JPH10194016A - リアシートバックフレーム - Google Patents

リアシートバックフレーム

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JPH10194016A
JPH10194016A JP35806496A JP35806496A JPH10194016A JP H10194016 A JPH10194016 A JP H10194016A JP 35806496 A JP35806496 A JP 35806496A JP 35806496 A JP35806496 A JP 35806496A JP H10194016 A JPH10194016 A JP H10194016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
back frame
rear seat
embedded
seat back
Prior art date
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Pending
Application number
JP35806496A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsumi Tanaka
睦実 田中
Minoru Maeda
稔 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TS Tech Co Ltd
Original Assignee
TS Tech Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by TS Tech Co Ltd filed Critical TS Tech Co Ltd
Priority to JP35806496A priority Critical patent/JPH10194016A/ja
Publication of JPH10194016A publication Critical patent/JPH10194016A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/20Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor of articles having inserts or reinforcements ; Handling of inserts or reinforcements
    • B29C2049/2017Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor of articles having inserts or reinforcements ; Handling of inserts or reinforcements outside the article

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、リアシートのバック
フレームに埋設されて取り付けられるブラケットにおい
て、より強固なブラケット保持強度を確保することがで
きるリアシートバックフレームを提供する。 【解決手段】 ブロー成形からなる中空部を有するバ
ックフレーム20と、このバックフレーム20に一部が
埋設されるブラケット30と、からなるリアシートバッ
クフレームにおいて、ブラケット30は取付部を備えた
取付面31と、この取付面31から折り曲げられて形成
される脚部33aと、この脚部33aの縁部に形成され
たフランジ部34と、からなり、ブラケット30はバッ
クフレーム20の一方の面21に埋設されてバックフレ
ーム20の中空部22に突出し、ブラケット30が埋設
された面21とは中空部22を挟んで反対側に位置する
バックフレームの面23を、中空部22に突出したブラ
ケット30が埋設された箇所に接合させて一体成形す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車におけるブラ
ケットを取り付けたバックフレームに係り、特にブロー
成形によるリアシートバックフレームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から車両用シート、例えば自動車用
シートのリアシートにおいては、ブロー成形品からなる
中空プレート状のバックフレームを使用してシートの軽
量化を図っている。
【0003】そして上記バックフレームにブラケットを
取り付けるときには、図7及び図8に示すように、ブラ
ケット130をバックフレーム120にインサート成形
することにより配設していた。このとき、ブラケット1
30の保持強度不足からブラケット130がバックフレ
ーム120から抜け落ち易いという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の不都合を解消す
るために、バックフレーム120の肉厚を増加させる技
術が考えられるが、バックフレーム成形時の成形性が悪
くなると共に、使用樹脂量が増加して製造原価が高くな
り、また大幅に重量が増加するという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、リアシートのバックフレ
