JPH10198325A - 入力信号異常表示機能付きディスプレイ装置 - Google Patents
入力信号異常表示機能付きディスプレイ装置Info
- Publication number
- JPH10198325A JPH10198325A JP9014757A JP1475797A JPH10198325A JP H10198325 A JPH10198325 A JP H10198325A JP 9014757 A JP9014757 A JP 9014757A JP 1475797 A JP1475797 A JP 1475797A JP H10198325 A JPH10198325 A JP H10198325A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input signal
- display device
- display
- osd
- signal
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 入力信号が表示デバイスのスペック外の
ものである場合に、ディスプレイ上に異常表示を行うこ
とにより、入力信号異常の内容について、オペレータに
迅速に知らしめる入力信号異常表示機能付きディスプレ
イ装置を提供すること。 【解決手段】 入力信号から抽出した水平周波数又は垂
直周波数が表示デバイスの表示可能周波数のスペック外
である場合に、スペックを満たしていない項目を表示す
る構成を採る。また、入力信号から抽出した水平周波数
と垂直周波数とから求めた表示ライン数が、表示デバイ
スの表示可能画素数のスペック外である場合に、その旨
を表示する構成を採る。
ものである場合に、ディスプレイ上に異常表示を行うこ
とにより、入力信号異常の内容について、オペレータに
迅速に知らしめる入力信号異常表示機能付きディスプレ
イ装置を提供すること。 【解決手段】 入力信号から抽出した水平周波数又は垂
直周波数が表示デバイスの表示可能周波数のスペック外
である場合に、スペックを満たしていない項目を表示す
る構成を採る。また、入力信号から抽出した水平周波数
と垂直周波数とから求めた表示ライン数が、表示デバイ
スの表示可能画素数のスペック外である場合に、その旨
を表示する構成を採る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力信号が表示デ
バイスのスペック外のものである場合に、ディスプレイ
上に異常表示を行う入力信号異常表示機能付きディスプ
レイ装置に関する。
バイスのスペック外のものである場合に、ディスプレイ
上に異常表示を行う入力信号異常表示機能付きディスプ
レイ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のディスプレイ装置においては、入
力信号の水平周波数または垂直周波数がスペック外のも
のである場合、ディスプレイ装置はユーザーに対して何
も警告しない場合が多く、警告をする場合でも入力信号
がスペックオーバーであることのみを警告するに止まっ
ていた。
力信号の水平周波数または垂直周波数がスペック外のも
のである場合、ディスプレイ装置はユーザーに対して何
も警告しない場合が多く、警告をする場合でも入力信号
がスペックオーバーであることのみを警告するに止まっ
ていた。
【０００３】また、特に、液晶ディスプレイ等のマトリ
クス駆動型の表示デバイスを有するディスプレイ装置に
おいては、入力信号がそのディスプレイで表示可能な画
素数のスペックを超えた場合にユーザーに対して画素数
がスペックオーバーであることを表示するものは存在し
なかった。
クス駆動型の表示デバイスを有するディスプレイ装置に
おいては、入力信号がそのディスプレイで表示可能な画
素数のスペックを超えた場合にユーザーに対して画素数
がスペックオーバーであることを表示するものは存在し
なかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そのため、ユーザーは
入力信号の詳細な情報を知る術がなく、特に液晶パネル
等の表示デバイスを有するディスプレイ装置において
