JPH10181713A - 間歇回転形充填包装機における包装袋の真空方法とその真空装置 - Google Patents
間歇回転形充填包装機における包装袋の真空方法とその真空装置Info
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- JPH10181713A JPH10181713A JP35542196A JP35542196A JPH10181713A JP H10181713 A JPH10181713 A JP H10181713A JP 35542196 A JP35542196 A JP 35542196A JP 35542196 A JP35542196 A JP 35542196A JP H10181713 A JPH10181713 A JP H10181713A
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- bag
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は内容物充填後の包装袋内のエアーを
能率よく完全確実に吸引し真空にする間歇回転形充填包
装機における包装袋の真空方法およびその真空装置を新
規に提供することを目的とするものである。 【構成】 本発明は搬送される包装袋を円形テーブルに
周設するクランプ爪にて順次吊下げ保持し、該包装袋を
前記円形テーブルの間歇回転により作られる多数の作業
ステーション位置に順次正対させ、内容物を充填しエア
ー抜きして後、開口部を数次の熱シールにより閉塞する
ようにした間歇回転形充填包装機において、該作業ステ
ーション数と同数にて円形テーブルとともに間歇回転し
且つ１乃至複数個の作業ステーション間に跨がって包装
袋内のエアーを吸引し続けるように構成したエアー吸引
ノズルにより内容物充填後の包装袋内のエアーを吸引し
真空にすることを特徴とする間歇回転形充填包装機にお
ける包装袋の真空方法とその真空装置にある。
能率よく完全確実に吸引し真空にする間歇回転形充填包
装機における包装袋の真空方法およびその真空装置を新
規に提供することを目的とするものである。 【構成】 本発明は搬送される包装袋を円形テーブルに
周設するクランプ爪にて順次吊下げ保持し、該包装袋を
前記円形テーブルの間歇回転により作られる多数の作業
ステーション位置に順次正対させ、内容物を充填しエア
ー抜きして後、開口部を数次の熱シールにより閉塞する
ようにした間歇回転形充填包装機において、該作業ステ
ーション数と同数にて円形テーブルとともに間歇回転し
且つ１乃至複数個の作業ステーション間に跨がって包装
袋内のエアーを吸引し続けるように構成したエアー吸引
ノズルにより内容物充填後の包装袋内のエアーを吸引し
真空にすることを特徴とする間歇回転形充填包装機にお
ける包装袋の真空方法とその真空装置にある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は間歇回転形充填包装機
における包装袋の真空方法とその真空装置、詳しくは包
装袋内の残存エアーを余すことなく吸引して真空にする
方法とその装置に関するものである。
における包装袋の真空方法とその真空装置、詳しくは包
装袋内の残存エアーを余すことなく吸引して真空にする
方法とその装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の方法としては特開平４−４４９
２５号公報の食品包装機に於ける真空ガス置換方法およ
び特開平８−１６９４１６号の袋詰包装機の包装袋の脱
気方法がある。前者は回転テーブル式充填機に隣接して
真空チャンバーを備えた回転テーブルを設けて、内容物
充填後の包装袋内の残存エアーを真空チャンバーごと吸
引することを記載している。また後者は蒸気を用いて袋
内空気を蒸気と置換した後、口封シールすることを記載
している。
２５号公報の食品包装機に於ける真空ガス置換方法およ
び特開平８−１６９４１６号の袋詰包装機の包装袋の脱
気方法がある。前者は回転テーブル式充填機に隣接して
真空チャンバーを備えた回転テーブルを設けて、内容物
充填後の包装袋内の残存エアーを真空チャンバーごと吸
引することを記載している。また後者は蒸気を用いて袋
内空気を蒸気と置換した後、口封シールすることを記載
している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前者は回
