JPH10205263A - 掘削機の排土装置 - Google Patents

掘削機の排土装置

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JPH10205263A
JPH10205263A JP1270397A JP1270397A JPH10205263A JP H10205263 A JPH10205263 A JP H10205263A JP 1270397 A JP1270397 A JP 1270397A JP 1270397 A JP1270397 A JP 1270397A JP H10205263 A JPH10205263 A JP H10205263A
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bucket
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crane
excavation
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Masayuki Haniyu
誠之 羽生
Kazunobu Okumoto
和信 奥本
Fumihiko Ishise
文彦 石瀬
Yoshihiro Kuge
義弘 久下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、バケットによる排土作業を能力良く
行うことができる掘削機の排土装置をすることにある。 【解決手段】本発明は、クレーン10に回動自在に支持
フレーム120を設置し、この支持フレーム120を起
伏させるリーダー起伏ジャッキ121を設け、支持フレ
ーム120にリーダー113を設置し、このリーダー1
13に回動自在に排土板110を設置し、この排土板1
10を開閉させる排土押出しジャッキ112を設けて、
時間を費やす要因となっていたクレーン10の旋回動作
を必要とせず、排土板110を開いてクレーン10から
吊された掘削バケット50を前方に押し出すという素早
い動作で、掘削バケット50による掘削孔を避けバケッ
ト50内の土を排土するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばオールケー
シング工法により施工される場所打杭の造成に用いられ
る掘削機の排土装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現場打基礎杭造成工事には、ベースマシ
ンとなるクレーン、例えばクローラクレーンと、このク
レーンより吊されたバケットとにより掘削を行う掘削機
が用いられている。
【0003】代表的には、図8に示されるような例えば
全旋回ボーリングマシン60を用いて、ケーシングチュ
ーブ70を回転させながら土中に押し込み、このケーシ
ング70内の土をクローラクレーン10より吊された掘
削バケット50(バケット)により掘削するオールケー
シング工法を採用した掘削機がある。
【0004】この掘削機で用いられるクローラクレーン
10には、つぎのような構造が採用してある。すなわ
ち、クローラクレーン10は、走行に関係する下部走行
体20と、作業装置を搭載した上部旋回体30とで構成
され、下部走行体20はトラックフレーム22、カーボ
ディ23などから構成してある。
【0005】ここで、トラックフレーム22は、鋼板製
のビームよりなり、車両後方にはスプロケットホイール
25が設けられ、前方にはアイドルホイール26が設け
られている。またトラックフレーム22の下面(ビーム
下面)には多数のロアローラ27が設けられ、無限起動
となるクローラ21上を機械重量を支えながら転がるよ
うにしてある。
【0006】スプロケットホイール25とこのスプロケ
ットホイール25に巻き付いたクローラ21は互いに歯
部が噛み合っていて、トラックフレーム22に設けたオ
イルモータ24でスプロケットホイール25を回転させ
ることにより、クローラクレーン10の全体を前進・後
進できるようにしてある。なお、トラックフレーム22
は、通常、左右両側にあり、さらにそれぞれに駆動装置
(オイルモータ24など)が設けてあり、左右両側のオ
イルモータ24を正転させると前進、逆転させると後
進、左右のオイルモータ24の回転方向を変えるとクロ
ーラクレーン10が曲進する。
【0007】カーボディ23は、トラックフレーム22
に差し込まれた形態で固定され、カーボディ23の上面
には旋回ベアリング(図示しない)が設けてある。通
常、この旋回ベアリングのインナーレース(図示しな
い)が下部走行体20のトラックフレーム22に支持さ
れ、アウターレース(図示しない)が上部旋回体30の
シャーシをなすスイングアーム31に支持され、上部旋
回体30の重量を回転自在に支えている。
【0008】ここで、インナーレースの内径側には内歯
歯車が形成(歯切りによる)されている。そして、この
歯部が上部旋回体30に設けてある旋回モータ(図示し