ームに埋設されて取り付けられるブラケットにおいて、
より強固なブラケット保持強度を確保することができる
リアシートバックフレームを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るリアシート
バックフレームは、ブロー成形からなる中空部を有する
バックフレームと、該バックフレームに一部が埋設され
るブラケットと、からなるリアシートバックフレームに
おいて、前記ブラケットは取付部を備えた取付面と、該
取付面から折り曲げられて形成される脚部と、該脚部の
縁部に形成されたフランジ部と、からなり、前記ブラケ
ットは前記バックフレームの一方の面に埋設されて前記
バックフレームの中空部に突出し、前記ブラケットが埋
設された面とは中空部を挟んで反対側に位置するバック
フレームの面を、前記中空部に突出した前記ブラケット
が埋設された箇所に接合させて一体成形されたことを特
徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係るリアシートバックフ
レーム10は、ブロー成形からなる中空部22を有する
バックフレーム20と、このバックフレーム20に一部
が埋設されるブラケット30と、から構成されている。
ブラケット30は取付部32を備えた取付面31と、こ
の取付面31から折り曲げられて形成される脚部33
と、脚部33の縁部に形成されたフランジ部34と、か
ら形成されている。そしてブラケット30はバックフレ
ーム20の一方の面21に埋設されてバックフレーム2
0の中空部22に突出し、ブラケット30が埋設された
面とは中空部22を挟んで反対側に位置するバックフレ
ーム20の面23を、中空部22に突出したブラケット
30が埋設された箇所に接合させて一体に成形されてい
る。
【0008】このようにブラケット30の一部を埋設し
たブロー成形によるバックフレーム20において、ブラ
ケット30が埋設された箇所において、バックフレーム
20のブラケット30を取り付けた面21と、この面2
1と中空部22を挟んで向かい合って位置する面23と
が接合されて一体成形されているので、ブラケット30
を強固に埋設固定することができ、ブラケット30のバ
ックフレーム20からの脱落を防止することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。
【0010】図1乃至図6は本発明のリアシートバック
フレームを示すものであり、図1はリアシートバックフ
レームの斜視図、図2はブラケットの拡大図、図3は図
1におけるA−A断面図、図4は図1におけるB−B断
面図、図5はブラケットの説明図、図6はブロー成形時
の断面図である。
【0011】本発明に係るリアシートバックフレーム1
0は、中空部22を有するバックフレーム20と、ブラ
ケット30と、から構成されており、ブラケット30は
バックフレーム20に埋設されて一体に形成されてい
る。
【0012】本例のバックフレーム20は、中空部22
を有して形成されたブロー成形品であり、このバックフ
レーム20の一方の面にはブラケット30が配設されて
いる。このブラケット30の配設された面をブラケット
配設面21とする。本例におけるブラケット30は、図
2に示すように矩形の取付面31と、この取付面31か
ら折り曲げられて形成される脚部33と、この脚部33
の縁部に形成されたフランジ部34とから構成されてい
る。
【0013】上記ブラケット30の取付面31は矩形板
状に形成されており、この取付面31はバックフレーム
20に埋設されることなくバックフレーム20のブラケ
ット配設面21において外方を向いて配設される。この
取付面31は取付部32を有しており、この取付部32
は取付面31において円形の凹状部に形成され、ねじ等
の接続部材を保持できるように形成されている。
【0014】さらにブラケット30は、前記矩形状の取
付面31の各辺から延出して、折り曲げられて形成され
た脚部33を有している。この脚部33は、図5で示す
ように取付面31を挟んで対称に形成された2組の脚部
33a及び33bとから構成されている。また脚部33
a及び33bの縁部にはフランジ部34が形成されてい
る。
【0015】上記のように構成されたブラケット30
は、図3及び図4に示すようにバックフレーム20に埋
設されて一体成形されている。このときブラケット30
の脚部33は、バックフレーム20のブラケット配設面
21からバックフレーム20の中空部22に向けて突出
して埋設される。
【0016】ブラケット30の脚部33aが埋設された
箇所においては、図3に示すように、ブラケット配設面
21に対して中空部22を挟んで反対側に位置する面2
3が、ブラケット配設面21側に向けて潰し形状に形成
され、ブラケット配設面21と接合されて一体成形され
ている。
【0017】一方図4に示すように、ブラケット30の
脚部33bが埋設された箇所においては、脚部33bの
フランジ部34と、ブラケット配設面21と中空部22
を挟んで反対側に位置する面23との間に、一定の間隙
を有するように形成されている。
【0018】以上のように、本発明のリアシートバック
フレーム10におけるバックフレーム20にはブラケッ
ト30が埋設されており、バックフレーム20における
中空部22を挟んで相対する面21及び面23が、ブラ
