JPH10206492A - Icソケット - Google Patents
IcソケットInfo
- Publication number
- JPH10206492A JPH10206492A JP9008200A JP820097A JPH10206492A JP H10206492 A JPH10206492 A JP H10206492A JP 9008200 A JP9008200 A JP 9008200A JP 820097 A JP820097 A JP 820097A JP H10206492 A JPH10206492 A JP H10206492A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- metallic part
- external heat
- high temperature
- metal part
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高温雰囲気中でICを速やかに温度上昇さ
せ、高温度特性試験に係る時間を短縮することを目的と
する。 【解決手段】 IC4を実装する実装部5を有し、IC
4の特性試験・測定に使用するICソケット1におい
て、前記ICソケット1に、実装したIC4に接触する
接触面6aを有する金属部6を設ける。
せ、高温度特性試験に係る時間を短縮することを目的と
する。 【解決手段】 IC4を実装する実装部5を有し、IC
4の特性試験・測定に使用するICソケット1におい
て、前記ICソケット1に、実装したIC4に接触する
接触面6aを有する金属部6を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ICの特性試験
・測定に使用するICソケットに関する。
・測定に使用するICソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のICソケット本体は、樹
脂で作成されており、その熱伝導率は金属よりも低い。
ICの高温度特性試験の際は、ICソケットの実装部に
ICを実装し、このICソケットを目的の温度雰囲気中
にさらして、IC自体の温度上昇を待った後、測定を実
施していた。
脂で作成されており、その熱伝導率は金属よりも低い。
ICの高温度特性試験の際は、ICソケットの実装部に
ICを実装し、このICソケットを目的の温度雰囲気中
にさらして、IC自体の温度上昇を待った後、測定を実
施していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の従来技術によれば、ICソケットは樹脂で作成され
ているので、熱伝導率が低く、ICを高温雰囲気中にさ
らして目的の温度に上昇させるには長い時間を費やして
しまうという問題がある。特に、蓋付きのICソケット
では、高温雰囲気に触れるIC自体の面積が小さく、I
Cの温度上昇にはさらに時間を費やしてしまうという問
題があった。
成の従来技術によれば、ICソケットは樹脂で作成され
ているので、熱伝導率が低く、ICを高温雰囲気中にさ
らして目的の温度に上昇させるには長い時間を費やして
しまうという問題がある。特に、蓋付きのICソケット
では、高温雰囲気に触れるIC自体の面積が小さく、I
Cの温度上昇にはさらに時間を費やしてしまうという問
題があった。
【0004】本発明は、以上の問題点に鑑み、実装した
ICに外部の熱を効率良く伝導する構成を得て、高温雰
囲気中でICを速やかに温度上昇させ、高温度特性試験
に係る時間を短縮することを目的とする。
ICに外部の熱を効率良く伝導する構成を得て、高温雰
囲気中でICを速やかに温度上昇させ、高温度特性試験
に係る時間を短縮することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、外部の熱を積極的にICに伝導するよう
にする。すなわち、本発明は、ICを実装する実装部を
有し、ICの特性試験・測定に使用するICソケットに
おいて、前記ICソケットに、実装したICに接触する
接触面を有する金属部を設けたことを特徴とする。
め、本発明は、外部の熱を積極的にICに伝導するよう
にする。すなわち、本発明は、ICを実装する実装部を
有し、ICの特性試験・測定に使用するICソケットに
おいて、前記ICソケットに、実装したICに接触する
接触面を有する金属部を設けたことを特徴とする。
【0006】このとき、前記金属部はICソケット外部
に露出する露出面を有すると、外部の熱に金属部が直接
触れることになり、金属部の加熱の速度が上がる。さら
に、前記金属部に発熱線を内蔵すれば、該発熱線への通
電により金属部を加熱することができる。
に露出する露出面を有すると、外部の熱に金属部が直接
触れることになり、金属部の加熱の速度が上がる。さら
に、前記金属部に発熱線を内蔵すれば、該発熱線への通
電により金属部を加熱することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態を
示す断面図であり、これは蓋付きICソケットに関す
る。図において、1はICソケットであり、台座2と蓋
3より構成し、内部にIC4を実装する実装部5を有し
ている。6は該ICソケット1の蓋3に設けた金属部で
あり、該金属部6は熱伝導率の高い金属により形成して
ある。この金属部6はIC4に接触する接触面6aとI
Cソケット外部に露出する露出面6bを有している。7
は外部熱源である。
を用いて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態を
示す断面図であり、これは蓋付きICソケットに関す
る。図において、1はICソケットであり、台座2と蓋
3より構成し、内部にIC4を実装する実装部5を有し
ている。6は該ICソケット1の蓋3に設けた金属部で
あり、該金属部6は熱伝導率の高い金属により形成して
ある。この金属部6はIC4に接触する接触面6aとI
Cソケット外部に露出する露出面6bを有している。7
は外部熱源である。
【0008】以上の構成の本実施の形態の作用を以下に
説明する。まず、ICソケット1の実装部5にIC4を
実装し、蓋3を閉じる。これにより金属部6の接触面6
aとIC4が接触する。この状態で、外部熱源7により
金属部6を加熱する。本実施の形態では、前記金属部6
は露出面6bにより外部熱源7に直接触れることにな
り、金属部6の加熱の速度は増す。金属部6が加熱によ
り温度上昇すると、それに直接接触しているIC4に熱
が伝わり温まる。
説明する。まず、ICソケット1の実装部5にIC4を
実装し、蓋3を閉じる。これにより金属部6の接触面6
aとIC4が接触する。この状態で、外部熱源7により
金属部6を加熱する。本実施の形態では、前記金属部6
は露出面6bにより外部熱源7に直接触れることにな
り、金属部6の加熱の速度は増す。金属部6が加熱によ
り温度上昇すると、それに直接接触しているIC4に熱
が伝わり温まる。
【0009】以上のようにしてIC4自体の温度上昇を
待った後、測定を実施する。図2は本発明の第2の実施
の形態を示す断面図である。なお、第1の実施例と同様
の構成については説明は省略し、符号も同一のものを用
