JPH10197024A - レンジフードファン用脱臭装置 - Google Patents

レンジフードファン用脱臭装置

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JPH10197024A
JPH10197024A JP9001190A JP119097A JPH10197024A JP H10197024 A JPH10197024 A JP H10197024A JP 9001190 A JP9001190 A JP 9001190A JP 119097 A JP119097 A JP 119097A JP H10197024 A JPH10197024 A JP H10197024A
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勝海 藁谷
Kazuhiro Kurosawa
一浩 黒沢
Shigenobu Suwabe
重信 諏訪部
Tsuneo Yoshitomi
常雄 吉冨
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンジフードファンに簡単に装着して、調理
臭を除去して室内に還流する脱臭装置を提供することに
ある。 【解決手段】 リフォーム等で本装置を設置する際、電
気コンロ、電磁プレート等の調理器具を備えた調理台上
方に設置される既設のレンジフードファンの天板に取付
けられた接続ダクト及びその接続ダクトに連結される排
気ダクトを外してその天板に取付けることで装着が完結
する。とで装着を完結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼ガスを含有し
ない調理臭を浄化して室内に還流する時にレンジフード
ファンに装着して使用される脱臭装置に関するものであ
る。
【0002】
【技術背景】調理器具には燃焼ガスを発生しない電気コ
ンロ、電磁プレート等の調理器具と燃焼ガスを発生する
ガスコンロ等の調理器具とがある。電気コンロ、電磁プ
レート等の調理器具は燃焼ガスを含有しないことから、
エコロジーの観点から住宅回りの環境の改善に役立つこ
とができる。旧来、燃焼ガスを発生しない調理器具から
発生する臭い成分を浄化する浄化装置を備えた換気用の
設備としては特開平6-257811号公報、特開平6-257812号
公報等が知られている。これら先行技術は、調理器具
と、フード部と、調理台とフードを部とを連絡し浄化装
置を具備する連絡壁とを一体的に備え、フード部で吸引
捕集した調理臭を連絡壁内で浄化装置を通して脱臭し、
調理台から室内に還流するようになっている。調理臭を
浄化して室内に還流することによって空調エネルギーが
室内に放出されず省エネルギーにもなり、環境保全、省
エネの両面に優れたものとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、燃焼ガスを
発生しない調理器具から発生する臭い成分を脱臭して室
内に還流する調理臭脱臭システムにする際には前記のよ
うな調理臭気処理装置と交換しなければならないし、燃
焼ガスを発生しない既設の調理器具が据え付けられてい
る場合にも同様に前記のような調理臭気処理装置と交換
する必要が生じ、改造が大掛かりになり、安価での対応
は無理である。一方、燃焼ガスを発生するガスコンロ等
の調理器具では住宅回りの環境を汚染する虞れがあるこ
とから、周知の通り油脂分等を除去するフィルターと送
風機とを収容したレンジフードファンでその燃焼ガスに
含まれる油脂分等を除去してから屋外に排気している
が、魚焼きや煮炊きが終わって調理器具(ガスコンロ
等)を停止した後に調理物から立ち昇る調理臭や室内に
放散される臭気で室内が不快になることがあるため、レ
ンジフードファンの稼働を遅延タイマー等で続行するこ
とが行われている。しかし、その遅延タイマーでの稼働
時間中空調エネルギーが室内に無駄に放出されてしま
い、省エネに反することになる。また、調理臭には窒素
系(代表成分:トリメチルアミン)、硫黄系(代表成
分:硫化メチル)、脂肪酸系(代表成分:酢酸)等の成
分が含有されるが、このトリメチルアミンは魚の臭い、
硫化メチルは腐敗系、酢酸は酸っぱい臭いとなる。この
実際的にはこの臭気を効果的な浄化にも工夫を要する。
【0004】本発明は、従来事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処はレンジフードファンに簡単に装
着して、調理臭を除去して室内に還流する脱臭装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた技術的手段としては、請求項1は燃焼ガスを発
生しない調理器具上方に設置するレンジフードファンの
天板上に設けられる脱臭装置であって、前記レンジフー
ドファンの天板に開口されている送風機の吐出口に連通
