JPH10191008A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のパーソナルコンピュータ等の端末装置
とサーバ装置とを接続したネットワークにおいて、外部
からファクシミリ受信した文書データをサーバ装置を介
して各端末装置へ配信するときの負荷を軽減する。 【解決手段】 主制御部２０は、画像記憶部１４に公衆
回線網３を介して受信した文書データを蓄積し、そ画像
処理部１５によってその文書データを予め指定された変
換情報に基づいて変換し、メール作成送信部１６によっ
てその変換した文書データに上記蓄積されている中の該
当する文書データの識別情報を付加し、送信先のクライ
アント端末装置４へ配信する電子メールを作成し、その
電子メールをＬＡＮ６に接続された各クライアント端末
装置４への電子メールの配信を行なうメールサーバ装置
５へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、公衆回線を介し
てファクシミリ通信を行なうファクシミリ装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、複数のパーソナルコンピュータ等
の端末装置とサーバ装置とを接続したネットワークにお
いて、そのサーバ装置が各端末装置から受信した文書デ
ータを指定された相手先の端末装置へ配信するとき、予
め各端末装置によって登録されたファイル形式，文書サ
イズ，及び解像度等の固有情報に基づいて、受信した文
書データのファイル形式，文書サイズ，又は解像度等を
変換した後に配信するシステム（例えば、特開平７−１
０５１１３号公報参照）があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなシステムでは、例えば、サーバ装置がファクシ
ミリ装置から受信した文書データを端末装置へ配信する
場合、その文書データはコード情報よりもデータ量が多
い画像情報なので、端末装置へ配信するときのトラフィ
ックが多くなって配信時間がかかるという問題があっ
た。

【０００４】また、例えば、サーバ装置はファクシミリ
装置から受信した文書データの配信をグループ宛に配信
する場合、各端末装置毎にその文書データを蓄積しなけ
ればならなくなり、多大な記憶容量が必要になって負荷
が増大するという問題があった。

【０００５】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、複数のパーソナルコンピュータ等の端末装置と
サーバ装置とを接続したネットワークにおいて、外部か
らファクシミリ受信した文書データをサーバ装置を介し
て各端末装置へ配信するときの負荷を軽減することを目
的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、公衆回線を介してファクシミリ通信を行
なうファクシミリ通信手段と、ローカルエリアネットワ
ーク等の通信網に接続された複数の端末装置への電子メ
ールの配信を行なうサーバ装置との通信を行なう電子メ
ール通信手段と、上記ファクシミリ通信手段によって受
信した文書データを蓄積する文書データ蓄積手段と、そ
の手段に蓄積された文書データを予め指定された変換情
報に基づいて変換する変換手段と、その手段によって変
換された文書データに上記文書データ蓄積手段に蓄積さ
れている中の該当する文書データの識別情報を付加する
識別情報付加手段と、その手段によって識別情報が付加
された文書データを送信先の端末装置へ配信する電子メ
ールを作成する電子メール作成手段と、その手段によっ
て作成された電子メールを上記電子メール通信手段によ
って上記サーバ装置へ送信する手段を備えたファクシミ
リ装置を提供する。

【０００７】また、上記変換情報を、用紙サイズ，画像
変換方式，又は画像解像度の情報にするとよい。

【０００８】さらに、上記電子メール通信手段によって
上記識別情報を有する電子メールを受信したとき、その
電子メールが有する識別情報に基づいて上記文書データ
蓄積手段に記憶されている文書データの中から該当する
文書データを検索する文書データ検索手段と、その手段
によって検索された文書データをそのまま送信先の端末
装置へ配信する電子メールを作成する手段と、その手段
によって作成された電子メールを上記電子メール通信手
段によって上記サーバ装置へ送信する手段を設けるとよ
い。

【０００９】この発明の請求項１のファクシミリ装置
は、公衆回線を介して受信した文書データを蓄積し、そ
の蓄積した文書データを予め指定された変換情報に基づ
いて変換し、その変換した文書データに上記蓄積されて
いる中の該当する文書データの識別情報を付加し、その
識別情報を付加した文書データを送信先の端末装置へ配
信する電子メールを作成し、その作成した電子メールを
ローカルエリアネットワーク等の通信網に接続された複
数の端末装置への電子メールの配信を行なうサーバ装置
へ送信する。

【００１０】したがって、文書データのデータ量を少な
くするように変換した後にサーバ装置へ送ることがで
き、サーバ装置による配信時のトラフィックを少なくす
ることができ、配信時間を短縮することができる。

