JPH10174741A - パチンコ遊技機制御装置 - Google Patents

パチンコ遊技機制御装置

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JPH10174741A
JPH10174741A JP33865396A JP33865396A JPH10174741A JP H10174741 A JPH10174741 A JP H10174741A JP 33865396 A JP33865396 A JP 33865396A JP 33865396 A JP33865396 A JP 33865396A JP H10174741 A JPH10174741 A JP H10174741A
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pachinko
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JP33865396A
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English (en)
Inventor
Masahiro Takeuchi
正博 竹内
Yoshio Wakana
芳生 若菜
Makoto Tayui
誠 田結
Hidekatsu Takeuchi
英勝 竹内
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Takeya Co Ltd
Original Assignee
Takeya Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者がいないときにはパチンコ遊技機の電
気装置への通電を停止または抑制して、電力の浪費を防
止するパチンコ遊技機制御装置を提供すること。 【解決手段】 パチンコ遊技機は超音波センサ等によっ
て正面に遊技者がいるか否かを検出しており、遊技者が
いない場合は空席信号を出力する。ホール管理コンピュ
ータでは、この空席信号を読み込み(S21)、空席の
場合は(S23:YES)、省電力モードの設定に応じ
て電源を停止すべき電気装置(電飾装置,発射装置等)
を決定し(S35,37)、電源停止信号を出力する
(S39)。すると、パチンコ遊技機は上記電気装置の
電源を停止して、節電を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気装置を備えた
パチンコ遊技機を制御するパチンコ遊技機制御装置に関
し、詳しくは、その電気装置の電源を制御する装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年のパチンコ遊技機では、多数の電気
装置を備えたものが提案されている。例えば、遊技域に
向けてパチンコ玉(以下、このパチンコ玉を発射玉とも
いう)を発射する発射装置、発射玉が入賞口に入賞した
とき遊技者にパチンコ玉(以下、このパチンコ玉を景品
玉ともいう)を払い出す賞球モータ、遊技盤の周囲を飾
る電飾装置、等の電気装置を備えたものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種のパ
チンコ遊技機では、遊技者の有無に関わらず電気装置の
電源がONに保持されている。このため、パチンコホー
ル等では、遊技者が少ないときや遊技者が食事等に出か
けているときにも、全てのパチンコ遊技機の電気装置に
通電がなされ、無駄な電気代を出費していた。そこで、
本発明は、遊技者がいないときにはパチンコ遊技機の電
気装置への通電を停止または抑制して、電力の浪費を防
止するパチンコ遊技機制御装置を提供することを目的と
してなされた。
【0004】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記目
的を達するためになされた請求項1記載の発明は、図1
に例示するように、電気装置を備えたパチンコ遊技機を
制御するパチンコ遊技機制御装置であって、上記パチン
コ遊技機正面における遊技者の有無を判断する遊技者検
出手段と、該遊技者検出手段が、上記パチンコ遊技機の
正面に遊技者がいないと判断したとき、上記電気装置の
電源を遮断または低電圧化する電源節約手段と、を備え
たことを特徴としている。
【0005】このように構成された本発明では、遊技者
検出手段はパチンコ遊技機正面における遊技者の有無を
判断し、遊技者がいないと判断したとき、電源節約手段
が電気装置の電源を遮断または低電圧化する。このた