するボックスと、そのボックス内に設けられた脱臭フィ
ルターと、該ボックスの室壁部分に設けられ脱臭フィル
ターで脱臭された浄化空気を室内へ給気還流する給気口
と、ボックスに設けられ前記レンジフードファンの天板
への取付部とを備えていることを要旨とする。請求項2
は請求項1記載のボックスが前記吐出口まで到達しない
奥行き寸法で、その後面にダンパー手段を備えてなり、
該ダンパー手段は、前記吐出口とボックスとの連絡部と
排気手段の連絡部とを有するダンパー室と、前記連絡部
を開閉して室内循環、屋外排気に切り替えるダンパーと
を備えたものであることを要旨とする。また、請求項3
は請求項1記載の脱臭装置が、燃焼ガスを発生しない調
理器具上方に設置するレンジフードファンの天板上に設
けられる脱臭装置に代えて、燃焼ガスを発生する調理器
具上方に設置するレンジフードファンの天板上に設けら
れるものであり、且つ前記ボックスが前記吐出口まで到
達しない奥行き寸法で、その後面にダンパー手段を備え
てなり、該ダンパー手段は、前記吐出口とボックスとの
連絡部と排気手段の連絡部とを有するダンパー室と、前
記連絡部を開閉して室内循環、屋外排気に切り替えるダ
ンパーとを備えたものであることを要旨とする。また、
請求項4は請求項1または2記載のボックスが送風機の
吐出口に連通する内部を中空とする偏平箱状とし、且つ
ボックス内に脱臭フィルターを水平状に支承すると共に
そのボックス内に前記吐出口を始端とし捕集した空気を
脱臭フィルターの上方から通過させてその脱臭フィルタ
ー下位レベルのボックス前面部に導く気体流路を構成
し、該気体流路の終端と対応するボックスの前面部に前
記給気口としてルーバーを設けていることを要旨とす
る。請求項5は請求項3記載のボックスが送風機の吐出
口に連通する内部を中空とする偏平箱状とし、且つボッ
クス内に脱臭フィルターを水平状に支承すると共にその
ボックス内に前記吐出口を始端とし捕集した空気を脱臭
フィルターの上方から通過させてその脱臭フィルター下
位レベルのボックス前面部に導く気体流路を構成し、該
気体流路の終端と対応するボックスの前面部に前記給気
口としてルーバーを設けていることを要旨とする。そし
て、請求項6は請求項4または5記載の脱臭フィルター
を、無機系イオン吸着型の顆粒状消臭剤にしたことを要
旨とする。また、請求項7は請求項4記載のボックスが
前記吐出口まで到達しない奥行き寸法とし、且つその後
面に、前記吐出口に接続されている既設の接続ダクト接
続用のハーフカットを複数個選択可能に形成しているこ
とを要旨とする。請求項8は請求項4または5記載のル
ーバーがレンジフードファンの前面に沿って還流を給気
するものであることを要旨とする。請求項9は請求項8
記載のルーバーにおける風向板の向き調節手段が、モー
タ及びそのモータに連係され風向板を傾動させる連絡部
とを備えていることを要旨とする。請求項10は請求項
8記載の風向板の向き調節手段が、フード部に設けられ
た人感センサーと、その人感センサーに連絡され人を感
知した時、風向板をフード部前方の室天井方向に傾動さ
せる駆動部とを備えていることを要旨とする。請求項1
1は請求項4または5及び8乃至10いずれか記載のル
ーバー上方のボックス前面部分を開閉可能にして脱臭フ
ィルターの取出口を構成していることを要旨とする。請
求項12は請求項1乃至11いずれか記載のボックスの
前面部がレンジフードファンを室壁に取り付けた際、室
天井との間を塞ぐ幕板を兼用していることを要旨とす
る。請求項13は請求項1乃至12いずれか記載の取付
部がフード部の天板上に設けたスライド金具に前方から
のスライドによって差し込み係合する被係合部で構成さ
れていることを要旨とする。
【0006】上記技術的手段によれば下記の作用を奏す
る。 (請求項1)リフォーム等で本装置を設置する際、電気
コンロ、電磁プレート等燃焼ガスを発生しない調理器具
を備えた調理台上方に設置される既設のレンジフードフ
ァンの天板に取付けられた接続ダクト及びその接続ダク
トに連結される排気ダクトを外してその天板に取付ける
ことで装着が完結する。またガスコンロを備えた調理台
を電気コンロ、電磁プレート等を備えた調理台とリフォ
ーム等で交換する場合には市販(新設)のレンジフード
ファンの天板に取り付けるだけで装着が完結する。レン
ジフードファンに設置された本装置は送風機で捕集しフ
ード部を通過する臭気を内部を通過させて脱臭しボック
スの室壁から室内に還流する。 (請求項2)電気コンロ、電磁プレート等の燃焼ガスを
発生しない調理器具から発生する調理臭を除去して室内
に還流したり、同調理器具から魚焼き等で時として発生
する多量の煙や強い臭気等を脱臭フィルターを通過させ
ずに屋外に直接排気したりするに際し、レンジフードフ
ァンの天板に取付け、排気手段に連絡するだけで装着が
完結する。これにより送風機の吐出口とボックス内との
連絡、同吐出口と排気手段との連絡がダンパーで切替え
