JPH10189465A - 基板の熱処理装置およびそれを備える薄膜形成装置 - Google Patents

基板の熱処理装置およびそれを備える薄膜形成装置

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JPH10189465A
JPH10189465A JP35871996A JP35871996A JPH10189465A JP H10189465 A JPH10189465 A JP H10189465A JP 35871996 A JP35871996 A JP 35871996A JP 35871996 A JP35871996 A JP 35871996A JP H10189465 A JPH10189465 A JP H10189465A
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JP
Japan
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heat treatment
substrate
substrates
recipe
coating
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Application number
JP35871996A
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English (en)
Inventor
Masami Otani
正美 大谷
Yoshimitsu Fukutomi
義光 福冨
Takashi Ito
伊藤  隆
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダミーウエハの補充を不要として、スループ
ットの向上を図る。 【解決手段】 塗布処理部から送られてくる、石英ボー
トの基板収納枚数を示す枚数信号Nwを入力して(S3
00)、枚数信号Nwの値を検索キーとして、ハードデ
ィスクメモリ中のレシピ選択テーブルを検索する(S3
10)。レシピ選択テーブルは、基板収納枚数データと
処理レシピデータとを含んでおり、基板収納枚数データ
に対して、それぞれ異なった処理レシピデータが格納さ
れている。処理レシピデータは、ヒータの目標温度を経
過時間に従って示すデータである。S310では、基板
収納枚数に応じたヒータ目標温度を規定する処理レシピ
データが選択されることになり、続いて、その選択した
処理レシピデータをメモリに転送して、処理レシピの設
定を完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数枚の基板を
同時に熱処理するための基板の熱処理装置と、その熱処
理装置を備える薄膜形成装置に関する。
【0002】この明細書において、「基板」とは、熱処
理の対象となる半導体ウエハやガラス基板といった材料
である。
【0003】
【従来の技術】複数枚の基板を同時に熱処理する装置と
しては、例えば、特開平7−273172号公報に示す
ように、基板収容ボートに基板を複数枚収容し、その基
板収容ボートを熱処理炉内へ搬入して、バッチ式で基板
を熱処理するものが提案されている。この熱処理装置で
は、バッチ処理時のウエハ枚数合わせのために、ダミー
ウエハを基板収容ボート内に入れておくことがなされて
いる。この構成により、基板収容ボート内の基板の収容
枚数が違ったときにも、ダミーウエハを補充することで
各ウエハの昇温熱履歴を一定にすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術では、ダミーウエハを基板収容ボートに収容す
るのに時間を要し、特に、基板の枚数が少ない場合、ダ
ミーウエハの枚数が多くなり、その収容する時間は大き
なものとなった。このため、スループットを悪化する問
題が発生した。
【0005】この発明は、ダミーウエハの補充を不要と
して、スループットの向上を図ることを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】前
述した課題を解決するための手段として、以下に示す構
成をとった。
【0007】この発明の基板熱処理装置は、複数枚の基
板を収容する基板収容ボートと、該基板収容ボートに収
容された複数枚の基板に対し熱処理を施す熱処理ユニッ
トと、前記熱処理ユニットにおける熱処理条件を定める
熱処理条件設定手段と、該熱処理条件設定手段により定
められた熱処理条件に従って前記熱処理ユニットに基板
の熱処理を実行させる熱処理実行手段とを備え、前記熱