【００１１】また、サーバ装置では文書データを記憶す
るときの容量を低減することができる。さらに、各端末
装置は予めサーバ装置と交信してそれぞれの固有情報を
登録する必要がなく、各端末装置のユーザの操作負担を
軽減することもできる。

【００１２】また、この発明の請求項２のファクシミリ
装置は、文書データを用紙サイズ，画像変換方式，又は
画像解像度の変換情報を用いて文書データのデータ量を
少なくするように変換することができる。

【００１３】さらに、この発明の請求項３のファクシミ
リ装置は、上記端末装置からの上記識別情報を有する電
子メールを受信したとき、その電子メールが有する識別
情報に基づいて上記記憶されている文書データの中から
該当する文書データを検索し、その検索した文書データ
をそのまま送信先の端末装置へ配信する電子メールを作
成し、その作成した電子メールを上記サーバ装置へ送信
する。

【００１４】したがって、各端末装置は、ファクシミリ
受信時のオリジナルの文書データが必要なときには、配
信された電子メール内に付加されている識別情報を電子
メールで送信すれば煩雑な操作や処理を行なわなくても
容易にオリジナルの文書データを取得することができ
る。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図２は、この発明のフ
ァクシミリ装置の一実施形態であるネットワークファク
シミリ装置を用いたネットワークシステムの構成を示す
図である。このネットワークシステムは、この発明のフ
ァクシミリ装置であるネットワークファクシミリ装置１
と通常のファクシミリ装置２とが公衆回線網３を介して
ファクシミリ通信可能に接続されている。

【００１６】また、ネットワークファクシミリ装置１
は、複数のクライアント端末装置４と、その各クライア
ント端末装置４への電子メールの配信を行なうメールサ
ーバ装置５とを接続したローカルエリアネットワーク
（ＬＡＮ）６と電子メール通信可能に接続されている。

【００１７】そして、ネットワークファクシミリ装置１
は、ファクシミリ装置２からクライアント端末装置４へ
配信する文書データをファクシミリ受信すると、その文
書データを所定の変換情報に基づいて用紙サイズ，画像
変換方式，又は画像解像度の変換後にその文書識別情報
を付加して電子メールを作成し、それをメールサーバ装
置５へ送信する。

【００１８】そのメールサーバ装置５は、ネットワーク
ファクシミリ装置１から受信した電子メールをその宛先
に基づいてクライアント端末装置４へ配信する。クライ
アント端末装置４はその電子メールの文書データを記憶
して閲覧したり加工したりする。

【００１９】また、クライアント端末装置４は、メール
サーバ装置５から受信した電子メールの文書データのオ
リジナルが必要なときには、その電子メールに付加され
ている文書の識別情報のみの電子メールをメールサーバ
装置５へ送信する。そのメールサーバ装置５は、その電
子メールをネットワークファクシミリ装置１へ送信す
る。

【００２０】そして、ネットワークファクシミリ装置１
は、その電子メール内の識別情報に基づいて検索したオ
リジナルの文書データを電子メールでメールサーバ装置
５へ送信する。そのメールサーバ装置５は、その電子メ
ールをその宛先に基づいてクライアント端末装置４へ配
信する。そのクライアント端末装置４はその電子メール
によるオリジナルの文書データを取得する。

【００２１】図１は、この発明のファクシミリ装置の一
実施形態であるネットワークファクシミリ装置の内部構
成を示すブロック図である。このネットワークファクシ
ミリ装置は、ＣＰＵ，ＲＯＭ，及びＲＡＭ等からなるマ
イクロコンピュータによって実現される操作表示部１
０，読取部１１，記録部１２，通信制御部１３，画像記
憶部１４，画像処理部１５，メール作成送信部１６，Ｌ
ＡＮ制御部１７，メール受信部１８，メール解析部１
９，及び主制御部２０等の各部からなる。

【００２２】操作表示部１０は、各種の操作情報を入力
するキーボード等の操作部と、各種の作業画面やメッセ
ージを表示するＬＣＤ等の表示部とからなる。読取部１
１は、原稿の画像を読み取ってその画像情報を入力する
スキャナ等の画像読取装置である。