可能になる。そのため、通常の調理臭(多量の煙や強い
臭気ではない調理臭)は室内循環のルートで脱臭フィル
ターを経て清浄化させて室内に給気し、浄化できない多
量の煙、強い臭気等はダンパーで屋外排気に切り替えて
屋外に直接排気する。 (請求項3)ガスコンロ等の調理器具からの燃焼ガスを
屋外に直接排気したり、調理後(ガスコンロ等の調理器
具を停止した後)の調理物から立ち昇る調理臭や室内に
放散される臭気を浄化して室内に還流するようにする
際、レンジフードファンの天板に取付け、排気手段に連
絡するだけで装着が完結し、また送風機の吐出口とボッ
クス内との連絡、同吐出口と排気手段との連絡がダンパ
ーで切替え可能になる。そのため、ガスコンロ等の調理
器具を使用する通常使用時にはダンパーで屋外排気に切
り替えて直接屋外に排気し、その調理器具を停止した
後、室内循環に切り替えて脱臭フィルターを経て清浄化
された空気を室内に給気する。 (請求項4、5)本装置は脱臭フィルターを水平状に支
承することからその脱臭フィルターを収容するボックス
は偏平箱状で良くスペースを取らない。そのため、排気
ダクト配管用の既存スペースをそのまま利用して配設す
ることができるし、市販(新設)のレンジフードファン
の天板上に配設するにしてもレンジフードファンを所定
の安全な高さに設置することができる。 (請求項6)無機系イオン吸着型の顆粒状消臭剤がその
機能で四大悪臭と言われるアンモニア、トリメチルアミ
ン、硫化水素、メチルメルカプタンは勿論、吉草酸、フ
ェノール、NOx 等を効果的に脱臭する。 (請求項7)電気コンロ、電磁プレート等の調理器具を
備えた調理台上方に設置される既設のレンジフードファ
ンの天板上に本装置を設置する時、既設の排気ダクトが
排除できない場合には、接続ダクトを排気ダクトから外
して向きを変え、対応するハーフカットを選択し打ち抜
くことで形成された取付口にその接続ダクト端を接続
し、前記天板にボックスを取付けることが装着が完結す
る。 (請求項8)室内への還流はレンジフードファンの前面
に沿って室内に給気される。そのためその還流はレンジ
フードファンの捕捉空間に何度でも吸引脱臭されて臭気
の飛散を防止し併せて調理器具から立ち昇る臭気の吸込
効果を向上させることができる。 (請求項9)前記還流の向きの変更は調理者自身がスイ
ッチ操作等で簡単に行われる。 (請求項10)前記還流の向きの変更は調理者の感知で
本装置が自動的に行う。 (請求項11)洗浄、交換等する時には脱臭フィルター
を室内側から取り外すことができる。 (請求項12)脱臭ユニットの前面部が背後の隠し板と
なる。 (請求項13)レンジフードファンに対して前側からの
差し入れで本装置はセットできる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図5は本発明レンジフー
ドファン用脱臭装置の実施の形態、詳細には燃焼ガスを
発生しない調理器具上方に設置するレンジフードファン
の天板上に設けられる脱臭装置を示している。
【0008】このレンジフードファン用脱臭装置Aは図
示するように既設の平型レンジフードファンや市販(新
設)の平型レンジフードファン(後述では単にレンジフ
ードファンBと称する)の平面視形状を有し且つ下面を
開放した偏平箱状のボックス1と、そのボックス1内に
収容された脱臭フィルター2と、その脱臭フィルター2
で脱臭された清浄化した空気を室内に給気還流する給気
口3と、レンジフードファンBの天板14との取付部5と
を備えている。
【0009】レンジフードファンBは旧来と同様にフー
ド部4の下側に捕捉空間24を確保するように横設した油
脂分を除去するフィルター34の背後に送風機44を収容し
てなり、送風機44のケーシング44aを天板14に取付吊持
している。
【0010】前記ボックス1は図示するように内部中空
とする側面視略下向L形状を呈してなり、前面部11をレ
ンジフードファンB上方の幕板(隠し板)54を兼用する
ものであり、その鉛直部1’となる両側面21、21と前面
部11との下縁がレンジフードファンB前端部における一
段低い段部bの上面に丁度載置されるようになってい
る。また、このボックス1は前面部11を除く両側面21、
21及び後面31の下縁に取付部5として外向きフランジ
(被係合部)(後述では外向きフランジ5と称して説明
する)を水平状に折曲形成している。
【0011】前記脱臭フィルター2は図4、図5に示す
ように顆粒状に造粒された無機系イオン吸着剤12の上側
に消臭剤添着ウレタンフォーム22を配置しその消臭剤添
着ウレタンフォーム22の上側と無機系イオン吸着剤12の
下側に抗菌剤を練り込んだ例えばポリプロピレンからな
る不織布32、32を配置してサンドイッチした状態で樹脂
製や金属製の上下一対の上箱42a、下箱42bからなるカ
ートリッジケース42に収容されている。この上箱42a、
