方向に回動す
ることで体勢を立て直すものとするも、これには搭乗者
自身が意識的に操作しなければならず、しかもある程度
の熟練性が必要であり、また旋回操縦板6Aの回動によ
る立て直しを急いで行なうには無理な場合もあった。
【0005】そこで本発明は叙上のような従来存した諸
事情に鑑み創出されたもので、自走式ローラーボードの
走行中における方向転換に際し、水平面での回動操作に
よることなく、ローラーボードに対する左右方向での傾
きすなわち横向きに搭乗する搭乗者自身が前後に傾くこ
とで、その傾き側に走行方向を転換できるようにし、例
えば搭乗者が前あるいは後にのめるように傾くときの重
心が掛かる側に方向転換することで搭乗者を助け起こす
方向に操舵させ、搭乗者自身に安定した姿勢を与えるも
のとして体勢の立て直しを容易にさせることができるよ
うにし、操舵性を一層向上させて簡単確実、安定的に操
作できるようにした自走式ローラーボードにおける操舵
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明にあっては、ボード本体10に搭乗した搭
乗者H自身の体重移動、バランス調整等の操作によっ
て、駆動される走行用の後輪26で走行し、左右に揺動
操作させる前輪54で方向転換するようにした自走式ロ
ーラーボードにおける操舵装置であって、ボード本体1
0に連繋された操舵ベースシャーシ31上に左右側部が
上下方向に沿って揺動自在になって載置され、搭乗者H
の足が載せられる揺動操舵盤37と、操舵ベースシャー
シ31の前部に連繋された前輪支持シャーシ45と、こ
の前輪支持シャーシ45の左右に支承配置した左右の前
輪54と、揺動操舵盤37の揺動を左右の前輪54相互
に対して伝達して方向転換させるステアリング機構61
とを備えているものである。ステアリング機構61は、
揺動操舵盤37底面に一体状に固着されて操舵ベースシ
ャーシ31に揺動自在に支承されている揺動シャフト3
9と、左右の前輪ホーク56夫々に連設のナックルアー
ム62相互間を揺動自在に連繋するタイロッド63とを
直接あるいは間接に連繋して成るものとしてあり、より
具体的には、上記の揺動シャフト39と、タイロッド6
3と、いずれか一方のナックルアーム62、揺動シャフ
ト39下端に形成のジョイント部66相互間を連繋する
ドラッグロッド67とから成っているのである。操舵ベ
ースシャーシ31とボード本体10の本体シャーシ11
とは、本体シャーシ11前部に一体状にして突設されて
操舵ベースシャーシ31自体の後側部に貫挿された連結
シャフト14と操舵ベースシャーシ31自体の後側部と
の間で、連結シャフト14の周面に一端を、操舵ベース
シャーシ31の後側部内側面に他端を夫々固着して連結
シャフト14を囲繞しているコイルスプリング製の捻り
弾性部材34によって連繋することで、本体シャーシ1
1に対して操舵ベースシャーシ31の左右側部が上下方
向に沿って揺動可能なようにして連繋されているものと
することができる。左右の前輪54は、前輪支持シャー
シ45における左右に形成のサスペンション支持ベース
48夫々に配装した前輪サスペンション機構55を介し
て支承されており、この前輪サスペンション機構55
は、前ホーク傾斜部分にて前輪54を支承している正面
ほぼ逆L字形、側面ほぼへ字形の前輪ホーク56と、こ
の前輪ホーク56の水平部分に立脚状に連結され、前輪
支持シャーシ45における上下部のサスペンション支持
ベース48に貫挿されているサスペンションシャフト5
7と、上部のサスペンション支持ベース48上面に係合
してサスペンションシャフト57の上端に固着されたス
トッパー58と、上下部のサスペンション支持ベース4
8相互間でサスペンションシャフト57に囲繞した伸張
傾向に弾撥付勢されているサスペンションバネ59とか
らなるものである。
【0007】以上のように構成された本発明に係る自走
式ローラーボードにおける操舵装置にあって、ボード本
体10及びこれに連繋された操舵ベースシャーシ31上
の揺動操舵盤37に足を載せることで搭乗した搭乗者H
は、搭乗者H自身の体重移動、バランス調整等の操作に
よって後輪26で走行させるとき、揺動操舵盤37をそ
