JPH10209995A - 伝送装置 - Google Patents

伝送装置

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JPH10209995A
JPH10209995A JP1269197A JP1269197A JPH10209995A JP H10209995 A JPH10209995 A JP H10209995A JP 1269197 A JP1269197 A JP 1269197A JP 1269197 A JP1269197 A JP 1269197A JP H10209995 A JPH10209995 A JP H10209995A
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    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ライン終端部の処理を軽減して、オーバヘッ
ド情報を効率よく処理できる伝送装置を提供する。 【解決手段】 オーバヘッド情報を有する信号を伝送す
る伝送路を複数終端する伝送装置において、各伝送路上
の信号のオーバヘッド情報を収集して終端する終端部6
4、65、80を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光通信ネットワーク
で用いられる光伝送装置に関し、特に同期ディジタル・
ハイアラーキを用いた光通信ネットワークで用いられる
光伝送装置に関する。
【0002】光通信ネットワークは、電話、ファクシミ
リ、画像等のデータを統合して広帯域サービスを提供す
る手段として実用化されている。光通信ネットワークの
ユーザ・網インタフェースは国際標準化されており、同
期ディジタル・ハイアラーキ(Synchronous
Digital Hierarcy:SDH)として
知られている(CCITT勧告G707、G708、G
709)。このSDHに準拠したネットワークとして、
例えば北米ではSONET(Synchronous
Optical NETwork)として実用化されて
いる。
【0003】
【従来の技術】はじめに、SONETについて、簡単に
説明する。なお、SONETについては、例えば次の文
献に詳述されている:William Stallin
gs、”ISDN and Broadband IS
DN、Macmillan Publishing C
ompany、1992、pp.546−558。
【0004】SONETでは、多重化された光信号(O
ptical Carrier:OC)を伝送する。伝
送装置では、この光信号と電気信号との変換処理を行
う。この電気信号は、同期トランスポート信号(Syn
chronous Transport Signal
s:STS)と呼ばれる。。SONETの基本伝送速度
は51.84Mb/sである。この基本伝送速度の光信
号をOC−1(Optical Carrier Le
vel N;OC−Nと略される;なお、Nは任意の整
数で、この例ではN=1)と表記し、対応する電気信号
をSTS−1(Synchronous Transp
ort Carrier Level N;STS−N
と略される)と表記する。例えば、OC−12と表記す
れば622.080Mb/s(=12×51.84Mb
/s)の伝送速度を有する光信号を意味する。SONE
Tでは、上記基本伝送速度の整数倍の信号を扱う。上記
OC−12の光信号は12個のSTS−1信号をバイト
レベルで多重化してSTS−12を生成し、これを光信
号に変換することで得られる。通常、STS−Nを構成
する複数の信号を多重化する際には、バイトレベルのイ
ンターリーブ処理が行われる。
【0005】なお、SONETのSTS−3(155.
52Mb/s)は、SDHの同期トランスポートモジュ
ールSTM−1に相当する(STM:Synchron
ous Tranport Module)。また、上
記STS−12はSTM−4に相当する。
【0006】信号STS−1は、より低い伝送速度の低
次群のディジタル信号DS−0(64kb/s)、DS
−1(1.5Mb/s)、DS−2(6.3Mb/s)
及びDS−3(45Mb/s)を順次多重化することで
得られる。図9は、SONETのネットワークの概念を
示す図である。端末1、2からの信号は伝送装置3、7
でそれぞれ多重化された後光信号に変換され、光ファイ
バケーブルで構成される伝送路8に送出される。伝送路
8中には、中継装置4、5、6が設けられている。特
に、中継装置5は信号を終端する機能(Add−Dro
p)を具備する。また、図9に示すように、SONET
ではセクション(section)、ライン(lin
e)及びパス(path)が定義される。セクションと
は、伝送装置や中継装置間の光伝送部分を示す。ライン
とは、終端機能を有する伝送装置や中継装置間の光伝送
部分を示す。また、パスとはエンド・ツー・エンドの光
伝送部分に関する。
【0007】図10(a)はSTS−1のフレームフォ
ーマットを示す図である。図示するように、信号STS
−1は810オクテットから成り、125μs毎に伝送
される。810オクテットは、90オクテットの行が9
つマトリクス状に配列されてなる。換言すれば、9行×
90列のマトリクス構成である。最初の3列(3オクテ
ット×9行)は種々の伝送に関する制御情報が格納され
るオーバヘッドを構成し、基本的に最初の3行はセクシ
ョンオーバヘッド、残りの6行はラインオーバヘッドで
ある。また9行×87オクテットはペイロードで、この
中に9行×1オクテットのパスオーバヘッドが設けられ
ている。なお、これらのオーバヘッドを構成する制御情
報をオーバヘッド情報とも言う。
【0008】また、図10(b)はSTS−3のフレー
ムフォーマットを示す。SDHの特徴として、積み上げ
による新たなフォーマットを作成しないものである。す
なわち、新たなSTS−3用のヘッダを設けることなく
単純にSTS−1信号をそのヘッダを含めバイト多重し
たものである。
【0009】図11(a)は、上記セクションオーバヘ
ッド及びラインオーバヘッドを示し、図11(b)は上
記パスオーバヘッドを示す。これらの各バイトの意味は
周知のものなので、ここでの説明は省略する。SONE
Tの一例を図12に示す。図12に示す構成は、最も伝
送速度が高い伝送装置10A、10B、10C及び10
Dを光ファイバケーブル111 及び112 を用いて2重
にループ状(リング状)に接続したものである。伝送装
置10A〜10Dにはそれぞれ、これらの伝送装置と同
一伝送速度の伝送装置又は伝送装置10A〜10Dより
も伝送速度が低い低次群の伝送装置が接続されている。
図12の構成では、伝送装置10Aには、低次群の伝送
装置12a、12b、12c、12d・・・が接続され
ている。伝送装置10Aを例にとると、伝送装置12
a、12b、12c、12d等から光ファイバケーブル
13a、13b、13c、13d等を介して受信した信