は、入力信号が表示可能な周波数のスペックは満たして
いるが、表示可能な画素数のスペックに対して、画素数
のスペックを超えていたような場合、単にスペックオー
バーというエラーメッセージが表示されても何に要因が
あるのか判断しかね現状を把握するのに時間と手間を要
するという問題があった。
入力信号の詳細な情報を知る術がなく、特に液晶パネル
等の表示デバイスを有するディスプレイ装置において
は、入力信号が表示可能な周波数のスペックは満たして
いるが、表示可能な画素数のスペックに対して、画素数
のスペックを超えていたような場合、単にスペックオー
バーというエラーメッセージが表示されても何に要因が
あるのか判断しかね現状を把握するのに時間と手間を要
するという問題があった。
【０００５】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、入力信号が表示デバイスのスペック外のもの
である場合に、ディスプレイ上に異常表示を行うことに
より、入力信号異常の内容について、オペレータに迅速
に知らしめる入力信号異常表示機能付きディスプレイ装
置を提供することを目的とする。
のであり、入力信号が表示デバイスのスペック外のもの
である場合に、ディスプレイ上に異常表示を行うことに
より、入力信号異常の内容について、オペレータに迅速
に知らしめる入力信号異常表示機能付きディスプレイ装
置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項１記載の発明は、入力信号から抽出した水
平周波数又は垂直周波数が表示デバイスの表示可能周波
数のスペック外である場合に、スペックを満たしていな
い項目を表示する構成を採る。
めに、請求項１記載の発明は、入力信号から抽出した水
平周波数又は垂直周波数が表示デバイスの表示可能周波
数のスペック外である場合に、スペックを満たしていな
い項目を表示する構成を採る。
【０００７】この構成により、入力周波数に異常がある
場合、その異常を一目して把握することができる。
場合、その異常を一目して把握することができる。
【０００８】また、請求項２記載の発明は、入力信号か
ら抽出した水平周波数と垂直周波数とから求めた表示ラ
イン数が、表示デバイスの表示可能画素数のスペック外
である場合に、その旨を表示する構成を採る。
ら抽出した水平周波数と垂直周波数とから求めた表示ラ
イン数が、表示デバイスの表示可能画素数のスペック外
である場合に、その旨を表示する構成を採る。
【０００９】この構成により、液晶ディスプレイ等のマ
トリクス駆動型のディスプレイにおいて、入力信号の表
示画素と表示デバイスの画素とのスペックの不一致を一
目して把握することができる。
トリクス駆動型のディスプレイにおいて、入力信号の表
示画素と表示デバイスの画素とのスペックの不一致を一
目して把握することができる。
【００１０】また、請求項３記載の発明は、請求項２記
載の発明において、入力信号の水平周波数を垂直周波数
で除することにより算出した入力信号の総ライン数を通
常使用される複数の解像度のうち近似する解像度の一つ
とみなすことにより、入力信号の表示ライン数を特定す
る構成を採る。
載の発明において、入力信号の水平周波数を垂直周波数
で除することにより算出した入力信号の総ライン数を通
常使用される複数の解像度のうち近似する解像度の一つ
とみなすことにより、入力信号の表示ライン数を特定す
る構成を採る。
【００１１】この構成により、入力信号を通常使用され
る標準的な解像度とみなして扱うため入力信号の周波数
から間接的に解像度を得ることができるため、異常検出
処理を簡易に実行できる。
る標準的な解像度とみなして扱うため入力信号の周波数
から間接的に解像度を得ることができるため、異常検出
処理を簡易に実行できる。
【００１２】また、請求項４記載の発明は、請求項１乃
至請求項３記載の発明において、入力信号にスペック外
の項目があるとき、オペレータによる指示がある場合に
のみ異常表示を行う構成を採る。
至請求項３記載の発明において、入力信号にスペック外
の項目があるとき、オペレータによる指示がある場合に
のみ異常表示を行う構成を採る。
【００１３】この構成により、オペレータから入力信号