の左右側部で上下方向に揺動操作させることで、ステア
リング機構61を介して前輪54を方向転換させ、前
進、後退の走行時の走行方向を定めさせる。このときの
方向転換のための操舵は揺動操舵盤37の左右側部を上
下方向に沿って揺動させるものであり、しかもこれは走
行方向に対して横向きに搭乗する搭乗者Hにおける走行
面に対する上下方向に沿う搭乗者H自身の足首の起伏操
作によるものとさせるから、搭乗者Hが乗ったときに方
向転換しようとする場合の体勢に副わせたものとし、人
間工学的に見ても極めて簡単な操作とさせている。走行
時における前輪サスペンション機構55は、走行面の凹
凸、起伏を吸収し、搭乗者Hに路面衝撃を与えずに円滑
に走行させ、操舵装置30における操舵ベースシャーシ
31とボード本体10における本体シャーシ11とを弾
撥的に捻り状に連繋している捻り弾性部材34は、ボー
ド本体10に対して前部の操舵装置30全体をその左右
部で上下に揺動させ、走行面の凹凸、起伏を回避して円
滑走行させる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明するに、図1乃至図6において示される
符号10は充電池等の電源12を内蔵してあるボード本
体であり、このボード本体10の後部には走行用の後輪
26を駆動する走行用モータ23を備えた駆動装置20
が一体状にして連結されており、また、前部には走行方
向における左右への方向転換のために左右の前輪54を
走行面で左右方向に旋回自在に操作する操舵装置30が
連繋されている。そして図1に示すように従来と同様
に、駆動装置20と操舵装置30とに跨がった運転操作
者である搭乗者Hの両足が載せられた状態で搭乗させ、
搭乗者H自身の体重移動、バランス調整等によって後部
の駆動装置20側、前部の操舵装置30側のいずれかに
負荷される荷重の重量差の大小、平衡の有無等によって
駆動装置20における正逆転駆動で停止、前進、後退更
には速度調整が制御され、また、操舵装置30における
方向転換操作で走行方向が案内されて定められるように
なっている。
【0009】ボード本体10は、中空状の本体シャーシ
11の内部に、駆動装置20における走行用モータ23
その他のための例えば充電式の電源12、駆動装置20
を制御するためのコントロールユニット、パワー制御ユ
ニット等が配設されて成り、本体シャーシ11の左右側
部にはローラーボード全体を携帯、運搬移動するための
取っ手13が付設されている。またこのボード本体10
には、その上側面に太陽電池を搭載することで省エネル
ギー化を図ることができ、更に必要があれば本体シャー
シ自体の高さ、幅員その他を増大して電源12を大型化
したものとすることもできる。
【0010】駆動装置20は、後輪サスペンション機構
27によって走行面の凹凸を緩衝し、制御手段における
検知部によって左右で差動を生じさせるように左右対称
的に形成された一対のモータ駆動式の車輪構造のものと
なっている。すなわちボード本体10における本体シャ
ーシ11と一体的に形成された駆動ベースシャーシ21
と、この駆動ベースシャーシ21上に載置され、搭乗者
Hの足が載せられる足載せ盤(フットベース)22と、
駆動ベースシャーシ21に固定配置された走行用モータ
23と、この走行用モータ23の駆動力で伝動手段24
を介して従動回転されるよう後輪車軸25に支承した後
輪26と、後輪車軸25を上下方向で弾撥的に支持する
後輪サスペンション機構27とを備えて成り、走行用モ
ータ23、伝動手段24、後輪26、後輪サスペンショ
ン機構27を左右に対称的にして配置形成してある。
【0011】一方、操舵装置30は、ボード本体10に
連繋された操舵ベースシャーシ31と、この操舵ベース
シャーシ31上に左右側部が上下方向に沿って揺動自在
になって載置され、搭乗者Hの足が載せられる揺動操舵
盤(フットリング)37と、操舵ベースシャーシ31の
前部に連繋された前輪支持シャーシ45と、この前輪支
持シャーシ45の左右に支承配置した左右の前輪54
と、揺動操舵盤37の揺動を左右の前輪54相互に対し
て伝達して方向転換させるステアリング機構61とを備
えて成り、揺動操舵盤37上に載った搭乗者Hの足によ
