JPH10210550A - 複合携帯端末装置 - Google Patents

複合携帯端末装置

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JPH10210550A
JPH10210550A JP9009819A JP981997A JPH10210550A JP H10210550 A JPH10210550 A JP H10210550A JP 9009819 A JP9009819 A JP 9009819A JP 981997 A JP981997 A JP 981997A JP H10210550 A JPH10210550 A JP H10210550A
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JP
Japan
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mobile phone
pager
terminal device
adapter circuit
portable terminal
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JP9009819A
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Yoshiyuki Hata
善之 畑
Kenzo Urabe
健三 占部
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機とPCMCIAカード型ページャ
とがそれぞれ単独で利用でき、且つ両者を複合すること
によって両者の利点を生かすことができる複合携帯端末
装置を提供する。 【解決手段】 携帯電話機と、PCMCIAカード型ペ
ージャとをアダプタ回路で接続し、アダプタ回路が携帯
電話機とページャの接続を確認すると、複合携帯端末装
置としての制御を行い、ページャに電源を供給して待ち
受け動作させ、携帯電話機側は発信専用に用いる複合携
帯端末装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機とPC
MCIAカード型ページャとの複合携帯端末装置に係
り、特に携帯電話機のバッテリ消費量を低減し、PCM
CIAカード型ページャを有効に使用できる複合携帯端
末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話機は、技術の進歩と共に
小型化、低消費電力化が進んでいるが、特に、携帯電話
機の待ち受け時の消費電力をいかに減らすかが課題にな
っている。一つの解決手段として、携帯電話機とページ
ャとを一体化させたページャ機能付き携帯電話機(ポケ
ベル一体型PHS等)がある。
【0003】ページャ機能付き携帯電話機では、待ち受
け時にはページャ機能だけに電源を供給して、ページャ
による待ち受け専用とし、ページャ受信で発信者を確認
してから、携帯電話機機能の電源をオンにして発信し通
話するようになっている。その結果、ページャ機能によ
る待ち受けでは、携帯電話機機能の待ち受け動作に比べ
て消費電力量が大幅に少ないので、ページャ機能付き携
帯電話機のバッテリ消費量を大幅に節約できる。
【0004】また、ページャ機能付き携帯電話機では、
携帯電話機のサービスエリア外にいるときに、サービス
エリアの広いページャで着信し、サービスエリアに入っ
たときに折り返し発信することもでき便利である。
【0005】また、近年モバイルコンピューティングや
無線応答のマルチメディアを実現する技術として、PC
MCIA(Personal Computer Memory Card Internatio
nalAssociation )でパーソナルコンピュータ(PC)
に接続するPCカードの標準化が進められており、PC
MCIAカード型のページャも考えられている。
【0006】PCMCIAカード型ページャは、PCM
CIA規格に準拠したコネクタ部を有し、単体でもペー
ジャとして動作し、呼出を受けると鳴音又はLED表示
等の呼出部で呼出を行い、受信したメッセージ等は記憶
部に記憶し、スイッチが押下されると、呼出動作を停止
するようになっている。
【0007】そして、受信内容等を確認したい時には、
PCMCIAスロットを備えたPCに接続すると、受信
内容等をPCの表示部に表示することができる。また、
PCMCIAカード型ページャをPCに挿入したままの
状態で呼出を受けることも可能で、受信時にPCを起動
して受信メッセージを表示することもできる。
【0008】更にPCMCIAカード型のページャは、
パソコン、特にノート型パソコン、サブノート型パソコ
ン、PDA(Personal Digital Assistant)等のモバイ
ルPCに接続して利用することにより、PCにページャ
機能を付加し、無線選択呼出のみならず、ページャシス
テムを利用したパーソナル、ブロードキャスト情報サー
ビス及び電子メールサービス等に活用でき、利用性が高
い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ノート
型パソコンに接続可能で利用性の高いPCMCIAカー
ド型ページャと、携帯電話機とがそれぞれ単独で利用で
き、且つ両者の利点を複合する技術については十分に開
発研究が為されておらず、両者の接続を容易にできない
という問題点があった。
【0010】特に、汎用の携帯電話機を用いてPCMC
IAカード型ページャと複合的利用を図るには、その接
続が容易にできないという問題点があった。
【0011】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、携帯電話機とPCMCIAカード型ページャとがそ
れぞれ単独で利用でき、且つ両者を複合することによっ
て両者の利点を生かすことができる複合携帯端末装置を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、複合携帯端末装置
において、PCMCIAカード型ページャと、PCMC
IAカードスロットを具備する携帯電話機とを有する複
合携帯端末装置であって、前記PCMCIAカードスロ
ットに前記PCMCIAカード型ページャを接続した状
態で、前記PCMCIAカード型ページャが着信動作を
行う場合に、前記携帯電話機を発信専用に用いることを
特徴としており、それぞれ単体としても使用でき、且つ
携帯電話機とPCMCIAカード型ページャを接続すれ
ば、PCMCIAカード型ページャを着信専用とし、携
帯電話機を発信専用に使用できる。
【0013】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、複合携帯端末装置において、PCM
CIAカード型ページャと、外部拡張コネクタを具備す
る携帯電話機と、前記PCMCIAカード型ページャと
前記携帯電話機の両機器を接続するアダプタ回路を有す
る複合携帯端末装置であって、前記アダプタ回路が、前
記PCMCIAカード型ページャを接続するページャ接
続用コネクタと、前記携帯電話機を接続する携帯電話接
続用コネクタと、前記両機器間のインターフェースを制
御するインターフェース回路とを具備し、前記インター
フェース回路が、前記携帯電話機からの電源供給で動作
し、前記両機器の接続を確認すると、前記両機器に対す
る電源供給の制御と、前記両機器間のデータ入出力の制
御を行って、前記PCMCIAカード型ページャを着信
専用とし、前記携帯電話機を発信専用にするインターフ
ェース回路であることを特徴としており、従来からある
携帯電話機及びPCMCIAカード型ページャを用い
て、それぞれ単体としても使用でき、且つ携帯電話機と
PCMCIAカード型ページャを接続すれば、待ち受け
はPCMCIAカード型ページャのみとし、携帯電話機
を発信専用に使用でき、待ち受け時間の携帯電話機のバ
ッテリ消費量を節約できる。
【0014】上記従来例の問題点を解決するための請求
項3記載の発明は、請求項2記載の複合携帯端末装置に
おいて、アダプタ回路内に補助バッテリとバッテリ切替
器とを設け、前記バッテリ切替器が、携帯電話機のバッ
テリ残量と前記補助バッテリの残量をインターフェース
回路に出力し、前記インターフェース回路が、前記2つ
のバッテリ残量からどちらのバッテリを使用するかを決
定して制御信号を前記バッテリ切替器に出力し、前記バ
ッテリ切替器が、前記制御信号に従って前記インターフ
ェース回路に供給するバッテリを選択的に切り替えるこ
とを特徴としており、携帯電話機の外部の補助バッテリ
を利用でき、携帯電話機の連続使用時間を延長できる。
【0015】上記従来例の問題点を解決するための請求
項4記載の発明は、請求項2記載の複合携帯端末装置に
おいて、アダプタ回路内に補助バッテリを設け、インタ
ーフェース回路が、携帯電話機のバッテリ残量と前記補
助バッテリの残量を監視し、前記2つのバッテリ残量か
らどちらのバッテリを使用するかを決定して使用するバ
ッテリを選択的に切り替えるインターフェース回路であ
ることを特徴としており、携帯電話機の外部の補助バッ
テリを利用でき、携帯電話機の連続使用時間を延長でき
る。
【0016】上記従来例の問題点を解決するための請求
