JPH10210395A - 画像記録装置 - Google Patents
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- JPH10210395A JPH10210395A JP9009214A JP921497A JPH10210395A JP H10210395 A JPH10210395 A JP H10210395A JP 9009214 A JP9009214 A JP 9009214A JP 921497 A JP921497 A JP 921497A JP H10210395 A JPH10210395 A JP H10210395A
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- 206010039203 Road traffic accident Diseases 0.000 claims abstract description 28
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-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C5/00—Registering or indicating the working of vehicles
- G07C5/08—Registering or indicating performance data other than driving, working, idle, or waiting time, with or without registering driving, working, idle or waiting time
- G07C5/0841—Registering performance data
- G07C5/0875—Registering performance data using magnetic data carriers
- G07C5/0891—Video recorder in combination with video camera
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車載用として使用できるほど小型の装置であ
りながら、車輛の前方あるいは後方の様子などを撮影し
続け、それを動画として記録、再生可能な画像記録装置
を提供すること。 【解決手段】 画像記録装置２０において、ＴＶカメラ
からなる撮像装置２５は車輛の前方あるいは後方を撮像
し続け、それを記録制御手段２３は半導体メモリＭに順
次記録させていく。交通事故が発生した旨を衝撃センサ
からなる異常検出手段２２が検出すると、記録動作停止
指令手段２４は新たな画像の記録を停止させ、以降は予
備電源２１２が電源を供給する。従って、半導体メモリ
Ｍには交通事故が発生する直前の複数画面が記録された
ままなので、それを再生すれば事故の様子が明らかとな
る。半導体メモリＭおよび予備電源２１２は、特別に強
固な保護ケース内に防水状態で収納されている。
りながら、車輛の前方あるいは後方の様子などを撮影し
続け、それを動画として記録、再生可能な画像記録装置
を提供すること。 【解決手段】 画像記録装置２０において、ＴＶカメラ
からなる撮像装置２５は車輛の前方あるいは後方を撮像
し続け、それを記録制御手段２３は半導体メモリＭに順
次記録させていく。交通事故が発生した旨を衝撃センサ
からなる異常検出手段２２が検出すると、記録動作停止
指令手段２４は新たな画像の記録を停止させ、以降は予
備電源２１２が電源を供給する。従って、半導体メモリ
Ｍには交通事故が発生する直前の複数画面が記録された
ままなので、それを再生すれば事故の様子が明らかとな
る。半導体メモリＭおよび予備電源２１２は、特別に強
固な保護ケース内に防水状態で収納されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、異常発生直前の様
子、特に交通事故発生直前の車輛前方あるいは車輛後方
の様子を動画として記録可能な画像記録装置に関するも
のである。
子、特に交通事故発生直前の車輛前方あるいは車輛後方
の様子を動画として記録可能な画像記録装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】電子制御技術を駆使して交通事故の回避
を図ることを目的に、図１に示すように、自動車に対し
て、障害物センサ１、路面センサ２、加速センサ３、車
速センサ４、火災検知センサ５、エアバッグ６、車輛位
置センサ７、障害物センサ８、空気圧センサ９、車間セ
ンサ１０などを搭載することが提案されている。また、
撮像装置やＴＶモニター装置を用い、自動車をバックさ