処理条件設定手段は、前記基板収容ボート内に収容され
た前記基板の枚数に応じて前記熱処理条件を変更する変
更手段を備えることを特徴としている。
【0008】この構成の発明によれば、複数の基板に対
する熱処理が熱処理条件に従って実行されるが、さら
に、基板の枚数に応じてその熱処理条件が変更される。
このため、基板収容ボート内の基板の収容枚数が違った
ときにも、ダミーウエハを補充することなしに各基板の
熱履歴を一定にすることができる。
【0009】したがって、この発明は、ダミーウエハを
補充する必要がないことから、スループットの優れたも
のとなる。
【0010】前記発明の基板の熱処理装置において、前
記熱処理条件設定手段は、前記熱処理条件を少なくとも
含む処理レシピにより前記熱処理条件を定める構成であ
り、前記変更手段は、前記基板の枚数に応じて前記処理
レシピを変更するレシピ変更手段を備える構成とするこ
とができる。
【0011】この構成によれば、基板収容ボート内に収
容された基板の枚数に応じて処理レシピが変更され、処
理レシピにより熱処理条件が違ったものに設定される。
【0012】また、この構成の基板の熱処理装置におい
て、前記熱処理ユニットは、前記基板収容ボートの周囲
に配設されるヒータを備え、前記処理レシピは、前記ヒ
ータの目標とする温度を経過時間に従って示すデータで
あり、前記レシピ変更手段は、前記基板の枚数に応じて
前記目標とする温度を変更するものである構成とするこ
ともできる。
【0013】この構成の基板の熱処理装置によれば、ヒ
ータの目標温度を基板の枚数に応じて変更することで、
各基板の熱履歴を一定にすることができる。
【0014】なお、この発明の他の態様として、上記構
成の基板の熱処理装置において、熱処理実行手段は、P
ID制御により基板の熱処理を自動制御する構成とし
て、前記レシピ変更手段は、前記ヒータの目標温度に加
えて、前記基板の枚数に応じてPIDの3定数(比例
帯、積分時間、微分時間)を変更する構成とすることも
できる。
【0015】この構成によれば、目標温度への制御が、
基板収納枚数に応じてより一層最適なものとなる。
【0016】この発明の薄膜形成装置は、基板の表面に
塗布液を供給して塗布液の被膜を形成する塗布処理部
と、前記塗布液の被膜が形成された基板に熱処理を行な
う熱処理部とを備える薄膜形成装置であって、前記熱処
理部は、前述した本発明の基板の熱処理装置であって、
前記基板の枚数を、前記塗布処理部にて処理された基板
の枚数とした構成であることを特徴としている。
【0017】この構成の発明によれば、塗布処理部にて
処理された基板の枚数に応じて熱処理条件が定められ
る。このため、塗布処理部と熱処理部とを備えるこの発
明の薄膜形成装置においては、基板収容ボート内に収容
された前記基板の枚数を検知するセンサを特別に設ける
必要がない。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に基づき説明する。
【0019】A.薄膜形成装置の構成:図1は、この発
明の一実施例に係わる基板の熱処理装置が配設された薄
膜形成装置の全体構成を示す斜視図であり、図2は、そ
の平面図であり、図3は、その一部を破断状態で示す正
面図である。
【0020】図示するように、この薄膜形成装置は、キ
ャリア載置部10、塗布処理部20および熱処理部30
から構成され、それらが一体的に連設されている。キャ
リア載置部10は、キャリア12から塗布処理前の半導
体ウエハ(以下、基板と呼ぶ)W1を取り出し、また、
塗布処理後に熱処理されて表面にシリカ系被膜等の被膜
が形成された基板をキャリア12に回収する。塗布処理
部20は、キャリア載置部10から1枚ずつ供給された
基板W1の表面に塗布液を供給して塗布液の被膜を形成
する。熱処理部30は、耐熱性材料で形成された基板収
容ボート、例えば石英ボート32に、塗布処理部20で
塗布処理された複数枚の基板W2を収容する基板中間収
容部34と、石英ボート32に収容された複数枚の塗布
処理後の基板W2を一括して熱処理する熱処理本体部3
6とからなる。
【0021】キャリア載置部10のキャリア12は、基
板W1を複数枚、例えば25枚、互いに平行にかつ僅か
な間隔を設けてそれぞれ水平姿勢で収納することが可能
であり、その前面側開口部を通して基板W1を1枚ずつ
順次取り出しまた回収することができる。この基板W1
の差し入れは基板移載ロボット18により行なわれる。
即ち、基板移載ロボット18は、キャリア12から塗布
処理前の基板W1を1枚ずつ取り出し、塗布処理、熱処
理後の基板をキャリア12へ1枚ずつ挿し入れる。