項5記載の発明は、請求項2乃至請求項4記載の複合携
帯端末装置において、インターフェース回路が、アダプ
タ回路のページャ接続用コネクタ部分に設けた検出スイ
ッチの状態と、携帯電話接続用コネクタ部分に設けた検
出スイッチの状態とから、前記アダプタ回路とPCMC
IAカード型ページャ及び携帯電話機との接続を確認す
ることを特徴としており、簡単な構造で携帯電話機とP
CMCIAカード型ページャの接続を確認して、複合携
帯端末装置としての制御を行える。
【0017】上記従来例の問題点を解決するための請求
項6記載の発明は、請求項2乃至請求項4記載の複合携
帯端末装置において、インターフェース回路が、アダプ
タ回路内部に設けた携帯電話機の電源電力を検出する電
圧電流検出回路の検出結果と、PCMCIAカード型ペ
ージャの電源電力を検出する電圧電流検出回路の検出結
果とから、前記アダプタ回路とPCMCIAカード型ペ
ージャ及び携帯電話機との接続を確認することを特徴と
しており、確実に携帯電話機とPCMCIAカード型ペ
ージャの接続を確認して、複合携帯端末装置としての制
御を行える。
【0018】上記従来例の問題点を解決するための請求
項7記載の発明は、請求項2乃至請求項4記載の複合携
帯端末装置において、アダプタ回路のインターフェース
回路が、接続を確認する信号をPCMCIAカード型ペ
ージャと携帯電話機の両機器に出力し、前記信号に対す
る前記両機器からの応答結果から、前記携帯電話機及び
前記PCMCIAカード型ページャと前記アダプタ回路
との接続を確認することを特徴としており、インターフ
ェース回路における動作だけで携帯電話機とPCMCI
Aカード型ページャの接続を確認して、複合携帯端末装
置としての制御を行える。
【0019】上記従来例の問題点を解決するための請求
項8記載の発明は、請求項2乃至請求項7記載の複合携
帯端末装置において、アダプタ回路におけるPCMCI
Aカード型ページャと携帯電話機の両機器に対する電源
供給制御が、前記携帯電話機からの供給電力を前記PC
MCIAカード型ページャに供給し、前記携帯電話機に
対しては必要最低限の電力を供給するセーブモードと
し、前記携帯電話機においてキー入力が為されると、前
記携帯電話機へ処理に必要な電源供給を行って前記キー
入力に対する処理を実行させ、一定時間キー入力が為さ
れないと前記携帯電話機への電源供給を前記セーブモー
ドに戻すことを特徴としており、携帯電話機のバッテリ
消費量を節約できる。
【0020】上記従来例の問題点を解決するための請求
項9記載の発明は、請求項8記載の複合携帯端末装置に
おいて、アダプタ回路における携帯電話機に対する電源
供給制御が、前記携帯電話機のバッテリ残量を監視し、
前記残量が少なくなると、前記携帯電話機への電源供給
を停止することを特徴としており、携帯電話機のバッテ
リ残量が少なくなると、更に消費量を節約して、バッテ
リ寿命を長引かせることができる。
【0021】上記従来例の問題点を解決するための請求
項10記載の発明は、請求項8又は請求項9記載の複合
携帯端末装置において、アダプタ回路における携帯電話
機に対する電源供給制御が、セーブモード又は停止状態
の時に、PCMCIAカード型ページャで着信がある
と、前記携帯電話機で呼出と表示が行えるように前記携
帯電話機に対して電源を供給し、予め設定された一定時
間後に、前記携帯電話機に対する電源供給を前記セーブ
モード又は前記停止状態に戻すことを特徴としており、
携帯電話機のバッテリ消費量を節約できる。
【0022】上記従来例の問題点を解決するための請求
項11記載の発明は、請求項2乃至請求項10記載の複
合携帯端末装置において、アダプタ回路におけるPCM
CIAカード型ページャと携帯電話機の両機器間のデー
タ入出力制御が、前記PCMCIAカード型ページャに
おいて着信があると、呼出と受信したメッセージを前記
携帯電話機に伝えて一定時間呼出動作と表示動作を行わ
せ、前記携帯電話機において前記PCMCIAカード型
ページャに関するキー入力があると、前記入力された内
容に対応する制御信号を前記PCMCIAカード型ペー
ジャに送る制御であることを特徴としており、パソコン
等がなくても携帯電話機で呼出や受信メッセージの表示
ができ、また携帯電話機から簡単にPCMCIAカード
型ページャを操作できる。
【0023】上記従来例の問題点を解決するための請求
項12記載の発明は、複合携帯端末装置において、請求
項2乃至請求項11記載の複合携帯端末装置のアダプタ
回路を内蔵するアダプタ回路筐体に、底部に携帯電話接
続用コネクタを有する携帯電話差込口と、底部にPCM
CIAのページャ接続用コネクタを有するページャ差込
口とを設け、前記携帯電話差込口に携帯電話機を差し込
み、前記ページャ差込口にPCMCIAカード型ページ
ャを差し込む形態としたことを特徴としており、携帯電
話機及びPCMCIAカード型ページャを簡単にアダプ
タ回路に着脱できる。
【0024】上記従来例の問題点を解決するための請求
項13記載の発明は、複合携帯端末装置において、請求
項2乃至請求項11記載の複合携帯端末装置のアダプタ
回路を内蔵するアダプタ回路筐体に、接続用テープと、
ケーブルに接続された携帯電話接続用コネクタと、PC
MCIAカード型ページャを嵌め込むスペースと、ペー
ジャ用ふたとを設け、前記接続用テープと携帯電話機の
背面に設けられた接続用テープとで前記アダプタ回路筐
体と前記携帯電話機を張り付け、前記携帯電話接続用コ
ネクタを前記携帯電話機の外部拡張コネクタに差し込
み、前記スペースにPCMCIAカード型ページャを嵌
め込んで、前記ページャ用ふたをする形態としたことを
特徴としており、携帯電話機、PCMCIAカード型ペ
ージャ及びアダプタ回路が一体化され、携帯しやすい。
【0025】上記従来例の問題点を解決するための請求
項14記載の発明は、複合携帯端末装置において、請求
項2乃至請求項11記載の複合携帯端末装置のアダプタ
回路を内蔵するアダプタ回路筐体に、底部にPCMCI
Aのページャ接続用コネクタを有するページャ差込口
と、携帯電話機を挟み込む取付アームと、ケーブルに接
続された携帯電話接続用コネクタとを設け、前記取付ア
ームを開いて前記携帯電話機を挟み込んで前記携帯電話
機を固定し、前記携帯電話接続用コネクタを前記携帯電
話機の外部拡張コネクタに差し込み、前記ページャ差込
口にPCMCIAカード型ページャを差し込む形態とし
たことを特徴としており、携帯電話機及びPCMCIA
カード型ページャがアダプタ回路によって保護され、外
圧や振動に対する耐久性を向上できる。
【0026】上記従来例の問題点を解決するための請求
項15記載の発明は、複合携帯端末装置において、請求
項2乃至請求項11記載の複合携帯端末装置のアダプタ
回路を内蔵するアダプタ回路筐体に、底部にPCMCI
Aのページャ接続用コネクタを有するページャ差込口
と、接続用テープと、ケーブルに接続された携帯電話接
続用コネクタとを設け、前記接続用テープと携帯電話機
の背面に設けられた接続用テープとで前記アダプタ回路
筐体と前記携帯電話機を張り付け、前記携帯電話接続用
コネクタを前記携帯電話機の外部拡張コネクタに差し込
み、前記ページャ差込口にPCMCIAカード型ページ
ャを差し込む形態としたことを特徴としており、PCM
CIAカード型ページャの着脱が簡単で、且つ全体が一
体化され、携帯しやすい。
【0027】
【発明の実施の形態】請求項に係る発明について、その
実施の形態を図面を参照しながら説明する。本発明に係
る第1の実施の形態である複合携帯端末装置は、図1に
示すように、携帯電話機にPCMCIAカードスロット
を設け、PCMCIAカード型ページャ(以降は単にペ
ージャと記述する)を当該スロットに挿入して接続する
と、待ち受けをページャに限定し、携帯電話機を発信専
用に用いるものなので、両機器を接続すると携帯電話機
の消費電力を大幅に節約でき、また分離して単独でも使
用できるものである。図1は、本発明の第1の実施の形
態の複合携帯端末装置の概念を示す説明図である。
【0028】第1の実施の形態の複合携帯端末装置(第
1の装置)に用いられる携帯電話機1″は、筐体内部に
PCMCIAカードスロット(PCMCIAスロット)
1aを設け、そのスロットの奥にPCMCIAコネクタ
が設けられている。
【0029】そして、ページャ2がPCMCIAスロッ
ト1aに挿入されて接続されると、携帯電話機1″の制
御部は複合携帯端末としての制御に切り替わり、ページ
ャ2に電源を供給してページャを動作させ、携帯電話機
部分への電源供給を停止して機能を停止させる。そし
て、ページャ2が呼出を受信すると、携帯電話機1″に
電源を供給して、携帯電話機1″の呼出部から呼出を行
い、受信メッセージ等を携帯電話機1″の表示部に表示
するようになっている。
【0030】上記説明した第1の装置では、単純にPC
MCIAカード型ページャを携帯電話機に挿入して接続
するだけで、携帯電話機の消費電力を大幅に節約でき、
また分離して単独でも使用できる効果がある。
【0031】しかしながら、第1の装置では、従来の携
帯電話機に対して大幅な改造が必要であり、またPCM
CIAスロットを設けることによって携帯電話機の筐体
が大きくなり、携帯電話機を単独で使用する場合を考え
ると、携帯電話機分野の小型化の波に逆らう結果とな