転テーブル式充填機に真空チャンバーを備えた回転テー
ブルを隣接することによって装置の大型化，高価格化が
さけられないほか、真空チャンバーごとエアーを吸引す
るので、包装袋を真空にするのに多大な動力と多くの時
間を要すという課題がある。また後者は蒸気吹込ノズル
の引抜き後に袋の開口部を閉塞するので、袋内に再びエ
アーが流入するという課題がある。
転テーブル式充填機に真空チャンバーを備えた回転テー
ブルを隣接することによって装置の大型化，高価格化が
さけられないほか、真空チャンバーごとエアーを吸引す
るので、包装袋を真空にするのに多大な動力と多くの時
間を要すという課題がある。また後者は蒸気吹込ノズル
の引抜き後に袋の開口部を閉塞するので、袋内に再びエ
アーが流入するという課題がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は搬送される包装
袋を円形テーブルに周設するクランプ爪にて順次吊下げ
保持し、該包装袋を前記円形テーブルの間歇回転により
作られる多数の作業ステーション位置に順次正対させ、
内容物を充填しエアー抜きして後、開口部を数次の熱シ
ールにより閉塞するようにした間歇回転形充填包装機に
おいて、該作業ステーション数と同数で円形テーブルと
ともに間歇回転し且つ１乃至複数個の作業ステーション
間に跨がって包装袋内のエアーを吸引し続けるように構
成したエアー吸引ノズルにより内容物充填後の包装袋内
のエアーを吸引し真空にするようにして、かかる課題を
解決するようにしたのである。
袋を円形テーブルに周設するクランプ爪にて順次吊下げ
保持し、該包装袋を前記円形テーブルの間歇回転により
作られる多数の作業ステーション位置に順次正対させ、
内容物を充填しエアー抜きして後、開口部を数次の熱シ
ールにより閉塞するようにした間歇回転形充填包装機に
おいて、該作業ステーション数と同数で円形テーブルと
ともに間歇回転し且つ１乃至複数個の作業ステーション
間に跨がって包装袋内のエアーを吸引し続けるように構
成したエアー吸引ノズルにより内容物充填後の包装袋内
のエアーを吸引し真空にするようにして、かかる課題を
解決するようにしたのである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて説明する。
【０００６】包装袋１の連続製袋搬送機（図示してな
い）に隣接して間歇回転する円形テーブル２を据付け
る。円形テーブル２は間歇回転による各停止時を作業ス
テーションとして図１に示すようにＡ乃至Ｉの作業ステ
ーションを形成する。
い）に隣接して間歇回転する円形テーブル２を据付け
る。円形テーブル２は間歇回転による各停止時を作業ス
テーションとして図１に示すようにＡ乃至Ｉの作業ステ
ーションを形成する。
【０００７】円形テーブル２は作業ステーション数と同
数のエアー吸引ノズル６を作業ステーション間と同じ間
隔を置いて放射状に配備する。すべてのエアー吸引ノズ
ル６は図３に示すように円形テーブル２上に各別に載着
する山形の誘導溝15を有す誘導部材16と該誘導溝15に嵌
合して横向きと縦向きに往復動する素子17を下端に有し
て横向きと縦向き方向に往復回動する支持部材18に摺動
自在のエアー吸引ノズル６と回動開閉するノズルクラン
プ13を取付け、ノズルクランプ13の先段内端面にスポン
ジまたは軟質ゴム製の柔軟な押えバー7a，7bを設けてい
る。
数のエアー吸引ノズル６を作業ステーション間と同じ間
隔を置いて放射状に配備する。すべてのエアー吸引ノズ
ル６は図３に示すように円形テーブル２上に各別に載着
する山形の誘導溝15を有す誘導部材16と該誘導溝15に嵌
合して横向きと縦向きに往復動する素子17を下端に有し
て横向きと縦向き方向に往復回動する支持部材18に摺動
自在のエアー吸引ノズル６と回動開閉するノズルクラン
プ13を取付け、ノズルクランプ13の先段内端面にスポン
ジまたは軟質ゴム製の柔軟な押えバー7a，7bを設けてい
る。
【０００８】また円形テーブル２の中心部上に図１に示
すように不回転のカム円板11を置換可能にて載嵌する。
カム円板11は上面に偏心円をえがくように中心からの距
離を長短するカム溝12をエンドレスにて設けて摺動バー
14のカム転子14aを嵌合している。摺動バー14の他端は
素子17に接続してカム溝12内を走行するカム転子14aの
中心からの距離が長くなると摺動バー14が押されて支持