せる際に後方の安全確認を可能とする装置も案出されて
いる。
を図ることを目的に、図１に示すように、自動車に対し
て、障害物センサ１、路面センサ２、加速センサ３、車
速センサ４、火災検知センサ５、エアバッグ６、車輛位
置センサ７、障害物センサ８、空気圧センサ９、車間セ
ンサ１０などを搭載することが提案されている。また、
撮像装置やＴＶモニター装置を用い、自動車をバックさ
せる際に後方の安全確認を可能とする装置も案出されて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ように交通事故を回避するための対策をいくら講じたと
しても、事故の発生を完全に予防することができない上
に、交通事故が発生したときにはその状況を客観的に証
明できないために、事故後の処理に多大な労力を必要と
することが多いという問題点がある。
ように交通事故を回避するための対策をいくら講じたと
しても、事故の発生を完全に予防することができない上
に、交通事故が発生したときにはその状況を客観的に証
明できないために、事故後の処理に多大な労力を必要と
することが多いという問題点がある。
【０００４】このような問題点を解消するために、車輛
の前方あるいは後方の様子を撮影し続け、それを時系列
的に記録しておく方法が考えられる。しかし、このよう
な方法では多大な画像データを記録し続ける必要がある
ため、装置の大型化を招いてしまい、車載用としては不
適である。
の前方あるいは後方の様子を撮影し続け、それを時系列
的に記録しておく方法が考えられる。しかし、このよう
な方法では多大な画像データを記録し続ける必要がある
ため、装置の大型化を招いてしまい、車載用としては不
適である。
【０００５】そこで、本発明の課題は、上記の問題点を
解消することにあり、車載用として使用できるほど小型
の装置でありながら、車輛の前方あるいは後方の様子な
どを撮影し続け、それを動画として記録、再生可能な画
像記録装置を提供することにある。
解消することにあり、車載用として使用できるほど小型
の装置でありながら、車輛の前方あるいは後方の様子な
どを撮影し続け、それを動画として記録、再生可能な画
像記録装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る画像記録装置では、撮像装置からの画
像信号を複数画面分、記録可能な半導体メモリと、古い
画面を新たな画面に更新するように前記撮像装置からの
画像信号を１画面ずつ前記半導体メモリに順次記録する
動作を繰り返す記録制御手段と、前記撮像装置の撮像対
象に異常が発生したか否かを検出する異常検出手段と、
該異常検出手段の検出結果に基づいて前記撮像対象に異
常が発生したと判断したときには前記記録制御手段に対
して前記半導体メモリへの新たな画像信号の記録を停止
するように指令する記録動作停止指令手段と、該記録動
作停止指令手段が前記半導体メモリへの新たな画面の記
録動作を停止させた以降も前記半導体メモリに電源を供
給し続ける電源部とを有することを特徴とする。
に、本発明に係る画像記録装置では、撮像装置からの画
像信号を複数画面分、記録可能な半導体メモリと、古い
画面を新たな画面に更新するように前記撮像装置からの
画像信号を１画面ずつ前記半導体メモリに順次記録する
動作を繰り返す記録制御手段と、前記撮像装置の撮像対
象に異常が発生したか否かを検出する異常検出手段と、
該異常検出手段の検出結果に基づいて前記撮像対象に異
常が発生したと判断したときには前記記録制御手段に対
して前記半導体メモリへの新たな画像信号の記録を停止
するように指令する記録動作停止指令手段と、該記録動
作停止指令手段が前記半導体メモリへの新たな画面の記
録動作を停止させた以降も前記半導体メモリに電源を供
給し続ける電源部とを有することを特徴とする。
【０００７】本発明に係る画像処理装置では、半導体メ
モリには事故などの異常が発生するまで古い画面が新た
な画面に更新され続け、事故が発生したときには画面の
更新を停止する。従って、多大な画像を無駄に記録し続
ける場合と違って、車載用として構成できるほど小型化
が可能である。しかも、半導体メモリを用いているた
め、記録容量が大きい割には記録のための消費電流が小
さいので、スタンバイ状態のときの電源供給にバッテリ
を用いたとしても長時間の稼働が可能であるなど、支障
がない。
モリには事故などの異常が発生するまで古い画面が新た
な画面に更新され続け、事故が発生したときには画面の
更新を停止する。従って、多大な画像を無駄に記録し続
ける場合と違って、車載用として構成できるほど小型化
が可能である。しかも、半導体メモリを用いているた
め、記録容量が大きい割には記録のための消費電流が小
さいので、スタンバイ状態のときの電源供給にバッテリ