【００２３】記録部１２は、ファクシミリ受信した画像
情報（文書データ）や読取部１１によって入力した画像
情報を記録紙に印刷するレーザプリンタ，インクジェッ
トプリンタ等の印刷装置である。通信制御部１３は、公
衆回線網３を介したファクシミリ通信の制御を行なう。
画像記憶部１４は、ファクシミリ受信した文書データを
記憶するハードディスク装置等の記憶装置である。

【００２４】画像処理部１５は、画像記憶部１４に記憶
された文書データを用紙サイズ，画像変換方式，又は画
像解像度の変換情報に基づいて変換する処理等を行な
う。メール作成送信部１６は、画像処理部１５によって
変換された文書データに文書の識別情報を付加して電子
メールを作成する処理，画像記憶部１４から検索された
文書データの電子メールを作成する処理等を行なう。

【００２５】ＬＡＮ制御部１７は、ＬＡＮ６とのデータ
通信を制御する。メール受信部１８は、メールサーバ装
置５から取得した電子メールを受信する。メール解析部
１９は、メール受信部１８によって受信した電子メール
の内容を解析する。主制御部２０は、このネットワーク
ファクシミリ装置全体の制御を司り、この発明に関わる
各種の処理を実行する。

【００２６】すなわち、上記通信制御部１３，主制御部
２０が、公衆回線を介してファクシミリ通信を行なうフ
ァクシミリ通信手段の機能を果たす。上記メール作成送
信部１６，ＬＡＮ制御部１７，メール受信部１８，主制
御部２０が、ローカルエリアネットワーク等の通信網に
接続された複数の端末装置への電子メールの配信を行な
うサーバ装置との通信を行なう電子メール通信手段の機
能を果たす。

【００２７】上記画像記憶部１４，主制御部２０が、フ
ァクシミリ通信手段によって受信した文書データを蓄積
する文書データ蓄積手段の機能を果たす。上記画像処理
部１５，主制御部２０が、文書データ蓄積手段に蓄積さ
れた文書データを予め指定された用紙サイズ，画像変換
方式，又は画像解像度の変換情報に基づいて変換する変
換手段の機能を果たす。

【００２８】上記メール作成送信部１６，主制御部２０
が、変換手段によって変換された文書データに文書デー
タ蓄積手段に蓄積されている中の該当する文書データの
識別情報を付加する識別情報付加手段と、その手段によ
って識別情報が付加された文書データを送信先の端末装
置へ配信する電子メールを作成する電子メール作成手段
と、その手段によって作成された電子メールを電子メー
ル通信手段によってサーバ装置へ送信する手段の機能を
果たす。

【００２９】また、上記主制御部２０が、電子メール通
信手段によって識別情報を有する電子メールを受信した
とき、その電子メールが有する識別情報に基づいて文書
データ蓄積手段に記憶されている文書データの中から該
当する文書データを検索する文書データ検索手段の機能
を果たす。

【００３０】上記メール作成送信部１６，主制御部２０
が、文書データ検索手段によって検索された文書データ
をそのまま送信先の端末装置へ配信する電子メールを作
成する手段と、その手段によって作成された電子メール
を電子メール通信手段によってサーバ装置へ送信する手
段の機能を果たす。

【００３１】次に、このネットワークファクシミリ装置
の処理について説明する。図３は、このネットワークフ
ァクシミリ装置の文書データの用紙サイズを変換して配
信する処理を示すフローチャートである。

【００３２】この処理は、ステップ（図中「Ｓ」で示
す）１で文書データの画像情報をファクシミリ受信して
記憶する文書受信を終了すると、ステップ２でその文書
データの用紙サイズが予め指定された用紙サイズと異な
るか否かを判断して、異ならなければステップ５で文書
データをそのままの用紙サイズで電子メールを作成し、
ステップ６でその電子メールをメールサーバ装置へ配信
する。

【００３３】また、ステップ２の判断で用紙サイズが異
なるなら、ステップ３へ進んで文書データを予め指定さ
れた用紙サイズ（文書データ量を少なくする用紙サイ
ズ）に変換し、ステップ４でその変換後の文書データを
電子メールの電文に蓄積し、その電文に画像記憶部に記
憶されているオリジナルの文書データを参照する文書識
別コードを付加し、ステップ５でその電子メールに配信
先の情報を付加して電子メールを作成し、ステップ６で
その電子メールをメールサーバ装置へ配信する。