【0022】塗布処理部20には、その中央部に通路2
1(図2)が設けられており、その通路21を挟んで一
方側に、基板W1を保持してその基板W1上に塗布液を
供給し、水平面内において回転させることにより基板W
1の表面全体に塗布液の被膜を形成する回転式塗布機2
2が配設されており、他方側に、回転式塗布機22によ
って塗布液が塗布された基板を加熱し基板表面の塗布液
の被膜から溶剤成分を揮発させるための熱処理板24が
設置されている。通路21には、キャリア載置部10の
基板移載ロボット18から基板W1を受け取り、塗布処
理部20内において基板W1を搬送する基板搬送ロボッ
ト26が設けられている。回転式塗布機22は、図3に
示すように、基板を保持して回転するチャック22a、
このチャック22aを囲むように配設された飛散防止用
カップ22b、およびチャック22aに保持された基板
上に塗布液、例えばシリカ系被膜形成用塗布液を供給す
る塗布液供給ノズル22cを備えて構成されている。ま
た、熱処理板24は、上段にホットプレート24aを、
下段にクールプレート24bをそれぞれ備えて構成され
ており、回転式塗布機22によって塗布液の被膜が形成
された基板がそれらのホットプレート24aおよびクー
ルプレート24bに順次接触又は近接させられることに
より、基板表面に形成された被膜中の溶剤成分が発揮す
るようにされている。
【0023】熱処理部30の基板中間収容部34に配設
される石英ボート32は、図4の斜視図に示すように、
塗布処理後の基板W2を複数枚、例えば50枚を互いに
平行にかつ僅かな間隔を設けてそれぞれ水平姿勢で収容
することが可能であり、その前面側から基板W2を1枚
ずつ順次挿し入れて収容しまた取り出すことができるよ
うになっている。そして、基板中間収容部34には、図
2および図3に示すように、石英ボート32へ塗布処理
後の基板W2を1枚ずつ挿し入れ、また、石英ボート3
2から熱処理後の基板を1枚ずつ取り出す基板写し替え
ロボット38が設けられている。
【0024】熱処理部30の熱処理本体部36は、ボー
ト搬送室40と炉室42とから構成される。ボート搬送
室40には、塗布処理後の基板W2を複数枚収納した石
英ボート32を搬送するボート搬送ロボット44が設置
され、そのボート搬送ロボット44の通路46が設けら
れている。炉室42には、石英ボート32に収納された
複数枚の基板W2を一括して熱処理する縦型熱処理炉が
設置されている。縦型熱処理炉は、熱処理の条件が記述
された処理レシピに従って運転されるが、この縦型熱処
理炉の詳しい構成については後述する。
【0025】次に、上記した構成の被膜形成装置におけ
る全般的な動作について説明する。複数枚の基板W1を
収納したキャリア12がキャリア載置部10に載置され
ると、基板移載ロボット18によりキャリア12から基
板W1を1枚ずつ順次取り出し、その基板W1を塗布処
理部20の基板搬送ロボット26へ移載する。キャリア
載置部10から塗布処理部20へ1枚ずつ供給された基
板W1は、塗布処理部20において、基板搬送ロボット
26により回転式塗布機22および熱処理板24へ順次
搬送され、回転式塗布機22によって表面に塗布液が塗
布された後、熱処理板24により、基板W1の表面に形
成された塗布液の被膜の溶剤成分が発揮させられる。塗
布処理部20で塗布処理を終えた基板W2は、基板搬送
ロボット26から基板の熱処理装置部の基板中間収容部
34の基板移し替えロボット38へ移載され、基板移し
替えロボット38により、基板中間収容部34に配置さ
れた石英ボート32に1枚ずつ挿し入れられ収容され
る。
【0026】なお、この石英ボート32に収容される基
板の枚数は前述したように最大50枚であり、ときには
50枚より少ない枚数が収容される。この収容枚数は、
塗布処理部20側で何枚の基板の塗布処理を終えたかか
ら知ることができ、塗布処理部20は後工程の熱処理部
30にその収容枚数を知らせている。
【0027】基板中間収容部34に配置された石英ボー
ト32に基板が収容し終わると、石英ボート32は、ボ
ート搬送室40を通って炉室42内へ搬送される。そし
て、炉室42内の縦型熱処理炉により、石英ボート32
に収納された50枚以下の基板が一括して熱処理され
る。なお、この熱処理の詳細については、縦型熱処理炉
とともに後ほど詳述する。この熱処理が終わると、熱処
理後の基板は、石英ボート32に収納されたまま、ボー
ト搬送ロボット44により熱処理本体部36から基板中
間収容部34へ返送され、基板中間収容部34におい
て、基板移し替えロボット38により石英ボート32か
ら1枚ずつ取り出され、その取り出された基板は塗布処