を用いたとしても長時間の稼働が可能であるなど、支障
がない。
【０００８】本発明に係る画像記録装置を車載用として
構成する場合には、前記異常検出手段として交通事故の
発生を衝撃として検出する衝撃センサを設け、該衝撃セ
ンサが交通事故の発生を検出するまで、車輛に搭載され
た前記撮像装置が撮像した車外の複数画面を記録するよ
うに構成する。
構成する場合には、前記異常検出手段として交通事故の
発生を衝撃として検出する衝撃センサを設け、該衝撃セ
ンサが交通事故の発生を検出するまで、車輛に搭載され
た前記撮像装置が撮像した車外の複数画面を記録するよ
うに構成する。
【０００９】この場合には、バッテリと予備電源とを前
記電源部として設けるとともに、前記衝撃センサが交通
事故の発生を検出したときには電源の供給を前記バッテ
リから前記予備電源へ切り換える電源切り換え手段を有
していることが好ましい。このように構成すると、交通
事故が発生した際にはバッテリからの電源供給が不可能
になる可能性が高いが、その際には電池などを用いた予
備電源に強制的に切り換えるので、半導体メモリの記録
内容を保護できる。
記電源部として設けるとともに、前記衝撃センサが交通
事故の発生を検出したときには電源の供給を前記バッテ
リから前記予備電源へ切り換える電源切り換え手段を有
していることが好ましい。このように構成すると、交通
事故が発生した際にはバッテリからの電源供給が不可能
になる可能性が高いが、その際には電池などを用いた予
備電源に強制的に切り換えるので、半導体メモリの記録
内容を保護できる。
【００１０】また、車載用画像記録装置では、少なくと
も前記半導体メモリおよび前記予備電源は、防水、耐
火、または耐衝撃のうちの少なくとも一つの機能を有す
る保護ケース内に収納し、事故発生時のショックや雨な
どで半導体メモリの記録内容が損なわれないようにする
ことが好ましい。また、火災を監視するような場合に
は、耐火構造の保護ケース内に前記半導体メモリおよび
前記予備電源を収納することが好ましい。
も前記半導体メモリおよび前記予備電源は、防水、耐
火、または耐衝撃のうちの少なくとも一つの機能を有す
る保護ケース内に収納し、事故発生時のショックや雨な
どで半導体メモリの記録内容が損なわれないようにする
ことが好ましい。また、火災を監視するような場合に
は、耐火構造の保護ケース内に前記半導体メモリおよび
前記予備電源を収納することが好ましい。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態を説明する。
実施の形態を説明する。
【００１２】図１は、本発明を適用した画像記録装置を
搭載した自動車の説明図、図２は、この画像記録装置の
構成を示すブロック図である。
搭載した自動車の説明図、図２は、この画像記録装置の
構成を示すブロック図である。
【００１３】図１において、電子制御技術を駆使して交
通事故の回避を図ることを目的に、自動車に対して、前
記の障害物センサ１などを搭載して事故防止を図る方法
もあるが、本発明では、小型の装置でありながら、事故
発生直前の車輛の前方あるいは後方の様子を撮影し、そ
れを動画として記録、再生可能な画像記録装置２０を搭
載して、事故発生後の処理を容易とする。
通事故の回避を図ることを目的に、自動車に対して、前
記の障害物センサ１などを搭載して事故防止を図る方法
もあるが、本発明では、小型の装置でありながら、事故
発生直前の車輛の前方あるいは後方の様子を撮影し、そ
れを動画として記録、再生可能な画像記録装置２０を搭
載して、事故発生後の処理を容易とする。
【００１４】この画像記録装置２０は、図２に示すよう
に、撮像装置２５、バッテリ２１１を用いた電源部２
１、異常検出手段２２としての衝撃センサ、記録装置本
体２００から構成されている。記録装置本体２００には
ＲＯＭなどに格納されているプログラムに基づいて動作
するマイクロコンピュータが搭載され、このマイクロコ
ンピュータの機能によって、以下に説明する記録制御手
段２３、記録動作停止指令手段２４、および電源切り換
え手段２６が実現される。
に、撮像装置２５、バッテリ２１１を用いた電源部２
１、異常検出手段２２としての衝撃センサ、記録装置本
体２００から構成されている。記録装置本体２００には
ＲＯＭなどに格納されているプログラムに基づいて動作
するマイクロコンピュータが搭載され、このマイクロコ
ンピュータの機能によって、以下に説明する記録制御手
段２３、記録動作停止指令手段２４、および電源切り換
え手段２６が実現される。
【００１５】図２において、記録装置本体２００には、
まず、ＴＶカメラからなる撮像装置２５からの画像信号
を複数画面分、記録可能なＣ−ＭＯＳスタティックメモ
リなどの半導体メモリＭと、古い画面を新たな画面に更