下箱42bは芯金に網体を編み組みしたものや多孔を有す
るものであり、下箱42bの周側面にエンボス42b’を、
また上箱42aの周側面にそのエンボス42b’が掛合する
穴42a’を設けて係脱可能に構成してある。
【0012】前記無機系イオン吸着剤12の造粒は、無定
形酸化亜鉛であり、これを極めて微細な状態で複分解し
た後、混合し造粒した周知のものである。また、無機系
イオン吸着剤12の造粒は表面が弱いイオン化した状態を
採っており、亜鉛はプラスイオンに、シラノール基はマ
イナスイオンにイオン化してイオン化した物質を吸着す
る性質を有し、プラスイオンとマイナスイオンとの両方
とを備えていることから酸とアルカリの両方の極性ガス
を吸着することができる。更に、この無機系イオン吸着
剤12は一度吸着したものは温度の変化や120度までの
加熱に対して再放出がなく、耐水、耐洗濯性は勿論のこ
と、500度までの耐熱性を有し、イオン吸着型故にガ
スの吸着が素早く、また水で洗うと脱臭性能を回復する
特性をも備えたものであり、四大悪臭と言われるアンモ
ニア、トリメチルアミン(魚の臭い)、硫化水素(腐敗
臭)、メチルメルカプタンは勿論、吉草酸、フェノー
ル、NOx 等を効果的に脱臭することができる。
【0013】前記カートリッジケース42は図示するよう
に前記鉛直部1’の中間高さ部分の前面部11や側面部2
1、21に設けた受け部42’に上方から取り出し可能に水
平状に支承されており、このカートリッジケース42がボ
ックス1内を前記段部bの頂部近傍部分を境にして上下
に分離する区割壁として機能するようになっている。
【0014】給気口3は前記受け部42’に支承されたカ
ートリッジケース42下位レベルのボックス1の前面部11
に設けられ風向板13a…を傾動可能とするルーバー13で
構成されている。
【0015】また、前記ボックス1の前面部11における
カートリッジケース42よりも上位レベルの部分にカート
リッジケース42の取出口6を開閉する扉16を備えてい
る。
【0016】斯様に構成されたレンジフードファン用脱
臭装置Aは既設のレンジフードファンまたは市販(新
設)のレンジフードファンに取付けられる。取付けに際
しては既設のレンジフードファンの場合にはフード部4
の天板14に開口している送風機44の吐出口64から接続ダ
クト100 を外すと共に排気ダクト200 を引き抜いたり切
断等所望の方法で排除し、天板14の両側縁及び吐出口64
の後部の天板14部分に、天板14上面との間を前記外向き
フランジ5の差し入れ空間とするL型のスライド金具74
を平面視コ形状をもって取付けた後、スライド金具74
に、下面にエアー漏れ防止用のパッキン74aを貼着した
外向きフランジ5が嵌まるようにレンジフードファン用
脱臭装置Aを前方から差し入れることでセットされる。
前記スライド金具74の取付けは本実施の形態では図3に
示すように天板14に予め下孔14aを開孔しておき、この
下孔14aにカシメネジ84を差し込み係止し、スライド金
具74を挿通するネジ94をカシメネジ84のネジ孔84aに螺
合させることによってカシメネジ84の薄肉部84bを天板
14側に押し潰してその押潰部とカシメネジ84の係止鍔と
で天板14を挟持してカシメ固定するようになっている。
尚、図示しないが天板14に設けた下孔14aにバーリング
加工を施し、この下孔縁面にスライド金具7を挿通する
タッピングネジを螺合することによってスライド金具7
を天板14に取付けても良いものである。セット後、スラ
イド金具74に差し込まれない外向きフランジ5を図示す
るように天板14にネジ止めする等所望の手段で取付け
る。市販(新設)のレンジフードファンの取付けの場合
には天板14にL型のスライド金具74を取付けて、同様に
行われる。
【0017】このように取付けられたレンジフードファ
ン用脱臭装置Aには前記送風機44の吐出口64から脱臭フ
ィルター2を介してルーバー13に至る気体流路300 が形
成され、調理臭を脱臭して室内に給気還流する。ルーバ
ー13は風向板13a…を一括して傾動方向を可変できる手
動機構(図示せず)を具備する周知の構造とし、下向き
にすることによって既設または市販(新設)のレンジフ
ードファンの前面に沿って清浄化した空気を流下させて
何度でも作動中にエンドレスに脱臭することができる。
【0018】図6は前記ルーバー13における風向板13a
…の向き調節手段7を、前記ボックス1の側面部21の外
側で且つ幕板54との間のスペースを利用して配設したモ
ータ(後述では正逆回転モータと称する)17及びそれに
連絡する連絡部27とで構成して、その向き調節手段7で
風向板13a…の向きを可変可能にしたものである。連絡
部27は前記正逆回転モータ17の駆動軸17aに連結するア
ーム27aに、複数の風向板13a…の一端に枢支した連絡
バー27bの下端を枢支し、前記アーム27aが回動した時
にONされるリミットスイッチ(図示せず)を正逆回転