る。
【0032】そこで次に、従来の汎用的な携帯電話機を
用いた第2の実施の形態の複合携帯端末装置について説
明する。本発明の第2の実施の形態である複合携帯端末
装置(第2の装置)は、外部拡張コネクタを有する携帯
電話機と、PCMCIAカード型ページャ(以降は単に
ページャと記述する)とをアダプタ回路で接続し、携帯
電話機とページャを接続するコネクタ脇に設けた検出ス
イッチの状態によって、アダプタ回路が携帯電話機とペ
ージャの接続を確認し、両方が接続されている場合に、
複合携帯端末装置としての制御を行い、ページャに電源
を供給して待ち受け動作させ、携帯電話機側は発信専用
に用いるものなので、接続すると携帯電話機の消費電力
を大幅に節約でき、また分離して単独でも使用できるも
のである。
【0033】まず、本発明に係る第2の複合携帯端末装
置の構成について図2を使って説明する。図2は、本発
明に係る第2の複合携帯端末装置の構成ブロック図であ
る。本発明の第2の複合携帯端末装置(第2の装置)
は、主要構成要素として、携帯電話機1と、PCMCI
Aカード型ページャ(ページャ)2と、アダプタ回路3
Aとから構成されている。
【0034】次に、第2の装置の各部について具体的に
説明する。携帯電話機1は、従来から有る携帯電話機1
で、試験、保守、登録処理及びモデム、ファックス接続
用の外部拡張コネクタ11を有するものである。尚、図
2では説明の都合上外部拡張コネクタ11が携帯電話機
1の側面位置に描かれているが、通常は携帯電話機1の
底部に設けられているのが一般的である。
【0035】携帯電話機1は、外部拡張コネクタ11を
介して各種外部機器が接続されると、携帯電話機1内部
のバッテリ電源が外部に供給され、また外部から電源の
供給を受けて動作するようになっている。また、外部機
器が接続されると、携帯電話機1全体の制御も外部制御
に切り替わるようになっており、外部から呼出の指示が
あると、呼出部から呼出を行い、また、表示の指示があ
ると表示部に表示するようになっている。
【0036】ページャ2は、従来から有るPCMCIA
カード型ページャで、内部にバッテリ電源と制御部と呼
出部と記憶部とを有し(図示せず)、単独でもページャ
として動作するものである。
【0037】ページャ2が単独で動作するときは、呼出
を受けると鳴音又はLED表示等の呼出部で呼出を行
い、受信したメッセージ等は記憶部に記憶し、スイッチ
が押下されると、呼出動作を停止するようになってい
る。
【0038】また、ページャ2は、その1辺がPCMC
IA規格に準拠したコネクタ部21になっており、パソ
コン等のPCMCIAスロットを持つ外部機器に接続す
ると、外部制御に切替わり、外部機器側からの電源供給
で動作し、外部機器からの制御を受けることになる。
【0039】例えば、ページャ2が呼出を受信するとコ
ネクタ部21を介して呼出の指示を外部に出力し、また
メッセージを受信すると、受信メッセージのデータを外
部に出力するようになっている。
【0040】アダプタ回路3Aは、携帯電話機1とペー
ジャ2とを接続して、複合携帯端末装置としての制御を
行うものであり、具体的には、図2に示すように、携帯
電話機1を接続する携帯電話接続用コネクタ31と、ペ
ージャ2を接続するページャ接続用コネクタ32と、携
帯電話機1の接続状態を検出する携帯電話検出スイッチ
33と、ページャ2の接続状態を検出するページャ検出
スイッチ34と、携帯電話機1及びページャ2に対して
複合携帯端末装置としての制御を行うインターフェース
回路30とから構成されている。
【0041】携帯電話検出スイッチ33は、携帯電話接
続用コネクタ31上に配置され、携帯電話機1の外部拡
張コネクタ11が、アダプタ回路3Aの携帯電話接続用
コネクタ31に接続されると、携帯電話検出スイッチ3
3が携帯電話機1の接続を検出してインターフェース回
路30に接続検出信号を出力するようになっている。
【0042】ページャ検出スイッチ34は、ページャ接
続用コネクタ32上に配置され、ページャ2のコネクタ
部21がアダプタ回路3Aのページャ接続用コネクタ3
2に接続されると、ページャ検出スイッチ34がページ
ャ2の接続を検出してインターフェース回路30に接続
検出信号を出力するようになっている。
【0043】インターフェース回路30は、携帯電話機
1からの電源供給を受けて動作を開始し、携帯電話検出
スイッチ33からの接続検出信号及びページャ検出スイ
ッチ34からの接続検出信号で携帯電話機1及びページ
ャ2の接続を確認すると、複合携帯端末装置としての制
御を行うものである。
【0044】複合携帯端末装置としての制御とは、次の
ようなものである。まず、携帯電話機1のバッテリから
の電源供給を受けて、ページャ2への電源供給を行って
ページャ2の電源を内部のバッテリ電源から供給される
電源に切り替え、携帯電話機1への電源供給は、セーブ
モードに切り替える。ここで、携帯電話機1のセーブモ
ードとは、携帯電話機1における待ち受け及びキー入力
監視等を行うために必要最低限の一部回路のみを動作さ
せる電源を供給するモードである。
【0045】また、インターフェース回路30は、携帯
電話機1から供給される電力量によって携帯電話機1の
バッテリ残量を監視し、バッテリ残量が予め設定された
一定値を下回ったなら、携帯電話機1への電源供給を完
全に停止し、ページャ2による待ち受けのみが動作する
ようにする。
【0046】そして、ページャ2において着信がある
と、インターフェース回路30はページャ接続用コネク
タ32を介して呼出の指示と受信メッセージを受け取
り、携帯電話機1に電源を供給し、携帯電話接続用コネ
クタ31を介して呼出の指示と受信メッセージを携帯電
話機1に出力して、呼出及び表示を行わせる。
【0047】そして、携帯電話機1における呼出及び受
信メッセージの表示は、予めインターフェース回路30
に設定された時間だけ行い、その後は、携帯電話機1へ
の電源供給をセーブモード又は停止状態に戻すようにな
っている。
【0048】また、携帯電話機1への電源供給をセーブ
モードにしている状態では、携帯電話機1におけるキー
入力を監視し、キー入力があると携帯電話機1への電源
供給を行って一時的に携帯電話機1を動作させて、携帯
電話機1におけるキー入力処理を行わせ、キー入力がペ
ージャ2に関する命令であれば、インターフェース回路
30が当該命令に対応するページャ2の制御信号をペー
ジャ2に出力するようになっている。
【0049】そして、予め設定された一定時間、携帯電
話機1におけるキー入力がないと、インターフェース回
路30は、再び携帯電話機1への電源供給をセーブモー
ドに戻すようになっている。
【0050】次に、本発明の第2の複合携帯端末装置の
動作について、図2を使って説明する。本発明の第2の
複合携帯端末装置では、携帯電話機1が、外部拡張コネ
クタ11、携帯電話接続用コネクタ31を介してアダプ
タ回路3Aに接続されると、携帯電話機1は外部制御に
切り替わり、携帯電話機1のバッテリからアダプタ回路
3Aに電源が供給され、アダプタ回路3Aの動作が開始
される。また、携帯電話機1が接続されると、携帯電話
検出スイッチ33から接続検出信号がインターフェース
回路30に出力される。
【0051】一方、ページャ2が、コネクタ部21、ペ
ージャ接続用コネクタ32を介してアダプタ回路3Aに
接続されると、ページャ2は外部制御に切り替わり、ア
ダプタ回路3Aにおいては、ページャ検出スイッチ34
から接続検出信号がインターフェース回路30に出力さ
れる。
【0052】携帯電話機1のバッテリからの電源供給で
動作を開始したアダプタ回路3Aのインターフェース回
路30は、携帯電話検出スイッチ33及びページャ検出
スイッチ34からの接続検出信号で両機器の接続を確認
すると、複合携帯端末装置としての制御を開始する。
【0053】まず、ページャ2へ電源を供給して内部の
バッテリ電源から外部電源に切り替えて動作させ、ペー
ジャ2を待ち受け状態にし、携帯電話機1への電源供給
はセーブモードに切り替えるので、携帯電話機1では待
ち受けとキー入力監視等の必要最低限の一部回路だけが
動作する。
【0054】そして、インターフェース回路30では携
帯電話機1から供給される電力量によって携帯電話機1
のバッテリ残量が監視され、一定値を下回ったならイン
ターフェース回路30から携帯電話機1への電源供給が
完全に停止し、ページャ2による待ち受けのみが動作す
るようになっている。
【0055】そして、ページャ2で着信があると、呼出
の指示と受信メッセージがインターフェース回路30に
出力され、インターフェース回路30では携帯電話機1
に電源を供給し、呼出の指示と受信メッセージを携帯電
話機1に出力し、携帯電話機1の呼出部(図示せず)で
呼出が行われ、携帯電話機1の表示部(図示せず)に受
信メッセージが表示される。
【0056】そして、携帯電話機1における呼出及び受
信メッセージの表示は、予めインターフェース回路30
に設定された時間だけ行われ、その後は、インターフェ
ース回路30から携帯電話機1への電源供給がセーブモ
ード又は停止状態に戻される。
【0057】また、インターフェース回路30から携帯
電話機1への電源供給がセーブモードの時に、携帯電話
機1においてキー入力があると、インターフェース回路
