JPH10198243A - クリーニング装置 - Google Patents

クリーニング装置

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JPH10198243A
JPH10198243A JP1183397A JP1183397A JPH10198243A JP H10198243 A JPH10198243 A JP H10198243A JP 1183397 A JP1183397 A JP 1183397A JP 1183397 A JP1183397 A JP 1183397A JP H10198243 A JPH10198243 A JP H10198243A
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JP
Japan
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blade
longitudinal direction
blade holder
cleaning
holder
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JP1183397A
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Shinichi Kawahara
真一 川原
Akira Tagami
亮 田上
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーニングブレードのブレードホルダへの
取り付け強度の低下を防止すると共に、クリーニングブ
レードのエッジ部の被当接体に対する当接圧を、ブレー
ド両端部側で小さくできるようにしたクリーニング装置
を提供する。 【解決手段】 クリーニングブレード14を取り付ける
ためのブレードホルダ13を、両端部側の取り付け面1
3aが、他の取り付け面13bよりも感光体から逃げる
面となるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長手方向に延びる
先端エッジ部が被当接体に当接することによって該被当
接体をクリーニングするクリーニングブレードを有し、
該クリーニングブレードの幅方向における先端エッジ部
と反対側のブレード基端部が、クリーニングブレードの
長手方向にわたってブレードホルダに固定されているク
リーニング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ或いは
これらの複合機などとして構成される画像形成装置にお
いて、上記形式のクリーニング装置を用いることは従来
より周知であり、例えば潜像担持体や中間転写体などの
被当接体に付着したトナーなどを除去してその表面を清
掃するために、かかるクリーニング装置が採用される。
【0003】図5には、潜像担持体の一例である感光体
に付着したトナーを清掃する従来のクリーニング装置が
示されている。このクリーニング装置10は感光体1に
対向配置されて、そのケーシング2内には、ブレードホ
ルダ3と、このホルダに固定されたクリーニングブレー
ド4が設けられている。
【0004】回転駆動される感光体1の表面には静電潜
像が形成され、その潜像がトナー像として可視像化さ
れ、そのトナー像を転写材に転写した後、感光体上には
トナーが残留付着している。かかるトナーTがクリーニ
ング装置10によってクリーニングされる。
【0005】クリーニングブレード4は、例えばポリウ
レタンゴムなどの軟質弾性体より成り、その長手方向に
延びる先端エッジ部4aが、被当接体、この例では図示
矢印方向に回転駆動される感光体1の表面に当接するこ
とによって感光体1の表面がクリーニングされる。クリ
ーニングブレードの当接対象である被当接体がかような
感光体である場合、この表面に付着している転写後の残
留トナーTがクリーニングブレード4によって除去さ
れ、感光体表面がクリーニングされるのである。
【0006】ブレードホルダ3は、板金や合成樹脂成型
品などで作製される板状の剛体より成る。クリーニング
ブレード4は、その幅方向における先端エッジ部4aと
反対側のブレード基端部4Bが、クリーニングブレード
の長手方向にわたってブレードホルダ3に固定されてい
る。クリーニングブレード4は、例えば、両面テープや
ホットメルトなどの接着手段によってブレードホルダ3
に固定される。
【0007】クリーニングブレード4は、この自由端側
にある先端エッジ部4aが、感光体1に圧接して、例え
ば、δ=0.5乃至2mm程度弾性的に撓んだ状態に弾性
変形し、これによってクリーニングブレード4は感光体
1に圧接し、クリーニングに必要な当接圧を得ると共
に、クリーニングブレードを感光体1の軸方向の全長に
わたり圧接させて、感光体表面を均一にクリーニングす
る。
【0008】ところで、この種のクリーニング装置を用
