JPH10192634A - 空気清浄機 - Google Patents
空気清浄機Info
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- JPH10192634A JPH10192634A JP10042722A JP4272298A JPH10192634A JP H10192634 A JPH10192634 A JP H10192634A JP 10042722 A JP10042722 A JP 10042722A JP 4272298 A JP4272298 A JP 4272298A JP H10192634 A JPH10192634 A JP H10192634A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 気液接触方式による家庭用の小型の空気清浄
機を提供する。 【解決手段】 室内空気を取り入れるファン７が送り込
む空気を、円筒状の気液接触部１に旋回流として取り入
れ、液体噴射ノズル４から噴射させた液体と接触させ、
気液接触部１に隣接して併設した液滴分離部９に対し連
通管８を介して排気し、液滴分離部９において、連通管
８を介して旋回流として取り入れた空気から同伴する液
体を遠心分離する。単体の空気清浄機５０として室内に
設置することで、室内空気を気液接触方式により清浄化
した後、液体を分離して室内に排出することができる。
機を提供する。 【解決手段】 室内空気を取り入れるファン７が送り込
む空気を、円筒状の気液接触部１に旋回流として取り入
れ、液体噴射ノズル４から噴射させた液体と接触させ、
気液接触部１に隣接して併設した液滴分離部９に対し連
通管８を介して排気し、液滴分離部９において、連通管
８を介して旋回流として取り入れた空気から同伴する液
体を遠心分離する。単体の空気清浄機５０として室内に
設置することで、室内空気を気液接触方式により清浄化
した後、液体を分離して室内に排出することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、気液接触方式によ
り室内空気を浄化する空気清浄機に関する。
り室内空気を浄化する空気清浄機に関する。
【０００２】
【従来の技術】空気清浄装置には種々の方式があるが、
空気と液滴とを接触させて空気を清浄化する気液接触方
式のものとして、例えば図４に示すもの（特開昭５７−
１９７０１８号参照）が知られている。この空気清浄装
置１００は、閉じた空間である冷蔵庫１０１に往復の空
気導管１０３、１０３’を接続し、冷蔵庫１０１内の空
気を循環させて清浄化するとともに冷却を行うものであ
る。すなわち、冷蔵庫１０１内の空気をファンＦにより
吸引し、空気導管１０３を介して円筒状の噴霧冷却機１
０６に送り込む。噴霧冷却機１０６は、冷水タンク１１
０内の水をポンプＰにより冷水管１０８に圧送し、冷水
管１０８に設けた噴霧口１０９ａ〜１０９ｃから水滴と
して噴射する。これにより、噴霧冷却機１０６内に送り
込まれた空気は、噴霧口１０９ａ〜１０９ｃから噴射さ
れた水滴と接触して冷却され、同時にまた空気中のダス
トが水滴に付着して清浄化される。続いて、冷却浄化さ
れた空気は、円筒状の噴霧冷却機１０６内の中央の垂直
な通路１０７ａを下方から上方に上昇し、上部の導出口
１０７ｂから還流管１０７を介してサイクロン１０４に
供給される。サイクロン１０４は、噴霧冷却機１０６か
ら離れた場所に設置されており、側壁上部の導入口１０
７ｃから内部に導入された空気は、サイクロン１０４内
で遠心力の作用により水滴を分離される。水滴は噴霧冷
却機１０６側に戻され、一方また水滴を分離された清浄
空気は、サイクロン１０４内の中央の垂直な通路１０７
ａ’を下方から上方に上昇し、上部の導出口１０７ｂ’
から還流管１０７’へと排出され、戻りの空気導管１０
３’を介して冷蔵庫１０１内へと戻される。
空気と液滴とを接触させて空気を清浄化する気液接触方
式のものとして、例えば図４に示すもの（特開昭５７−
１９７０１８号参照）が知られている。この空気清浄装
置１００は、閉じた空間である冷蔵庫１０１に往復の空
気導管１０３、１０３’を接続し、冷蔵庫１０１内の空
気を循環させて清浄化するとともに冷却を行うものであ
る。すなわち、冷蔵庫１０１内の空気をファンＦにより
吸引し、空気導管１０３を介して円筒状の噴霧冷却機１
０６に送り込む。噴霧冷却機１０６は、冷水タンク１１
０内の水をポンプＰにより冷水管１０８に圧送し、冷水
管１０８に設けた噴霧口１０９ａ〜１０９ｃから水滴と
して噴射する。これにより、噴霧冷却機１０６内に送り
込まれた空気は、噴霧口１０９ａ〜１０９ｃから噴射さ
れた水滴と接触して冷却され、同時にまた空気中のダス
トが水滴に付着して清浄化される。続いて、冷却浄化さ
れた空気は、円筒状の噴霧冷却機１０６内の中央の垂直
な通路１０７ａを下方から上方に上昇し、上部の導出口
１０７ｂから還流管１０７を介してサイクロン１０４に
供給される。サイクロン１０４は、噴霧冷却機１０６か
ら離れた場所に設置されており、側壁上部の導入口１０
７ｃから内部に導入された空気は、サイクロン１０４内
で遠心力の作用により水滴を分離される。水滴は噴霧冷