30はそれを検出して携帯電話機1への電源供給が行わ
れ、一時的に携帯電話機1が動作して、携帯電話機1に
おいてキー入力処理が行われ、キー入力がページャ2に
関する命令で有れば、インターフェース回路30によっ
て当該命令に対応するページャ2の制御信号がページャ
2に出力されるようになっている。
【0058】そして、予め設定された一定時間、携帯電
話機1におけるキー入力がないと、インターフェース回
路30によって、再び携帯電話機1への電源供給がセー
ブモードに切り替えられる。
【0059】本発明の第2の複合携帯端末装置によれ
ば、アダプタ回路3Aが、携帯電話検出スイッチ33と
ページャ検出スイッチ34の状態によって、携帯電話機
1及びページャ2の接続を確認すると、複合携帯端末装
置としての制御を行うので、両機器がアダプタ回路3A
に接続されている時は複合携帯端末装置として動作し、
分離すると、単独でも動作するので、利用者は場合に応
じて利用形態を選択できる効果がある。
【0060】また、複合携帯端末装置として動作すると
きは、携帯電話機1側への供給電力量を低減してセーブ
モードにし、キー入力やページャ2における着信がある
と携帯電話機1に電源を供給するので、携帯電話機1の
バッテリの消費電力量を節約できる効果がある。
【0061】また、携帯電話機1のバッテリ残量を監視
し、バッテリ残量が少なくなると、携帯電話機1への電
源供給を停止して待ち受けをページャ2のみにするの
で、携帯電話機1のバッテリの消費電力を更に節約し、
バッテリ寿命を延長できる効果がある。
【0062】次に、携帯電話機及びページャの接続を確
認する別の方法を用いる第3の実施の形態について説明
する。本発明の第3の実施の形態である複合携帯端末装
置(第3の装置)は、第2の装置における検出スイッチ
の代わりに、携帯電話機1及びページャの電圧電流を検
出する電圧電流検出回路を設け、電圧電流検出回路の検
出結果から携帯電話機とページャの接続を確認し、両方
が接続されている場合に、複合携帯端末装置としての制
御に入り、ページャに電源を供給して待ち受け動作さ
せ、携帯電話機側は発信専用に用いるものなので、接続
すると携帯電話機の消費電力を大幅に節約でき、また分
離して単独でも使用できるものである。
【0063】まず、本発明に係る第3の複合携帯端末装
置の構成について図3を使って説明する。図3は、本発
明に係る第3の複合携帯端末装置の構成ブロック図であ
る。尚、図2と同様の構成をとる部分については同一の
符号を付して説明する。
【0064】本発明の第3の複合携帯端末装置(第3の
装置)は、第2の装置と同様に主要構成要素として、携
帯電話機1と、PCMCIAカード型ページャ(ページ
ャ)2と、アダプタ回路3Bとから構成されている。
【0065】次に、第3の装置の各部について具体的に
説明するが、携帯電話機1及びページャ2は第2の装置
と全く同様であるので説明を省略し、アダプタ回路3B
における第2の装置との違いを中心に説明する。
【0066】第3の装置のアダプタ回路3Bは、第2の
装置における携帯電話検出スイッチ33の代わりに、電
圧電流検出回路a35を設け、またページャ検出スイッ
チ34の代わりに、電圧電流検出回路b36を設けてい
る。
【0067】電圧電流検出回路a35は、携帯電話機1
の接続状態を検出する回路で、具体的には、携帯電話機
1のバッテリとインターフェース回路30の電源供給線
過程に配置され、携帯電話機1のバッテリの電源電圧又
は電流又はその両方を監視し、規定値以上であって接続
が確認できると、インターフェース回路30に接続検出
信号を出力するようになっている。
【0068】電圧電流検出回路b36は、ページャ2の
接続状態を検出する回路で、具体的には、インターフェ
ース回路30とページャ2の電源供給線過程に配置さ
れ、ページャ2のバッテリの電源電圧又は電流又はその
両方を監視し、規定値以上であって接続が確認できる
と、インターフェース回路30に接続検出信号を出力す
るようになっている。
【0069】インターフェース回路30は、携帯電話機
1からの電源供給を受けて動作を開始し、電圧電流検出
回路a35からの接続検出信号及び電圧電流検出回路b
36からの接続検出信号で携帯電話機1及びページャ2
の接続を確認すると、複合携帯端末装置としての制御を
開始する。尚、複合携帯端末装置としての制御は、第2
の装置と全く同様であるので、説明は省略する。
【0070】次に、本発明の第3の複合携帯端末装置の
動作について、図3を使って説明する。本発明の第3の
複合携帯端末装置では、携帯電話機1が外部拡張コネク
タ11、携帯電話接続用コネクタ31を介してアダプタ
回路3Bに接続されると、携帯電話機1は外部制御に切
り替わり、携帯電話機1のバッテリから電源がアダプタ
回路3Bに供給され、アダプタ回路3Bの動作が開始す
る。
【0071】この際、携帯電話機1のバッテリから電圧
電流検出回路a35で規定値以上の電圧又は電流又はそ
の両方が検出されて、電圧電流検出回路a35から接続
検出信号がインターフェース回路30に出力される。
【0072】一方、ページャ2がコネクタ部21、ペー
ジャ接続用コネクタ32を介してアダプタ回路3Bに接
続されると、ページャ2は外部制御に切り替わり、ペー
ジャ2のバッテリから電圧電流検出回路b36で規定値
以上の電圧又は電流又はその両方が検出されて、電圧電
流検出回路b36から接続検出信号がインターフェース
回路30に出力される。
【0073】携帯電話機1のバッテリからの電源供給で
動作を開始したアダプタ回路3Bのインターフェース回
路30は、電圧電流検出回路a35及び電圧電流検出回
路b36からの接続検出信号で両機器の接続を確認する
と、複合携帯端末装置としての制御を開始する。
【0074】尚、第3の装置のインターフェース回路3
0における複合携帯端末装置としての制御動作は、第2
の装置と全く同様であるのでここでは説明を省略する。
【0075】本発明の第3の複合携帯端末装置によれ
ば、アダプタ回路3Bが、電圧電流検出回路a35と電
圧電流検出回路b36の検出結果によって、携帯電話機
1及びページャ2の接続を確認すると、複合携帯端末装
置としての制御を行うので、両機器がアダプタ回路3B
に接続されている時は複合携帯端末装置として動作し、
分離すると、単独でも動作するので、利用者は場合に応
じて利用形態を選択できる効果がある。
【0076】次に、携帯電話機及びページャの接続を確
認する別の方法を用いる第4の実施の形態について説明
する。本発明の第4の実施の形態である複合携帯端末装
置(第4の装置)は、第2の装置における検出スイッチ
や第3の装置における電圧電流検出回路の代わりに、イ
ンターフェース回路が携帯電話機及びページャに対して
接続を確認する接続確認信号を送出し、それに対する応
答信号から接続を確認し、両方が接続されている場合
に、複合携帯端末装置としての制御に入り、ページャに
電源を供給して待ち受け動作させ、携帯電話機側は発信
専用に用いるものなので、接続すると携帯電話機の消費
電力を大幅に節約でき、また分離して単独でも使用でき
るものである。
【0077】まず、本発明に係る第4の複合携帯端末装
置の構成について図4を使って説明する。図4は、本発
明に係る第4の複合携帯端末装置の構成ブロック図であ
る。尚、図2と同様の構成をとる部分については同一の
符号を付して説明する。本発明の第4の複合携帯端末装
置(第4の装置)は、第2の装置と同様に主要構成要素
として、携帯電話機1′と、PCMCIAカード型ペー
ジャ(ページャ)2′と、アダプタ回路3Cとから構成
されている。
【0078】次に、第4の装置の各部について具体的に
説明する。携帯電話機1′は、携帯電話機としての基本
的な機能は第2の装置及び第3の装置と同様であるが、
第4の装置の特徴部分として、アダプタ回路3Cから外
部拡張コネクタ11を介して接続確認信号を受け取る
と、応答信号を外部拡張コネクタ11を介して出力する
携帯電話機である。
【0079】ページャ2′はページャとしての基本的な
機能は第2の装置及び第3の装置と同様であるが、第4
の装置の特徴部分として、アダプタ回路3Cからコネク
タ部21を介して接続確認信号を受け取ると、応答信号
をコネクタ部21を介して出力する携帯電話機である。
【0080】第4の装置のアダプタ回路3Cは、第2の
装置における検出スイッチや第3の装置における電圧電
流検出回路のように、携帯電話機1′及びページャ2′
の接続を検出する為の特別な手段を持たず、インターフ
ェース回路30Cが、携帯電話機1′及びページャ2′
の接続を検出する動作を行い、接続が確認されたなら複
合携帯端末装置としての制御を行うものである。
【0081】具体的に、インターフェース回路30C
は、携帯電話機1′からの電源供給を受けて動作を開始
し、携帯電話機1′及びページャ2′に対して接続を確
認するための接続確認信号を送信し、携帯電話機1′及
びページャ2′から応答信号を受け取ることによって、
携帯電話機1′及びページャ2′の接続を確認し、複合
携帯端末装置としての制御を開始する。尚、複合携帯端
末装置としての制御は、第2の装置と全く同様であるの
で、説明は省略する。
【0082】次に、本発明の第4の複合携帯端末装置の
動作について、図4を使って説明する。本発明の第4の