モータ17内に内蔵した構成としている。この向き調節手
段7は風向板13a…が通常では下向き傾斜状になってお
り、フード部4の前面の操作部104 に配置されたスイッ
チ(図示せず)を調理者がタッチ操作等することによっ
て正逆回転モータ17を駆動(正転)させてアーム27aを
下向きに回動させて風向板13a…を上向き傾斜状にする
と同時に回動するリミットスイッチがONされて正逆回
転モータ17がストップし、また同スイッチを調理者がタ
ッチ操作して正逆回転モータ17を駆動(逆転)させるこ
とによってアーム27aを上向きに回動させて風向板13a
…を元の下向き傾斜状にすることができる。
【0019】尚、前記正逆回転モータ17の替わりに正転
モータを使用することもできる。この場合には前記前面
部11に設けた受け部42’に一端を係止した引っ張りバネ
(2点鎖線)27cを、連絡バー27bの上端に係止すると
共にモータ内部にクラッチ機構(図示せず)を設けてな
り、前記スイッチを調理者がタッチ操作するとクラッチ
機構が作動し噛み合い関係を構成して前記アーム27aを
下向きに回動させて連絡バー27bを介して風向板13a…
を上向き傾斜状にすると同時に前記リミットスイッチが
ONされて停止し、再度通電すると前記クラッチ機構の
噛み合い関係が解除されて、引っ張りバネ(2点鎖線)
27cの引っ張り力で戻る構成にする。
【0020】図7はフード部4に設けられた人感センサ
ー8が調理者を感知した時にルーバー13の前記風向板13
a…を上向き傾斜状に傾動させる構成としたものであ
る。人感センサー8は図示するようにフード部4下面前
側部分に下向きに配設され、調理者を感知した時に駆動
部18とする前記正逆回転モータや正転モータを駆動させ
るようになっている。前記駆動部18にはアーム27aに枢
支する長尺な連絡バー27bを備えた前記連絡部28と同様
な機構や更に引っ張りバネ(図示せず)27c、クラッチ
機構を具備した前記連絡部27と同様な機構が連絡してあ
る。
【0021】図8は既設のレンジフードファンや市販
(新設)のレンジフードファンがブーツ型レンジフード
ファンの場合を示している。このブーツ型レンジフード
ファン用の脱臭装置Aは前記のように側面視略下向L形
状ではなく側面視矩形状になっている点、脱臭フィルタ
ー2を水平状に支承する奥行き側(後方側)の受け部4
2’をボックス1下縁から幅方向全長に亘って設けられ
た帯板状の斜遮壁41の頂部に設けた点以外は前述する脱
臭装置Aと根本的に差異はない。
【0022】図9及び図10は既設のレンジフードファ
ンに組み付ける時に既に配管されている排気ダクト200
を外さずとも組み付け可能となるレンジフードファン用
脱臭装置を示している。
【0023】ボックス1は前記吐出口64まで到達しない
奥行き寸法とし、且つその後面に、前記吐出口64に接続
されている既設の接続ダクト100 接続用のハーフカット
100’を複数個選択可能に形成すること以外図1や図8
に示す脱臭装置Aと構造的に差異はない。この時には前
記吐出口64に接続されている接続ダクト100 を排気ダク
ト200 から外して向きを変え、対応する選択するハーフ
カット100 ’から打ち抜くことで形成された取付口101
にその接続ダクト100 端を差し込みながら既設のレンジ
フードファンの天板14に前記と同様に前記と同様にスラ
イド金具74を利用して差し込むことでセットすることが
できる。
【0024】図11及び図12は室内循環、屋外排気切
替えタイプのレンジフードファン用脱臭装置の形態を示
している。このレンジフード用脱臭装置Aは前述する各
実施の形態で説明したボックス1を前記吐出口64まで到
達しない奥行き寸法とし、且つその後面に室内循環、屋
外排気とに選択可能なダンパー手段9を一体的に有して
いる。尚、脱臭フィルター2は前述する実施の形態と同
様に無機系イオン吸着型の顆粒状消臭剤を使用してボッ
クス1内に水平に支承した点、給気口3をルーバー13で
構成した点、ボックス1の前面部11が幕板54を兼用して
いる点、脱臭フィルタがボックス1の前面部分から取り
出し可能になっている点、ボックス1のレンジフードフ
ァンBの天板14に対する取付け方等は前述する実施の形
態と同様であるため、同一符号を付けて説明は省略して
示す。
【0025】このダンパー手段9は、本実施の形態では
ダンパー室19とダンパー29とで構成している。ダンパー
室19は前記ボックス1内とに連通する連通口19aを側面
に、前記吐出口64に連絡する連絡口19bを下面に、更に
出口19cを上面に各々有するダンパーボックス19’と、
そのダンパーボックス19’に積み重ね状に取付けられ前
記出口19cと連通する入口19e を下面に、排気手段201
との接続口19fを選択的に開口可能とするハーフカット
200 ’を残り4面(側面)に有する接続用ボックス19”
とで構成されている。これにより前記連絡口19bと連通