め、本発明では、パチンコ遊技機の正面に遊技者がいな
いときには、そのパチンコ遊技機の電気装置への通電を
確実に停止または抑制することができる。従って、パチ
ンコホール等における電力の浪費を良好に防止すること
ができる。
【0006】なお、本発明の電源節約手段は、パチンコ
遊技機の全ての電気装置に対してその電源を遮断または
低電圧化してもよく、一部の電気装置に対して電源を遮
断または低電圧化してもよい。但し、電飾装置等は、遊
技者の有無に関わらず通電期間中ほぼ同様の電力を消費
する。このため、この種の電気装置に対して電源を遮断
または低電圧化した場合、電力の浪費を一層良好に防止
することができる。一方、パチンコホール等では、本人
がいないにも関わらず発射装置を駆動状態にしておき、
一人で何台ものパチンコ遊技機を占有する不正な遊技者
がいる。そこで、発射装置,賞球モータ等のように遊技
の進行に直接関与する電気装置に対して電源節約手段が
電源を遮断する場合、遊技者の不正を良好に防止するこ
とができる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の構
成に加え、上記電源節約手段が、メインコンピュータの
電源は遮断も低電圧化もせず、他の電気装置に対して電
源を遮断または低電圧化することを特徴としている。近
年のパチンコ遊技機では、各種電気装置をコンピュータ
によって制御し、遊技の進行状態に応じて駆動すること
が行われている。一方、遊技者が遊技の途中でトイレ等
のためにパチンコ遊技機を離れることはよくあることで
ある。このため、遊技者がパチンコ遊技機の正面にいな
くなったとき全ての電気装置の電源を強制的に遮断して
しまうと、次のような課題が発生する。すなわち、遊技
者が遊技の途中でパチンコ遊技機を離れると、遊技者が
戻ったときには初めから遊技を再開しなければならな
い。
【0008】そこで、本発明の電源節約手段は、遊技の
進行等を司るメインコンピュータの電源は遮断も低電圧
化もせず、他の電気装置に対して電源を遮断または低電
圧化している。このため、遊技者が一旦パチンコ遊技機
から離れても、戻ったときには遊技の続きを行うことが
できる。なお、遊技の進行状態を所定の記憶領域に記憶
してからメインコンピュータの電源を遮断または低電圧
化しても同様の効果が生じるが、この場合、特別な記憶
領域や記憶処理が必要となる。このため、構成が複雑化
する。従って、本発明では、請求項1記載の発明の効果
に加えて、装置の構成を複雑化することなく、遊技者の
移動の自由を確保することができるといった効果が生じ
る。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の構成に加え、上記電気装置の内、上記電源節約手
段が電源を遮断または低電圧化すべき電気装置を選択的
に設定する設定手段を、更に備えたことを特徴としてい
る。このように構成された本発明では、設定手段により
電源節約手段が電源を遮断または低電圧化すべき電気装
置を選択的に設定することができる。すると電源節約手
段は、その設定された電気装置に対してのみ電源を遮断
または低電圧化する。このため、本発明では、請求項1
または2記載の発明の効果に加えて、遊技者がいないと
きに電源を遮断または低電圧化する電気装置を、必要に
応じて適宜設定することができるといった効果が生じ
る。例えば、パチンコホール等では、電飾装置等の電源
は遮断も低電圧化しないようにしてホールの賑やかさを
確保したり、賞球モータの電源のみを遮断して前述のよ
うな不正を行った遊技者が損をするように設定したりす
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図2は、本発明のパチンコ遊技機制御
装置が適用されたパチンコホールの構成を概略的に表す
ブロック図である。図2に示すように、本パチンコホー
ルには、多数のパチンコ遊技機2,2,…および玉貸し
機(図示せず)を並べて配設した遊技島4,4,…が複
数配置されている。また、各パチンコ遊技機2は、信号
用配線6を介してホール管理コンピュータ8と接続さ
れ、後述の各種信号を送受信している。
【0011】このホール管理コンピュータ8は、信号用
配線6からの信号を入力するための入力インタフェース
10と、入力インタフェース10によって入力された信
号に基づいて、各パチンコ遊技機2を管理するための種
々の演算を実行するCPU12と、CPU12が実行す
る処理のプログラム等を格納するROM14と、CPU
12が処理するデータを一時記憶するRAM16と、パ
チンコホールの管理者が種々の指令を入力するためのキ