理部20の基板搬送ロボット26へ移載され、基板搬送
ロボット26によりキャリア載置部10へ返送される。
そして、表面にシリカ系被膜等の所要の薄膜が形成され
た基板は、基板移載ロボット18により、キャリア載置
部10に載置された空キャリア12へ1枚ずつ押し入れ
られて回収される。
【0028】B.縦型熱処理炉の構成:炉室42内に設
置される縦型熱処理炉について次に説明する。図5は、
縦型熱処理炉110およびその周辺装置を示す概略構成
図である。この縦型熱処理炉110は、石英チューブで
製作された炉芯管120と、炉芯管120の外周に設け
られた環状の赤外線ヒータ130とを備えている。炉芯
管120の上部には窒素ガスを導入するためのノズル1
22が設けられている。炉芯管120の下部は開放され
ており、Oリング124を介して水冷フランジ126が
取り付けられる。水冷フランジ126にはガスを排出す
るためのノズル128が設けられている。赤外線ヒータ
130は、炉芯管120の長手方向(図5では上下方
向)に沿って3段に分割されている。3段の赤外線ヒー
タ130t ,130c ,130b の中央部には、それぞ
れ熱電対132t ,132c ,132b が設けられてい
る。なお、熱電対132t ,132c ,132b は、赤
外線ヒータ130t ,130c,130b の発光部と炉
芯管120との間に設置されている。
【0029】炉芯管120の下方には、複数の基板Wを
収納する前述した石英ボート32を載置するための載置
台140が設けられている。載置台140は、石英ボー
ト32の下方に位置する石英断熱板144と、石英断熱
板144を下方から支持するステンレス鋼製のベース1
46とを有している。ベース146上には石英ボート1
42に沿って石英保護管150が立設されており、石英
保護管150内には3つの熱電対152t ,152c ,
152b が収納されている。これらの3つの熱電対15
2t ,152c ,152b は、石英ボード32に50枚
収容される基板の最上、中央、最下部にそれぞれ対応し
ている。なお、以下では載置台140上に設けられた熱
電対152t ,152c ,152b を「プロファイラ熱
電対152」と呼ぶ。また、赤外線ヒータに設けられた
熱電対132t ,132c ,132b を「ヒータ熱電対
132」と呼ぶ。
【0030】載置台140は、エレベータ160によっ
て駆動されて上下に移動し、これによって基板の炉芯管
120への搬入と搬出が行なわれる。エレベータ160
は、例えばボールネジ機構とモータとで構成される。図
6は、エレベータ160により載置台140が上昇して
基板が搬入された状態を示す説明図である。
【0031】プロファイラ熱電対152は載置台140
とともに昇降するので、図5にも示すように、基板Wを
搬入していない状態では炉芯管120の内部にプロファ
イラ熱電対152は挿入されていない。従って、炉芯管
120の洗浄や交換を容易に行なうことができる。
【0032】縦型熱処理炉110の周辺装置としては、
ヒータの出力制御以外の装置全体の制御を行なうメイン
コントローラ170と、熱電対の温度に応じて赤外線ヒ
ータ130の出力を調節する温度調節器180および電
力調整器190と、電力調整器190のための電源19
2とを備えている。メインコントローラ170は、塗布
処理部20から送られてきた石英ボート32の収容枚数
を示す枚数信号Nwに基づいて、縦型熱処理炉110に
おける熱処理条件を示す処理レシピを設定する。温度調
節器180は、ヒータ熱電対132t ,132c ,13
2b で測定された温度Ht ,Hc ,Hb を基に、プロフ
ァイラ熱電対152t ,152c ,152b で測定され
た温度Pt ,Pc ,Pb を確認用として操作量を求め
て、操作量信号mt ,mc ,mb を出力する。電力調整
器190は、これらの操作量信号mt ,mc ,mb に応
じて3段の赤外線ヒータ130t ,130c ,130b
の出力PWt ,PWc ,PWb をそれぞれ調整する。な
お、メインコントローラ170および温度調節器180
については、更に詳述する。
【0033】図7は、温度調節器180およびその周辺
の制御ブロック図である。図7では図示の便宜上、上段
のヒータに対応する量(操作量mt ,ヒータ出力PWt
,ヒータ熱電対温度Ht ,およびプロファイラ熱電対
温度Pt )のみが示されている。
【0034】図示するように、この制御系は、制御対象
(ヒータ)Hからヒータ熱電対132で測定した温度を
フィードバック制御するものである。温度調節器180
は、セルフチューニングコントローラ181と、目標温