却機１０６側に戻され、一方また水滴を分離された清浄
空気は、サイクロン１０４内の中央の垂直な通路１０７
ａ’を下方から上方に上昇し、上部の導出口１０７ｂ’
から還流管１０７’へと排出され、戻りの空気導管１０
３’を介して冷蔵庫１０１内へと戻される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気清浄装
置１００は、食料品等を冷蔵する冷蔵倉庫や、事務所、
工場、病室その他、大規模な空間に適用することを前提
として設計されており、その基本構想は、噴霧冷却機１
０６やサイクロン１０４を処理対象空間の外部に設置
し、空気を外部循環させて清浄化を行う空気浄化システ
ムにある。従って、この種の空気浄化システムを一般家
庭に適用することを想定した場合、設備規模が大きいた
めに設置スペースに限りのある大半の家庭には適用が困
難であり、かつまたシステム全体が高価であるために実
用性に欠けるといった課題があった。特に、従来の空気
清浄装置１００は、円筒状の噴霧冷却機１０６とサイク
ロン１０４とが距離を置いて互いに独立させて配設して
あるため、設置スペースを省スペース化するという配慮
に欠けるものであり、しかも空気の導出口１０７ｂが噴
霧冷却機１０６の上部に配設してあるため、縦方向にも
大きなスペースが必要であり、全体をコンパクトにまと
めるのが困難であるといった課題があった。
置１００は、食料品等を冷蔵する冷蔵倉庫や、事務所、
工場、病室その他、大規模な空間に適用することを前提
として設計されており、その基本構想は、噴霧冷却機１
０６やサイクロン１０４を処理対象空間の外部に設置
し、空気を外部循環させて清浄化を行う空気浄化システ
ムにある。従って、この種の空気浄化システムを一般家
庭に適用することを想定した場合、設備規模が大きいた
めに設置スペースに限りのある大半の家庭には適用が困
難であり、かつまたシステム全体が高価であるために実
用性に欠けるといった課題があった。特に、従来の空気
清浄装置１００は、円筒状の噴霧冷却機１０６とサイク
ロン１０４とが距離を置いて互いに独立させて配設して
あるため、設置スペースを省スペース化するという配慮
に欠けるものであり、しかも空気の導出口１０７ｂが噴
霧冷却機１０６の上部に配設してあるため、縦方向にも
大きなスペースが必要であり、全体をコンパクトにまと
めるのが困難であるといった課題があった。
【０００４】本発明は上記従来の事情に鑑みてなされた
もので、気液接触方式を採用しつつ家庭用として十分採
用可能な小型の空気清浄機を提供することを目的とする
ものである。
もので、気液接触方式を採用しつつ家庭用として十分採
用可能な小型の空気清浄機を提供することを目的とする
ものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、室内空気を取り入れるファンと、該ファ
ンが送り込む空気を旋回流として取り入れ、液体噴射ノ
ズルから噴射させた液体と接触させ、外部に排気する円
筒状の気液接触部と、該気液接触部に隣接して併設さ
れ、前記気液接触部から排気された空気を連通管を介し
て旋回流として取り入れ、該空気に同伴する液体を遠心
分離する円筒状の液滴分離部とを具備することを特徴と
するものである。
め、本発明は、室内空気を取り入れるファンと、該ファ
ンが送り込む空気を旋回流として取り入れ、液体噴射ノ
ズルから噴射させた液体と接触させ、外部に排気する円
筒状の気液接触部と、該気液接触部に隣接して併設さ
れ、前記気液接触部から排気された空気を連通管を介し
て旋回流として取り入れ、該空気に同伴する液体を遠心
分離する円筒状の液滴分離部とを具備することを特徴と
するものである。
【０００６】また、本発明は、前記連通管を、前記気液
接触部及び前記液滴分離部の中心を結ぶ線に対し同側の
外面に共通に接する接平面の内側に配設したこと、或い
は前記連通管を、前記気液接触部及び前記液滴分離部の
中心を結ぶ線に対し同側の外面に接する共通の接平面を
管壁の一部とする直線管により構成したことを特徴とす
るものである。
接触部及び前記液滴分離部の中心を結ぶ線に対し同側の
外面に共通に接する接平面の内側に配設したこと、或い
は前記連通管を、前記気液接触部及び前記液滴分離部の
中心を結ぶ線に対し同側の外面に接する共通の接平面を
管壁の一部とする直線管により構成したことを特徴とす
るものである。
【０００７】また、本発明は、前記気液接触部が、中央
部分に給液用パイプが配設してあり、該給液用パイプの
周面に前記液体噴射ノズルを設けたこと、或いは前記給
液用パイプに、給液路を介してポンプが接続されている
こと、或いは前記液滴分離部が、中央部分に円柱を配設
したこと等を特徴とするものである。
部分に給液用パイプが配設してあり、該給液用パイプの
周面に前記液体噴射ノズルを設けたこと、或いは前記給
液用パイプに、給液路を介してポンプが接続されている
こと、或いは前記液滴分離部が、中央部分に円柱を配設
したこと等を特徴とするものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図１な
いし図３を参照して説明する。図１は、本発明の空気清
浄機の一実施形態を示す断面図、図２は、図１に示した