ーボード,マウス等の入力装置18と、CPU12によ
って算出されたデータを表示する表示装置20と、これ
ら各部を接続するバス22と、を備えた周知のコンピュ
ータシステムとして構成されている。
【0012】ここで、本パチンコホールにおいては、複
数種類のパチンコ遊技機2が配設されているが、その中
の代表的な1機種について、図3,図4を用いて説明す
る。先ず、図3に示すように、このパチンコ遊技機2で
は、遊技盤24の表面に設けられた遊技域24aの中央
上部に、複数列の図柄を可変的に表示する可変表示装置
26が配設されており、その下方には発射玉を受け入れ
易い開き状態に変化可能な変動入賞装置28が配設され
ている。
【0013】可変表示装置26は、可変表示装置26と
変動入賞装置28との間に設けられた始動入賞口30a
および変動入賞装置28自身の左右に設けられた始動入
賞口30b,30cの何れかに発射玉が入賞した場合
に、種々の絵柄や番号が表示された3列の回転ドラムを
所定時間だけ回転させる特別図柄表示器26aと、特別
図柄表示器26aの回転ドラムが回転中に、更に始動入
賞口30a〜30cへ発射玉が入賞すると、その入賞回
数に応じた数(最大4個)だけ点灯する4個のLEDか
らなる始動記憶表示器26bと、を備えている。そし
て、特別図柄表示器26aの表示制御が一旦終了したと
きに(回転ドラムの回転が停止したときに)、始動記憶
表示器26bを形成するLEDが点灯していれば、その
点灯が1つ消されて、特別図柄表示器26aの表示変化
(回転ドラムの回転)が再度なされるようになってい
る。
【0014】一方、変動入賞装置28には、その中央上
部に、後述の役物ソレノイド55(図4)によって開閉
される大入賞口31が設けられている。そして、特別図
柄表示器26aの各回転ドラムが停止した際の図柄の組
み合せが特定の大当り態様の時に、この大入賞口31が
前方に開かれ、通常状態よりも入賞確率の高い特賞状態
となる。
【0015】また、パチンコ遊技機2は、一般入賞口と
して、可変表示装置26の上部に設けられた天入賞口3
2と、可変表示装置26および変動入賞装置28の左右
に設けられた袖入賞口34a,34bおよび36a,3
6bとを備え、更に、発射玉の転動誘導部材としての風
車38a〜38f、遊技域24aへ発射するパチンコ玉
を貯留すると共に入賞に応じた景品玉が排出される上部
受け皿40、入賞状態に応じた発音がなされるスピーカ
42、並びに、パチンコ玉を発射するために回動操作さ
れる発射ハンドル44を備えている。
【0016】次に、このパチンコ遊技機2に設けられた
制御系の構成を、図4のブロック図を用いて説明する。
図4に示すように、パチンコ遊技機2の制御系は、前述
の遊技盤24と、枠51と、メインコンピュータとして
の遊技機基板53とから構成されている。なお、遊技機
基板53は、パチンコ遊技機2における遊技の進行に応
じて各部の制御処理を実行するCPU53aと、CPU
53aが実行する処理のプログラム等を格納するROM
53bと、CPU53aが処理するデータを一時記憶す
るRAM53cと、を備えた周知のマイクロコンピュー
タである。
【0017】遊技盤24は、前述の可変表示装置26と
役物ソレノイド55(役物SOL:図面等では他のソレ
ノイドもSOLと略記する)とを備えている。可変表示
装置26には遊技機基板53からの駆動信号が直接入力
され、役物ソレノイド55は、中継基板57およびリレ
ー59を介して遊技機基板53と接続されている。
【0018】枠51は、24Vの交流電源が接続された
ターミナル基板61と、赤外線センサ,超音波センサ等
によって構成されパチンコ遊技機2の正面に遊技者がい
るか否かを検出する人間センサ63と、遊技盤24の周
囲を飾るランプやLEDからなる電飾装置65と、前述
のスピーカ42と、遊技盤24の扉の開放を検出する扉
開放スイッチ69(扉開放SW:図面等では他のスイッ
チもSWと略記する)と、球切れを検出する球切れスイ
ッチ71と、入賞口30〜36に入賞したパチンコ玉を
計数するためのセーフ玉ソレノイド73およびセーフ玉
スイッチ75と、パチンコ玉が入賞したとき景品玉を払
い出すための賞球モータ77,賞球ソレノイド79,お
よび賞球スイッチ81と、前述の発射ハンドル44の操
作に応じてパチンコ玉を発射する発射装置83と、を備
えている。
【0019】ターミナル基板61は、遊技機基板53,
人間センサ63,および次に述べる賞球制御基板85と
信号の送受信を行うと共に、遊技機基板53,電飾装置
65,および賞球制御基板85に駆動電力を供給してい
る。なお、ターミナル基板61から電飾装置65,賞球