度設定部182とを備えている。目標温度設定部182
は、メインコントローラ170により設定された処理レ
シピデータDrを取り込んで、温度の目標値rt の時間
変化を記憶するメモリである。なお、この温度調節器1
80はデジタルコンピュータによって実現されている。
【0035】セルフチューニングコントローラ181
は、ヒータ熱電対132で測定された温度Hc に従って
赤外線ヒータ130の出力を制御するものである。セル
フチューニングコントローラ181は、自らがプロセス
の特性を調べ、適切なPID定数(比例帯、積分時間、
微分時間)を計算し、これを自動的にコントローラ内に
格納して制御を行なっている。この結果、赤外線ヒータ
130の出力は、ヒータ熱電対132で測定された温度
Ht に従って制御される。なお、上段の赤外線ヒータ1
30t は、これに対応するヒータ熱電対132t の温度
Ht に従って制御される。同様に、中段の赤外線ヒータ
130c はヒータ熱電対132c の温度Hc に従って、
また、下段の赤外線ヒータ130b はヒータ熱電対13
2b の温度Hb に従ってそれぞれ制御される。
【0036】なお、温度調節器180は、実際は、プロ
ファイラ熱電対152で測定された温度Ptも取り込ん
でおり、図7には示さなかったが、プロファイラ熱電対
温度Pt から基板Wの温度履歴をチェックする処理も行
なっている。具体的には、処理レシピの形で設定された
基板目標温度wtを中心とする所定の範囲内に、上記プ
ロファイラ熱電対温度Pt が収まっているかをチェック
して、収まっていないときには外部にその旨を知らせる
報知信号を発する構成としている。
【0037】上記温度調節器180および電力調整器1
90は、本発明における熱処理実行手段としての機能を
実現する。
【0038】図8は、メインコントローラ170の電気
的構成を示すブロック図である。図示するように、メイ
ンコントローラ170は、CPU171とメモリ172
と入出力インタフェース173とハードディスクインタ
ーフェース174を備える。入出力インタフェース17
3には、温度調節器180が接続されており、さらに
は、塗布処理部20から枚数信号Nwが入力されてい
る。ハードディスクインターフェース174には、レシ
ピ選択テーブル202を記憶するハードディスクメモリ
200が接続されている。なお、レシピ選択テーブル2
02の内容については後述する。
【0039】CPU171は、メモリ172に記憶され
たソフトウェアプログラムを実行することにより、本発
明における熱処理条件設定手段171a、変更手段17
1bとしての機能を実現する。上記ソフトウェアプログ
ラムは、フロッピディスクやCD−ROM等の携帯型記
憶媒体に格納され、携帯型記憶媒体からハードディスク
メモリ200に転送され、実行時にはメモリ172に記
憶される。
【0040】こうした構成のメインコントローラ170
によれば、CPU171は、前述したように、塗布処理
部20から送られてきた石英ボート32の収容枚数を示
す枚数信号Nwに基づいて、縦型熱処理炉110におけ
る熱処理条件を示す処理レシピを設定する処理を行な
う。
【0041】図9は、CPU171により実行される処
理レシピ設定処理を示すフローチャートである。この処
理レシピ設定処理は、縦型熱処理炉110に新たな基板
が搬送される毎に、熱処理の前に実行される。図示する
ように、CPU171は、処理が開始されると、まず、
塗布処理部20から送られてくる枚数信号Nwを入力す
る(ステップS300)。次いで、CPU171は、枚
数信号Nwで表わされる基板収納枚数の値を検索キーと
して、ハードディスクメモリ200中のレシピ選択テー
ブル202を検索する(ステップS310)。
【0042】図10は、レシピ選択テーブル202の構
成を示す説明図である。図示するように、レシピ選択テ
ーブル202は、基板収納枚数データと、処理レシピデ
ータとを含んでおり、基板収納枚数データが、1〜5
枚、6〜10枚、11〜15枚、16〜20枚、21〜
25枚、26〜30枚、31〜35枚、36〜40枚、
41〜45枚、46〜50枚といった10通りのデータ
に対して、それぞれ異なった処理レシピデータが格納さ
れている。
【0043】図10には、基板収納枚数データが46〜
50枚のときの処理レシピデータDr10と、基板収納枚
数データが1〜5枚のときの処理レシピデータDr1 と
が示されている。図示するように、処理レシピデータD
r10,Dr1 は、基板目標温度wtと、キープ時間と、
3段の赤外線ヒータ130t ,130c ,130b のヒ
ータ目標温度rtとを含むもので、キープ時間が経過す