って直接に揺動操作することで左右の前輪54の方向を
転換させるものである。
【0012】操舵ベースシャーシ31は例えば平面から
見て前方開放構造で、前後に長くなっているほぼ角U字
形を呈していて、中間に左右方向に沿っている中間ビー
ム32を有することで後部に空隙状のコア部が形成され
ており(図2参照)、この操舵ベースシャーシ31の後
部にてボード本体10の本体シャーシ11に対して左右
側部における上下方向に沿う揺動すなわち捻りが可能な
ようにして連繋されている。そのため本体シャーシ11
前部に一体状にして突設した連結シャフト14を操舵ベ
ースシャーシ31の後側部から中間ビーム32に貫挿
し、連結シャフト14の前端を中間ビーム32側面に係
合するストッパー部材33にて固定すると共に、操舵ベ
ースシャーシ31内部において連結シャフト14周面に
一端を固着したコイルスプリング製の捻り弾性部材34
の他端を操舵ベースシャーシ31の後側部内側面に係合
固着する。
【0013】こうすることで例えば走行面に起伏が存在
しているとき、ボード本体10及び駆動装置20に対し
て操舵装置30における左右側部が捻り状に傾動される
ことで走行方向の左右における走行面上での不規則な起
伏、凹凸部分に対応でき、円滑に走行させることができ
る。なお図中符号35は、連結シャフト14におけるセ
ンターシャフト部分に対する貫挿部位においての連結シ
ャフト14の捻り回転を円滑にするブッシュ部材であ
る。またストッパー部材33は、操舵ベースシャーシ3
1内部における中間ビーム32に貫挿した連結シャフト
14の前部を、中間ビーム32を挟み込むようにして配
置形成されることで連結シャフト14を固定保持させて
いる。なお必要があれば連結シャフト14を操舵ベース
シャーシ31に対して前後にスライド可能にして構成す
ることもできる。
【0014】揺動操舵盤37は、操舵ベースシャーシ3
1上に位置させて上下方向すなわち左右側部における上
下方向での揺動を自在にして操舵ベースシャーシ31に
揺動シャフト39を介して支承されているほぼ平面で円
盤状のもので、搭乗者Hの足裏面ないしは足大きさに比
し小さくはない直径を有しており、搭乗者Hの体重等の
荷重によっても歪形することがないように例えば裏面に
補強突条38を放射状に配設してある。また図示を省略
したが、場合によっては操舵ベースシャーシ31上に配
置固定することで揺動操舵盤37外側周囲を囲繞するよ
うにしたカバーによってローラーボードである前部にお
ける操舵ベースシャーシ31、前輪64等を隠蔽して化
粧を施すように構成することもできる。
【0015】この揺動操舵盤37は、場合によっては搭
乗者Hが乗らない無負荷状態時では、前輪サスペンショ
ン機構55による荷重吸収に伴ない搭乗者Hの荷重によ
って下方に沈むように下がるのを見越した高さで、ボー
ド本体10に比し高く設定されている。またその揺動支
承構造は図示のように、揺動操舵盤37下面に一体状に
固着した揺動シャフト39に、操舵ベースシャーシ31
前部における前後位置で左右方向に沿って固定形成させ
てある前後部の軸受板41,42夫々に貫挿した揺動支
持軸43が貫挿されていることで、すなわちこの揺動支
持軸43を中心に揺動シャフト39の上下端が左右方向
に揺動するようにすることで形成してあるものである
(図2乃至図5参照)。この揺動シャフト39の下端は
操舵ベースシャーシ31の前部下縁に一体形成されてい
る底板44に穿設してある揺動規制孔36に貫挿される
ことで操舵ベースシャーシ31の下方に突出しており、
またこの揺動規制孔36自体は左右方向に長くされた長
円形状を呈しており、左右の内縁部に揺動シャフト39
が衝接することで揺動シャフト39自体の揺動範囲すな
わち方向転換のための前輪54の旋回曲りの角度範囲を
規制している。なお揺動シャフト39の揺動中心となる
揺動支持軸43は、図示のように前後部の軸受板41,
42夫々に貫挿することで支持されるようにせずに、場
合によっては図示を省略したが前記連結シャフト14と
一体状に形成することも可能である。
【0016】また図示を省略したが、例えば揺動操舵盤
37の左右側部下方に操舵ベースシャーシ31あるいは