ない)の出力軸に装着されたピニオンギヤ(図示しな
い)と噛み合っていて、旋回モータから発する駆動力に
より上部旋回体30を回転駆動できるようにしてある。
【0009】上部旋回台30は、シャーシとなるスイン
グアーム31上に、ブーム32、キャビン33、エンジ
ンユニット34、カウンタウェイト35、主巻ウイン
チ、補巻ウイント、ブーム起伏ウインチ(いずれも図示
しない)などを搭載して構成してある。
【0010】ここで、主巻ウインチには主巻ワイヤ36
が巻かれ、補巻ウイントには補巻ウインチ37が巻かれ
ている。そして、主巻ワイヤ36の端部が、ブーム先端
に設けたシーブ40,41を経て吊り下げられ、掘削バ
ケット50を吊持している。また補巻ワイヤ37の端部
は、ブーム先端のシーブ40,42を経て、クラウン5
2を吊持している。
【0011】ブーム起伏ウインチには、ブーム起伏ロー
プ38が巻かれている。このブーム起伏ロープ38が、
同起伏ロープ38の反力を支えるAフレーム39の先端
に設けたシーブ43とスプレッダ44との間で多重掛け
してある。そして、ブーム32の先端とスプレッダ44
との間は、ブーム32を支えるガイケーブル45で結ば
れていて、ブーム起伏ウインチを回転駆動させることに
より、ブーム32の傾斜角を変えられるようにしてあ
る。
【0012】一方、全旋回ボーリングマシン60は、ベ
ースフレーム61、アウトリガー62、ベアリングケー
ス63、旋回モータ64、引抜きシリンダ65などを組
合わせて構成されている。
【0013】具体的には、ベースフレーム61は、アウ
トリガー62により、水平となるように据え付けられ、
またベアリングケース63は、引抜きシリンダ65によ
り、ベースフレーム61に対して、支持されている。ベ
アリングケース63の内部には、旋回ベアリング(図示
しない)が設けられている。この旋回ベアリングで、ケ
ーシングチューブ70をクランプするクランプ装置(図
示しない)を支えるようにしてある。また旋回ベアリン
グの外径部分には、引抜きシリンダ65に据付けられて
いるオイルモータで構成される旋回モータ64の出力軸
に装着されたピニオンギヤと噛合うギヤ(いずれも図示
しない)が形成(歯切りによる)されていて、旋回モー
タ64から発する駆動力により、クランプ装置でクラン
プされたケーシングチューブ70を回転駆動させるよう
にしてある。
【0014】ケーシングチューブ70、クランプ装置、
旋回モータ64は、引抜きシリンダ65により、ベアリ
ングケース63と一緒に、ベースフレーム61に対して
上下するようになっていて、ケーシングチューブ70を
回転させながら土中に押し込ませるようにしている。
【0015】但し、ケーシングチューブ70は、ある所
定の長さ毎にロックピン(図示しない)により、継ぎ足
されるようにしてあり、またケーシングチューブ70の
先端のファーストチューブ71には掘削用のビット72
が設けられ、ケーシングチューブ70の上端にはグラブ
ガイド73(掘削バスケット50をケーシングチューブ
70内へ入り込み易くする誘い込みのガイド)が置かれ
ている。
【0016】全旋回ボーリングマシン60とクローラク
レーン10とは、反力取りフレーム66を介して結合さ
れていて、全旋回ボーリングマシン60で発生する、全
旋回ボーリングマシン60が回転しようとする反力をク
ローラクレーン10で受け止めるようにしてある。
【0017】なお、80は、全旋回ボーリングマシン6
0の動力源、すなわち全旋回ボーリングマシン60を駆
動する油圧動力を発生させるパワーユニットで、ディー
ゼルエンジン、油圧ポンプ、油圧ポンプ等からなる。こ
のパワーユニット80が油圧ホース81を介して全旋回
ボーリングマシン60に接続され、必要な圧油を全旋回
ボーリングマシン60へ送れるようにしてある。
【0018】こうした機械による掘削作業としては、ま
ず、パワーユニット80を駆動して、全旋回ボーリング
マシン60に圧油を送り、クランプ装置、旋回モータ6
4、引抜きシリンダ65を作動させる。すると、ケーシ
ングチューブ70は、クランプ装置でクランプされ、旋
回モータ64で回転されつつ引抜きシリンダ65で土中
に押し込まれる。
【0019】この間、クローラクレーン10の運転で、
同クレーン10から吊された掘削バケット50を用い、
ケーシングチューブ70内を掘削するとともに、掘削を
終えた土を掘削孔となるケーシングチューブ70を避け
た地点に排土する作業を行う。
【0020】具体的には、掘削作業としては、まず、ク
ローラクレーン10で吊られている掘削バケット50を
ケーシングチューブ70内に下ろした後、ある高さから
ウインチを解放して落下させる。
【0021】すると、掘削バケット50の先端で開放し
ているシェル51が土中に突きささる。この状態からウ
インチを巻き上げると、掘削バケット50は、シェル5
1が閉じ、内部に土砂を抱えた状態で巻き上げられる。
【0022】掘削バケット50の上部に取り付けてある
ヘッド53がクラウン52に嵌まり込んだらウインチの