口19aとで前記吐出口64とボックス1との連絡部を構成
し、且つ前記連絡口19bと出口19cと入口19eと接続口
19fとで排気手段201 の連絡部を構成する。また、ダン
パー29はダンパーボックス19’内に回動可能に設けられ
ており、アクチュエータで駆動する方式とし、前記連通
口19a、出口19cを選択的に閉口するようになってい
る。
【0026】排気手段201 は本実施の形態では排気ダク
ト200 (スパイラルダクト)とアルミ製もしくはその他
の可撓性を有する接続用のダクト202 とで構成してな
り、既設のレンジフードファンB上に設置する場合には
前記吐出口64から接続ダクト(図示せず)を外した後、
接続用ボックス19”における一番近いハーフカット20
0’を打ち抜いて形成された接続口19fに、排気ダクト2
00 に一端を接続した前記接続用のダクト202 の他端を
その可撓性を利用して差し込み、ボックス1を前記と同
様に天板14に取付けることで装着が完結する。このダン
パー29のボックス1に対する取付けは図示するように前
記するボックス1の後面に設けた複数個のハーフカット
31’の中から選択して打ち抜くことによって形成された
図9と同様な取付口19a’に、内部を連通口19aとし前
記ダンパーボックス19’に接続する筒部を差し込み固定
する等所望の手段で行われる。尚、レンジフードファン
を新設する場合には前記排気手段201 は現場で配管され
る排気手段(図示せず)に接続する。ちなみに、前記す
る接続用ボックス19”を使用すると側面に接続用のダク
ト202 を接続できるため、上面に接続する場合と比べて
接続作業が簡単であるし、レンジフードファンBを地方
自治体の火災予防法令に適合した高さ位置に取付ける上
で好適である。
【0027】このように取付けられたこの実施の形態の
レンジフードファン用脱臭装置Aは燃焼ガスを発生しな
い調理器具から発生する調理臭、煙りを屋外に直接排気
する流路と、脱臭フィルター2を介してルーバー13から
室内に給気還流する流路とに切替え可能となる。従っ
て、魚焼き等で多量の煙や強い臭気が発生し、脱臭フィ
ルター2を通しても脱臭が確実ではなく、何度も脱臭フ
ィルター2で脱臭をしなければ完全に脱臭できないよう
な場合や脱臭フィルター2をかえって痛める場合には、
直接屋外に排気して室内が不快にならないようにするこ
とができる。
【0028】また、図11及び図12に示す脱臭装置A
は燃焼ガスを発生するガスコンロ等の調理器具上方に設
置するレンジフードファンBの天板14上に設置すること
もできる。その場合には調理器具から発生する燃焼ガス
を屋外に直接排気する流路と、脱臭フィルター2を介し
てルーバー13から室内に給気還流する流路とに切替え可
能となる。従って、燃焼ガスを発生する調理器具を使用
する通常使用時にはダンパー29で屋外排気に切り替えて
直接屋外に排気し、魚焼きや煮炊きが終わって調理器具
を停止した後に調理物から立ち昇る調理臭や室内に放散
される臭気で室内が不快な時に室内還流に切り替える自
在性を採ることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したから、下
記の利点がある。 (請求項1)燃焼ガスを発生しない調理器具からの臭気
を浄化するに際して、既設のレンジフードファンや市販
(新設)のレンジフードファンに取り付けてその臭気を
浄化する脱臭装置を新規に提供することができる。 (請求項2)電気コンロ、電磁プレート等の燃焼ガスを
発生しない調理器具から発生する調理臭を除去して室内
に還流することも、同調理器具から魚焼き等で時として
発生する多量の煙や強い臭気等を脱臭フィルターを通過
させずに屋外に直接排気することもできる脱臭装置を提
供できる。 (請求項3)ガスコンロ等の調理器具からの燃焼ガスを
屋外に直接排気することも、調理後(ガスコンロ等の調
理器具を停止した後)の調理物から立ち昇る調理臭や室
内に放散される臭気を浄化して室内に還流することもで
きる脱臭装置を提供することができる。 (請求項4、5)その脱臭装置を脱臭フィルターを水平
状に支承して偏平箱状の場所を取らない形態にしている
ことから、既設のレンジフードファンの場合にはその上
方に確保されている排気ダクトや送風機との接続ダクト
用の配管スペースを利用してその場で取り付けでき、取
付施工性が良い。その上、市販(新設)のレンジフード
ファンの場合にも工場で天板上に取り付けるだけで良
く、施工性が良い。また、レンジフードファンを所定高
さ位置にセットする地方自治体の条例に違反する虞もな
い。 (請求項6)その上、脱臭フィルターを、四大悪臭であ
るアンモニア、トリメチルアミン、硫化水素、メチルメ
ルカプタンは勿論、吉草酸、フェノール、NOx等調理
臭に含まれる成分を効果的に除去する優れた特性を有す
る無機系イオン吸着型の顆粒状消臭剤にしたから、還流
で室内が汚染される虞れがなく、室内を清潔な環境に維