号を多重化して、同一光信号を伝送装置10Bと10D
の両方又はいずれか一方に送出する。なお、図12にお
いて、便宜上、各伝送装置10A〜10Dの一方をイー
スト(East)と呼び、他方をウェスト(West)
と呼ぶ場合がある。図12に示す例では、伝送装置10
Aのイースト側には伝送装置10Dが位置し、ウェスト
側には伝送装置10Bが位置している。
【0010】なお、図12では省略するが各伝送装置1
2a、12b,12c、12dにはより低次群の伝送装
置が光ファイバケーブルで接続されている。このよう
に、電話器、ファックス、パソコン等の端末からの信号
を所定のハイアラーキに従い順次多重化し、伝送装置1
0A〜10Dを介して伝送する。また、例えば伝送装置
10B、10Dはそれぞれ中継装置(リジェネレータ)
の場合もある。
【0011】図13は、図12に示す伝送装置10Aの
構成を示すブロック図である。伝送装置10Aは複数の
ライン終端部211 、212 ・・・21n (nは任意の
整数)、マルチプレクサ/デマルチプレクサ(MUX/
DMUX)22、タイムスロットアサイメント部23
(以下、TSA部23という)及びDCC中継/放送部
24を有する。ライン終端部211 の現用側OC−N
(W)は例えばイースト方向の光ファイバケーブル11
1 、112 に接続され、予備側のOC−N(P)はウェ
スト側の光ファイバケーブル111 、112 に接続され
ている。ライン終端部212 は例えば、光ファイバケー
ブル13a(図12では、便宜上1本の線で示してあ
る)に接続されている。光ファイバケーブル111 、1
2 は例えばOC−48の光信号を伝送し、光ファイバ
ケーブル13aは例えばOC−12の光信号を伝送す
る。
【0012】各ライン終端部211 〜21n は、現用回
線側のライン終端器25wと予備回線側のライン終端器
25pと、オーバヘッド終端器26とを具備する。ライ
ン終端器25w、25pはそれそれ、オーバヘッドを終
端(分離(drop)及び付加(add))する機能を
有する。すなわち、ライン終端部25w、25pは光/
電気変換、スクランブル/デスクランブル、オーバヘッ
ドとデータの分離/付加等のライン終端処理を行う。ま
た、ライン終端部25w、25pは、残りのデータをマ
ルチプレクサ/デマルチプレクサ22に出力する。ま
た、ライン終端部25w、25pはマルチプレクサ/デ
マルチプレクサ22から受け取ったデータにオーバヘッ
ドを付加する。オーバヘッド終端器26は、オーバヘッ
ド終端処理、すなわちライン終端器25w、25pから
受け取ったオーバヘッドをバイト毎に分離してバイト毎
のオーバヘッド・バイトを出力する処理及びオーバヘッ
ド・バイトをライン終端器25w、25pに出力して信
号に付加する処理を行う。
【0013】マルチプレクサ/デマルチプレクサ22
は、ライン終端部211 〜21n から受け取ったデータ
を分離してSTS−1レベルの信号に分離するデマルチ
プレクサ機能と、TSA部23からのSTS−1レベル
の信号を多重化処理してSTS−N(OC−Nとなる)
レベルの信号を出力する。例えば、ライン終端部211
がSTS−48の場合には、マルチプレクサ/デマルチ
プレクサ22はSTS−48を48個のSTS−1に分
離し、またTSA部23からの48個のSTS−1を多
重化処理する。
【0014】TSA部23はタイムスロットアサイメン
ト処理により、STS−1のタイムスロット上の位置を
割り付ける処理を行う。例えば、光ファイバケーブル1
1からのSTS−48の信号を分離した48個のST
S−1信号に変換し、出力すべきラインの所定のタイム
スロット位置に割り付ける。
【0015】DCC中継/放送部24は、各ライン終端
部211 〜21n のオーバヘッド終端器26から中継や
放送が必要な所定の制御データ、例えば図11に示すデ
ータ通信用チャネルD1〜D12(以下、DCCデータ
と略す)を取り出して、所定の処理を行う。これらのデ
ータ通信用チャネルD1〜D12は、例えば保守者間の
データ通信用として用いられ、D1〜D3はセクション
間の通信に用いられ、D4〜D12はライン間の通信に
用いられる。例えば、光ファイバケーブル11 1 からの
信号中のDCCデータを複数の光ファイバケーブルに中
継する場合や、すべての光ファイバケーブルに放送する
場合には、DCC中継/放送部24が所定の中継/放送
処理を行う。
【0016】上記各部は、CPUバス26を介して接続
されたCPU25で制御される。図14は、図13に示
すライン終端器25w、25pの内部構成を示すブロッ
ク図である。以下、ライン終端器25wの構成として説
明する。ライン終端器25wは、光/電気信号変換部
(O/E)31、デスクランブラ部(DSCR)32、
フレーム同期回路部(Framer)33、オーバヘッ
ド・バイト分離部(OH drop)34、信号分離部
(DMUX)35、電気/光信号変換部(E/O)3
6、スクランブラ部(SCR)37、フレームパルス生
成部(PG)38、オーバヘッド・バイト付加部(OH
add)39、及び信号多重部(MUX)40を有す
る。
【0017】光/電気信号変換部31は、光ファイバケ
ーブル(例えばイースト側の光ファイバケーブル1
1 )から受信した光信号を電気信号に変換する。デス
クランブラ部32は、この電気信号にデスクランブル処
理を施す。光/電気信号変換部31は変換した電気信号
からクロックCLKを抽出し、フレーム同期回路部33
に出力する。フレーム同期回路部33は、デスクランブ
ル処理された信号(図14ではDATAと表示してあ
る)とクロックCLKとからフレーム同期信号(STS
−1の場合の1フレームは図12に示す90オクテット
×9ライン)を生成し、オーバヘッド・バイト分離部3
4及び信号分離部35に出力する。オーバヘッド・バイ
ト分離部34は、上記信号DATAからオーバヘッドと
データとを分離する。分離したオーバヘッド(DROP
OHB)はオーバヘッド終端器26へ出力される。信号
分離部35は、フレーム同期信号に従いオーバヘッド・
バイト分離部34からのデータをフレーム毎に分離し、
分離したデータ(DROP Data)をマルチプレク
サ/デマルチプレクサ22を介してTSA部22に出力
する。以上が受信系である。
【0018】送信系は、受信系で抽出されたクロックC
LKと同一周波数のマスタークロッククロックMCLK
で動作する。フレームパルス生成部38はマスタークロ
ックMCLKからフレームパルスを生成し、オーバヘッ
ド・バイト付加部39及び信号多重部40に出力する。
信号多重部40は、TSA部22からマルチプレクサ/
デマルチプレクサ22を介して受け取ったデータ(AD
D Data)をフレーム単位に多重する。オーバヘッ
ド・バイト付加部39はオーバヘッド終端器26からの
オーバヘッド(ADD OHB)をフレーム単位に多重
化したデータに付加する。図14では、この状態の信号
をDATAと表記してある。スクランブラ部37は信号
DATAにスクランブル処理を施す。電気/光信号変換