巻き上げを止め、ケーシングチューブ70を避けるよ
う、クローラクレーン10の上部旋回体30を例えば約
90°旋回させて、例えばクローラクレーン10の横に
置いてあるずり箱(図示しない)の上方に掘削バケット
50を導く。
【0023】ついで、掘削バケット50を吊っている主
巻ウインチと、クラウン52を吊っている補巻ウインチ
を同時に下げて、ずり箱の直上に掘削バケット50を導
く。この地点に掘削バケット50が配置されたら、主巻
ウインチを止め、補巻ウインチで吊っているクラウン5
2で掘削バケット50を支えてシェル51を開けば、掘
削バケット50内からずり箱へ土砂が排土される。
【0024】排土を終えたら、再び巻き上げと旋回を行
い、ケーシングチューブ70の上方に掘削バケット50
を位置させた後、掘削バケット50を降下させて掘削を
行う。
【0025】この掘削作業の間も、ケーシングチューブ
70は、全旋回ボーリングマシン60の旋回モータ64
にて回転力が与えられているとともに引抜きシリンダ6
5にて押込み力が与えられているので、掘削が進むにし
たがい地中に押し込まれていく。
【0026】このとき全旋回ボーリングマシン60は、
ケーシングチューブ70を回転させる反力で回転しよう
とするが、この反力を、反力取りフレーム66を介し
て、重量のあるクローラクレーン10で受け止めている
ので、回転しない。
【0027】ケーシングチューブ70の全体が土中に押
し込まれると、つぎのケーシングチューブ70を、ロッ
クピン(図示しない)で継ぎ足し、所定の深さに達する
まで掘削を行う。
【0028】計画した深さまで掘削、すなわちケーシン
グチューブ70が下げられると、例えばクローラクレー
ン10から掘削バケット50を外し、同クローラクレー
ン10で鉄筋篭(図示しない)を吊り込んで、掘削した
孔(掘削孔)の中に入れる。
【0029】つぎに、生コンクリートを打設するための
トレミー管(図示しない)をセットし、トレミー管で生
コンクリートを打設しつつ全旋回ボーリングマシン60
でケーシングチューブ70を引き抜けば、生コンクリー
トの硬化に伴い土中に杭が完成する。
【0030】そして、生コンクリートの打設の終了、ケ
ーシングチューブ70の引抜きの終了により同掘削位置
での作業は終り、つぎの掘削位置に全旋回ボーリングマ
シン60とパワーユニット80とを移動させて、同様に
掘削作業を行えば、次々に杭が完成していく。なお、引
抜いたケーシングチューブ70はつぎの場所で再使用さ
れる。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】ところで、掘削バケッ
ト50内の土砂(土)を排土するときは、掘削孔を避け
た位置、すなわち全旋回ボーリングマシン60が邪魔と
ならない地点に、能率良く、掘削バケット50内の土砂
(土)を排土させることが求められる。
【0032】ここで、クレーンから吊された掘削バケッ
ト50で掘削する場合、土砂を抱えた掘削バケット50
は掘削孔の上方に配置されるので、上記したように排土
作業にはクレーンの旋回動作で、すなわち上部旋回体3
0の旋回動作で、掘削孔(全旋回ボーリングマシン60
が在る部位)の位置から同側方に在る排土地点(ずり箱
の在る地点)へ掘削バケット50を移動させることが余
儀なくされる。
【0033】ところが、この排土時のクレーンの旋回動
作は、かなり重量ある上部旋回体30(掘削バケット5
0と共に各種機器が搭載されているから)を吊荷が揺れ
るを防ぎつつ旋回させる都合上、時間を要する。特に全
旋回ボーリングマシン60を吊り上げることが求められ
る大型のクレーンだと、かなりの時間を費やす。
【0034】このため、掘削作業は、排土のために多く
の時間を費やし、掘削機の掘削能率が悪い問題があっ
た。本発明は上記事情に着目してなされたもので、その
目的とするところは、バケットによる排土作業を能力良
く行うことができる掘削機の排土装置を提供することに
ある。
【0035】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載した掘削機の排土装置は、クレーンに
回動自在に支持フレームを設置し、この支持フレームを
起伏させる支持フレーム駆動手段を設け、支持フレーム
にリーダーを設置し、このリーダーに回動自在に排土板
を設置し、この排土板を開閉させる排土板駆動手段を設
けて、排土板を開くことにより、クレーンから吊された
バケットを前方に押し出し、バケットによる掘削孔を避
けてバケット内の土を排土するようにしたことにある。
【0036】すなわち、請求項1に記載の掘削機の排土
装置によると、支持フレーム駆動手段による支持フレー
ムの起伏により、バケットと排土板との間隔を調整す
る。そして、土砂(土)を抱えたバケットが排土板に配
置されたとき、この排土板を開いて、内部に土を抱えた
バケットを前方へ押し出せば、同バケットはそのまま掘
削孔を避けた地点に導かれる。
【0037】それ故、掘削作業の上で、時間を費やす要
因となっていたクレーンの旋回動作は必要でなくなり、