ケット30の埋設した箇所において接合されて、面21
と面23、及びブラケット30が一体成形されているの
で、従来に比べてより強固にブラケット30を保持する
ことができ、バックフレーム20からのブラケット30
の脱落を防止することができる。
【0019】次に上記構成の実施例に係るリアシートバ
ックフレーム10を形成する工程を説明する。本例のリ
アシートバックフレーム10を構成するバックフレーム
20は、ブロー成形によるものであり、このとき用いら
れるブロー成形型40は、図6に示すように二つの割型
から構成されている。このブロー成形型40の所定部位
にブラケット30をセットすると共に、成形材料である
パリソンをブロー成形型40内に挿入して固定し、半溶
融状態にあるパリソン内に空気を吹き込んで膨張させ、
同時にブラケット30の脚部33及びフランジ部34を
半溶融樹脂の内部に埋設一体化する。
【0020】さらに、図6におけるブロー成形型40に
設けられた凸部41で、ブラケット30の配置されてい
ない側のパリソンを潰し形状とすることにより、バック
フレーム20における、ブラケット30が埋設される箇
所において、ブラケット30の配置された側の面21
と、この面21に中空部22を挟んで相対する面23と
が接合され、ブラケット30と共に一体成形される。
【0021】一方、脚部33bの埋設された箇所におい
ては、面23との間に間隙を有するように形成されてい
るので、この間隙をブロー成形時に吹き込まれる空気が
通って、ブラケット30の埋設された箇所において、脚
部33に囲まれた部分にも空気が吹き込まれ、中空部2
2を確保することができる。
【0022】なお、本例においてはブラケット30の取
付面31を矩形に形成した例を示したがこれに限定され
るものではなく、円形、多角形、その他の特殊形状に形
成されたものを用いることもできる。
【0023】また、バックフレーム20に埋設されたブ
ラケット30の脚部33aの位置する箇所において、面
23を潰し形状とすることにより、面21と面23及び
ブラケット30を一体成形する例を示したが、中空部2
2の幅と同一の長さに形成された脚部33を有するブラ
ケット30を用いれば、ブロー成形時にブロー成形型4
0の凸部41によって面23を潰し形状とすることな
く、面21と面23とを接合させることができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明のリアシートバッ
クフレームによれば、ブロー成形により中空部を有して
形成されたバックフレームにブラケットが埋設され、こ
の埋設されたブラケットと、バックフレームにおける中
空部を挟んで相対した二つの面とが一体に成形されてい
るので、リアシートバックフレームの製造における成形
性を損ねたり製造原価をアップさせることなく、またリ
アシートバック自体の重量を増加させずに、ブラケット
をより強固に保持することができ、ブラケットのバック
フレームからの脱落を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリアシートバックフレームの斜視
図である。
【図2】本発明に係るブラケットの拡大図である。
【図3】図1におけるA−A断面図である。
【図4】図1におけるB−B断面図である。
【図5】本発明に係るブラケットの正面及び側面を示す
説明図である。
【図6】本発明に係るリアシートバックフレームのブロ
ー成形時の断面図である。
【図7】従来のリアシートバックフレームの斜視図であ
る。
【図8】図7におけるC−C線断面図である。
【符号の説明】
10 リアシートバックフレーム 20 バックフレーム 21 ブラケット配設面 22 中空部 23 面 30 ブラケット 31 取付面 32 取付部 33 脚部 34 フランジ部 40 ブロー成形型 41 凸部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロー成形からなる中空部を有するバッ
    クフレームと、該バックフレームに一部が埋設されるブ
    ラケットと、からなるリアシートバックフレームにおい
    て、前記ブラケットは取付部を備えた取付面と、該取付
    面から折り曲げられて形成される脚部と、該脚部の縁部
    に形成されたフランジ部と、からなり、前記ブラケット
    は前記バックフレームの一方の面に埋設されて前記バッ
    クフレームの中空部に突出し、前記ブラケットが埋設さ
    れた面とは中空部を挟んで反対側に位置するバックフレ
    ームの面を、前記中空部に突出した前記ブラケットが埋
    設された箇所に接合させて一体成形されたことを特徴と
    するリアシートバックフレーム。
JP35806496A 1996-12-30 1996-12-30 リアシートバックフレーム Pending JPH10194016A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011036185A1 (de) * 2009-09-22 2011-03-31 Johnson Controls Gmbh Verfahren zur herstellung einer sitzlehnenrückwand

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