JPH10177301A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH10177301A
JPH10177301A JP8354073A JP35407396A JPH10177301A JP H10177301 A JPH10177301 A JP H10177301A JP 8354073 A JP8354073 A JP 8354073A JP 35407396 A JP35407396 A JP 35407396A JP H10177301 A JPH10177301 A JP H10177301A
Authority
JP
Japan
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developer
developing device
mixing
stirring
peripheral surface
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8354073A
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English (en)
Inventor
Masahiko Akafuji
昌彦 赤藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10177301A publication Critical patent/JPH10177301A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤担持体周面から取り除かれた現像剤
を、現像剤担持体には直接現像剤を担持させることのな
い第2の混合撹拌部に一旦搬送することにより、十分に
混合撹拌した現像剤のみを現像剤担持体に担持して現像
に用いることができる現像装置を提供する。 【解決手段】 現像剤混合撹拌部を、現像剤担持体1が
設けられた第1の混合撹拌部6,8,11と、該第1の混
合撹拌部との間で現像剤のやり取りが可能な第2の混合
撹拌部9,7と、上記対向部を通過して現像装置内に搬
入され、該現像剤担持体周面から取り除かれた現像剤を
該第2の混合撹拌部に搬送する搬送部12とで形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に用いられる現像装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5(a)は、この種の現像装置の一例
を示すものである。この現像装置は、潜像が形成されて
矢印D方向に回転駆動される潜像担持体として感光体ド
ラム2との対向部に、現像剤4を担持して矢印Aの回転
で搬送する現像剤担持体としての現像スリーブ1と現像
スリーブ1に供給する現像剤4を混合撹拌する現像剤混
合撹拌部6,7,8,9とを備えている。上記対向部を
通過して現像装置内に搬入されてきた現像スリーブ1上
の現像剤は、現像した潜像に応じたムラが生じている。
例えば、現像剤として主にキャリアとトナーとからなる
二成分現像剤を用いるものでは、現像剤中のトナー濃度
のムラが生じている。また、主にトナーのみからなる一
成分現像剤を用いるものでは、トナーの分布ムラが生じ
ている。この現像装置は、上記現像剤のムラを解消させ
るため、上記対向部を通過して現像装置内に搬入されて
きた現像スリーブ1上の現像剤を、図中白抜きの矢印で
示すように現像スリーブ1周面から取り除くとともに、
現像剤が取り除かれた現像剤担持体周面に上記現像剤混
合撹拌部6,7,8,9で混合撹拌された現像剤を担持
させながら現像を行う。
【0003】現像スリーブ1周面から現像剤を取り除く
ための構成としては、例えば、図5(b)に現像装置長
手方向中央部の断面図で示すように、現像スリーブ1内
に固定的に設けた磁気ロール3に同極性の磁極を隣合わ
せて設け(図中ではS極)、隣り合う同極の磁極間で反
発する磁界を発生させて、現像スリーブ1の半径方向の
磁力が弱くなるよう構成し、この磁極間に対応する現像
スリーブ1周面から現像剤4を取り除くよう構成したも
のが知られている。
【0004】そして、この現像装置では、現像剤の混合
撹拌を効率良く行えるように、上記現像剤混合撹拌部
6,7,8,9を、現像スリーブ1が設けられた第1の
混合撹拌部6,8と、該第1の混合撹拌部との間で現像
剤のやり取りが可能な第2の混合撹拌部7,9とで形成
している。なお、第1の混合撹拌部6,8と第2の混合
撹拌部7,9とを区画するための仕切板10は、現像ス
リーブ1の長手方向の前後端面(図中10aで示すのが
前端面)と、現像装置の前後側壁内面との間は、現像剤
をやり取りするための間隙が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記現像装