空気清浄機の平面図、図３は、図１に示した集塵フィル
タ装置の断面図である。
いし図３を参照して説明する。図１は、本発明の空気清
浄機の一実施形態を示す断面図、図２は、図１に示した
空気清浄機の平面図、図３は、図１に示した集塵フィル
タ装置の断面図である。
【０００９】図１，２に示す空気清浄機５０は、室内空
気を取り入れるファン６と、ファン６が送り込む空気を
旋回流として取り入れ、液体噴射ノズル４から噴射させ
た液体と接触させ、外部に排気する円筒状の気液接触部
１と、この気液接触部１に隣接して併設され、気液接触
部１から排気された空気を連通管８を介して旋回流とし
て取り入れ、この空気に同伴する液体を遠心分離する円
筒状の液滴分離部９等が主要部を構成している。この空
気清浄機５０は、家庭用の室内機としての適用に配慮
し、空気清浄能力を損なうことなく全体をコンパクト化
ならびに省スペース化することを主眼に設計してある。
気を取り入れるファン６と、ファン６が送り込む空気を
旋回流として取り入れ、液体噴射ノズル４から噴射させ
た液体と接触させ、外部に排気する円筒状の気液接触部
１と、この気液接触部１に隣接して併設され、気液接触
部１から排気された空気を連通管８を介して旋回流とし
て取り入れ、この空気に同伴する液体を遠心分離する円
筒状の液滴分離部９等が主要部を構成している。この空
気清浄機５０は、家庭用の室内機としての適用に配慮
し、空気清浄能力を損なうことなく全体をコンパクト化
ならびに省スペース化することを主眼に設計してある。
【００１０】気液接触部１は、清浄化すべき空気を液滴
に接触させる部分であり、第１の円筒体２の中心部に底
部を貫通し上方に垂直に立ち上がったパイプ３を有して
おり、このパイプ３に多数の液体噴射ノズル４を放射状
に取り付けた構成をなす。第１の円筒体２は、上部に外
周接線方向に向かって開口する導入口５を有しており、
下部にもやはり外周接線方向に向かって開口する導出口
８ａを有する。ファン６は、導入口５に向けて空気清浄
機５０周囲の室内空気を取り入れて圧送するものであ
り、このファン６の入り口側に集塵フィルタ装置７が配
設してある。
に接触させる部分であり、第１の円筒体２の中心部に底
部を貫通し上方に垂直に立ち上がったパイプ３を有して
おり、このパイプ３に多数の液体噴射ノズル４を放射状
に取り付けた構成をなす。第１の円筒体２は、上部に外
周接線方向に向かって開口する導入口５を有しており、
下部にもやはり外周接線方向に向かって開口する導出口
８ａを有する。ファン６は、導入口５に向けて空気清浄
機５０周囲の室内空気を取り入れて圧送するものであ
り、このファン６の入り口側に集塵フィルタ装置７が配
設してある。
【００１１】液滴分離部９は、液滴を含む空気から液滴
を分離するものであり、上端面に空気の導出口１２を有
し、下部に空気の導入口８ｂを有する第２の円筒体１０
を、第１の円筒体２に隣接させて一体的に併設してあ
る。この第２の円筒体１０の導入口８ｂと第１の円筒体
２の導出口８ａは、水平方向に伸びる連通管８を介して
互いに連通接続してある。本実施形態においては、連通
管８を、図２に示したように、両円筒体２、１０に共通
の接平面を管壁の一部とする直線管により構成してあ
る。ただし、この場合の接平面は、気液接触部１及び液
滴分離部９の中心を結ぶ線に対し同側の外面に共通に接
する平面を指しており、平面図上は連通管８の外側輪郭
線が両円筒体２、１０に共通に接する接線になってい
る。
を分離するものであり、上端面に空気の導出口１２を有
し、下部に空気の導入口８ｂを有する第２の円筒体１０
を、第１の円筒体２に隣接させて一体的に併設してあ
る。この第２の円筒体１０の導入口８ｂと第１の円筒体
２の導出口８ａは、水平方向に伸びる連通管８を介して
互いに連通接続してある。本実施形態においては、連通
管８を、図２に示したように、両円筒体２、１０に共通
の接平面を管壁の一部とする直線管により構成してあ
る。ただし、この場合の接平面は、気液接触部１及び液
滴分離部９の中心を結ぶ線に対し同側の外面に共通に接
する平面を指しており、平面図上は連通管８の外側輪郭
線が両円筒体２、１０に共通に接する接線になってい
る。
【００１２】液滴分離部９は、空気と液滴とを遠心分離
するものであり、第２の円筒体１０の中心部に空気を筒
状内周壁に沿って概略螺旋状に導くための円柱１１が垂
直に固定してある。ただし、遠心分離に必要な遠心方向
の加勢手段は特別に設けておらず、従って気液接触部１
から供給される液滴を含んだ空気の運動エネルギを最大
限活用して遠心分離する必要がある。すなわち、気液接
触部１から導入する空気の運動エネルギを損なわず、な
おかつ空気清浄機５０全体をコンパクトに構成するとい
う設計要求に応えなければならない。こうした観点か
ら、気液接触部１と液滴分離部９を互いにほぼ最短距離
に配置してコンパクト化及び省スペース化の要求に応え
るとともに、円筒体２、１０に共通の接平面を管壁の一
部とする直線管からなる連通管８により、気液接触部１
内部から排出される空気の速度損失を最小限に抑え込
み、運動エネルギの有効伝達要求に応える設計を採用す
るに至ったと言える。
するものであり、第２の円筒体１０の中心部に空気を筒