いる画像形成装置においては、感光体上に形成されるト
ナー像は、通常、原稿の周辺部よりも中央部に位置する
ことが多く、このため、クリーニングブレード4の長手
方向両端部への入力トナー量は少なくなる。特に、クリ
ーニングブレードの両端部が画像形成領域外にかかって
いる場合、或いは、小サイズの画像形成を連続して行っ
た場合などには、その傾向が顕著になる。これらの場
合、クリーニングブレードの両端部の側のエッジ部の当
接力やその摺動に伴う摩擦力が他の部分に比べて高くな
る。
【0009】一方、クリーニングブレードの長手方向両
端部はフリーなので、周囲が拘束されている他の部分に
比べてエッジ部の摺動による押し上げ力に耐える力が他
の部分に比べて小さくなっている。このため、クリーニ
ングブレードの両端部は変形し易くなり、振動し易くな
る。
【0010】以上述べた理由から、クリーニングブレー
ドの長手方向両端部のエッジ部の摩耗量が大きくなり、
ブレード寿命が短くなったり、ビビリ振動による異音や
ブレードメクレなどが発生したりする。特に、エッジ部
の摩耗量が過度に進むと、トナー阻止力が低下し、クリ
ーニング不良となる。
【0011】そこで、このような不具合を防止するため
に、ジョブ終了後、ブレードエッジ部に強制的にトナー
を送り込む技術が提案されている(特公平3−2263
0号公報参照)。また、クリーニングブレードの長手方
向両端部のブレードホルダからの突き出し量を、中央部
よりも長くすることにより、両端部側でのブレード当接
圧を下げ、摩擦抵抗力を小さくする技術が提案されてい
る(特公平3−74836号公報)。しかしながら、前
者の技術では、トナーの消費量が増加するので、ランニ
ングコストの上昇を招き、また、後者の技術では、クリ
ーニングブレードの両端部側でのブレード突き出し量が
長くなることによるホルダへの取り付け強度が低下し、
ブレードがホルダから剥がれ易くなるおそれがある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した従来の欠点を除去したクリーニング装置を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、冒頭に記載したクリーニング装置におい
て、被当接体に当接する先端エッジ部のうち、クリーニ
ングブレードの長手方向両端部の被当接体に対する当接
圧を、他の先端エッジ部の被当接体に対する当接圧より
も小さくすべく、ブレードホルダのクリーニングブレー
ド取り付け面のうち、ブレードホルダ長手方向両端部の
面が、ブレードホルダ長手方向中央部の面よりも、前記
被当接体から遠ざかる方向に逃げるように、当該ブレー
ドホルダの形状を設定したことを特徴とするクリーニン
グ装置を提案する(請求項1)。
【0014】その際、上記請求項1に記載の構成におい
て、前記ブレードホルダ長手方向両端部の面が、ブレー
ドホルダ長手方向中央部の面に対してほぼ平行に位置す
るように、ブレードホルダの形状を設定し、かつそのブ
レードホルダ長手方向両端部の面と、ブレードホルダ長
手方向中央部の面との間が、緩やかに傾斜したブレード
ホルダのクリーニングブレード取り付け面を介して接続
されていると有利である。
【0015】また、同じく上記請求項1に記載の構成に
おいて、前記ブレードホルダ長手方向両端部の面が、ブ
レードホルダ長手方向中央部の面に対し、一定の角度を
もって位置し、かつブレードホルダ長手方向両端部の面
とブレードホルダ長手方向中央部の面とが傾斜したブレ
ードホルダのクリーニングブレード取り付け面を介して
接続されていると有利である。
【0016】同様に、上記請求項1に記載の構成におい
て、前記ブレードホルダ長手方向両端部の面が、ブレー
ドホルダ長手方向中央部の面から、ブレードホルダ長手
方向の末端部に向けて徐々に逃げ量を増す傾斜面として
形成されていると有利である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って詳細に説明する。
【0018】図1乃至図4は、本発明に係るクリーニン
グ装置の各実施形態例を示し、これらの図に示したクリ
ーニング装置の基本構成は、図5に示した従来のクリー
ニング装置と変りはない。すなわち、いずれの実施形態
例のクリーニング装置も、後述するように、長手方向に
延びる先端エッジ部14aが、被当接体の一例である感
光体に当接することによって、その被当接体に残留付着
するトナーを掻き取ってその表面を清掃するクリーニン
グブレード14を有し、そのクリーニングブレード14
の幅方向における先端エッジ部14aと反対側のブレー
ド基端部が、クリーニングブレード14の長手方向にわ
たって、ブレードホルダ13,23,33に固定されて
いる。クリーニングブレード14は、図5に示した感光
体の軸方向に長く延びており、その方向が長手方向、こ
れと直交する方向がクリーニングブレード14の幅方向
である。ブレードホルダの長手方向と幅方向も同様とす