置では、上記対向部を通過して現像装置内に搬入され、
該現像剤担持体周面から取り除かれた現像剤が、現像ス
リーブ1が設けてある第1の混合撹拌部6,8に回収さ
れるため、十分に混合撹拌されることなく現像スリーブ
1に担持されて現像に用いられる現像剤が生じてくる。
このような現像剤が生じると、種々の不具合が発生す
る。例えば、先行して行った現像による上記現像剤のム
ラの影響が次の現像の現像ムラとして現れる。また、混
合撹拌部における混合撹拌でトナーを帯電している装置
では、混合撹拌不足による弱帯電トナーが上記対向部に
搬送され、現像像における地汚れや、連続したベタ画像
の現像像のかすれが現れる。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、十分に混合撹拌した
現像剤のみを現像剤担持体に担持して現像に用いること
ができる現像装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の現像装置は、潜像が形成されている潜像
担持体との対向部に、現像剤を担持して搬送する現像剤
担持体と、現像剤担持体に供給する現像剤を混合撹拌す
る現像剤混合撹拌部とを有し、上記対向部を通過して現
像装置内に搬入されてきた現像剤担持体上の現像剤を該
現像剤担持体周面から取り除くとともに、現像剤が取り
除かれた現像剤担持体周面に上記現像剤混合撹拌部で混
合撹拌された現像剤を担持させなが現像を行う現像装置
において、該現像剤混合撹拌部を、現像剤担持体が設け
られた第1の混合撹拌部と、該第1の混合撹拌部との間
で現像剤のやり取りが可能な第2の混合撹拌部と、上記
対向部を通過して現像装置内に搬入され、該現像剤担持
体周面から取り除かれた現像剤を該第2の混合撹拌部に
搬送する搬送部とで形成したことを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項1の現像装置においては、現像剤の
混合撹拌を、第1の混合撹拌部と該第1の混合撹拌部と
の間で現像剤のやり取りが可能な第2の混合撹拌部とに
よって2段階に行い、混合撹拌部を1つしか設けていな
い構成に比して現像剤の混合撹拌をより積極的に行う。
また、現像剤担持体と潜像担持体との対向部を通過して
現像装置内に搬入され、該現像剤担持体周面から取り除
かれた現像剤を、搬送部により第2の混合撹拌部に搬送
し、該第2の混合撹拌部で撹拌した後に、第1の混合撹
拌部に移動してさらに撹拌した後現像剤担持体に担持さ
せる。
【0009】請求項2の現像装置は、請求項1の現像装
置において、上記第1の混合撹拌部と上記第2の混合撹
拌部とを水平方向に並べて設けるとともに、上記対向部
を通過して現像装置内に搬入され該現像剤担持体周面か
ら取り除かれた現像剤を取り込み、該第1の混合撹拌部
の下方又は上方を通して該第2の混合撹拌部に至らしめ
るように上記搬送部を形成したことを特徴とするもので
ある。
【0010】請求項2の現像装置においては、上記第1
の混合撹拌部と上記第2の混合撹拌部とを水平方向に並
べて設け、両混合撹拌部間での現像剤のやり取りを容易
にするとともに、上記搬送部を、上記第1の混合撹拌部
の下方又は上方に位置させ、該搬送部を第1の混合撹拌
部材の長手方向外側に位置させなくてもよいようにす
る。
【0011】請求項3の現像装置は、磁力を用いて現像
担持体上に現像剤を担持する請求項1の現像装置におい
て、現像剤担持体上での現像剤搬送経路上の所定箇所
に、現像剤が上記現像剤担持体から離脱し得る程度に現
像剤担持体周面の法線方向における磁力を弱くした現像
剤離脱部を形成し、該現像剤離脱部から離脱した現像剤
を自然に取り込み得る位置に上記搬送部の入り口を設定
したことを特徴とするものである。
【0012】請求項3の現像装置においては、現像剤担
持体周面の法線方向の磁力が弱い現像剤離脱部で現像剤
を確実に現像剤担持体から離脱させ、この現像剤離脱部
で現像剤担持体から離脱した現像剤を上記搬送部の入り
口から自然に取り込む。
【0013】ここで、上記現像剤離脱部は、例えば、隣
り合う同極性の磁極間に反発する磁界を形成し、その部
分に対応する現像剤担持体周面部分の該周面に対する法
線方向の磁力が弱くなることを利用して形成することが
できる。現像剤担持体の法線方向における磁力が弱い部
分では、現像剤担持体周面から現像剤が離脱する。
【0014】請求項4の現像装置は、請求項3の現像装
置において、上記搬送部入り口の、現像剤担持体上での
現像剤搬送経路方向下流側端部に、現像剤担持体周面か
ら現像剤を掻き取る掻き取り部材を設けたことを特徴と
するものである。
【0015】請求項4の現像装置においては、請求項3
の上記搬送部入り口の、現像剤担持体上での現像剤搬送
経路方向下流側端部で、掻き取り部材により現像剤担持
体周面から現像剤を掻き取る。
【0016】請求項5の現像装置は、請求項1、2又は