排土作業の能率が向上する。請求項2に記載した掘削機
の排土装置は、上記目的に加え、常に良好に排土板でバ
ケットを押し出せるようにするために、リーダーを支持
フレームに回動自在に設置し、リーダーの姿勢を調整す
る調整手段を設けて、排土板の姿勢を調整できるように
した。
【0038】請求項3に記載した掘削機の排土装置は、
上記目的に加え、排土高さを変えられるようにするため
に、リーダーに摺動自在に設置されたスライドフレーム
と、このスライドフレームをリーダーに沿って摺動させ
る摺動手段とを有し、スライドフレームに排土板を取付
けて、排土高さを調整できる構造とした。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1ないし図7に
示す一実施形態にもとづいて説明する。ここで、図1な
いし図3には本発明を適用した掘削機の全体が、掘削作
業の工程と共に示され、図6には掘削を終えた掘削孔に
鉄筋篭103を入れる作業工程が示され、図7にはつぎ
の掘削地点へ移動させる作業工程が示されている。
【0040】これら図面において、先の「従来の技術」
の項で述べた掘削機と部分と同じ部分(同じ機能を有す
る装置、部品など)には同一符号を付してその説明を省
略し、この項では異なる部位について説明することにす
る。
【0041】すなわち、本実施形態は、ベースマシンを
構成するクローラクレーン10に掘削バケット50を前
方へ押し出して排土位置へ導く排土装置100と、全旋
回ボーリングマシン60をクローラクレーン10と連結
したまま昇降可能とする昇降装置101とを設けた点が
異なる。
【0042】前者の排土装置100について説明すれ
ば、クローラクレーン10の前部からは、上方へ向かっ
てリーダー支持フレーム120(支持フレーム)が突き
出ている。リーダー支持フレーム120の下端部は、例
えばスイングフレーム31に対し、前後方向に回動自在
に支持されている。またリーダー支持フレーム120
は、その中間部と例えばスイングフレーム31の前部と
の間に設けたリーダー起伏ジャッキ121(支持フレー
ム駆動手段に相当)でも支持されていて、リーダー起伏
ジャッキ121の伸縮駆動(動作)で、リーダー支持フ
レーム120を下端部を支点に起伏できるようにしてあ
る。
【0043】リーダー支持フレーム120の上端部には
リーダー113が設けられている。リーダー113は、
図4に詳図されるように直線状に延びる部材から構成さ
れていて、中間部が上記リーダー支持フレーム120の
上端部に前後方向に回動自在に支持してある。
【0044】このリーダー113の前面側には、図4お
よび図5に示されるようにリーダー113の略全長に渡
って一対のガイドパイプ118が設けられている。この
ガイドパイプ118には、同ガイドパイプ118に案内
されて上下方向にスライド(摺動)自在するスライドフ
レーム111が設置されている。なお、119はスライ
ドフレーム111の上下端に設けられたガイドパイプ1
18と摺動自在に嵌まり合うガイドギブを示す。そし
て、このスライドフレーム111を介して、リーダー1
13の前面側には排土板110が設置してある。
【0045】具体的には、排土板110は、例えば図4
および図5にも示されるように略J字状に延び、かつ断
面がバケット側面にならう円弧形をなした帯状の部材か
ら構成されている。そして、同部材の上端両側がスライ
ドフレーム111に回動自在に支持され、排土板110
をリーダー113に対して、回動自在、すなわち開閉自
在に設置させている。
【0046】また排土板110の中間部は、図4に示さ
れるようにスライドフレーム111との間に取り付けた
排土板押し出しジャッキ112(排土板駆動手段に相
当)で支持されていて、同排土板押し出しジャッキ11
2の伸縮駆動(動作)にて、排土板110をリーダー1
13にならう退避位置と例えば図2に示される掘削バケ
ット50を大きく押し出す押し出し位置との間を移動で
きるようにしてある。
【0047】つまり、排土板押し出しジャッキ112を
駆動して排土板110を開作動させることにより、掘削
孔上方に位置する掘削バケット50を前方に押し出し
て、掘削孔を避けた地点において掘削バケット50内の
土砂(土)を排土できるようにしている。
【0048】そして、先のリーダー起伏ジャッキ121
にて、掘削バケット50と排土板110との間隔を調整
できるようにしてある。またリーダー113の下端部
は、リーダアジャストジャッキ122(調整手段に相
当)を介して、例えばスイングフレーム31の前部に回
動自在にピン結合されている。このリーダアジャストジ
ャッキ122の伸縮駆動(動作)にて、リーダー133
の垂直度を調整できるようにしてある。このリーダー1
13の調整により、排土板110の姿勢が調整可能にし
てあり、排土作業に適した排土板113の姿勢が得られ
るようにしてある。
【0049】スライドフレーム111は、摺動手段とし
ての昇降駆動装置115が内蔵されている。昇降駆動装