る。以下、各実施形態例の詳細を明らかにする。
【0019】図1に示した実施形態例において、ブレー
ドホルダ13は、図2に示すように、その長手方向に延
在するブレード取り付け面13Aと、同じく長手方向に
延びる板部13Bを有している。
【0020】ブレードホルダ13は板金製や合成樹脂の
一体成型品などより成り、図5に示したケーシング2に
不動状態又は揺動可能にに保持される。ブレードホルダ
13のブレード取り付け面13Aには、クリーニングブ
レード14が従来と同じく両面テープなどを用いて接着
固定される。
【0021】本例のクリーニング装置は、クリーニング
ブレード14をブレードホルダ13に固定するときの取
付代L1がブレード長手方向にわたって一定となってい
る。図1において、符号L2で示すものは、クリーニン
グブレードがブレードホルダに取り付けられない部分と
なるブレード自由長であり、この自由長もクリーニング
ブレード14の長手方向にわたって一定となっている。
【0022】本例のクリーニング装置は、感光体より成
る被当接体に当接する先端エッジ部14aのうち、クリ
ーニングブレード14の長手方向両端部14b(片側の
み図示)の被当接体に対する当接圧を、他の先端エッジ
部の被当接体に対する当接圧よりも小さくすべく、ブレ
ードホルダ13のクリーニングブレード取り付け面13
Aのうち、ブレードホルダ長手方向両端部の面13a
(片側のみ図示)が、ブレードホルダ長手方向中央部の
面13bよりも、感光体より成る被当接体の面から遠ざ
かる方向に逃げるように、該ブレードホルダの形状が設
定されている。
【0023】本実施形態例のクリーニング装置にあって
は、ブレードホルダ13は、図1及び図2に示すよう
に、ブレードホルダのクリーニングブレード取り付け面
13Aのうち、ブレードホルダ長手方向両端部の面13
aが、ブレードホルダ中央部の面13bに対してほぼ平
行に位置するように、ブレードホルダ13の形状が設定
され、かつ、そのブレードホルダ長手方向両端部の面1
3aと、ブレードホルダ長手方向中央部の面13bとの
間が、緩やかに傾斜したブレードホルダのクリーニング
ブレード取り付け面13cを介して接続されている。
【0024】このように構成されたブレードホルダ13
のブレード取り付け面13Aに、幅方向の取付代L1が
ブレード長手方向にわたって一定となるようにしてクリ
ーニングブレード14が固定的に取り付けられる。図1
において、αは面13bと面13aとの段差量であり、
面13aの、面13bに対する、被当接体から遠ざかる
方向への逃げ量である。また、βはブレードホルダ13
に取り付けられたクリーニングブレード14のエッジ部
における同方向への逃げ量である。
【0025】上記構成によれば、クリーニングブレード
14の先端エッジ部の被当接体に対する当接圧を、クリ
ーニングブレードの長手方向両端部で小さくできるの
で、その先端エッジ部の部分の摩耗を抑えることがで
き、さらに、クリーニングブレードがクリーニング動作
を行うとき、ビビリ振動による異音やブレードメクレな
どを防止できる。
【0026】またこの実施形態例のクリーニング装置に
よれば、クリーニングブレードの取付代L1がブレード
幅方向全長にわたり一定となるので、ブレードの取り付
け強度をブレード幅方向に一定化することができ、その
方向で、強度が部分的に低下するのを防止することがで
きる。これによって、クリーニングブレードがブレード
ホルダから剥がれたりするのを防止できる。
【0027】しかもブレードホルダ13の形状に関し
て、面13bと面13aをつなぐ面13cについては、
できるだけなだらかな傾斜面としてあり、段差量αを小
さくしてあるので、クリーニングブレード14を、その
取り付け面13cにおいてもスキマなどを生じないで確
実に取り付けることができ、ブレードホルダ13に対す
るクリーニングブレード14の取り付け強度をクリーニ
ングブレード長手方向すべてにわたって十分に態保でき
る。これによりクリーニングブレードのホルダからの剥
がれ防止効果をより一層高めることができる。
【0028】先端エッジ部14aの逃げ量βについて
は、クリーニングブレードの撓み量δ(図5参照)より
も小さく設定してあり、これによってクリーニングブレ
ードの先端エッジ部が全長にわたって感光体1(図5)
の表面に当接することを保証される。なお、ここで言う
撓み量δというのは、ブレードホルダ長手方向中央部の
撓み量のことである。
【0029】図3に示す実施形態例において、符号23
で示したブレードホルダは、図2に示したブレードホル
ダ13と同様に材質のもので構成され、またこの例のク
リーニングブレード14も、ブレードホルダ23のブレ
ード取り付け面23Aにクリーニングブレード長手方向
のすべてにわたって取付代L1が一定となるよう、両面
テープなどの接着手段で取り付けられている。図中、L
2はクリーニングブレード14の自由長であり、Lはク
リーニングブレードの幅である。