状内周壁に沿って概略螺旋状に導くための円柱１１が垂
直に固定してある。ただし、遠心分離に必要な遠心方向
の加勢手段は特別に設けておらず、従って気液接触部１
から供給される液滴を含んだ空気の運動エネルギを最大
限活用して遠心分離する必要がある。すなわち、気液接
触部１から導入する空気の運動エネルギを損なわず、な
おかつ空気清浄機５０全体をコンパクトに構成するとい
う設計要求に応えなければならない。こうした観点か
ら、気液接触部１と液滴分離部９を互いにほぼ最短距離
に配置してコンパクト化及び省スペース化の要求に応え
るとともに、円筒体２、１０に共通の接平面を管壁の一
部とする直線管からなる連通管８により、気液接触部１
内部から排出される空気の速度損失を最小限に抑え込
み、運動エネルギの有効伝達要求に応える設計を採用す
るに至ったと言える。
【００１３】なお、気液接触部の第１の円筒体２と液滴
分離部９の第２の円筒体１０の底部は、通路１４により
互いに連通接続されており、この通路１４を含め上記円
筒体２，１０の底部が液槽部１７を構成している。ま
た、パイプ３の下端部には、液槽部１７に溜められた液
体を揚液するポンプ１５が設けられており、このポンプ
１５の吸い込み管１６は液槽部１８の底部に開口させて
ある。また、液槽部１７には給液タンク１８が接続して
あり、液位が低下したときは給液タンク１８から液体が
補給できるようになっている。
分離部９の第２の円筒体１０の底部は、通路１４により
互いに連通接続されており、この通路１４を含め上記円
筒体２，１０の底部が液槽部１７を構成している。ま
た、パイプ３の下端部には、液槽部１７に溜められた液
体を揚液するポンプ１５が設けられており、このポンプ
１５の吸い込み管１６は液槽部１８の底部に開口させて
ある。また、液槽部１７には給液タンク１８が接続して
あり、液位が低下したときは給液タンク１８から液体が
補給できるようになっている。
【００１４】ファン６の前段に配設した集塵フィルタ装
置７は、図３に示したように、大きなダストを取り除く
単なる網目状のプリフィルタ２０と、図示は省略するが
放電線と対向電極板とを備え、通過する空気中のダスト
に放電により帯電させる帯電部２１と、ダストと逆極性
に帯電しダストを電気力で吸着する集塵部２２と、脱臭
用の活性炭フィルタ２３等を内蔵している。なお、集塵
フィルタ装置７としては、濾布、濾紙等の薄い濾材や濾
過層を形成する充填濾材による集塵フィルタ装置等を用
いることもできる。
置７は、図３に示したように、大きなダストを取り除く
単なる網目状のプリフィルタ２０と、図示は省略するが
放電線と対向電極板とを備え、通過する空気中のダスト
に放電により帯電させる帯電部２１と、ダストと逆極性
に帯電しダストを電気力で吸着する集塵部２２と、脱臭
用の活性炭フィルタ２３等を内蔵している。なお、集塵
フィルタ装置７としては、濾布、濾紙等の薄い濾材や濾
過層を形成する充填濾材による集塵フィルタ装置等を用
いることもできる。
【００１５】上記構成になる空気清浄機５０は、室内の
空気をまず集塵フィルタ装置７を通過させ、ある程度ダ
ストを除去した後で、気液接触と液滴分離の処理にかけ
る。本例の場合、大きなダストはプリフィルタ２０で除
去され、帯電部２１で帯電され、集塵部２２で電気力に
より吸着され、次いで活性炭フィルタ２３で脱臭され
る。かくして集塵フィルタ装置７を通過した空気は、フ
ァン６により導入口５を経て気液接触部１の円筒体２内
に接線方向から圧送され、第１の円筒体２の内部を矢印
に沿って旋回降下する。すなわち、パイプ３の周囲を第
１の円筒体２の内周面に沿って概略螺旋状に旋回しなが
ら下降し、またこのときに、ポンプ１５により圧送され
て液体噴射ノズル４から噴射された微細な液滴と接触す
る。なお、この微細な液滴としては、第１の円筒体２の
内周面に当たって徴細化される液滴も含まれる。なお、
このときに集塵フィルタ装置７で除去されなかったダス
トは、液滴に付着し、凝集し、遠心力により除去され、
第１の円筒体２の底部に沈降する。
空気をまず集塵フィルタ装置７を通過させ、ある程度ダ
ストを除去した後で、気液接触と液滴分離の処理にかけ
る。本例の場合、大きなダストはプリフィルタ２０で除
去され、帯電部２１で帯電され、集塵部２２で電気力に
より吸着され、次いで活性炭フィルタ２３で脱臭され
る。かくして集塵フィルタ装置７を通過した空気は、フ
ァン６により導入口５を経て気液接触部１の円筒体２内
に接線方向から圧送され、第１の円筒体２の内部を矢印
に沿って旋回降下する。すなわち、パイプ３の周囲を第
１の円筒体２の内周面に沿って概略螺旋状に旋回しなが
ら下降し、またこのときに、ポンプ１５により圧送され
て液体噴射ノズル４から噴射された微細な液滴と接触す
る。なお、この微細な液滴としては、第１の円筒体２の
内周面に当たって徴細化される液滴も含まれる。なお、
このときに集塵フィルタ装置７で除去されなかったダス
トは、液滴に付着し、凝集し、遠心力により除去され、
第１の円筒体２の底部に沈降する。
【００１６】液滴との接触でダストを除去された空気
は、連通管８を介して液滴分離部９内に流入する。この
場合、第１の円筒体２の内周壁に沿って導出口８ａから
排出された空気は、直線管からなる連通管８を勢いよく