制御基板85への給電経路には、それぞれリレー87,
89が設けられている。
【0020】賞球制御基板85はマイクロコンピュータ
を中心に構成されており、スピーカ42,扉開放スイッ
チ69,球切れスイッチ71,セーフ玉ソレノイド7
3,セーフ玉スイッチ75,および発射装置83と信号
の送受信を行うと共に、もう一つのターミナル基板91
を介して賞球スイッチ81の検出信号を受信している。
また、賞球制御基板85は、発射装置83へリレー93
を介して駆動電力を供給すると共に、賞球モータ77お
よび賞球ソレノイド79へターミナル基板91を介して
駆動電力を供給している。
【0021】また、遊技機基板53は、前述のリレー5
9,87,89,93のON/OFFを切り換えると共
に、外部情報端子99を介して信号用配線6(図2)に
接続され、ホール管理コンピュータ8と後述の信号を送
受信する。次に、遊技機基板53およびホール管理コン
ピュータ8にて実行される処理を、図5,図6に基づい
て説明する。なお、図5は遊技機基板53にて実行され
る処理の内、遊技者の検出に関わる人間検出処理を、図
6は、ホール管理コンピュータ8にて実行される処理の
内、遊技者がいないパチンコ遊技機2に対して節電を行
う節電制御処理を、それぞれ表すフローチャートであ
る。
【0022】また、これらの処理を開始するに先立っ
て、ホール管理コンピュータ8では、入力装置18から
の入力により以下の設定を行っておく。ROM14に
は、表1〜3に例示するテーブルが記憶されている。す
なわち、上記処理の開始に先立って、これらのテーブル
を用いて次のような選択を行う。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】表1のテーブルには、1,2,…のコード
ナンバーを付与した省電力モードに対応して、発射装置
83,スピーカ42,電飾装置65,役物ソレノイド5
5,または可変表示装置26の内、どの装置の電源を切
るかが記憶されている。なお、可変表示装置26は、回
転ドラム等の画像を変化させるための液晶板駆動用(す
なわち、液晶への電圧印加用)の電源と、その液晶板の
バックライトやLED等の光源用の電源とを選択的に切
断可能に設定されている。そこで、表1のテーブルで
は、各パチンコ遊技機2の省電力モードを選択する。
【0027】また、表2,表3に例示するテーブルで
は、設定時間Aおよび設定時間Bを選択しておく。この
設定時間A,Bは、次に説明する人間検出処理において
使用される。なお、表1〜3を用いた上記選択は、ホー
ル内の全てのパチンコ遊技機2に対して一律に行っても
よく、各パチンコ遊技機2毎に、或いは遊技島4毎に行
ってもよい。
【0028】遊技機基板53は、パチンコ遊技機2の主
電源が投入されると、図5の人間検出処理を所定時間毎
に繰り返し実行する。処理を開始すると、先ずS1(S
はステップを表す:以下同様)にて人間センサ63の検
出信号を入力し、続くS3では、その検出信号に基づき
パチンコ遊技機2の正面に人間がいるか否かを判断す
る。人間を検出した場合(S3:YES)はS5へ移行
し、在席フラグFがセットされているか否かを判断す
る。この在席フラグFは主電源投入時にリセットされる
フラグであり、最初は否定判断してS7へ移行する。
【0029】S7では、このステップへの移行が上記設
定時間Aの間継続しているか否かを判断する。設定時間
A継続していない場合(S7:NO)はS9,S11へ
移行し、ホール管理コンピュータ8に遊技者がいないこ
とを表す空席信号を出力すると共に(S9)、在席フラ
グFをリセットして(S11)一旦処理を終了する。続
いて、人間センサ63が人間を検出している間(S3:
YES)は上記所定時間毎にS1,5,7,9,11の
処理を繰り返し、この状態が上記設定時間A継続すると
(S7:YES)S13へ移行する。S13では、在席
フラグFをセットして一旦処理を終了する。すると、人
間センサ63が人間を検出している場合(S3:YE
S)次のS5で肯定判断し、そのまま一旦処理を終了す
る。
【0030】その後、人間センサ63が人間を検出して
いる間(S3,YES)S1,S3,S5の処理を繰り
返し、空席信号の出力(S9)もなされない。すなわ
ち、パチンコ遊技機2の正面に遊技者が座って(S3:
YES)上記設定時間Aが経過すると(S7:YE
S)、在席フラグFをセットすると共に(S13)空席
信号の出力(S9)を停止するのである。人間センサ6
3はパチンコ遊技機2の前を通過した人間を検出する可
能性もあるが、上記設定時間Aを適切に設定することに
より、遊技者の存在時にのみ空席信号を停止することが