【0030】この例においては、ブレードホルダのクリ
ーニングブレード取り付け面のうち、ブレードホルダ長
手方向両端部の面23aの面が、ブレードホルダ長手方
向中央部の面23bに対し、一定の角度Aをもって位置
し、かつブレードホルダ長手方向両端部の面23aとブ
レードホルダ長手方向中央部の面23bとが、傾斜した
ブレードホルダのクリーニングブレード取り付け面23
cを介して接続されている。この構成によっても、クリ
ーニングブレード長手方向両端部における先端エッジ部
の側端部側のエッジ部の感光体1に対する当接圧は、ク
リーニングブレード長手方向中央部のそれよりも小さく
なる。クリーニングブレード長手方向両端部の先端エッ
ジ部が、ブレード長手方向中央部の先端エッジ部より
も、感光体の表面から遠ざかる方向に逃げているからで
ある。βはその場合の逃げ量であり、この逃げ量βは、
ブレードホルダ側の逃げ量αに対して大きく拡大され
る。これにより、ブレードホルダ側の逃げ量αを小さく
設定でき、面23bと面23aとの段差量が非常に小さ
くなるので、クリーニングブレード14を境界の面23
cにおいてスキマなどを生じることなく、円滑且つ確実
にブレード取り付け面23Aに取り付けることができる
のである。これによりブレードの取り付け不良を起こす
ことがない。しかも、充分な逃げ量βを確保することが
できる。
【0031】なお、図3において、ブレードホルダ23
の曲げ位置aに対して、クリーニングブレード14の基
端側位置bが互いに一致するように、ブレード14が取
り付けられているが、必ずしも両位置に合致するように
ブレードを取り付けなくてもよい。
【0032】図4に示した実施形態例において、符号3
3で示したブレードホルダも図2に示したブレードホル
ダ13と同様の材質のもので構成され、クリーニングブ
レード14は、ブレードホルダ33のブレード取り付け
面33Aにブレード長手方向全長にわたって取付代L1
が一定となるように両面テープなどの接着手段で取り付
けられている。図中、L2はクリーニングブレード14
の自由長である。
【0033】この例では、ブレード取り付け面33Aの
うち、ブレードホルダ長手方向両端部の面33aが、ブ
レードホルダ長手方向中央部の面33bから、ブレード
ホルダ長手方向の末端部に向けて徐々に、被当接体から
逃げる量を増す傾斜面として形成されている。かかる構
成によっても、クリーニングブレード14のエッジ部1
4aは、その長手方向両端部、すなわちL3の範囲のエ
ッジ部の当接圧は、他の部分のそれよりも小さくなる。
L3部位のエッジ部が、他の部分のエッジ部よりも被当
接体から逃げているからである。この場合の最大逃げ量
はβとなる。なお、本例の場合、L3範囲のエッジ部の
うち、傾斜起点であるb1点に対してb2点が被当接体
から最も遠ざかることになる。逃げ量は、b1点からb
2点に向けて徐々に大きくなる。
【0034】本例の場合、面33bと面33aとの間の
境界に段差がないので、クリーニングブレード14を、
両面33a,33bに沿ってスキマなく円滑且つ確実に
取り付けることができ、クリーニングブレードの取り付
け不良を起こすことがない。また、図1乃至図3に示し
た例と同様に、取付代L1がクリーニングブレード14
の長手方向全域にわたって一定となるので、ブレードの
取り付け強度をその方向にわたって一定化でき、ブレー
ドのブレードホルダからの剥がれを防止できる。
【0035】図1、図3及び図4に示したいずれの例に
おいても、ブレード両端部の逃げ量βが、他のブレード
部分の被当接体への食い込み量よりも小さく設定してあ
るので、両端部側のエッジ部の被当接体への当接が保証
され、この部分でのクリーニング機能についても支障な
く遂行することができる。そして、この部分では当接圧
が他の部分のそれよりも小さくなるので、ブレード両端
部側のエッジ部の摩耗を抑えることができ、また、ビビ
リ振動による異音やブレードメクレなどの発生を効果的
に防止することができる。
【0036】本発明は、感光体等の潜像担持体の他、転
写ベルトや中間転写体や転写ローラや帯電ローラなどの
如き被当接体をクリーニング対象とするクリーニング装
置にも適用することができる。なお、このうち、中間転
写体は、例えば感光体等の像担持体上の画像を一旦、転
写され、更に、この転写させたトナー像を転写材に転写
させる機能を遂行するものである。
【0037】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、クリー
ニングブレード長手方向両端部の先端エッジ部の当接圧
を、他の部分のそれよりも小さくできるので、ブレード
両端部のエッジ部の摩耗を抑えることができると共に、
ビビリ振動による異音やブレードメクレなどの発生を効
果的に防止できる。しかもクリーニングブレードの取付
代を一定とすることが可能となるので、クリーニングブ
レードのブレードホルダへの取り付け強度をブレード幅