直進し、第２の円筒体１０の導入口８ｂから第２の円筒
体１０内に接線方向から流入し、それまでの勢力を殆ど
失うことなく旋回流を形成する。すなわち、連通管８を
通過する際の速度損失は殆ど無視でき、旋回流として気
液接触させた空気を旋回流のまま液滴分離処理に供する
ことができる。かくして、第２の円筒体１０内に供給さ
れた空気は、第２の円筒体１０の内周面に案内され、円
柱１１の周囲を概略螺旋状に旋回しつつ、図１に示した
矢印の方向に上昇する。旋回上昇する空気からは、遠心
力により粒径の大きな液滴が分離される。分離された液
滴は液滴分離部９の第２の円筒体１０の底部に沈降する
ため、残る微細な液滴を含む清浄空気だけが導出口１２
から排出される。なお、気液接触部１と液滴分離部９の
底部すなわち液槽部１７に溜まった液体が減少したとき
は、給液タンク１７から補給することができる。
は、連通管８を介して液滴分離部９内に流入する。この
場合、第１の円筒体２の内周壁に沿って導出口８ａから
排出された空気は、直線管からなる連通管８を勢いよく
直進し、第２の円筒体１０の導入口８ｂから第２の円筒
体１０内に接線方向から流入し、それまでの勢力を殆ど
失うことなく旋回流を形成する。すなわち、連通管８を
通過する際の速度損失は殆ど無視でき、旋回流として気
液接触させた空気を旋回流のまま液滴分離処理に供する
ことができる。かくして、第２の円筒体１０内に供給さ
れた空気は、第２の円筒体１０の内周面に案内され、円
柱１１の周囲を概略螺旋状に旋回しつつ、図１に示した
矢印の方向に上昇する。旋回上昇する空気からは、遠心
力により粒径の大きな液滴が分離される。分離された液
滴は液滴分離部９の第２の円筒体１０の底部に沈降する
ため、残る微細な液滴を含む清浄空気だけが導出口１２
から排出される。なお、気液接触部１と液滴分離部９の
底部すなわち液槽部１７に溜まった液体が減少したとき
は、給液タンク１７から補給することができる。
【００１７】このように、上記空気清浄機５０は、室内
空気を取り入れるファン６が送り込む空気を、円筒状の
気液接触部１に旋回流として取り入れ、液体噴射ノズル
４から噴射させた液体と接触させ、気液接触部１に隣接
して併設した液滴分離部９に対し連通管８を介して排気
し、液滴分離部９において、連通管８を介して旋回流と
して取り入れた空気から同伴する液体を遠心分離するた
め、単体として室内に設置することで、室内空気を気液
接触方式により清浄化した後、液体を分離して室内に排
出することができる。かくして、処理対象空間の外部に
設置した空気清浄機により空気を循環させて清浄化を行
う従来システムに比べ、構成を簡略化することができ、
しかも気液接触部１と液滴分離部９とが隣接して併設さ
れているため、全体が非常にコンパクトであり、無駄な
空間或いは遊びの空間は最大限切り詰めることで、家庭
用としての要求に十分応え得るものである。また、気液
接触部１と液滴分離部９を互いにほぼ最短距離に配置し
たことで、コンパクト化及び省スペース化の要求に応え
るだけでなく、円筒体２、１０に共通の接平面を管壁の
一部とする直線管からなる連通管８により、気液接触部
１内部から排出される空気の速度損失を最小限に抑え込
み、運動エネルギの有効伝達要求に応えることができ、
ファン６やポンプ１５の外に格別な動力源を追加するこ
となく、家庭用として十分な浄化能力を獲得することが
できる。
空気を取り入れるファン６が送り込む空気を、円筒状の
気液接触部１に旋回流として取り入れ、液体噴射ノズル
４から噴射させた液体と接触させ、気液接触部１に隣接
して併設した液滴分離部９に対し連通管８を介して排気
し、液滴分離部９において、連通管８を介して旋回流と
して取り入れた空気から同伴する液体を遠心分離するた
め、単体として室内に設置することで、室内空気を気液
接触方式により清浄化した後、液体を分離して室内に排
出することができる。かくして、処理対象空間の外部に
設置した空気清浄機により空気を循環させて清浄化を行
う従来システムに比べ、構成を簡略化することができ、
しかも気液接触部１と液滴分離部９とが隣接して併設さ
れているため、全体が非常にコンパクトであり、無駄な
空間或いは遊びの空間は最大限切り詰めることで、家庭
用としての要求に十分応え得るものである。また、気液
接触部１と液滴分離部９を互いにほぼ最短距離に配置し
たことで、コンパクト化及び省スペース化の要求に応え
るだけでなく、円筒体２、１０に共通の接平面を管壁の
一部とする直線管からなる連通管８により、気液接触部
１内部から排出される空気の速度損失を最小限に抑え込
み、運動エネルギの有効伝達要求に応えることができ、
ファン６やポンプ１５の外に格別な動力源を追加するこ
となく、家庭用として十分な浄化能力を獲得することが
できる。
【００１８】また、気液接触部１は、中央部分に給液用
パイプ３が配設してあり、この給液用パイプ３の周面に
液体噴射ノズル４を設けた構成としたから、接線方向か
ら旋回流として流入する空気に対し、旋回流に直交する
方向から液体を噴射することができ、空気中に含まれる
ダストに対し液滴を効率よく噴射できるため、液滴に付
着したダストを凝集させて遠心力により大量に空気から
分離することができ、気液接触部１の底部に沈降させた