できる。なお、表2に例示するように、設定時間Aは0
秒とすることもできる。
【0031】遊技者がパチンコ遊技機2を離れると、人
間センサ63が人間を検出しなくなり(S3:NO)S
15へ移行する。S15では、その状態が上記設定時間
B継続しているか否かを判断し、継続していない場合
(S15:NO)はそのまま一旦処理を終了する。こう
してS1,3,15の処理を繰り返す状態が上記設定時
間B継続すると、S15にて肯定判断して前述のS9,
S11へ移行し、空席信号を出力すると共に(S9)、
在席フラグFをリセットして(S11)一旦処理を終了
する。すなわち、遊技者がパチンコ遊技機2を離れて
(S3:NO)設定時間Bが経過すると(S15:YE
S)、空席信号を出力すると共に(S9)在席フラグF
をリセットするのである(S11)。
【0032】次に、ホール管理コンピュータ8は、上記
空席信号に基づき図6の節電制御処理を実行する。な
お、ホール管理コンピュータ8は、表1〜3を用いた上
記選択がなされると、この処理を各パチンコ遊技機2毎
に、所定時間毎に繰り返し実行する。
【0033】処理を開始すると、先ずS21にて空席信
号を読み込み、続くS23では、その読み込み結果に基
づいて制御対象のパチンコ遊技機2が空席であるか否か
を判断する。パチンコ遊技機2が空席信号を出力してお
らず空席でない場合は(S23:NO)S25へ移行
し、そのパチンコ遊技機2に電源供給信号を出力する。
するとパチンコ遊技機2の遊技機基板53は、全てのリ
レー59〜93をONにして各部への通電を許可すると
共に、可変表示装置26を通常通りに駆動する。
【0034】また、パチンコ遊技機2が空席信号を出力
している場合(S23:YES)はS35へ移行し、表
1を用いてそのパチンコ遊技機2に設定された省電力モ
ードを入力する。続くS37では、その省電力モードに
基づいて電源を停止させる部分を決定し、更に、続くS
39では、その部分の電源を停止させる電源停止信号を
パチンコ遊技機2に出力して一旦処理を停止する。する
と、パチンコ遊技機2の遊技機基板53は、電源停止信
号に反映された省電力モードに応じて各リレー59〜9
3および可変表示装置26を次のように制御する。
【0035】例えば、省電力モード1が設定されている
場合は、全てのリレー59〜93をOFFにして各部へ
の通電を禁止すると共に、可変表示装置26の一切の駆
動を中止する。また、省電力モード5が設定されている
場合は、リレー59および93をOFFにして役物ソレ
ノイド55および発射装置83への通電を禁止すると共
に、可変表示装置26のバックライトやLED(光源)
は通常通り駆動するもののその液晶板の駆動は中止す
る。なお、表1においてスピーカ42を「切」にする省
電力モード1では、リレー89をOFFにする。従っ
て、この場合、スピーカ42の他、セーフ玉ソレノイド
73,賞球モータ77,賞球ソレノイド79,および発
射装置83への通電も禁止される。
【0036】以上説明したように、本パチンコホールで
は、パチンコ遊技機2の正面に遊技者がいないときに
は、そのパチンコ遊技機2の電気装置(発射装置83
等)の電源を遮断して、通電を確実に停止することがで
きる。このため、電力の浪費を良好に防止することがで
きる。また、パチンコ遊技機2では、ターミナル基板6
1と遊技機基板53との間にはリレーを設けておらず、
遊技機基板53へは常時通電がなされる。このため、遊
技者がトイレ等のためにパチンコ遊技機2から一旦離れ
ても、遊技機基板53は遊技の進行状態を記憶してお
り、遊技者が戻ったときには遊技の続きを行うことがで
きる。
【0037】更に、本パチンコホールでは、省電力モー
ドの設定に応じてリレー59〜93等を制御しているの
で、遊技者がいないときに電源を遮断する電気装置を、
必要に応じて適宜設定することができる。例えば、省電
力モード4,5に例示するように、電飾装置65の電源
は遮断せずホールの賑やかさを確保したり、省電力モー
ド1に例示するように全ての電源を遮断して電力の浪費
を一層良好に防止したりすることができる。なお、電飾
装置65は遊技者の有無に関わらず通電期間中ほぼ同様
の電力を消費する。このため、この種の電気装置に対し
て電源を遮断した場合、電力の浪費をきわめて良好に防
止することができる。また、表1の各省電力モードでは
発射装置83の電源を遮断しているので、一人の遊技者
が何台ものパチンコ遊技機2を占有する不正を良好に防
止することができる。
【0038】また更に、各省電力モードは、パチンコ遊
技機2毎または遊技島4毎に行えるので、人目に付き易