この操舵ベースシャーシ31側方に突設の突設部との間
で伸張傾向にあるコイルスプリング等のバネ材を取り付
けたり、揺動シャフト39の両側と操舵ベースシャーシ
31の両側壁との間で同様にバネ材等を介装させたりし
て弾撥性ある復原作用を利用した中立維持機構を配装構
成することができ、揺動される揺動操舵盤37の揺動操
作の復原性を向上させて搭乗者Hによる操作安定性等を
増大させるようにすることもできる。
【0017】前輪支持シャーシ45は、操舵ベースシャ
ーシ31の前方左右に張り出し状に配置されるシャーシ
本体46と、操舵ベースシャーシ31前部両側面に当接
され、操舵ベースシャーシ31内の揺動シャフト39に
対して上下方向で揺動されるようシャーシ本体46後面
に一体状に突設された連結アーム47と、シャーシ本体
46の左右両端の上下部に板状に形成したサスペンショ
ン支持ベース48とから成る。そして連結アーム47の
シャーシ本体46側の前部において連結アーム47及び
操舵ベースシャーシ31の両側部両者相互に揺動中心軸
51を貫挿し、また連結アーム47の後部において連結
アーム47に開穿した縦長の揺動孔49を挿通して操舵
ベースシャーシ31の両側部に支持軸52を貫挿してお
き、揺動操舵盤37を介して操舵ベースシャーシ31に
負荷される荷重の有無によって、揺動中心軸51を支点
として支持軸52が揺動孔49内で上下動することで、
操舵ベースシャーシ31に対して前輪支持シャーシ45
が上下に揺動するようになっている。
【0018】そしてこの前輪支持シャーシ45における
左右のサスペンション支持ベース48夫々に、前輪サス
ペンション機構55を介して左右の前輪54が支承され
ており、搭乗者Hの体重等による荷重に対して前輪支持
シャーシ45の揺動と共に左右の前輪54を上下方向に
弾撥支持するようになっている。この前輪サスペンショ
ン機構55は、前ホーク傾斜部分にて前輪54を支承し
ている正面ほぼ逆L字形、側面ほぼへ字形の前輪ホーク
56と、この前輪ホーク56の水平部分に立脚状に連結
され、前輪支持シャーシ45における上下部のサスペン
ション支持ベース48に貫挿されているサスペンション
シャフト57と、上部のサスペンション支持ベース48
上面に係合してサスペンションシャフト57の上端に固
着されたストッパー58と、上下部のサスペンション支
持ベース48相互間でサスペンションシャフト57に囲
繞して、荷重の負荷に伴ない圧縮されることに反発する
よう伸張傾向に弾撥付勢されているサスペンションバネ
59とから成っている。
【0019】前輪ホーク56は、その前ホーク傾斜部分
に回転自在に支承した前輪車軸を介して前輪54を支持
し、その水平部分に固定するサスペンションシャフト5
7を前輪54の直上に配置することで直進方向性、荷重
支持の安定性を図っており(図3、図5参照)、水平部
分と下部のサスペンション支持ベース48との間に設定
された所定の間隔によって前輪54の上下動をなすサス
ペンション作用が得られるようにしてある。
【0020】サスペンションシャフト57は上下部のサ
スペンション支持ベース48に対して上下方向に沿って
スライド自在に貫挿され、ストッパー58はサスペンシ
ョンシャフト57の上端にネジ止め固着され、サスペン
ションバネ59は図示のようにコイルスプリングのもの
としてしてあって、このサスペンションバネ59上下は
上下部のバネ座を介して、またサスペンション支持ベー
ス48上下面に当接する部位にはウレタン樹脂製のゴム
座を介在させてある。
【0021】ステアリング機構61は、前記の揺動シャ
フト39と、左右の前輪ホーク56夫々に連設のナック
ルアーム62相互間を揺動自在に連繋するタイロッド6
3とを直接あるいは間接に連繋したものとしてあり、例
えば図に示すように揺動シャフト39と、タイロッド6
3と、いずれか一方のナックルアーム62、揺動シャフ
ト39下端に形成のジョイント部66相互間を連繋する
ドラッグロッド67とから成る。図示例にあってのナッ
クルアーム62は前輪ホーク56の水平部分後方に一文
字状に突出するよう前輪ホーク56と一体形成されてい
る。左右のナックルアーム62相互間に連繋するタイロ