3の現像装置において、上記搬送部の入り口近傍に、上
記現像剤担持体から取り除かれた現像剤を上記搬送部内
部に回収する現像剤回収部材を設けたことを特徴とする
ものである。
【0017】請求項5の現像装置においては、現像剤搬
送部材から離脱した現像剤を現像剤回収部材で搬送部側
に回収し、該搬送部から第2の混合撹拌部に搬送する。
これにより、現像剤担持体と潜像担持体との対向部を通
過して現像装置内に搬入され、該現像剤担持体周面から
取り除かれた現像剤が、現像剤担持体に現像剤を供給す
る第1の混合撹拌部に直接供給されないようにする。
【0018】請求項6の現像装置は、請求項3の現像装
置において、上記搬送部の入り口近傍に、上記現像剤担
持体から離脱した現像剤を上記搬送部内部に回収する現
像剤回収部材を設け、該現像剤回収部材を、内部に複数
の固定磁石を有しかつ周面が回転駆動される固定磁石内
蔵回収部材で構成し、上記現像剤回収部材に、上記現像
剤担持体の上記現像剤離脱部に対向する位置に現像剤を
磁力で引き寄せる現像剤引き寄せ極と、上記搬送部にお
ける現像剤搬送方向下流側に対向する位置に現像剤回収
部材周面の法線方向における磁力を弱くすることにより
現像剤を離脱させうる現像剤離脱部とを形成しうるよう
上記固定磁石の磁極を配置したことを特徴とするもので
ある。
【0019】請求項6の現像装置においては、現像剤担
持体上から法線方向の磁力が弱い現像剤離脱部で現像剤
を確実に離脱させ、この離脱した現像剤を現像剤回収部
材の現像剤引き寄せ極で磁力によって引き寄せ、現像剤
回収部材上に担持して搬送部における現像剤搬送方向下
流側に対向する位置に搬送し、法線方向の磁力が弱い現
像剤離脱部で現像剤回収部材から離脱させ、第2の混合
撹拌部に送り込む。
【0020】請求項7の現像装置は、請求項5の現像装
置において、上記現像剤回収部材に、上記現像剤担持体
上に担持された現像剤を機械的に掻き取る掻き取り部材
を設けたことを特徴とするものである。
【0021】請求項7の現像装置においては、現像剤担
持体と潜像担持体との対向部を通過して現像装置内に搬
入された現像剤担持体上の現像剤を現像剤回収部材に設
けられた掻き取り部材で現像剤担持体上から掻き取り、
より確実に搬送部に回収する。
【0022】請求項8の現像装置は、請求項1の現像装
置において、上記搬送部の現像剤搬送スペースを形成す
る壁部材の該スペース内底面が、上記第2の混合撹拌部
側にいくほど低くなるようにしたことを特徴とするもの
である。
【0023】請求項8の現像装置においては、上記第2
の混合撹拌部側にいくほど低くなっている、上記搬送部
の現像剤搬送スペースを形成する壁部材の該スペース内
底面上で、現像剤が第2撹拌部材側にスムーズに移動す
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を電子写真方式を用
いた画像形成装置に用いる二成分現像装置に適用した実
施形態について説明する。
【0025】始めに、第1の実施形態にかかる現像装置
について説明する。図1(a)は本実施形態に係る現像
装置の概略構成を示す正面図、図1(b)は図1(a)
中に示すX−X線による断面図、図1(c)は同現像装
置の現像スリーブ1周面の現像スリーブ半径方向におけ
る磁力分布の説明図である。この現像装置の現像スリー
ブ1は中空円筒状の非磁性体から構成され、感光体ドラ
ム2の回転軸と平行に対向する位置に配置されている。
現像スリーブ1内にはS極及びN極を図1(c)に示す
ように形成した磁気ロール3が備えられてあり、現像ス
リーブ1が図1の矢印A方向に回転することにより、磁
気ロール3の磁力によって現像スリーブ1の外周に現像
剤4を磁気ブラシ状に付着させる。そして、図1の矢印
D方向に回転する感光体ドラム2の表面方向に現像剤4
を搬送するように構成されている。このとき、現像スリ
ーブ1上に搬送された現像剤4を規制するために現像剤
規制部材5が配置され、磁気ブラシ状の現像剤4を所定
の厚さに規制するようになっている。また、現像剤4を
撹拌・搬送させるための第1撹拌スペース6および第2
撹拌スペース7が現像スリーブ1の回転軸と平行になる
ように長手方向に沿って形成されている。第1撹拌スペ
ース6及び第2撹拌スペース7は仕切り板10により仕
切られている。図1(b)に示すように、この仕切板1
0の現像スリーブ1長手方向の前後端面(図中10aで
示すのが前端面)と、現像装置の前後側壁内面との間
は、現像剤をやり取りするための間隙が設けられてい
る。第1撹拌スペース6及び第2撹拌スペースの内部に
第1撹拌部材8および第2撹拌部材9が、それぞれ感光
体ドラム2と現像スリーブ1と平行になるように配置さ
れている。第1撹拌部材8及び第2撹拌部材9が図1の
矢印B及びC方向に回転し、現像スリーブ1長手方向で
は互いに逆向きに現像剤を搬送しなが現像剤4を撹拌す
る。そして、上記現像剤のやり取りを可能にするための