新するように撮像装置２５からの画像信号を１画面ずつ
半導体メモリＭに順次記録する動作を繰り返す記録制御
手段２３とが構成されている。ここで、撮像装置２５か
ら出力されてくる画像信号Ｖｉｄｅｏは、コントラスト
を高めるための調整用の前処理２８が施された後、Ａ／
Ｄ変換部２７においてデジタル信号に変換され、画像デ
ータＰが生成される。一方、同期分離回路３１では、画
像信号Ｖｉｄｅｏから垂直同期信号ＶSyncおよび水平同
期信号ＨSyncが分離される。また、本形態では、インタ
レース走査方式を採用していることから、画像信号Ｖｉ
ｄｅｏからはフレーム信号ＦＲＡＭＥも生成される。こ
れら画像データＰ、垂直同期信号ＶSync、水平同期信号
ＨSync、およびフレーム信号ＦＲＡＭＥはいずれも記録
制御手段２３に入力され、記録制御手段２３は、垂直同
期信号ＶSyncおよび水平同期信号ＨSyncをメモリアドレ
スとし、フレーム信号ＦＲＡＭＥをライト信号として、
撮像装置２５からの画像信号Ｖｉｄｅｏを画像データＰ
として１画面ずつ半導体メモリＭに順次記録させてい
く。
まず、ＴＶカメラからなる撮像装置２５からの画像信号
を複数画面分、記録可能なＣ−ＭＯＳスタティックメモ
リなどの半導体メモリＭと、古い画面を新たな画面に更
新するように撮像装置２５からの画像信号を１画面ずつ
半導体メモリＭに順次記録する動作を繰り返す記録制御
手段２３とが構成されている。ここで、撮像装置２５か
ら出力されてくる画像信号Ｖｉｄｅｏは、コントラスト
を高めるための調整用の前処理２８が施された後、Ａ／
Ｄ変換部２７においてデジタル信号に変換され、画像デ
ータＰが生成される。一方、同期分離回路３１では、画
像信号Ｖｉｄｅｏから垂直同期信号ＶSyncおよび水平同
期信号ＨSyncが分離される。また、本形態では、インタ
レース走査方式を採用していることから、画像信号Ｖｉ
ｄｅｏからはフレーム信号ＦＲＡＭＥも生成される。こ
れら画像データＰ、垂直同期信号ＶSync、水平同期信号
ＨSync、およびフレーム信号ＦＲＡＭＥはいずれも記録
制御手段２３に入力され、記録制御手段２３は、垂直同
期信号ＶSyncおよび水平同期信号ＨSyncをメモリアドレ
スとし、フレーム信号ＦＲＡＭＥをライト信号として、
撮像装置２５からの画像信号Ｖｉｄｅｏを画像データＰ
として１画面ずつ半導体メモリＭに順次記録させてい
く。
【００１６】また、画像記録装置２０には、撮像装置２
５の撮像対象に異常が発生したか否かを検出する異常検
出手段２２が構成され、装置本体２００には、異常検出
手段２２の検出結果に基づいて撮像対象に異常が発生し
たと判断したときには記録制御手段２３に対して半導体
メモリＭへの新たな画像データＰの記録を停止するよう
に指令するスイッチＳＷとして機能する記録動作停止指
令手段２４が構成されている。本形態では、交通事故を
起こす直前の車輛前方または車輛後方の様子を複数画面
からなる動画として記録することから、異常検出手段２
２としては、交通事故の発生を衝撃として検出する衝撃
センサが用いられている。なお、異常検出手段２２が誤
って作動したときにその復帰を行うためのリセットスイ
ッチ２２１が構成されている。
５の撮像対象に異常が発生したか否かを検出する異常検
出手段２２が構成され、装置本体２００には、異常検出
手段２２の検出結果に基づいて撮像対象に異常が発生し
たと判断したときには記録制御手段２３に対して半導体
メモリＭへの新たな画像データＰの記録を停止するよう
に指令するスイッチＳＷとして機能する記録動作停止指
令手段２４が構成されている。本形態では、交通事故を
起こす直前の車輛前方または車輛後方の様子を複数画面
からなる動画として記録することから、異常検出手段２
２としては、交通事故の発生を衝撃として検出する衝撃
センサが用いられている。なお、異常検出手段２２が誤
って作動したときにその復帰を行うためのリセットスイ
ッチ２２１が構成されている。
【００１７】さらに、装置本体２００には、記録動作停
止指令手段２４が半導体メモリＭへの新たな画面の記録
動作を停止させた以降も半導体メモリＭに電源を供給し
続ける電源部２１が構成されている。すなわち、交通事
故が発生した以降も、半導体メモリＭに電源を供給し続
け、そこに記録されている事故直前までの画像の記録を
保持するための電源が必要である。そこで、電源部２１
には、従来から搭載されている車載用のバッテリ２１１
を通常時の電源として搭載してあるのに加えて、衝撃な
どに強いバックアップ用電池からなる予備電源２１２も
用いられている。また、交通事故が発生した際には、バ
ッテリ２１１からの電源供給が不可能になる可能性が高
いことから、本形態では、交通事故が発生した際には異
常検出手段２２の検出結果に基づいて電源の供給をバッ