複合携帯端末装置では、携帯電話機1′が、外部拡張コ
ネクタ11、携帯電話接続用コネクタ31を介してアダ
プタ回路3Cに接続されると、携帯電話機1′は外部制
御に切り替わり、携帯電話機1′のバッテリから電源が
アダプタ回路3Cに供給され、アダプタ回路3Cの動作
が開始する。
【0083】一方、アダプタ回路3Cにページャ接続用
コネクタ32、コネクタ部21を介してページャ2′が
接続されると、ページャ2′は外部制御に切り替わる。
【0084】携帯電話機1′のバッテリからの電源供給
で動作を開始したアダプタ回路3Cのインターフェース
回路30Cによって、携帯電話機1′及びページャ2′
に対して接続確認信号が送信され、携帯電話機1′及び
ページャ2′から応答信号が送信されると、インターフ
ェース回路30Cでは、携帯電話機1′及びページャ
2′の接続が確認されて、複合携帯端末装置としての制
御が開始される。
【0085】尚、第4の装置のインターフェース回路3
0Cにおける複合携帯端末装置としての制御動作は、第
2の装置と全く同様であるのでここでは説明を省略す
る。
【0086】本発明の第4の複合携帯端末装置によれ
ば、インターフェース回路30Cが携帯電話機1′及び
ページャ2′に対して接続確認信号を送信し、両機器か
らの応答信号によってアダプタ回路3Cと携帯電話機
1′及びページャ2′との接続を確認すると、複合携帯
端末装置としての制御を行うので、両機器がアダプタ回
路3Cに接続されている時は複合携帯端末装置として動
作し、分離すると、単独でも動作するので、利用者は場
合に応じて利用形態を選択できる効果がある。
【0087】次に、アダプタ回路に補助電源を設けた第
5の実施の形態について説明する。本発明の第5の実施
の形態である複合携帯端末装置(第5の装置)は、第2
〜第4の実施の形態の複合携帯端末装置を基本として、
アダプタ回路内に補助電源(補助バッテリ)と、バッテ
リ切替器とを設け、バッテリ切替器を介してインターフ
ェース回路が携帯電話機のバッテリ残量と補助バッテリ
の残量を監視し、複合携帯端末装置として長時間使用で
きるように、2つのバッテリの使用時間や使用配分を調
整して、バッテリ切替器で選択的に切り替えて、携帯電
話機及びページャへの電源供給を制御するものなので、
携帯電話機のバッテリの消費電力を大幅に節約できるも
のである。
【0088】まず、本発明に係る第5の複合携帯端末装
置の構成について図5を使って説明する。図5は、尚、
図5の構成は、図4に示した第4の複合携帯端末装置を
基本にした場合の構成図であり、図4と同様の構成をと
る部分については同一の符号を付して説明する。
【0089】本発明の第5の複合携帯端末装置(第5の
装置)は、第4の装置と同様に主要構成要素として、携
帯電話機1′と、PCMCIAカード型ページャ(ペー
ジャ)2′と、アダプタ回路3Dとから構成されてい
る。
【0090】次に、第5の装置の各部について具体的に
説明するが、携帯電話機1′及びページャ2′は第4の
装置と全く同様であるので説明を省略し、アダプタ回路
3Dにおける第4の装置との違いを中心に説明する。
【0091】アダプタ回路3Dは、携帯電話機1′を接
続する携帯電話接続用コネクタ31と、ページャ2′を
接続するページャ接続用コネクタ32と、補助バッテリ
37と、バッテリ切替器38と、携帯電話機1′及びペ
ージャ2′の接続状態を検出して、携帯電話機1′及び
ページャ2′に対して複合携帯端末装置としての制御を
行うインターフェース回路30Dとから構成されてい
る。
【0092】補助バッテリ37は、携帯電話機1′のバ
ッテリ残量が少なくなった時等に使用する、電池等の補
助用バッテリである。
【0093】バッテリ切替器38は、携帯電話機1′か
らの供給電源と、補助バッテリ37からの供給電源とを
入力し、両供給電源の電力量の値をバッテリ残量検出信
号としてインターフェース回路30Dに出力し、インタ
ーフェース回路30Dから出力される切替制御信号に従
って、携帯電話機1′からの供給電源と、補助バッテリ
37からの供給電源のどちらをインターフェース回路3
0Dに供給するかをスイッチ等で切り替えるものであ
る。尚、バッテリ切替器38のスイッチは、最初は携帯
電話機1′からの供給電源をインターフェース回路30
Dに供給するように設定されている。
【0094】インターフェース回路30Dは、携帯電話
機1′からの電源供給をバッテリ切替器38を介して受
けて動作を開始し、第4の装置と同様に携帯電話機1′
及びページャ2′の接続を確認して複合携帯端末装置と
しての制御を行う。
【0095】そして、バッテリ切替器38から出力され
るバッテリ残量検出信号を受けて、携帯電話機1′のバ
ッテリ及び補助バッテリ37の残量を監視し、複合携帯
端末装置として長時間使用可能なように、どちらのバッ
テリの電力をインターフェース回路30D及び携帯電話
機1′及びページャ2′への供給電源として用いるかを
決定し、供給電源を切り替える切替制御信号をバッテリ
切替器38に出力するようになっている。
【0096】次に、本発明の第5の複合携帯端末装置の
動作について、図5を使って説明する。本発明の第5の
複合携帯端末装置では、アダプタ回路3Dに携帯電話機
1′が接続されると、携帯電話機1′は外部制御に切り
替わり、携帯電話機1′のバッテリから電源がバッテリ
切替器38を介してアダプタ回路3Dに供給され、アダ
プタ回路3Dの動作が開始され、一方、アダプタ回路3
Dにページャ2′が接続されると、ページャ2′は外部
制御に切り替わる。
【0097】そして、第4の装置と同様に、インターフ
ェース回路30Dから携帯電話機1′及びページャ2′
に出力された接続確認信号に対する両装置からの応答信
号で携帯電話機1′及びページャ2′の接続が確認され
て、インターフェース回路30Dにおける複合携帯端末
装置としての制御が開始される。
【0098】そして、複合携帯端末装置としての制御の
間、バッテリ切替器38には携帯電話機1′のバッテリ
からの電源供給と、補助バッテリ37からの電源供給が
入力され、両バッテリの電力量の値を示すバッテリ残量
検出信号がインターフェース回路30Dに出力され、ど
ちらのバッテリを使用するかを切り替える切替制御信号
がバッテリ切替器38に出力され、バッテリ切替器38
で切替制御信号に従ってインターフェース回路30Dに
出力する供給電源が切り替えられる。
【0099】バッテリ切替器38における供給電源切替
制御以外の各種制御については、これまで説明した各実
施の形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0100】尚、ここでは、第4の実施の形態を用いた
場合で説明したが、第2,第3の実施の形態を用いても
構わない。
【0101】本発明の第5の複合携帯端末装置によれ
ば、アダプタ回路3D内に補助バッテリ37とバッテリ
切替器38を設け、携帯電話機1′のバッテリ残量が少
なくなると、補助バッテリ37の電源を使用してアダプ
タ回路3D及び携帯電話機1′及びページャ2′へ電源
を供給するので、携帯電話機1′のバッテリの消費量を
更に節約できる効果がある。
【0102】尚、第5の実施の形態では、アダプタ回路
3D内に設けたバッテリ切替器38で、携帯電話機1′
のバッテリ残量と補助バッテリ37の残量をインターフ
ェース回路30に出力して、インターフェース回路30
からの制御信号で切替を行ったが、バッテリ切替器38
の機能をインターフェース回路30内に持たせるように
しても構わない。
【0103】次に、これまで説明した本発明の各実施の
形態の複合携帯端末装置の筐体の実現方法について説明
する。まず、本発明の第2の複合携帯端末装置の実現に
適している筐体である第6の実施の形態について、図6
を使って説明する。図6は、本発明の第6の実施の形態
の外観図であり、(a)は分離した場合であり、(b)
は装着した場合の斜視図であり、(c)は装着した場合
の上面図である。
【0104】本発明の第6の複合携帯端末装置は、図6
(a)に示すように、携帯電話機1とPCMCIAカー
ド型ページャ(ページャ)2と、アダプタ回路筐体40
とから構成されている。そして、携帯電話機1の底部に
外部拡張コネクタ11が設けられており、単体で動作さ
せると、一般的な携帯電話機として動作する。
【0105】また、ページャ2の底部にはPCMCIA
のコネクタ部21が設けられており、単体で動作させる
と、一般的なPCMCIAカード型ページャとして動作
し、また、PCMCIAカードスロットを備えるパソコ
ン等に接続すると、パソコンにページャ機能を付加する
ことができる。
【0106】そして、アダプタ回路筐体40には、ペー
ジャ2を差し込むためのページャ差込口41と、携帯電
話機1を差し込むための携帯電話差込口42とが設けて
あり、アダプタ回路筐体40の内部に、図2に示したア
ダプタ回路3Aを内蔵している。
【0107】そして、ページャ差込口41の底部にはペ
ージャ検出スイッチ34付きのPCMCIA用のページ
ャ接続用コネクタ32が設けられている。また、携帯電
話差込口42の底部には、携帯電話検出スイッチ33付
きで、携帯電話機1の外部拡張コネクタ11が直接接続
できる携帯電話接続用コネクタ31が設けられている。
【0108】そして、図6(b)に示すように、携帯電
話差込口42に携帯電話機1を差し込むと、携帯電話機