部36はスクランブラ部37からの信号を光信号に変換
して、光ファイバケーブルに出力する。
【0019】図15は、オーバヘッド終端器26の内部
構成を示すブロック図である。図14に示すライン終端
部からのオーバヘッド(DROP OHB)は、受信バ
ッファ部(REC buf)41、受信フレームパルス
生成部(RPG)42、オーバヘッド・バイト分離部
(DMUX)43、オーバヘッド・バイト受信レジスタ
(INF−R)44及びオーバヘッド・バイト受信シリ
アル・ポート(S−PORTR)45を有する入力系で
処理される。また、ライン終端部へ出力されるオーバヘ
ッドバイト(ADD OHB)は、出力バッファ部(O
UT buf)46、送信フレームパルス生成部(SP
G)47、オーバヘッド・バイト多重部48、オーバヘ
ッド・バイト送信レジスタ(INF−S)49及びオー
バヘッド・バイト送信シリアル・ポート(S−PORT
S)50を有する出力系で処理される。
【0020】オーバヘッド終端器26からのオーバヘッ
ド(DROP OHB)は受信バッファ部41で一旦蓄
積された後、オーバヘッド・バイト分離部43に与えら
れる。オーバヘッド・バイト分離部43は、受信フレー
ムパルス生成部42が出力するフレームパルスを用い
て、受け取ったオーバヘッドをバイト単位に分離する。
分離されたオーバヘッド・バイトは、受信レジスタ44
及び受信シリアル・ポート45に出力される。受信レジ
スタ44に格納されたオーバヘッド・バイトは、図13
に示すCPU25が処理すべきオーバヘッド・バイト
で、例えばK1、K2バイトからなるAPS(Auto
matic Protection Switchin
g)等のCPU25での処理が必要なものである。受信
シリアル・ポート45は複数のシリアルポートを有し、
CPU25が処理すべき以外のオーバヘッド・バイト
(OHBR)をポート単位に出力するもので、例えば音
声通信用のオーバヘッド・バイトE1、E2は、図示を
省略する音声コーデックに接続されている。中継又は放
送されるべきDCCデータは、この受信シリアル・ポー
ト45を介して、DCC中継/放送部24に出力され
る。
【0021】出力系の送信レジスタ49にはCPUバス
26からのオーバヘッド・バイトが一旦蓄積され、オー
バヘッド・バイト多重部48に出力される。図示を省略
する各シリアルポートからのオーバヘッド・バイト(O
HBS)及びDCC中継/放送部24からのオーバヘッ
ド・バイトDCCは、送信シリアル・ポート50を介し
てオーバヘッド・バイト多重部48に出力される。オー
バヘッド・バイト多重部48は、送信フレームパルス生
成部47がマスタクロックMCLKから生成した送信フ
レームパルスに従い、受け取ったオーバヘッド・バイト
を多重化し、出力バッファ部46を介して、図14に示
す信号多重部40に出力する。
【0022】図16は、DCC中継/放送部24内部の
構成を示すブロック図である。図15に示す各オーバヘ
ッド・バイト終端部26の受信シリアルポート45から
のオーバヘッド・バイトOHBRのうちDCCデータは
各ライン毎に、図13に示すCPU25の動作クロック
に同期して、受信バッファ部(REC buf)51を
介してプロトコル終端部53に与えられる。プロトコル
終端部53は上記動作クロックに同期して動作する。こ
のプロトコル終端部53から出力されたオーバヘッド・
バイトDCCは出力バッファ部(OUT buf)52
を介して、図15に示す各オーバヘッド・バイト終端部
26の送信シリアル・ポート50に出力される。プロト
コル終端部53は、マイクロプロセッサ等で構成され、
オーバヘッド・バイトDCCの終端処理を行う。これに
対し、オーバヘッド・バイトDCC内に中継又は放送の
指示があった場合には、プロトコル終端部53は受信し
たオーバヘッド・バイトDCCを出力バッファ部52を
介して対応するオーバヘッド・バイト終端部26に出力
する(中継/放送処理)。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術は次の問題点を有する。オーバヘッドは各ライン
終端部211 〜21n 毎に設けられたオーバヘッド処理
器26で終端され、バイト単位に処理される。各ライン
終端器211 〜21nがオーバヘッド・バイト終端部2
6を具備しているため、ライン終端部211 〜21n
負担が大きく、また装置規模も大きくなってしまう。
【0024】また、中継/放送に必要なオーバヘッド・
バイトDCCは、DCC中継/放送部24に集められ、
ここで終端される。すなわち、一旦バイト単位に分解し
たオーバヘッド・バイトを中継や放送のためにDCC/
放送部24に集線する必要があり、ライン終端部の数が
増えるほど信号線接続が複雑になる。また、新たに中継
や放送すべきオーバヘッド・バイトを加えるような場合
には、各ライン終端部211 〜21n 及びDCC中継/
放送部24で対応する設定、例えばバッファ51、52
の追加及びプロトコル終端部53の変更を行う必要があ
り、対応が煩雑である。
【0025】従って、本発明は上記従来技術の問題点を
解決し、ライン終端部の処理を軽減して、オーバヘッド
情報を効率よく処理できる伝送装置を提供することを目
的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、オーバヘッド情報を有する信号を伝送する伝送路を
複数収容する伝送装置において、各伝送路(ライン)上
の信号のオーバヘッド情報を収集して終端する終端部を
具備することを特徴とする伝送装置である。従来は、各
伝送路毎に終端処理をしていたが、請求項1に記載の発
明では各伝送路上の信号のオーバヘッド情報を収集して
終端するので、伝送路毎に設けられるライン終端部(実
施の形態のライン終端部611 等)でオーバヘッド情報
を終端する必要がなくなる。よって、ライン終端部の処
理が軽減され、オーバヘッド情報を効率よく処理でき
る。なお、オーバヘッド情報の終端部は、後述する実施
の形態のATM処理部80、ATM中継/連続性保護部
64、及びオーバヘッド処理部65を含むものである。
【0027】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記終端部が、信号から分離したオーバヘッド情報
を伝送路毎にセルに格納して出力し、またセルに格納さ
れたオーバヘッド情報を信号に付加する処理を行う第1
の処理部と、該第1の処理部が出力したセル内のオーバ
ヘッド情報を取り出し、また信号に付加すべきオーバヘ
ッド情報をセルに格納して前記第1の処理部に出力する
第2の処理部とを有することを特徴とする。請求項1の
終端部の構成を規定するもので、第1の処理部でライン
毎にセル化したオーバヘッド情報を第2の処理部に収集
して処理するので、各伝送路毎にオーバヘッド情報を終
端処理するのではなく、第2の処理部でまとめて終端処
理できる。よって、ライン終端部でライン終端処理を行
う必要がなくなり、ライン終端部の処理が軽減され、オ
ーバヘッド情報を効率よく処理できる。なお、第1の処