間隙を介し、図1(b)に黒く塗りつぶした矢印で示す
ように、第1撹拌スペース6及び第2撹拌スペース7を
仕切り板10を挟んで循環するようになっている。現像
スリーブ1への現像剤4の供給は、現像スリーブ1内の
磁気ロール3の磁力により、第1撹拌部材8から行われ
る。
【0026】なお、図示の例では第1撹拌部材8及び第
2撹拌部材9とも、回転軸に傾斜した楕円板を複数取り
付けた撹拌搬送部材を用いているが、これに代えスクリ
ュー部材などの撹拌機能及び搬送機能を有する部材を用
いてもよい。
【0027】上記現像スリーブ1に供給された現像剤4
は磁気ロール3の磁力により現像スリーブ1表面に担持
されながら、感光体ドラム2側に移動し、感光体ドラム
2の静電潜像を現像する。ここで、図1(c)に示すよ
うに、隣り合った部分の極性が同じN極となっている部
分の両極間には、反発する磁界が形成されており、この
間の部分に対応する現像スリーブ周面部分14では、現
像スリーブ1の半径方向の磁力が弱く、現像剤が磁力に
よる保持から解放されてスリーブ1周面から離脱する現
像剤離脱部14となっている。感光体潜像部を現像した
直後の現像スリーブ1上の現像剤4は、現像スリーブ1
の回転により、図1(c)中に符号14で示すように、
半径方向の磁力が弱い部分14へと移動してくる。この
半径方向の磁力が弱い部分14に入り口12aが対向す
るように、第2撹拌スペース7に通じる現像剤回収搬送
スペース12が形成されている。図示の例では、第1撹
拌スペース6の底板11を、現像装置の下ケース壁から
所定の間隔をおいて設けることにより、該底板11と該
下ケース壁との間に、上記現像剤回収搬送スペース12
を形成している。
【0028】上述のように、現像剤回収搬送スペース1
2の入り口12aが対向しているため、半径方向の磁力
が弱い部分14で現像スリーブ1から離れた現像剤4
は、その自重により、現像剤回収搬送スペース12に回
収される。現像剤回収搬送スペース12は、第2撹拌ス
ペース7へと連結しているので、回収された現像剤4は
第2撹拌部材9で混合・撹拌され、第1撹拌部材8に搬
送され、再び現像スリーブ1で現像される。なお、第2
撹拌部材9は回収した現像剤4と第1撹拌スペース6か
ら搬送されてきた現像剤4とを混合・撹拌するために、
第1撹拌部材8よりも直径が大きい構成となっている。
【0029】以上、この現像装置における現像剤4の移
動は、第1撹拌部材8から第2撹拌部材9への移動、第
1撹拌部材8から現像スリーブ1への移動、更に現像ス
リーブ1から第2撹拌部材9への移動となり、現像スリ
ーブ1から第1撹拌部材8への移動はない。この結果、
現像に使用された直後のトナー濃度が低下している現像
スリーブ1上の現像剤が、現像スリーブ1に現像剤を供
給する第1撹拌部材8が存在する第1撹拌スペース6で
はなく、現像スリーブ1に直接現像剤を供給することは
ない、第2撹拌部材9が存在する第2撹拌スペース7に
回収される。よって、現像スリーブ1に直接現像剤を供
給する第1撹拌部材8が存在する第1撹拌スペース6
は、第2撹拌スペース7内における混合撹拌も加え、十
分に撹拌・帯電された現像剤が常に存在し、この現像剤
を現像スリーブ1に供給できるので、弱帯電トナーを含
む現像剤を現像スリーブに供給することによる、地汚れ
や連続ベタ現像でのかすれを防止できる。 (以下、余白)
【0030】なお、図1(b)に白抜きの矢印で示すよ
うに、上記現像剤回収搬送スペース12を搬送されてる
現像剤の中には、第2撹拌スペース7の端部の第1撹拌
スペース6への循環部(仕切板10の奥側端面10b
側)に至るものがでてくる。この現像剤は、第2撹拌ス
ペース7での撹拌をあまり受けずに第1撹拌スペース7
に至る。これを防止するためには、図1(b)中に符号
Pで示す仕切板10の奥側端面10bよりも、手前側の
領域を、潜像を現像する領域として利用するようにする
ことが望ましい。具体的には、感光体ドラム2上での潜
像形成領域を、上記手前側の領域に設定する。
【0031】また、図2に示すように、現像剤回収搬送
スペース入り口12aの第1撹拌部材8側に現像スリー
ブ1上の現像剤4を掻き取るための現像剤掻き取り部材
13を設けていもよい。これによれば、現像剤掻き取り
部材13と現像スリーブ1とを接触させることにより、
現像剤離脱部で離れなかった現像剤4を確実に現像剤回
収搬送スペース12に回収することができる。この現像
剤掻き取り部材13は適度の柔軟性と弾性を有し、現像
スリーブ1を傷つけない材料で形成することが望まし
い。
【0032】次に、第2の実施形態にかかる現像装置に
ついて説明する。図3は、第2の実施形態にかかる現像
装置の概略構成を示す現像装置長手方向中央部の断面図
である。この現像装置の上記第1の実施形態における現
像装置と異なる点は、現像スリーブ1内に設けた磁気ロ
ール3の磁極配置を、図3に示すように、感光体ドラム