1の外部拡張コネクタ11とアダプタ回路3Aの携帯電
話接続用コネクタ31とが接続し、携帯電話機1のバッ
テリからアダプタ回路3Aに電源が供給され、アダプタ
回路3Aが動作を開始し、また携帯電話検出スイッチ3
3が携帯電話機1の重みでONされて、接続検出信号が
インターフェース回路30に出力される。
【0109】また、ページャ差込口41にページャ2を
差し込むと、ページャ2のコネクタ部21とアダプタ回
路3Aのページャ接続用コネクタ32とが接続し、ペー
ジャ検出スイッチ34がページャ2の重みでONされ
て、接続検出信号がインターフェース回路30に出力さ
れる。
【0110】以降、インターフェース回路30は、携帯
電話機1とページャ2の接続を確認して、複合携帯端末
装置としての動作を開始するようになっている。
【0111】尚、上記説明では、第2の実施の形態の構
成を用いた場合で説明したが、第3,第4、第5の実施
の形態を用いてもよく、例えば第3の実施の形態であれ
ばアダプタ回路筐体40内に図3に示した構成のアダプ
タ回路3Bを内蔵し、第5の実施の形態であればアダプ
タ回路筐体40内に図5に示した補助バッテリ37、バ
ッテリ切替器38を含む構成のアダプタ回路3Dを内蔵
するようにすればよい。
【0112】本発明の第6の実施の形態の複合携帯端末
装置によれば、携帯電話機1とページャ2を箱形のアダ
プタ回路筐体40に差し込む形態で実現するので、装着
が簡単で、据え置き型に適した複合携帯端末装置を実現
できる効果がある。
【0113】次に、本発明の第5の複合携帯端末装置の
実現に適している筐体である第7の実施の形態につい
て、図7〜図9を使って説明する。図7は、本発明の第
7の実施の形態の分離した状態の側面図であり、図8
は、アダプタ筐体の各部の外観図であり、図9は、全て
をセットしたときの外観図である。
【0114】本発明の第7の複合携帯端末装置は、図7
に示すように、背面に接続用テープb55を付着した携
帯電話機1′と、背面に接続用テープa51を付着し、
底部に携帯電話接続用コネクタ31付きのケーブル52
を接続し、アダプタ回路3Dを内蔵するアダプタ回路筐
体50と、ページャ2′と、補助バッテリ37と、ペー
ジャ用ふた53と、補助バッテリ用ふた54とから構成
されている。
【0115】携帯電話機1′の背面の接続用テープb5
5と、アダプタ回路筐体50背面の接続用テープa51
とを張り付けることにより、携帯電話機1′にアダプタ
回路筐体50を固定する。
【0116】そして、アダプタ回路筐体50にケーブル
52で接続された携帯電話接続用コネクタ31を、携帯
電話機1′の外部拡張コネクタ11に接続することによ
り、携帯電話機1′とアダプタ回路筐体50に内蔵され
たアダプタ回路3Dとを接続すると、携帯電話機1′の
バッテリからアダプタ回路3Dに電源が供給され、アダ
プタ回路3Dが動作を開始する。
【0117】アダプタ回路筐体50は、図8に示すよう
に、背面には接続用テープa51が設けられ、正面には
ページャ2′を嵌め込むためのスペースと、補助バッテ
リ37を嵌め込むためのスペースが設けてあり、ページ
ャ2′を嵌め込んでページャ用ふた53で固定して保護
し、また補助バッテリ37を嵌め込んで補助バッテリ用
ふた54で固定して保護するようになっている。
【0118】ページャ2′を嵌め込んで固定されると、
インターフェース回路30Dが、携帯電話機1′とペー
ジャ2′との接続を確認して複合携帯端末装置としての
制御が始まり、また、補助バッテリ37の嵌め込みによ
り、インターフェース回路30Dにおける電源供給の切
替の制御が始まる。
【0119】尚、上記説明では、第5の実施の形態の構
成を用いた場合で説明したが、第2〜第4の補助バッテ
リを用いない実施の形態を用いてもよく、例えば第2の
実施の形態であればアダプタ回路筐体50内に図2に示
した構成のアダプタ回路3Aを内蔵し、携帯電話接続用
コネクタ31部分に携帯電話検出スイッチ33を設け、
アダプタ回路筐体50のページャ嵌め込み用スペース内
にページャ検出スイッチ34を設けるようにすればよ
い。
【0120】本発明の第7の実施の形態の複合携帯端末
装置によれば、図9に示すように、ページャ2′をアダ
プタ回路筐体50内に嵌め込んで固定して保護し、携帯
電話機1′とアダプタ回路筐体50とをテープで張り付
けて固定し、ケーブル52で自由度を持たせた携帯電話
接続用コネクタ31を携帯電話機1′の外部拡張コネク
タ11に接続する形態で実現するので、携帯電話機1′
やページャ2′がアダプタ回路筐体50から外れてしま
う心配がなく、図8に示すように、全体が一体となった
形状で、携帯時に適した複合携帯端末装置を実現できる
効果がある。
【0121】次に、本発明の第4の複合携帯端末装置の
実現に適している筐体である第8の実施の形態につい
て、図10,図11を使って説明する。図10は、本発
明の第8の実施の形態のアダプタ回路筐体の説明図であ
り、図11は、装着の様子を示す説明図である。
【0122】本発明の第8の複合携帯端末装置のアダプ
タ回路筐体60には、図10(a)に示すように、ペー
ジャ2′を差し込み、底部にページャ接続用コネクタ3
2を有するページャ差込口61と、ヒンジ部62と、取
付アーム63と、ページャ接続用コネクタ32が接続さ
れたケーブル64とが設けられている。
【0123】取付アーム63は、図10(b)に示すよ
うに、ヒンジ部62を中心にして90度まで回転可能と
し、携帯電話機1′の装着時に取付アーム63を手で押
し広げ、携帯電話機1′の装着後、手を離すと、バネの
弾力性で取付アーム63が元の位置に戻って携帯電話機
1′を固定するようになっている。
【0124】図11(a)に示すように、携帯電話機
1′を装着して取付アーム63で固定し、携帯電話接続
用コネクタ31を、携帯電話機1′の外部拡張コネクタ
11に接続することにより、携帯電話機1′とアダプタ
回路筐体60に内蔵されたアダプタ回路3Cとが接続さ
れ、携帯電話機1′のバッテリからアダプタ回路3Cに
電源が供給され、アダプタ回路3Cが動作を開始する。
【0125】そして、ページャ差込口61にページャ
2′を差し込むと、ページャ2′のコネクタ部21とア
ダプタ回路3Cのページャ接続用コネクタ32とが接続
し、インターフェース回路30Cの動作により、携帯電
話機1′及びページャ2′の接続を確認して、複合携帯
端末装置としての動作を開始するようになっている。
【0126】尚、上記説明では、第4の実施の形態の構
成を用いた場合で説明したが、第2、第3、第5の実施
の形態を用いてもよく、例えば第2の実施の形態であれ
ばアダプタ回路筐体60内に図2に示した構成のアダプ
タ回路3Aを内蔵し、携帯電話接続用コネクタ31部分
に携帯電話検出スイッチ33を設け、アダプタ回路筐体
60のページャ差込口61の底部にページャ検出スイッ
チ34を設けるようにすればよい。
【0127】また、第7の実施の形態を応用して、ペー
ジャ2′は差込式とし、携帯電話機1′はテープで張り
付けて固定するようにしても構わない。
【0128】本発明の第8の実施の形態の複合携帯端末
装置によれば、ページャ2′はアダプタ回路筐体60に
差し込んで接続し、携帯電話機1は取付アーム63で挟
み込んでアダプタ回路筐体60にしっかりと固定し、ケ
ーブル64で自由度を持たせた携帯電話接続用コネクタ
31を携帯電話機1′の外部拡張コネクタ11に接続す
る形態で実現するので、装着が簡単で、且つ携帯電話機
1′がアダプタ回路筐体60から外れてしまう心配がな
く、図11(b)に示すように、ある程度の衝撃にも耐
えられる形状で、車載用等に適した複合携帯端末装置を
実現できる効果がある。
【0129】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、携帯電話
機のPCMCIAカードスロットにPCMCIAカード
型ページャを接続すると、PCMCIAカード型ページ
ャが着信動作を行い、携帯電話機を発信専用に用いる複
合携帯端末装置としているので、それぞれ単体としても
使用でき、且つ両機器を接続すれば、待ち受けはPCM
CIAカード型ページャのみで行い、呼出により相手を
確認して携帯電話機から発信して通話することにより、
待ち受け時間の携帯電話機のバッテリ消費量を節約でき
る効果がある。
【0130】請求項2記載の発明によれば、アダプタ回
路のページャ接続用コネクタにPCMCIAカード型ペ
ージャを接続し、携帯電話接続用コネクタに従来からあ
る携帯電話機の外部拡張コネクタを接続すると、アダプ
タ回路のインターフェース回路が携帯電話機からの電源
供給で動作し、両機器の接続を確認すると、両機器に対
する電源供給制御とデータ入出力制御を行ってPCMC
IAカード型ページャを着信専用とし、携帯電話機を発
信専用にする複合携帯端末装置としているので、それぞ
れ単体としても使用でき、且つアダプタ回路に両機器を
接続すれば、待ち受けはPCMCIAカード型ページャ
で行い、呼出により相手を確認して携帯電話機から発信
して通話でき、待ち受け時間の携帯電話機のバッテリ消
費量を節約できる効果がある。
【0131】請求項3記載の発明によれば、アダプタ回
路内に補助バッテリとバッテリ切替器とを設け、バッテ
リ切替器が、携帯電話機のバッテリ残量と補助バッテリ