理部は、実施の形態中のATM処理部80に対応し、第
2の処理部はオーバヘッド処理部65に対応する。
【0028】請求項3に記載の発明は、請求項2におい
て、前記第2の処理部が、前記第1の処理部から受け取
ったある伝送路からのオーバヘッド情報が他の伝送路へ
中継又は放送すべきものである場合、該オーバヘッド情
報をセルに格納して第1の処理部へ返送する処理部を有
する。オーバヘッド情報を収集した後、中継又は放送す
べきオーバヘッド情報は再びセル化して第1の処理部に
返送されるので、第2の処理部で中継又は放送すべきオ
ーバヘッド情報とその他の情報とを同様に扱うことがで
きる。すなわち、従来のDCC中継/放送部24(図1
3)のように、中継/放送の制御を行う専用の手段を別
個に設ける必要がない。中継又は放送すべきオーバヘッ
ド情報とその他の情報とを同様に扱うことができるとい
うことは、中継又は放送すべきオーバヘッド情報を任意
に選択できることを意味するので、従来のようにDCC
中継/放送部24やプロトコル終端部53(図16)を
その都度変更する必要がない。なお、上記第2の処理部
内の処理部は、実施の形態のセレクタ131、バッファ
142、セレクタ151に相当する。
【0029】請求項4に記載の発明は、請求項2におい
て、前記終端部が、前記伝送路毎のセルを多重化して、
前記第1の処理部と前記第2の処理部との間で伝送する
ための第3の処理部を有することを特徴とする。セルを
多重化して伝送するので、効率よく第1及び第2の処理
部間でオーバヘッド情報を伝送することができる。な
お、第3の処理部は実施の形態中のATM中継/連続性
保護部64に対応する。
【0030】請求項5に記載の発明は、請求項2におい
て、前記第3の処理部が多重化したセルを非同期で伝送
することを特徴とする。非同期であるから、各伝送路の
周波数が完全に一致していなくとも、異なる伝送路上の
オーバヘッド情報をセル化し多重化して伝送することが
できる。非同期伝送の一例は、ATMである。
【0031】請求項6に記載の発明は、請求項2におい
て、前記第2の処理部が、取り出したオーバヘッド情報
を構成するデータを連続性を有するデータに変換するた
めの変換部を具備することを特徴とする。セル化して収
集されたオーバヘッド情報をセルから取り出した状態で
は、オーバヘッド情報はバースト性を有する。従って、
セルから取り出したオーバヘッド情報を処理できるよう
に連続性を有するデータに変換する。変換部は、実施の
形態のDPLL回路133に相当する。
【0032】請求項7に記載の発明は、請求項6におい
て、前記変換部が、オーバヘッド情報を一時記憶するメ
モリと、所定のクロックから該メモリの読み出し用クロ
ックを生成するカウンタ及びオーバヘッド情報の周波数
変動に応じて前記カウンタを制御する制御部とを含むデ
ィジタルPLL回路とを有することを特徴とする。これ
により、オーバヘッド情報の周波数変動があっても、連
続性を有するデータを平均化することができる。上記メ
モリは実施の形態のFIFOメモリ207に対応し、制
御部はFIFOメモリ207以外の図7に示すDPLL
回路の各部である。
【0033】請求項8に記載の発明は、請求項2におい
て、セルがATMセルであることを規定したものであ
る。
【0034】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施の形態に
よる伝送装置のブロック図である。図示する伝送装置
は、ライン終端部611 、612 、・・・、61n 、マ
ルチプレクサ/デマルチプレクサ62、タイムスロット
アサイメント部(TSA部)63、ATM中継/連続性
保護部64及びオーバヘッド処理部65を有する。オー
バヘッド処理部65はCPUバス67に接続されてい
る。CPUバス67にはCPU66が接続されている。
また、オーバヘッド処理部65には、DCCデータを処
理するデータ処理部68が接続されている。ここで、A
TMとは、Asynchronous Transfe
r Modeの略である。図1に示すCPU66、デー
タ処理部68は、伝送装置内部に設けてもよく、また伝
送装置外部に設けてもよい。なお、オーバヘッド処理部
65は、後述するようにDCCデータを出力するポート
以外にも複数のポート(例えば、音声コーデック接続用
のポート)を具備するが、図1では省略してある。
【0035】本実施例の特徴を要約すると、各ライン終
端部611 〜61n ではオーバヘッドを数十バイトまと
めて分離(drop)、付加(add)してATM中継
/連続性保護部64に出力する(すなわち、従来のよう
に、バイト単位に終端することはしない)。具体的に説
明すると、図12に示すSTS−1のフォーマットの場
合、1フレームに含まれる36オクテットのオーバヘッ
ド・バイトがまとめて分離/付加の処理される。ATM
中継/連続性保護部64は、各ライン終端部611 〜6
n から受け取ったオーバヘッドをATMセルに組み立
て、光ファイバケーブルで構成されるATM伝送路69
を介してオーバヘッド処理部65に出力する。オーバヘ
ッド処理部65はATMセルからオーバヘッド・バイト
を取り出し、終端する。オーバヘッド・バイトのうち中
継や放送が必要なものは、オーバヘッド処理部65でA
TMセルに組み立てられ、ATM中継/連続性保護部6
4に返送される。ATM中継/連続性保護部64は、A
TMセルから中継又は放送すべきオーバヘッド・バイト
を取り出し、対応するライン終端部に出力する。
【0036】このように、各ラインのオーバヘッドの処
理は中継や放送すべきものを含めオーバヘッド処理部6
5で一括して行われるため、各ライン終端部611 〜6
nにオーバヘッド終端部を設ける必要がなく、その負
荷を軽減できるとともに、従来のように中継や放送すべ
きオーバヘッド・バイトを集線する必要がない。また、
中継や放送すべきオーバヘッド・バイトは他のオーバヘ
ッド・バイトと同様に取り扱われるので、中継や放送す
べきオーバヘッド・バイトの追加や削除は簡単に行え
る。
【0037】ATM伝送を用いる理由は次の通りであ
る。各ラインのオーバヘッドは非同期である。ATM伝
送は非同期であり、非同期のオーバヘッドを転送するに
は好都合である。ATM伝送はセルをATM伝送路に載
せるだけであり、ATM伝送路の周波数とセルの周波数
が一致している必要はない。従って、ATM伝送路の周
波数がすべてのオーバヘッドを合計した周波数より十分
に大きければ、問題はない。ただし、各ラインに周波数
変動があるとATMセルに揺らぎ(周波数変動)が生じ
る。バースト状のATMセルから抽出されたオーバヘッ
ド・バイトに揺らぎがあると、各ポートでは連続したデ
ータにならない。よって、この揺らぎを吸収してデータ
出力を平均化するために、後述するディジタルPLL
(DPLL)回路を用いる。なお、ATMセルの送出順
によっても揺らぎが生じる。すなわち、ATMセルはい
つも同じ周期で存在する必要がないため、ATM伝送路
が混み合っていればATMセルが待たされるので揺らぎ