に対する詳細な情報の表示要求があればそれを表示する
ため、必要に応じて異常原因を一目して把握することが
できる。
に対する詳細な情報の表示要求があればそれを表示する
ため、必要に応じて異常原因を一目して把握することが
できる。
【００１４】また、請求項５記載の発明は、入力信号を
定期的に検出してマイコン内部のＲＯＭデータ又は不揮
発性メモリに記憶した表示デバイスのスペックデータと
比較し、前記入力信号が前記スペックデータと異なる場
合には異常と判断し、その異常情報を画像データに変換
して表示デバイスに出力させるマイクロコンピュータを
有する構成を採る。
定期的に検出してマイコン内部のＲＯＭデータ又は不揮
発性メモリに記憶した表示デバイスのスペックデータと
比較し、前記入力信号が前記スペックデータと異なる場
合には異常と判断し、その異常情報を画像データに変換
して表示デバイスに出力させるマイクロコンピュータを
有する構成を採る。
【００１５】この構成により、入力信号とメモリに記憶
された表示デバイスのスペックデータとが定期的に一致
チェックされ、異常時にはオンスクリーンディスプレイ
（以下、ＯＳＤという）表示等されるため、オペレータ
は入力信号状態を一目して把握することができる。
された表示デバイスのスペックデータとが定期的に一致
チェックされ、異常時にはオンスクリーンディスプレイ
（以下、ＯＳＤという）表示等されるため、オペレータ
は入力信号状態を一目して把握することができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図１乃至図３を用いて説明する。図１は、本発明
の異常表示機能付きディスプレイ装置の概略構成を示す
ブロック図である。
いて、図１乃至図３を用いて説明する。図１は、本発明
の異常表示機能付きディスプレイ装置の概略構成を示す
ブロック図である。
【００１７】図1において、同期分離回路１は入力同期
信号ａから、水平同期信号ｂと垂直同期信号ｃとを分離
して、マイクロコンピュータ２に出力する。マイクロコ
ンピュータ２は、入力した水平同期信号ｂと垂直同期信
号ｃとから水平周波数・垂直周波数を検出し、これらと
不揮発性メモリ７に記憶されたディスプレイのスペック
データとを直接比較したり、水平同期信号ｂと垂直同期
信号ｃとから算出した入力信号の表示ライン数や解像度
等と前記のスペックデータとを比較して、入力信号に異
常がある場合には、ＯＳＤ波形発生回路３に対し必要な
表示用波形生成を指示する。ＯＳＤ波形発生回路３は、
マイクロコンピュータ２から出力されるＯＳＤ制御デー
タｄをＯＳＤ信号ｅに変換して、ＯＳＤ波形合成回路４
に出力する。このＯＳＤ波形合成回路４では、ＯＳＤ信
号ｅとビデオ入力信号ｆとを合成した表示信号ｇを表示
デバイス５に出力する。尚、６は、マイクロコンピュー
タ２への各種の指示を入力する前面キーである。
信号ａから、水平同期信号ｂと垂直同期信号ｃとを分離
して、マイクロコンピュータ２に出力する。マイクロコ
ンピュータ２は、入力した水平同期信号ｂと垂直同期信
号ｃとから水平周波数・垂直周波数を検出し、これらと
不揮発性メモリ７に記憶されたディスプレイのスペック
データとを直接比較したり、水平同期信号ｂと垂直同期
信号ｃとから算出した入力信号の表示ライン数や解像度
等と前記のスペックデータとを比較して、入力信号に異
常がある場合には、ＯＳＤ波形発生回路３に対し必要な
表示用波形生成を指示する。ＯＳＤ波形発生回路３は、
マイクロコンピュータ２から出力されるＯＳＤ制御デー
タｄをＯＳＤ信号ｅに変換して、ＯＳＤ波形合成回路４
に出力する。このＯＳＤ波形合成回路４では、ＯＳＤ信
号ｅとビデオ入力信号ｆとを合成した表示信号ｇを表示
デバイス５に出力する。尚、６は、マイクロコンピュー
タ２への各種の指示を入力する前面キーである。
【００１８】以上の構成を有するディスプレイ装置のマ
イクロコンピュータの制御動作について、図２を参照し
て説明する。図２は、同装置に使用されるマイクロコン
ピュータ２の制御動作を示すフロー図である。
イクロコンピュータの制御動作について、図２を参照し
て説明する。図２は、同装置に使用されるマイクロコン
ピュータ２の制御動作を示すフロー図である。
【００１９】図２において、入力信号検出処理ＳＴ１０