の残量をインターフェース回路に出力し、インターフェ
ース回路が2つのバッテリ残量からどちらのバッテリを
使用するかを決定して制御信号をバッテリ切替器に出力
し、バッテリ切替器が制御信号に従って使用するバッテ
リを選択的に切り替える請求項2記載の複合携帯端末装
置としているので、携帯電話機の外部の補助バッテリを
利用でき、携帯電話機の連続使用時間を延長できる効果
がある。
【0132】請求項4記載の発明によれば、アダプタ回
路内に補助バッテリを設け、インターフェース回路が、
携帯電話機のバッテリ残量と補助バッテリの残量を監視
し、2つのバッテリ残量からどちらのバッテリを使用す
るかを決定して使用するバッテリを選択的に切り替える
請求項2記載の複合携帯端末装置としているので、携帯
電話機の外部の補助バッテリを利用でき、携帯電話機の
連続使用時間を延長できる効果がある。
【0133】請求項5記載の発明によれば、インターフ
ェース回路が、アダプタ回路のページャ接続用コネクタ
部分に設けた検出スイッチの状態と、携帯電話接続用コ
ネクタ部分に設けた検出スイッチの状態とから、アダプ
タ回路とPCMCIAカード型ページャ及び携帯電話機
の接続を確認する請求項2乃至請求項4記載の複合携帯
端末装置としているので、簡単な構造で携帯電話機とP
CMCIAカード型ページャの接続を確認して、複合携
帯端末装置としての制御を行える効果がある。
【0134】請求項6記載の発明によれば、インターフ
ェース回路が、アダプタ回路内部に設けた携帯電話機及
びPCMCIAカード型ページャの電源電力を検出する
電圧電流検出回路の検出結果から、アダプタ回路とPC
MCIAカード型ページャ及び携帯電話機の接続を確認
する請求項2乃至請求項4記載の複合携帯端末装置とし
ているので、確実に携帯電話機とPCMCIAカード型
ページャの接続を確認して、複合携帯端末装置としての
制御を行える効果がある。
【0135】請求項7記載の発明によれば、アダプタ回
路のインターフェース回路が、携帯電話機及びPCMC
IAカード型ページャに接続を確認する信号を出力し、
当該信号に対する両機器からの応答結果から、アダプタ
回路とPCMCIAカード型ページャ及び携帯電話機の
接続を確認する請求項2乃至請求項4記載の複合携帯端
末装置としているので、インターフェース回路における
動作だけで携帯電話機とPCMCIAカード型ページャ
の接続を確認して、複合携帯端末装置としての制御を行
える効果がある。
【0136】請求項8記載の発明によれば、アダプタ回
路における電源供給制御が、携帯電話機からの供給電力
をPCMCIAカード型ページャに供給し、携帯電話機
に対しては必要最低限の電力を供給するセーブモードと
し、携帯電話機においてキー入力が為されると、携帯電
話機へ処理に必要な電源供給を行ってキー入力に対する
処理を実行させ、一定時間キー入力が為されないとセー
ブモードに戻す請求項2乃至請求項7記載の複合携帯端
末装置としているので、携帯電話機のバッテリ消費量を
節約できる。
【0137】請求項9記載の発明によれば、アダプタ回
路における携帯電話機に対する電源供給制御が、携帯電
話機のバッテリ残量を監視し、残量が少なくなると、携
帯電話機への電源供給を停止する請求項8記載の複合携
帯端末装置としているので、携帯電話機のバッテリ残量
が少なくなると、更に消費量を節約して、バッテリ寿命
を長引かせることができる効果がある。
【0138】請求項10記載の発明によれば、アダプタ
回路における携帯電話機に対する電源供給制御が、セー
ブモード又は停止状態の時に、PCMCIAカード型ペ
ージャで着信があると、携帯電話機で呼出と表示が行え
るように携帯電話機に対して電源を供給し、予め設定さ
れた一定時間後に、電源供給をセーブモード又は停止状
態に戻す請求項8又は請求項9記載の複合携帯端末装置
としているので、携帯電話機のバッテリ消費量を節約で
きる効果がある。
【0139】請求項11記載の発明によれば、アダプタ
回路におけるデータ入出力制御が、PCMCIAカード
型ページャにおいて着信があると、呼出と受信したメッ
セージを携帯電話機に伝えて一定時間呼出動作と表示動
作を行わせ、携帯電話機においてPCMCIAカード型
ページャに関するキー入力があると、入力された内容に
対応する制御信号をPCMCIAカード型ページャに送
る制御である請求項2乃至請求項10記載の複合携帯端
末装置としているので、パソコン等がなくても携帯電話
機で呼出や受信メッセージの表示ができ、また携帯電話
機から簡単にPCMCIAカード型ページャを操作で
き、携帯電話機を使ってPCMCIAカード型ページャ
の使い勝手を向上できる効果がある。
【0140】請求項12記載の発明によれば、請求項2
乃至請求項11記載の複合携帯端末装置のアダプタ回路
を内蔵するアダプタ回路筐体の、底部にPCMCIAの
ページャ接続用コネクタを有するページャ差込口にPC
MCIAカード型ページャを差し込み、底部に携帯電話
接続用コネクタを有する携帯電話差込口に携帯電話機を
差し込む形態で実現される複合携帯端末装置としている
ので、携帯電話機及びPCMCIAカード型ページャを
簡単にアダプタ回路に着脱できる効果がある。
【0141】請求項13記載の発明によれば、請求項2
乃至請求項11記載の複合携帯端末装置のアダプタ回路
を内蔵するアダプタ回路筐体に設けられた接続用テープ
と、携帯電話機の背面に設けられた接続用テープとでア
ダプタ回路筐体と携帯電話機を張り付け、アダプタ回路
筐体に設けられたケーブル付きの携帯電話接続用コネク
タを携帯電話機の外部拡張コネクタに差し込み、アダプ
タ回路筐体に設けられたPCMCIAカード型ページャ
を嵌め込むスペースにPCMCIAカード型ページャを
嵌め込んでページャ用ふたをする形態で実現される複合
携帯端末装置としているので、携帯電話機、PCMCI
Aカード型ページャ及びアダプタ回路が一体化され、携
帯性を向上できる効果がある。
【0142】請求項14記載の発明によれば、請求項2
乃至請求項11記載の複合携帯端末装置のアダプタ回路
を内蔵するアダプタ回路筐体に設けられた、底部にPC
MCIAのページャ接続用コネクタを有するページャ差
込口にPCMCIAカード型ページャを差し込み、アダ
プタ回路筐体に設けられた携帯電話機を挟み込む取付ア
ームを開いて前記携帯電話機を挟み込み、前記取付アー
ムを元に戻して前記携帯電話機を固定し、アダプタ回路
筐体に設けられたケーブル付きの携帯電話接続用コネク
タを携帯電話機の外部拡張コネクタに差し込む形態で実
現される複合携帯端末装置としているので、携帯電話機
及びPCMCIAカード型ページャがアダプタ回路によ
って保護され、外圧や振動に対する耐久性を向上できる
効果がある。
【0143】請求項15記載の発明によれば、請求項2
乃至請求項11記載の複合携帯端末装置のアダプタ回路
を内蔵するアダプタ回路筐体に設けられた、底部にPC
MCIAのページャ接続用コネクタを有するページャ差
込口にPCMCIAカード型ページャを差し込み、アダ
プタ回路筐体に設けられた接続用テープと携帯電話機の
背面に設けられた接続用テープとでアダプタ回路筐体と
携帯電話機を張り付け、アダプタ回路筐体に設けられた
ケーブル付きの携帯電話接続用コネクタを携帯電話機の
外部拡張コネクタに差し込む形態で実現される複合携帯
端末装置としているので、PCMCIAカード型ページ
ャの着脱が簡単で、且つ全体が一体化され、携帯性を向
上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の複合携帯端末装置
の概念を示す説明図である。
【図2】本発明に係る第2の複合携帯端末装置の構成ブ
ロック図である。
【図3】本発明に係る第3の複合携帯端末装置の構成ブ
ロック図である。
【図4】本発明に係る第4の複合携帯端末装置の構成ブ
ロック図である。
【図5】本発明に係る第5の複合携帯端末装置の構成ブ
ロック図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態の外観図である。
【図7】本発明の第7の実施の形態の分離した状態の側
面図である。
【図8】本発明の第7の実施の形態のアダプタ筐体の各
部の外観図である。
【図9】本発明の第7の実施の形態の全てをセットした
ときの外観図である。
【図10】本発明の第8の実施の形態のアダプタ回路筐
体の説明図である。
【図11】本発明の第8の実施の形態の装着の様子を示
す説明図である。
【符号の説明】
1,1′,1″…携帯電話機、 2,2′…ページャ、
3A,3B,3C,3D…アダプタ回路、 11…外
部拡張コネクタ、 21…コネクタ部、 30,30C
…インターフェース回路、 31…携帯電話接続用コネ
クタ、 32…ページャ接続用コネクタ、 33…携帯
電話検出スイッチ、 34…ページャ検出スイッチ、
35…電圧電流検出回路a、 36…電圧電流検出回路
b、 37…補助バッテリ、 38…バッテリ切替器、
40…アダプタ回路筐体、 41…ページャ差込口、
42…携帯電話差込口、 50…アダプタ回路筐体、
51…接続用テープa、 52…ケーブル、 53…ペ
ージャ用ふた、 54…補助バッテリ用ふた、 55…
接続用テープb、 60…アダプタ回路筐体、61…ペ
ージャ差込口、 62…ヒンジ部、 63…取付アー