との対向部に現像極としてのN1極、N1極の現像スリー
ブ1回転方向上流側に現像剤汲み上げ極としてのS
1極、N1極の現像スリーブ1回転方向下流側に現像剤搬
送極としてのS2極を現像スリーブ1の周方向を配置
し、現像剤回収搬送スペース12の入り口12aを上記
1極とS2極との間の部分に対向するよう設けているこ
とと、現像剤回収搬送スペース12内の入り口12a側
近傍に、現像剤回収部材15を設けていることである。
上記現像スリーブ1のS1極とS2極との間の部分には、
反発する磁界が発生しており、この部分に対応する現像
スリーブ1周面には、半径方向の磁力が弱い現像剤離脱
部16が形成されている。また、第1撹拌部材は、現像
剤を安定して現像スリーブ1に供給できるようにするた
め、第2撹拌部材に比して高速で回転させている。
【0033】上記構成により、現像スリーブ1の外周に
現像剤を磁気ブラシ状に付着させる。そして、磁気ブラ
シ状の現像剤を現像剤規制部材で所定の厚さに規制し、
感光体ドラムの静電潜像部に付着させ現像を行う。そし
て、感光体潜像部を現像した直後の現像スリーブ1上の
現像剤は、現像スリーブ1の回転により、現像剤離脱部
16で、現像スリーブ1に担持されている現像剤が現像
スリーブ1から離れる。
【0034】本実施形態において、現像剤回収搬送スペ
ース12内の入り口側近傍に設けられた現像剤回収部材
15は、図3中矢印E方向に回転駆動される中空円筒状
の部材15aと、中空円筒状の部材15a内部に固定磁
石としての複数の磁石からなる磁気ロール15bとから
構成されている。本実施形態においては、磁気ロール1
5bの磁極は、現像スリーブ1の現像剤離脱部16に対
向している側に現像剤を磁力で引き寄せる現像剤引き寄
せ極としてのN2極、中空円筒部材15aの回転方向上
流側にS3極、下流側にS4極がくるよう配置されてい
る。上記現像剤回収部材15のS3極とS4極との間の部
分に対応する現像剤回収部材周面17は半径方向の磁力
が弱くなっており、現像剤離脱部17を形成している。
【0035】この構成によって、現像スリーブ1から離
れた現像剤4は、現像剤回収搬送スペース12の入り口
12aに位置する現像剤回収部材15の現像剤引き寄せ
極により現像剤回収部材15上に引き寄せられ、現像剤
回収部材15の中空円筒状の部材15aの回転により現
像剤離脱部17に搬送される。そして、現像剤回収部材
15上の現像剤4は、現像剤離脱部17で磁力による保
持から解放されることにより現像剤回収部材15から完
全に離脱し、現像剤回収搬送スペース12内に送り込ま
れる。送り込まれた現像剤は第1の実施形態と同様、第
2撹拌部材に搬送されて混合撹拌され、第1撹拌部材に
搬送され、再び現像スリーブ1で現像に利用される。
【0036】上記のように現像剤回収部材15を設ける
構成によれば、現像スリーブ1周面から離脱した現像剤
4をより確実に現像剤回収搬送スペース12に回収で
き、現像に使用された直後の、トナー濃度や帯電量が低
下している現像剤4が第1撹拌スペース6でなく、第2
撹拌スペース7により確実に回収される。よって、現像
スリーブ1に現像剤4を供給する第1撹拌部材8が存在
する第1撹拌スペース6には、十分に撹拌・帯電された
現像剤4が常に存在し、この現像剤を現像スリーブ1に
供給できるので、地汚れや連続ベタ現像でのかすれをよ
り確実に防止できる。
【0037】また、現像剤回収部材15に、現像剤引き
寄せ極と現像剤離脱部17を設けた構成によれば、現像
スリーブ1の現像剤離脱部16で離脱した現像剤4を、
現像剤引き寄せ極N2で磁力によって確実に現像剤回収
部材15上に引き寄せて担持し、また、現像剤回収搬送
スペース12内を現像剤搬送方向下流側に搬送した後、
現像剤離脱部17で磁力による保持から解放することに
より確実に離脱させることができる。これにより、現像
剤回収搬送スペース12への現像剤4の回収、現像剤回
収搬送スペース12内での現像剤の搬送を良好に行うこ
とができる。従って、弱帯電トナーを含む現像剤を現像
スリーブ1に供給することによる、地汚れや連続ベタ画
像でのかすれをより効果的に防止することができる。
【0038】また、上記第1の実施形態においても、現
像剤回収部材15に現像剤引き寄せ極と現像剤離脱部と
が形成されるよう磁極を配置することもできる。その際
には、現像スリーブ1の現像剤離脱部16を形成する2
つの磁極がN極となっているので、現像剤回収部材15
の現像剤引き寄せ極をS極に、他の2つの磁極をN極に
すればよい。この2つのN極の間で反発する磁界が生
じ、この部分に対応する現像剤回収部材周面部分が現像
剤離脱部17となる。
【0039】図4は、図3における現像剤回収部材15
を変形させたものを用いた現像装置の概略構成図を示す
現像装置装置長手方向中央部の断面図である。図4にお
ける現像剤回収部材15には、中空円筒状の部材15a
の周囲に半径方向に延在する掻き取り羽根15cを複数