０は、同期分離回路１から出力される水平同期信号ｂと
垂直同期信号ｃとを割込み処理により定期的に検出する
処理である。その検出結果はマイクロコンピュータ２の
内部ＲＡＭに格納される。
０は、同期分離回路１から出力される水平同期信号ｂと
垂直同期信号ｃとを割込み処理により定期的に検出する
処理である。その検出結果はマイクロコンピュータ２の
内部ＲＡＭに格納される。
【００２０】入力信号エラー判定処理ＳＴ１０１は、入
力信号検出処理ＳＴ１００で検出された水平周波数・垂
直周波数とマイコン内部ＲＯＭの周波数スペックデータ
もしくは外部の不揮発性メモリ７のスペックデータとを
比較することにより、入力信号ａがディスプレイ装置の
周波数スペックを満たしているかどうか、を判定する処
理である。また、液晶ディスプレイのように、表示可能
な画素数に制限がありそれがスペックとなっているディ
スプレイ装置の場合には、検出された水平周波数を垂直
周波数で除することによりその入力信号ａの総ライン数
を求める事ができる。そこで総ライン数からある一定の
割合を減じたものをその信号の表示ライン数とする。こ
の入力信号の表示ライン数と総ライン数の比は一定でな
く信号源によって異なるため、上記のように求めた表示
ライン数は入力信号のライン数と正確には一致しない。
しかし、市場に存在する信号源の解像度は、例えば、６
４０ドットｘ４８０ライン、８００ドットｘ６００ライ
ン、１０２４ドットｘ７６８ライン、１２８０ドットｘ
１０２４ライン等概ね決まった解像度であるため、表示
ライン数の算出を、計算値の総ライン数を上記のような
通常使用される複数の解像度のうちの一つに択一的に当
て込む処理（複数の解像度のうちの近似する解像度とみ
なすこと）により定めれば、処理効率が向上する。
力信号検出処理ＳＴ１００で検出された水平周波数・垂
直周波数とマイコン内部ＲＯＭの周波数スペックデータ
もしくは外部の不揮発性メモリ７のスペックデータとを
比較することにより、入力信号ａがディスプレイ装置の
周波数スペックを満たしているかどうか、を判定する処
理である。また、液晶ディスプレイのように、表示可能
な画素数に制限がありそれがスペックとなっているディ
スプレイ装置の場合には、検出された水平周波数を垂直
周波数で除することによりその入力信号ａの総ライン数
を求める事ができる。そこで総ライン数からある一定の
割合を減じたものをその信号の表示ライン数とする。こ
の入力信号の表示ライン数と総ライン数の比は一定でな
く信号源によって異なるため、上記のように求めた表示
ライン数は入力信号のライン数と正確には一致しない。
しかし、市場に存在する信号源の解像度は、例えば、６
４０ドットｘ４８０ライン、８００ドットｘ６００ライ
ン、１０２４ドットｘ７６８ライン、１２８０ドットｘ
１０２４ライン等概ね決まった解像度であるため、表示
ライン数の算出を、計算値の総ライン数を上記のような
通常使用される複数の解像度のうちの一つに択一的に当
て込む処理（複数の解像度のうちの近似する解像度とみ
なすこと）により定めれば、処理効率が向上する。
【００２１】このように求めた表示ライン数を、上記マ
イクロコンピュータ２の内部ＲＯＭの周波数スペックデ
ータもしくは外部の不揮発性メモリ７のスペックデータ
と比較することにより、入力信号ａが表示デバイス５の
スペックを満たしているかどうかを判定する。
イクロコンピュータ２の内部ＲＯＭの周波数スペックデ
ータもしくは外部の不揮発性メモリ７のスペックデータ
と比較することにより、入力信号ａが表示デバイス５の
スペックを満たしているかどうかを判定する。
【００２２】入力信号ａが表示デバイス５のスペックを
満たしている場合には、上記のように求めた表示ライン
数を表示装置のライン数と比較して、表示装置のライン
数で表示するための変換率を求め、入力信号ａにこれを
乗じて表示デバイス５に出力する。
満たしている場合には、上記のように求めた表示ライン
数を表示装置のライン数と比較して、表示装置のライン
数で表示するための変換率を求め、入力信号ａにこれを
乗じて表示デバイス５に出力する。
【００２３】逆に、入力信号ａが表示デバイス５のスペ
ックを満たしていない場合には、マイクロコンピュータ