部材18をエアー吸引ノズル６とノズルクランプ13ごと漸
次縦向きとし、カム転子14aが中心部に近づくことによ
り漸次横向きに戻るようになっている。なお各支持部材
18はカム溝12の偏心円形形状を調整することによって作
業ステーションの複数個を跨ぐ長さに縦向き状態を持続
させることができる。また支持部材18の縦向き状態にお
けるエアー吸引ノズル６の上下方向の摺動およびノズル
クランプ13の回動開閉は各別に備えた公知の動力手段に
よって実行される。
すように不回転のカム円板11を置換可能にて載嵌する。
カム円板11は上面に偏心円をえがくように中心からの距
離を長短するカム溝12をエンドレスにて設けて摺動バー
14のカム転子14aを嵌合している。摺動バー14の他端は
素子17に接続してカム溝12内を走行するカム転子14aの
中心からの距離が長くなると摺動バー14が押されて支持
部材18をエアー吸引ノズル６とノズルクランプ13ごと漸
次縦向きとし、カム転子14aが中心部に近づくことによ
り漸次横向きに戻るようになっている。なお各支持部材
18はカム溝12の偏心円形形状を調整することによって作
業ステーションの複数個を跨ぐ長さに縦向き状態を持続
させることができる。また支持部材18の縦向き状態にお
けるエアー吸引ノズル６の上下方向の摺動およびノズル
クランプ13の回動開閉は各別に備えた公知の動力手段に
よって実行される。
【０００９】しかして円形テーブル２は図１に示すよう
に外周部の各作業ステーション位置に正対して、図２
(a)に示すように作業ステーションＡの位置で左右一個
づつのクランプ爪3a，3bにて連続製袋して搬送される包
装袋１の上部両端を順次挟んで吊下げ状態にて保持す
る。吊下げ保持された包装袋１は円形テーブル２の間歇
回転に伴って複数個の作業ステーションＢ，Ｃ，・・Ｉ
位置に順に停止しながらほぼ一周し、一周した段階にて
円形テーブル２下に一端を配設する搬送用コンベアー
（図示してない）上に順次落載して搬出される。作業ス
テーションＢでは図２(b)に示すように包装袋１の両側
面を吸引パイプ4a，4bにより吸引して包装袋１を拡げ、
図２(c)に示すように作業ステーションＣ位置にて充填
機５により内容物Ｎが投入充填される。なお内容物Ｎの
充填は隣接する複数の作業ステーションに跨がって行わ
れることもある。
に外周部の各作業ステーション位置に正対して、図２
(a)に示すように作業ステーションＡの位置で左右一個
づつのクランプ爪3a，3bにて連続製袋して搬送される包
装袋１の上部両端を順次挟んで吊下げ状態にて保持す
る。吊下げ保持された包装袋１は円形テーブル２の間歇
回転に伴って複数個の作業ステーションＢ，Ｃ，・・Ｉ
位置に順に停止しながらほぼ一周し、一周した段階にて
円形テーブル２下に一端を配設する搬送用コンベアー
（図示してない）上に順次落載して搬出される。作業ス
テーションＢでは図２(b)に示すように包装袋１の両側
面を吸引パイプ4a，4bにより吸引して包装袋１を拡げ、
図２(c)に示すように作業ステーションＣ位置にて充填
機５により内容物Ｎが投入充填される。なお内容物Ｎの
充填は隣接する複数の作業ステーションに跨がって行わ
れることもある。
【００１０】内容物Ｎの充填を終えた包装袋１は開口し
たまま作業ステーションＤに至り、そこで図４乃至図５
に示すように相対するエアー吸引ノズル６が縦向き且つ
降下して開口部1aより袋１内に入り、クランプ爪3a，3b
の外方への互いの移動にて開口部1aを緊張接面させ、同
時にノズルクランプ13が閉じて柔軟な押えバー7a，7bに
て両側から開口部1aを押え閉じして包装袋１の内面間お
よびエアー吸引ノズル６との間の隙間を塞いでおいて袋
１内のエアーを吸引して真空にする。なお19a，19bは包
装袋１の内容物Ｎ充填部の側面を柔軟に挟み押してエア
ー吸引を促進するとともに包装袋１のはね曲がりなどの
変形を防止するようにした押え具である。エアー吸引ノ
ズル６は円形テーブル２とともに間歇回転しつつあらか
じめ設定した複数個の作業ステーション間に跨がって包
装袋１内のエアーを吸引し続けて包装袋１内を完全且つ
確実に真空にする。
たまま作業ステーションＤに至り、そこで図４乃至図５
に示すように相対するエアー吸引ノズル６が縦向き且つ
降下して開口部1aより袋１内に入り、クランプ爪3a，3b
の外方への互いの移動にて開口部1aを緊張接面させ、同
時にノズルクランプ13が閉じて柔軟な押えバー7a，7bに