置115には、図4および図5に示されるようにリーダ
ー113の内部にリーダー113沿いに設けられたスラ
イドフレーム昇降シリンダ(ジャッキ)114を用い、
同シリンダ14の伸縮駆動(動作)で、スライドフレー
ム111の下端に固定されたワイヤロープ115aを押
し引きして、スライドフレーム111をリーダー113
に沿ってスライド(摺動)させる構造が用いられてい
る。
【0050】詳しくは、図4および図5に示されるよう
にスライドフレーム昇降シリンダ114の上部端となる
シリンダのロッド側には、2個(1個だけ図示)のシー
ブ116が設けられている。
【0051】またリーダー113内の下部には、イコラ
イザシーブ117が設けられている。そして、スライド
フレーム111の下端に固定されたワイヤロープ115
aは、ロッド先端のシーブ116、イコライザシーブ1
17を経て、再びロッド先端のシーブ116を通り、ス
ライドフレーム111の下端で固定されていて、スライ
ドフレーム昇降シリンダ114の昇降駆動で、ワイヤロ
ープ115aの中間部分を押上げたり下降させたりする
ことにより、シリンダストロークの2倍の変位量でスラ
イドフレーム111の上下位置、すなわち図3に示され
るように排土板110の上下位置を変えられるようにし
てある。この昇降構造によって、排土高さを速やかに調
整(変更)できるようにしてある。
【0052】他方、後者の昇降装置101について説明
すれば、123は、ベースマシンとなるクローラクレー
ン10のトラックフレーム23と全旋回ボーリングマシ
ン60とに対して、各々端部がピンで上下方向に回動自
在に連結された反力取りロッド(ロッド)である。反力
取りロッド123のうち、例えば前方側の全旋回ボーリ
ングマシン60側のピンは、全旋回ボーリングマシン6
0を切り離すことを可能とするために挿脱(着脱)可能
に連結してある。
【0053】そして、例えば先のリーダー起伏ジャッキ
121をそのまま駆動源に利用した駆動装置121aを
用いて、反力取りロッド123を介し、全旋回ボーリン
グマシン60を昇降できるようにしてある。
【0054】この駆動装置121aについて説明すれ
ば、スイングフレーム31の前方側からは、反力取りロ
ッド123と略平行をなす昇降リンク124が突き出て
いる。昇降リンク124の後方端は、例えばスイングフ
レーム31にピンで上下方向に回動自在に連結される。
また昇降リンク124の前方端は、全旋回ボーリングマ
シン60にピンで着脱可能(全旋回ボーリングマシン6
0を切り離すことを可能とするため)に結合されるよう
になっている。
【0055】この昇降リンク124のボーリングマシン
側のピン位置には、昇降ロッド125の一端部もピンで
回動自在に結合されている。また昇降リンク124の他
端部は、リーダー起伏シリンダ121が接続されている
同じ位置でピン結合されていて、リーダー起伏シリンダ
121の伸縮駆動(動作)により、昇降リンク124を
昇降できるようにしてある。
【0056】これにより、昇降リンク124、昇降ロッ
ド125の全旋回ボーリングマシン60にピン結合し
て、リーダー起伏シリンダ121を伸長動作させれば、
ベースマシンとなるクローラクレーン10と全旋回ボー
リングマシン60との間に形成されるほぼ平行なリンク
機構により、地上に置かれた全旋回ボーリングマシン6
0を同地上に置かれた姿勢を保ちつつ上昇させ、収縮動
作させれば同じ姿勢のまま地上に下降できるようにして
ある。
【0057】つまり、全旋回ボーリングマシン60をベ
ースマシンとなるクローラクレーン10から取り外すこ
となく、つぎの掘削地点に移動できるようにしてある。
この昇降を利用して、全旋回ボーリングマシン60のト
レーラーなどの荷台に対する搭載も行えるようにしてあ
る。また昇降リンク124、昇降ロッド125のボーリ
ングマシン側のピン結合を解除することにより、ベース
マシンから全旋回ボーリングマシン60を切り離してト
レーラーによる運搬が行えるようにしてある。
【0058】なお、図1に示されるように反力取りロッ
ド123は、ベースマシンとなるクローラクレーン10
と全旋回ボーリングマシン60との間で常時ピン結合さ
れるが、昇降装置101を構成する昇降リンク124と
昇降ロッド125は、無用に全旋回ボーリングマシン6
0が上下に移動することがないよう、切削作業中は全旋
回ボーリングマシン60から切り離して使用されるもの
である。
【0059】但し、101aはブーム32を起伏させる
シリンダを示している。しかして、このように構成され
た掘削機を用いて掘削作業を行うときは、排土板110
を排土位置に対応した位置に位置決める。
【0060】これには、図1に示されるように適切に排
土が行われるよう掘削バケット50と排土板110との
間隔、ならびに排土板110の姿勢を適正に調整してお
く。具体的には、リーダー起伏シリンダ121を操作し
て、リーダー支持フレーム120の傾斜角を変化させ、
リーダー113(含むスライドフレーム111)の前後
位置を掘削バケット50から適正な間隔となる地点にま