持できる。また、洗浄で何度でも繰り返し使用できる性
質もあり、燃焼ガスを含有しない調理臭を脱臭するレン
ジフードファンの低廉下での提供に寄与する。更に、前
記のように調理臭の除去に優れた特性を有する無機系イ
オン吸着型の顆粒状消臭剤からなる脱臭フィルターを水
平状に支承すると顆粒状消臭剤を全域に亘って均一に分
布させることができる。そのため、例えばその脱臭フィ
ルターを縦置した場合のように目詰まりや酸やアルカリ
の極性ガス吸着による重量化(粒の重量化)による沈み
込みで形成される上層部の圧力損失の少ない隙間から調
理臭が浄化されずに室内に給気されるようなことがなく
なり、無機系イオン吸着型の顆粒状消臭剤の特性を発揮
して調理臭を確実に除去できる。 (請求項7)燃焼ガスを発生しない調理器具からの臭気
を浄化するに際して、既設の排気ダクトの残したままで
も接続ダクトの向きを変えて既設のレンジフードファン
の天板に取付けでき、取付施工がより簡単であり、また
排気ダクトを取り外すことが困難な場合にも適応でき、
施工性が更に良くなる。 (請求項8)脱臭した室内への還流がフード部の捕捉空
間に吸引されて何度でも脱臭される仕組みになるから、
臭気の拡散を防止し併せて調理器具から立ち昇る臭気の
吸込効果を向上させて効率的に脱臭できる。 (請求項9)しかも、手動ではなく電動のため、給気が
直接調理者に当たり不快な時のルーバー風向の切替操作
が簡単である。 (請求項10)その還流の風向きの変更が調理者を感知
して自動的に行われるから、操作を全く必要とせず、調
理作業等を中断する不都合もない。 (請求項11)また、前記する脱臭フィルターは室内の
臨む前面からカートリッジ式に抜き差しでき、メンテナ
ンスが簡単である。 (請求項12)脱臭ユニットとして認識されないから、
内装性を害したり、違和感を惹起したりせず、キッチン
の使用感を損なわない。 (請求項13)既設のレンジフードファン、市販(新
設)のレンジフードファンの天板上にスライド金具を取
付けた後、前側から被係合部を差し込むだけで取付けが
行え、既設のレンジフードファンの場合にはわざわざ外
さずともセットできる簡単施工になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】平型レンジフードファン用の脱臭装置とそのレ
ンジフードファンとの関係を示す分解斜視図。
【図2】脱臭装置の取付け状態を示す側面図で一部切欠
して示す。
【図3】同取付状態を示す正面図で一部切欠して示す。
【図4】脱臭フィルターの斜視図。
【図5】図4の(X)ー(X)線拡大断面図。
【図6】ルーバー部分の拡大断面図。
【図7】ルーバーを人感センサーで制御動する場合の使
用状態を示す側面図で一部切欠して示し、(a)はルー
バーにおける風向板が下向きに傾斜している状態を示
す。(b)は人感センサーが調理者を感知して前記風向
板が上向きに傾斜している状態を示す。
【図8】ブーツ型レンジフードファン用脱臭装置の取付
状態を示す側面図で、一部切欠して示す。
【図9】他の実施の形態における脱臭装置とレンジフー
ドファンとの関係を示す分解斜視図。
【図10】同脱臭装置の取付け状態を示す側面図で一部
切欠して示す。
【図11】更に他の実施の形態における脱臭装置とレン
ジフードファンとの関係を示す分解斜視図。
【図12】同脱臭装置の取付け状態を示す側面図で一部
切欠して示す。
【符号の説明】
B :レンジフートブァン 14 :天板 A :脱臭装置 44 :送風機 64 :吐出口 1 :ボックス 2 :脱臭フィルター 3 :給気口 5 :取付部(外向きフランジ) 300 :気体流路 11 :ボックスの前面部 13 :ルーバー 12 :無機系イオン吸着型の消臭剤 100 :既設の接
続ダクト 100 ’、200 ’:ハーフカット 9 :ダンパー
手段 19 :ダンパー室 29 :ダンパー 13a:風向板 4 :フード部 18 :駆動部 6 :取出口 8 :向き調節手段 54 :幕板 74 :スライド金具 200 :既設の排
気ダクト 201 :排気手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉冨 常雄 神奈川県相模原市渕野辺2丁目1番9号 富士工業株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼ガスを発生しない調理器具上方に設
    置するレンジフードファンの天板上に設けられる脱臭装
    置であって、前記レンジフードファンの天板に開口され
    ている送風機の吐出口に連通するボックスと、そのボッ
    クス内に設けられた脱臭フィルターと、該ボックスの室
    壁部分に設けられ脱臭フィルターで脱臭された浄化空気
    を室内へ給気還流する給気口と、ボックスに設けられ前
    記レンジフードファンの天板への取付部とを備えている
