JPH10192400A - 輸液装置 - Google Patents
輸液装置Info
- Publication number
- JPH10192400A JPH10192400A JP9014768A JP1476897A JPH10192400A JP H10192400 A JPH10192400 A JP H10192400A JP 9014768 A JP9014768 A JP 9014768A JP 1476897 A JP1476897 A JP 1476897A JP H10192400 A JPH10192400 A JP H10192400A
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- sucker
- electric motor
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- Pending
Links
- 238000001802 infusion Methods 0.000 claims description 18
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 abstract description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract 1
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 1
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 1
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000008155 medical solution Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の輸液装置においては、ノイズを発生す
る電気機器を用いなければ電気ノイズ等によりシリンジ
の吸子を一方向にのみ動作せしめることができなかっ
た。 【解決手段】 本発明に成る輸液装置においては、原動
機の出力軸と送りネジの間にシリンジを押し出す方向の
みに駆動力を伝達させる一方向クラッチを内蔵した構成
とする。
る電気機器を用いなければ電気ノイズ等によりシリンジ
の吸子を一方向にのみ動作せしめることができなかっ
た。 【解決手段】 本発明に成る輸液装置においては、原動
機の出力軸と送りネジの間にシリンジを押し出す方向の
みに駆動力を伝達させる一方向クラッチを内蔵した構成
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輸液装置に係り、
特に原動機の回転によりシリンジの吸子を移動させて薬
液,血液等を人体に注入する輸液装置の駆動機構に関す
るものである。
特に原動機の回転によりシリンジの吸子を移動させて薬
液,血液等を人体に注入する輸液装置の駆動機構に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電動機の回転によりシリンジ
の吸子を移動させて自動的に輸液を行う装置が知られて
いる。この種の輸液装置では、吸子は、該吸子を押し出
す方向と反対方向(吸引)には絶対に動いてはならない
という厳しい規定があり、従来技術においては駆動用電
動機の回転を、該電動機の駆動プログラム及び電気回路
的に回転方向が一方のみとなるように処理対応を行って
いた。
の吸子を移動させて自動的に輸液を行う装置が知られて
いる。この種の輸液装置では、吸子は、該吸子を押し出
す方向と反対方向(吸引)には絶対に動いてはならない
という厳しい規定があり、従来技術においては駆動用電
動機の回転を、該電動機の駆動プログラム及び電気回路
的に回転方向が一方のみとなるように処理対応を行って
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近の電子技術の発展
により医療現場において各種発信ノイズ(電磁波)を発
する電気機器が多用され、ノイズによる誤動作の問題が
多くなってきた。
により医療現場において各種発信ノイズ(電磁波)を発
する電気機器が多用され、ノイズによる誤動作の問題が
多くなってきた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に成る輸液装置
は、原動機で駆動される送りネジを有し、該送りネジに
係合する直線運動可能なスライダーによりシリンジの吸
子を押圧し液体を送出す輸液装置において、前記原動機
の出力軸と送りネジの間にシリンジを押圧する方向のみ
に駆動力を伝達させる手段を内蔵したことを特徴とす
る。
は、原動機で駆動される送りネジを有し、該送りネジに
係合する直線運動可能なスライダーによりシリンジの吸
子を押圧し液体を送出す輸液装置において、前記原動機
の出力軸と送りネジの間にシリンジを押圧する方向のみ
に駆動力を伝達させる手段を内蔵したことを特徴とす
る。
【0005】
【作用】本発明になる輸液装置の構成においては、電動
機の回転軸と送りネジの間に機械的な逆転防止装置が設
けられているので、たとえ外来ノイズにより電動機が逆
転しても送りネジが逆転することは無く誤動作の危険性
は無くなる。
機の回転軸と送りネジの間に機械的な逆転防止装置が設
けられているので、たとえ外来ノイズにより電動機が逆
転しても送りネジが逆転することは無く誤動作の危険性
は無くなる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。図1は本発明に成る輸液装置の一実施例を
示す構成図で、図1において、1はシリンジ、2はシリ
ンジの吸子、3は送りネジ5と係合し吸子2を押すスラ
イダー、5は送りネジ、6は駆動用電動機、7は電動機
軸に固着された小歯車、8は前記小歯車と噛み合う大歯
車、9は一方向クラッチ、10は筐体である。
を説明する。図1は本発明に成る輸液装置の一実施例を
示す構成図で、図1において、1はシリンジ、2はシリ
ンジの吸子、3は送りネジ5と係合し吸子2を押すスラ
イダー、5は送りネジ、6は駆動用電動機、7は電動機
軸に固着された小歯車、8は前記小歯車と噛み合う大歯
車、9は一方向クラッチ、10は筐体である。
【0007】図1に示す本発明に成る輸液装置の構成
は、筐体10の所定の場所に前記吸子2を内装したシリ
ンジ1が固着され、一方筐体10の他の所定の場所に、
前記シリンジの外筒1と平行な送りネジ5と、該送りネ
ジ5を回転駆動する電動機6とを夫々固着し、該電動機
6の回転軸に固着された小歯車7と、送りネジ5に一方
向クラッチ9を介して装着された大歯車8とをかみ合わ
せ、該送りネジ5に係合し平行に移動可能に設けられた
スライダー3を前記吸子2の端部と係合して設けてあ
る。本発明に使用する一方向クラッチは、例えば図2に
示すように送りネジ軸5にその中心を固定した筒体18
と、この筒体18の外周に形成した複数の三角溝19
と、前記筒体18の外周面にその内周面を対接せしめ、
外周を前記大歯車8に固定した外筒20と、この外筒2
0の内周面と前記三角溝19間に形成される空間内に介