で調整した後、リーダーアジャストジャッキ122を操
作して、リーダー13がクローラクレーン10から吊る
された掘削バケット50に対して垂直となるように姿勢
を調整することで行われる(垂直度を出す)。
【0061】またスライドフレーム昇降シリンダ114
の操作で、現在のケーシングチューブ高さで定まる排土
高さに対応した高さに排土板110を位置決める。な
お、掘削中は、リーダー起伏シリンダ121の駆動力が
全旋回ボーリングマシン60に伝わらないよう、昇降リ
ンク124と昇降ロッド125とを全旋回ボーリングマ
シン60から外しておく。
【0062】この後、パワーユニット80を駆動して、
全旋回ボーリングマシン60に圧油を送り、クランプ装
置、旋回モータ64、引抜きシリンダ65を作動させ
る。すると、ケーシングチューブ70は、クランプ装置
でクランプされ、旋回モータ64で回転されつつ、引抜
きシリンダ65で土中に押し込まれてゆく。
【0063】この間、クローラクレーン10の運転で、
同クレーン10から吊された掘削バケット50を用い、
ケーシングチューブ70内を掘削するとともに、掘削を
終えた掘削バケット50内の土を掘削孔となるケーシン
グチューブ70を避けた地点に排土する作業を行う。
【0064】具体的には、掘削作業としては、まず、ク
ローラクレーン10で吊られている掘削バケット50を
ケーシングチューブ70内に下ろした後、ある高さから
ウインチを解放して落下させる。
【0065】すると、掘削バケット50の先端で開放し
ているシェル51が土中に突きささる。この状態からウ
インチを巻き上げると、掘削バケット50は、シェル5
1が閉じ、内部に土砂を抱えた状態で巻き上げられる。
【0066】掘削バケット50の上部に取り付けてある
ヘッド53がクラウン52に嵌まり込んだらウインチの
巻き上げを止める。これにより、土砂(土)を抱えた掘
削バケット50は、排土板110の側方に配置される。
【0067】続いて、排土板押し出しジャッキ112を
操作して、排土板110を開く。すると、図2に示され
るように掘削孔の上方において土を内部に抱えた掘削バ
ケット50は素早い動作で前方へ押し出され、同バケッ
ト50はそのまま掘削孔を避けた地点、例えばずり箱
(図示しない)が在る地点に導かれる。
【0068】そして、この押し出された地点で、掘削バ
ケット50を操作してシェル51を開けば、同掘削バケ
ット50内からずり箱へ土砂(土)が排土される。排土
を終えたら、排土板110を閉じて、掘削バケット50
を掘削孔の上方へ戻した後、再び掘削バケット50を降
下させて掘削を行う。
【0069】ここで、ケーシングチューブ70は、全旋
回ボーリングマシン60の旋回モータ64にて回転力が
与えられているとともに引抜きシリンダ65にて押込み
力が与えられているので、掘削が進むにしたがい地中に
押し込まれていく。
【0070】このとき、全旋回ボーリングマシン60
は、ケーシングチューブ70を回転させる反力で回転し
ようとするが、この反力を、反力取りロッド123を介
して、重量のあるクローラクレーン10で受け止めてい
るので、回転しない。
【0071】ケーシングチューブ70の全体が土中に押
し込まれると、つぎのケーシングチューブ70を、ロッ
クピン(図示しない)で継ぎ足し、所定の深さに達する
まで掘削を行う(ケーシングチューブ70は長いもので
通常6mで、ケーシングチューブ70は通常6m毎にロ
ックピンにより継ぎ足される)。
【0072】ここで、新しいケーシングチューブ70と
継ぎ足した時点では、ケーシングチューブ70の上端
は、図2に示されるように全旋回ボーリングマシン60
に対して高い位置にあり、図3に示されるようにケーシ
ングチューブ70を土中を押し込むにつれて低くなる。
【0073】つまり、排土位置は掘削作業にしたがって
変化する。そこで、掘削中、スライドフレーム昇降シリ
ンダ114を操作して、図3に示されるように排土板5
0の高さ位置をケーシングチューブ70の高さ変化に追
従させて、能率が低下したり、土砂が飛散しないように
する。このとき掘削バケット50と排土板110との間
隔や掘削バケット50の姿勢を調整したいときは、リー
ダー起伏シリンダ121、リーダーアジャストジャッキ
122を操作すればよい。
【0074】むろん、クローラクレーン10で旋回排土
を行いたいときは、上部旋回体30を下部走行体20に
対して旋回操作すればよい(通常のクレーンと同様)。
計画した深さまで掘削、すなわちケーシングチューブ7
0が下げられると、例えばクローラクレーン10から掘
削バケット50を外し、図6に示されるように同クロー
ラクレーン10で鉄筋篭103を吊り込んで、掘削した
孔(掘削孔)の中に入れる。
【0075】つぎに、生コンクリートを打設するための
トレミー管(図示しない)をセットし、トレミー管で生
コンクリートを打設しつつ全旋回ボーリングマシン60
でケーシングチューブ70を引き抜けば、生コンクリー
トの硬化に伴い土中に杭が完成する。