ッド63はナックルアーム62に貫挿した連繋ピン64
に形成したボール部65に上下方向に沿って揺動自在に
して球対偶状態で嵌め入れてあることで、前輪サスペン
ション機構55によっての上下動に伴なう連繋部分の揺
動関節構造を形成している(図3、図5参照)。また同
様にドラッグロッド67一端における一方のナックルア
ーム62に対する連繋揺動も、連繋ピン64に形成した
ボール部65に上下方向に沿って揺動自在にして球対偶
状態で嵌め入れてあることで、連繋部分の揺動関節構造
を形成している。
【0022】なおドラッグロッド67他端と揺動シャフ
ト39下端とを連繋するジョイント部66は、揺動シャ
フト39が揺動されるときにはその下端が上下方向で若
干でも上下動すること等を考慮して球対偶状態で嵌め入
れてある揺動関節構造を形成しており、また揺動操舵盤
37による揺動旋回操作に伴なう前輪54の方向転換に
際し若干の遊びが設定されているように、例えばウレタ
ンゴムの如き弾撥材製の緩衝材等を介在させるものとし
てある。
【0023】更には図示を省略したが、揺動シャフト3
9下端をタイロッド63に、揺動シャフト39じたいの
揺動によっても分離されることなく自在に連繋されるよ
うにすることでの連繋手段を介して直接に連結すること
も可能であり、要は揺動シャフト39の揺動が前輪54
を走行面上で自在に旋回させるものとされていればよい
ものである。
【0024】またタイロッド63の両端における連繋ピ
ン64との連結、ドラッグロッド67一端における連繋
ピン64との連結夫々は、連繋ピン64におけるボール
部65に揺動自在に連繋してあるカップリング構造の連
結アーム68内にネジ込み、ナット止めすることで強固
な連結状態となるように配慮してある。
【0025】ここでこうして構成された操舵装置30に
おいて、揺動操舵盤37上に搭乗者Hの足が載って所定
の体重等が負荷されると前輪サスペンション機構55で
はその弾撥力によって揺動操舵盤37を揺動シャフト3
9と共に下方に下げてその荷重を支持するのであり、ま
た揺動操舵盤39が左右方向で揺動されるとステアリン
グ機構61を介して前輪54を方向転換させて所定の方
向に走行案内するのである。
【0026】次に本発明ローラーボードにおける操舵装
置30の使用の一例を説明すると、メインスイッチの投
入によって待機させておき、停止状態にあるときに駆動
装置20の足載せ盤22、操舵装置30の揺動操舵盤3
9にボード本体10を跨ぐようにして両足を載せるので
あり、そのときに負荷される体重等の荷重によって作用
される制御手段によって従来同様に前進あるいは後退走
行、停止、走行時の速度調整更には方向転換等を行なう
のである。そして方向転換に際しては足が載せられてい
る揺動操舵盤39を、方向転換する方向側に傾斜揺動さ
せるように左右側部を上下に揺動させればよく、例えば
右足を揺動操舵盤39上に、左足を足載せ盤22上に夫
々載せて走行するとき、右方向に転換するには図6
(A)に示すように揺動操舵盤39においての右足の爪
先側が下方傾斜するように前屈み状になればよく、逆に
左方向に転換するには図6(C)に示すように揺動操舵
盤39においての右足の踵側が下方傾斜するように後ろ
反り返り状になればよく、また直進する場合には図6
(B)に示すように揺動操舵盤39をほぼ水平状に維持
すればよいものである。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
め、自走式ローラーボードにその前後に跨がって両足に
よって乗った搭乗者H自身による体重移動、バランス調
整等に伴ない停止、前進、後退更には速度設定等を各種
に制御するに際し、その走行方向を転換するときには足
を載せてある揺動操舵盤39自体の左右側部を上下に揺
動することでこれを行なうことができるのである。その
ため従来であれば足首を捻るようにした水平面での旋回
操作とは異なり、足首の上下方向に沿う揺動操作でよい
からで極めて簡単に確実に方向転換のための旋回操作を
行なうことができるのである。
【0028】すなわちこれは本発明において、ボード本
体10に連繋された操舵ベースシャーシ31上に左右側
部が上下方向に沿って揺動自在になって載置され、搭乗
