JPH10202127A - 脱水乾燥破砕処理装置を搭載した車両 - Google Patents

脱水乾燥破砕処理装置を搭載した車両

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JPH10202127A
JPH10202127A JP9024494A JP2449497A JPH10202127A JP H10202127 A JPH10202127 A JP H10202127A JP 9024494 A JP9024494 A JP 9024494A JP 2449497 A JP2449497 A JP 2449497A JP H10202127 A JPH10202127 A JP H10202127A
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JP
Japan
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main body
drying
crushing
vehicle
dewatering
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Pending
Application number
JP9024494A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunobu Yoshida
吉田康伸
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Individual
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】回転軸の傾斜角度を自由に設定でき、底部に滞
留する粉砕物を掻き上げるのが容易で、真空利用時にも
耐圧構造に気を使う必要がなく、排出口を粉砕物の飛散
を生じさせない位置に設置でき、投入口の位置の制約が
少ない脱水乾燥破砕処理装置を搭載した車両を提供す
る。 【解決手段】上部投入口12および下部排出口14を有
する中空球形16の本体と、駆動部20から本体内に延
びている回転軸26と、回転軸から半径方向に延びる複
数の破砕バー28,30,32であって、各破砕バーの
外端がそれぞれ本体の内壁面に接触しないように折り曲
げてある破砕バーと、管路34を通じて本体内部に連通
する吸引装置36とを包含し、ヒートパイプ24で本体
内部を加熱し、中間バルブを閉鎖して加圧蒸煮し、その
後内部を減圧するうになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、含水性廃棄物を脱水乾
燥しながら破砕する装置を搭載した車両に関する。
【0002】
【従来の技術】縦あるいは横に配置した円筒形の粉砕室
あるいは破砕室を有する廃棄物処理装置は種々のタイプ
のものが知られている。たとえば、特開昭64−276
52号、特開昭64−51184号、特開昭64−75
049号、特開平1−164454号、特開平1−31
7554号、特開平1−315399号を参照された
い。また、このような廃棄物処理装置を搭載した車両も
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】円筒形の粉砕室あるい
は破砕室では、底に付着したものを掻き上げるのが難し
い。また、蒸気を吸引するために真空を利用する場合、
円筒形ではかなり頑丈で複雑な耐圧構造を採用しなけれ
ばならない。さらに、円筒形では、排出口を下の横に設
けるため、回転しながら回収すると飛散粉が生じやす
い。さらにまた、円筒形では、回転軸を上部中心にしな
ければならないので、投入口の位置が制約される。した
がって、従来の廃棄物処理装置を搭載した車両も上記の
欠陥を持つことから免れ得ない。
【0004】したがって、本発明の目的は、回転軸の傾
斜角度を自由に設定でき、底部に滞留する粉砕物を掻き
上げるのが容易にすることができ、また、真空利用時に
も耐圧構造にあまり気を使う必要がなく、さらに、排出
口を粉砕物の飛散を生じさせない位置に設置することが
でき、またさらに、投入口の位置の制約が少ない脱水乾
燥破砕処理装置を搭載した車両を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、上部投入口および下部排出口を有する中
空球形の本体と、この本体を支持、固定する架台と、前
記本体の底部に設置した駆動部と、この駆動部から前記
本体の中心軸に沿って前記本体内をその底部内面付近ま
で延びている回転軸と、この回転軸上にその長手方向に
隔たって設けてあり、前記回転軸から半径方向に延びる
複数の破砕バーであって、これらの破砕バーが前記回転
軸の中心軸線まわりに角度的に互いから変位しており、
各破砕バーの外端がそれぞれ前記本体の内壁面付近でこ
の内壁面に接触しないように折り曲げてある破砕バー
と、前記本体の上部に開口する管路を通じて前記本体内
部に連通する吸引装置とを包含し、ヒートパイプで前記
本体内部を加熱し、中間バルブを閉鎖することによって
加圧蒸煮し、その後内部を減圧するようになっている脱
水乾燥破砕処理装置を搭載したことを特徴とする車両を
提供する。
【0006】本発明の別の特徴によれば、車両は、さら
に、集光レンズ装置と、この集光レンズ装置で得た太陽
エネルギを利用してオイルを加熱することのできるオイ
ルタンクと、このオイルタンクと前記脱水乾燥破砕処理
装置の本体のヒートパイプとを接続して加熱されたオイ
ルを循環させる循環装置とを包含し得る。
【0007】
【作用】上記構成によれば、処理しようとしている含水
性廃棄物は、上部の投入口を通じて中空球形の本体内に
投入され、破砕バーの回転で破砕または攪拌し、乾燥を
促進する。蒸発した水分は吸引装置によって吸い出さ
れ、粉砕された廃棄物が脱水、乾燥させられる。乾燥し
た粉砕廃棄物は底部にある排出口から飛散することなく
取り出すことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の脱水乾燥破砕処理装置の実施
例を添付図面を参照しながら説明する。
【0009】まず、図1、2を参照して、ここには、本
発明による車両10が示してあり、この車両上に搭載し
た脱水乾燥破砕処理装置は、上部投入口12および下部
排出口14を有する中空球形の本体16と、この本体1
6を支持、固定する架台18と、前記本体の頂部に設置
した駆動部20とを包含する。本体16の壁22内には
ヒートパイプ24が設置してあり、ここに加熱流体を循
環させて壁22を加熱し、処理しようとしている廃棄物
を加熱するようになっている。
【0010】ヒートパイプ24は、車両10上に設置し
たオイルタンク40に油送管42(図1にのみ示す)を
介して接続している。オイルタンク40は、加熱したオ
イルを油送管42を介して本体16のヒートパイプ24
で循環させるようになっている。
【0011】オイルタンク40内のオイルの加熱は、車
両の屋根に取付けた集光レンズ装置44によって太陽光
から得たエネルギで行われ得る。もちろん、他の手段、
例えば、専用の小形エンジンを利用して得た電気エネル
ギを使ってもよいが、環境汚染を防ぐという観点からは
太陽光のエネルギが最も好ましいであろう。
【0012】駆動部20から前記本体16の中心軸に沿
って前記本体 内をその頂部内面付近まで回転軸26が
延びており、この回転軸26上には、その長手方向に隔
たって複数の破砕バー28、30、32が設けてあり、
これらの破砕バー28、30、32は、前記回転軸26
から半径方向に本体16の内壁面付近まで延びており、
かつ、回転軸16の中心軸線まわりに角度的に互いに変
位している。各破砕バー28、30、32の外端は、そ
れぞれ、前記本体の内壁面付近でこの内壁面に接触しな
いように折り曲げてある。
【0013】前記本体の上部でその内部には接続管路3
4が開口しており、この接続管路34は、車両上に取り
付けた吸入装置すなわち真空ポンプ36に接続してい
る。真空ポンプ36は、同様に車両10上に装置した脱
臭機38を通じて大気開放している。
【0014】含水性廃棄物は、本体16の投入口12を
通じて本体16内に投入される。その後、駆動部、すな
わち、モータ20を始動して回転軸26を回転させる。
この回転により、破砕バー28、30、32が旋回して
廃棄物を破砕又は攪拌し、乾燥を促進させる。ヒートパ
イプ24を流れる加熱流体からの熱により、廃棄物に含
まれている水分が蒸発する。蒸発した水分は、吸引装
置、すなわち真空ポンプ36を作動させることにより本
体16から吸い出され、これにより、廃棄物の脱水、乾
燥が行なわれる。吸い出された水分は脱臭機38を通る
ので、悪臭が周囲に漏れることはない。
【0015】処理が完了したならば、粉砕され、脱水乾
燥された廃棄物は本体16の下部にある排出口14から
取り出すことができる。排出口14は、本体16の底部
付近にあるため、粉砕物が飛散することはない。
【0016】また、投入口12が本体16の頂部付近に
あるので、投入時のバランスが保てる。
【0017】
【効果】本発明では、車両上に搭載した脱水乾燥破砕処
理装置が中空球形の粉砕室を有するので、従来の円筒形
の粉砕室あるいは破砕室の欠点を全てクリヤすることが
できる。このような車両は、高速道路上の側溝に滞留す
る汚泥を処理するのに適する。また、公園などの幼児用
砂場の砂を加熱殺菌乾燥するのにも適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この図は、本発明による脱水乾燥破砕処理装
置搭載の車両を示す概略平面図である。
【図2】 この図は、図1に示す車両の側面図である。
【符号の説明】
10・・・車両 12・・・投入口 14・・・排出口 16・・・中空球形本体 18・・・架台 20・・・駆動部 22・・・本体の壁 24・・・ヒートパイプ 26・・・回転軸 28、30、32・・・破砕バー 34・・・接続管路 36・・・吸引装置 38・・・脱臭機 40・・・オイルタンク 44・・・集光レンズ装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B60P 3/00 C02F 11/12 B C02F 11/12 B09B 3/00 303M