方向全域にわたって一定化することができ、部分的な強
度低下を防止できるので、クリーニングブレードのブレ
ードホルダからの剥がれなどを防止できる。
【0038】請求項2に記載の構成によれば、ブレード
ホルダ長手方向両端部のブレード取り付け面と、他のブ
レード長手方向中央部のブレード取り付け面との間の境
界が緩やかな傾斜面となるので、クリーニングブレード
をブレードホルダにスキマなどなく確実に取り付けるこ
とができ、クリーニングブレードの取り付け不良などが
なくなって、その剥がれなどを効果的に防止できる。
【0039】請求項3に記載の構成によれば、クリーニ
ングブレードの取り付け不良をより確実に防止できる。
【0040】請求項4に記載の構成によれば、ブレード
長手方向中央部のブレード取り付け面に対し、ブレード
ホルダ両端部側のブレード取り付け面が傾斜面となる構
成のブレードホルダであるので、クリーニングブレード
をブレードホルダにスキマなどなく確実に取り付けるこ
とができ、クリーニングブレードの取り付け不良がなく
なって、その剥がれなどを効果的に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施形態例のクリーニング装置に具備
されるクリーニングブレードのブレードホルダへの取り
付け部の構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示したクリーニングブレード及びブレー
ドホルダの実際の配置形態を示す斜視図である。
【図3】クリーニングブレードを取り付ける別の例のブ
レードホルダをクリーニングブレードと共に示す斜視図
である。
【図4】クリーニングブレードを取り付ける更に別の例
のブレードホルダをクリーニングブレードと共に示す斜
視図である。
【図5】従来のクリーニング装置を、このクリーニング
対象となる感光体と共に示す側面図である。
【符号の説明】
13 ブレードホルダ 14 クリーニングブレード 14a 先端エッジ部 14b 端部 13A クリーニングブレード取り付け面 13a 面 13b 面 13c 取り付け面 23 ブレードホルダ 23a 面 23b 面 23c 取り付け面 33 ブレードホルダ 33a 面 33b 面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に延びる先端エッジ部が被当接
    体に当接することによって該被当接体をクリーニングす
    るクリーニングブレードを有し、該クリーニングブレー
    ドの幅方向における先端エッジ部と反対側のブレード基
    端部が、クリーニングブレードの長手方向にわたってブ
    レードホルダに固定されているクリーニング装置におい
    て、 被当接体に当接する先端エッジ部のうち、クリーニング
    ブレードの長手方向両端部の被当接体に対する当接圧
    を、他の先端エッジ部の被当接体に対する当接圧よりも
    小さくすべく、ブレードホルダのクリーニングブレード
    取り付け面のうち、ブレードホルダ長手方向両端部の面
    が、ブレードホルダ長手方向中央部の面よりも、前記被
    当接体から遠ざかる方向に逃げるように、当該ブレード
    ホルダの形状を設定したことを特徴とするクリーニング
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ブレードホルダ長手方向両端部の面
    が、ブレードホルダ長手方向中央部の面に対してほぼ平
    行に位置するように、ブレードホルダの形状を設定し、
    かつそのブレードホルダ長手方向両端部の面と、ブレー
    ドホルダ長手方向中央部の面との間が、緩やかに傾斜し
    たブレードホルダのクリーニングブレード取り付け面を
    介して接続されている請求項1に記載のクリーニング装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ブレードホルダ長手方向両端部の面
    が、ブレードホルダ長手方向中央部の面に対し、一定の
    角度をもって位置し、かつブレードホルダ長手方向両端
    部の面とブレードホルダ長手方向中央部の面とが傾斜し
    たブレードホルダのクリーニングブレード取り付け面を
    介して接続されている請求項1に記載のクリーニング装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ブレードホルダ長手方向両端部の面
    が、ブレードホルダ長手方向中央部の面から、ブレード
    ホルダ長手方向の末端部に向けて徐々に逃げ量を増す傾
    斜面として形成されている請求項1に記載のクリーニン
    グ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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