挿されるボール21とより成る従来既知のものを使用す
る。
は、筐体10の所定の場所に前記吸子2を内装したシリ
ンジ1が固着され、一方筐体10の他の所定の場所に、
前記シリンジの外筒1と平行な送りネジ5と、該送りネ
ジ5を回転駆動する電動機6とを夫々固着し、該電動機
6の回転軸に固着された小歯車7と、送りネジ5に一方
向クラッチ9を介して装着された大歯車8とをかみ合わ
せ、該送りネジ5に係合し平行に移動可能に設けられた
スライダー3を前記吸子2の端部と係合して設けてあ
る。本発明に使用する一方向クラッチは、例えば図2に
示すように送りネジ軸5にその中心を固定した筒体18
と、この筒体18の外周に形成した複数の三角溝19
と、前記筒体18の外周面にその内周面を対接せしめ、
外周を前記大歯車8に固定した外筒20と、この外筒2
0の内周面と前記三角溝19間に形成される空間内に介
挿されるボール21とより成る従来既知のものを使用す
る。
【0008】図1に示した本発明になる輸液装置は、電
動機6を所定の方向(例えば時計方向回転)に駆動する
と、一方向クラッチ9が伝達方向に作動し電動機6の回
転が送りネジ5を回転させてスライダー3を吸子2が輸
液を排出する方向に押し出すように動作し、これにより
輸液装置として正しく動作する。次に何らかの原因で駆
動電動機6が逆方向(例えば反時計方向回転)すると、
一方向クラッチ9が滑る方向に作用し、電動機6の回転
は送りネジ5に伝達されないからスライダー3により吸
子2が逆方向(吸引方向)に動作するという誤動作は発
生しない。
動機6を所定の方向(例えば時計方向回転)に駆動する
と、一方向クラッチ9が伝達方向に作動し電動機6の回
転が送りネジ5を回転させてスライダー3を吸子2が輸
液を排出する方向に押し出すように動作し、これにより
輸液装置として正しく動作する。次に何らかの原因で駆
動電動機6が逆方向(例えば反時計方向回転)すると、
一方向クラッチ9が滑る方向に作用し、電動機6の回転
は送りネジ5に伝達されないからスライダー3により吸
子2が逆方向(吸引方向)に動作するという誤動作は発
生しない。
【0009】
【発明の効果】本発明に成る輸液装置は、上記のような
構成であるから各種の電気ノイズ等により電動機が逆転
しても吸子を逆方向に動作せしめる誤動作を完全に防止
できる優れた機能を簡単な構成で実現できる効果があ
る。
構成であるから各種の電気ノイズ等により電動機が逆転
しても吸子を逆方向に動作せしめる誤動作を完全に防止
できる優れた機能を簡単な構成で実現できる効果があ
る。
【図1】本発明に成る輸液装置の構成を示す側面図であ
る。
る。
【図2】本発明に成る輸液装置に使用される一方クラッ
チの断面図である。
チの断面図である。
1 シリンジ 2 シリンジの吸子 3 スライダー 5 送りネジ 6 駆動電動機 7 電動機軸に固着した小歯車 8 大歯車 9 一方向クラッチ 10 筐体 18 筒体 19 三角溝 20 外筒 21 ボール
Claims (2)
- 【請求項1】 原動機で駆動される送りネジを有し、該
送りネジに係合する直線運動可能なスライダーによりシ
リンジの吸子を押圧し液体を送出す輸液装置において、
前記原動機の出力軸と送りネジの間にシリンジを押圧す
る方向のみに駆動力を伝達させる手段を内蔵したことを
特徴とする輸液装置。 - 【請求項2】 上記駆動力を伝達させる手段が一方向ク
ラッチであることを特徴とする請求項1に記載の輸液装
置。
Priority Applications (11)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9014768A JPH10192400A (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 輸液装置 |
PCT/JP1998/000064 WO1998030260A1 (fr) | 1997-01-10 | 1998-01-09 | Appareil de transport de liquides |
EP03101160A EP1350527A3 (en) | 1997-01-10 | 1998-01-09 | Liquid infusion apparatus |
EP05103604A EP1563860A3 (en) | 1997-01-10 | 1998-01-09 | Liquid infusion apparatus |
EP05103606A EP1595562A3 (en) | 1997-01-10 | 1998-01-09 | Liquid infusion apparatus |
ES98900206T ES2227795T3 (es) | 1997-01-10 | 1998-01-09 | Aparato para el transporte de liquidos. |
US09/142,292 US6179569B1 (en) | 1997-01-10 | 1998-01-09 | Liquid transportation apparatus |
EP05103607A EP1563861A3 (en) | 1997-01-10 | 1998-01-09 | Liquid infusion apparatus |
EP98900206A EP0916353B1 (en) | 1997-01-10 | 1998-01-09 | Liquid transportation apparatus |
DE69825955T DE69825955T2 (de) | 1997-01-10 | 1998-01-09 | Gerät zur förderung einer flüssigkeit |
US09/672,292 US6575936B1 (en) | 1997-01-10 | 2000-09-27 | Liquid infusion apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9014768A JPH10192400A (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 輸液装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10192400A true JPH10192400A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11870253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9014768A Pending JPH10192400A (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 輸液装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10192400A (ja) |
-
1997
- 1997-01-10 JP JP9014768A patent/JPH10192400A/ja active Pending
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