設けている。掻き取り羽根15cは、現像剤回収部材1
5の回転により現像スリーブ1との対向部にきたとき、
現像スリーブ1周面にその先端が接触するように形成さ
れている。この構成において、現像スリーブ1の現像剤
離脱部16の現像剤を掻き取り羽根15cで機械的に掻
き取り、現像剤をより確実に現像スリーブ1から離脱さ
せる。ここで、掻き取り羽根15cの材質は、適度の柔
軟性と弾性を有する材質のもので構成し、現像スリーブ
1表面を傷つけないものがよい。
【0040】上記のように現像剤回収部材15に掻き取
り羽根15cを設けた構成によれば、現像スリーブ1の
現像剤離脱部16において、半径方向の磁力を弱くする
だけでは現像スリーブ1上から離脱しないで現像スリー
ブ1上に残留する現像剤4も機械的に掻き取ることがで
きるので、現像剤4を確実に現像スリーブ1周面から離
脱させ、現像剤回収搬送スペース12に回収することが
できる。また、現像剤回収部材15の回転にともなって
掻き取り羽根15cが回転することにより、現像剤回収
部材15下方から現像剤回収搬送スペース12内を奧
側、即ち第2撹拌部材側に向かう流れができるよう、現
像剤回収部材15を配置すれば、現像剤回収搬送スペー
ス12内の現像剤4をより良好に第2撹拌部材に送り込
むことができる。
【0041】また、図2、図3又は図4に示すように、
回収された現像剤4が回収搬送スペース12内に溜まる
ことなく、第2撹拌部材9へと移動するように底の面が
傾斜している構造にしてもよい。これによれば、回収さ
れた現像剤4はその自重によって第2撹拌スペース7へ
と移動しやすくなり、すばやく第2撹拌部材9に取り込
まれる。このように上記底の面を傾斜させるのに代え、
あるいは、加え、回収搬送スペース12内に現像剤搬送
部材を設けてもよい。なお、図1に示すように、底の面
が水平の場合には、回収搬送スペース12内に溜まった
現像剤に対し、現像スリーブ1上の磁力が弱い部分14
より同スリーブ回転方向上流近傍で現像剤を押し込むよ
うな力を及ぼし、該回収搬送スペース12内の現像剤を
移動させる。
【0042】なお、以上の実施形態に係る現像装置で
は、第1撹拌スペース6内で現像スリーブ上での搬送方
向が上方になるように設定しているため、回収搬送スペ
ース12を第1撹拌スペース6の下方に設けたが、現像
スリーブ上での搬送方向が逆の装置においては、回収搬
送スペース12を第1撹拌スペース6の上方に形成する
ことができる。
【0043】また、上記現像装置は二成分現像剤を用い
るものであるが、本発明は一成分現像剤を用いるものに
も適用できる。
【0044】
【発明の効果】請求項1の現像装置によれば、現像剤混
合撹拌部に、現像剤担持体が設けられた第1の混合撹拌
部と、該第1の混合撹拌部との間で現像剤のやり取りが
可能な第2の混合撹拌部とを備えているので、現像剤の
混合撹拌を良好に行うことができる。また、現像剤担持
体と潜像担持体との対向部を通過して現像装置内に搬入
され、該現像剤担持体周面から取り除かれた現像剤は、
搬送部により第2の混合撹拌部に搬送されて該混合撹拌
部で撹拌された後に、第1の混合撹拌部に移動して現像
剤担持体に担持されるので、従来の現像装置と異なり、
現像剤担持体周面から取り除かれた直後に再び現像剤担
持体に担持されることがない。よって、十分に混合撹拌
した現像剤のみを現像剤担持体に担持して現像に用いる
ことができる。これにより、十分に混合撹拌した現像剤
のみを現像に用いることができるので、先行して行った
現像による現像剤ムラの影響による現像ムラ、弱帯電ト
ナーによる現像像の地汚れや連続したベタ画像の現像の
かすれ等の発生を防止することができる。
【0045】特に、請求項2の現像装置によれば、上記
第1の混合撹拌部と上記第2の混合撹拌部とを水平方向
に並べて設けているので、両混合撹拌部間での現像剤の
やり取りが容易であり、簡易な構成で混合撹拌効率を高
めることができる。また、上記搬送部が、上記第1の混
合撹拌部の下方又は上方に位置するので、該搬送部を第
1の混合撹拌部材の長手方向外側に位置させる場合と異
なり、装置の同長手方向の大型化を避けることができ
る。
【0046】請求項3の現像装置によれば、現像剤担持
体から離脱した現像剤を搬送部の入り口から自然に取り
込むことができるので、簡単な構成で該搬送部への現像
剤の取り込みを行うことができる。
【0047】請求項4の現像装置によれば、請求項3の
上記搬送部入り口の、現像剤担持体上での現像剤搬送経
路方向下流側端部で、掻き取る掻き取り部材により現像
剤担持体周面から現像剤を掻き取ることができるので、
上記磁力の弱い部分で落下しきれなかった現像剤も確実
に搬送部に回収することができる。
【0048】請求項5の現像装置によれば、現像剤搬送
部材から離脱した現像剤を現像剤回収部材で搬送部側に
回収することで、現像剤担持体と潜像担持体との対向部