テリ２１１から予備電源２１２へ強制的に切り換えるス
イッチＳＷとして機能する電源切り換え手段２６が構成
されている。さらに、交通事故が発生した場合に、半導
体メモリＭや予備電源２１２をそのときのショックや雨
などから保護する必要があるため、本形態では、少なく
とも半導体メモリＭや予備電源２１２は特別強固な防水
構造のケース（図示せず。）内に収納してある。
止指令手段２４が半導体メモリＭへの新たな画面の記録
動作を停止させた以降も半導体メモリＭに電源を供給し
続ける電源部２１が構成されている。すなわち、交通事
故が発生した以降も、半導体メモリＭに電源を供給し続
け、そこに記録されている事故直前までの画像の記録を
保持するための電源が必要である。そこで、電源部２１
には、従来から搭載されている車載用のバッテリ２１１
を通常時の電源として搭載してあるのに加えて、衝撃な
どに強いバックアップ用電池からなる予備電源２１２も
用いられている。また、交通事故が発生した際には、バ
ッテリ２１１からの電源供給が不可能になる可能性が高
いことから、本形態では、交通事故が発生した際には異
常検出手段２２の検出結果に基づいて電源の供給をバッ
テリ２１１から予備電源２１２へ強制的に切り換えるス
イッチＳＷとして機能する電源切り換え手段２６が構成
されている。さらに、交通事故が発生した場合に、半導
体メモリＭや予備電源２１２をそのときのショックや雨
などから保護する必要があるため、本形態では、少なく
とも半導体メモリＭや予備電源２１２は特別強固な防水
構造のケース（図示せず。）内に収納してある。
【００１８】このように構成した画像記録装置２０にお
いて、ＴＶカメラからなる撮像装置２５は車輛の前方あ
るいは後方を撮像し続ける。この撮像装置２５から出力
される画像信号Ｖｉｄｅｏは、前処理２８、Ａ／Ｄ変換
回路２７、および同期分離回路３１に供給され、画像信
号Ｖｉｄｅｏから得られた画像データＰ、垂直同期信号
ＶSync、水平同期信号ＨSync、およびフレーム信号ＦＲ
ＡＭＥに基づいて、記録制御手段２３は、撮像装置２５
からの画像信号Ｖｉｄｅｏを画像データＰとして１画面
ずつ半導体メモリＭに順次記録させていく。ここで、半
導体メモリＭはメモリ領域Ｍ１、Ｍ２・・ＭＮから構成
されているが、本形態では、インタレース走査を行うた
め、２つのメモリ領域に記録される画像データＰによっ
て１画面が構成される。
いて、ＴＶカメラからなる撮像装置２５は車輛の前方あ
るいは後方を撮像し続ける。この撮像装置２５から出力
される画像信号Ｖｉｄｅｏは、前処理２８、Ａ／Ｄ変換
回路２７、および同期分離回路３１に供給され、画像信
号Ｖｉｄｅｏから得られた画像データＰ、垂直同期信号
ＶSync、水平同期信号ＨSync、およびフレーム信号ＦＲ
ＡＭＥに基づいて、記録制御手段２３は、撮像装置２５
からの画像信号Ｖｉｄｅｏを画像データＰとして１画面
ずつ半導体メモリＭに順次記録させていく。ここで、半
導体メモリＭはメモリ領域Ｍ１、Ｍ２・・ＭＮから構成
されているが、本形態では、インタレース走査を行うた
め、２つのメモリ領域に記録される画像データＰによっ
て１画面が構成される。
【００１９】このようにして半導体メモリＭでは、古い
画面が新たな画面に更新され続け、最新の複数画面が常
に記録されている状態にある。このとき、交通事故が発
生したとする。その際には、その旨を衝撃センサからな
る異常検出手段２２が検出し、この検出結果に基づい
て、記録動作停止指令手段２４は記録制御手段２３への
フレーム信号ＦＲＡＭＥの出力を停止させる。ここで、
記録制御手段２３は、フレーム信号ＦＲＡＭＥをライト
信号としてメモリライト制御を行っていたので、半導体
メモリＭへの新たな画像データＰの記録を停止する。そ
の結果、半導体メモリＭでは交通事故が発生する直前の
複数画面分が記録されたままとなる。また、交通事故の
発生と同時に、電源切り換え手段２６は半導体メモリＭ
への電源の供給をバッテリ２１１から予備電源２１２へ
強制的に切り換える。従って、交通事故によってバッテ
リ２１１から電源供給が不可能な状態になっても、半導
体メモリＭでは交通事故が発生する直前の複数画面分が
記録されたままとなる。しかも、半導体メモリＭおよび
予備電源２１２は、特別に強固な保護ケース内に防水状
態で収納されているので、事故の衝撃が加わったり雨が
かかったりした場合でも、半導体メモリＭに記録された
内容が損なわれることがない。
画面が新たな画面に更新され続け、最新の複数画面が常
に記録されている状態にある。このとき、交通事故が発
生したとする。その際には、その旨を衝撃センサからな
る異常検出手段２２が検出し、この検出結果に基づい
て、記録動作停止指令手段２４は記録制御手段２３への
フレーム信号ＦＲＡＭＥの出力を停止させる。ここで、
記録制御手段２３は、フレーム信号ＦＲＡＭＥをライト