が発生する。しかしながら、この場合の揺らぎは定常的
に発生するものではなく、またこのような揺らぎは周波
数変動が大きい。最終的な各ポートでのデータの連続性
を保証ためには、このような揺らぎにDPLL回路を追
従させる必要はない。よって、この揺らぎによる周波数
変動をしないようなDPLL回路である必要がある。こ
のようなDPLL回路については後述する。
【0038】図2は、図1に示すライン終端部71w、
71pの内部構成を示す図である。なお、図2中、図1
4に示す構成要素と同一のものには同一の参照番号を付
けてある。以下、便宜上、ライン終端部71wとして説
明する。ライン終端部71wは、図14に示す構成に対
し、ATM処理部80を加えた構成である。
【0039】ATM処理部80は、シリアル/パラレル
変換部(以下、S/P変換部という)81、ATM多重
分離部(MUX/DMUX)82、FIFOメモリで構
成される送信データメモリ部(FIFO−S)83、パ
ラレル/シリアル変換部(以下、P/S変換部という)
84、FIFOメモリで構成される受信データメモリ部
(FIFO−R)85、及びATMフレームパルス生成
部86を有する。オーバヘッド・バイト分離部34で分
離されたオーバヘッド・バイトは受信データメモリ部8
5を介して、ATM多重分離部82に与えられる。AT
M多重分離部82は、受け取ったオーバヘッド・バイト
をATMセル(53バイト)が組み立ててられるように
多重化する。ATMセルの組み立てについては、後述す
る。P/S変換部84は多重化されたデータをシリアル
データに変換して、ATM中継/連続性保護部64に出
力する(ATMOUT)。
【0040】また、ATM中継/連続性保護部64から
受信した多重化されたデータ(ATMIN)は、S/P
変換部81でパラレルデータに変換され、ATM多重分
離部82に出力される。ATM多重分離部82は、受信
した多重化データからオーバヘッド・バイトを分離し、
送信データメモリ部83を介してオーバヘッド・バイト
付加部39に出力する。なお、ATM多重分離部82及
び送信データメモリ部83は、ATMフレームパルス生
成部86が生成するフレームパルスに同期して動作す
る。
【0041】図3は、ATMセルのフレームフォーマッ
トを示す図である。ATMセルは、5バイトのヘッダと
48バイトのユーザ情報領域(ペイロード)とからなる
53バイト長固定のセルである。5バイトのヘッダは、
GFC(Generic Flow Contro
l)、VPI(Virtual Path Ident
ifier)、VCI(Virtual Channe
l Identifier)、PT(Payload
Type)、CLP(Cell Loss Prior
ity)、HEC(Header Error Con
trol)の制御情報を有する。ATMセルのフレーム
フォーマットは周知なので、ここでの説明は省略する。
【0042】前述したATM多重分離部82は、オーバ
ヘッド分離部34で分離し、受信データメモリ部85に
蓄積したオーバヘッド・バイトをATMセルのユーザ情
報領域に割り付ける処理を行う。図4に示すように、ユ
ーザ情報領域を領域IとIIに分割する。領域IはCP
U66が処理するオーバヘッド・バイトを格納するため
に用い、領域IIはその他のオーバヘッド・バイトを格
納するために用いる。図13に示す各オーバヘッド・バ
イトをATMセル内に割り付ける位置は、予め決められ
ている。例えば、CPU66で処理されるAPSのK
1、K2バイトに対し、ATMセルの領域Iの第6及び
第7オクテットが割り付けられる。また、DCCデータ
を構成するオーバヘッド・バイトD1〜D12に対し、
ATMセルの領域IIの所定の12バイトがそれぞれ割
り付けられる。このように、オーバヘッド・バイトの格
納位置が予め決められているため、ACTセルの受信側
では、カウンタ等を用いて簡単にATMセルから所望の
オーバヘッド・バイトを取り出せる。
【0043】また、ATM多重分離部82は、ライン終
端装置のID及び現在処理しているオーバヘッド・バイ
トがSTS−Nのどのチャネル(STS−48の場合に
は、48チャネル中のチャネル)のものなのかを識別す
るデータを、VCIに設定する。更に、ATMセル多重
分離部82は、その他のヘッダ情報を設定する。
【0044】ATM多重分離部82は、また上記S/P
変換部81を介して受信したATMセルからオーバヘッ
ド・バイトを取り出し、送信データメモリ部83に出力
する処理を行う。なお、1つのATM伝送路69を用い
ているため、VPIはある値に固定でよい(VPIは1
つを意味する)。
【0045】図5は、図1に示すATM中継/連続性保
護部64の内部構成を示すブロック図である。ATM中
継/連続性保護部64は、受信バッファ部(REC b
uf)91、ATMセルルーチング部92、FIFOメ
モリで構成される受信メモリ部(FIFO−R)93、
ATM多重分離部(ATM MUX/DMUX)94、
電気/光信号変換部(E/O)95、送信バッファ部
(OUT buf)96、受信メモリ部(FIFO−
S)97、光/電気信号変換部(O/E)98、フレー
ムパルス生成部(PG)99及び連続性検出/保護部
(DET/PRCT)100を具備する。
【0046】各ライン終端部611 〜61n で数十バイ
トまとめて分離されたオーバヘッド・バイトは受信バッ
ファ部91を介してATMセルルーチング部92に出力
される。ATMセルルーチング部91は、受信バッファ
部91からのATMセルに対し所定のATMセルルーチ
ング処理を行う。前述したように、ATMセルはATM
伝送路69を介してオーバヘッド処理部65に接続され
ているため、受信バッファ部91からのATMセルに対
するルーチング処理は、実質的に受け取ったATMセル
をスルーさせるものである。そして、ATMセルは受信
メモリ部93に一時的に格納される。連続性検出/保護
部100は、ATMセルルーチング部92内のATMセ
ルに格納されたCPU66が処理するオーバヘッド・バ
イトを監視し、複数のATMセル間のオーバヘッド・バ
イトの連続性が保証されるように制御する。例えば、オ
ーバヘッド・バイトの中にエラーがあったような場合に
は、エラーのあるオーバヘッド・バイトを出力する代わ
りに、以前受信したエラーのないオーバヘッド・バイト
を出力する。
【0047】このようにして、受信メモリ部93は、A
TMセルルーチング部92及び連続性検出/保護部10
0からのATMセルを格納した後、ATM多重/分離部
94に出力する。ATM多重/分離部94は、受信メモ
リ部93から受け取ったATMセルを多重化して、電気
/光信号変換部95に出力する。多重化されたATMセ
ルは、電気/光信号変換部95で光信号に変換され、光
信号ATMOUTとして図1に示すATM伝送路69に
出力される。
【0048】また、ATM伝送路69を介して受信され
た光信号ATMINは、光/電気信号変換部98で電気
信号に変換された後、多重分離部94で各ATMセルに