を通過して現像装置内に搬入され、該現像剤担持体周面
から取り除かれた現像剤が現像剤担持体に現像剤を供給
する第1の混合撹拌部に直接供給されることをより確実
に防止するので、現像剤をより確実に第2の混合撹拌部
に搬送することができ、現像剤の混合撹拌を良好に行う
ことができる。また、現像剤担持体と潜像担持体との対
向部を通過して現像装置内に搬入され、該現像剤担持体
周面から取り除かれた現像剤が、現像剤担持体周面から
取り除かれた直後に再び現像剤担持体に担持されること
がないので、十分に混合撹拌した現像剤のみを現像剤担
持体に担持して現像に用いることができる。これによ
り、十分に混合撹拌した現像剤のみを現像に用いること
ができるので、先行して行った現像による現像剤ムラの
影響による現像ムラ、弱帯電トナーによる現像像の地汚
れや連続したベタ画像の現像のかすれ等の発生をより確
実に防止することができ、形成画像の高画質化を図るこ
とができる。
【0049】請求項6の現像装置によれば、現像剤担持
体の現像剤離脱部で離脱した現像剤を、現像剤回収部材
に磁力で確実に引き寄せて現像剤回収部材上に担持し、
現像剤回収部材の現像剤離脱部で確実に離脱させて第2
の混合撹拌部に送り込むので、現像剤担持体と潜像担持
体との対向部を通過して現像装置内に搬入され、該現像
剤担持体周面から取り除かれた現像剤を第2の撹拌混合
部に確実に送り込むことができる。従って、現像剤担持
体と潜像担持体との対向部を通過して現像装置内に搬入
され、該現像剤担持体周面から取り除かれた現像剤がそ
のまま現像剤担持体に供給されることをより確実に防止
でき、十分に混合撹拌した現像剤のみを現像に用いるこ
とができるので、先行して行った現像による現像剤ムラ
の影響による現像ムラ、弱帯電トナーによる現像像の地
汚れや連続したベタ画像の現像のかすれ等の発生をより
確実に防止することができ、現像像の高画質化が可能と
なる。
【0050】請求項7の現像装置によれば、現像剤担持
体と潜像担持体との対向部を通過して現像装置内に搬入
された現像剤担持体上の現像剤を掻き取り部材で現像剤
担持体上から掻き取り、確実に搬送部に回収するので、
現像剤を搬送部に回収する効率を上昇でき、現像剤担持
体から搬送部への現像剤の回収をよりスムーズに行うこ
とができる。
【0051】請求項8の現像装置によれば、上記第2の
混合撹拌部側にいくほど低くなっている、上記搬送部の
現像剤搬送スペースを形成する壁部材の該スペース内底
面上で、現像剤がスムーズに移動できるので、該現像剤
搬送スペース内での現像剤滞留を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は実施形態に係る現像装置の概略構成を
示す正面図。(b)は図1(a)中に示すX−X線によ
る断面図。(c)は同現像装置の現像スリーブ周面の現
像スリーブ半径方向における磁力分布の説明図。
【図2】変形例に係る現像装置の概略構成を示す正面
図。
【図3】第2の実施形態にかかる現像装置の長手方向中
央部の断面図。
【図4】現像剤回収部材の変形例を示した現像装置の長
手方向中央部の断面図。
【図5】(a)は、従来例に係る現像装置の概略構成を
示す正面図。(b)は、同従来例にかかる現像装置の長
手方向中央部の断面図。
【符号の説明】
1 現像スリーブ 2 感光体ドラム 3 磁気ロール 4 現像剤 5 現像剤規制部材 6 第1撹拌スペース 7 第2撹拌スペース 8 第1撹拌部材 9 第2撹拌部材 10 仕切板 11 底板 12 現像剤回収搬送スペース 12a 現像剤回収搬送スペースの入り口 13 現像剤掻き取り部材 14 磁力の弱い部分 15 現像剤回収部材 15a 中空円筒状の部材 15b 磁気ロール 15c 掻き取り羽根 16、17 現像剤離脱部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潜像が形成されている潜像担持体との対向
    部に、現像剤を担持して搬送する現像剤担持体と、現像
    剤担持体に供給する現像剤を混合撹拌する現像剤混合撹
    拌部とを有し、上記対向部を通過して現像装置内に搬入
    されてきた現像剤担持体上の現像剤を該現像剤担持体周
    面から取り除くとともに、現像剤が取り除かれた現像剤
    担持体周面に上記現像剤混合撹拌部で混合撹拌された現
    像剤を担持させなが現像を行う現像装置において、該現
    像剤混合撹拌部を、現像剤担持体が設けられた第1の混
    合撹拌部と、該第1の混合撹拌部との間で現像剤のやり
    取りが可能な第2の混合撹拌部と、上記対向部を通過し
    て現像装置内に搬入され、該現像剤担持体周面から取り
    除かれた現像剤を該第2の混合撹拌部に搬送する搬送部
    とで形成したことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】請求項1の現像装置において、上記第1の