    ことを特徴とするレンジフードファン用脱臭装置。
  2. 【請求項2】 前記ボックスが前記吐出口まで到達しな
    い奥行き寸法で、その後面にダンパー手段を備えてな
    り、該ダンパー手段は、前記吐出口とボックスとの連絡
    部と排気手段の連絡部とを有するダンパー室と、前記連
    絡部を開閉して室内循環、屋外排気に切り替えるダンパ
    ーとを備えたものであることを特徴とする請求項1記載
    のレンジフードファン用脱臭装置。
  3. 【請求項3】 前記脱臭装置が、燃焼ガスを発生しない
    調理器具上方に設置するレンジフードファンの天板上に
    設けられるものに代えて、燃焼ガスを発生する調理器具
    上方に設置するレンジフードファンの天板上に設けられ
    るものであって、且つ前記ボックスが前記吐出口まで到
    達しない奥行き寸法で、その後面にダンパー手段を備え
    てなり、該ダンパー手段は、前記吐出口とボックスとの
    連絡部と排気手段の連絡部とを有するダンパー室と、前
    記連絡部を開閉して室内循環、屋外排気に切り替えるダ
    ンパーとを備えたものであることを特徴とする請求項1
    記載のレンジフードファン用脱臭装置
  4. 【請求項4】 前記ボックスが送風機の吐出口に連通す
    る内部を中空とする偏平箱状とし、且つボックス内に脱
    臭フィルターを水平状に支承すると共にそのボックス内
    に前記吐出口を始端とし捕集した空気を脱臭フィルター
    の上方から通過させてその脱臭フィルター下位レベルの
    ボックス前面部に導く気体流路を構成し、該気体流路の
    終端と対応するボックスの前面部に前記給気口としてル
    ーバーを設けていることを特徴とする請求項1または2
    記載のレンジフードファン用脱臭装置。
  5. 【請求項5】 前記ボックスが送風機の吐出口に連通す
    る内部を中空とする偏平箱状とし、且つボックス内に脱
    臭フィルターを水平状に支承すると共にそのボックス内
    に前記吐出口を始端とし捕集した空気を脱臭フィルター
    の上方から通過させてその脱臭フィルター下位レベルの
    ボックス前面部に導く気体流路を構成し、該気体流路の
    終端と対応するボックスの前面部に前記給気口としてル
    ーバーを設けていることを特徴とする請求項3記載のレ
    ンジフードファン用脱臭装置。
  6. 【請求項6】 前記脱臭フィルターを、無機系イオン吸
    着型の顆粒状消臭剤にしたことを特徴とする請求項4ま
    たは5記載のレンジフードファン用脱臭装置。
  7. 【請求項7】 前記ボックスが前記吐出口まで到達しな
    い奥行き寸法とし、且つその後面に、前記吐出口に接続
    されている既設の接続ダクト接続用のハーフカットを複
    数個選択可能に形成していることを特徴とする請求項4
    記載のレンジフードファン用脱臭装置。
  8. 【請求項8】 前記ルーバーがレンジフードファンの前
    面に沿って還流を給気するものであることを特徴とする
    請求項4または5記載のレンジフードファン用脱臭装
    置。
  9. 【請求項9】 前記ルーバーにおける風向板の向き調節
    手段が、モータ及びそのモータに連係され風向板を傾動
    させる連絡部とを備えていることを特徴とする請求項8
    記載のレンジフードファン用脱臭装置。
  10. 【請求項10】 前記風向板の向き調節手段が、フード
    部に設けられた人感センサーと、その人感センサーに連
    絡され人を感知した時、風向板をフード部前方の室天井
    方向に傾動させる駆動部とを備えていることを特徴とす
    る請求項8記載のレンジフードファン用脱臭装置。
  11. 【請求項11】 前記ルーバー上方のボックス前面部分
    を開閉可能にして脱臭フィルターの取出口を構成してい
    ることを特徴とする請求項4または5及び8乃至10い
    ずれか1項記載のレンジフードファン用脱臭装置。
  12. 【請求項12】 前記ボックスの前面部がレンジフード
    ファンを室壁に取り付けた際、室天井との間を塞ぐ幕板
    を兼用していることを特徴とする請求項1乃至11いず
    れか1項記載のレンジフードファン用脱臭装置。
  13. 【請求項13】 前記取付部がフード部の天板上に設け
    たスライド金具に前方からのスライドによって差し込み
    係合する被係合部で構成されていることを特徴とする請
    求項1乃至12いずれか1項記載のレンジフードファン
    用脱臭装置。
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Cited By (8)

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