分離され、送信メモリ部97に一旦格納された後、AT
Mセルルーチング部92に与えられる。ATMセルルー
チング部92は各ATMセルからオーバヘッド・バイト
を取り出し、VCIを参照して、送信バッファ部96に
設けられた各ライン対応の内部バッファの内のVCIで
指示されるラインに対応した内部バッファに出力する。
【0049】なお、フレームパルス生成部99は、マス
タクロックMCLKからフレームを示すフレームパルス
を生成して、受信バッファ部93、ATM多重/分離化
部94及び送信バッファ部97に出力する。これらの各
部は、フレームパルスで指示されたフレーム単位に動作
する。
【0050】図6は、図1に示すオーバヘッド処理部6
5の内部構成を示すブロック図である。オーバヘッド処
理部65は、受信系、送信系及びタイミング系からな
る。受信系は、光伝送路69に接続された光/電気信号
変換部181、第1のオーバヘッド・バイト抽出部11
0、第2のオーバヘッド・バイト抽出部120及びポー
ト出力部130を有する。送信系は、ポート入力部14
0、第1のオーバヘッド・バイト挿入部150、第2の
オーバヘッド・バイト挿入部160、タイミング信号生
成部170、及び光伝送路69に接続された電気/光信
号変換部182を有する。
【0051】第1のオーバヘッド・バイト抽出部110
は、図1に示すCPU66が処理するオーバヘッド・バ
イトを選択してCPUバス67に出力するもので、AT
Mインタフェース(I/F)部111と抽出部(DRO
P)112とを有する。ATMインタフェース部111
は、オーバヘッドバイトDATA、オーバヘッドカウン
ト値OHC及びVCIを出力する。オーバヘッドカウン
ト値OHCは、内部に設けられたカウンタの出力で、図
4に示すATMセルの領域I(CPU66が処理すべき
オーバヘッド・バイトを格納する領域)の各バイト領域
を示すオーバヘッドカウント値を出力する。VCIはど
のラインのどのチャネルに関するオーバヘッドなのかを
示す。抽出部112は、オーバヘッドカウント値OHC
が領域I内の各バイト領域を示しているときには、AT
Mインタフェース部111が出力するオーバヘッド・バ
イトを取り込んで、VCIの情報とともにCPUバス6
7に出力する。
【0052】第2のオーバヘッド・バイト抽出部120
は、各ポートに出力されるオーバヘッド・バイトを抽出
して、ポート出力部130に出力するもので、ATMイ
ンタフェース(I/F)部121とTSA部122とを
有する。ATMインタフェース部111は、オーバヘッ
ドバイトDATA、オーバヘッドカウント値OHC及び
VCIを出力する。オーバヘッドカウント値OHCは、
内部に設けられたカウンタの出力で、図4に示すATM
セルの領域II(各ポートに出力されるべきオーバヘッ
ド・バイトを格納する領域)の各バイト領域を示すオー
バヘッドカウント値を出力する。VCIはどのラインの
どのチャネルに関するオーバヘッドなのかを示す。TS
A部122は、オーバヘッドカウント値OHCが領域I
I内の各バイト領域を示しているときには、VCI及び
CPU66からのクロスコネクション設定情報を参照し
て、イネーブル信号をポート出力部130に出力する。
クロスコネクション設定情報はどのライン終端器のどの
チャネルのどのオーバヘッドをどのポートに出力すべき
かを指示するものである。オーバヘッドカウント値OH
C及びVCIが指定された値になった時に、対応するイ
ネーブル信号ENをポート出力部130に出力する。イ
ネーブル信号はオーバヘッド・バイトを出力すべきポー
ト毎に対応しており、例えばポート数に等しいビットを
含む。
【0053】ポート出力部130は、セレクタ(SE
L)131、複数のバッファ(BUF)132、複数の
DPLL回路133を有する。セレクタ131は、第2
のオーバヘッド・バイト抽出部120からのオーバヘッ
ド・バイトと、TSA部122からのイネーブル信号E
Nとを受け取り、イネーブル信号が示すポートに対応し
たバッファ132に、受け取ったオーバヘッド・バイト
とイネーブル信号ENとを出力する。バッファに一旦格
納されたオーバヘッド・バイトはDPLL回路133に
より、後述する周波数変換処理によって連続するデータ
に変換された後、ポート191に出力される。ポートの
一構成例として、オーバヘッド・バイトで構成される各
制御情報毎に設けられ、各制御情報毎に設けられるポー
トは全てのラインに共通に1個設けられる。例えば、あ
るラインのある制御情報が必要な場合には、TSA部1
22に与えられるクロスコネクション設定情報にその旨
を設定する。また、複数のラインをグループ化し、ある
制御情報に対し各グループ毎に1つのポートを設けるこ
ととしても良い。
【0054】なお、ポート191はDCCデータ出力用
のポートや、音声データ出力用のポート等、CPU66
で処理するオーバヘッド・バイト以外のオーバヘッド・
バイトを出力するためのポートである。セレクタ131
は、予め中継又は放送すべきオーバヘッド・バイト、す
なわち前述の例ではDCCデータをポート入力部140
へも出力する。このために、DCCデータが出力される
セレクタ131の端子はバッファ132のみならず、ポ
ート入力部140にも接続されている。ただし、図6で
は、便宜上、セレクタ131は中継又は放送すべきオー
バヘッド・バイトをバッファ132に接続される端子と
は異なる端子から出力するように図示してある。なお、
セレクタ131はパラレル信号をシリアル信号に変換す
る機能を有し、バッファ132へ出力する際にはシリア
ル信号としてオーバヘッド・バイトを出力する。
【0055】ポート入力部140は、シリアル/パラレ
ル変換部141及びバッファ142を有する。シリアル
/パラレル変換部141は各ポートからシリアルデータ
として入力されたオーバヘッド・バイトをパラレルデー
タに変換して、第1のオーバヘッド・バイト挿入部15
0に出力する。バッファ142は、前述したセレクタ1
31から出力された中継又は放送すべきオーバヘッド・
バイトを一旦格納し、第1のオーバヘッド・バイト挿入
部150に出力する。
【0056】第1のオーバヘッド・バイト挿入部150
は、セレクタ151及びATMインタフェース部152
を有する。セレクタ151は、CPU66からのクロス
コネクション設定情報を受け取り、ATMインタフェー
ス部152が出力するオーバヘッドタイミング信号(1
バイト毎に発生する)に従い、クロスコネクション設定
情報が指示する選択すべきオーバヘッド・バイトを選択
して、ATMインタフェース部152に出力する。AT
Mインタフェース部152は、セレクタ151から受け
取ったオーバヘッド・バイトを図4の領域II内に格納
して出力する。
【0057】第2のオーバヘッド・バイト挿入部160
は、CPUバス67を経由して送られてきたオーバヘッ
ドバイトを、第1のオーバヘッド・バイト挿入部150
が出力するATMセルの領域I内に格納する処理を行
う。第2のオーバヘッド・バイト挿入部160は、セレ
クタ161とATMインタフェース部162とを有す