る毎の基板目標温度wtとヒータ目標温度rtを規定し
ている。
【0044】図11は、上記処理レシピデータにより実
現される経過時間と中段の赤外線ヒータ130c の目標
温度との関係を示すグラフである。図示するように、ス
タンバイ状態では、ヒータ目標温度rtおよび基板目標
温度wt共に200[℃]として予熱されている。基板
収納枚数データが46〜50枚のときは、その後、ヒー
タ目標温度rtを図中実線で示すように変化させる。即
ち、スタンバイ後、5分経過するまでの間に、460
[℃]まで上昇させ、続く、10分間(スタンバイ後、
15分経過時まで)、460[℃]を保ち、その後、4
15[℃]に低下させてその状態を60分間(スタンバ
イ後、95分経過時まで)継続させる。なお、基板収納
枚数データが46〜50枚のときの基板目標温度wt
は、図中、破線で示すように、スタンバイ後、5分経過
するまでの間に、400[℃]まで上昇させ、その後、
400[℃]を保持させる。
【0045】一方、基板収納枚数データが1〜5枚のと
きは、スタンバイ後、ヒータ目標温度rtを図中一点鎖
線で示すように変化させる。即ち、スタンバイ後、5分
経過するまでの間に、430[℃]まで上昇させ、続
く、10分間(スタンバイ後、15分経過時まで)、4
30[℃]を保ち、その後、410[℃]に低下させて
その状態を60分間(スタンバイ後、95分経過時ま
で)継続させる。なお、基板収納枚数データが1〜5枚
のときの基板目標温度wtは、基板収納枚数データが4
6〜50枚のときの基板目標温度wtと同様、図中、破
線で示すように変化させる。
【0046】このように、基板収納枚数データが大きい
ほど、より高い温度となるように、ヒータ目標温度rt
の設定がなされている。なお、図10および図11で
は、基板収納枚数データが46〜50枚のときと1〜5
枚のときの処理レシピデータDr10,Dr1 しか例示し
なかったが、その他の基板収納枚数データに対する処理
レシピデータについても、上述したように、基板収納枚
数データが大きくなるほど、より高い温度となるよう
に、ヒータ目標温度rtの設定がなされているものとす
る。
【0047】図9のフローチャートに戻り、ステップS
310では、具体的には、枚数信号Nwで表わされる基
板収納枚数の値が、レシピ選択テーブル202の基板収
納枚数データのどの行に当たるかを求め、その該当する
行の処理レシピデータを選択する。続いて、その選択し
た処理レシピデータDrをメモリ172に転送(コピ
ー)する。この結果、その選択した処理レシピデータD
rが、石英ボート32に収容された複数の基板に対する
ものとして設定されることになる。例えば、石英ボート
32に収容される基板収納枚数が46ないし50枚であ
れば、処理レシピデータDr10が設定され、石英ボート
32に収容される基板収納枚数が1ないし5枚であれ
ば、処理レシピデータDr1 が設定される。
【0048】以上詳述したように、この実施例では、一
括して熱処理される基板の枚数に応じて熱処理条件を規
定する処理レシピが変更される。即ち、基板の枚数が多
いほど、ヒータ目標温度rtを高くすることで、収容ボ
ート内の基板の収容枚数が違ったときにも、ダミーウエ
ハを補充することなしに各基板の熱履歴を一定にするこ
とができる。したがって、この実施例は、ダミーウエハ
を補充する必要がないことから、スループットの優れた
ものとなる。
【0049】また、この実施例では、塗布処理部20か
ら石英ボート32の収容枚数を示す枚数信号Nwを送る
ようにしていることから、石英ボート32内に収容され
た前記基板の枚数を検知するセンサを特別に設ける必要
がない。このため、構成が簡単にすむ。
【0050】上記実施例では、石英ボート32への基板
の収容枚数が5枚増える毎に処理レシピを変更する構成
としていたが、これに替えて、他の枚数毎に処理レシピ
を変更する構成としてもよい。基板の収容枚数が5枚よ
り少ない枚数、例えば2枚増える毎に処理レシピを変更
する構成とすれば、前記実施例よりも各基板の熱履歴を
確実に一定にすることができる。
【0051】また、上記実施例では、ヒータ温度をフィ
ードバック制御する構成としたが、これに換えて、オー
プン制御でヒータを加熱する構成としてもよい。
【0052】さらに、石英ボート32内に収容された基
板の枚数を、センサを設けて直接検出する構成としても
よい。センサとしては、光学式のもの、あるいは重量に
より枚数を検出するもの等、種々のものがある。
【0053】以上、この発明の一実施例を詳述してきた
が、この発明は、こうした実施例に何等限定されるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲において種