信号としてメモリライト制御を行っていたので、半導体
メモリＭへの新たな画像データＰの記録を停止する。そ
の結果、半導体メモリＭでは交通事故が発生する直前の
複数画面分が記録されたままとなる。また、交通事故の
発生と同時に、電源切り換え手段２６は半導体メモリＭ
への電源の供給をバッテリ２１１から予備電源２１２へ
強制的に切り換える。従って、交通事故によってバッテ
リ２１１から電源供給が不可能な状態になっても、半導
体メモリＭでは交通事故が発生する直前の複数画面分が
記録されたままとなる。しかも、半導体メモリＭおよび
予備電源２１２は、特別に強固な保護ケース内に防水状
態で収納されているので、事故の衝撃が加わったり雨が
かかったりした場合でも、半導体メモリＭに記録された
内容が損なわれることがない。
【００２０】従って、交通事故の様子を再現する際に
は、別途、再生装置を用いて、外部から半導体メモリＭ
にアドレス信号、リード制御信号を入力し、半導体メモ
リＭに記録されている事故発生直前の複数画面分を動画
としてＴＶモニターに映し出すことができる。また、１
画面ずつ、静止画像として印刷することもできる。それ
故、本形態の車載用の画像記録装置２０によれば、交通
事故の発生原因を客観的に把握できるので、事故処理を
スムーズに行える。
は、別途、再生装置を用いて、外部から半導体メモリＭ
にアドレス信号、リード制御信号を入力し、半導体メモ
リＭに記録されている事故発生直前の複数画面分を動画
としてＴＶモニターに映し出すことができる。また、１
画面ずつ、静止画像として印刷することもできる。それ
故、本形態の車載用の画像記録装置２０によれば、交通
事故の発生原因を客観的に把握できるので、事故処理を
スムーズに行える。
【００２１】このように本形態に係る画像記録装置２０
では、半導体メモリＭには、古い画面が新たな画面に更
新されて最新の複数画面が常に記録される状態にあり、
交通事故が発生したときには画面の更新を停止する。従
って、多大な画像を無駄に記録し続ける場合と違って、
車載用として構成できるほど小型化が可能である。しか
も、半導体メモリＭを用いているため、記録容量が大き
い割には記録のための消費電流が小さいので、スタンバ
イ状態のときの電源供給にバッテリ２１１を用いたとし
ても支障がない。
では、半導体メモリＭには、古い画面が新たな画面に更
新されて最新の複数画面が常に記録される状態にあり、
交通事故が発生したときには画面の更新を停止する。従
って、多大な画像を無駄に記録し続ける場合と違って、
車載用として構成できるほど小型化が可能である。しか
も、半導体メモリＭを用いているため、記録容量が大き
い割には記録のための消費電流が小さいので、スタンバ
イ状態のときの電源供給にバッテリ２１１を用いたとし
ても支障がない。
【００２２】なお、上記形態では、交通事故を起こす直
前の様子を記録することから、異常検出手段２２とし
て、交通事故の発生を衝撃として検出する衝撃センサを
用いたが、異常検出手段２２として温度や煙を検出する
火災検知センサを用い、それを室内に設置してもよい。
この場合には、半導体メモリＭおよび予備電源２１２を
耐火ケースに収納しておくことが好ましい。また、異常
検出手段２２としてドア付近での異常音などを検出する
異常検知センサを用いて、画像記録装置を不審者の侵入
を監視するための装置として用いてもよい。
前の様子を記録することから、異常検出手段２２とし
て、交通事故の発生を衝撃として検出する衝撃センサを
用いたが、異常検出手段２２として温度や煙を検出する
火災検知センサを用い、それを室内に設置してもよい。
この場合には、半導体メモリＭおよび予備電源２１２を
耐火ケースに収納しておくことが好ましい。また、異常
検出手段２２としてドア付近での異常音などを検出する
異常検知センサを用いて、画像記録装置を不審者の侵入
を監視するための装置として用いてもよい。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る画像
処理装置では、半導体メモリには事故などの異常が発生
するまで古い画面が新たな画面に更新され続け、事故が
発生したときには画面の更新を停止する。従って、多大
な画像を無駄に記録し続ける場合と違って、車載用とし
て構成できるほど小型化が可能である。しかも、半導体
メモリを用いているため、記録容量が大きい割には記録
のための消費電流が小さいので、スタンバイ状態のとき
の電源供給にバッテリを用いたとしても支障がない。
処理装置では、半導体メモリには事故などの異常が発生
するまで古い画面が新たな画面に更新され続け、事故が
発生したときには画面の更新を停止する。従って、多大
な画像を無駄に記録し続ける場合と違って、車載用とし
て構成できるほど小型化が可能である。しかも、半導体