２は入力信号エラー処理ＳＴ１０２を行う。この入力信
号エラー処理ＳＴ１０２により周辺回路の異常状態時の
制御が行われ、入力信号ａの異常状態がマイクロコンピ
ュータ２の内部ＲＡＭに格納される。
ックを満たしていない場合には、マイクロコンピュータ
２は入力信号エラー処理ＳＴ１０２を行う。この入力信
号エラー処理ＳＴ１０２により周辺回路の異常状態時の
制御が行われ、入力信号ａの異常状態がマイクロコンピ
ュータ２の内部ＲＡＭに格納される。
【００２４】キー入力検出ＳＴ１０３は、ユーザによる
前面キー６の入力の有無の検出を行い、検出結果をマイ
クロコンピュータ２の内部ＲＡＭに格納する。ＯＳＤ表
示判定処理ＳＴ１０４はキー入力検出ＳＴ１０３の結果
からＯＳＤ表示要求の有無を判断し、ＯＳＤ表示要求が
有った場合にはＯＳＤ制御処理ＳＴ１０５へと移行し、
制御内容に従いＯＳＤ波形発生回路３、ＯＳＤ波形合成
回路４、により生成した信号ｇを表示デバイス５に出力
してＯＳＤ表示を行う。
前面キー６の入力の有無の検出を行い、検出結果をマイ
クロコンピュータ２の内部ＲＡＭに格納する。ＯＳＤ表
示判定処理ＳＴ１０４はキー入力検出ＳＴ１０３の結果
からＯＳＤ表示要求の有無を判断し、ＯＳＤ表示要求が
有った場合にはＯＳＤ制御処理ＳＴ１０５へと移行し、
制御内容に従いＯＳＤ波形発生回路３、ＯＳＤ波形合成
回路４、により生成した信号ｇを表示デバイス５に出力
してＯＳＤ表示を行う。
【００２５】このＯＳＤ表示処理を、図３を参照しつつ
具体的に説明する。図３は、図２におけるＯＳＤ制御処
理ＳＴ１０５の詳細フロー図である。周波数エラー判定
処理ＳＴ１０６は、入力信号エラー処理ＳＴ１０２でマ
イクロコンピュータ２のＲＡＭに格納された入力信号ａ
の異常状態データを用いて入力信号ａが表示デバイスの
周波数スペックを満たしているか否かを判定する処理で
ある。
具体的に説明する。図３は、図２におけるＯＳＤ制御処
理ＳＴ１０５の詳細フロー図である。周波数エラー判定
処理ＳＴ１０６は、入力信号エラー処理ＳＴ１０２でマ
イクロコンピュータ２のＲＡＭに格納された入力信号ａ
の異常状態データを用いて入力信号ａが表示デバイスの
周波数スペックを満たしているか否かを判定する処理で
ある。
【００２６】ここでエラーと判断された場合には、周波
数エラー用ＯＳＤ表示制御データ構築処理ＳＴ１０７へ
と移行し、周波数データ及び周波数の双方のスペックが
満たされていないという警告メッセージをＯＳＤの画像
データへ変換する。
数エラー用ＯＳＤ表示制御データ構築処理ＳＴ１０７へ
と移行し、周波数データ及び周波数の双方のスペックが
満たされていないという警告メッセージをＯＳＤの画像
データへ変換する。
【００２７】次いで、画素数エラー判定処理ＳＴ１０８
に移行する。画素数エラー判定処理ＳＴ１０８は、入力
信号エラー処理ＳＴ１０２においてマイクロコンピュー
タ２のＲＡＭに格納された入力信号ａの異常状態を用い
て入力信号ａが液晶ディスプレイ装置の画素数のスペッ
クを満たしているかを判定する処理である。ここでエラ
ーと判断された場合には、画素数エラー用ＯＳＤ表示制
御データ構築処理ＳＴ１０９へと移行し、画素数のスペ
ックが満たされていないという警告メッセージをＯＳＤ
の画像データへ変換する。
に移行する。画素数エラー判定処理ＳＴ１０８は、入力
信号エラー処理ＳＴ１０２においてマイクロコンピュー
タ２のＲＡＭに格納された入力信号ａの異常状態を用い
て入力信号ａが液晶ディスプレイ装置の画素数のスペッ
クを満たしているかを判定する処理である。ここでエラ
ーと判断された場合には、画素数エラー用ＯＳＤ表示制
御データ構築処理ＳＴ１０９へと移行し、画素数のスペ
ックが満たされていないという警告メッセージをＯＳＤ
の画像データへ変換する。
【００２８】ＯＳＤ表示制御データ出力処理ＳＴ１１０
は、周波数エラー用ＯＳＤ表示制御データ構築処理ＳＴ
１０７と画素数エラー用ＯＳＤ表示制御データ構築処理
ＳＴ１０９で構築されたデータとをＯＳＤ波形発生回路
３に出力し、その出力信号ｅとビデオ入力信号ｆとをＯ
ＳＤ波形合成回路４により合成し、表示信号ｇを表示デ
バイス５に出力することにより、入力信号の異常をオン
スクリーンディスプレイ表示することが可能となる。