る。セレクタ161は、CPU66からのクロスコネク
ション設定情報を受け取り、ATMインタフェース部1
62が出力するオーバヘッドタイミング信号(1バイト
毎に発生する)に従い、クロスコネクション設定情報が
指示する選択すべきオーバヘッド・バイトをCPUバス
67から選択して、ATMインタフェース部152から
のATMセル内に格納する。このようにして生成された
ATMセルは、ATMインタフェース部162を介し
て、電気/光信号変換部162に出力される。
【0058】タイミング信号生成部170は、各出力ポ
ート部130内の各DPLL回路133の動作に必要な
タイミング信号を生成するもので、クロック発生器17
1を有する。クロック発生器171は、ATMインタフ
ェース部121からのマスタクロックMCLK、オーバ
ヘッドカウント値OHC及びVCIを受け取り、各オー
バヘッドの先頭を示すパスル信号OHFPと、各オーバ
ヘッド・バイトの各ビットに同期したオーバヘッド・ク
ロック信号OHCLK1、OHCLK2・・・を有す
る。
【0059】図7は、各DPLL回路133の内部構成
を示すブロック図である。DPLL回路133は、クロ
ックカウンタ201、レジスタ202、203、比較器
204、フィルタ205、アップ/ダウンカウンタ20
6、FIFOメモリ207を有する。バッファ132か
らのオーバヘッド・バイトを対応するオーバヘッド・ク
ロック信号OHCLKn(n=1、2・・・)に同期し
てFIFOメモリ207に書き込み、分周器として機能
するアップ/ダウンカウンタ206が出力するクロック
信号CLKで読み出すことで、各ライン(光ファイバ・
ケーブル)上の周波数変動を吸収して、オーバヘッド・
バイトを連続したデータに変換する。
【0060】クロックカウンタ201は、パルス信号O
HFP毎に繰り返しカウント動作を行い、オーバヘッド
・クロック信号OHCLKが入力されている期間をマス
タクロックMCLKでサンプリングする。サンプル数は
レジスタ202、203に順番に格納される。比較器2
04はレジスタ202に格納された今回のサンプル数と
レジスタ203に格納された前回のサンプル数とを比較
して差を計算する。この差は、連続するATMセルの位
置の差に相当する。ただし、前述したように、ATMセ
ルの揺らぎの要因は、ラインの周波数変動(各ラインの
周波数が異なる)以外にもATMセルの送出順にも依存
する。ここでは、ATMセルの送出順にDPLL回路が
追従しないように、換言すればラインの周波数変動のみ
に追従するようにフィルタ205を設けている。
【0061】すなわち、比較器204の出力(今回と前
回のカウンタ値の差)がラインの周波数変動に対応する
所定範囲にあれば、比較器204の出力はフィルタ20
5を通過して、アップ/ダウンカウンタ206に出力さ
れる。比較器204の出力が上記所定範囲外の場合に
は、フィルタ205はその出力を阻止する。比較器20
4の出力が所定範囲内であって、今回のカウンタ値から
前回のカウンタ値を引いた値がプラスの場合には、アッ
プ/ダウンカウンタ206のカウント値をマスタクロッ
クMCLKの1周期分カウントダウンさせる。また、今
回のカウンタ値から前回のカウンタ値を引いた値がマイ
ナスの場合には、アップ/ダウンカウンタ206のカウ
ント値をマスタクロックMCLKの1周期分カウントア
ップさせる。このようにして生成されたクロック信号C
LKはFIFOメモリ207に与えられ、このタイミン
グでオーバヘッド・バイトが読み出される。
【0062】このように、ラインの周波数変動を検出し
て、その変動に応じてFIFOメモリ207からオーバ
ヘッド・バイトを読み出すタイミングを調整しているの
で、FIFOメモリ207から読み出されたオーバヘッ
ド・バイトを連続したデータとすることができる。
【0063】図8は、図7に示すDPLL回路133の
設計例を説明するための図である。図8は設計例を説明
するために必要な信号を図示するものであり、図示する
信号の全てが図7の各部の回路動作を直接示しているも
のではない。いま、図8(a)に示すように、オーバヘ
ッド・バイトが125μsに1回入力すると仮定する。
この場合、ATMセル生成のタイミングが最大±95μ
sずれると仮定した場合、最大のずれが生じたときにも
ラインの周波数変動を検出して、FIFOメモリ207
を制御できるようにする必要がある。よって、比較器2
04の比較動作を、図8(d)で示すような2kHzの
パルス信号(1周期は250μs相当)に同期して行
う。なお、図8(c)は、図8(d)に示すパルス信号
に同期する125μsのタイミングを示している。
【0064】図8(a)に示すオーバヘッド・バイト#
1、#2、#3に周波数変動が発生している。比較器2
04の動作が250μsの周期で行われるので、オーバ
ヘッド・バイトを2つ検出した時に変化するパルス信号
で図8(a)のオーバヘッド・バイトを示すと、図8
(b)に示すようになる。図8(e)は図8(b)と図
8(d)の位相差を示すパルスで、図7に示すクロック
カウンタ201の出力に相当するものである。また、図
8(f)のk、l、m、nはクロックカウンタ201の
カウント値である。
【0065】ここで、ATMセル生成のタイミングが±
95μsのような大きなずれでアップダウンカウント2
06を制御しては、そのカウント値が大きく変動してし
まい、データの連続性は逆に損なわれてしまう。ATM
セルのタイミングのずれがない場合のDPLL回路の入
力タイミング偏差は40ppmなので、125μs5n
sしかずれない。比較は250μs毎に行うので、この
場合のずれは10nsとなる。10nsは38.88M
Hzのクロックでサンプリングすると0.4個である。
ずれの積み重ねを考慮すると、クロックカウンタ201
がカウントするサンプル数で(前回のサンプル数)±2
個でアップダウンカウンタ206を制御することにす
る。すなわち、250μs毎にマスタクロックMCLK
で1クロック分の増減を行う。すなわち、(今回のサン
プル数)−(前回のサンプル数)=+nの場合、アップ
ダウンカウンタの値を次の1回だけ1ディクリメント
し、(今回のサンプル数)−(前回のサンプル数)=−
nの場合、アップダウンカウンタの値を次の1回だけ1
インクリメントする。よって、(今回のサンプル数)−
(前回のサンプル数)が±n(上記の例ではn=2)の
範囲に入らない場合には、その差分を破棄して、アップ
ダウンカウンタ206のカウント値をそのまま保持す
る。
【0066】図8の場合では、l−kや、m−lを計算
し、その差が−2と+2の範囲内にあるかどうかを判断
してアップダウン/カウンタ206を制御する。このよ
うにDPLL133を設計することで、ラインの周波数
変動にのみ追従するDPLL回路を実現できる。
【0067】以上、本発明の実施の形態を説明した。本
発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例
えば、オーバヘッド・バイトの転送はATMに限定され