者Hの足が載せられる揺動操舵盤37と、操舵ベースシ
ャーシ31の前部に連繋された前輪支持シャーシ45
と、この前輪支持シャーシ45の左右に支承配置した左
右の前輪54と、揺動操舵盤37の揺動を左右の前輪5
4相互に対して伝達して方向転換させるステアリング機
構61とを備えているものとしたからであり、これによ
って、搭乗者Hの足が載せられる揺動操舵盤37の左右
側部における上下方向の揺動操作で簡単に方向転換がで
きるのである。
【0029】しかもこの操舵装置30による方向転換の
ための操舵は、走行面に対する上下方向に沿う搭乗者H
自身の足首の起伏操作によって揺動操舵盤37の左右側
部を上下方向に沿って揺動すればよいからで極めて簡単
であるばかりでなく、搭乗者Hが乗ったときに方向転換
しようとする場合の体勢に副うものであるから、例えば
走行中での何等かの事情による咄嗟の場合でもこれに確
実に対応できるのである。また搭乗者Hが自走式ローラ
ーボードの操作に十分に熟練しておらず、走行中に倒れ
る側に体勢が傾斜しても、その倒れる方向に無意識のう
ちに方向転換されるから、自転車並みに安全に搭乗操作
することができると共に、体勢ののめりの度合いに応じ
た操舵角に自動調整され、体勢の立て直しが円滑に行な
われるのである。
【0030】操舵装置30は、その揺動操舵盤37に載
せられた搭乗者Hの足によって直接に揺動操作できるか
ら、その揺動作用は揺動操舵盤37に一体的に連結した
揺動シャフト39及びステアリング機構61を介して左
右の前輪54に確実に伝達させて方向転換でき、前進、
後退の走行時の走行方向を搭乗者Hの意図に沿って直ち
に定めることができる。
【0031】更に走行時において、操舵装置30の前輪
サスペンション機構55は、その弾撥性によって走行面
の凹凸、起伏を吸収して搭乗者Hに路面衝撃を与えるこ
とがないのである。しかも操舵装置30における操舵ベ
ースシャーシ31とボード本体10における本体シャー
シ11とは、本体シャーシ11前部に突設されて操舵ベ
ースシャーシ31自体の後側部に貫挿された連結シャフ
ト14と操舵ベースシャーシ31自体の後側部との間
で、連結シャフト14に一端を、操舵ベースシャーシ3
1の後側部内側面に他端を夫々固着して連結シャフト1
4を囲繞しているコイルスプリング製の捻り弾性部材3
4によって連繋し、ボード本体10における本体シャー
シ11に対して左右側部における上下方向に沿う揺動が
可能なようにして捻り弾性部材34を介して弾撥的に捻
り状に連繋してあるから、ボード本体10に対して前部
の操舵装置30全体をその左右部で上下に傾けて揺動さ
せ、走行面の凹凸、起伏を回避して円滑に走行させるこ
とができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における自走式ローラー
ボードに組み込んだ状態における全体の側断面図であ
る。
【図2】同じく平断面図である。
【図3】同じく側断面図である。
【図4】同じく操舵ベースシャーシと前輪支持シャーシ
との連繋状態を表わす要部の側面図である。
【図5】同じく正面図である。
【図6】同じく操舵方法を示す夫々の正面概略図であ
り、その(A)は右に方向転換する場合、(B)は直進
する場合、(C)は左に方向転換する場合である。
【図7】従来例における自走式ローラーボード全体の側
断面図である。
【符号の説明】
H…搭乗者 1…ボード本体 2…充電池 3…駆動装置 3A…足載せ盤 4…モータ 5…後輪 6…方向操縦装置 6A…旋回操縦
盤 7…前輪 8…前検知部 9…後検知部 10…ボード本体 11…本体シャ
ーシ 12…電源 13…取っ手 14…連結シャフト 20…駆動装置 21…駆動ベー
スシャーシ 22…足載せ盤 23…走行用モ
ータ 24…伝動手段 25…後輪車軸 26…後輪 27…後輪サス
ペンション機構 30…操舵装置 31…操舵シャ
ーシベース 32…中間ビーム 33…ストッパ
ー部材 34…捻り弾性部材 35…ブッシュ
部材 36…揺動規制孔 37…揺動操舵
盤 38…補強突条 39…揺動シャ
フト 41…前部軸受板 42…後部軸受
板 43…揺動支持軸 44…底板 45…前輪支持シャーシ 46…シャーシ