は、周波数エラー用ＯＳＤ表示制御データ構築処理ＳＴ
１０７と画素数エラー用ＯＳＤ表示制御データ構築処理
ＳＴ１０９で構築されたデータとをＯＳＤ波形発生回路
３に出力し、その出力信号ｅとビデオ入力信号ｆとをＯ
ＳＤ波形合成回路４により合成し、表示信号ｇを表示デ
バイス５に出力することにより、入力信号の異常をオン
スクリーンディスプレイ表示することが可能となる。
【００２９】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、入力周波数に異常がある場合、その異常を一
目して把握することができる。また、液晶ディスプレイ
等のマトリクス駆動型のディスプレイにおいて、入力信
号の表示画素と表示デバイスの画素とのスペックの不一
致を一目して把握することができる。また、入力信号を
通常使用される標準的な解像度とみなして扱うため入力
信号の周波数から間接的に解像度を得ることができるた
め、異常検出処理を簡易に実行できる。また、オペレー
タから入力信号に対する詳細な情報の表示要求があれば
それを表示するため、必要に応じて異常原因を一目して
把握することができる。また、入力信号とメモリに記憶
された表示デバイスのスペックデータとが定期的に一致
チェックされ、異常時にはＯＳＤ表示等されるため、オ
ペレータは入力信号状態を一目して把握することができ
る。
によれば、入力周波数に異常がある場合、その異常を一
目して把握することができる。また、液晶ディスプレイ
等のマトリクス駆動型のディスプレイにおいて、入力信
号の表示画素と表示デバイスの画素とのスペックの不一
致を一目して把握することができる。また、入力信号を
通常使用される標準的な解像度とみなして扱うため入力
信号の周波数から間接的に解像度を得ることができるた
め、異常検出処理を簡易に実行できる。また、オペレー
タから入力信号に対する詳細な情報の表示要求があれば
それを表示するため、必要に応じて異常原因を一目して
把握することができる。また、入力信号とメモリに記憶
された表示デバイスのスペックデータとが定期的に一致
チェックされ、異常時にはＯＳＤ表示等されるため、オ
ペレータは入力信号状態を一目して把握することができ
る。
【図１】本発明の異常表示機能付きディスプレイ装置の
概略構成を示すブロック図
概略構成を示すブロック図
【図２】本発明に使用されるマイクロコンピュータの制
御動作を示すフロー図
御動作を示すフロー図
【図３】本発明のＯＳＤ制御処理の詳細フロー図
１ 同期分離回路 ２ マイクロコンピューター ３ ＯＳＤ波形発生回路 ４ ＯＳＤ波形合成回路 ５ 表示デバイス ７ 不揮発性メモリ
Claims (5)
- 【請求項１】 入力信号から抽出した水平周波数又は垂
直周波数が表示デバイスの表示可能周波数のスペック外
である場合に、スペックを満たしていない項目を表示す
る入力信号異常表示機能付きディスプレイ装置。 - 【請求項２】 入力信号から抽出した水平周波数と垂直
周波数とから求めた表示ライン数が、表示デバイスの表
示可能画素数のスペック外である場合に、その旨を表示
する入力信号異常表示機能付きディスプレイ装置。 - 【請求項３】 入力信号の水平周波数を垂直周波数で除
することにより算出した入力信号の総ライン数を通常使
用される複数の解像度のうち近似する解像度の一つとみ
なすことにより、入力信号の表示ライン数を特定するこ
とを特徴とする請求項２記載の入力信号異常表示機能付
きディスプレイ装置。 - 【請求項４】 入力信号にスペック外の項目があると
き、オペレータによる指示がある場合にのみ異常表示を
行うことを特徴とする請求項１乃至請求項３記載の入力
信号異常表示機能付きディスプレイ装置。 - 【請求項５】 入力信号を定期的に検出してマイコン内
部のＲＯＭデータ又は不揮発性メモリに記憶した表示デ
バイスのスペックデータと比較し、前記入力信号が前記
スペックデータと異なる場合には異常と判断し、その異
常情報を画像データに変換して表示デバイスに出力させ
るマイクロコンピュータを有することを特徴とする入力