メモリを用いているため、記録容量が大きい割には記録
のための消費電流が小さいので、スタンバイ状態のとき
の電源供給にバッテリを用いたとしても支障がない。
【図１】本形態の車載用の画像記録装置を自動車に搭載
した例を示す説明図である。
した例を示す説明図である。
【図２】本形態の車載用の画像記録装置の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
２０ 画像記録装置 ２１ 電源部 ２２ 異常検出手段 ２３ 記録制御手段 ２４ 記録動作停止指令手段 ２６ 電源切り換え手段 ２５ 撮像装置 ２８ 前処理 ２７ Ａ／Ｄ変換部 ２００ 記録装置本体 ２１１ バッテリ ２１２ 予備電源 Ｐ 画像データ Ｍ 半導体メモリ Ｖｉｄｅｏ 画像信号 ＶSync 垂直同期信号 ＨSync 水平同期信号 ＦＲＡＭＥ フレーム信号
Claims (4)
- 【請求項１】 撮像装置からの画像信号を複数画面分、
記録可能な半導体メモリと、古い画面を新たな画面に更
新するように前記撮像装置からの画像信号を１画面ずつ
前記半導体メモリに順次記録する動作を繰り返す記録制
御手段と、前記撮像装置の撮像対象に異常が発生したか
否かを検出する異常検出手段と、該異常検出手段の検出
結果に基づいて前記撮像対象に異常が発生したと判断し
たときには前記記録制御手段に対して前記半導体メモリ
への新たな画像信号の記録を停止するように指令する記
録動作停止指令手段と、該記録動作停止指令手段が前記
半導体メモリへの新たな画面の記録動作を停止させた以
降も前記半導体メモリに電源を供給し続ける電源部とを
有することを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項２】 請求項１において、前記異常検出手段と
して交通事故の発生を衝撃として検出する衝撃センサを
有し、該衝撃センサが交通事故の発生を検出するまで、
車輛に搭載された前記撮像装置が撮像した車外の複数画
面を記録するように構成されていることを特徴とする車
載用の画像記録装置。 - 【請求項３】 請求項２において、バッテリと予備電源
とを前記電源部として有するとともに、前記衝撃センサ
が交通事故の発生を検出したときには電源の供給を前記
バッテリから前記予備電源へ切り換える電源切り換え手
段を有することを特徴とする車載用の画像記録装置。 - 【請求項４】 請求項３において、少なくとも前記半導
体メモリおよび前記予備電源は、防水、耐火、および耐
衝撃のうちの少なくとも一つの機能を有する保護ケース
内に収納されていることを特徴とする車載用の画像記録
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9009214A JPH10210395A (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9009214A JPH10210395A (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 画像記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10210395A true JPH10210395A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11714216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9009214A Pending JPH10210395A (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10210395A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2807266A1 (fr) * | 2000-03-30 | 2001-10-05 | Constant Giorgi | Equipement de vehicule automobile pour l'enregistrement de donnees relatives a un accident |
| JP2002053080A (ja) * | 2000-06-01 | 2002-02-19 | Nippon Lsi Card Co Ltd | 自動車の内外状況監視装置及びシステム並びにこれら装置を用いた安全運転証明方法 |
| WO2006112333A1 (ja) * | 2005-04-15 | 2006-10-26 | Nikon Corporation | 撮像装置およびドライブレコーダシステム |