【００３４】図４は、このネットワークファクシミリ装
置の文書データの画像変換方式を変換して配信する処理
を示すフローチャートである。この処理は、ステップ１
１で文書データの画像情報をファクシミリ受信して記憶
する文書受信を終了すると、ステップ１２でその文書デ
ータの画像変換方式が予め指定された画像変換方式と異
なるか否かを判断して、異ならなければステップ１５で
文書データをその画像変換方式のままで電子メールを作
成し、ステップ１６でその電子メールをメールサーバ装
置へ配信する。

【００３５】また、ステップ１２の判断で画像変換方式
が異なるなら、ステップ１３へ進んで文書データを予め
指定された画像変換方式（文書データ量を少なくする画
像変換方式）で変換し、ステップ１４でその変換後の文
書データを電子メールの電文に蓄積し、その電文に画像
記憶部に記憶されているオリジナルの文書データを参照
する文書識別コードを付加し、ステップ１５でその電子
メールに配信先の情報を付加して電子メールを作成し、
ステップ１６でその電子メールをメールサーバ装置へ配
信する。

【００３６】図５は、このネットワークファクシミリ装
置の文書データの画像解像度を変換して配信する処理を
示すフローチャートである。この処理は、ステップ２１
で文書データの画像情報をファクシミリ受信して記憶す
る文書受信を終了すると、ステップ２２でその文書デー
タの画像解像度が予め指定された画像解像度と異なるか
否かを判断して、異ならなければステップ２５で文書デ
ータをそのままの画像解像度で電子メールを作成し、ス
テップ２６でその電子メールをメールサーバ装置へ配信
する。

【００３７】また、ステップ２２の判断で画像解像度が
異なるなら、ステップ２３へ進んで文書データを予め指
定された画像解像度（文書データ量を少なくする画像解
像度）に変換し、ステップ２４でその変換後の文書デー
タを電子メールの電文に蓄積し、その電文に画像記憶部
に記憶されているオリジナルの文書データを参照する文
書識別コードを付加し、ステップ２５でその電子メール
に配信先の情報を付加して電子メールを作成し、ステッ
プ２６でその電子メールをメールサーバ装置へ配信す
る。

【００３８】図６は、このネットワークファクシミリ装
置の文書再配信処理を示すフローチャートである。この
処理は、ステップ３１でメールサーバ装置を介してクラ
イアント端末装置からの電子メールを受信すると、ステ
ップ３２でその電子メールの電文を解析し、その電文中
の文書識別コードに基づいて画像記憶部から該当するオ
リジナルの文書データ（ファクシミリ受信時の用紙サイ
ズ，画像変換方式，又は画像解像度のままの文書デー
タ）を検索する対象文書選定処理を実行する。

【００３９】そして、ステップ３３でその検索された文
書データを要求元のクライアント端末装置へ配信する電
子メールを作成し、ステップ３４でその電子メールをメ
ールサーバ装置へ配信して、この処理を終了する。

【００４０】このネットワークファクシミリ装置は、予
め指定された用紙サイズ，画像変換方式，又は画像解像
度と異なる文書データのみを、その予め指定された用紙
サイズ，画像変換方式，又は画像解像度にそれぞれ変換
するので、メールサーバ装置からクライアント端末装置
へ配信するときのデータ量を少なくして配信時間を短縮
することができ、メールサーバ装置とクライアント端末
装置の負荷を軽減することができる。そして、クライア
ント端末装置では文書データの閲覧を素早く行なえる。

【００４１】また、変換して電子メールで送信した文書
データのオリジナルの文書データを受信時の用紙サイ
ズ，画像変換方式，画像解像度のままで蓄積するので、
クライアント端末装置から要求されたときにオリジナル
のままで再配信することができる。

【００４２】さらに、変換した文書データについてのみ
そのオリジナルの文書データ（ファクシミリ受信時の文
書データ）を蓄積するようにすれば、ネットワークファ
クシミリ装置内の画像記憶部の容量を節約することがで
きる。

【００４３】また、メールサーバ装置を介したクライア
ント端末装置との通信をすべて電子メールで行なうの
で、クライアント端末装置にネットワークファクシミリ
装置との交信を専用に行なうソフトウェアプログラムを
設ける必要が無く、負荷を軽減できる。

【００４４】一方、クライアント端末装置には、ネット
ワークファクシミリ装置に対して他の電子メールのやり
取りと同様にして文書データの再配信要求を行なわせる
ことができるので、作業負担を軽減させることができ
る。

【００４５】そして、クライアント端末装置へ配信する
文書データの用紙サイズ，画像変換方式，画像解像度を
同一にすることができるので、クライアント端末装置に
対して配信された文書データを閲覧するためのアプリケ
ーションソフトウェアの機能を簡略して作成させること
ができ、クライアント端末装置の負荷を軽減することが
できる。