液体とともに効率よく回収することができる。また、給
液用パイプ３にはポンプ１５が接続してあるため、ポン
プ１５の圧送能力をもって加圧給送した液体を、液体噴
射ノズル４から勢いよく噴射させることができ、気液接
触によるダストの分離効果を高めることができる。さら
にまた、液滴分離部９は、中央部分に円柱１１が配設し
てあるため、液滴分離部９内に接線方向から取り入れた
空気と液体の混合流を、円柱１１を中心とした旋回流と
して助勢し、液滴分離部９の遠心分離能力を確かなもの
とすることができる。
パイプ３が配設してあり、この給液用パイプ３の周面に
液体噴射ノズル４を設けた構成としたから、接線方向か
ら旋回流として流入する空気に対し、旋回流に直交する
方向から液体を噴射することができ、空気中に含まれる
ダストに対し液滴を効率よく噴射できるため、液滴に付
着したダストを凝集させて遠心力により大量に空気から
分離することができ、気液接触部１の底部に沈降させた
液体とともに効率よく回収することができる。また、給
液用パイプ３にはポンプ１５が接続してあるため、ポン
プ１５の圧送能力をもって加圧給送した液体を、液体噴
射ノズル４から勢いよく噴射させることができ、気液接
触によるダストの分離効果を高めることができる。さら
にまた、液滴分離部９は、中央部分に円柱１１が配設し
てあるため、液滴分離部９内に接線方向から取り入れた
空気と液体の混合流を、円柱１１を中心とした旋回流と
して助勢し、液滴分離部９の遠心分離能力を確かなもの
とすることができる。
【００１９】なお、上記実施形態において、ファン６の
入側に設けた集塵フィルタ装置７は省略することも可能
である。また、循環液の汚れを少なくするために、循環
路の途中にフィルタを設けてもよい。また、循現液を冷
却する冷却機を設置し、冷却された液体を噴射し、温度
調節を可能にすることもできる。
入側に設けた集塵フィルタ装置７は省略することも可能
である。また、循環液の汚れを少なくするために、循環
路の途中にフィルタを設けてもよい。また、循現液を冷
却する冷却機を設置し、冷却された液体を噴射し、温度
調節を可能にすることもできる。
【００２０】
【発明の効果】本発明によれば、室内空気を取り入れる
ファンが送り込む空気を、円筒状の気液接触部に旋回流
として取り入れ、液体噴射ノズルから噴射させた液体と
接触させ、気液接触部に隣接して併設した液滴分離部に
対し連通管を介して排気し、液滴分離部において、連通
管を介して旋回流として取り入れた空気から同伴する液
体を遠心分離するため、単体として室内に設置すること
で、室内空気を気液接触方式により清浄化した後、液体
を分離して室内に排出することができ、かくして処理対
象空間の外部に設置した空気清浄機により空気を循環さ
せて清浄化を行う従来システムに比べ、構成を簡略化す
ることができ、しかも気液接触部と液滴分離部とが隣接
して併設されているため、全体が非常にコンパクトであ
り、無駄な空間或いは遊びの空間は最大限切り詰めるこ
とで、家庭用としての省スペース化要求に十分応え得る
ものであり、しかも気液接触部と液滴分離部を互いにほ
ぼ最短距離に配置したことで、コンパクト化及び省スペ
ース化の要求に応えるだけでなく、管長が短く旋回流形
成に配慮した連通管により、気液接触部内部から排出さ
れる空気の速度損失を最小限に抑え込み、運動エネルギ
を有効伝達することで、格別な動力源を追加することな
く、家庭用として十分な浄化能力を獲得することができ
る等の優れた効果を奏する。
ファンが送り込む空気を、円筒状の気液接触部に旋回流
として取り入れ、液体噴射ノズルから噴射させた液体と
接触させ、気液接触部に隣接して併設した液滴分離部に
対し連通管を介して排気し、液滴分離部において、連通
管を介して旋回流として取り入れた空気から同伴する液
体を遠心分離するため、単体として室内に設置すること
で、室内空気を気液接触方式により清浄化した後、液体
を分離して室内に排出することができ、かくして処理対
象空間の外部に設置した空気清浄機により空気を循環さ
せて清浄化を行う従来システムに比べ、構成を簡略化す
ることができ、しかも気液接触部と液滴分離部とが隣接
して併設されているため、全体が非常にコンパクトであ
り、無駄な空間或いは遊びの空間は最大限切り詰めるこ
とで、家庭用としての省スペース化要求に十分応え得る
ものであり、しかも気液接触部と液滴分離部を互いにほ
ぼ最短距離に配置したことで、コンパクト化及び省スペ
ース化の要求に応えるだけでなく、管長が短く旋回流形
成に配慮した連通管により、気液接触部内部から排出さ
れる空気の速度損失を最小限に抑え込み、運動エネルギ
を有効伝達することで、格別な動力源を追加することな
く、家庭用として十分な浄化能力を獲得することができ
る等の優れた効果を奏する。
【００２１】また、連通管が、気液接触部と液滴分離部
の外面に共通に接する接平面の内側に配設してあるた
め、連通管が突出して周囲の空間を徒に狭めたりするこ
とはなく、気液接触部と液滴分離部を最短距離で連通接
続するとともに、全体の占有空間を必要最小限に抑え、
家庭用としての実用化を促進することができる等の効果
を奏する。
の外面に共通に接する接平面の内側に配設してあるた