ム、 64…ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 11/00 303 H04M 19/08 19/08 H04B 7/26 X 109K

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PCMCIAカード型ページャと、PC
    MCIAカードスロットを具備する携帯電話機とを有す
    る複合携帯端末装置であって、前記PCMCIAカード
    スロットに前記PCMCIAカード型ページャを接続し
    た状態で、前記PCMCIAカード型ページャが着信動
    作を行う場合に、前記携帯電話機を発信専用に用いるこ
    とを特徴とする複合携帯端末装置。
  2. 【請求項2】 PCMCIAカード型ページャと、外部
    拡張コネクタを具備する携帯電話機と、前記PCMCI
    Aカード型ページャと前記携帯電話機の両機器を接続す
    るアダプタ回路を有する複合携帯端末装置であって、前
    記アダプタ回路が、前記PCMCIAカード型ページャ
    を接続するページャ接続用コネクタと、前記携帯電話機
    を接続する携帯電話接続用コネクタと、前記両機器間の
    インターフェースを制御するインターフェース回路とを
    具備し、前記インターフェース回路が、前記携帯電話機
    からの電源供給で動作し、前記両機器の接続を確認する
    と、前記両機器に対する電源供給の制御と、前記両機器
    間のデータ入出力の制御を行って、前記PCMCIAカ
    ード型ページャを着信専用とし、前記携帯電話機を発信
    専用にするインターフェース回路であることを特徴とす
    る複合携帯端末装置。
  3. 【請求項3】 アダプタ回路内に補助バッテリとバッテ
    リ切替器とを設け、前記バッテリ切替器が、携帯電話機
    のバッテリ残量と前記補助バッテリの残量をインターフ
    ェース回路に出力し、前記インターフェース回路が、前
    記2つのバッテリ残量からどちらのバッテリを使用する
    かを決定して制御信号を前記バッテリ切替器に出力し、
    前記バッテリ切替器が、前記制御信号に従って前記イン
    ターフェース回路に供給するバッテリを選択的に切り替
    えることを特徴とする請求項2記載の複合携帯端末装
    置。
  4. 【請求項4】 アダプタ回路内に補助バッテリを設け、
    インターフェース回路が、携帯電話機のバッテリ残量と
    前記補助バッテリの残量を監視し、前記2つのバッテリ
    残量からどちらのバッテリを使用するかを決定して使用
    するバッテリを選択的に切り替えるインターフェース回
    路であることを特徴とする請求項2記載の複合携帯端末
    装置。
  5. 【請求項5】 インターフェース回路が、アダプタ回路
    のページャ接続用コネクタ部分に設けた検出スイッチの
    状態と、携帯電話接続用コネクタ部分に設けた検出スイ
    ッチの状態とから、前記アダプタ回路とPCMCIAカ
    ード型ページャ及び携帯電話機との接続を確認すること
    を特徴とする請求項2乃至請求項4記載の複合携帯端末
    装置。
  6. 【請求項6】 インターフェース回路が、アダプタ回路
    内部に設けた携帯電話機の電源電力を検出する電圧電流
    検出回路の検出結果と、PCMCIAカード型ページャ
    の電源電力を検出する電圧電流検出回路の検出結果とか
    ら、前記アダプタ回路とPCMCIAカード型ページャ
    及び携帯電話機との接続を確認することを特徴とする請
    求項2乃至請求項4記載の複合携帯端末装置。
  7. 【請求項7】 アダプタ回路のインターフェース回路
    が、接続を確認する信号をPCMCIAカード型ページ
    ャと携帯電話機の両機器に出力し、前記信号に対する前
    記両機器からの応答結果から、前記アダプタ回路と前記
    携帯電話機及び前記PCMCIAカード型ページャとの
    接続を確認することを特徴とする請求項2乃至請求項4
    記載の複合携帯端末装置。
  8. 【請求項8】 アダプタ回路におけるPCMCIAカー
    ド型ページャと携帯電話機の両機器に対する電源供給制
    御が、前記携帯電話機からの供給電力を前記PCMCI
    Aカード型ページャに供給し、前記携帯電話機に対して
    は必要最低限の電力を供給するセーブモードとし、前記
    携帯電話機においてキー入力が為されると、前記携帯電
    話機へ処理に必要な電源供給を行って前記キー入力に対
    する処理を実行させ、一定時間キー入力が為されないと
    前記携帯電話機への電源供給を前記セーブモードに戻す
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項7記載の複合携帯
    端末装置。
  9. 【請求項9】 アダプタ回路における携帯電話機に対す
    る電源供給制御が、前記携帯電話機のバッテリ残量を監
    視し、前記残量が少なくなると、前記携帯電話機への電
    源供給を停止することを特徴とする請求項8記載の複合
    携帯端末装置。
  10. 【請求項10】 アダプタ回路における携帯電話機に対
    する電源供給制御が、セーブモード又は停止状態の時
    に、PCMCIAカード型ページャで着信があると、前
    記携帯電話機で呼出と表示が行えるように前記携帯電話
    機に対して電源を供給し、予め設定された一定時間後
    に、前記携帯電話機に対する電源供給を前記セーブモー
    ド又は前記停止状態に戻すことを特徴とする請求項8又
    は請求項9記載の複合携帯端末装置。
  11. 【請求項11】 アダプタ回路におけるPCMCIAカ
    ード型ページャと携帯電話機の両機器間のデータ入出力
    制御が、前記PCMCIAカード型ページャにおいて着
    信があると、呼出と受信したメッセージを前記携帯電話
    機に伝えて一定時間呼出動作と表示動作を行わせ、前記
    携帯電話機において前記PCMCIAカード型ページャ
    に関するキー入力があると、前記入力された内容に対応
    する制御信号を前記PCMCIAカード型ページャに送
    る制御であることを特徴とする請求項2乃至請求項10
    記載の複合携帯端末装置。
  12. 【請求項12】 請求項2乃至請求項11記載の複合携
    帯端末装置のアダプタ回路を内蔵するアダプタ回路筐体
    に、底部に携帯電話接続用コネクタを有する携帯電話差
    込口と、底部にPCMCIAのページャ接続用コネクタ
    を有するページャ差込口とを設け、前記携帯電話差込口
    に携帯電話機を差し込み、前記ページャ差込口にPCM
    CIAカード型ページャを差し込む形態としたことを特
    徴とする複合携帯端末装置。
  13. 【請求項13】 請求項2乃至請求項11記載の複合携
    帯端末装置のアダプタ回路を内蔵するアダプタ回路筐体
    に、接続用テープと、ケーブルに接続された携帯電話接
    続用コネクタと、PCMCIAカード型ページャを嵌め
    込むスペースと、ページャ用ふたとを設け、前記接続用
    テープと携帯電話機の背面に設けられた接続用テープと
    で前記アダプタ回路筐体と前記携帯電話機を張り付け、
    前記携帯電話接続用コネクタを前記携帯電話機の外部拡
    張コネクタに差し込み、前記スペースにPCMCIAカ
    ード型ページャを嵌め込んで、前記ページャ用ふたをす
    る形態としたことを特徴とする複合携帯端末装置。
  14. 【請求項14】 請求項2乃至請求項11記載の複合携
    帯端末装置のアダプタ回路を内蔵するアダプタ回路筐体
    に、底部にPCMCIAのページャ接続用コネクタを有
    するページャ差込口と、携帯電話機を挟み込む取付アー
    ムと、ケーブルに接続された携帯電話接続用コネクタと
    を設け、前記取付アームを開いて前記携帯電話機を挟み
    込んで前記携帯電話機を固定し、前記携帯電話接続用コ
    ネクタを前記携帯電話機の外部拡張コネクタに差し込
    み、前記ページャ差込口にPCMCIAカード型ページ
    ャを差し込む形態としたことを特徴とする複合携帯端末
    装置。
  15. 【請求項15】 請求項2乃至請求項11記載の複合携
    帯端末装置のアダプタ回路を内蔵するアダプタ回路筐体
    に、底部にPCMCIAのページャ接続用コネクタを有
    するページャ差込口と、接続用テープと、ケーブルに接
    続された携帯電話接続用コネクタとを設け、前記接続用
    テープと携帯電話機の背面に設けられた接続用テープと
    で前記アダプタ回路筐体と前記携帯電話機を張り付け、
    前記携帯電話接続用コネクタを前記携帯電話機の外部拡
    張コネクタに差し込み、前記ページャ差込口にPCMC
    IAカード型ページャを差し込む形態としたことを特徴
    とする複合携帯端末装置。
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