本体 47…連結アーム 48…サスペン
ション支持ベース 49…揺動孔 51…揺動中心
軸 52…支持軸 54…前輪 55…前輪サスペンション機構 56…前輪ホー
ク 57…サスペンションシャフト 58…ストッパ
ー 59…サスペンションバネ 61…ステアリング機構 62…ナックル
アーム 63…タイロッド 64…連繋ピン 65…ボール部 66…ジョイン
ト部 67…ドラッグロッド 68…連結アー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボード本体に搭乗した搭乗者自身の体重
    移動、バランス調整等の操作によって、駆動される走行
    用の後輪で走行し、左右に旋回操作させる前輪で方向転
    換するようにした自走式ローラーボードにおける操舵装
    置であって、ボード本体に連繋された操舵ベースシャー
    シ上に左右側部が上下方向に揺動自在になって載置さ
    れ、搭乗者の足が載せられる揺動操舵盤と、操舵ベース
    シャーシの前部に連繋された前輪支持シャーシと、この
    前輪支持シャーシの左右に支承配置した左右の前輪と、
    揺動操舵盤の揺動を左右の前輪相互に対して伝達して方
    向転換させるステアリング機構とを備えていることを特
    徴とする自走式ローラーボードにおける操舵装置。
  2. 【請求項2】 ステアリング機構は、揺動操舵盤底面に
    一体状に固着されて操舵ベースシャーシに揺動自在に支
    承されている揺動シャフトと、左右の前輪ホーク夫々に
    連設のナックルアーム相互間を揺動自在に連繋するタイ
    ロッドとを直接あるいは間接に連繋して成るものとして
    ある請求項1記載の自走式ローラーボードにおける操舵
    装置。
  3. 【請求項3】 ステアリング機構は、揺動操舵盤底面に
    一体状に固着されて操舵ベースシャーシに揺動自在に支
    承されている揺動シャフトと、左右の前輪ホーク夫々に
    連設のナックルアーム相互間を揺動自在に連繋するタイ
    ロッドと、いずれか一方のナックルアーム、揺動シャフ
    ト下端に形成のジョイント部相互間を連繋するドラッグ
    ロッドとから成っている請求項1または2記載の自走式
    ローラーボードにおける操舵装置。
  4. 【請求項4】 操舵ベースシャーシとボード本体の本体
    シャーシとは、本体シャーシ前部に一体状にして突設さ
    れて操舵ベースシャーシ自体の後側部に貫挿された連結
    シャフトと操舵ベースシャーシ自体の後側部との間で、
    連結シャフトの周面に一端を、操舵ベースシャーシの後
    側部内側面に他端を夫々固着して連結シャフトを囲繞し
    ているコイルスプリング製の捻り弾性部材によって連繋
    することで、本体シャーシに対して操舵ベースシャーシ
    の左右側部が上下方向に沿って揺動可能なようにして連
    繋されている請求項1乃至3のいずれか記載の自走式ロ
    ーラーボードにおける操舵装置。
  5. 【請求項5】 左右の前輪は、前輪支持シャーシにおけ
    る左右に形成のサスペンション支持ベース夫々に配装し
    た前輪サスペンション機構を介して支承されており、こ
    の前輪サスペンション機構は、前ホーク傾斜部分にて前
    輪を支承している正面ほぼ逆L字形、側面ほぼへ字形の
    前輪ホークと、この前輪ホークの水平部分に立脚状に連
    結され、前輪支持シャーシにおける上下部のサスペンシ
    ョン支持ベースに貫挿されているサスペンションシャフ
    トと、上部のサスペンション支持ベース上面に係合して
    サスペンションシャフトの上端に固着されたストッパー
    と、上下部のサスペンション支持ベース相互間でサスペ
    ンションシャフトに囲繞した伸張傾向に弾撥付勢されて
    いるサスペンションバネとからなる請求項1乃至4のい
    ずれか記載の自走式ローラーボードにおける操舵装置。
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