【００４６】このようにして、このネットワークシステ
ムでは、ファクシミリ装置から受信した文書データをク
ライアント端末装置へ配信するために、各クライアント
端末装置から予めメールサーバ装置へ交信してそれぞれ
のクライアント端末装置の固有情報を記録する必要が無
く、クライアント端末装置とサーバ装置の負荷を軽減で
きる。

【００４７】また、メールサーバ装置は、ファクシミリ
装置から受信した文書データの用紙サイズ，画像変換方
式，画像解像度をデータ量が少なくなるように変換され
た状態で扱えるので、蓄積するときの記憶容量を節約す
ることができ、クライアント端末装置へ配信するときの
トラフィックを少なくすることができ、配信時間を短縮
することができる。

【００４８】さらに、クライアント端末装置の表示領域
が小さかったり表示機能が低機能であったりしても容易
に文書データを参照することができる。さらにまた、ク
ライアント端末装置は簡単な操作によってネットワーク
ファクシミリ装置から容易にオリジナルの文書データを
取り寄せることができる。

【００４９】

【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
るファクシミリ装置によれば、複数のパーソナルコンピ
ュータ等の端末装置とサーバ装置とを接続したネットワ
ークにおいて、外部からファクシミリ受信した文書デー
タをサーバ装置を介して各端末装置へ配信するときの負
荷を軽減することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明のファクシミリ装置の一実施形態であ
るネットワークファクシミリ装置の内部構成を示すブロ
ック図である。

【図２】この発明のファクシミリ装置の一実施形態であ
るネットワークファクシミリ装置を用いたネットワーク
システムの構成を示す図である。

【図３】図１に示したネットワークファクシミリ装置の
文書配信処理を示すフローチャートである。

【図４】図１に示したネットワークファクシミリ装置の
他の文書配信処理を示すフローチャートである。

【図５】図１に示したネットワークファクシミリ装置の
さらに他の文書配信処理を示すフローチャートである。

【図６】図１に示したネットワークファクシミリ装置の
文書再配信処理を示すフローチャートである。

【符号の説明】 １：ネットワークファクシミリ装置 ２：ファクシミリ装置 ３：公衆回線網 ４：クライアント端末装置 ５：メールサーバ装置 ６：ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ） １０：操作表示部 １１：読取部 １２：記録部 １３：通信制御部 １４：画像記憶部 １５：画像処理部 １６：メール作成送信部 １７：ＬＡＮ制御部 １８：メール受信部 １９：メール解析部 ２０：主制御部

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 公衆回線を介してファクシミリ通信を行
   なうファクシミリ通信手段と、 ローカルエリアネットワーク等の通信網に接続された複
   数の端末装置への電子メールの配信を行なうサーバ装置
   との通信を行なう電子メール通信手段と、 前記ファクシミリ通信手段によって受信した文書データ
   を蓄積する文書データ蓄積手段と、 該手段に蓄積された文書データを予め指定された変換情
   報に基づいて変換する変換手段と、 該手段によって変換された文書データに前記文書データ
   蓄積手段に蓄積されている中の該当する文書データの識
   別情報を付加する識別情報付加手段と、 該手段によって識別情報が付加された文書データを送信
   先の端末装置へ配信する電子メールを作成する電子メー
   ル作成手段と、 該手段によって作成された電子メールを前記電子メール
   通信手段によって前記サーバ装置へ送信する手段とを備
   えたことを特徴とするファクシミリ装置。
2. 【請求項２】 請求項１記載のファクシミリ装置におい
   て、 前記変換情報が用紙サイズ，画像変換方式，又は画像解
   像度の情報であることを特徴とするファクシミリ装置。
3. 【請求項３】 請求項１又は２記載のファクシミリ装置
   において、 前記電子メール通信手段によって前記識別情報を有する
   電子メールを受信したとき、該電子メールが有する識別
   情報に基づいて前記文書データ蓄積手段に記憶されてい
   る文書データの中から該当する文書データを検索する文
   書データ検索手段と、 該手段によって検索された文書データをそのまま送信先
   の端末装置へ配信する電子メールを作成する手段と、 該手段によって作成された電子メールを前記電子メール
   通信手段によって前記サーバ装置へ送信する手段とを設
   けたことを特徴とするファクシミリ装置。