て両側から開口部1aを押え閉じして包装袋１の内面間お
よびエアー吸引ノズル６との間の隙間を塞いでおいて袋
１内のエアーを吸引して真空にする。なお19a，19bは包
装袋１の内容物Ｎ充填部の側面を柔軟に挟み押してエア
ー吸引を促進するとともに包装袋１のはね曲がりなどの
変形を防止するようにした押え具である。エアー吸引ノ
ズル６は円形テーブル２とともに間歇回転しつつあらか
じめ設定した複数個の作業ステーション間に跨がって包
装袋１内のエアーを吸引し続けて包装袋１内を完全且つ
確実に真空にする。
【００１１】次いで包装袋１はエアー吸引ノズル６を挿
入したまま作業ステーションＦに至って細幅の熱シール
バー8a，8bにより第一次の熱シール8cを行う。この際開
口部1aとエアー吸引ノズル６は図６乃至図７に示すよう
にスポンジ状の押えバー7a，7bにて挟み押えたままエア
ー吸引ノズル６の先端を押えバー7a，7b間内の位置に引
上げて押えバー7a，7bの直下にて熱シール8cして開口部
1aを閉塞するのである。つまりエアーの流入する隙間を
生じさせることなく袋１内を真空状態に保ったまま第一
次の熱シール8cをするのである。開口部1aを熱シール8c
閉塞した包装袋１は押えバー7a，7bの開きによる挟み押
えを解くとともにエアー吸引ノズル６を開口部1aより上
動引抜きして作業ステーションＧ位置に至り、そこで図
８(a)に示すように幅広な熱シールバー9a，9bにて第二
次の幅広な熱シール9cをして開口部1aの閉塞をより確実
強固なものにする。なお開口部1aを閉塞する熱シールは
さらに第三次を行うこともある。
入したまま作業ステーションＦに至って細幅の熱シール
バー8a，8bにより第一次の熱シール8cを行う。この際開
口部1aとエアー吸引ノズル６は図６乃至図７に示すよう
にスポンジ状の押えバー7a，7bにて挟み押えたままエア
ー吸引ノズル６の先端を押えバー7a，7b間内の位置に引
上げて押えバー7a，7bの直下にて熱シール8cして開口部
1aを閉塞するのである。つまりエアーの流入する隙間を
生じさせることなく袋１内を真空状態に保ったまま第一
次の熱シール8cをするのである。開口部1aを熱シール8c
閉塞した包装袋１は押えバー7a，7bの開きによる挟み押
えを解くとともにエアー吸引ノズル６を開口部1aより上
動引抜きして作業ステーションＧ位置に至り、そこで図
８(a)に示すように幅広な熱シールバー9a，9bにて第二
次の幅広な熱シール9cをして開口部1aの閉塞をより確実
強固なものにする。なお開口部1aを閉塞する熱シールは
さらに第三次を行うこともある。
【００１２】開口部1aを数次に亘って熱シール閉塞した
包装袋１は作業ステーションＨにて図８(b)に示すよう
に冷却用バー10a，10bにより熱シール9c部を冷却して熱
による反り曲がりなどが整容され、作業ステーションＩ
に至って直下に一端を配設する搬送用コンベアーに落載
して搬出される。
包装袋１は作業ステーションＨにて図８(b)に示すよう
に冷却用バー10a，10bにより熱シール9c部を冷却して熱
による反り曲がりなどが整容され、作業ステーションＩ
に至って直下に一端を配設する搬送用コンベアーに落載
して搬出される。
【００１３】なお、エアー吸引ノズル６は作業ステーシ
ョン数と同数にて設けているので、クランプ爪3a，3bに
よって吊下げ保持され内容物Ｎを充填した包装袋１はす
べて相対するエアー吸引ノズル６にて待ちブランクなし
にエアーを吸引されることとなる。
ョン数と同数にて設けているので、クランプ爪3a，3bに
よって吊下げ保持され内容物Ｎを充填した包装袋１はす
べて相対するエアー吸引ノズル６にて待ちブランクなし
にエアーを吸引されることとなる。
【００１４】また包装袋１の大小や内容物Ｎの充填量な
どによって、袋内エアーの吸引時間をさらに長短しよう
とするときはカム溝12の偏心形状を違えた円板11を交換
載嵌するのである。エアー吸引ノズル６の包装袋１内へ
の進入持続時間、つまりエアー吸引ノズルの縦向き状態
による作業ステーション間に跨がる範囲を長短して包装
袋１内のエアーを余すことなく確実に吸引し除去するこ
ととなる。
どによって、袋内エアーの吸引時間をさらに長短しよう
とするときはカム溝12の偏心形状を違えた円板11を交換
載嵌するのである。エアー吸引ノズル６の包装袋１内へ
の進入持続時間、つまりエアー吸引ノズルの縦向き状態
による作業ステーション間に跨がる範囲を長短して包装