    混合撹拌部と上記第2の混合撹拌部とを水平方向に並べ
    て設けるとともに、上記対向部を通過して現像装置内に
    搬入され該現像剤担持体周面から取り除かれた現像剤を
    取り込み、該第1の混合撹拌部の下方又は上方を通して
    該第2の混合撹拌部に至らしめるように上記搬送部を形
    成したことを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】磁力を用いて現像担持体上に現像剤を担持
    する請求項1の現像装置において、現像剤担持体上での
    現像剤搬送経路上の所定箇所に、現像剤が上記現像剤担
    持体から離脱し得る程度に現像剤担持体周面の法線方向
    における磁力を弱くした現像剤離脱部を形成し、該現像
    剤離脱部から離脱した現像剤を自然に取り込み得る位置
    に上記搬送部の入り口を設定したことを特徴とする現像
    装置。
  4. 【請求項4】請求項3の現像装置において、上記搬送部
    入り口の、現像剤担持体上での現像剤搬送経路方向下流
    側端部に、現像剤担持体周面から現像剤を掻き取る掻き
    取り部材を設けたことを特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2又は3の現像装置において、
    上記搬送部の入り口近傍に、上記現像剤担持体から取り
    除かれた現像剤を上記搬送部内部に回収する現像剤回収
    部材を設けたことを特徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】請求項3の現像装置において、上記搬送部
    の入り口近傍に、上記現像剤担持体から離脱した現像剤
    を上記搬送部内部に回収する現像剤回収部材を設け、該
    現像剤回収部材を、内部に複数の固定磁石を有しかつ周
    面が回転駆動される固定磁石内蔵回収部材で構成し、上
    記現像剤回収部材に、上記現像剤担持体の上記現像剤離
    脱部に対向する位置に現像剤を磁力で引き寄せる現像剤
    引き寄せ極と、上記搬送部における現像剤搬送方向下流
    側に対向する位置に現像剤回収部材周面の法線方向にお
    ける磁力を弱くすることにより現像剤を離脱させうる現
    像剤離脱部とを形成しうるよう上記固定磁石の磁極を配
    置したことを特徴とする現像装置。
  7. 【請求項7】請求項5の現像装置において、上記現像剤
    回収部材に、上記現像剤担持体上に担持された現像剤を
    機械的に掻き取る掻き取り部材を設けたことを特徴とす
    る現像装置。
  8. 【請求項8】請求項1の現像装置において、上記搬送部
    の現像剤搬送スペースを形成する壁部材の該スペース内
    底面が、上記第2の混合撹拌部側にいくほど低くなるよ
    うにしたことを特徴とする現像装置。
JP8354073A 1996-10-16 1996-12-17 現像装置 Withdrawn JPH10177301A (ja)

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JP8354073A JPH10177301A (ja) 1996-10-16 1996-12-17 現像装置

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JP8-295664 1996-10-16
JP29566496 1996-10-16
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008015253A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Fuji Xerox Co Ltd 現像器および画像形成装置
JP2008170928A (ja) * 2006-12-13 2008-07-24 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US8010020B2 (en) 2007-03-29 2011-08-30 Ricoh Company, Ltd. Developing device and image forming apparatus equipped with the same

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JP2008170928A (ja) * 2006-12-13 2008-07-24 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
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