め、連通管が突出して周囲の空間を徒に狭めたりするこ
とはなく、気液接触部と液滴分離部を最短距離で連通接
続するとともに、全体の占有空間を必要最小限に抑え、
家庭用としての実用化を促進することができる等の効果
を奏する。
【００２２】また、連通管が、気液接触部と液滴分離部
の外面に接する共通の接平面を管壁の一部とする直線管
により構成したから、気液接触部内部から排出される空
気の速度損失を最小限に抑え込み、運動エネルギの有効
伝達要求に応えることができ、格別な動力源を追加する
ことなく、家庭用として十分な浄化能力を獲得すること
ができ、しかも全体のコンパクト性を損なうことなく、
気液接触部と液滴分離部の最適レイアウトに合わせた配
管が可能である等の効果を奏する。
の外面に接する共通の接平面を管壁の一部とする直線管
により構成したから、気液接触部内部から排出される空
気の速度損失を最小限に抑え込み、運動エネルギの有効
伝達要求に応えることができ、格別な動力源を追加する
ことなく、家庭用として十分な浄化能力を獲得すること
ができ、しかも全体のコンパクト性を損なうことなく、
気液接触部と液滴分離部の最適レイアウトに合わせた配
管が可能である等の効果を奏する。
【００２３】また、気液接触部を、中央部分に給液用パ
イプが配設してあり、該給液用パイプの周面に液体噴射
ノズルを設けた構成としたから、旋回流として流入する
空気に対し、旋回流に直交する方向から液体を噴射する
ことができ、空気中に含まれるダストに対し液滴を効率
よく噴射できるため、液滴に付着したダストを凝集させ
て遠心力により大量に空気から分離することができ、気
液接触部の底部に沈降させた液体とともに効率よく回収
することができる等の効果を奏する。
イプが配設してあり、該給液用パイプの周面に液体噴射
ノズルを設けた構成としたから、旋回流として流入する
空気に対し、旋回流に直交する方向から液体を噴射する
ことができ、空気中に含まれるダストに対し液滴を効率
よく噴射できるため、液滴に付着したダストを凝集させ
て遠心力により大量に空気から分離することができ、気
液接触部の底部に沈降させた液体とともに効率よく回収
することができる等の効果を奏する。
【００２４】また、前記給液用パイプは、給液路を介し
てポンプが接続してあるので、ポンプの圧送能力をもっ
て加圧給送した液体を、液体噴射ノズルから勢いよく噴
射させることができ、気液接触によるダストの分離効果
を高めることができる等の効果を奏する。
てポンプが接続してあるので、ポンプの圧送能力をもっ
て加圧給送した液体を、液体噴射ノズルから勢いよく噴
射させることができ、気液接触によるダストの分離効果
を高めることができる等の効果を奏する。
【００２５】また、液滴分離部は、中央部分に円柱を配
設してあるため、液滴分離部内に接線方向から取り入れ
た空気と液体の混合流を、円柱を中心とした旋回流とし
て助勢し、液滴分離部の遠心分離能力を確かなものとす
ることができる等の効果を奏する。
設してあるため、液滴分離部内に接線方向から取り入れ
た空気と液体の混合流を、円柱を中心とした旋回流とし
て助勢し、液滴分離部の遠心分離能力を確かなものとす
ることができる等の効果を奏する。
【図１】本発明の空気清浄機の一実施形態を示す断面図
である。
である。
【図２】図１に示した空気清浄機の平面図である。
【図３】図１に示した集塵フィルタ装置の断面図であ
る。
る。
【図４】従来の空気清浄装置の一例を示す概略構成図で
ある。
ある。
１ 気液接触部 ２ 第１の円筒体 ３ パイプ ４ 液体噴射ノズル ５ 第１の円筒体の導入口 ６ ファン ７ 集塵フィルタ ８ 連通口 ８ａ 第１の円筒体の導出口 ８ｂ 第２の円筒体の導入口 ９ 液滴分離部 １０ 第２の円筒体 １１ 円柱 １２ 第２の円筒体の導出口 １５ ポンプ ５０ 空気清浄機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｆ２４Ｆ 6/14 Ｆ２４Ｆ 6/14 7/00 7/00 Ａ
Claims (6)
- 【請求項１】 室内空気を取り入れるファンと、該ファ
ンが送り込む空気を旋回流として取り入れ、液体噴射ノ
ズルから噴射させた液体と接触させ、外部に排気する円
筒状の気液接触部と、該気液接触部に隣接して併設さ
れ、前記気液接触部から排気された空気を連通管を介し
て旋回流として取り入れ、該空気に同伴する液体を遠心
分離する円筒状の液滴分離部とを具備することを特徴と
する空気清浄機。 - 【請求項２】 前記連通管は、前記気液接触部及び前記
液滴分離部の中心を結ぶ線に対し同側の外面に共通に接
する接平面の内側に配設したことを特徴とする請求項１
記載の空気清浄機。 - 【請求項３】 前記連通管は、前記気液接触部及び前記
液滴分離部の中心を結ぶ線に対し同側の外面に接する共
通の接平面を管壁の一部とする直線管により構成したこ
とを持徴とする請求項１記載の空気清浄機。 - 【請求項４】 前記気液接触部は、中央部分に給液用パ
イプが配設してあり、該給液用パイプの周面に前記液体
噴射ノズルを設けたことを特徴とする請求項１記載の空
気清浄機。 - 【請求項５】 前記給液用パイプは、給液路を介してポ
ンプが接続されていることを特徴とする請求項４記載の