袋１内のエアーを余すことなく確実に吸引し除去するこ
ととなる。
【００１５】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、小
規模の設備にて大小する包装袋や内容物の充填量に合わ
せて余すことなく確実にエアー抜きする間歇回転形充填
機における包装袋の真空方法とその装置を提供すること
ができるという効果を生ずる。
規模の設備にて大小する包装袋や内容物の充填量に合わ
せて余すことなく確実にエアー抜きする間歇回転形充填
機における包装袋の真空方法とその装置を提供すること
ができるという効果を生ずる。
【００１６】包装袋内のエアーのみを吸引する要領なの
で、真空ポンプ等の設備を小型化することができるとと
もに真空に要す時間を著しく短くすることができ、また
エアー吸引ノズルを間歇回転による多数の作業ステーシ
ョンと同数にて設けたので、すべての包装袋内のエアー
を順に吸引することができるという効果を生ずる。
で、真空ポンプ等の設備を小型化することができるとと
もに真空に要す時間を著しく短くすることができ、また
エアー吸引ノズルを間歇回転による多数の作業ステーシ
ョンと同数にて設けたので、すべての包装袋内のエアー
を順に吸引することができるという効果を生ずる。
【００１７】またエアー吸引ノズルは１乃至複数個の調
整可能な作業ステーション間に跨がって、つまり必要な
時間長にて包装袋内に進入し続けて包装袋内のエアーを
吸引するので、包装袋の大小，内容物の充填量に応じて
余すことなくエアーを吸引排出させるという効果を生ず
る。
整可能な作業ステーション間に跨がって、つまり必要な
時間長にて包装袋内に進入し続けて包装袋内のエアーを
吸引するので、包装袋の大小，内容物の充填量に応じて
余すことなくエアーを吸引排出させるという効果を生ず
る。
【００１８】エアー吸引ノズルを挟んだ開口部を押えバ
ーにて押え閉じしたまま該押えバーの直下にて第一次の
熱シールをして開口部を閉塞するので、熱シール時に生
じていたエアーの戻り流入を防止することができるとい
う効果を生ずる。エアー吸引ノズルを包装袋内に一旦深
く進入し、その後ノズル先端を押えバー間にまで上昇す
るようにしたので、内容物周囲の真空化を促進すること
ができるとともに袋の上部に見栄えよく確実な熱シール
を施すことができるという効果を生ずる。
ーにて押え閉じしたまま該押えバーの直下にて第一次の
熱シールをして開口部を閉塞するので、熱シール時に生
じていたエアーの戻り流入を防止することができるとい
う効果を生ずる。エアー吸引ノズルを包装袋内に一旦深
く進入し、その後ノズル先端を押えバー間にまで上昇す
るようにしたので、内容物周囲の真空化を促進すること
ができるとともに袋の上部に見栄えよく確実な熱シール
を施すことができるという効果を生ずる。
【図１】 間歇回転形充填包装機の説明的平面図であ
る。
る。
【図２】 作業ステーションＡ，Ｂ，Ｃにおける各作業
を示すもので、(a)はクランプ爪により受け取った包装
袋を吊下げ保持した状態、(b)は吸引パイプの吸引によ
り袋を開口した状態、(c)は内容物を充填しつつある状
態を示す部分斜視図である。
を示すもので、(a)はクランプ爪により受け取った包装
袋を吊下げ保持した状態、(b)は吸引パイプの吸引によ
り袋を開口した状態、(c)は内容物を充填しつつある状
態を示す部分斜視図である。
【図３】 支持部材に支持されたエアー吸引ノズルおよ
び二段形開閉脚が円形テーブル上にあって横向き（待
機）状態にある部分縦断側面図である。
び二段形開閉脚が円形テーブル上にあって横向き（待
機）状態にある部分縦断側面図である。
【図４】 摺動バーの外向き移動により支持部材が縦向
きとなり、エアー吸引ノズルが包装袋内に進入した後、
包装袋のノズル外側の両面を二段形開閉脚の押えバーに
て挟み押えし、袋内のエアーを吸引しつつあるた状態を
示す部分縦断側面図である。
きとなり、エアー吸引ノズルが包装袋内に進入した後、
包装袋のノズル外側の両面を二段形開閉脚の押えバーに
て挟み押えし、袋内のエアーを吸引しつつあるた状態を
示す部分縦断側面図である。
【図５】 同、斜視図である。
【図６】 エアー吸引ノズルがーの先端を押えバー間内
に引上げし、押えバーの直下において第一次の熱シール
を行っている状態を示す部分斜視図である。
に引上げし、押えバーの直下において第一次の熱シール
を行っている状態を示す部分斜視図である。