いる。図において、8は金属部、9は該金属部8に内蔵
した発熱線である。ここで、該金属部8は実装したIC
4と接触する接触面8aを有している。なお、金属部8
は外部への露出面を有する必要はない。
待った後、測定を実施する。図2は本発明の第2の実施
の形態を示す断面図である。なお、第1の実施例と同様
の構成については説明は省略し、符号も同一のものを用
いる。図において、8は金属部、9は該金属部8に内蔵
した発熱線である。ここで、該金属部8は実装したIC
4と接触する接触面8aを有している。なお、金属部8
は外部への露出面を有する必要はない。
【0010】以上の構成により、発熱線9に通電するこ
とにより、金属部8を加熱する。以後の作用は第1の実
施の形態と同様である。図3は本発明の第3の実施の形
態を示す断面図である。図において、10は台座2に設
けた金属部であり、該金属部10はIC4への接触面1
0aを有する。
とにより、金属部8を加熱する。以後の作用は第1の実
施の形態と同様である。図3は本発明の第3の実施の形
態を示す断面図である。図において、10は台座2に設
けた金属部であり、該金属部10はIC4への接触面1
0aを有する。
【0011】図4は本発明の第4の実施の形態を示す断
面図である。図において、11は台座2に設けた金属部
であり、該金属部11はIC4への接触面11aを有す
るとともに、発熱線12を内蔵する。第3,第4の実施
の形態によれば、さらに速くIC4を目的の温度に到達
させることができる。
面図である。図において、11は台座2に設けた金属部
であり、該金属部11はIC4への接触面11aを有す
るとともに、発熱線12を内蔵する。第3,第4の実施
の形態によれば、さらに速くIC4を目的の温度に到達
させることができる。
【0012】なお、上記実施の形態は全て蓋付きのIC
ソケットを示したが、第3,第4の実施の形態で示した
如く、台座に金属部を設置すれば、蓋の無いICソケッ
トにも適用できる。
ソケットを示したが、第3,第4の実施の形態で示した
如く、台座に金属部を設置すれば、蓋の無いICソケッ
トにも適用できる。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く、本発明によれ
ば、ICを実装する実装部を有し、ICの特性試験・測
定に使用するICソケットにおいて、前記ICソケット
に、実装したICに接触する接触面を有する金属部を設
けたので、外部の熱を積極的にICに伝導することがで
きる。
ば、ICを実装する実装部を有し、ICの特性試験・測
定に使用するICソケットにおいて、前記ICソケット
に、実装したICに接触する接触面を有する金属部を設
けたので、外部の熱を積極的にICに伝導することがで
きる。
【0014】これにより、実装したICに外部の熱を効
率良く伝導することが可能となり、高温雰囲気中でIC
を速やかに温度上昇させ、高温度特性試験に係る時間を
短縮するという効果がある。なお、上記構成において金
属部にICソケット外部に露出する露出面を有すると、
外部の熱に金属部が直接触れることになるので、金属部
の加熱の速度が上がり、高温度特性試験に係る時間はさ
らに短縮するという効果がある。
率良く伝導することが可能となり、高温雰囲気中でIC
を速やかに温度上昇させ、高温度特性試験に係る時間を
短縮するという効果がある。なお、上記構成において金
属部にICソケット外部に露出する露出面を有すると、
外部の熱に金属部が直接触れることになるので、金属部
の加熱の速度が上がり、高温度特性試験に係る時間はさ
らに短縮するという効果がある。
【0015】さらに、前記金属部に発熱線を内蔵すれ
ば、該発熱線への通電により金属部を加熱することがで
きるので、外部熱源を使用する必要がなくなる。従っ
て、さらに直接的な加熱が、安価な設備で実現するとい
う効果がある。
ば、該発熱線への通電により金属部を加熱することがで
きるので、外部熱源を使用する必要がなくなる。従っ
て、さらに直接的な加熱が、安価な設備で実現するとい
う効果がある。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の第4の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
1 ICソケット 2 台座 3 蓋 4 IC 5 実装部 6 金属部 6a 接触面 6b 露出面 7 外部熱源 8 金属部 9 発熱線 10 金属部 10a 接触面 11 金属部 11a 接触面 12 発熱線
Claims (3)
- 【請求項1】 ICを実装する実装部を有し、ICの特
性試験・測定に使用するICソケットにおいて、 前記ICソケットに、実装したICに接触する接触面を
有する金属部を設けたことを特徴とするICソケット。 - 【請求項2】 前記金属部はICソケット外部に露出す
る露出面を有することを特徴とする請求項1記載のIC
ソケット。 - 【請求項3】 前記金属部は発熱線を内蔵することを特
徴とする請求項1記載のICソケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9008200A JPH10206492A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | Icソケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9008200A JPH10206492A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | Icソケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10206492A true JPH10206492A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11686633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9008200A Pending JPH10206492A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | Icソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10206492A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008190895A (ja) * | 2007-02-01 | 2008-08-21 | Akim Kk | 電子部品検査装置 |
-
1997
- 1997-01-21 JP JP9008200A patent/JPH10206492A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008190895A (ja) * | 2007-02-01 | 2008-08-21 | Akim Kk | 電子部品検査装置 |
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