空気清浄機。 - 【請求項６】 前記液滴分離部は、中央部分に円柱を配
設したことを特徴とする請求項１記載の空気清浄機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10042722A JPH10192634A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 空気清浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10042722A JPH10192634A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 空気清浄機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10192634A true JPH10192634A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=12643969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10042722A Pending JPH10192634A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 空気清浄機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10192634A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006024073A1 (en) * | 2004-08-31 | 2006-03-09 | Kostech Limited | Filtration and purification systems |
| JP6014741B1 (ja) * | 2015-11-11 | 2016-10-25 | 株式会社アフレアー | 加工機用の集塵装置およびレーザ加工機 |
| JP6087009B1 (ja) * | 2016-04-01 | 2017-03-01 | 株式会社アフレアー | 集塵方法、集塵装置およびレーザ加工機 |
| CN106512621A (zh) * | 2016-12-01 | 2017-03-22 | 山西路桥建设集团有限公司 | 小型搅拌站用粉状物料引气式除尘器 |
| JP2017194196A (ja) * | 2016-04-19 | 2017-10-26 | 株式会社コロナ | ミスト発生装置 |
| CN107413152A (zh) * | 2017-07-06 | 2017-12-01 | 无锡科技职业学院 | 一种自喷冲击式洗涤除尘器 |
| CN113209759A (zh) * | 2021-04-29 | 2021-08-06 | 杭州力环科技有限公司 | 一种化工厂废气收集用具有分离净化功能的废气检测装置 |
-
1998
- 1998-02-25 JP JP10042722A patent/JPH10192634A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006024073A1 (en) * | 2004-08-31 | 2006-03-09 | Kostech Limited | Filtration and purification systems |
| JP6014741B1 (ja) * | 2015-11-11 | 2016-10-25 | 株式会社アフレアー | 加工機用の集塵装置およびレーザ加工機 |
| JP6087009B1 (ja) * | 2016-04-01 | 2017-03-01 | 株式会社アフレアー | 集塵方法、集塵装置およびレーザ加工機 |
| WO2017170980A1 (ja) * | 2016-04-01 | 2017-10-05 | 株式会社アフレアー | 集塵方法、集塵装置およびレーザ加工機 |
| US10792599B2 (en) | 2016-04-01 | 2020-10-06 | Aflair Inc. | Dust collection method, dust collection device, and laser processing machine |
| JP2017194196A (ja) * | 2016-04-19 | 2017-10-26 | 株式会社コロナ | ミスト発生装置 |
| CN106512621A (zh) * | 2016-12-01 | 2017-03-22 | 山西路桥建设集团有限公司 | 小型搅拌站用粉状物料引气式除尘器 |
| CN107413152A (zh) * | 2017-07-06 | 2017-12-01 | 无锡科技职业学院 | 一种自喷冲击式洗涤除尘器 |
| CN113209759A (zh) * | 2021-04-29 | 2021-08-06 | 杭州力环科技有限公司 | 一种化工厂废气收集用具有分离净化功能的废气检测装置 |
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