【図７】 同、部分拡大縦断側面図である。
【図８】 (a)は第二次の熱シールをしている状態、(b)
は熱シール部の冷却をしている状態を示す部分斜視図で
ある。
は熱シール部の冷却をしている状態を示す部分斜視図で
ある。
１は包装袋 1aは開口部 ２は円形テーブル 3a，3bはクランプ爪 4a，4bは吸引パイプ ５は充填機 ６はエアー吸引ノズル 7a，7bは押えバー 8a，8bは第一次用の熱シールバー 8cは第一次の熱シール 9a，9bは第二次用の熱シールバー 9cは第二次の熱シール 10a，10bは冷却用バー 11はカム円板 12はカム溝 13はノズルクランプ 14は摺動バー 14aはカム転子 15は山形の誘導溝 16は誘導部材 17は素子 18は支持部材 19a，19bは押え具
Claims (6)
- 【請求項１】 搬送される包装袋を円形テーブルに周設
するクランプ爪にて順次吊下げ保持し、該包装袋を前記
円形テーブルの間歇回転により作られる多数の作業ステ
ーション位置に順次正対させ、内容物を充填しエアー抜
きして後、開口部を数次の熱シールにより閉塞するよう
にした間歇回転形充填包装機において、該作業ステーシ
ョン数と同数にて円形テーブルとともに間歇回転し且つ
１乃至複数個の作業ステーション間に跨がって包装袋内
のエアーを吸引し続けるように構成したエアー吸引ノズ
ルにより内容物充填後の包装袋内のエアーを吸引し真空
にすることを特徴とする間歇回転形充填包装機における
包装袋の真空方法。 - 【請求項２】 エアー吸引ノズルの包装袋内進入による
エアーの吸引は前記クランプ爪の移動による開口部の緊
張接面と緊張接面した開口部を柔軟な押えバーにて挟み
閉塞して行う請求項１記載の方法。 - 【請求項３】 開口部を閉塞する第一次の熱シールは挟
み閉じ閉塞する押えバー間位置にエアー吸引ノズルの先
端をとどめて該押えバー下にて行う請求項１または２の
いずれかに記載の方法。 - 【請求項４】 円形テーブルの外周部に搬送される包装
袋を順次吊下げ保持するクランプ爪を設け、該クランプ
爪に保持された包装袋を前記円形テーブルの間歇回転に
より作られる多数の作業ステーション位置に順次正対さ
せ、該作業ステーション順に設ける内容物の充填機構と
エアー抜き機構および数次の熱シール機構により包装袋
内に内容物を充填しエアー抜きして開口部を閉塞するよ
うにした間歇回転形充填包装機において、該作業ステー
ション数と同数にて前記円形テーブルとともに間歇回転
し、且つ１乃至複数個の作業ステーション間に跨がって
包装袋内のエアーを吸引し続けるように構成したエアー
吸引ノズルにより内容物充填後の包装袋内のエアーを吸
引し真空にすることを特徴とする間歇回転形充填包装機
における包装袋の真空装置。 - 【請求項５】 エアー吸引ノズルはノズルクランプによ
り支持されて、摺動バーに接続して山形溝を往復動する
素子にて横向きと縦向きに回動する請求項４記載の装
置。 - 【請求項６】 ノズルクランプは二段形開閉脚を有し、
該二段形開閉脚の先段端の内面に柔軟な押えバーを取付
けている請求項４または５のいずれかに記載の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08355421A JP3138916B2 (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 間歇回転形充填包装機における熱シール時の真空方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08355421A JP3138916B2 (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 間歇回転形充填包装機における熱シール時の真空方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10181713A true JPH10181713A (ja) | 1998-07-07 |
| JP3138916B2 JP3138916B2 (ja) | 2001-02-26 |
Family
ID=18443857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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