【0076】そして、生コンクリートの打設の終了、ケ
ーシングチューブ70の引抜きの終了により同掘削位置
での作業は終り、つぎの掘削位置に全旋回ボーリングマ
シン60を移動させる。
【0077】このときには、掘削中、取り外してあった
昇降リンク124と昇降ロッド125の全旋回ボーリン
グマシン60側の端部を、リーダー支持フレーム起伏ジ
ャッキ121の操作で全旋回ボーリングマシン60に対
してピン位置合わせを行い、ピンで結合する。
【0078】ついで、図7に示されるようにリーダー支
持フレーム起伏ジャッキ121を伸長させれば、全旋回
ボーリングマシン60は、ほぼ平行なリンク機構を形成
している反力取りロッド123と昇降リンク124とで
回転が抑制されつつ、地上に置かれた姿勢の保ちながら
上昇していく。
【0079】そして、所定位置にまで全旋回ボーリング
マシン60を持上げたまま、クローラクレーン10を走
行して、つぎの掘削地点に全旋回ボーリングマシン60
を移動させ、移動先の掘削地点に全旋回ボーリングマシ
ン60を下降させ据え付けて、同様に掘削作業を行え
ば、次々に杭が完成されていく。
【0080】なお、このときには図7に示されるように
機械の重心高さを下げ、かつ重心を後方に移すべく、ブ
ーム32を最も縮めた状態で、かつ最も垂直に近く立て
た状態で行うのが望ましい。
【0081】このように排土板110を用いて、クレー
ンから吊された掘削バケット50を前方に押し出して排
土すると、掘削・排土作業の上で、時間を費やす要因と
なっていたクレーンの旋回動作は必要でなくなる。
【0082】この結果、旋回して排土するときに比べて
排土時間が著しく短縮化されるようになり、排土作業が
能率的に行われ、掘削能率の向上が図れる。しかも、排
土板50は、姿勢が調整可能なリーダー113に設置し
たので、掘削バケット50との間隔を適正に調整でする
ことができるようになり、常に良好に掘削バケット50
を排土板50で押し出すことができ、良好な排土作業が
期待できる。
【0083】そのうえ、たとえ掘削作業が進んで、ケー
シングチューブ70が土中に押し込まれて地上から出て
いるチューブ部分の高さ寸法が変化しても、排土板50
を昇降させる昇降装置の採用により、変化するケーシン
グチューブ70に応じて排土板50の高さを下方へ変位
させれば、能率の低下を防ぎつつ、さらには土砂を飛散
防止しつつ良好な排土作業が行える。
【0084】またこのような効果をもたらす排土装置1
00に加えて、昇降装置101をクレーンに取り付ける
と、全旋回ボーリングマシン60は、連結部における分
解作業を行わずに、反力取りロッド123で連結された
まま吊って移設が行えるようになるので、移設時間も大
幅に短縮されるようになる。しかも、移設に際し、吊荷
の揺れがない上、クレーンの旋回中心側により接近して
吊れるので、ベースマシンとなるクレーンの重量は軽く
てよく、工場現場へ掘削機を輸送する際の機械の分解
費、輸送費、再組立費が安価になる。そのうえ、全旋回
ボーリングマシン60を輸送する際も、この昇降装置1
01を用いて全旋回ボーリングマシン60を持ち上げて
トレーラーなどの運搬車の荷台に載せることができるか
ら、別途、全旋回ボーリングマシン60を持ち上げるた
めのクレーンは必要でなく、輸送費も低減されるように
なる。
【0085】加えて、こうしたクレーンは、通常のクレ
ーンとしての機能がそのまま確保されるので、相伴クレ
ーンを必要とせずに、このクレーンだけで、工事に付随
するケーシングチューブ70、鉄筋篭103、トレミー
管(図示しない)などの揚重が行える利点もある。しか
も、排土装置100、昇降装置101を外した状態で
は、通常のクレーンとして使用できるので、機械の稼働
率の点にも優れる。
【0086】なお、一実施形態では、スライドフレーム
昇降シリンダ114のストロークに対してスライドフレ
ーム111が該ストロークの2倍動く昇降構造を用いた
が、これに限らず、スライドフレーム111とスライド
フレーム昇降シリンダ114とを直結してスライドフレ
ーム111を昇降させるようにしてもよい。また油圧ジ
ャッキを用いても電動スクリュージャッキを用いてもよ
い。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、掘削作業において能率低下、作業時間を費
やす要因となっていたクレーンの旋回動作を必要とせ
ず、容易な排土板によるバケットの押出しで排土を行う
ことができる。
【0088】この結果、排土時間の短縮化が図れ、排土
作業を能率良く行うことができ、掘削能率の向上を図る
ことができる。請求項2に記載の発明によれば、請求項
1の効果に加え、バケットとの間隔を適正に調整できる
ので、常に良好に排土板でバケットを掘削孔を避けた地
点まで押し出すことができ、良好な排土作業が期待でき
る。
【0089】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加え、たとえ掘削作業が進んで排土高さが変化
するようなときでも、排土板の高さを下方へ変位させれ