信号異常表示機能付きディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9014757A JPH10198325A (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 入力信号異常表示機能付きディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9014757A JPH10198325A (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 入力信号異常表示機能付きディスプレイ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10198325A true JPH10198325A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=11869971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9014757A Pending JPH10198325A (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 入力信号異常表示機能付きディスプレイ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10198325A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005292437A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像信号処理装置及びその方法、並びに表示装置及びその方法 |
| EP1430938B1 (en) * | 2002-11-20 | 2013-01-23 | Universal Entertainment Corporation | Gaming machine and display device therefor |
| WO2013180021A1 (ja) * | 2012-05-28 | 2013-12-05 | シャープ株式会社 | 映像信号処理装置、映像表示装置及び電子機器 |
-
1997
- 1997-01-10 JP JP9014757A patent/JPH10198325A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2005292437A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像信号処理装置及びその方法、並びに表示装置及びその方法 |
| US7864252B2 (en) | 2004-03-31 | 2011-01-04 | Panasonic Corporation | Video signal processor capable of suppressing excessive heat generation, method using the same, display device and method using the same |
| WO2013180021A1 (ja) * | 2012-05-28 | 2013-12-05 | シャープ株式会社 | 映像信号処理装置、映像表示装置及び電子機器 |
| JP2013246368A (ja) * | 2012-05-28 | 2013-12-09 | Sharp Corp | 映像信号処理装置、映像表示装置及び電子機器 |
| US9350904B2 (en) | 2012-05-28 | 2016-05-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | Video signal processing apparatus configured to display a video having a resolution higher than full HD, video display apparatus, and electronic device |
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