いところでは賑やかさの確保を、人目に付き難いところ
では不正の防止を、それぞれ重視した設定とすることも
できる。なお、上記実施の形態において、人間センサ6
3および遊技機基板53における図5の処理が遊技者検
出手段に、リレー59〜93およびホール管理コンピュ
ータ8におけるS39の処理が電源節約手段に、表1の
テーブルを用いてホール管理コンピュータ8で実行され
る省電力モードの設定処理が設定手段に、それぞれ相当
する。
【0039】また、本発明は、上記実施の形態になんら
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々の形態で実施することができる。例えば、ホー
ル管理コンピュータ8が空席信号を受信したときには、
そのパチンコ遊技機2の遊技機基板53を含む全ての電
気装置の電源を遮断してもよい。この場合、遊技機基板
53における処理の進行状態(すなわち、遊技の進行状
態)を所定の不揮発性メモリに記憶した後、遊技機基板
53の電源を遮断し、遊技機基板53に通電が再開され
たときにはその不揮発性メモリの記憶データを読み出す
ようにするのが望ましい。こうすれば、上記実施の形態
と同様に、遊技者が戻ったときには遊技の続きを行うこ
とができる。但し、この場合、一層良好に電力の浪費が
防止できる反面、特別な記憶領域や記憶処理が必要とな
り構成が複雑化する。
【0040】更に、人間センサ63は遊技機基板53に
直接接続してもよく、全ての処理をホール管理コンピュ
ータ8を介せずに遊技機基板53のみで実行してもよ
い。また更に、各部の電源を遮断する手段としては、リ
レーの他、トランジスタ,サイリスタ,ダイオード等、
種々の手段を適用することができる。
【0041】また、省電力モードの態様としては表1に
例示したのもの他にも種々考えられる。例えば、賞球モ
ータ77および賞球ソレノイド79の電源のみを遮断し
て、他の電気装置の電源は遮断しなくてもよい。この場
合、遊技者がいなければパチンコ玉が消費される一方と
なり、前述のような不正を行った遊技者に損をさせるこ
とができる。従って、一層良好に不正が防止できる。ま
た、電飾装置65の電源は完全に遮断せず、低電圧化し
てもよい。この場合、ある程度の賑やかさを確保しつつ
節電を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を例示するブロック図である。
【図2】本発明が適用されたパチンコホールの構成を概
略的に表すブロック図である。
【図3】そのパチンコホールに設けられたパチンコ遊技
機の構成を表す正面図である。
【図4】そのパチンコ遊技機の制御系の構成を表すブロ
ック図である。
【図5】そのパチンコ遊技機における人間検出処理を表
すフローチャートである。
【図6】上記パチンコホールにおける節電制御処理を表
すフローチャートである。
【符号の説明】
2…パチンコ遊技機 8…ホール管理コンピュータ
18…入力装置 26…可変表示装置 42…スピーカ
53…遊技機基板 55…役物ソレノイド 59,87,89,93…リ
レー 61,91…ターミナル基板 63…人間センサ
65…電飾装置 83…発射装置 85…賞球制御基板
99…外部情報端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気装置を備えたパチンコ遊技機を制御
    するパチンコ遊技機制御装置であって、 上記パチンコ遊技機正面における遊技者の有無を判断す
    る遊技者検出手段と、 該遊技者検出手段が、上記パチンコ遊技機の正面に遊技
    者がいないと判断したとき、上記電気装置の電源を遮断
    または低電圧化する電源節約手段と、 を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機制御装置。
  2. 【請求項2】 上記電源節約手段が、メインコンピュー
    タの電源は遮断も低電圧化もせず、他の電気装置に対し
    て電源を遮断または低電圧化することを特徴とする請求
    項1記載のパチンコ遊技機制御装置。
  3. 【請求項3】 上記電気装置の内、上記電源節約手段が
    電源を遮断または低電圧化すべき電気装置を選択的に設
    定する設定手段を、更に備えたことを特徴とする請求項
    1または2記載のパチンコ遊技機制御装置。
JP33865396A 1996-12-18 1996-12-18 パチンコ遊技機制御装置 Pending JPH10174741A (ja)

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