ば良好な位置での排土が行えるので、能率の低下の防止
はもちろん、土砂の飛散防止を図りつつ排土作業を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の排土装置を、同装置を搭
載したクレーンと共に示す図。
【図2】同排土装置の排土板で掘削バケットを前方に押
し出したときを説明するための図。
【図3】排土高さの変化に追従して排土板の高さを変化
させたときを説明するための図。
【図4】同排土板を昇降させるスライドフレーム、排土
板回りの構造を説明するための図。
【図5】同図4中のA〜A線に沿う断面図。
【図6】掘削を終えた掘削孔に鉄筋篭を挿入する付随工
事を同一クレーンだけで行う作業を説明するための図。
【図7】つぎの掘削地点に全旋回ボーリングマシンを移
す作業を説明するための図。
【図8】従来のクレーンから吊されたバケットを用いて
掘削する作業を説明するための図。
【符号の説明】
10…クローラクレーン(クレーン) 60…全旋回ボーリングマシン 110…排土板 111…スライドフレーム 112…排土板押出しジャッキ(排土板駆動手段) 113…リーダー 115…昇降駆動装置(摺動手段) 120…リーダー支持フレーム(支持フレーム) 121…リーダー起伏ジャッキ(支持フレーム駆動手
段) 122…リーダーアジャストジャッキ(調整手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久下 義弘 兵庫県神戸市兵庫区和田宮通七丁目1番14 号 西菱エンジニアリング株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーンとクレーンにより吊されたバケ
    ットにより掘削を行う掘削機において、 前記クレーンに回動自在に設置された支持フレームと、
    この支持フレームを起伏させる支持フレーム駆動手段
    と、前記支持フレームに設置されたリーダーと、このリ
    ーダーに回動自在に設置された排土板と、この排土板を
    開閉させる排土板駆動手段とを有し、前記排土板を開く
    ことにより前記バケットを前方に押し出し、前記バケッ
    トによる掘削孔を避けて前記バケット内の土を排土する
    ことを特徴とした掘削機の排土装置。
  2. 【請求項2】 前記リーダーを前記支持フレームに回動
    自在に設置し、前記リーダーの姿勢を調整する調整手段
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の掘削機の排
    土装置。
  3. 【請求項3】 前記リーダーに摺動自在に設置されたス
    ライドフレームと、このスライドフレームを前記リーダ
    ーに沿って摺動させる摺動手段とを有し、前記排土板を
    前記スライドフレームに取付けたことを特徴とする請求
    項1に記載の掘削機の排土装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100479514B1 (ko) * 2001-11-06 2005-03-30 바우어 머쉬넨 게엠베하 굴착 장치 및 방법
JP2008190286A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Fudo Tetra Corp 垂直掘削装置及び掘削工法
KR101419512B1 (ko) * 2010-07-16 2014-07-15 바우어 머쉬넨 게엠베하 굴착 장치 및 굴착 방법
DE102019220195B4 (de) 2019-03-11 2022-03-03 Yamamoto Foundation Works Co., Ltd. Bohrmaschine für geringen überkopffreiraum und verfahren zu deren montage
CN114197553A (zh) * 2021-12-27 2022-03-18 上海市机械施工集团有限公司 一种基坑开挖装置及方法
DE102022210162A1 (de) 2022-09-26 2024-03-28 Yamamoto Foundation Works Co., Ltd. Hauptrahmen-drehmechanismus und drehverfahren für aushubvorrichtung

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DE102022210162A1 (de) 2022-09-26 2024-03-28 Yamamoto Foundation Works Co., Ltd. Hauptrahmen-drehmechanismus und drehverfahren für aushubvorrichtung

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