| US10074394B2 (en) | 2013-08-14 | 2018-09-11 | Digital Ally, Inc. | Computer program, method, and system for managing multiple data recording devices |
| US10257396B2 (en) | 2012-09-28 | 2019-04-09 | Digital Ally, Inc. | Portable video and imaging system |
| US10272848B2 (en) | 2012-09-28 | 2019-04-30 | Digital Ally, Inc. | Mobile video and imaging system |
| US10337840B2 (en) | 2015-05-26 | 2019-07-02 | Digital Ally, Inc. | Wirelessly conducted electronic weapon |
| US10390732B2 (en) | 2013-08-14 | 2019-08-27 | Digital Ally, Inc. | Breath analyzer, system, and computer program for authenticating, preserving, and presenting breath analysis data |
| US10521675B2 (en) | 2016-09-19 | 2019-12-31 | Digital Ally, Inc. | Systems and methods of legibly capturing vehicle markings |
| US10904474B2 (en) | 2016-02-05 | 2021-01-26 | Digital Ally, Inc. | Comprehensive video collection and storage |
| US10911725B2 (en) | 2017-03-09 | 2021-02-02 | Digital Ally, Inc. | System for automatically triggering a recording |
| US10917614B2 (en) | 2008-10-30 | 2021-02-09 | Digital Ally, Inc. | Multi-functional remote monitoring system |
| US10964351B2 (en) | 2013-08-14 | 2021-03-30 | Digital Ally, Inc. | Forensic video recording with presence detection |
| US11024137B2 (en) | 2018-08-08 | 2021-06-01 | Digital Ally, Inc. | Remote video triggering and tagging |
| US11244570B2 (en) | 2015-06-22 | 2022-02-08 | Digital Ally, Inc. | Tracking and analysis of drivers within a fleet of vehicles |
-
1997
- 1997-01-22 JP JP9009214A patent/JPH10210395A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2807266A1 (fr) * | 2000-03-30 | 2001-10-05 | Constant Giorgi | Equipement de vehicule automobile pour l'enregistrement de donnees relatives a un accident |
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| US11310399B2 (en) | 2012-09-28 | 2022-04-19 | Digital Ally, Inc. | Portable video and imaging system |
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| US11024137B2 (en) | 2018-08-08 | 2021-06-01 | Digital Ally, Inc. | Remote video triggering and tagging |
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