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部投入口および下部排出口を有する中空
    球形の本体と、この本体を支持、固定する架台と、前記
    本体の底部に設置した駆動部と、この駆動部から前記本
    体の中心軸に沿って前記本体内をその頂部内面付近まで
    延びている回転軸と、この回転軸上にその長手方向に隔
    たって設けてあり、前記回転軸から半径方向に延びる複
    数の破砕バーであって、これらの破砕バーが前記回転軸
    の中心軸線まわりに角度的に互いに変位しており、各破
    砕バーの外端がそれぞれ前記本体の内壁面付近でこの内
    壁面に接触しないように折り曲げてある破砕バーと、前
    記本体の上部に開口する管路を通じて前記本体内部に連
    通する吸引装置とを包含し、ヒートパイプで前記本体内
    部を加熱し、中間バルブを閉鎖することによって加圧蒸
    煮し、その後内部を減圧するようになっている脱水乾燥
    破砕処理装置を搭載したことを特徴とする車両。
  2. 【請求項2】請求項1記載の車両において、さらに、集
    光レンズ装置と、この集光レンズ装置で得た太陽エネル
    ギを利用してオイルを加熱することのできるオイルタン
    クと、このオイルタンクと前記脱水乾燥破砕処理装置の
    本体のヒートパイプとを接続して加熱されたオイルを循
    環させる循環装置とを包含することを特徴とする車両。
JP9024494A 1997-01-24 1997-01-24 脱水乾燥破砕処理装置を搭載した車両 Pending JPH10202127A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9024494A JPH10202127A (ja) 1997-01-24 1997-01-24 脱水乾燥破砕処理装置を搭載した車両

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JP9024494A JPH10202127A (ja) 1997-01-24 1997-01-24 脱水乾燥破砕処理装置を搭載した車両

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Publication Number Publication Date
JPH10202127A true JPH10202127A (ja) 1998-08-04

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ID=12139740

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9024494A Pending JPH10202127A (ja) 1997-01-24 1997-01-24 脱水乾燥破砕処理装置を搭載した車両

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JP (1) JPH10202127A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013043150A (ja) * 2011-08-25 2013-03-04 Kowa Kinzoku Kogyo:Kk 汚泥処理方法及び汚泥処理装置
WO2013097055A1 (zh) * 2011-12-31 2013-07-04 晨光生物科技集团股份有限公司 一种提取番茄红素的方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013043150A (ja) * 2011-08-25 2013-03-04 Kowa Kinzoku Kogyo:Kk 汚泥処理方法及び汚泥処理装置
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