々なる態様にて実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係わる基板の熱処理装置
が配設された薄膜形成装置の全体構成を示す斜視図であ
る。
【図2】その薄膜形成装置の平面図である。
【図3】その薄膜形成装置の一部を破断状態で示す正面
図である。
【図4】石英ボート32の斜視図である。
【図5】縦型熱処理炉110およびその周辺装置を示す
概略構成図である。
【図6】基板搬入後の縦型熱処理炉110およびその周
辺装置を示す概略構成図である。
【図7】温度調節器180およびその周辺の制御ブロッ
ク図である。
【図8】メインコントローラ170の電気的構成を示す
ブロック図である。
【図9】CPU171により実行される処理レシピ設定
処理を示すフローチャートである。
【図10】レシピ選択テーブル202の構成を示す説明
図である。
【図11】処理レシピデータにより実現される経過時間
と中段の赤外線ヒータ130cの目標温度との関係を示
すグラフである。
【符号の説明】
10…キャリア載置部 12…キャリア 18…基板移載ロボット 20…塗布処理部 21…通路 22…回転式塗布機 22a…チャック 22b…飛散防止用カップ 22c…塗布液供給ノズル 24…熱処理板 24a…ホットプレート 24b…クールプレート 26…基板搬送ロボット 30…熱処理部 32…石英ボート 34…基板中間収容部 36…熱処理部 36…熱処理本体部 38…ロボット 40…ボート搬送室 42…炉室 44…ボート搬送ロボット 46…通路 110…縦型熱処理炉 120…炉芯管 122…ノズル 124…Oリング 126…水冷フランジ 128…ノズル 130…赤外線ヒータ 132…ヒータ熱電対 140…載置台 142…石英ボート 144…石英断熱板 146…ベース 150…石英保護管 152…プロファイラ熱電対 160…エレベータ 170…メインコントローラ 171…CPU 171a…熱処理条件設定手段 171b…変更手段 172…メモリ 173…入出力インタフェース 174…ハードディスクインターフェース 180…温度調節器 181…セルフチューニングコントローラ 182…目標温度設定部 190…電力調整器 192…電源 200…ハードディスクメモリ 202…レシピ選択テーブル Dr…処理レシピデータ W…基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の基板の熱処理を行なうための基
    板の熱処理装置であって、 複数枚の基板を収容する基板収容ボートと、 該基板収容ボートに収容された複数枚の基板に対し熱処
    理を施す熱処理ユニットと、 前記熱処理ユニットにおける熱処理条件を定める熱処理
    条件設定手段と、 該熱処理条件設定手段により定められた熱処理条件に従
    って前記熱処理ユニットに基板の熱処理を実行させる熱
    処理実行手段とを備え、 前記熱処理条件設定手段は、 前記基板収容ボート内に収容された前記基板の枚数に応
    じて前記熱処理条件を変更する変更手段を備える基板の
    熱処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板の熱処理装置であっ
    て、 前記熱処理条件設定手段は、 前記熱処理条件を少なくとも含む処理レシピにより前記
    熱処理条件を定める構成、であり、 前記変更手段は、 前記基板の枚数に応じて前記処理レシピを変更するレシ
    ピ変更手段を備える基板の熱処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の基板の熱処理装置であっ
    て、 前記熱処理ユニットは、 前記基板収容ボートの周囲に配設されるヒータを備え、 前記処理レシピは、 前記ヒータの目標とする温度を経過時間に従って示すデ
    ータであり、 前記レシピ変更手段は、 前記基板の枚数に応じて前記目標とする温度を変更する
    ものである、基板の熱処理装置。
  4. 【請求項4】 基板の表面に塗布液を供給して塗布液の
    被膜を形成する塗布処理部と、 前記塗布液の被膜が形成された基板に熱処理を行なう熱
    処理部とを備える薄膜形成装置であって、 前記熱処理部は、 請求項1、2または3に記載の基板の熱処理装置であっ
    て、前記基板の枚数を、前記塗布処理部にて処理された
    基板の枚数とした構成である薄膜形成装置。
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