ず、他の非同期転送方法によってもよい。また、ATM
セルを光信号で伝送する代わりに、電気信号で伝送して
もよい。また、図1のATM中継/連続性保護部64と
オーバヘッド処理部65とを1つにまとめてオーバヘッ
ド処理部として考えてもよい。
【0068】また、実際の伝送装置を製造する場合に
は、図2に示すATM処理部80を少なくとも1つのL
SIで構成することで、装置を小型化できる。同様に、
ATM中継/連続性保護部64を少なくとも1つのLS
Iで構成することで、装置を小型化できる。更に、オー
バヘッド処理部65もLSIで構成することで、装置を
小型化できる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下の効果が得られる。請求項1、2、8に記載の発明
によれば、伝送路毎に設けられるライン終端部でオーバ
ヘッド情報を終端する必要がなくなるのでライン終端部
の処理が軽減され、オーバヘッド情報を効率よく処理で
きる。
【0070】請求項3に記載の発明によれば、オーバヘ
ッド情報を収集した後、中継又は放送すべきオーバヘッ
ド情報を第2の処理部が再びセル化して第1の処理部に
返送する、第2の処理部で中継又は放送すべきオーバヘ
ッド情報とその他の情報とを同様に扱うことができる。
よって、従来のようにDCC中継/放送部24(図1
3)を個別に設ける必要がない。中継又は放送すべきオ
ーバヘッド情報とその他の情報とを同様に扱うことがで
きるということは、中継又は放送すべきオーバヘッド情
報を任意に選択できることを意味するので、従来のよう
にDCC中継/放送部24やプロトコル終端部53(図
16)をその都度変更する必要がない。
【0071】請求項4に記載の発明によれば、セルを多
重化して伝送するので、効率よく第1及び第2の処理部
間でオーバヘッド情報を伝送することができる。請求項
5に記載の発明によれば、非同期の伝送であるから、各
伝送路の周波数が完全に一致していなくとも、異なる伝
送路上のオーバヘッド情報をセル化し多重化して伝送す
ることができる。
【0072】請求項6に記載の発明によれば、セル化し
て収集されたオーバヘッド情報をセルから取り出した状
態でのオーバヘッド情報のバースト性を、セルから取り
出したオーバヘッド情報を処理できるように連続性を有
するデータに変換することができる。
【0073】請求項7に記載の発明によれば、オーバヘ
ッド情報の周波数変動があっても、連続性を有するデー
タを平均化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示すライン終端器の構成を示すブロック
図である。
【図3】ATMセルのフレームフォーマットを示す図で
ある。
【図4】ATMセルに対するオーバヘッド・バイトの割
り付けを示す図である。
【図5】図1に示すATM中継/連続性保護部の構成を
示すブロック図である。
【図6】図1に示すオーバヘッド処理部の構成を示すブ
ロック図である。
【図7】図6に示すDPLL回路の構成を示すブロック
図である。
【図8】図7に示すDPLL回路の設計例を説明するた
めのタイミング図である。
【図9】SONETのネットワークの概念を示す図であ
る。
【図10】STS−1及びSTS−3のフレームフォー
マットを示す図である。
【図11】セクションオーバヘッド、ラインオーバヘッ
ド(a)及びパスオーバヘッド(b)を示す図である。
【図12】SONETの一例を示す図である。
【図13】図12に示す伝送装置10Aの構成を示すブ
ロック図である。
【図14】図13に示すライン終端器25w、25pの
内部構成を示すブロック図である。
【図15】図13に示すオーバヘッド終端器26の内部
構成を示すブロック図である。
【図16】図13に示すDCC中継/放送部24内部の
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
611 、612 、61n ライン終端部 62 マルチプレクサ/デマルチプレクサ 63 TSA部 64 ATM中継/連続性保護部 65 オーバヘッド処理部 66 CPU 67 CPUバス 68 データ処理部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーバヘッド情報を有する信号を伝送す
    る伝送路を複数収容する伝送装置において、 各伝送路上の信号のオーバヘッド情報を収集して終端す
    る終端部を具備することを特徴とする伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記終端部は、信号から分離したオーバ
    ヘッド情報を伝送路毎にセルに格納して出力し、またセ
    ルに格納されたオーバヘッド情報を信号に付加する処理
    を行う第1の処理部と、該第1の処理部が出力したセル
    内のオーバヘッド情報を取り出し、また信号に付加すべ
    きオーバヘッド情報をセルに格納して前記第1の処理部
    に出力する第2の処理部とを有することを特徴とする請
    求項1記載の伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の処理部は、前記第1の処理部
    から受け取ったある伝送路からのオーバヘッド情報が他
    の伝送路へ中継又は放送すべきものである場合、該オー
    バヘッド情報をセルに格納して第1の処理部へ返送する
    処理部を有することを特徴とする請求項2記載の伝送装
    置。
  4. 【請求項4】 前記終端部は、前記伝送路毎のセルを多
    重化して、前記第1の処理部と前記第2の処理部との間
    で伝送するための第3の処理部を有することを特徴とす
    る請求項2記載の伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記第3の処理部は多重化したセルを非
    同期で伝送することを特徴とする請求項4記載の伝送装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第2の処理部は、取り出したオーバ
    ヘッド情報を構成するデータを連続性を有するデータに
    変換するための変換部を具備することを特徴とする請求
    項2記載の伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記変換部は、オーバヘッド情報を一時
    記憶するメモリと、所定のクロックから該メモリの読み
    出し用クロックを生成するカウンタ及びオーバヘッド情
    報の周波数変動に応じて前記カウンタを制御する制御部
    とを含むディジタルPLL回路とを有することを特徴と
    する請求項6記載の伝送装置。
  8. 【請求項8】 前記セルはATMセルであることを特徴
    とする請求項2記載の伝送装置。
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